JPS63204551A - 車載装置 - Google Patents

車載装置

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JPS63204551A
JPS63204551A JP3614687A JP3614687A JPS63204551A JP S63204551 A JPS63204551 A JP S63204551A JP 3614687 A JP3614687 A JP 3614687A JP 3614687 A JP3614687 A JP 3614687A JP S63204551 A JPS63204551 A JP S63204551A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車載装置、特に車載用の記録又は再生装置に関
する。
〔従来の技術〕
最近、車両内にテレビジョン装置を装備し、各種の目的
に利用することが堤案されている。例えば、ナビゲーシ
ョン・システムでの表示用とか、運転休止中でのテレビ
放送の受信のため等である。
また、静止画像を例えばディスク媒体に記録・再生する
装置が急速に低価格化・小型化し、これを車両に搭載し
て、記録・再生・再生信号の遠隔地への送信等を行うこ
とも可能になってきている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
記録又は再生装置を車両に搭載する場合には、走行時の
振動により媒体及び記録/再生ヘッドの損傷が問題にな
る。記録媒体としての例えば回転ディスクを交換自在な
記録・再生装置では、ディスクの書込及び続出中は勿論
、その前後でも記録/再生ヘッドはディスク面に当接し
ているのが普通であり、また、車両内は室内と異なり実
質的には外気中と同じであり極めて多数の粉塵が存在す
るので、車両走行中の振動や粉塵の流入によってヘッド
やディスク面に致命的な損傷を与えることが生じる。
そこで本発明は媒体及び/あるいは、記録又は再生手段
の損傷を防止した車載用記録又は再生装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するために媒体から記録情報
を記録又は再生する手段、 該媒体と記録又は再生手段を記録又は再生のため所定位
置とするように動作する手段、車両の走行状態を検出す
る手段、 該検出手段の検出により前記動作手段の動作を制御する
手段と有する。
〔作用〕
上記構成に於いて検出手段により検出された車両の走行
状態に応じて前記動作手段の動作が適切に制御される。
〔実施例〕
第1図〜第6図は本発明の一実施例を説明するための図
面である。
第1図は本発明の基本概念を示す図であり、第1図にお
いてlは磁気ディスク、2は該ディスクlを収納するカ
セット、3は磁気ディスクlの中心部に固着された合成
樹脂性センタコア、4はシャック、5a、  5bはカ
セット2を使用する装置において、とくにその装填の位
置決め用孔である。なお4,5については後に詳述する
110は車のサイドブレーキであり、111は記録再生
装置、112はモニタ、113は111に設けられたカ
セット2の挿てん受入れ口である。
第2図において91はスピンドルモータ、94はギア6
3と噛み合うギア95と一体に回動するカム体であって
、安定板アップ状態を検出するスイッチ99の先端部1
00を押すカム部103を備えている。またギア95に
は第1図に示しているかローディング完了状態を検出す
るスイッチ105の接片106を押すダボ104が設け
られている。96は軸、97.98は99の切片であり
接点101,102を備えている。尚これらの部材につ
いては第3図以降に詳細な説明がなされる。
108はローディングモータ駆動回路、109はスピン
ドルモータ駆動回路、114は装置各部を制御するCP
U、115は再生又は記録ヘッド、130はヘッド11
5の出力を切り換えるスイッチ回路、132は記録アン
プ、I34は記録アンプ132にDPSK変調回路13
8を介してCPU114から出力されるID信号を加算
するための加算器、136はスイッチ回路144を介し
て入力するチューナ152あるいは、ビデオカメラ15
4の映像信号に対して変調等の記録に必要な処理を行う
記録処理回路、138は前記D P S K変調回路、
140は再生時ヘッド115からの出力を増幅する再生
アンプ、142は再生アンプ140の出力から前述のI
D信号をとり出し復調する復調回路、148は再生アン
プ140の出力に対して復調等の再生に必要な処理を行
う再生処理回路、147は該回路148の出力を後述の
加算器150に出力するか否かを切換えるゲート、14
9はCPU114から出力されるコード信号に応じてキ
ャラクタを作成するキャラクタジェネレータ、150は
再生処理回路148の出力にキャラクタジェネレータ1
49の出力を加算する加算器である。図中111として
示した部分は記録再生装置に含まれる部分であり、それ
以外の部分については車両本体に適宜、例えばチューナ
152、モニタ112は運転席近傍、ビデオカメラ15
4は車両前方に向って配置される。
次に以上の様に構成された実施例の動作について説明す
る。カセット2を挿入口113に挿入すると自動的に2
は装置内部の記録再生のための所定位置にローディング
される。次にがかるローディング動作について図面を用
いて説明する。
(カセット及びシャッタの構成)(第3図)第3図はこ
の出願の再生装置の機構的構成を示す斜視図であって、
第4図はその一部の分解斜視図である。図中1は円板状
記録担体の一例である可撓性磁気ディスク、2は磁気デ
ィスク1を収納する記録担体収納容器としてのカセット
、3は磁気ディスク1の中心部に固着された合成樹脂製
のセンタコア、3aはセンタコア3を貫通する回転位相
指示用のPGピンであり、その構成については第6図に
関連して後述する。2aはカセット2の上面にセンタコ
