JPS63119985A - 鉄骨仕口部の溶接工法 - Google Patents
鉄骨仕口部の溶接工法Info
- Publication number
- JPS63119985A JPS63119985A JP26635086A JP26635086A JPS63119985A JP S63119985 A JPS63119985 A JP S63119985A JP 26635086 A JP26635086 A JP 26635086A JP 26635086 A JP26635086 A JP 26635086A JP S63119985 A JPS63119985 A JP S63119985A
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- JP
- Japan
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- welding
- groove
- diaphragm
- pipe material
- joint part
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- Granted
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Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鉄骨コラム柱の仕口部溶接工法の改良に関す
るものである。
るものである。
(従来技術とその問題点)
鉄骨コラム柱に鉄骨梁を接合するにあたっては、仕口部
として、第12図および第13図に示すように、パラレ
ル又はテーパー管等のパイプ材(3)又は(3)゛ の
両端にダイヤフラム(2)、(2)を溶接した部材(ジ
ヨイントパーツ)を用い、その側方から持ち出し梁(5
)・・を突き合わせ溶接する一方、上下方向からはダイ
ヤフラム(2)、(2)に対してコラム柱材(1)の端
部を突き合わせ溶接して組立てられる。かかる仕口部に
用いられるジヨイントパーツは、角パイプ(3)の先端
をし開先加工するとともに、フラットバーを折り曲げ加
工してなる二分割又は四分割した裏当金(4)(第7図
参照)を、第8図および第9図に示すように、角パイプ
の端部内側に、ダイヤフラム(2)との寸法調節を行い
つつ、仮付は溶接し、ダイヤフラム(2)に当接させ、
第10図に示すように、下向姿勢で多層溶接するように
して製造される(第11図参照)が、裏当金の折り曲げ
加工は簡易工具やプレスで行うので、角パイプのR部の
精度が不均一であるため、取付けに際しては、R部の裏
当金をガス加熱する等して密着するようにしているのが
通常である。このため、溶接欠陥を生ずる原因となって
いる。具体的には、角パイプルート面の溶は残し、溶は
落ち及びダイヤフラム測の熔は込み不足等が起こる。
として、第12図および第13図に示すように、パラレ
ル又はテーパー管等のパイプ材(3)又は(3)゛ の
両端にダイヤフラム(2)、(2)を溶接した部材(ジ
ヨイントパーツ)を用い、その側方から持ち出し梁(5
)・・を突き合わせ溶接する一方、上下方向からはダイ
ヤフラム(2)、(2)に対してコラム柱材(1)の端
部を突き合わせ溶接して組立てられる。かかる仕口部に
用いられるジヨイントパーツは、角パイプ(3)の先端
をし開先加工するとともに、フラットバーを折り曲げ加
工してなる二分割又は四分割した裏当金(4)(第7図
参照)を、第8図および第9図に示すように、角パイプ
の端部内側に、ダイヤフラム(2)との寸法調節を行い
つつ、仮付は溶接し、ダイヤフラム(2)に当接させ、
第10図に示すように、下向姿勢で多層溶接するように
して製造される(第11図参照)が、裏当金の折り曲げ
加工は簡易工具やプレスで行うので、角パイプのR部の
精度が不均一であるため、取付けに際しては、R部の裏
当金をガス加熱する等して密着するようにしているのが
通常である。このため、溶接欠陥を生ずる原因となって
いる。具体的には、角パイプルート面の溶は残し、溶は
落ち及びダイヤフラム測の熔は込み不足等が起こる。
したがって、裏波のでる完全な初層溶接を可能とする溶
接工法の提供が望まれる。
接工法の提供が望まれる。
(発明の課B)
そこで、本発明はかかる溶接欠陥の原因となる裏当金を
用いないで、裏波のでる完全な初層溶接を可能とする鉄
骨仕口部の溶接工法を提供することを課題とする。
用いないで、裏波のでる完全な初層溶接を可能とする鉄
骨仕口部の溶接工法を提供することを課題とする。
(課題解決のための手段)
本発明は、鉄骨仕口部を溶接により接合するにあたって
は、裏当金の果たしている役割をフラックスバンキング
と開先形状の組み合わせにより代替することができるこ
とに着目して完成したもので、その要旨とするところは
、 「パイプ材の両端にダイヤフラムを溶接接合するにあた
り、 パイプ材のダイヤフラムとの溶接開先をJ開先とし、パ
イプ材内部に充填したフラックスによりパッキングして
横向姿勢にて初層溶接する」鉄骨仕口部の溶接工法にあ
る。
は、裏当金の果たしている役割をフラックスバンキング
