JPS6320437Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320437Y2 JPS6320437Y2 JP4901384U JP4901384U JPS6320437Y2 JP S6320437 Y2 JPS6320437 Y2 JP S6320437Y2 JP 4901384 U JP4901384 U JP 4901384U JP 4901384 U JP4901384 U JP 4901384U JP S6320437 Y2 JPS6320437 Y2 JP S6320437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- pressure gas
- case
- forming punch
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 33
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000009497 press forging Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、プレス用パンチケースに対し進退
可能に嵌挿される成形パンチを突出(前進)方向
へ付勢して支持する構造に関するものである。
可能に嵌挿される成形パンチを突出(前進)方向
へ付勢して支持する構造に関するものである。
(従来技術)
従来のものを示す第3図において、プレス用パ
ンチケース7′に対し進退可能に嵌挿される成形
パンチ11′を突出(前進)方向へ付勢するため
に、通常、パンチケース7′にばね室9′が形成さ
れ、このばね室9′に圧縮コイルスプリング1
0′が内設される。この構造においては、プレス
成形時における衝撃力などによつて圧縮コイルス
プリング10′にへたりや折損が生じ、耐久性に
問題点があつた。しかし、成形パンチ11′の付
勢力を大きくするためには、パンチケース7′の
ばね室9′を大きくして、大きいばね力の圧縮コ
イルスプリング10′を内設しなければならず、
この分だけパンチケース7′が大型化する問題点
もあつた。
ンチケース7′に対し進退可能に嵌挿される成形
パンチ11′を突出(前進)方向へ付勢するため
に、通常、パンチケース7′にばね室9′が形成さ
れ、このばね室9′に圧縮コイルスプリング1
0′が内設される。この構造においては、プレス
成形時における衝撃力などによつて圧縮コイルス
プリング10′にへたりや折損が生じ、耐久性に
問題点があつた。しかし、成形パンチ11′の付
勢力を大きくするためには、パンチケース7′の
ばね室9′を大きくして、大きいばね力の圧縮コ
イルスプリング10′を内設しなければならず、
この分だけパンチケース7′が大型化する問題点
もあつた。
(考案の目的)
この考案の目的は、上記した従来の問題点に鑑
み、耐久性にすぐれるとともに、構造が簡単でか
つパンチケースの小形化を良好に図ることができ
るプレス用成形パンチの支持構造を提供すること
である。
み、耐久性にすぐれるとともに、構造が簡単でか
つパンチケースの小形化を良好に図ることができ
るプレス用成形パンチの支持構造を提供すること
である。
(考案の構成)
そこでこの考案では、パンチケース内に高圧ガ
ス室を形成し、この高圧ガス室に充填される高圧
ガスの圧力によつて成形パンチを前進方向へ付勢
しようとするものである。
ス室を形成し、この高圧ガス室に充填される高圧
ガスの圧力によつて成形パンチを前進方向へ付勢
しようとするものである。
以下、この考案の一実施例を第1図と第2図に
したがつて説明する。
したがつて説明する。
プレス鍛造の金型装置を示す第1図において、
ダイスホルダ1にはダイス2が嵌着されており、
このダイス2の中心孔にはノツクアウト部材3並
びに押え金4によつて支持されるノツクアウトピ
ン5が図中左右方向へ進退可能に嵌挿されてい
る。
ダイスホルダ1にはダイス2が嵌着されており、
このダイス2の中心孔にはノツクアウト部材3並
びに押え金4によつて支持されるノツクアウトピ
ン5が図中左右方向へ進退可能に嵌挿されてい
る。
上記ダイス2に向けて進退されるパンチホルダ
6には成形パンチ11を進退可能に保持するため
の筒状のパンチケース7が嵌着されている。すな
わち、パンチケース7の中心孔8は、前側が小径
で後側が大径の断差孔状に形成されており、この
中心孔8の小径部8aと大径部8bとにわたつて
成形パンチ11が進退可能に嵌挿されている。さ
らに、成形パンチ11の基端部には、パンチケー
ス7の中心孔8における断差面を前進ストツパ面
12とし、パンチケース7の中心孔8における基
端部に密嵌されたパンチ受け13の先端面を後退
ストツパ面14とする鍔部11aが形成されてい
る。
