JPS63207072A - けい光灯ソケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 乙の発明は、片口金のコンパクトけい光ランプなどを接
続するけい光灯ソケットに関するものである。

〔従来の技術〕

第９図は例えば特開昭５４−２２９７７号公報に示され
た従来のけい光灯ソケット（以後単にソケットと略称す
）を示す斜視図である。図において、（１）はＵ字状の
けい光ランプ、（２）はけい光ランプ（１）の先端に設
けられｔこ口金、（３）は口金（２）より突出させた４
本の口金ピンである。（４）は円形のソケット、（５）
はソケット（４）の上面に設けられた４個の口金ピン挿
入孔、（６）はソケット（４）の側面から同一方向に導
出された４本のリード線、（７）はソケット（４）が取
り付けられる照明器具、（８）は取付ねじである。そし
て、このように構成されたソケット（４）は、取付ねし
く８）により照明器具（７）に取り付けられ、口金ピン
挿入孔（５）に口金ピン（３）が挿入回動され、けい光
ランプ（１）がソケッｒ−ｆ４１に接続される。そして
、４本のリード線（６）の内、２本がグロースタータ（
図示せず）に接続され、残りの２本が電源と安定器（図
示せず）に接続されるようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来のけい光灯ソケットは、４本のリード
線（６）が、ソケット（４）の側面から同一方向に導出
されているため、グロースタータ、電源、安定器にそれ
ぞれ接続するリード！ａ（６１の見分けがつきにりく、
誤結線しやすいという欠点があった。また、ソケット（
４）に内蔵される接触子（図示せず）とリード線（６）
の接続部も誤接続しやすく、さらにリード線（６）導出
部から口金ピン挿入孔（５）までの距離がそれぞれのリ
ード線（６）で異なるため、ソケット（４）内のリード
線収納構造が複雑になり、またリード線（６）の切断全
長もそれぞれ異なるため、長さの異なるリード線（６）
を準備しなければならず部品点数が増えろという問題点
があった。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係わるけい光灯ソケットは、上片部をランプ
ピンとの接触部とし、下片部をリード線接続部とした一
対または複数対の接触ばねを、ソケット本体の長手方向
の中心軸を境にそれぞれの軸線が対向するように配置し
たものである。

〔作用〕

この発明は、一対または複数対の接触ばねをソケット本
体の長手方向中心軸を境にそれぞれの軸線が対向するよ
うに配置したため、接触ばねの配置形状が単純でソケッ
トの組立て時に接触ばねの組込み位置を判別しやすい。

また、接触ばねが１種類でよく、ソケット本体に左右対
称に配設され、ソケットの構造が簡単になる。

またリード線接続部が１箇所にかたまらず左右に分離さ
れるため、接続部の識別が容易で誤結線しにくい。

〔実施例〕

この発明の一実施例を第１図ないし第８図にもとづいて
説明する。第８図において、００は片口金式のコンパク
ト形けい光ランプ、（１１）はけい光ランプ０ωの端部
に設けられた小判形の口金、（１２）は口金（１１）よ
り突出された４本の口金ピン、（１３）は□、口金（１
１）の長手方向両端部側方に突出形成した一対の引掛は
凸起である。

第２図ないし第６図において、（１４）は絶縁材料によ
り形成されたソケット本体（以後単に本体と略称す）　
、（１５）は本体（１４）の上面に、本体（１４）の長
手方向にその長手側を沿わせて凹設された小判形のラン
プ口金収容部、（１６）はこのランプ口金収容部（１５
）の中央部底面に穿設された４個の長穴状の口金ピン挿
入孔、（１７）はランプ口金収容部（１５）の底面に設
けられた４個の係止孔、（１８）はランプ口金収容部（
１５）の底面から本体（１４）の裏面に貫通させた一対
のソケット取付孔、（１９）は本体（１４）の短手方向
内壁に形成した一対の引掛凸起挿通溝、（２０）は乙の
挿通溝（１９）の時計方向の側方に挿通溝（１９）と連
続して設けた一対の引掛は部、（２１）は本体（１４）
の裏面側に開口させて設けられた４個の接触ばね収容室
である。接触ばね収容室（２１）はそれぞれ挿通孔（１
６）と連通し、口字状の隔壁（２２）により、それぞれ
が絶縁されている。（２３）は本体（１４）の長手方向
側壁側において隔壁（２２）を切り欠いて形成した切欠
部である。（２４）は略Ｚ字状をした４個の接触ばねで
、弾性を有する導電材料より成る。

