JPS63205006A - 異方性導電材料 - Google Patents
異方性導電材料Info
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- JPS63205006A JPS63205006A JP3718687A JP3718687A JPS63205006A JP S63205006 A JPS63205006 A JP S63205006A JP 3718687 A JP3718687 A JP 3718687A JP 3718687 A JP3718687 A JP 3718687A JP S63205006 A JPS63205006 A JP S63205006A
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Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹脂フィルムの厚さ方向にのみ導電性を有す
る導電性樹脂材料に関するものである。
る導電性樹脂材料に関するものである。
従来導電性樹脂材料を得る場合、例えば特開昭59−1
32504号公報にみられるように、高分子樹脂にカー
ボンを混入して得ていた。ところがこの方法では、カー
ボンを導電性材料として使用するため黒色となり、外観
上の理由から用途が限定されて多様な要求に応じられな
いという欠点があった。
32504号公報にみられるように、高分子樹脂にカー
ボンを混入して得ていた。ところがこの方法では、カー
ボンを導電性材料として使用するため黒色となり、外観
上の理由から用途が限定されて多様な要求に応じられな
いという欠点があった。
また、沿面方向と厚さ方向に導電率の差がないため、厚
さ方向にのみ導電性を要求される用途には適さないもの
であった。
さ方向にのみ導電性を要求される用途には適さないもの
であった。
本発明はこれらの欠点に鑑みなされたもので、厚さ方向
にのみ導電性をもち、顔料を使用することにより容易に
着色が可能な導電材料を提供しようとするものである。
にのみ導電性をもち、顔料を使用することにより容易に
着色が可能な導電材料を提供しようとするものである。
上記従来技術の問題点を解決するため本発明によれば、
連続多孔性高分子樹脂フィルムの孔内に導電性粒子を含
有させてなる異方性導電材料を構成する。この構成にお
いて高分子樹脂として四弗化エチレン樹脂(以下PTF
Eと称す)を好適に用いることができる。
連続多孔性高分子樹脂フィルムの孔内に導電性粒子を含
有させてなる異方性導電材料を構成する。この構成にお
いて高分子樹脂として四弗化エチレン樹脂(以下PTF
Eと称す)を好適に用いることができる。
本発明によれば上記のごとく連続多孔性高分子樹脂フィ
ルムに導電性粒子を含有させて異方性導型材料を構成す
るため、導電性粒子は連続多孔性高分子樹脂フィルムの
厚さ方向に貫通する細孔に入り込んで前記細孔をふさぐ
ため、厚さ方向に導電性が得られると同時に沿面方向の
導電性がなくなる。
ルムに導電性粒子を含有させて異方性導型材料を構成す
るため、導電性粒子は連続多孔性高分子樹脂フィルムの
厚さ方向に貫通する細孔に入り込んで前記細孔をふさぐ
ため、厚さ方向に導電性が得られると同時に沿面方向の
導電性がなくなる。
また前記含浸時に、導電性粒子に顔料を混入した分散液
を連続多孔性高分子樹脂に含浸後液体を除去することに
より容易に着色される。
を連続多孔性高分子樹脂に含浸後液体を除去することに
より容易に着色される。
第1図、第2図はそれぞれ本発明による異方性導電テー
プのそれぞれ異なる実施例の一部を拡大した平面図と斜
視図である。
プのそれぞれ異なる実施例の一部を拡大した平面図と斜
視図である。
第1図において6倍に延伸された未焼成の延伸PTFE
フィルム2は、くもの巣状の連続多気孔4によりテープ
の厚さ方向で空間的につながっているため、含有された
炭素粒子、金属酸化物等による導電性粒子層3は、くも
の巣状の連続多気孔4をふさいでテープlの厚さ方向に
導通可能(5Ω・cm)とするとともに、沿面方向には
枝状に存在するPTFEの充実体5にさえぎられて極め
て犬きな抵抗率(6x108Ω・cm)を有する。 こ
の場合、孔径・気孔率は任意に制御して沿面方向の導電
率を変えることが出来る。なお未焼成PTFEテープの
延伸率は3〜IO倍が好適である。なお、導電粒子の含
有は、導電粒子分散液を孔内に含浸させた後、液を除去
する等して達成される。ここで導電性金属酸化物として
は、例えば三菱金属製T−1,W−1、帝国化工製ME
