JPS63206960A - 磁気デイスクシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、データ用ディスク面にサーボ情報を有する磁
気ディスク装置および磁気ディスクコントロール装置か
ら成る磁気ディスクシステムに関する。

［従来の技術］ 従来の磁気ディスク装置には、データの書込／読出ヘッ
トをディスク面上の所望のトラックへ正確に位置決めす
るために、サーボ情報（サーボデータ）を記録した専用
のサーボディスク面を用いるものと、データ用ディスク
面自体にサーボ情報を記録したサーボセクタを設けるも
のとかある。

サーボセクタを設けるものについては、ＩＢＭテクニカ
ルディスクロージャープリテンＶｏ１．１３、Ｎｏ、１
ｌ（Ａｐｒｉｌ　１９７１）の第：１４３：１〜３４３
４頁および特開昭５７−８６９１０号公報に開示されて
いる。たとえば、後者には、サーボセクタ内において、
各トラックの中心線から放射方向の両側にオフセットさ
れた第１および第２発生マーキング信号がサーボ情報と
して書き込まれており、ヘッドにより両マーキング信号
を順次読み出し、その振幅をサンプルホールドし、両振
幅の差が０になるように、ヘットの位置決めを行なうこ
とにより、ヘウドの微位置サーボ制御を実現している。

サーボセクタの読出の時機を示すために、ディスク装置
はディスクの１回転に１回インデックスパルスをインデ
ックス信号として発生する。このインデックス信号は、
ディスクの回転速度を一定に維持するための情報として
も用いられる。

さらに、インデックス信号は、データのり一ド／ライト
時に、指定されたアドレスか所定時間内に検出されない
とき、タイムオーバ信号を発生するための基準クロック
としても用いられる。

［発明か解決しようとする問題点］ しかしながら、インデックス信号としてディスク１回転
に１個のインデックスパルスを発生する場合、サーボセ
クタを有するディスクをフォーマット処理する場合に、
次のような問題か生じる。すなわち、磁気ディスクコン
トロール装置によるディスク面上のｌトラックのフォー
マットライトは、上記インデックスパルスを受けて開始
され、次のインデックスパルスを受けて停止されるため
、フォーマットライト開始時にサーボデータを破壊して
しまう虞れかあった。

これに対処するため、従来は、磁気ディスク装置内にサ
ーボデータ保護用の回路を設け、これによってフォーマ
ット処理時のライトゲート（ＷＲＩＴＥＧＡＴＥ）信号
をサーボデータ期間中、マスクするようにしていたか、
このための余分な回路の付加は磁気ディスク装置の小型
軽量化への支障となる問題かあった。

したかって、本発明は、磁気ディスクコントロール装置
側でサーボ情報の保護を図れるようにした磁気ディスク
システムを提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明による磁気ディスクシステムは、データ用ディス
ク面上に、ヘットを位置決めするためのサーボ情報が記
録されたサーボセクタを有する磁気ディスク装置と、該
磁気ディスク装置のフォーマット処理およびデータリー
ド／ライト処理を制御する磁気ディスクコントロール装
置とから成る磁気ディスクシステムであって、 上記磁気ディスク装とにおいて、上記サーボセクタが上
記ヘッドを通過する前後で第１および第２パルスをイン
デックス信号として発生するとともに、 上記磁気ディスクコントロール装置内に、Ｌ記インデッ
クス信号を受けるインデックス調整回路を設け、該イン
デックス調整回路により、上記フォーマット処理時には
、ｌトラックにつき上記第２パルスおよび直後の第１パ
ルスのみを選択出力し、上記第２パルスおよび直後の第
１パルスの間で、上記フォーマット処理を許可すること
を特徴とするものである。

さらに、本発明の磁気ディスクシステムにおいては、上
記インデックス調整回路は、上記データリード／ライト
時に上記第２パルス（または第１パルス）のみを選択出
力し、該選択出力されたパルスを上記データリード／ラ
イト時のタイムオーバ検出用の基準クロックとして用い
るようにすることもできる。