ア3に対応して設けられた孔であり、その下面にも同様
の孔2a’ が設けられている。2bはカセット2の上
面に設けられ、後述する安定板(第6図の74)の進入
用の窓であり、カセット2の下面にも窓2bに対応する
位置に磁気ヘッド115の進入用の窓2b’ が設けら
れている。
安定板進入用窓2b及び磁気ヘッド115の進入用窓2
b’  は通常は、矢印P−Q方向に移動可能な覆い部
材であるシャッタ4により覆われている。シャッタ4は
、その側面に後述するシャッタ開放爪(第4図の15c
)が落ちこむシャツタ閉成用の孔4aと後述のシャッタ
ロック部材2dの係合部と係合する係合爪4bとが設け
られる。なお4a’  は孔4aの端面、4cはシャッ
タ4の端面を示している。2cはカセット2の側面に設
けられ、シャッタ開放爪15c及び後述のシャッタ開放
爪12aが嵌合してスライドする溝であり、2dはカセ
ット2の側面に設けられたプラスチック製のシャッタロ
ック部材である。
シャッタ4は、カセット2に対して相対的に矢印Q方向
に移動するとき、安定板進入用窓2b及び磁気ヘッド1
15の進入用窓2b’  を開放し、同じ(矢印P方向
に移動するときこれらを閉成する構成になっている。
5a及び5bは、カセット2を使用する装置において、
とくに装填の位置決めのために用いられる一対の位置決
め用孔であり、ともにカセット2の上面から下面へ貫通
するように形成れている。そして一方の孔5aは長円形
であって、カセット2の挿入方向である矢印A方向にお
いてシャッタ4と同じ側でかつシャッタ4の上流側のコ
ーナ一部に、他方の孔5bは円形であって、同じく矢印
A方向においてカセット2の後端部付近の中央部にそれ
ぞれ設けられている。この実施例においては、上記の孔
5aは後述の係合部材26に対する被係合部の役割をも
有するが、この被係合部と位置決め孔とは別個に設けて
もよい。
(シャッタ開閉機構)(第3図、第4図)第3図及び第
4図において、カセット2を保持するカセットホルダ部
は第1の保持部の一例であるフロントホルダ部IO及び
第2の保持部の一例であるリアホルダ部20よりなり、
両者は分離されている。
フロントホルダ部10はフロントハーフ11及びフロン
トホルダ18よりなっている。フロントハーフIIの上
面にはシャッタ開放部材I2が設けられる。
シャッタ開放部材12は、板ばね13にピン14により
取りつけられ、そのコ字状折り曲げ部にシャッタ4を開
放するための開放爪12aを有し、またその一端にばね
係止部12bが設けられ、ばね16の一端を係止してい
る。板はね13はシャッタ開放部材12をフロントハー
フ11上で上下に首振り可能となるようにその尾端部付
近においてピン17によりフロントハーフ11に固定さ
れている。12cはシャッタ開放部材12の平面から立
ち上がっている曲げ部であり、後述のシャツタ開成部材
】5のカム部15eと係合している。12dはシャッタ
開放部材12に植立されたがイドピンであり、シャツタ
閉成部材15の後述する動きを安定にするためのもので
ある。
一方シャツタ閉成部材15は、シャッタ開放部材12上
に設けられ、かつ下記のように構成されている。すなわ
ち、15aはシャッタ開放部材の曲げ部12cの一端に
当接する端面であり、カム部15eがこれに連なってい
て開成部材15が開放部材12に対して移動する際に開
放部材12の曲げ部12cの一端と当接することにより
、閉成部材15をガイドピン12dを回転中心として矢
印F方向に回動させる作用をする。なおガイドピン12
dには閉成部材15の長溝15bが嵌合している。15
cは開成部材l5のコ字状折り曲げ部に設けられ、シャ
ッタ4を閉成するための開放爪である。15dは閉成部
材15の一端に設けられたばね係止部であり、ばね16
は係止部15dと開放部材12のばね係止部12bとの
間に装架され、ばね16の作用により閉成部材15はガ
イドピン12dを中心に反時計方向に付勢されている。
シャツタ閉成部材15の開放爪15cは、第3図のシャ
ッタ4の閉成用孔4aに落ちこむようなっており、矢印
へ方向にカセット2が挿入される際にシャッタ開放爪1
2aがシャッタ4を開放し、このときシャッタ開放爪1
5cが孔4aに落ちこみ、矢印B方向へカセット2が取
り出される際に孔4aに落ちこんいる開放爪15cによ
りシャッタ4が閉じられる。なお開放爪15cには、シ
ャッタ4の端面4bを乗り越えやす(なるためにテーパ
部15c’  が設けられている。
(フロントホルダ部及びリアルホルダ部)(第3図。
第4図) ここで、先簡単に説明したカセットホルダ部についてさ
らに詳細に説明する。先ずフロントホルダ部10につい
ては、前記のフロントノ\−711は、フロントホルダ
18を保持するものであり、フロントホルダ18はフロ
ントハーフ11に不図示のねじ等により取りつけられ固
定される。17.17は前述のように板はね13をフロ
ントノ1−フ11に固定保持されるためのピンであり、
lla及びllaはそのかしめ穴である。llbはフロ
ントノ1−フ11に明けられた孔であって、カセット開
成部材15の垂直部が通される。llc、  llcは
ガイド30とフロントハーフ11とを固定保持するため
のねじ穴であり、不図示のねじによりガイド30に設け
られた座ぐり穴30a、  30aを通して固定される
。ねじ穴11c及びllcはフロントハーフ11の反対
側にも対称的に設けられ、反対側のガイド31の座ぐり
穴31a。
31d通してねじによりガイド31とフロントハーフ1
1とが固定保持される。すなわちフロントノ1−フ11
とガイド30. 31とは一体的に動作するよう構成さ
れている。フロントホルダ18にはカセット2を弾発す
る板ばね19が設けられ、また18a及び18bはフロ
ントホルダ18の一側面に設けられた穴であって、前者
は開放爪15cの逃げ穴、後者は開放爪12aの逃げ穴
の役割を有する。