（２５）は接触ばね（２４）の下片部、（２６）はこの
下片部（２５）の一端を上方に折曲して成る立上り部、
（２７）は立上り部（２６）を内方に折曲げ形成したリ
ード線接続部となる鎖錠部で、先端を下片部（２５）に
対向させている。（２８）は下片部（２５）の他端部を
Ｖ字状に折り曲げ、右斜め上方に延長して形成した中片
部、（２９）はこの中片部（２８）をさらにＶ字状に折
り曲げ左方に延長したランプ口金ピンとの接触部となる
上片部、（３０）はこの上片部（２９）先端をさらに中
片部（２８）側に折り曲げて形成した支持部、（３１）
はこの支持部（３０）先端をさらに内方に折り曲げて成
る摺動案内部である。（３２）は絶縁材料より形成され
た略長方形箱状のカバー、（３３）はカバー（３２）の
短手方向側壁に対向するように突出形成された一対の立
上り壁（３３）を貫通して２個づつ並設されたリード線
挿入孔、（３５）はリード線挿入孔　（３４）の上方で
、立上り壁（３３）よりさらに突出形成されたストッパ
ー壁、（３６）はリード線挿入孔（３４）の内方に設け
られた接触ばね（２４）の支持面、（３７）は各支持面
（３６）の間に凹設された係合溝、（３８）は長手方向
壁より２個づつ突出形成された係止爪、（３９）はリー
ド線である。

また、第９図において、（４０）は電源、（４１）は安
定器、（４２）はけい光ランプのフィラメント、（４３
）はグロースタータである。

接触ばね（２４）は、本体（１４）の接触ばね収容室（
２１）に収容され立片部（２９）先端部が口金ピン挿入
孔（１６）に露呈する。カバー（３２）は係止爪（３８
）を本体（１４）の係止孔（１７）に嵌合係止させるこ
とにより本体（１４）に取り付けられる。接触ばね（２
４）の下片部（２５）はカバー（３２）の支持面（３６
）に当接支持される。鎖錠部（２７）はリード線挿入孔
（３４）に対向する。カバー（３２）の立上り壁（３３
）は、本体（１４）の切欠部（２３）に嵌合し、本体（
１４）の長手方側面にリード線押入孔（３４）が２個づ
つ露呈する。ストッパー壁（３５）は本体（１４）の接
触ばね収容室（２１）内に嵌合する。本体（１４）の隔
壁（２２）はカバー（３２）の係合溝（３７）に係合す
る。リード線（３９）はリード線挿入孔（３４）より押
入され、接触ばね（２４）の鎖錠部（２７）と下片部（
２５）の間で鎖錠接続される。また、けい光ランプ（１
）の口金ピン（３）が口金ピン挿入孔（１６）より接触
ばね（２４）の力に抗して押し込まれるとともに引掛は
凸起（１３）が挿通溝（１９）に挿通された後、時計方
向に所定角度回転すると口金ピン（１２）は口金ピン挿
入孔（１６）内で上方部（２９）上を摺動し、引掛は凸
起（１３）は、引掛は部（２０）に係合し、接触ばね（
２４）の力で口金（１１）がソケットに保持される。

そして本体（１４）の長手方向中心軸を境に対向しｔコ
２個の口金ピン挿入孔（１６）を一対として各対にけい
光ランプのフィラメント（４２）が接続され、本体（１
４）の長手方向壁側に露呈した２個づつのリード線挿入
孔（３４）の内一方の２個に挿入されたリード線（３９
）がグロースタータ（４３）に他方の２個のリード線押
入孔（３４）に挿入されたリード線（３９）の１本が安
定器（４１）へ、もう１本が電源（４０）に接続される
。

なお、けい光ランプＱＯＩの形状は上記実施例に限定さ
れずＵ字形のものなどでもよい。また口金（１１）には
引掛は凸起を設けてソケットに保持するようにしたが、
第９図に示すもののように口金ピン（１２）で保持して
もよいし、別体の板ばね等を用いて口金（１１）を挟持
するようにするなど他の方式にしてもよい。また口金ピ
ン（１２）とソケットの接触方式は突合せ接触方式とし
たが、はさみ接触方式など他の方式によってもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明によれば、接触ばねの配
置形状が単純であるため、ソケットの組立て時に接触ば
ねの組込み位置を判別できるとともに、接触ばねが１種
類でよく、またソケット構造が簡単で誤結線しにくいと
いう効果が、ある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図はこの発明の一実施例を示し、第１
図は分解斜視図、第２図は平面図、第３図は断面図、第
４図は斜視図、第５図は要部拡大断面図、第６図は本体
の背面図、第７図は結線図、第８図は片口金けい光ラン
プを示す斜視図、第９図は従来のけい光灯ソケットを示
す斜視図である。 図において、（１４）は本体、（１５）は口金収容部、
（２４）は接触ばね、（２５）は下片部、（２９）は上
片部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上面に小判形したランプ口金収容部を設け、このランプ
   口金収容部の底部に一対または複数対の口金ピン挿入孔
   を穿設したソケット本体と、このソケット本体内に上記
   口金ピン挿入孔に対応して収容され、上片部をランプピ
   ンとの接触部とし下片部をリード線接触部とした接触ば
   ねとを有し、この接触ばねを上記ソケット本体の長手方
   向の中心軸を境にそれぞれの軸線が対向するように配置
   したことを特徴とするけい光灯ソケット。