JPS63204388A - 室内在室者の確認管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばクリーンルームを対象に、室内の各
管理エリアへ入室、退室する人を検出し、該管理エリア
内の在室者の人数１氏名等を確認。

集計処理して日常業務、災害等の緊急時に必要な管理情
報を随時取り出せるようにした室内在室者の確認管理シ
ステムに関する。

〔従来の技術〕

頭記したクリーンルームでは、その使用目的。

作業工程によって室内の管理エリアが細分区画されてお
り、しかもクリーンルームは室内清浄度維持の面から一
般に窓、扉等を最小限に抑えた密閉室として構築されて
いる。

一方、上記クリーンルームは室内清浄度の維持。

室内で行われる生産工程の秘密保持の面から通常は室内
への出入りを作業者等の室内業務の関係者に限定して管
理している場合が多い、また前記のように室内構造が密
閉、細分化されたクリーンルームでは、室内で万−火災
等の災害が発生した緊急の場合に、作業員などその時点
での室内に居る人の救出活動、避難後の人員点呼等を行
う保安対策面からも常に在室者の人数１氏名等を把握し
ておく必要がある。

一方、上記の問題の対策として名札方式、磁気カード方
式等により室内への人の出入りをチェックして在室者の
確認を行う方式が知られている。

ここ゛で名札方式は室の出入口に名札を置いておき、作
業員が入室、退室の際にこの名札を操作する。

また磁気カード方式は個人の識別コード等の情報を書き
込んだ磁気カードをその携帯者が入室、退室の都度室の
出入口に設置したカード読取器へ挿入し、該カード読取
器で読み取った゛入室者に関する個人情報を中央処理装
置で処理して在室者の人数８氏名等の確認、集計を行い
、日常業務、災害発生の緊急時等で必要な管理情報を随
時得る方式〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで上記した名札方式、［気カードによる在室者の
確認管理方式では次記のような問題点が残る。すなわち
前記各方式では入室者が入室、退室の都度いちいち名札
ないしは磁気カードを手に取って操作する必要があり、
この操作を忘れると正確に在室者を確認１把握するとこ
ができない。

さらにクリーンルームのように室内が多数の管理エリア
に細分区画さている場合には、各管理エリアを通過する
度に名札、磁気カードを操作しなければならず、本来の
室内業務の活動に支障を来す。

この発明の目的は、人の入室、退室に際して前記従来方
式のように入室、退室の都度名札、磁気カード等を操作
する煩わしさを排除し、単に人が室の出入口を通過する
だけでその入室、退室を的確に検出して自動的にその管
理エリア内の在室者を正確に確認、集計できるようにし
た室内在室者の確認管理システムを提供することにある
。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、この発明にょれば、入室
者が身に付けて携帯する情報応答器と、各管理エリア毎
にその室の出入口に配してここを通過する人の携帯して
いる応答器の情報を非接触式に読み取る情報読取器と、
各情報読取器で収集した情報信号を基に応答器携帯者の
入、退室判定、ならびに各時点での在室者に関する管理
情報を集計処理する中央処理装置とから構成するものと
する。

〔作用〕

上記の構成で、情報応答器にはあらかじめ携帯者個人の
識別コード等の個人情報が書込んであり、かつ情報応答
器、および情報読取器は両者間で授受する信号を無線式
に送受信する機能を備えたものである。ここで情報応答
器の携帯者が管理エリアの空出入口を通過すると、その
通過の際に受信した情報読取器からの質問信号に反応し
て情報応答器より当該応答器にあらかじめ書込まれてい
る個人情報を情報読取器へ向けて発信する。一方、中央
処理装置は各管理エリアに設置した情報読取器で受信し
て非接触式に収集した情報応答器の情報信号を基に人の
入室、退室判定、ならびに在室者確認を行ってその人数
１氏名等を集計処理し、日常業務、緊急時等で必要な管
理情報−随時ディスプレイ、プリンタ等に出力して作成
する。

〔実施例〕

第１図ないし第３図はクリーンルームを実施対象とした
この発明の実施例を示すものであり、第１図はシステム
の構成配置図、第２図は第１図における入室、退室者検
出部の立面図、第３図はシステムのフロー図である。こ
こでクリーンルーム１は第１図のように室内が複数の管
理エリア１ａ＋ｌｂ、　ｌｃに細分化して区画されてお
り、かつクリーンルーム１の出入口、および各管理エリ
ア相互間にまたがる出入口にはそれぞれエアシャワー室
１ｄを挟んで二重の扉２が配備されている。

一方、かかるクリーンルームを対象とする在室者の確認
管理システムは、室内に出入りする作業者３等の室内業
務関係者が身に付けて携帯するカード式の情報応答器４
と、クリーンルーム１の各出入口に設置した情報読取器
５と、各情報読取器５で収集した情報信号を一括して集
計処理する中央処理装置６とを組合せて成る。なお６ａ
＋　６ｂ、　６ｃは中央処理装置６に付属するディスプ
レー、プリンタ、入力操作キーボードである。