次にリアルホルダ部20については、21はリアハーフ
であってリアホルダ22を保持し、リアホルダ22はリ
アハーフ21に不図示のねじ等により取りつけられ保持
される。21a、21aはジアノ1−フ21の第4図の
手前側と向う側に植立されたピンであり、これらのピン
はガイド30.31に設けられた長孔30b、31bに
それぞれ嵌合し、リアノλ−フ21は長孔30b、31
bに沿ってAHB方向に移動可能である。21b、21
bは、ジアノ1−フ21の両側に対称的に設けられた曲
げ部であり、それぞれガイド30. 31に設けられた
長溝30c、  31cにはまりこみ、リアハーフ21
がピン21a、21aの軸を中心に回動するのを防止す
るとともにジアノ1−フ21のA→Bの移動を妨げない
ようになっている。
26は係合部材、28は係合解除部材であり、係合部材
26はカセット2の位置決め孔5aと係合可能であり、
後述の理由により少なくともその一部、例えば後記の端
部26a、テーバ部26b及び係合部26cとの全部又
は一部をプラスチックで形成することを可とする。27
は係合部材26を第4図のH−I方向に回動保持するた
めの軸であり、リアホルダ22の保持部22aにかしめ
等により固定される。
係合部材26を位置決め孔5aに向って図中1方向に付
勢する手段として、図ではばね25が示されている。ば
ね25は軸21cに保持され、その後端は軸21dにか
けられており、その先端は係合部材の側面26dを押圧
する。一方、装置の固定部例えばサイドシャーシ33に
固定された係合部材28はカセット2が装置内に挿入さ
れない状態で係合部材26の26dと反対側の側面26
eに当接し、係合部材26がばね25により第2図中1
方向へ回動するのを妨げている。なお係合部材26自体
を板ばね等の弾性部材で構成し、その屈曲部が位置決め
孔5aに係合するようにすれば、ばね25等を用いずに
係合部材26を位置決め孔5aに向って付勢することが
できる。
29はカセット2を弾発するための板はね、22bはリ
アルホルダ22に設けられた当接部あり、挿入されたカ
セット2が当接部22bを押すことによりリアルホルダ
22は長孔30b、31bに沿ってA方向へスライドす
るようになっている。なお30d。
31dはガイド30.31にそれぞれ明けられた穴であ
り軸32が保持される。以上の構成により、フロントホ
ルダ部10がガイド30.31と一体的に移動可能であ
るのに対し、リアホルダ部20は長孔30b。
31bに沿ってA −B方向に移動可能になっている。
Slはカセット2が挿入されたことを検出するスイッチ
、第3図に示すS2はカセットローディングスイッチで
あって、この例ではスイッチSlはカセット2が装置内
に挿入され、リアホルダの当接部22bに接した状態で
動作する位置に設けられ、スチツチS2はカセット2が
さらに押しこれて後述の第5図(B)に示す状態になっ
たときにリアハーフ21の肩部によって動作する位置に
設けられる。
(カセットローディング機構)(第3図、第5図)第5
図は、第3図のX方向からみた側面図であって、この出
願の発明の実施例におけるカセットローディング機構、
とくにローディング時におけるギア列の動きを示すもの
であり、同図(A)、(B)。
(C)及び(D)はそれぞれカセット挿入前、カセット
挿入後ローディングスイッチS2(第3図)の動作開始
時ローディング終了時、及び安定板アップ時の状態を示
している。
軸32(第3図)は、前述のようにガイド30.31に
各2個所づつ明けられた孔30d、31dに支持され、
かつサイドシャーシ33及びサブシャーシ34にそれぞ
れ2個所づつ明けられた長孔33a(第5図にサイドシ
ャーシ33側の2個所のみを示す)にそれぞれローラ3
5(第5図にサイドシャーシ33側の2個のみを示す)
を通して嵌合され、その結果ガイド30.31は長孔3
3aの長手方向(カセット2の上昇、下降方向)に沿っ
て移動可能になっている。サイドシャーシ33及びサブ
シャーシ34は、図では一体的に示されているが、実施
上それぞれ分割できるように構成することを可とし、こ
れにより後述のギア列の軸の植立をかしめ等により簡単
に、かつ精度よ(行うことができ全体の組立てが便利に
なる。
37はローディングモータ、38はモータ37の軸に取
りつけられたウオームギア、39はウオームホイール、
40はホイール39と一体に回転するウオームギア、4
1はウオームホイールであり、ホイール=11はばね4
4を付勢する立ち上げ部41aと軸47を中心にした円
弧状の貫通孔41bを備えている。46は、第5図でホ
イール41の裏側に設けられ、軸47を中心に回転する
平ギア、46aはその舌状部であってピン46bが植立
されている。ピン46bは紙面表側方向に孔41bを通
して貫通し、ばね44の一端44aを付勢する。ウオー
ムホイール41と平ギア46は分離しているので、モー
タ37の回転駆動力はピン46bを介して平ギア46に
伝えられることになる。またウオームホイール41は、
その回転中にスラスト方向に力が発生するため、押さえ
板49(第3図)で押さえられている。48はウオーム
ギア40の軸端40aを軸支する軸受けである。なお他
方の軸端40bはサブシャーシ33により軸支されてい
る。
50は平ギア46とかみ合う平ギアであって軸57を中
心に回転し、ピン50aが植立されている。ピン50a
はローラ51を軸支し、ローラ51はレバー52に設け
られたカム溝52aに嵌合している。レバー52はセン
タコア3の押圧及び安定板74(第6図)の上昇、下降
を行わせるためのレバー53を動作させるためのもので
ある。54はレバー52の軸、55は押さえ板である。
52bはレバー52に植立されたピンであってばね56
を軸支しており、ばね56の一端56aはレバー52に
固定され、その他端56I)によりレバー53をレバー
52の端部52cに付勢するよう構成されている。58
は平ギア50とかみ合う平ギアであって軸59を中心に