と開先形状の組み合わせにより代替することができるこ
とに着目して完成したもので、その要旨とするところは
、 「パイプ材の両端にダイヤフラムを溶接接合するにあた
り、 パイプ材のダイヤフラムとの溶接開先をJ開先とし、パ
イプ材内部に充填したフラックスによりパッキングして
横向姿勢にて初層溶接する」鉄骨仕口部の溶接工法にあ
る。
即ち、裏当金の役割として、
■角パイプとダイアフラムとの組立
■高さ寸法の関節
■開先形状の確保
■溶着金属の漏れ止め
を挙げることができるが、本発明によれば、パイプ材の
溶接部にJ開先を施すことにより、角パイプをダイアフ
ラムに対して直接メタルタッチ(どんつけ)で組み立て
ることにより開先を確保しつつ、高さ調節を行うことな
く角パイプとダイアフラムとの組立が完了させる一方、
溶着金属のもれどめを角パイプ内のフラックス封入によ
るパッキングにより達成するので、裏当金が不用となる
。
溶接部にJ開先を施すことにより、角パイプをダイアフ
ラムに対して直接メタルタッチ(どんつけ)で組み立て
ることにより開先を確保しつつ、高さ調節を行うことな
く角パイプとダイアフラムとの組立が完了させる一方、
溶着金属のもれどめを角パイプ内のフラックス封入によ
るパッキングにより達成するので、裏当金が不用となる
。
尚、上記J開先の角度θは溶接時の熱容量バランス、溶
着金属の拘束および希釈条件を勘案して決定されるが、
本発明において、J開先とは一般的J開先は勿論、J開
先と同等の機能を果たすU開先をも含むものである。
着金属の拘束および希釈条件を勘案して決定されるが、
本発明において、J開先とは一般的J開先は勿論、J開
先と同等の機能を果たすU開先をも含むものである。
また、本発明において使用するフラックスとしては一般
に使用されている裏波溶接用パッキングフラックスを使
用してよい。
に使用されている裏波溶接用パッキングフラックスを使
用してよい。
本発明において、溶接姿勢は初層溶接が完了するまでは
横向姿勢にて溶接する必要があるが、その後は下向姿勢
にて溶接することができる。尚、溶接方法は自動溶接を
採用するのが好ましい。
横向姿勢にて溶接する必要があるが、その後は下向姿勢
にて溶接することができる。尚、溶接方法は自動溶接を
採用するのが好ましい。
(実施例)
第1図は組立仮付は工程の状態を示す正面図、第2図は
その開先部の拡大図、第3図は本発明方法の初層溶接工
程の状態を示す正面図、第4図はその開先部の拡大図、
第5図は多層溶接工程の状態を示す正面図、第61i!
Jはその開先部の拡大図である。
その開先部の拡大図、第3図は本発明方法の初層溶接工
程の状態を示す正面図、第4図はその開先部の拡大図、
第5図は多層溶接工程の状態を示す正面図、第61i!
Jはその開先部の拡大図である。
図面において、30は角パイプで、その両端にコラム柱
(1)の端部と接合するダイヤフラム(2)を溶接接合
する。本発明においては、第2図に示すようにパイプ材
30のダイヤフラム(2)との溶接開先31をJ開先加
工し、第1図に示すように、組立仮付けを行う。次いで
、仮組したジヨイントパーツを溶接台Fにパイプ材30
が起立するように載置し、パイプ材内部にダイヤフラム
(2)の孔21からフラックスFを充填し、フラックス
によりバンキングする(第4図参照)、ついで、第3図
に示すように、横向姿勢にて自動溶接すると、裏波ので
る初層溶接が完了する。
(1)の端部と接合するダイヤフラム(2)を溶接接合
する。本発明においては、第2図に示すようにパイプ材
30のダイヤフラム(2)との溶接開先31をJ開先加
工し、第1図に示すように、組立仮付けを行う。次いで
、仮組したジヨイントパーツを溶接台Fにパイプ材30
が起立するように載置し、パイプ材内部にダイヤフラム
(2)の孔21からフラックスFを充填し、フラックス
によりバンキングする(第4図参照)、ついで、第3図
に示すように、横向姿勢にて自動溶接すると、裏波ので
る初層溶接が完了する。
そこで、第5図に示すように、初層溶接したジヨイント
パーツを下向姿勢にて自動溶接すると、第6図に示す多
層溶接が完了する。
パーツを下向姿勢にて自動溶接すると、第6図に示す多
層溶接が完了する。
(発明の作用効果)
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、パイプ
材を継部材として用い、その両端にコラム柱の端部と接
合するダイヤフラムを溶接して鉄骨仕口部を形成するに
あたり、 パイプ材のダイヤフラムとの溶接開先をJ開先とし、パ
イプ材内部に充填したフラックスによりバフキングする
ので、曲げ加工、寸法調節、取り付は等を要する裏当金
を必要とせず、鉄骨仕口部の溶接作業が簡単になるので
作業性が向上する。
材を継部材として用い、その両端にコラム柱の端部と接
合するダイヤフラムを溶接して鉄骨仕口部を形成するに
あたり、 パイプ材のダイヤフラムとの溶接開先をJ開先とし、パ
イプ材内部に充填したフラックスによりバフキングする
ので、曲げ加工、寸法調節、取り付は等を要する裏当金
を必要とせず、鉄骨仕口部の溶接作業が簡単になるので
作業性が向上する。
また、当金不良による溶接欠陥が生じないので、ジヨイ
