JPS63206088A - Y/c分離装置 - Google Patents

Y/c分離装置

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JPS63206088A
JPS63206088A JP3863987A JP3863987A JPS63206088A JP S63206088 A JPS63206088 A JP S63206088A JP 3863987 A JP3863987 A JP 3863987A JP 3863987 A JP3863987 A JP 3863987A JP S63206088 A JPS63206088 A JP S63206088A
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JP
Japan
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JP3863987A
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Hideyuki Hayashi
秀行 林
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NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はY/C分離装置に関し、特に、垂直相関を検出
して各種のY/C分離方式を切り換えるものに適用して
好適なものである。
[従来技術] 従来、Y/C分離方式としては、コンポジットビデオ信
号の周波数スペクトラムを利用して例えばバンドパスフ
ィルタ及びローパスフィルタによって周波数軸上で輝度
信号及び色信号を分離する周波数分離方式と、ビデオ信
号のライン間の相関を利用して輝度信号及び色信号を分
離する櫛形フィルタ分離方式とがある。
これら両分離方式はそれぞれ、周波数分離方式は輝度信
号にカラーサブキャリア周波数近傍の高域成分が含まれ
る画面状態では、色信号と輝度信号相互間に漏れが生じ
ていわゆるクロスカラーという画質の劣化等が生じると
いう欠点を有し、櫛形フィルタ分離方式はその前提とな
る相関の崩れに伴い分離が不十分となって画像のエツジ
部においてドツトが流れるいわゆるドツトクロールとい
う画質の劣化等が生じるという欠点を有する。
そこで、従来、両方式のY/C分離回路を並列的に設け
、主として周波数分離方式より画質劣化が生じることの
少ない櫛形フィルタ分離方式によるY/C分離信号を選
択し、櫛形フィルタ分離方式によるY/C分離信号を選
択した場合に例えば水平方向に流れるドツトクロール等
が生ずるときに周波数分離方式のY/C分離を選択する
ようになされていた。
このような分離方式間の切換えは、従来、第6図に示す
ような垂直相関検出回路の出力に基づき行われていた。
第6図において、カラーサブキャリア周波数fSCの4
倍の周波数4fSCでB−Y軸に位相をあわせて標本化
されたコンポジットビデオ信号COMPは、1水平走査
期間だけ遅延させる遅延回路1及び2を縦属接続してな
る遅延段3に与えられる。
ここで、サンプリング周波数が4fscであり、B−Y
軸に位相を合わせてサンプリングしているので、着目点
の色差信号成分と同一で位相が逆相である色差信号成分
を有するデータB、Dが着目点のデータCの垂直方向前
後に得られる。そこで、垂直相関検出回路4はデータC
及びDから着目点の上方の輝度信号を得、データB及び
Cから着目点の下方の輝度信号を得てこれら輝度信号の
差を基準値と比較することで相関フラグFLGを得て分
離方式を切換えさせていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来装置における垂直相関検出回路は着
目点を含むラインとその前後のラインの3ラインのデー
タから垂直相関を検出しており、検出に用いるデータが
少ないため、検出誤差が大きいという欠点を有し、例え
ば相関がないにも拘らず、相関があると判別して櫛形フ
ィルタ分離方式を選択して水平方向に流れるドツトクロ
ールを発生させることも生じていた。
また、従来、基準値を2段に設けて相関が非常にあるか
否かを、また、相関が多少あるか否がを判別して、非常
にある場合には櫛形フィルタ分離方式の選択のみでバン
ドパスフィルタを介さないで出力するようにし、また、
多少ある場合には櫛形フィルタ分離方式を選択すると共
にさらにバンドパスフィルタを介して出力するようにし
て垂直方向に流れるドツトクロールを除去するようにし
たものが提案されている。しかしながら、この場合も、
垂直相関の検出は3ラインのデータを用いているなめ、
検出精度が十分でなく、バンドパスフィルタを介するか
否かを適切に切り換えられないことも生じており、垂直