C−500、大球化学製WK−10DS などが好適
に用いられる。
フィルム2は、くもの巣状の連続多気孔4によりテープ
の厚さ方向で空間的につながっているため、含有された
炭素粒子、金属酸化物等による導電性粒子層3は、くも
の巣状の連続多気孔4をふさいでテープlの厚さ方向に
導通可能(5Ω・cm)とするとともに、沿面方向には
枝状に存在するPTFEの充実体5にさえぎられて極め
て犬きな抵抗率(6x108Ω・cm)を有する。 こ
の場合、孔径・気孔率は任意に制御して沿面方向の導電
率を変えることが出来る。なお未焼成PTFEテープの
延伸率は3〜IO倍が好適である。なお、導電粒子の含
有は、導電粒子分散液を孔内に含浸させた後、液を除去
する等して達成される。ここで導電性金属酸化物として
は、例えば三菱金属製T−1,W−1、帝国化工製ME
C−500、大球化学製WK−10DS などが好適
に用いられる。
第2図において、ポリ弗化ビニリデン(以下PvdFと
称す)フィルム6の厚さ方向に貫通する細孔8に導電粒
子としてニッケル粒子が含浸されて細孔8をふさぎ、ニ
ッケル粒子層7を形成して異方性導電テープ1が構成さ
れている。
称す)フィルム6の厚さ方向に貫通する細孔8に導電粒
子としてニッケル粒子が含浸されて細孔8をふさぎ、ニ
ッケル粒子層7を形成して異方性導電テープ1が構成さ
れている。
ここで導電性材料であるニッケル粒子層7は、PvdP
フィルム6を貫通する細孔8をふさいで構成されている
ため、この異方性導電テープ1は厚さ方向に導電性をも
ち、テープの対向面どうしを導通させている。一方、異
方性導電テープ1の沿面方向には貫通孔4が独立分離し
て存在するため、ニッケル粒子層3が不連続になるため
導通しない。
フィルム6を貫通する細孔8をふさいで構成されている
ため、この異方性導電テープ1は厚さ方向に導電性をも
ち、テープの対向面どうしを導通させている。一方、異
方性導電テープ1の沿面方向には貫通孔4が独立分離し
て存在するため、ニッケル粒子層3が不連続になるため
導通しない。
また、着色については前記第一実施例、第二実施例とも
に導電性粒子を含む分散液に顔料を加わえることで容易
に実現可能である。
に導電性粒子を含む分散液に顔料を加わえることで容易
に実現可能である。
具体的には、金属微粒末あるいは導電性金属酸化物と着
色しようとする色の顔料とを界面活性剤等を使用してメ
タノールあるいはフレオンなどの溶媒へ分散する。次に
連続多孔性樹脂フィルムをこの分散液に浸漬して細孔へ
着色された導電性粒子を含浸した後、洗浄・乾燥・焼成
・表面洗浄という工程で異方性導電材料1が得られる。
色しようとする色の顔料とを界面活性剤等を使用してメ
タノールあるいはフレオンなどの溶媒へ分散する。次に
連続多孔性樹脂フィルムをこの分散液に浸漬して細孔へ
着色された導電性粒子を含浸した後、洗浄・乾燥・焼成
・表面洗浄という工程で異方性導電材料1が得られる。
以上説明したように本発明によれば、連続多孔性高分子
樹脂フィルムの孔内に導電性粒子を含有させて異方性導
電材料を構成するため、導電性粒子と顔料との分散液を
前記樹脂フィルムの細孔に含浸させて容易に着色が可能
である。
樹脂フィルムの孔内に導電性粒子を含有させて異方性導
電材料を構成するため、導電性粒子と顔料との分散液を
前記樹脂フィルムの細孔に含浸させて容易に着色が可能
である。
また、樹脂フィルムに設ける独立細孔あるいは連続気孔
の孔径、隣接密度、気孔率を制御してフィルムの厚さ方
向の導電性を制御すると共に沿面方向への電気伝導をお
さえることができるという特育の作用・効果がある。
の孔径、隣接密度、気孔率を制御してフィルムの厚さ方
向の導電性を制御すると共に沿面方向への電気伝導をお
さえることができるという特育の作用・効果がある。
また、多孔性樹脂フィルムとして延伸連続多孔性PTF
Eフィルムを使用、した場合には細孔が連続気孔である
ため、フィルムの厚さ方向と同時に沿面方向への電気伝
導も延伸倍率による孔径・気孔率の制御である程度のレ
ベルまで可能である。
Eフィルムを使用、した場合には細孔が連続気孔である
ため、フィルムの厚さ方向と同時に沿面方向への電気伝
導も延伸倍率による孔径・気孔率の制御である程度のレ
ベルまで可能である。
第1図は延伸連続多孔性PTPEを用いたこの発明によ
る異方性導電テープの平面図、第2図はPvdFテープ
に貫通孔を設けたものに導電性粒子を含有せしめたこの
発明による異方性導電テープの斜視図である。 l : 異方性導電テープ、 2 : 延伸連続多孔性PTFEフィルム、3 : 導
