JPS63205176A - ウエツブに対する合成樹脂粉末のドット状写塗着方法 - Google Patents

ウエツブに対する合成樹脂粉末のドット状写塗着方法

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JPS63205176A
JPS63205176A JP3649987A JP3649987A JPS63205176A JP S63205176 A JPS63205176 A JP S63205176A JP 3649987 A JP3649987 A JP 3649987A JP 3649987 A JP3649987 A JP 3649987A JP S63205176 A JPS63205176 A JP S63205176A
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synthetic resin
heated
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Hisahiro Kita
喜多 久博
Shiyouichi Yatsumoto
野津本 証一
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Iwatani Gas Co Ltd
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Iwatani Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はウェッブに対する合成樹脂粉末の転写塗着方法
に関する。
従来の技術とその問題点 従来、ウェッブに対する合成樹脂粉末の転写塗着方法と
して、グラビアロールの凹所に合成樹脂粉末を押込み、
これを上記ロールを通じてウェッブ上に転写塗着させる
などの方法が提案されているが、これは次の通りの問題
点があった。
■ 凹所への合成樹脂粉末の均一充填の必要上、グラビ
アロールの周速度は20胱/分程度がせいぜいであり、
生産性に欠ける。
■ グラビアロールはかなり高価であり、設備費が高く
つく。
■ グラビアロールの製作には、通常3ケ月程度を要し
、入手に時間がかかる。
本発明はこのような従来の問題点を一掃することを目的
としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、ロータリースクリーン内に供給された合成樹
脂粉末を該スクリーン内で軟化点以下の温度で予熱しつ
つ、スキージ−により上記スクリーンの網目を通じて、
上記樹脂粉末の融点付近の温度まで加熱されたウェッブ
上に押出し、転写塗着することを特徴とするウェッブに
対する合成樹脂粉末の転写塗着方法に係る。
実施例 以下に本発明を図示の装置を用いて実施した場合につき
説明すると次の通りである。
第1図の全体図に示されるように、ウェッブ(1)は第
1ガイドロール(2)、予熱ロール(3)、第2及び第
30−ル(4)、(5)を順次経て、ロータリースクリ
ーン(6)とバックアップロール(7)の間に、上記ウ
ェッブ(1)が」二記スクリーン(6)の下部、例えば
1/4〜2/4周(90°〜180°)程度の範囲に亘
って接触するように、連続的に供給される。上記予熱ロ
ール(3)は例えば表面温度200〜250℃を有し、
上記ウェッブ(1)を下記の合成樹脂粉末の融点付近の
温度、例えば150〜180℃に予熱する。ウェッブ(
1)の送り速度は20〜40m/分程度が適当である。
合成樹脂粉末(8)が、スクリューコンベア(9)(第
3図参照)、該コンベア(9)と接続するように、上記
スクリーン(6)の中心軸線」二に設置された粉末導入
管(10)及びその出口(10a)を通じて、上記スク
リーン(6)内の、スキージ−(11)後方側(ウェッ
ブ(1)の送り方向を基準にして)に連続的に供給され
る。
I−記スクリーン(6)の上部を覆うように加熱装置(
12)が備えられ、該装置(12)により、上記スクリ
ーン(6)は、上記合成樹脂粉末(8)の軟化点以下の
温度、例えば40〜90℃の表面温度に加熱される。
而してロータリースクリーン(6)内に供給された合成
樹脂粉末(8)は、スクリーン(6)により加熱されて