方向のドツトクロールを除去し得ないことも生じていた
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、垂直相関
を厳密に検出して多くの分離方式をその検出出力に基づ
いて適切に切り換えることができて良好な画像を得るこ
とのできるY/C分離装置を提供しようとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] かかる問題点を解決するため、本発明においては、コン
ポジットビデオ信号がら輝度信号及びクロマ信号を分離
するそれぞれの分離方式が異なる複数のY/C分離部と
、これらY/C分離部のいずれかに切り換えるスイッチ
回路と、一方の色差信号成分軸に位相を合わせ、カラー
サブキャリア周波数の4倍の周波数でサンプリングされ
たコンポジットビデオ信号のデータを入力し、コンポジ
ットビデオ信号の垂直相関を検出してスイッチ回路を切
換える垂直相関検出回路とを備えたY/C分離装置にお
いて、Y/C分離部を少なくとも3個以上設けると共に
、垂直相関検出回路を、相間性検出の中心となる着目点
を中心として垂直方向に連続する5点以上の奇数点のデ
ータから着目点近傍とその外側との相関を検出する第1
の検出手段と、5点以上の奇数点のデータから着目点の
垂直方向前後の相関を検出する第2の検出手段と、これ
ら第1及び第2の検出手段の出力に基づき、相関の有無
及び相関の段階を求めていずれかのY/C分離部を指示
する切換制御信号をスイッチ回路に送出する切換制御手
段とで構成した。
[作用] 垂直相関検出回路は5点以上の奇数点のデータからまず
、着目点近傍とその外側との相関及び着目点前後の相関
を求め、次いで、これら求められた検出出力から相関の
有無及び相関の段階を求めてスイッチ回路を切換えるよ
うにした。その結果、3個以上のY/C分離部からその
画像に応じた最適なY/C分離部を選択させてことがで
き、ドツトクロールやクロスカラーを従来装置に比べて
格段的に軽減させることができるようになった。
[実施例] 以下、本発明によるY/C分離装置の一実施例を図面を
参照しながら詳述する。
(実施例の全体構成) 第1図において、4倍のカラーサブキャリア周波数4f
SCで、かつB−Y軸に位相を合わせてサンプリングさ
れたコンポジットビデオ信号COMPは、櫛形フィルタ
分離部10に与えられる。
ここで、コンポジットビデオ信号COMPの垂直方向の
データ系列は、第2図に示すように同一の色差成分の同
相及び逆相を交互に繰返すものとなる。そこで、着目点
PCのデータをC1着目点PCに垂直方向に隣接する点
PB及びPDのデータをB及びDとすると、垂直方向に
相関があるときには次式 %式%(1) に示す演算を実行することにより着目点PCのクロマ信
号C1を分離することができる。
そこで、櫛形フィルタ分離部10においては、1水平走
査期間だけ遅延する遅延回路11及び12を縦属接続し
、着目点PC及び当該着目点PCに対して垂直方向に隣
接する点PB及びPDのデータB、C,Dを得るように
している。
データB及びDは加算回路13において加算された後、
減算回路14に減算入力として与えられ、また、データ
Cは2逓倍回路15を介して2倍されて減算回路14に
被減算入力として与えられ、減算された後、1/4逓倍
回路16を介することで上述の(1)式に従う演算をし
てクロマ信号C1を得るようになされている。このクロ
マ信号C1は、カラーサブキャリア周波数fSCを通過
中心周波数とするドツトクロール除去用のバンドパスフ
ィルタ17を介して第1のスイッチ回路18の第1の入
力端子に与えられ、また、直接第1のスイッチ回路18
の第2の入力端子に与えられる。スイッチ回路18は垂
直相関検出回路19から与えられる第1の相関フラグF
LGIに基づき相関が高い場合にバンドパスフィルタ1
7を介さないクロマ信号C1を選択し、他方相関が多少
ある場合にバンドパスフィルタ17を介したクロマ信号
C2を選択するようになされている。
また、スイッチ回路18で選択されたクロマ信号C1ま
たはC2は、第2のスイッチ回路20のクロマ信号切換
え部20Cに第1の選択入力として与えられると共に、
減算回路21に減算入力として与えられる。減算回路2
1には遅延回路11から着目点PCのデータCが与えら
れ、データCからクロマ信号C1またはC2が減算され
て着目点pcの輝度信号Y1が得られ、この輝度信号Y
1がスイッチ回路20の輝度信号切換え部20Yに第1
の選択入力として与えられる。
また、遅延回路11を介したコンポジットビデオ信号、
すなわち着目点pcに対応したデータCは周波数分離部
25に与えられる。周波数分離部25は到来するデータ
Cをカラーサブキャリア周波数fscを通過中心周波数
とし、クロマ信号成分の帯域を通過させるバンドパスフ