電性粒子層、 8 : PvdFフィルム、 7 : ニッケル粒子層。 1 : 巽う「十土 414ス ラ′−7:ム:
Pv扶Fフィルム 7、 二〜yFrル穀Y屑。
る異方性導電テープの平面図、第2図はPvdFテープ
に貫通孔を設けたものに導電性粒子を含有せしめたこの
発明による異方性導電テープの斜視図である。 l : 異方性導電テープ、 2 : 延伸連続多孔性PTFEフィルム、3 : 導
電性粒子層、 8 : PvdFフィルム、 7 : ニッケル粒子層。 1 : 巽う「十土 414ス ラ′−7:ム:
Pv扶Fフィルム 7、 二〜yFrル穀Y屑。
Claims (2)
- (1)連続多孔性高分子樹脂フィルムの孔内に導電性粒
子を含有させてなる異方性導電材料。 - (2)特許請求の範囲第1項に記載の異方性導電材料に
おいて、連続多孔性高分子樹脂は、延伸連続多孔性四弗
化エチレン樹脂であることを特徴とする異方性導電材料
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3718687A JPS63205006A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 異方性導電材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3718687A JPS63205006A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 異方性導電材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63205006A true JPS63205006A (ja) | 1988-08-24 |
Family
ID=12490549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3718687A Pending JPS63205006A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 異方性導電材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63205006A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55161306A (en) * | 1979-06-05 | 1980-12-15 | Asahi Chemical Ind | Partly plated porous sheet |
JPS61259406A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-17 | 日東電工株式会社 | 異方導電性シ−ト及びその製造方法 |
JPS62287514A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-14 | 株式会社トクヤマ | 異方導電性構造物 |
JPS6340218A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-20 | 住友スリ−エム株式会社 | 異方導電膜とその製造方法 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP3718687A patent/JPS63205006A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55161306A (en) * | 1979-06-05 | 1980-12-15 | Asahi Chemical Ind | Partly plated porous sheet |
JPS61259406A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-17 | 日東電工株式会社 | 異方導電性シ−ト及びその製造方法 |
JPS62287514A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-14 | 株式会社トクヤマ | 異方導電性構造物 |
JPS6340218A (ja) * | 1986-08-05 | 1988-02-20 | 住友スリ−エム株式会社 | 異方導電膜とその製造方法 |
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