凝集力を生じスクリーン(6)の回転を随拌されてスキ
ージ−(11)に向けて集合し盛上り傾向となり、この
ような盛上り傾向を保持しつつ、上記スキージ(11)
とスクリーン(6)との共同作用により、上記ウェッブ
(1)面に転写塗着される。
この転写塗着時の状況を第2図にもとづき詳述すると、
ウェッブ(1)は樹脂粉末(8)の盛上りの後端(8a
)より後方側でスクリーン(6)の下部と接触を開始し
、上記後端(8a)の通過後スキージ−(11)に至る
までの間に、スクリーン(′6)の網目を通じて、自重
落下の樹脂粉末の供給を受ける。この自重落下の供給は
、樹脂粉末が網目の部分でブリッジを形成するなど、未
だ完全なものではない。尚ウェッブ(1)のスクリーン
(6)への接触の開始点(1a)を、樹脂粉末の盛上り
の後端(8a)より後方側に設定する理由は、供給され
た樹脂粉末のウェッブ(1)面での移動を防止し、規則
性をもって樹脂粉末の供給を行なうためである。
上記ウェッブ(1)面には、スキージ−(11)の下端
下方を通過するとき、スキージ−(11)の働きで、ス
クリーン(6)の網目を通じて所定量の樹脂粉末が供給
される。一般に合成樹脂粉末は室温(20℃)で流動性
があり飛散し易いので、室温のままでスキージ−(11
)によりスクリーン(6)内の樹脂粉末を網目を通じて
ウェッブ(1)面に供給しようとすると、スクリーン(
6)の回転に拘わらず、樹脂粉末(7)のスキージ−(
11)に向かう集合ひいては盛−ヒリは殆んど起らない
。従ってこれではスキージ−(11)によるスクリーン
(6)網目内への合成樹脂の積極的な押込みは、殆んど
期待できなくなり、ウェッブ(1)面への樹脂粉末の供
給は不安定、不確実なものとなってしまう。本発明では
、上述のようにスクリーン(6)内で樹脂粉末を予熱し
凝集力を発生させているので、スキージ−(11)に向
う盛−Lりが起り、よってスキージ−(11)によるス
クリーン(6)の網目内への樹脂粉末の積極的な押込み
が期待でき、ウェッブ(1)面に所定量の樹脂粉末を過
不足なしに安定、確実に供給できる。尚樹脂粉末をスク
リーン(6)内であまり高い温度で予熱すると、樹脂粉
末が塊状化しスキージ−(11)による押込みが困難と
なるので、予熱温度は、樹脂粉末の軟化点以下にとどめ
る必要がある。
自重落下及びスキージ−(11)の押込みにより、スク
リーン(6)の網目を通じてウェッブ(1)面に供給さ
れた樹脂粉末は、ウェッブ(1)の保有する熱(150
〜180℃)により加熱され、溶融乃至半溶融状態とな
り、ウェッブ(1)面に付着する。このウェッブ(1)
面への樹脂粉末の付着には多少時間がかかるので、スキ
ージ−(11)の下端(11a)下方通過後もしばらく
の間、例えば離脱点(1b)に至るまでウェッブ(1)
とスクリーン(6)との接触状態をそのまま保持し、こ
の間に網目内の樹脂粉末を完全にウェッブ(1)面に付
着せしめる。スキージ−(11)通過後に於ける、ウェ
ッブ(1)とスクリーン(6)の接触角度範囲は、樹脂
粉末の融点、ウェッブ(1)の予熱温度、その他スクリ
ーン(6)径及び周速度などによって左右されるが、一
般的にいってスクリーン(6)の1/8〜2/8周(4
5〜90℃)あれば充分である。
スクリーン(6)の網目内の樹脂粉末がウェッブ(1)
面に付着した後は、ウェッブ(1)をスクリーン(6)
より離脱することにより、スクリーンパターン通り樹脂
粉末が転写塗着されたウェッブ(1)が得られる。
樹脂粉末の転写塗着された後のウェッブ(1)は、第1
図に示されるように、常法通り、加熱カバー(13)を
具備する加熱ロール(14)及び冷却ロール(15)を
順次通り、後処理を受けた後、ガイドロール(16)及
び(17)を経て製品として回収される。
第4図は電磁式ロータリースクリーンを適用して本発明
法を実施した場合の一例を示し、第1図の場合と同結果
が得られる。第4図に於て、(18)は電磁ベース、(
19)はスキージ−ロールであり、その他は第1図と共
通の符号が付されている。
本発明に於て、ウェッブ(1)としては、200〜25
0℃程度の加熱に耐え得るような材質のものであればよ
く、例えば綿などの天然繊維性の不織布、編、織物、紙
製品などを用い得る。
に記つェッブ(1)に転写塗着される合成樹脂粉末とし