ィルタ26を通過させてクロマ信号C3を得てスイッチ
回路2゜のクロマ信号切換え部20Cに第2の選択入力
として与え、また、データCをクロマ信号成分の帯域よ
り低い帯域を通過帯域とするローパスフィルタ27を介
して輝度信号Y2を得てスイッチ回路20の輝度信号切
換え部20Yに第2の選択入力として与える。
スイッチ回路20は垂直相関検出回路19がら与えられ
る相関フラグFLG2が相関なしを指示するとき、クロ
マ信号切換え部20C及び輝度信号切換え部20Yを周
波数分離部25がらの信号側に切換え、相関フラグFL
G2が相関ありを指示するとき、クロマ信号切換え部2
0C及び輝度信号切換え部20Yを櫛形フィルタ分離部
1oに切り換える。
かくして、この実施例においては、垂直相関に基づき、
櫛形フィルタ分離方式により分離した輝度信号及びクロ
マ信号を出力したり、櫛形フィルタ分離方式で分離後バ
ンドパスフィルタ17を介したクロマ信号及びそれに対
応する輝度信号を出力したり、周波数分離方式によるク
ロマ信号及び輝度信号を出力したりする。
この実施例における垂直相関検出回路19は、Y/C分
離方式の切換えを適切に行い得るように、着目点PCを
含めその前後2点PA、PB、PD、PEのデータA−
Eの全てを用いて垂直相関を検出しており、着目点pc
近傍において相関が非常にあるときバンドパスフィルタ
17を介さないクロマ信号C1及びそれに対応する輝度
信号Y1を選択させ、相関が多少あるとき、バンドパス
フィルタ17を介したクロマ信号C2及びそれに対応す
る輝度信号Y1を選択させ、相関がないとき周波数分離
部25によるクロマ信号C3及び輝度信号Y2を選択さ
せるような第1及び第2の相関フラグFLGI及びFL
G2を送出する。
(垂直相関検出回路19の具体例) 第3図に5点のデータA〜Eを全て用いて垂直相関を検
出する垂直相関検出回路19の一例を示す。
L1健11圧哩1 カラーサブキャリア周波数fscの4倍の周波数4fS
Cでサンプリングし、B−Y軸に位相を合わせてサンプ
リングされ、櫛形フィルタ分離部10及び周波数分離部
25に同期されたコンポジットビデオ信号COMPIが
当該垂直相関検出回路19に与えられる。従って、上述
した第2図に示すように輝度信号から一方の色差信号を
減じたデータ、輝度信号にその色差信号を加えたデータ
を垂直方向に順次繰り返すコンポジットビデオ信号CO
MPIが当該垂直相関検出回路19に与えられる。
ここで、着目点PCに対応するビデオ信号のデータ値を
第2図に示すようにCとし、その前後2個ずつのデータ
の値をそれぞれ、A、B、D、Eとすると、次式 %式%(2) を演算することにより、クロマ信号が一定の場合にデー
タAを含む水平ラインLAとデータBを含む水平ライン
LBとの中間における輝度信号Y1、データBを含む水
平ラインLBとデータCを含む水平ラインLCとの中間
における輝度信号Y2、データCを含む水平ラインLC
とデータDを含む水平ラインLDとの中間における輝度
信号Y3、データDを含む水平ラインLDとデータEを
含む水平ラインLEとの中間における輝度信号Y4を得
ることができる。
また、このようにして求めた輝度信号Y2及びY3の平
均を次式 %式%(6) で求めることにより着目点PCの輝度信号Y5を得るこ
とができる。さらに、求めた輝度信号Y1及びY4の平
均を次式 %式%(7) で求めることにより着目点PCの輝度信号Y6を得るこ
とができる。
ここで、(6)式により求めた着目点PCの輝度信号Y
5は着目点PCに近い輝度信号Y2及びY3から求めて
いるのに対し、(7)式で求めた着目点PCの輝度信号
Y6は着目点PCから離れている輝度信号Y1及びY4
から求めている。従って、着目点PC近傍においてだけ
輝度レベルが急変するような場合、輝度信号Y5及び7
6間で差が生じる。そこで、これらの差の絶対値を次式
1式%(8) で求めると、上述のような中心部と外側でレベル差があ
る場合に大きな値を取る差信号1ΔYllを得ることが
でき、相関を判別し得る。
また、着目点20前後の輝度信号Y2及びY3の差を次
式 %式%(9) に示すように求めると、着目点PCの前後で輝度信号レ
ベルに違いがあるかを示す差信号1ΔY21を得ること
ができる。従って、この差信号1ΔY2+に基づいて着
目点20前後の相関性を判別することができる。
いずれの差信号1ΔYll、1ΔY2+でも相関性が否
定されると、着目点PC近傍においては相関性がない。
なお、上述のY1〜Y4は輝度レベルが同一であっても
、色差信号レベルが異なる場合には、色差信号成分の影
響が含まれたものとなり、その意味では、差信号1ΔY
ll、1ΔY21は色差信号レベルの急変によっても大
きな値を呈し、基準信号との比較によって色差信号成分
の急変を、すなわち、相関を判別することができる。
’fl  19の 上述の原理に基づき構成された垂直相関検出回路19の
