JPS6320707Y2 - - Google Patents

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JPS6320707Y2
JPS6320707Y2 JP1982078484U JP7848482U JPS6320707Y2 JP S6320707 Y2 JPS6320707 Y2 JP S6320707Y2 JP 1982078484 U JP1982078484 U JP 1982078484U JP 7848482 U JP7848482 U JP 7848482U JP S6320707 Y2 JPS6320707 Y2 JP S6320707Y2
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JP
Japan
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brake
traveling
traveling motor
foot pedal
crane
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JP1982078484U
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English (en)
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JPS58180880U (ja
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Priority to JP7848482U priority Critical patent/JPS58180880U/ja
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Publication of JPS6320707Y2 publication Critical patent/JPS6320707Y2/ja
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプラツキング(逆相)ブレーキを効果
的に使用することにより、油圧デイスクブレーキ
の制動部品の寿命延長を図るとともに、作業性、
経済性を大巾に向上させる特に大容量天井走行ク
レーンの走行用ブレーキ装置に関する。
従来、クレーンの走行用ブレーキは、電気的に
減速させるプラツキングブレーキと、慣性で走行
するクレーンを機械的に減速して停止させる油圧
デイスクブレーキとを併用して、制動をかけてい
た。
この電気的に減速させるプラツキングブレーキ
は、クレーンの走行速度を調整するコントローラ
に設けられたノツチをプラツキングに切替えるこ
とにより、走行モータへの供給電流を逆方向とし
走行モータの回転数を低くすることにより1次減
速を行うものであり、このプラツキングブレーキ
の作動は、走行モータの回転数が全速の70%以上
で作動し、回転数が40%以下になると自動的に解
除されるものである。
また、油圧デイスクブレーキは、走行モータの
回転軸に嵌合されたデイスクを、油圧シリンダに
よつてパツトで締め付けて、プラツキングブレー
キによつて1次減速され慣性で走行するクレーン
を停止させるものであり、この油圧デイスクブレ
ーキの作動は、足踏ペタルを踏み込むことにより
油圧シリンダを作動させて行うものである。
このように、クレーンの走行用ブレーキは、プ
ラツキングブレーキと油圧デイスクブレーキとを
併用して制動をかけるものであるが、しかしなが
ら、クレーン運転者は三次元的な動きをする吊り
荷を見ながらコントローラの操作をしなくてはな
らず、また、現在プラツキングブレーキが作動す
る回転数に達しているかを判断しなくてはならず
したがつて、このような状態でコントローラのノ
ツチを走行状態より、プラツキングに切替えよう
とすると、プラツキングノツチに入らず、このノ
ツチを通り過ぎてOFFノツチに入つてしまい、
プラツキングブレーキが作動しなかつたり、また
プラツキングの手前の走行ノツチに入つたりし、
あわててプラツキングに入れ直すなど、従来、プ
ラツキングブレーキは非常に使用し難いものであ
り、安全上問題があつた。
したがつて、クレーン運転者はプラツキングブ
レーキをあまり使用しなく、足踏の油圧デイスク
ブレーキを多用し、走行モータが高速回転時に油
圧デイスクブレーキにより制動をかけるため制動
部品が早期に摩耗し、寿命が短いという欠点があ
つた。さらに、制動部品の早期取替えを強いられ
るなど作業性、経済性が悪いものであつた。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、コ
ントローラを見なくても、足踏ペタルの踏圧の強
弱により操作できるようにしたもので、プラツキ
ングブレーキを使用し易やすくするため、油圧デ
イスクブレーキ作動用の足踏ペタル上に、プラツ
キングブレーキを作動させるマイクロスイツチを
設けて、該スイツチの作動はその上方にばねを介
して設けたスイツチカバーを足で踏むことにより
行うもので、クレーン運転者の踏圧によつて、踏
圧が小さい時にブラツキングブレーキが作動し、
さらに踏圧が大となると油圧デイスクブレーキが
作動し、プラツキングブレーキと油圧デイスクブ
レーキを効果的に使用して、確実に制動をかける
もので、制動部品の寿命延長を図るとともに作業
性、経済性を大巾に向上させるものである。
以下に本考案を一実施例の図面に基いて説明す
る。
1は、クレーンガータ(図示せず)に設けられ
たクレーンを走行させるためのモータで、2は、
運転席に設けられた前記走行モータ1への供給電
力を加減してクレーンの走行速度を調整するコン
トローラで、このコントローラ2はその中央に嵌
合溝が大なOFFノツチと、その左右に走行ノツ
チ1,2,3とを有している。
3は、前記走行モータ1の回転軸4に嵌合され
たデイスクで、5は前記デイスク3をパツト6を
介して締め付けて、走行モータ1の回転数をさら
に下げて、慣性走行するクレーンを停止させるた
めの油圧シリンダである。
7は、前記油圧シリンダ5を作動させるための
運転席に設けた足踏ペタルで、8は該足踏ペタル
7上に設けた前記走行モータ1へ供給電流をプラ
ツキング(逆相)にすることにより、走行モータ
1の回転数を低下させ、1次減速させる所謂プラ
ツキングブレーキを作動させるマイクロスイツチ
である。
9は、該マイクロスイツチ8上にばね10を介
して設けたカバーで、該カバー9に設けたばね1