6には成形パンチ11を進退可能に保持するため
の筒状のパンチケース7が嵌着されている。すな
わち、パンチケース7の中心孔8は、前側が小径
で後側が大径の断差孔状に形成されており、この
中心孔8の小径部8aと大径部8bとにわたつて
成形パンチ11が進退可能に嵌挿されている。さ
らに、成形パンチ11の基端部には、パンチケー
ス7の中心孔8における断差面を前進ストツパ面
12とし、パンチケース7の中心孔8における基
端部に密嵌されたパンチ受け13の先端面を後退
ストツパ面14とする鍔部11aが形成されてい
る。
上記成形パンチ11の鍔部11aは、パンチケ
ース7の中心孔8における大径部8bの内周壁面
に密嵌しており、この大径部8bの内周壁面と、
成形パンチ11の鍔部11a及びパンチ受け13
によつて囲まれた室を高圧ガス室9としている。
そして高圧ガス室9に充填される高圧ガス(例え
ば高圧酸素ガス)の圧力によつて成形パンチが第
1図において左方の突出(前進)方向へ付勢され
ている。
ース7の中心孔8における大径部8bの内周壁面
に密嵌しており、この大径部8bの内周壁面と、
成形パンチ11の鍔部11a及びパンチ受け13
によつて囲まれた室を高圧ガス室9としている。
そして高圧ガス室9に充填される高圧ガス(例え
ば高圧酸素ガス)の圧力によつて成形パンチが第
1図において左方の突出(前進)方向へ付勢され
ている。
高圧ガス室9に対し高圧ガスを供給するため
に、パンチケース7の外周面所定位置には、環状
溝15が凹設されており、これら環状溝15の溝
底面には高圧ガス室9に開口する複数個の連通孔
16が貫設されている。さらに、環状溝15には
パンチホルダ6に内設された高圧ガス路17の一
端が連通され、この高圧ガス路17の他端には、
高圧ガスの供給源(例えば酸素ガス等のガスボン
ベ)18に通じるガスパイプ19が接続されてい
る。また、この実施例ではガスパイプ19の途上
において、圧力調整弁20と逃しタンンク21と
が配設されている。
に、パンチケース7の外周面所定位置には、環状
溝15が凹設されており、これら環状溝15の溝
底面には高圧ガス室9に開口する複数個の連通孔
16が貫設されている。さらに、環状溝15には
パンチホルダ6に内設された高圧ガス路17の一
端が連通され、この高圧ガス路17の他端には、
高圧ガスの供給源(例えば酸素ガス等のガスボン
ベ)18に通じるガスパイプ19が接続されてい
る。また、この実施例ではガスパイプ19の途上
において、圧力調整弁20と逃しタンンク21と
が配設されている。
この実施例は、上述したように構成されるもの
であり、したがつて、高圧ガスの供給源18から
供給される高圧ガスは、圧力調整弁20、逃しタ
ンク21、高圧ガス路17を順に経て連通孔16
より高圧ガス室9内に流入し、充填される。これ
によつて、パンチケース7に対し成形パンチ11
が、高圧ガス室9内の高圧ガスによる圧力を受け
て突出方向へ付勢され、パンチケース7に対し、
成形パンチ11は所定長さだけ突出される。
であり、したがつて、高圧ガスの供給源18から
供給される高圧ガスは、圧力調整弁20、逃しタ
ンク21、高圧ガス路17を順に経て連通孔16
より高圧ガス室9内に流入し、充填される。これ
によつて、パンチケース7に対し成形パンチ11
が、高圧ガス室9内の高圧ガスによる圧力を受け
て突出方向へ付勢され、パンチケース7に対し、
成形パンチ11は所定長さだけ突出される。
棒状のワークWの先端部をプレス鍛造する場
合、ダイス2に向けてパンチホルダ6、パンチケ
ース7とともに成形パンチ11が前進し、この成
形パンチ11の先端部がワークWに当接した後
は、成形パンチ11によつてワークW及びノツク
アウトピン5がダイス2の中心孔に所定長さだけ
押込まれる。ノツクアウトピン5が押え金6に当
接すると、ワークWはこの位置に保持される一
方、パンチホルダ6及びパンチケース7は引き続
いて前進する。すると、成形パンチ11は、ワー
クWの先端面に圧接した状態において、高圧ガス
室9の高圧ガスの圧力に抗してパンチケース7に
対し後退する。このとき、高圧ガス9内の一部の
高圧ガスは逃しタンク21内に流入する。そし
て、成形パンチ11の鍔部11aがパンチ受け1
3に当接し、パンチホルダ6とともに、パンチケ
ース7が第2図に示すように、前進位置まで前進
したところで、前記成形パンチ11によつてワー
クWの先端部がプレス鍛造される。
合、ダイス2に向けてパンチホルダ6、パンチケ
ース7とともに成形パンチ11が前進し、この成
形パンチ11の先端部がワークWに当接した後
は、成形パンチ11によつてワークW及びノツク
アウトピン5がダイス2の中心孔に所定長さだけ
押込まれる。ノツクアウトピン5が押え金6に当
接すると、ワークWはこの位置に保持される一
方、パンチホルダ6及びパンチケース7は引き続
いて前進する。すると、成形パンチ11は、ワー