ては、熱可塑性及び熱硬化性のいずれでもよく、樹脂粉
末の種類、ロータリースクリーン温度及び予熱ロール温
度の好ましい一例をしめすと次の通りである。
以下に本発明の実施例を示す。
〔実施例1〕 日本リルサン株式会社発売のブラタミドHOO5(M1
10/150°C1粒度150μ〜200μ、軟化点(
RdB法)120℃)なる共重合ポリアミド樹脂を使用
し、予熱ロールの表面温度220℃、スクリーンロール
の表面温度50℃の条件下で、メツシュ(網目)20、
厚さ0.254す、穴の径0.40’+7のスクリーン
ロールを使用し、綿布に対しドツトコーティングを行っ
た。このとき、綿布の速度と、付着量の関係は次の通り
であった。
20音/分    2(Bう/平方卿 30卿/分    15盃う/平方卿 40eπ/分    12盃う/平方前〔実施例2〕 東亜合成化学工業株式会社発売のPE5−110H(M
I 20/150℃、粒度105μ〜200μ、軟化点
(RdB法)115℃)なる共重合ポリエステル樹脂を
使用し、予熱ロールの表面温度200℃、スクリーンロ
ールの表面温度40℃の条件下で、メツシュ30、厚さ
0 、 20 (t、穴の径O,13aすのスクリーン
ロールを使用し、呉羽繊維株式会社発売のP604ON
Fなる不織布の印捺を行い、布の速度と付着量の関係は
次の如くである。
20rπ/分    23r、う/平方勇30帥/分1
5. 5:?、’/平方rπ40rπ/分    11
.8τ9/平方卿〔実施例3〕 実施例1と同一のスクリーンロールを用い、熱硬化性樹
脂としてシェル化学株式会社発売のエポキシ樹脂“エピ
コート1007” (デユランス法による融点122〜
131℃)を用い、次の組成の粉末を調製した。
エピコート1007  100部 ジシアンジアミド     5部 エーロジル      0.5部 この混合物を液体窒素で冷却しながら粉砕し平均粒度1
80μの粉末を得た。
次に、この粉末を用い、第1図の予熱ロールの表面温度
220℃スクリーンロールの表面温度40℃とし、布の
速度25音/分で印捺を行い、布上に20メツシユのド
ツト印捺を得た。この印捺された樹脂は硬化剤を含有し
、一部硬化したものであるが、更に加熱により、硬化が
進み、接着力を発揮する状態にある。
次にこの印捺布に、厚さ0.2417のポリエステルフ
ィルムを貼り合せ、150℃に加熱することにより、布
とポリエステルのラミネート製品を得た。巾3シン、長
さ153fンの剥離テスト片を作製し、常温並びに95
℃雰囲気下での剥離テストの結果2.6kg(常温) 
0.8kg (95℃)の結果を得た。
軟質塩化ビニルフィルムも同様に貼り合せすることが出
来た。
効    果 本発明によれば、ロータリースクリーンプリント法を適
用して、ウェッブ面に樹脂粉末をスクリーンパターンに
従い転写塗着できるので、ウェッブの送り速度を通常の
ロータリースクリーン法と同様に例えば20〜40m/
分程度の高速度とすることが可能となり、従来のグラビ
アロール法の20m/分以下に比べ遥かに生産性を向」
二できると共に、ロータリースクリーンはグラビアロー
ルに比べると入手が極めて容易で且つ価格も1/10〜
1/20と安価であり、設備費の負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施状況を概略的に示す全体図、第
2図は第1図の部分拡大図、第3図は樹脂粉末の輸送手
段の一例を示す図、第4図は本発明の他の実施状況を概
略的に示す全体図である。 図に於て、(1)はウェッブ、(3)は予熱ロール、(
6)はロータリースクリーン、(8)は合成樹脂粉末、
(11)はスキージ−である。 (以    」二)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロータリースクリーン内に供給された合成樹脂粉
    末を該スクリーン内で軟化点以下の温度で予熱しつつ、
    スキージーにより上記スクリーンの網目を通じて、上記
    樹脂粉末の融点付近の温度まで加熱されたウエツブ上に
    押出し、転写塗着することを特徴とするウエツブに対す
    る合成樹脂粉末の転写塗着方法。
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