回動し、ばね60を付勢する立ち上げ部58aと軸59
を中心にした円弧状の貫通孔58bとを備えている。6
1は平ギア58の軸59を中心に回動可能なレバーであ
り、リアハーフ21に植立されたピン21aと嵌合する
長溝61aと、第6図で紙面表側に向って孔58bを貫
通して植立されたピン61bとを備え、ピン61bは−
ばね60により時計まわりに付勢されている。
サイドシャーシ33には、第5図に示すように水平方向
に延びる部分62aと垂直方向に延びる部分62bとが
連なる長溝が設けられている。平ギア58が回転すると
、回転駆動力かばね6oによってピン61bに伝達され
るためレバー61が回転し、リアハーフ21に植立され
たピン21aが長溝62aに沿ってA→B方向に移動し
、かっ長溝62bに沿ってJ −に方向(カセット2の
上昇、下降方向)に移動する。
上記の構成により、リアルホルダ部2oはAHB及びJ
−に方向に可動であり、フロントホルダ部10及びガイ
ド30. 31はJHK方向のみに可動である。平ギア
58から長溝62a、 62bまでの部材は反対側のサ
ブシャーシ34の立ち上げ部にも対称的に配置されてお
り、そして平ギア58とかみ合う平ギア63の軸64が
サブシャーシ34側へ延びており、これによりローティ
ングモータ37の駆動力がサブシャーシ34側にも伝達
される。図中65は押さえ板、66は記録又は再生ヘッ
ド115を送るためのステッピングモータであり、また
33b (2個所)はサイドシャーシ33に明けられた
穴(サブシャーシ34にも対称的に設けられる)であっ
て、組立工程の最後にフロントホルダ部10とガイド3
゜及び31とを固定するためにドライバを差しこむため
のものである。
94乃至99は第2図においても説明したが可逆すると
94はギア63と噛み合うギア95と一体に回動するカ
ム体であって、安定板アップ状態を検出するスイッチ9
9の先端部100を押すカム部103を備えている。ま
たギア95にはローディング完了状態を検出するスイッ
チ105の接片106を押すダボ104が設けられてい
る。96は軸、97.98は99の切片であり接点10
1,102を備えている。
(安定板及びセンタコア押圧機構構体)(第3図。
第5図、第6図) 第6図は、この出願の発明の実施例における安定板及び
センタコア押圧機構構体を第3図で入方向からみた図で
あり、同図(A)はカセット2の上昇位置、同図(B)
はその下降位置を示している。図において安定板は参照
番号74で、センタコア押圧部材は同じく79で示され
ている。
第3図及び第6図において、70は上記の安定板及びセ
ンタコア押圧機構構体、71は同構体が取りつけられる
枠体、90は装置本体をそれぞれ示している。第4図に
おいてディスク回転モータ91はアウターロータ形であ
ってその中心には固定軸が設けられており(不図示)、
その先端は後述のビス77の先端当接部77aの受は部
をなしている。なお、第6図ではカセット2に対する位
置決めピン等は図示を省略している。
枠体71は装置本体90に固定され、この例ではセンタ
コア3の押圧及び安定板74の上下動作に関する機構及
び部材は、すべて枠体71に取りつけられている。72
はレバーであって軸73により枠体の曲げ部71aに軸
支されており、先端部にはピン7’2aが、後端部には
安定板74の移動用レバー53がそれぞれ植立され、ば
ね56の一端56bにより付勢されることにより軸73
を中心に回動可能に構成されている。
74は、記録又は再生状態においてヘッドとディスクと
の良好な接触状態ないし0.5μm程度以下の空気層を
隔てた対接状態を保ち、磁気ディスクの回転を安定させ
るための安定板であって、図には示していないが磁気デ
ィスクlの下面にも設けてもよい。74a、74bは安
定板74を植立されたピンであって後述のレバー76で
安定板74を吊り下げるためのものであり、またレバー
76と安定板74との間には円錐コイルばね(不図示)
が入っていて、安定板74はレバー76との関係では、
つねに第6図■(方向へ付勢されている。
76は軸75で枠体71の曲げ部71bに軸支されるレ
バーであり、その大略の形状は、軸75の近傍では紙面
に平行な幅広部がはじめ上方へ延びた後はぼ直角に曲が
り、かつその下面で76aの部分が紙面表から裏へ延び
、かつ裏面の一部がさらに下方に曲って部分76bを形
成し、また段状ffi 76 Cを経て紙面表から裏へ
延びる部分76dと表側で表側で下方へ延びる部分76
eとが形成され、また部分76eには長溝76 fが形
成され、これにピン72aが嵌合している。77はねじ
山が切られたビスであり、その先端当接部77aが前述
のようにモータ91の不図示の中心固定軸の先端に当接
し、安定板74の高さ調節機能を有する。なお装置本体
90には、安定板74が下降した際にこれを受ける受は
部(不図示が2個所設けられた、これらの受は部と上記
のモータ9Iの中心固定軸の先端との3個所で安定板7
4の図中■(方向の付勢力を受けている。なお78は不
図示のPGコイルが巻回されているPGヨークの一端を
示している。
79はセンタコア3に対する抑圧部材であってセンタコ
ア3を確実に位置精度を保ってスピンドル92に嵌合さ
せるためのものであり、ビス77と重ならないように紙
面表側と裏側とで二叉に分かれ、軸80により後述のレ
バー81に軸支され、後述のトグルばね82の一端82
aが連結されている。トグルばね82の他端はレバー8
1に植立されたビン81aに連結され、またピン81a
はレバー76に設けられた長溝76gに嵌合している。
レバー81は、軸83により枠体71の曲げ部71cに
軸支されている。
第6図中3aは前記のPGピンであり、センタコア3に
固定された磁性材料製のリング3bにかしめ等の手段に
より固定される。一方、スピンドルのフランジ部92a
には永久磁石93が植設され、同磁石は軸方向に着磁さ
れている。永久磁石93の磁束はリング3b、PGピン
