JPS63207363A - 食用粉末繊維 - Google Patents
食用粉末繊維Info
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- JPS63207363A JPS63207363A JP62035762A JP3576287A JPS63207363A JP S63207363 A JPS63207363 A JP S63207363A JP 62035762 A JP62035762 A JP 62035762A JP 3576287 A JP3576287 A JP 3576287A JP S63207363 A JPS63207363 A JP S63207363A
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Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、砂糖きびの糖汁の搾り粕であるバガスを粉末
加工した粉末バガスに関する。
加工した粉末バガスに関する。
従来の技術
砂糖きびを圧搾して砂糖を製造するに際して。
砂糖きびの糖汁を搾った残り粕即ちバガスが大量に発生
する。
する。
従来、該バガスは製糖工場で燃料として使用され、殆ど
他の用途には利用されていない。
他の用途には利用されていない。
発明が解決しようとする問題点
砂糖きび圧搾機で砂糖きびから完全に糖汁を圧搾するこ
とは困難であり、通常製糖工場から生じる生バガスには
２〜３％の糖分が残留しており、また生物の発育に必要
なその他の成分も多く含まれている。さらに、砂糖きび
の表面に付着しているワックスは血中のコレステロール
値を低下させる効果があり、また糖尿病ラットに１０％
バガスを給与したら正常に成長したことが輻告されてい
る。このような事実からバガスは、家畜用飼料、健康食
品、有機肥料として非常に有効な副産物となりうるもの
と考えられる。
とは困難であり、通常製糖工場から生じる生バガスには
２〜３％の糖分が残留しており、また生物の発育に必要
なその他の成分も多く含まれている。さらに、砂糖きび
の表面に付着しているワックスは血中のコレステロール
値を低下させる効果があり、また糖尿病ラットに１０％
バガスを給与したら正常に成長したことが輻告されてい
る。このような事実からバガスは、家畜用飼料、健康食
品、有機肥料として非常に有効な副産物となりうるもの
と考えられる。
然しなから、バガスは次表に示す様に高繊維質であり、
リグニンが多く含まれているので、そのバガスの分析値 まの状態では人間が消化することは不可能であり、食品
に共することは出来ない、また、飼料としてそのまま家
畜に与えた場合、繊維が胃壁に突き刺さり、長期間給与
すると胃腸障害を起してしまうので、飼料としても有効
に利用することは出来ない、近時バガスに菌株を植え酵
素によりをバガスの分解を促進して、家畜用飼料として
利用しようとすることが一部試みられているが、大量の
バガスの有効利用としては未だ十分満足のいくものでな
く、コスト的にも高くなる等の問題がある。さらに、有
機肥料として使用しても腐食分解するのにかなりの長期
間を要し、そのままの状態では肥料として実用上利用す
ることは出来ない。以上のような理由により、バガスは
、有効な副産物とされながらも、１１糖工場で燃料とし
て燃やしているのがほとんどであり、その有効利用が求
められている。また、バガスから更に糖汁を搾ることが
できるならば、砂糖生産の歩留りをさらに向上させるこ
とができる。
リグニンが多く含まれているので、そのバガスの分析値 まの状態では人間が消化することは不可能であり、食品
に共することは出来ない、また、飼料としてそのまま家
畜に与えた場合、繊維が胃壁に突き刺さり、長期間給与
すると胃腸障害を起してしまうので、飼料としても有効
に利用することは出来ない、近時バガスに菌株を植え酵
素によりをバガスの分解を促進して、家畜用飼料として
利用しようとすることが一部試みられているが、大量の
バガスの有効利用としては未だ十分満足のいくものでな
く、コスト的にも高くなる等の問題がある。さらに、有
機肥料として使用しても腐食分解するのにかなりの長期
間を要し、そのままの状態では肥料として実用上利用す
ることは出来ない。以上のような理由により、バガスは
、有効な副産物とされながらも、１１糖工場で燃料とし
て燃やしているのがほとんどであり、その有効利用が求
められている。また、バガスから更に糖汁を搾ることが
できるならば、砂糖生産の歩留りをさらに向上させるこ
とができる。
本発明は、上記実状に鑑み創案されたものであって、バ
ガスからより有効に糖汁を搾る事ができ、飼料、食用、
肥料等として、多用途に利用することができるようなバ
ガスの加工方法を提供することを目的とするものである
。
ガスからより有効に糖汁を搾る事ができ、飼料、食用、
肥料等として、多用途に利用することができるようなバ
ガスの加工方法を提供することを目的とするものである
。
問題点を解決するための手段
本発明は、バガスを３Ｉ以下の粉末加工することによっ
て、粗繊維及びリグニンを微細化して、上記問題点を解
決したちのせある。
て、粗繊維及びリグニンを微細化して、上記問題点を解
決したちのせある。
作用
上記のようにバガスを微粉末にすることによって、粗繊
維及びリグニンが多く含まれていることによるその分解
性、消化性の困難さの障害を除去することが出来、バガ
スを食用、飼料、肥料として有効に利用することを可能
ならしめる。特に。
維及びリグニンが多く含まれていることによるその分解
性、消化性の困難さの障害を除去することが出来、バガ
スを食用、飼料、肥料として有効に利用することを可能
ならしめる。特に。
微粉末化することによって、バガスの高繊維性を有効に
活かした高品質の食用繊維としての利用が可能になり、
高脂肪低繊維食が多い現代の食生活に不足気味である繊
維分を補うが出来る食用繊維が安価に且つ大量に得られ
る。
活かした高品質の食用繊維としての利用が可能になり、
高脂肪低繊維食が多い現代の食生活に不足気味である繊
維分を補うが出来る食用繊維が安価に且つ大量に得られ