［作用］ 本発明は、磁気ディスク装置内において、サーボセクタ
がヘッドを通過する前後で第１および第２パルスをイン
デックス信号として発生することにより、サーボ情報の
存在を磁気ディスクコントロール装置に報知する。他方
、磁気ディスクコントロール装置内に設けたインデック
ス調整回路により、上記インデックス信号を受けて、フ
ォーマット処理時に１トラツクにつき第２パルスおよび
直後の第１パルスのみを選択出力し、両パルス間でフォ
ーマット処理を許可するようにした。したかって、各ト
ラックのフォーマット処理はサーボ情報を回避した回転
位置でのみ行なわれる。こノ結果、フォーマット処理時
にディスク上のサーボ情報か破壊される虞れは確実に排
除される。

また、本発明におけるインデックス情報は、従来のよう
な一定周期のパルス信号ではなくなるため、そのままタ
イムオーバ検出用基準クロックとして用いると、正常の
データリート／ライト時に誤ってタイムオーバとなる可
使性も生じる。しかしながら、この点については、イン
デックス調整回路により、データリード／ライト時には
第２パルス（または第１パルス）のみを選択出力して用
いるようにすれば何ら不都合はない。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１　［′Ａにより説明する
。

第１図は、本発明による磁気ディスクシステムの構成図
を示す。この図において、１はホストコンピュータ（以
下、単にホストという）、３は、上述の如くデータ用デ
ィスク面上にサーボデータを有し、このサーボデータの
前後で各１個のパルスを発生する磁気ディスク９ｔ１３
．２は、ホストｌからの動作指令を受けて磁気ディスク
装置３を動作させる磁気ディスクコントロール装置であ
る。

磁気ディスク装置Ｗ３は、第３図に示すように、サーボ
データの前後で第１パルス３２および第２パルス３４を
インデックス信号（Ｉ　ＮＤＥＸ−Ｎ）として発生する
。第１および第２パルス３２．３４は、上記特開昭５７
−８６９１０号公報に開示された従来のインデックスパ
ルスの発生手段と同様の手段により得ることができる。

また、サーボセクタのヘッド通過時間はあらかじめ判っ
ているので、サーボデータの前で発生する従来のインデ
ックスパルスを第１パルス３２とし、かつこの第１バル
スコ２を上記ヘッド通過時間たけ遅延させて第２パルス
とし、両パルスを合成することによって、インデックス
信号を生成することもできる。

磁気ディスクコントロール装置２は、ホストｌから、ホ
ストインタフェース５を介して、動作指令を受けるコマ
ンドレジスタｌＯ１動作指令がデータリード、データラ
イト、またはフォーマット処理である時に、その動作タ
イミングを司るタイミング制御回路９、前記指令による
動作時にデータの一時保管場所となるデータバッファＡ
ｌｌおよびデータバッファＢ］２、このデータバッファ
ＡｌｌおよびＢ１２のホスト１側との接続および磁気デ
ィスク装置３側との接続をそれぞれ交互に切り換える切
換回路１３および切換回路１４、この切換回路１４に接
続される直／並列、並／直列変換回路Ｉ５．ディスク装
２ｉ３に対するメカ制御信号の入出力を司り、磁気ディ
スク装置３のメカ部に動作制御指令を出し、かつ磁気デ
ィスクコントロール装置２全体を制御するＩ１０プロセ
ッサ４、データリード／ライト時のタイムオーバ検出回
路７、フォーマット処理時の固定データパターンか入力
されているデータパターンレジスタ１６、およびトライ
ツインタフエース６で反転された磁気ディスク装置３か
らのインデックス信号ＩＮＤＥＸ−Ｐ信号を受け、出力
信号（：ＩＮＤＥＸ−Ｐをタイミング制御回路９へ出力
するインデックス調整回路８から成る。なお、本明細書
中の信号名の添字Ｐ、Ｎは、それぞれ正論理信号および
負論理信号を表わす。