3aを通りセンタコア3の外部に洩れ磁束を発生する。
センタコア3の回転に伴い、PGピン3aがPGヨーク
78の対向位置に達したときI)Gヨーク78を流れる
磁束が最大になり、PGピン3aが遠ざかるに従って同
磁束が減少する。これにより、PGヨーク78に巻回さ
れたコイルに時間的に変化する電圧を生じ、磁気ディス
クlの回転位相が検知される。なお永久磁石93とリン
グ3bとの磁気的作用によりスピンドル92とセンタコ
ア3との機械的結合をはかることもできる。
第1図に示した記録再生装置111のカセット挿入口1
13にカセット2を手で挿入すると後述の機構の動作に
より2は装置内部に引き込まれ所定の位置にローディン
グされる。
この際サイドブレーキ110が引かれた状態では再生処
理回路148、ゲート回路147を通しモニタ112に
再生画像を表示する。尚この場合にはキャラクタジェネ
レータ149からキャラクタも表示される。
この状態で運転者が車を発進させるべくサイドブレーキ
をもどすと、この信号がCPU114に送られる。する
とCPU114はゲート回路147を閉じ、モニタには
CPU114からのキャラクタのみを表示する様にする
とともにローディングモータ駆動回路108に命令を送
りローディングモータ37をアンローディング方向に駆
動させギア連結しているギア95.カム94を回動させ
る。(P方向)これは第5図(C)の状態から第5図(
D)の状態へのギアの回動であり、第5図(D)の状態
になるとカム部103がスイッチ99の先端部lOOか
ら離れ接点101と102が離間する。CPUはこれを
検出してローディングモータ駆動回路108にアンロー
ディング停止命令を出しローディングモータ37を停止
させる。即ち第5図(C)においてはレバー53がレバ
ー52により充分上方に移動しているので安定板74は
第6図(B)に示す様に磁気ディスクを押さえる状態と
なっているが、第5図(D)においてはレバー53が若
干下降する。したがって安定板74は第6図(C)に示
す様に磁気ディスク1から離間した位置で停止した状態
となる。この状態ではヘッド115に対し安定板により
押えつけられていた磁気ディスクlは解放されるためヘ
ッド115とディスク1が密着していることによって生
ずる不都合は解消される。この後CPU114はスピン
ドルモータサーボ回路109に命令を送りスピンドルモ
ータ91の回転を停止させる。
上述した様な安定板74を磁気ディスクから離間させ、
更にスピンドルモータを停止させた状態で運転者が車を
停止させサイドブレーキを引くとCPU114はこれを
検出した信号によりローディングモータ駆動回路108
に命令を送りローディングモータ37をローディング方
向に駆動させる。
するとこれとギア連結されているギア95.カム94が
Q方向に回動し再びカム部103により先端部lOOが
押された切片98はたわみ接点lot、102は接する
。この状態になってもローディングモータ37はさらに
ローディング方向に回転を続はギア95のダボ104が
切片106を押しローディングエンドスイッチ105が
作動してはじめてローディングモータ37は回転を停止
する。
これは5図においては(D)から(C)、6図のおいて
は(C)から(B)への状態の移行である。
すなわち安定板74は再び記録再生位置まで下降する。
このようにして5図(C)、6図(B)に示す状態にな
るとCPU114はスピンドルモータサーボ回路109
に命令を送りスピンドルモータ回路91に命令を送りス
ピンドルモータ91を駆動し、ゲート回路147を開け
て再び再生画像をモニタ12に表示する。
次に第3〜4図を用いてローディング動作を説明す、る
操作者がカセット2をカセットホルダ内に手で挿入する
と、カセット2は先ずリアルホルダ22の当接部22b
(第4図)に接し、さらに入方向に押されるので、リア
ホルダ部20が全体がA方向に押されることになる。こ
の状態でカセット挿入検出スイッチS1が作動する。リ
アホルダ部20の移動によりピン21aを通じてレバー
61が第5図で時計方向へ回動し、これに植立されたピ
ン61bを通じてギア58が時計方向へ、ギア58とか
み合う平ギア50が反時計方向へ、平ギア50とかみ合
うギア46が時計方向へそれぞれ回動する。これに対し
て、ギア46の表側に設けられているウオームホイール
41は回動しないので、ギア46の舌状部46aに設け
たピン46bがホイール41の貫通孔41bに沿ってば
ね44を付勢しながら時計方向へ回動することになる。
−古手ギア50の反時計方向への回動により平ギア50
に設けたピン50aが反時計方向へ回動し、レバー52
も反時計方向へ付勢されるが、レバー52のカム溝52
aの形状の設定によりこの間レバー52は軸54を中心
にして回動することがないようにすることができる。
第5図(I3)は、カセット2を手で挿入することによ
り上記のギア列等が回動した状態を示しており、この状
態で第3図のカセットローディングスイッチS2がリア
ハーフ21の肩部によって作動し、ローディングモータ
37がローディング方向に回転しはじめる。第5図(B
)の状態になる前に操作者がカセット2から手を離すと
、ばね44の戻し力によりピン46b及びピン21aは
同図(A)の位置へ戻され、カセット2は装置外へ排出
されることになる。同図(B)の状態になるとローディ
ングが開始され、ローディングモータ37の回転駆動力
は、ウオームギア38、ウオームホイール39、ウオー
ムギア40及びウオームホイール41に伝えられ、ウオ
ームホイール41が時計方向へ回動する。これにより、
ピン46bしたがってギア46が時計方向へ、平ギア5
0が反時計方向へ、ギア58が時計方向へそれぞれ回動
じ、さらにばね60の付勢力によりピン61bを通じて
レバー6Iが時計方向へ回動するので、長溝61aに嵌
合しているピン21a (2個所)はサイドシャーシ3
3の長溝62a及びサブシャーシ34の同様な長溝に沿