る。
実施例
本発明では、バガスを粉砕機で粉砕し、粗さ３Ｉ以下の
粉末を得た。このようにして得られた粉末バガスは１例
えば次のような用途に利用することができる。
粉末を得た。このようにして得られた粉末バガスは１例
えば次のような用途に利用することができる。
利用例１
生バガスを粗さ３Ｉａｌｌに粉砕し、該粉末バガスに熱
水を加えて搾ったら、さらに糖汁を回収することができ
た。このようにして、生バガスから更に糖汁を回収する
ことができ、砂糖生産の歩留りを向上させることができ
る。
水を加えて搾ったら、さらに糖汁を回収することができ
た。このようにして、生バガスから更に糖汁を回収する
ことができ、砂糖生産の歩留りを向上させることができ
る。
利用例２
バガスを高圧釜で炊き、その後乾燥させてから粉砕して
粉末バガスを得、該粉末バガスを袋に密封包装して１袋
詰めの食用バガスを得た。なお、食用とする場合の粉末
バガスの粗さは２−以下の微細粉末が望ましい、該食用
バガスは、食用繊維として単独又は他の食品と混ぜて食
することによって、有効な健康食品となる。
粉末バガスを得、該粉末バガスを袋に密封包装して１袋
詰めの食用バガスを得た。なお、食用とする場合の粉末
バガスの粗さは２−以下の微細粉末が望ましい、該食用
バガスは、食用繊維として単独又は他の食品と混ぜて食
することによって、有効な健康食品となる。
例えば、該微細粉末バガスを、米１カップ当り小さじ１
〜２杯の割合で米に添加して一緒に炊くと繊維分が多く
清腸作用のある健康米飯を得ることができる。
〜２杯の割合で米に添加して一緒に炊くと繊維分が多く
清腸作用のある健康米飯を得ることができる。
高脂肪低繊維食が多い現代の食生活は、便秘になり易く
それが原因で大腸癌や直腸癌が増大してきていると言わ
れているが、該粉末バガス入り米飯は便秘を防止し、し
かも血中コレストロール値を低下させる効果が期待でき
る。
それが原因で大腸癌や直腸癌が増大してきていると言わ
れているが、該粉末バガス入り米飯は便秘を防止し、し
かも血中コレストロール値を低下させる効果が期待でき
る。
さらに、上記粉末バガスを２〜３％の割合でクツキーや
せんべい又はパンの生地に添加して、クツキーやせんべ
い又はパンを製造することによって、高繊維分の菓子を
得ることが出来る。
せんべい又はパンの生地に添加して、クツキーやせんべ
い又はパンを製造することによって、高繊維分の菓子を
得ることが出来る。
また、粉末バガスを煎った後、粉末黒糖、各種ビタミン
、ミネラルを添加することによって粉末状、該粉末にさ
らに結合材を添加して顆粒状又は成形して固形状の健康
食品が得られた。
、ミネラルを添加することによって粉末状、該粉末にさ
らに結合材を添加して顆粒状又は成形して固形状の健康
食品が得られた。
利用例３
粉末バガスを通常の配合飼料に混ぜることにより、清腸
作用が増大するので、草を必要としないで濃厚飼料だけ
で飼育ができる。いわゆるオールインワンの牛用の飼料
が得られる。
作用が増大するので、草を必要としないで濃厚飼料だけ
で飼育ができる。いわゆるオールインワンの牛用の飼料
が得られる。
さらに、粉末バガスに発酵菌を添加して発酵させると粗
繊維が軟化し、より消化率の良い発酵飼料が得られる。
繊維が軟化し、より消化率の良い発酵飼料が得られる。
その利用例として、次のような発酵飼料を得た。
粉末バガス１００部に対して、魚粉２〜３部、糖蜜３０
部以下を混ぜ、これに発酵菌を植えて発酵させた所、バ
ガスの発酵が容易になり飼料効果が向上した。
部以下を混ぜ、これに発酵菌を植えて発酵させた所、バ
ガスの発酵が容易になり飼料効果が向上した。
利用例４
上記粉末バガスに水を加え、水分を６０〜７０％にする
と、容易に腐熟し有機肥料として有用である。さらに、
上記粉末バガス１００部に対して、牛糞又は鶏糞５０部
を混ぜ、これに発酵菌を植えたところ、腐熟がより加速
され、速効性のある有用な菌体肥料が得られた。このよ
うに、バガスを粉末にすることによって、そのまま又は
発酵菌による腐熟が加速され、有用な肥料となり得る。
と、容易に腐熟し有機肥料として有用である。さらに、
上記粉末バガス１００部に対して、牛糞又は鶏糞５０部
を混ぜ、これに発酵菌を植えたところ、腐熟がより加速
され、速効性のある有用な菌体肥料が得られた。このよ
うに、バガスを粉末にすることによって、そのまま又は
発酵菌による腐熟が加速され、有用な肥料となり得る。
効果
以上のように、従来粗繊維及びリグニンが多く含まれて
いるため、食用、飼料、肥料として利用することが出来
なかったバガスを、本発明によれば、粗繊維及びリグニ
ンを微細化することによって、これらによる障害を除去
することが出来、バガスを食用、飼料、肥料として有効
に利用することができる。特に、微粉末化することによ
って。
いるため、食用、飼料、肥料として利用することが出来
なかったバガスを、本発明によれば、粗繊維及びリグニ
ンを微細化することによって、これらによる障害を除去
することが出来、バガスを食用、飼料、肥料として有効
に利用することができる。特に、微粉末化することによ
って。
バガスの高繊維性を有効に活かした高品質の食用繊維と
しての利用が可能になり、現代の食生活に不足気味であ
る繊維分を補うが出来る食用繊維が安価に且つ大量に得
られる。さらに、粉末化したバガスを再度搾ることによ
って、糖汁を回収することが出来、砂糖生産の歩留りを
向上させることが出来る。
しての利用が可能になり、現代の食生活に不足気味であ
る繊維分を補うが出来る食用繊維が安価に且つ大量に得
られる。さらに、粉末化したバガスを再度搾ることによ
って、糖汁を回収することが出来、砂糖生産の歩留りを
向上させることが出来る。
特許出願人 新 城 明 久
出願人代理人 弁理士 入城重信
（他２名）
Claims (1)
- バガスを粉砕加工して粗さが３ｍｍ以下の粉末にしたこ