第２図に、インデックス調整回路８の内部構成を示す。

インデックス調整回路８は、ドライブインタフェース６
からのＩＮＤＥＸ−Ｐ信号の第１、第２パルス３２．３
４の各立下り時点から入力クロックを計数するフリーラ
ンニングカウンタ１７、Ｉ１０プロセッサ４により遅延
時間Ｔ、、　Ｔ２に対応するデータかそれぞれ設定され
る第１．第２タイマレジスタ１８．１９、両タイマレジ
スタ１８．１９の設定値をそれぞれカウンタ１７の計数
値と比較して一致したとき出力■、■を発生する照合回
路２０．２１、ＩＮＤＥＸ−Ｐ信号を受ける立下りエツ
ジ検出器２２、この検出器２２の出力および前記出力■
を受けるＯＲゲート３１、このＯＲゲート３１の出力で
リセットされ、前記出力■でセットされるＲＳフリップ
フロップ２３、このＲＳフリップフロップ２３の出力■
でリセットされ、照合回路２１の出力■でセットされる
ＲＳフリップフロップ２４、タイミング制御回路９（第
１図）からのＷｌ？１ＴＥＧＡＴＥ−Ｐ信号およびフォ
ーマットライト−Ｐ信号を受けるＡＮＤゲート３０、こ
のＡＮＤゲート３０の出力■を受ける立下りエツジ検出
器２７、ＩＮＤＥＸ−Ｐ信号およびＲＳフリップフロッ
プ２３の出力■を受けるＡＮＤゲート２５、ＩＮＤＥＸ
−Ｐ信号およびＲＳフリップフロップ２４の出力■およ
びＲＳフリップフロップ２８の出力◎を受けるＡＮＤゲ
ート２６、ＡＮＤゲート２５．２６の両川力◎、■を受
けＣＩＮＤＥＸ−Ｐ信号を出力するＯＲゲート２９から
成る。

つぎに、第４図のタイミングチャートを参照しながら第
２図のインデックス調整回路８の動作について説明する
。この回路の出力ＣＩＮＤＥＸ−Ｐ信号は、常時、ＩＮ
ＤＥＸ−Ｐ信号の第２パルス３４を選択出力するととも
に、フォーマット処理期間のみ第１パルス３２をも選択
出力する。

第１パルス３２の立下りエツジから時間Ｔ１経過後、照
合回路２０かパルス（信号■）を発生し、これによりフ
リップフロップ２３かセットされて信号■か高になる。

次の第２パルス３４の立下りてフソッフ゛フロップ２３
はリセットされるので信号■は低に戻る。時間Ｔ、は、
第１パルス３２の立下りエツジから第２パルス３４の立
上りエツジまでの時間より小さく設定する必要かある。

信号■は、ＡＮＤゲート２５によりＩＮＤＥＸ−Ｐ信号
との論理積をとられて、第２パルス３４と等価な信号◎
か発生する。第２パルス３４の１０時間後に発生するパ
ルス■によって高になった信号■は、ｖｋ述する信号（
■のパルスにより第１パルス３２の前に低に戻るので、
信号◎には影響を与えない。

また、第２パルス３４の立下りエツジから時間Ｔ２経過
後、照合回路２１かパルス（信号＠）を発生し、これに
よりフリップフロップ２４かセットされて信号■が高に
なる。その後、信号■の立下りエツジでリセットされて
低に戻る。時間Ｔ２は、第２パルス３４の立下りエツジ
から直後の第１パルス３２の立１つエツジまでの時間よ
り短くなければならない。

フォーマット処理時には、コマンドレジスタ１０からの
フォーマットライト−Ｐ信号か高になり、ＯＲゲート２
９を通過する信号◎（第２パルス３４）に基づ（ＣＩＮ
ＤＥＸ−Ｐ出力のパルスに従ってタイミング制御回路９
（第１図）がＷＲＩＴＥＧＡＴＥ−Ｐ信号を高とず葛。

この結果、ＡＮＤゲート３０の出力■は高となる。この
信号は立下りエツジ検出器２７を介してフリップフロッ
プ２８をセットするので、信号◎は高となる。信号◎は
信号◎か再び高になったとき低に戻る。信号◎はフォー
マット処理期間を示す。