クWの先端面に圧接した状態において、高圧ガス
室9の高圧ガスの圧力に抗してパンチケース7に
対し後退する。このとき、高圧ガス9内の一部の
高圧ガスは逃しタンク21内に流入する。そし
て、成形パンチ11の鍔部11aがパンチ受け1
3に当接し、パンチホルダ6とともに、パンチケ
ース7が第2図に示すように、前進位置まで前進
したところで、前記成形パンチ11によつてワー
クWの先端部がプレス鍛造される。
その後、パンチホルダ6とともにパンチケース
7が元の位置まで後退すると、高圧ガス室9高圧
ガスの圧力によつて成形パンチ11が元の位置ま
で突出される。
7が元の位置まで後退すると、高圧ガス室9高圧
ガスの圧力によつて成形パンチ11が元の位置ま
で突出される。
また、この実施例においては圧力調整弁20に
よつて高圧ガス室9内のガス圧を調整すること
で、成形パンチ11の突出方向の付勢力を調整す
ることもできる。
よつて高圧ガス室9内のガス圧を調整すること
で、成形パンチ11の突出方向の付勢力を調整す
ることもできる。
(考案の効果)
すなわちこの考案によれば、高圧ガス室に充填
される高圧ガスの圧力によつて成形パンチを突出
方向へ付勢する構成にしてあるから、従来のコイ
ルスプリングによつて付勢するものと異なり、成
形パンチを所望とする圧力で突出方向へ付勢する
ことができるとともに、耐久性にもすぐれ、しか
も構造が簡単でかつパンチケースの小形化も図る
ことができる等の効果がある。
される高圧ガスの圧力によつて成形パンチを突出
方向へ付勢する構成にしてあるから、従来のコイ
ルスプリングによつて付勢するものと異なり、成
形パンチを所望とする圧力で突出方向へ付勢する
ことができるとともに、耐久性にもすぐれ、しか
も構造が簡単でかつパンチケースの小形化も図る
ことができる等の効果がある。
図面の第1図と第2図はこの考案の一実施例を
示すもので、第1図はプレス鍛造用金型装置の要
部を示す断面図、第2図はワークをプレス鍛造し
た状態を示す断面図である。第3図は従来のもの
を示す断面図である。 6……パンチホルダ、7……パンチケース、8
……中心孔、9……高圧ガス室、11……成形パ
ンチ。
示すもので、第1図はプレス鍛造用金型装置の要
部を示す断面図、第2図はワークをプレス鍛造し
た状態を示す断面図である。第3図は従来のもの
を示す断面図である。 6……パンチホルダ、7……パンチケース、8
……中心孔、9……高圧ガス室、11……成形パ
ンチ。
Claims (1)
- プレス用パンチケースに対し進退可能に嵌挿さ
れる成形パンチを突出方向へ付勢して支持する構
造であつて、前記パンチケース内には高圧ガス室
を形成し、この高圧ガス室に充填される高圧ガス
の圧力によつて前記成形パンチを突出方向へ付勢
する構成にしてあることを特徴とするプレス用成
形パンチの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4901384U JPS60160956U (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | プレス用成形パンチの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4901384U JPS60160956U (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | プレス用成形パンチの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60160956U JPS60160956U (ja) | 1985-10-25 |
JPS6320437Y2 true JPS6320437Y2 (ja) | 1988-06-07 |
Family
ID=30565813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4901384U Granted JPS60160956U (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | プレス用成形パンチの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60160956U (ja) |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP4901384U patent/JPS60160956U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60160956U (ja) | 1985-10-25 |
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