ントパーツの歩留まりを著しく向上させる利点がある。
ントパーツの歩留まりを著しく向上させる利点がある。
第1図は組立仮付は工程の状態を示す正面図、第2図は
その開先部の拡大図、第3図は本発明方法の初層溶接工
程の状態を示す正面図、第4図はその開先部の拡大図、
第5図は多層溶接工程の状態を示す正面図、第6図はそ
の開先部の拡大図、第7図は従来の溶接工法に使用する
裏当金例を示す平面図、第8図は角パイプに裏当金を仮
付けした状態を示す側面図、第9図はその開先部の拡大
図、第10図は従来の溶接工法の説明図、第11図は従
来の多jftf4接状態を示す開先部断面図、第12図
および第13図は鉄骨仕口部の接合状態を示す斜視図で
ある。
その開先部の拡大図、第3図は本発明方法の初層溶接工
程の状態を示す正面図、第4図はその開先部の拡大図、
第5図は多層溶接工程の状態を示す正面図、第6図はそ
の開先部の拡大図、第7図は従来の溶接工法に使用する
裏当金例を示す平面図、第8図は角パイプに裏当金を仮
付けした状態を示す側面図、第9図はその開先部の拡大
図、第10図は従来の溶接工法の説明図、第11図は従
来の多jftf4接状態を示す開先部断面図、第12図
および第13図は鉄骨仕口部の接合状態を示す斜視図で
ある。
Claims (1)
- (1)パイプ材を継部材とし、その両端にコラム柱の端
部を接合するダイヤフラムを溶接接合するにあたり、 パイプ材のダイヤフラムとの溶接開先をJ開先とし、パ
イプ材内部に充填したフラックスによりパッキングして
横向姿勢にて初層溶接することを特徴とする鉄骨仕口部
の溶接工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26635086A JPS63119985A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 鉄骨仕口部の溶接工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26635086A JPS63119985A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 鉄骨仕口部の溶接工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119985A true JPS63119985A (ja) | 1988-05-24 |
JPH0254186B2 JPH0254186B2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=17429716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26635086A Granted JPS63119985A (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | 鉄骨仕口部の溶接工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63119985A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06155019A (ja) * | 1992-11-21 | 1994-06-03 | Ota Tetsuken Kogyo:Yugen | 鉄骨建造物におけるコラム柱 |
CN103801802A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-21 | 长春轨道客车股份有限公司 | 一种无间隙全熔透接头结构和焊接工艺方法 |
CN104708172A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-06-17 | 山西平阳重工机械有限责任公司 | 振动筛箱形梁角接接头单面j形坡口全熔透焊接方法 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP26635086A patent/JPS63119985A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06155019A (ja) * | 1992-11-21 | 1994-06-03 | Ota Tetsuken Kogyo:Yugen | 鉄骨建造物におけるコラム柱 |
CN103801802A (zh) * | 2014-01-21 | 2014-05-21 | 长春轨道客车股份有限公司 | 一种无间隙全熔透接头结构和焊接工艺方法 |
CN104708172A (zh) * | 2015-02-13 | 2015-06-17 | 山西平阳重工机械有限责任公司 | 振动筛箱形梁角接接头单面j形坡口全熔透焊接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0254186B2 (ja) | 1990-11-20 |
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