第１パルス３２の選択出力■は、７オ一マツト処理時の
みに必要なので、信号＠とＬ記信号■とＩＮＤＥＸ−Ｐ
信号の論理積をとることにより得られる。この信号■、
すなわち第２パルス３４は、ＯＲゲート２９を通過して
タイミンク制御回路９（第１図）に入り、フォーマット
処理のために高になっていたＷＲＩＴＥＧＡＴＥ−Ｐ信
号を低に戻させる。その結果、ＡＮＤゲート３０の出力
■は低に戻る。

第４図から判るように、データのり−ド／ライト期間に
は、信号■が高となっても、信号◎か高とはならないの
で、第１パルス３２は選択出力されず、第２パルス３４
のみか選択出力される。

このように、フォーマット処理時には、１トラツクにつ
いて、ＷＲＩＴＥＧＡＴＥ−Ｐ信号か第２パルス３４か
ら直後の第１パルス３２までの間で出力されることとな
り、この期間てのみフォーマット処理か許可される。し
たがって、サーボデータが破壊されることはない。

また、データリード／ライト時には、一定周期Ｔ３であ
る第２パルス３４のみかタイムオーバ検出回路７に入力
されるので、第１および第２両パルスを含むインデック
ス信号を入力した場合に予想されるタイムオーバ誤動作
を防止することかてきる。

以上、本発明の好適実施例についてのみ説１］シたか、
本発明の要旨を逸脱することなく種々の変更を行なうこ
とは可ス歳である。たとえば、インデックス調整回路８
てのタイミングディレィな生成する回路は、モノマルチ
バイブレータ（７４ＬＳ１２３．７４ＬＳ２２１など）
を使っても構成できる。

また、データリード／ライト時には、第２パルスのみを
利用するようにしたか、ｉｌパルスのみを利用するよう
にしても差し支えない。

［発明の効果］ 本発明の磁気ディスクシステムによれば、データ用ディ
スク面上記録されたサーボ情報をディスクの７オ一マツ
ト処理時に破壊することかなくなる。また、ディスク装
置から第１、第２パルスを含むインデックス信号を発生
することは、Ｌ述の如く簡単な変更により実現でき、磁
気ディスクコントロール装置にはと記インデックス調整
回路を追加するのみてよい。磁気ディスク装置には、サ
ーボ情報保護用の回路は必要ないのて、磁気ディスク装
この小型軽量化にもａヶすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ホストおよび本発明の磁気ディスクシステム
の構成図、第２図は、第１図内のインデックス調整回路
の内部構成図、第３図は。 ＩＮＤＥＸ−Ｎ信号とサーボデータの位置関係図、第４
図は、インデックス調整回路の動作タイミングチャート
である。 ■・・・ホスト、２・・・磁気ディスクコントロール装
置、３・・・磁気ディスク装置、８・・・インデックス
調整回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データ用ディスク面上に、ヘッドを位置決めするた
   めのサーボ情報が記録されたサーボセクタを有する磁気
   ディスク装置と、該磁気ディスク装置のフォーマット処
   理およびデータリード／ライト処理を制御する磁気ディ
   スクコントロール装置とから成る磁気ディスクシステム
   であって、 上記磁気ディスク装置において、上記サーボセクタが上
   記ヘッドを通過する前後で第１および第２パルスをイン
   デックス信号として発生するとともに、 上記磁気ディスクコントロール装置内に、上記インデッ
   クス信号を受けるインデックス調整回路を設け、該イン
   デックス調整回路により、上記フォーマット処理時には
   、１トラックにつき上記第２パルスおよび直後の第１パ
   ルスのみを選択出力し、上記第２パルスおよび直後の第
   １パルスの間で、上記フォーマット処理を許可すること
   を特徴とする磁気ディスクシステム。 ２、上記インデックス調整回路は、上記データリード／
   ライト時に上記第２パルス（または第１パルス）のみを
   選択出力し、該選択出力されたパルスを上記データリー
   ド／ライト時のタイムオーバ検出用の基準クロックとし
   て用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   磁気ディスクシステム。