って入方向へ移動し、リアホルダ部20がローディング
モータ37の駆動力により入方向へ移動することになる
次に、係合部材26及び係合解除部材28等の動作につ
いて説明する。カセット2を挿入しない状態(第3図、
第5図(A))では、リアルホルダ部20はばね44の
付勢力により第5図(A)でB方向に付勢されている、
これはばね44の付勢力がギア列46. 50. 58
のかみ合いを介してピン21aを長溝62 aの左端に
向って付勢しているためである。
この状態で係合部材26は係合解除部材28に当接し、
解除部材28により回転軸27を中心に第4図で11方
向へ回動した位置に停止しており、この位置はカセット
2を第6図(A)で紙面表側から裏側へ向けて挿入する
のを妨げない位置である。係合部材26の端部26aは
装置全体の高さに余裕がある場合は安定板74の下に入
りこみ、かつこれに接しないようにこれと隙間を開けて
位置させることができる。
一方、カセット2をフロントローディングする装置、と
くにこの実施例のようにスチルビデオ力セツ!・の記録
・再生装置においては、機構上どうしても安定板及びセ
ンタコア押圧機構構体70の部分が最も高くなるので、
この部分を低(することが装置全体の薄形化に貢献する
。上記の理由により、この実施例では係合部材26の先
端テーパ部26bがカセット2の厚み方向にわずかに重
なるように配置されている。この状態でカセット2を挿
入するとテーパ部26bはカセット2の端面に押され、
係合部材26はその側面に対する板ばね25の付勢に抗
してさらにH方向に回動し、その端部26aが安定板7
4に接し、これを第6図でJ方向へ少し押し上げる。こ
の動きは、レバー72の先端のピン72aトレバー76
の長溝76fとのガタ等の機構70内のガタで吸収され
る。
係合部材26の少なくとも一部をプラスチックで構成す
ることを可とするのは、仮にこれが金属等で構成されて
いると安定板74の下面やカセット2の位置決め孔5a
の近傍を傷つけ、正常な記録又は再生に支障をもたらす
おそれがあるが、プラスチックで構成すればこのような
不都合を生じないからである。
前述のように、カセット2が挿入されてリアホルダ22
の当接部22bを押すと、リアルホルダ部20全体が六
方向へ移動し、これにより係合部材26は係合解除部材
28から離れ、板ばね25の付勢力により第4図1方向
へ回動し、その係合部26cがカセット2の位置決め孔
5aに係合することになる。
ここでテーパ部26b1係合部26cの形状と板ばね2
9の位置との設定により、板ばね25の付勢力が小さく
ても、リアルホルダ部20がA方向へ移動する際、これ
が係合部材26の係合を介してカセット2を六方向へ引
っ張る力を十分大きくすることができ、カセット2のロ
ーディングを確実に行うことができる。一方、カセット
2を引き出すときはカセット2を支持するリアホルダ部
20が係合解除部材28の位置まで戻って来ると、係合
解除部材28が係合部材26に再び当接し、これを板ば
ね25の付勢に抗して第4図1方向へ回動させるので係
合部材26の係合部26cが位置決め孔5aから離れ、
カセット2をさらに第4図1方向へ引き出すことができ
る。
したがって、上記の装置によれば係合部材2にれを付勢
する板ばね25及び係合解除部材28によりカセット2
をカセットホルダ部に確実に係合し、かつこの係合を解
除することができので、従来の装置と異なりカセットホ
ルダ部内でカセットを押圧保持するばねの押圧力を大き
くしな(ても確実なローディングを行うことができ、か
つカセット2に損傷を与えるおそれがない。
モータ37によるローディング動作が開始されると、ピ
ン21aは長溝62aに沿って六方向へ進み、次に長溝
62bに沿ってに方向へ進むことになる。
ピン21aは、ガイド30.31の長孔30b、31b
に貫通し、リアハーフ21に設けられた曲げ部21bは
、同じく長溝30c、  31cにはまっているため、
ピン2+aが六方向へ移動してもガイド30,31は移
動しない。これに対して、ピン21aが■(方向へ移動
するときは、サイドシャシ−33に設けられた長孔33
a及びサブシャシ−34に設けられた同様な長孔に嵌合
するローラ35によりA−B方向のガタッキがなく、滑
らかにIく方向へ移動することになり、この動きにより
ガイド30. 31と固定関係にあるフロントホルダ部
10もに方向へ移動する。すなわちフロントホルダ部l
Oは第2の方向であるJ→■く方向のみに可動であるの
に対し、リアホルダ部20は第1の方向であるA44B
方向及び第2の方向であるJHK方向ともに可動である
。したがってカセットホルダ部が分離されているにもか
かわらず、カセットの装填及び取り出しを安全、確実に
行うことができる。
ここでフロントホルダ部10を第1の方向であるA−B
方向には動かないように構成した理由について説明する
が、その前にシャッタ4の開閉機構について簡単に説明
する。カセット2のカセットホルダ部への挿入前の状態
において、そのシャッタロック部材2dに設けられた不
図示のおう部にシャッタ4の係止爪4bが係合し、ンヤ
ツタ4の開放が阻止されている。カセット2を手動でカ
セットホルダ部内へA方向に挿入すると、カセット閉成
部材15の閉成部15c及びカセット開放部材12の開
放爪12aがカセット2の側面の2cに嵌合してスライ
ドし、先ず閉成部15cがそのテーパ部15c′におい
てシャッタロック部材2dに係合する。これにより閉成
部材15は、ばね16に抗してピン12dを中心に矢印
F(第4図)方向へ回動し、開成爪15cがシャッタ4
の側面に乗り上げる。このとき開放爪12cはシャッタ
ロック部材2dの手前に位置している。さらにカセット
2が押込まれると、開放爪15cはシャツタ閉成用の孔
4aに落ちこみ、開放爪12aはロック部材2dを押圧
し、前記のおう部と係止爪4bとの係合を解き、かつ開
放爪12aの端面がシャッタの端面4cに当接してカセ