一例を第3図に示す。なお、相関検出は相対的なレベル
が問題であり、絶対的な値が問題とならないので、第1
図においては、輝度信号Y1〜Y6及び差信号1ΔYl
l、1ΔY2+として上述の(2)式から(9)式に示
すものの2倍の値を用いている。また、(8)式及び(
9)式は当初のデータA〜Eを用いると、次式 %式%(10) に示すように変形できるのでこの実施例においてはこれ
ら(10)式及び(11)式を実現するように構成して
いる。
第3図において、サンプリングされたコンポジットビデ
オ信号COMP1は、1水平走査期間だけ遅延させる遅
延回路31〜34を縦属接続してなる遅延段35に与え
られ、第2図に示すような着目点PCを中心として垂直
方向に前後2個ずつのデータA−Eを得るようになされ
ている。
着目点PCから離れた点のPA、PEのデータA及びE
はそれぞれ1/2逓倍回路36及び37を介して1/2
倍されて加算回路38に与えられ、加算回路38におい
て加算された後、さらに減算回路39においてデータC
が減算されて絶対値回路40に与えられ、絶対値化され
て(10)式に従う差信号1ΔYllに変換されて比較
回路41及び42に与えられる。
比較回路41にはまた、基準信号REF1が与えられて
おり、第4図に示すように差信号1ΔY11が基準信号
REF1より大きいとき相関なしを表す論理rl、Jを
取り、他方、差信号1ΔY11が基準信号REFIより
小さいとき相関ありを表す論理「H」を取る第1の相関
信号CO1がデコーダ43に出力される。他方、比較回
路41には、基準信号REF1より小さい基準信号RE
F2が与えられており、第4図に示すように差信号1Δ
Yllが基準信号REF2より大きいとき相関なしを表
す論理rl、Jを取り、他方、差信号1ΔYllが基準
信号REF2より小さいとき相関ありを表す論理「H」
を取る第2の相関信号C02がデコーダ43に出力され
る。
ここで、差信号1ΔYllは上述したように、着目点P
Cの近傍とその外側の輝度レベルの差を表すので、相関
信号Co1及びCO2は着目点PCの近傍とその外側で
の相関性を示すものとなる。
また、第2の基準信号REF2を第1の基準信号REF
Iより小さく選定しているので、着目点近傍とその外側
で相関があるか否かを第1の相関信号COIが示し、着
目点近傍とその外側で非常に相関があるか否かを第2の
相関信号CO2が示すものとなる。
また、データB及びDは減算回路44に与えられ、減算
回路44において減算された後、絶対値回路45を介し
て絶対値化されて(11)式に従う差信号1ΔY21に
変換されて比較回路46及び47に与えられる。
比較回路46にはまた、基準信号REF3が与えられて
おり、第4図に示すように差信号1ΔY21が基準信号
REF3より大きいとき相間なしを表す論理「L」を取
り、他方、差信号1ΔY21が基準信号REF3より小
さいとき相関ありを表す論理r)(Jを取る第3の相関
信号CO3がデコーダ43に出力される。他方、比較回
路47には、基準信号REF3より小さい基準信号RE
F4が与えられており、第4図に示すように差信号1Δ
Y21が基準信号REF4より大きいとき相関なしを表
す論理rl、Jを取り、他方、差信号1ΔY21が基準
信号REF4より小さいとき相関ありを表す論理r)(
Jを取る第4の相関信号C04がデコーダ43に出力さ
れる。
ここで、差信号1ΔY21は上述したように、着目点p
cの前後の輝度レベルの差を表すので、相関信号CO3
及びCO4は着目点PCの前後での相関性を示すものと
なる。また、第4の基準信号r(EF4を第3の基準信
号REF3より小さく選定しているので、着目点PCの
前後で相関があるか否かを第3の相関信号CO3が示し
、着目点PCの前後で非常に相関があるか否かを第4の
相関信号CO4が示すものとなる。
デコーダ43は例えばROMで構成され、到来する相関
信号CO1〜CO4に基づき第5図のテーブルTABに
示すような相関フラグFLGI及びFLG2をスイッチ
回路18及び20に送出する。デコーダ43は、着目点
pc前後で相関がない場合には、着目点PC近傍とその
外側の相関の有無に関係なく、垂直方向の相関性を否定
して周波数分離部25による分離信号を選択させ、着目
点PCの近傍とその外側で非常に相関があり、かつ、着
目点20前後においても非常に相関がある場合には、垂
直方向の相関が非常にあるとしてバンドパスフィルタ1
7を用いない櫛形フィルタ分離部10の分離信号を選択
させ、その他の場合には相関が多少あるとしてバンドパ
スフィルタ17を用いた櫛形フィルタ分離部10の分離
信号を選択させるような相関フラグFLGI及びFLG
2を出力する。
(実施例の効果) 従って、上述の実施例によれば、着目点を中心とする前
後5点のデータを用いて垂直方向の相間性を検出してい