0の圧縮力は、前記、足踏ペタル7に設けたばね
の圧縮力より小さいものである。
つぎに作用効果について説明する。
クレーン走行に際しては、従来装置と同様であ
るが、一応説明すると、第2図においてコントロ
ーラ2のノツチをOFFより走行ノツチ1にする
と、1次側スイツチL(またはR)が投入され、
2次抵抗が全部挿入された状態で走行モータ1が
起動される。ついで、コントローラ2を2ノツチ
に切替えると1Aが投入され、2次抵抗は1段短
絡され、以降ノツチを進めるにしたがつて、残り
の抵抗が順次短絡され走行モータ1は全速回転さ
れる。
クレーンの制動に際しては、コントローラ2の
ノツチを3ノツチよりOFFノツチに戻すと、1
次側のスイツチLが開になつて、2次短絡用のB
接点1A〜4Aが閉となる。そして、足踏ペタル
7を踏むと、スイツチカバー9を介してマイクロ
スイツチ8が閉となり、プラツキングブレーキ用
P.Rスイツチが入り、マグネツトRが励磁され、
1次側スイツチRが閉じて、走行モータ1への供
給電流はプラツキングとなり、走行モータ1の回
転数は低くなり、急速に全速より40%まで落ちク
レーンは1次減速され、ついで、踏圧がさらに大
きくなると、油圧シリンダ5の作動によつて、走
行モータ1の回転軸4に嵌合されたデイスク3が
パツト6で締め付けられることによつて、さらに
走行モータ1の回転数がさがり、クレーンは停止
させられる。
このように本考案の走行ブレーキ装置は、コン
トローラのノツチを溝が大で最も入り易いOFF
ノツチに戻すのみでよく、したがつて、クレーン
運転者はコントローラを見なくとも吊り荷の動き
を見ながら操作でき、しかも、足踏ペタル7の踏
圧の強弱によつてプラツキングブレーキと油圧デ
イスクブレーキの操作を任意にでき、確実に制動
をかけることができるものである。このようにブ
ラツキングブレーキを効果的に使用することがで
きるため、従来装置のように制動部品が早期に摩
耗することがないものであり、作業性、安全性に
優れ産業上寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコントローラ、第2図〜第6図
は、本考案の一実施例にして、第2図はコントロ
ーラ、第3図は走行モータ駆動用回路図、第4図
はプラツキングブレーキ用回路図、第5図は足踏
ペタルにプラツキング用スイツチを取付た説明
図、第6図は油圧デイスクブレーキ説明図であ
る。 1:走行モータ、2:コントローラ、3:デイ
スク、4:回転軸、5:油圧シリンダ、6:パツ
ト、7:足踏ペタル、8:マイクロスイツチ、
9:カバー、10:ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行モータへの供給電力をプラツキングにする
    ことにより走行モータの回転数を低下させるプラ
    ツキングブレーキと、前記走行モータの回転軸に
    嵌合されたデイスクを足踏ペタルにより駆動され
    る油圧シリンダにより締め付け、該走行モータの
    回転数をさらに低下させる油圧デイスクブレーキ
    とを具有する天井走行クレーンの走行用ブレーキ
    装置において、前記油圧デイスクブレーキ作動用
    の足踏ペタルに、該走行モータへの供給電流をプ
    ラツキングにするスイツチと、該スイツチ上にば
    ねを介してカバーを設け、該カバーに設けたばね
    の圧縮力を、前記足踏ペタルに設けたばねの圧縮
    力より小となし、制動にあたつて、踏圧が小さい
    時にプラツキングブレーキが作動し、さらに踏圧
    が大となると油圧ブレーキが作動し、走行モータ
    の回転数を低下させ制動をかけることを特徴とす
    る天井走行クレーンの走行用ブレーキ装置。
JP7848482U 1982-05-27 1982-05-27 天井走行クレ−ンの走行用ブレ−キ装置 Granted JPS58180880U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7848482U JPS58180880U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 天井走行クレ−ンの走行用ブレ−キ装置

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JP7848482U JPS58180880U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 天井走行クレ−ンの走行用ブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180880U JPS58180880U (ja) 1983-12-02
JPS6320707Y2 true JPS6320707Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=30087690

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JP7848482U Granted JPS58180880U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 天井走行クレ−ンの走行用ブレ−キ装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4212660Y1 (ja) * 1966-08-31 1967-07-18
JPS4823434U (ja) * 1971-07-27 1973-03-17
JPS53111956A (en) * 1977-03-10 1978-09-29 Akebono Brake Ind Co Ltd Brake control device for overhead travelling crane
JPS5640790U (ja) * 1979-09-07 1981-04-15

Patent Citations (4)

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JPS5640790U (ja) * 1979-09-07 1981-04-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58180880U (ja) 1983-12-02

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