ット2がA方向へさらに挿入されてもシャッタ4を残留
させる。したがってカセット2の挿入が進むに応じて安
定板進入用窓2b及び磁気ヘッド進入用窓2b’  が
露出する。
次にカセット2をB方向へ取り出すときは、開放爪15
cがシャツタ開成用孔部4aに落ちこみ、その端面4a
’  に当接しているためカセット2のB方向への移動
に対してシャッタ4がカセット2の移動につれて前記の
窓を閉じる。シャッタ4の開成完了状態でその係止爪4
bがシャッタロック部材2dの前記おう部に係合し、シ
ャッタ4がロックされる。
この状態でカセット2を矢印B方向へさらに引き出すと
、閉成部材15は開放爪15cがシャツタ閉成用孔部4
aの端面4a’  に当接しているため、ばね16の付
勢に抗し、長溝15b内で開放部材12に対しスライド
し、そのカム部15eが開放部材の曲げ部12cに当接
して移動するので、ガイドピン12dを中心にして第4
図で矢印F方向へ回動し、開放爪15cは孔部4aから
離脱してカセット2の挿入前の状態に復帰する。
前に戻って、カセット2とフロントホルダ部10との相
対的な移動関係について説明すると、シャッタ4の開閉
のための開成部材15と開放部材12とは、前述のよう
にフロントハーフ11に取付けられているので、もしフ
ロントホルダ部lOがカセット2の挿入に伴って一緒に
へ方向へ移動するよう構成されているとすれば、シャッ
タ開放爪12aもカセット2と同じ速度で移動すること
になってシャッタ4を開くことができなくなり、同様に
アンローディング時にシャッタ開放爪15cがカセット
2と同じ速度でB方向へ移動するとシャッタ4を閉じる
ことができない。フロントホルダ部lOがカセット2と
異なる速度で移動するように構成すれば、シャッタ4の
開閉は可能であるが、機構が複雑化するので結局フロン
トホルダ部10をA−B方向へは動かないように構成す
ることが最も簡単であり、かつ安価に製造できることに
なる。さらにシャッタ開放部材12及びシャツタ閉成部
材15等のシャッタ開閉機構を、第3図及び第4図に示
すようにフロントホルダ部10に固定することができる
ので、シャッタ開閉機構を簡素化することができる。
モータ37の回転によるローディング動作に戻って、ピ
ン21aが長溝62aに沿ってへ方向へ移動した後も第
5図のギア列は回転を続け、ピン21aが長溝62bに
沿ってに方向へ下降し、その下縁で停止する。一方、ギ
ア列はさらに回転を続け、はね60がたわみ切った状態
でモータ停止用のスイッチ(不図示)が動作し、モータ
37が停止する。第5図(C)はこの状態を示すもので
あり、ここでピン21aはばね60の付勢力によりに方
向へ付勢されるので弾発ばね19.29がカセット2を
装置本体90に向って付勢する。
次にローディング時におけるセンタコアの押圧及び安定
板の上昇下降機構構体70の動作について説明する。第
5図(B)の状態になると、前述のようにローディング
モータ37が動作し、平ギア5゜はギア列のかみ合いに
より駆動されて反時計方向へ回動する。これによりピン
50a、ローラ51も回動し、そしてレバー52のカム
溝52aは、同図の状態以降はレバー52が軸54を中
心に時計方向へ回動するよう形成されているのでレバー
52は時計方向へ回動しはじめ(第5図(C))、安定
板移動用レバー53は、それまでばね56の他端56b
によりレバー52に向って付勢されていたのに対して、
第6図(A)で軸73を中心に反時計方向へ回動し、こ
れとともにレバー72の先端のピン72aも反時計方向
へ回動する。
レバー76は、最初は第6図(A)の状態に保持されて
いるが、その長溝76fとピン72aとが嵌合している
のでピン72aの■(方向への動きにより軸75を中心
に時計方向へ回動し、同じくに方向へ下降する。この移
動によりセンタコア押圧部材79が、その二叉に分れた
先端部によってセンタコア3をスピンドル92に抑圧挿
入する。ここでトグルばね82は、第6図(A)に示す
第1の安定位置と同図(B)に示す第2の安定位置との
2つの安定位置をもっており、センタコア押圧部材79
の押圧動作中、センタコア3からの反力がある限界以下
であればトグルばね82は第1の安定位置にあって押圧
部材79はレバー81に対して同図(A)に示す位置を
保っているが、上記の反力が上記の限界を超えるとトグ
ルばね82は第6図(B)に示すように第2の安定位置
に転移し、押圧部材79はレバー81に対して回動し、
これにより同部材は前記の抑圧方向とは異なる方向(例
えば反対方向)へ逃げるように作用する。同図(B)は
装填完了状態を示すものであって前記の動作により、記
録又は再生時には、押圧部材79が磁気ディスクlとは
離れており、ディスク回転モータ90に対し余分な負荷
となることはなく、かつセンタコア3のスピンドル92
に対する抑圧挿入を確実に行うことができる。またアン
ローディング時には、前記の逃げた位置にある抑圧部材
79は、レバー76とともに反時計方向へ回動するが、
途中枠体71に接し、トルクばね82が第1の安定位置
に戻り、押圧部材79はレバー81に対し軸80を中心
に時計方向へ反転回動じ、第6図(A)に示す位置に復
帰する。
第6図(B)の状態において、ローディングエンドスイ
ッチ105が作動してローディングモータ37が停止し
、ディスク回転モータ90及びステッピングモータ66
(第3図)が回転を開始し、磁気ディスクlが回転し、
磁気ヘッド115がステッピングモータ66の駆動力に
より所定のトラックにアクセスして記録又は再生が行わ
れる。このとき、安定板74も回転磁気ディスク1に接
触し又は所定の厚みの空気層を隔てて、これと対接する
位置に下降し、両者間の所要の接触又は対接状態を保つ
ようにする。
上記の実施例における安定板及びセンタコア押圧機構支
持手段は、抑圧部材79をはじめとするセンタコア押圧
機構と安定板74とを共通のレバー76に取り付け、レ
バー76の回動によってセンタコアの押圧及びその解除