るため、単に相関の有無だけでなく、相関の程度も検出
でき、バンドパスフィルタを用いた櫛形フィルタ分離方
式、バンドパスフィルタを用いない櫛形フィルタ分離方
式、周波数分離方式を垂直相関性に基づき切り換えるこ
とができ、画像内容に応じた適切な分離方式を採用する
ことができ、ドツトクロールやクロスカラー等の画質劣
化を軽減することができる。
(他の実施例) なお、上述の実施例においては、5点のデータを用いて
垂直相関を検出したものを示したが、本発明はこれに限
らず、5点以上の奇数点のデータを用いるものに適用す
ることができる。
また、上述の実施例においては、選択できる分離方式が
周波数分離方式、バンドパスフィルタを用いた櫛形フィ
ルタ分離方式、バンドパスフィルタを用いない櫛形フィ
ルタ分離方式のものを示したが、IH型の櫛形フィルタ
分離方式と2H型の櫛形フィルタ分離方式とを相関性の
段階に応じて選択させるようなものであっても良い。
[発明の効果1 以上のように、本発明によれば、着目点を中心とする前
後5点以上のデータを用いて垂直方向の相関性を検出し
ているため、単に相関の有無だけでなく、相関の程度も
検出でき、3種類以上の分離方式を垂直相関性に基づき
、切り換えることができ、画像内容に応じた適切な分離
方式を採用することができ、ドツトクロールやクロスカ
ラー等の画質劣化を軽減することができるY/C分離装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるY/C分離装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図はサンプリングによる垂直方向のデ
ータ系列を示す路線図、第3図は垂直相関検出回路を示
すブロック図、第4図は比較回路の入出力を示す図表、
第5図はデコーダの入出力を示す図表、第6図は従来装
置の垂直相関検出回路を示すブロック図である。 10・・・櫛形フィルタ分離部、17・・・バンドパス
フィルタ、18.20・・・スイッチ回路、19・・・
垂直相関検出回路、25・・・周波数分離部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コンポジットビデオ信号から輝度信号及びクロマ信号を
    分離するそれぞれの分離方式が異なる複数のY/C分離
    部と、これらY/C分離部のいずれかに切り換えるスイ
    ッチ回路と、一方の色差信号成分軸に位相を合わせ、カ
    ラーサブキャリア周波数の4倍の周波数でサンプリング
    された上記コンポジットビデオ信号のデータを入力し、
    上記コンポジットビデオ信号の垂直相関を検出して上記
    スイッチ回路を切換える垂直相関検出回路とを備えたY
    /C分離装置において、 上記Y/C分離部を少なくとも3個以上設けると共に、 上記垂直相関検出回路を、 相関性検出の中心となる着目点を中心として垂直方向に
    連続する5点以上の奇数点のデータから着目点近傍とそ
    の外側との相関を検出する第1の検出手段と、 上記5点以上の奇数点のデータから着目点の垂直方向前
    後の相関を検出する第2の検出手段と、これら第1及び
    第2の検出手段の出力に基づき、相関の有無及び相関の
    段階を求めていずれかの上記Y/C分離部を指示する切
    換制御信号を上記スイッチ回路に送出する切換制御手段
    とで構成したことを特徴とするY/C分離装置。
JP3863987A 1987-02-20 1987-02-20 Y/c分離装置 Pending JPS63206088A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0613311A1 (en) * 1993-02-26 1994-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Y/C separating circuit

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0613311A1 (en) * 1993-02-26 1994-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Y/C separating circuit
US5548342A (en) * 1993-02-26 1996-08-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Luminance/chrominance separating circuit using predetermined separations

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