とを特徴とする粉末バガス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62035762A JPS63207363A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 食用粉末繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62035762A JPS63207363A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 食用粉末繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63207363A true JPS63207363A (ja) | 1988-08-26 |
| JPH0379980B2 JPH0379980B2 (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=12450863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62035762A Granted JPS63207363A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 食用粉末繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63207363A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05503216A (ja) * | 1991-02-11 | 1993-06-03 | アンドリユーズ，ケビン | サトウキビから誘導される高繊維粉末型製品 |
| CN1051910C (zh) * | 1994-02-01 | 2000-05-03 | 华南理工大学 | 一种蔗渣膳食纤维粉的制备方法 |
| US6242029B1 (en) | 1998-03-12 | 2001-06-05 | International Flavors & Fragrances Inc. | Food and beverage additive composition produced from saccharum officinarum leaves |
| US6783785B1 (en) * | 2002-03-25 | 2004-08-31 | Council Of Scientific And Industrial Research | Ready-to-dilute sugarcane juice beverage powder and a process for preparing the same |
| AU2002247929B2 (en) * | 2002-03-26 | 2008-01-03 | Council Of Scientific And Industrial Research | Ready-to-dilute sugarcane juice beverage powder and a process for preparing the same |
| JP2014204692A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 沖縄パウダーフーズ株式会社 | バガス粉末の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5299240A (en) * | 1976-02-16 | 1977-08-19 | Fuji Kouso Kk | Edible culture medium |
| JPS57170173A (en) * | 1981-04-11 | 1982-10-20 | Chiyokichi Iizuka | Preparation of powdery food containing effective component of mycelia of edible mushroom and roughage |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62035762A patent/JPS63207363A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5299240A (en) * | 1976-02-16 | 1977-08-19 | Fuji Kouso Kk | Edible culture medium |
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| CN1051910C (zh) * | 1994-02-01 | 2000-05-03 | 华南理工大学 | 一种蔗渣膳食纤维粉的制备方法 |
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| US6245376B1 (en) | 1998-03-12 | 2001-06-12 | International Flavors & Fragrances Inc. | Cola beverages comprising tastand additives from Saccharum officinarum leaves |
| US6251193B1 (en) | 1998-03-12 | 2001-06-26 | International Flavors & Fragrances Inc. | Use of spray-dried and freeze-dried sugarcane leaf essence |
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| JP2014204692A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 沖縄パウダーフーズ株式会社 | バガス粉末の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0379980B2 (ja) | 1991-12-20 |
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