ここで前記情報反応器４は、携帯者識別コード等の個人
情報を書き込んだメモリ、および無線式の信号受送信装
置を内蔵したＩＣカードとして構成されたものであり、
作業者３は例えば作業服の胸ポケットに入れて身に付け
ている。一方、情報読取器５は前記情報応答器４との間
で非接触式に信号授受を行うもので、情報反応器４へ向
けて質問信号Ｑを送信する機能５および情報応答器４か
ら送信される個人情報の応答信号Ａを受信して読み取る
機能を備えた無線式の送受信装置を内蔵しており、該情
報読取器５は第２図のようにクリーンルームの各出入口
毎にその扉２と並べて設置されている。また中央処理装
置６は各情報読取器５からの出力信号を基に、クリーン
ルーム１．各管理エリアｌａ、　ｌｂ、　ｌｃへ出入り
する人の入室、退室判定、ならびに在室者の人数１氏名
等を一括して集計処理するものであり、その処理結果を
指令により随時ディスプレー、プリンタ等に出力して必
要な管理情報を作成する。

次に上記システムによる動作を第３図のフロー図ととも
に説明する。まず情報応答器４を携帯した作業員３等が
クリーンルームｌへ入室するとその出入口を通過する過
程で身に付けている情報応答器４が情報読取器５から発
信される質問信号Ｑを受信し、これに反応してあらかじ
めメモリに書き込まれている個人識別コード等の携帯者
に関する個人情報を応答信号Ａとして自動的に情報読取
器５へ向けて発信する。同様な検出動作は各個人がクリ
ーンルーム内で各管理エリアの間を移動する際にも行わ
れる。

一方、各情報読取器５で取り込んだ情報信号Ｓは中央処
理装置６へ出力され、まず各出入口に付いて２箇所に設
置した情報読取器５からの出力信号の順位２時間差を基
に人の通過方向を判別して入室、退室の判定を行うとと
もに、その情報内容からクリーンルーム、各管理エリア
に付いての在室者の人数９氏名等を確認して一括集計処
理する。

またその集計データを基に在室者人数１氏名等の一覧表
、入室および退室者の時刻等、クリーンルームでの日常
業務、あるいは災害などの緊急時に必要な在室者に関す
る管理情報が出力指令により随時ディスプレー、プリン
タ等を介して出力１作成される。

なお上記はクリーンルームを対象とした実施例に付いて
述べたが、クリーンルームに限定されることなく屋内に
おける特定な室の管理エリアに付いても同様に実施でき
ることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明によれば、入室者が身に付け
て携帯する情報応答器と、各管理エリア毎にその室の出
入口に配してここを通過する人の携帯している応答器の
情報を非接触式に読み取る情報読取器と、各情報読取器
で収集した情報信号を基に応答器携帯者の入、退室判定
、ならびに各時点での在室者に関する管理情報を集計処
理する中央処理装置とで在室者のｆｉｌ認管理システム
を構成したことにより、従来の名札、磁気カード方式の
ように入室者による操作が一切必要なく、したがって室
内での業務活動に何等の支障を与えることなく自動的、
かつ正確に在室者の確認、集計を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明実施例を示すものであり、
第１図はシステム全体の構成配置図、第２図は第１図に
おける在室者検出部の立面図、第３図はシステムの機能
を示すフロー図である。各図において、 １：クリーンルーム、１ａ＋　１ｂ＋　ｌｃ：管理エリ
ア、２：出入口の扉、３：室内に出入りする作業者、４
：情報応答器、５：情報読取器、６：中央処理装置、Ｑ
：質問信号、Ａ：応答信号、Ｓ：情報信第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）室内の管理エリアへ入室、退室する人を検出して該
   管理エリア内在室者の確認、集計を行う室内在室者の確
   認管理システムであって、入室者が身に付けて携帯する
   情報応答器と、各管理エリア毎にその室の出入口に配し
   てここを通過する人の携帯している応答器の情報を非接
   触式に読み取る情報読取器と、各情報読取器で収集した
   情報信号を基に応答器携帯者の入、退室判定、ならびに
   各時点での在室者に関する管理情報を集計処理する中央
   処理装置とから成ることを特徴とする室内在室者の確認
   管理システム。 ２）特許請求の範囲第１項記載のシステムにおいて、情
   報応答器および情報読取器が無線式の信号授受機能を備
   えたものであり、応答器携帯者が管理エリアの出入口を
   通過する際に受信した情報読取器の質問信号に反応して
   情報応答器より当該応答器にあらかじめ書込まれている
   携帯者識別コード等の個人情報の応答信号を情報読取器
   へ向けて送信することを特徴とする室内在室者の確認管
   理システム。