動作と安定板の上下動作とをともに行うようにしたので
、これらの部分の二ニット組立てが可能になり、装置全
体の組立てを簡単化し、合理化することができる。また
これらの部分が枠体71を介して装置本体90に取付け
られているので、装置本体側でヘッドタッチ調整を行っ
たものをそのままローディング装置側に組みつけること
が可能になり、また装置本体とローディング装置との結
合時の位置ずれによるセンタコア押圧位置のずれや押圧
力のバラツキを解消ないし軽減することができる。ただ
し、分離された記録担体収納容器保持部による装填手段
は、上記のものとは異なる安定板及びセンタコア押圧機
構支持手段を有する装置にも適用することができる。
最後に上記の装置のアンローディング動作について説明
する。不図示のインジェクトキーを押す等の所定の操作
によってローディングモータ37がローディング時と逆
方向に回転し、レバー76は軸75を中心に反時計方向
へ回動するが、その途中で前述のように押圧部材79は
トグルばね82の作用によりレバー8】に対して第6図
(A)に示す位置に復帰する。一方、リアホルダ部20
及びフロントホルダ部10は、第3図、第5図でJ方向
へ上昇し、続いてリアホルダ部20はB方向へ移動し、
カセット2を装置外へ取り出せるようにする。この場合
に、リアホルダ部20が第3図、第4図で係合解除部材
28の位置まで戻ると、同部材の作用により係合部材2
6と位置決め孔5aとの係合が解かれる。またカセット
2が所定の位置に達すると不図示のスイッチが作動して
ローディングモータ37が停止し、アンローディング動
作が終了する。
以上説明したように本実施例によれば、車のサイドブレ
ーキがもどされた場合には安定板を磁気ディスクから離
間させスピンドルモータを停止することにより、シート
とヘッドの摩耗防止、損傷およびシートの変形防止をは
かることができる。
また無駄な電力消費もおさえることができる。
さらに車が停止しサイドブレーキを引くことにより新た
にカセットをローディングすることなしで画面表示がな
される。
また、本実施例によれば車のサイドブレーキが戻された
状態の場合、CPU114はキャラクタジエネレータ1
49を駆動して磁気シートからの再生画に代えてモニタ
112にキャラクタを表示させることが出来るので車両
走行中必要な情報を知ることが出来る。
第7図は他の実施例である。
同図ではサイドブレーキのかわりに速度センサ116を
利用し、車の走行状態を検知し、画像表示の0N10F
Fの制御及び安定板74の位置の制御を行っている。
以上の実施例においてはいずれも車両の走行状態に応じ
て安定板74の位置を上昇あるいは下降させたが本発明
はこれに限らず、例えば磁気ディスクlの位置をヘッド
115に対して上昇あるいは下降させることによって、
磁気ディスク1とヘッド115を離間させてもよいし、
ヘッド115を上昇あるいは下降させることによって、
磁気ディスクlとヘッド115を離間する様にしてもよ
い。
以上説明した実施例によれば車が走行中は磁気シートか
ら再生した画面の表示がなされないため運転者にとって
気をうばわれることかなく、安全に運転することができ
る。
〔ル明の効果〕
本発明によれば車両の走行状態に応じて媒体と記録また
は再生手段とを記録再生のための所定位置とするか否か
を制御しているので、車両の走行中の衝撃等による媒体
、記録または再生手段の破損等を防止することが出来る
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概念図、第2図は本発明の一実施例の
ブロック図、第3図〜第6図はローディング機構の説明
図、第7図は本発明の他の実施例の概念図である。 1は磁気ディスク、2はlを内蔵した箱体、99はリー
フスイッチ、94はカム体、95はギア、97゜98は
切片、100は98の先端部、101. 102は接点
、37はローディングモータ、74は安定板、91はス
ピンドルモータ、115は磁気ヘッド第9図 (A) (F3) 第9図 (D) /〆 105 f   5t)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)媒体から記録情報を記録又は再生する手段、該媒
    体と記録又は再生手段を記録又は再生のための所定位置
    とするように動作する手段、車両の走行状態を検出する
    手段、 該検出手段の検出により前記動作手段の動作を制御する
    手段とを有することを特徴とする車載装置。
  2. (2)前記検出手段は車両のサイドブレーキ位置を検出
    する手段であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の車載装置。
  3. (3)前記検出手段は車両の走行速度を検出する手段で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車載
    装置。
  4. (4)前記動作する手段は前記再生手段と媒体とが接す
    るように前記媒体を再生手段に向って押える安定板と該
    安定板変位させる手段とを含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の車載装置。
  5. (5)車の走行状態を検出する検出手段と記録又は再生
    手段と媒体とを記録又は、再生のための所定位置とする
    ように動作させる安定板及び該安定板を変位させる手段
    とスピンドルモーターを含み少なくとも前記検出手段に
    より、車両が走行中であることが検出された際には、前
    記安定板及び該安定板変位させる手段の動作とスピンド
    ルモータの回転を停止する制御手段を有することを特徴
    とする車載装置。
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