JPS63203161A - 腐植質よりなる固相、液相及びそれらの混合相における悪臭の脱臭剤、その製法及び使用方法 - Google Patents

腐植質よりなる固相、液相及びそれらの混合相における悪臭の脱臭剤、その製法及び使用方法

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JPS63203161A
JPS63203161A JP62034431A JP3443187A JPS63203161A JP S63203161 A JPS63203161 A JP S63203161A JP 62034431 A JP62034431 A JP 62034431A JP 3443187 A JP3443187 A JP 3443187A JP S63203161 A JPS63203161 A JP S63203161A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 【111111分■一 本発明は、腐植質よりなる固相、液相及びそれらの混合
相における悪臭の脱臭剤、その製法及び使用方法に関す
るものである。
え乳へ皮髭 従来の技術は、悪臭発生源の表面を菌膜で覆う乳酸菌糸
脱臭剤、同表面で吸着も行う界面活性剤の組合せ、酸化
脱臭を行うアスコルビン酸鉄、又は塩素系脱臭剤等が見
られるが、何れも局部的、一時的なもので、脱臭後の有
機物の処理に問題が残る。
脱臭後の有機物を土に還元できるものとして、混合微生
物群を利用した脱臭剤もあるが、定常的な発育を維持す
ることが難しい。又、脱臭に要する時間も艮(、実用上
問題が多い。
明が  しようとする  1 本発明は、現行各種の脱臭剤の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、既に生
成している悪臭を脱臭し、同時にその悪臭発生源の酵素
分解や腐敗に関与する微生物の増殖を抑制して悪臭の生
成継続を中止させ、生成源有機物を腐植化してその生成
を根本的に停止させ、かつ、土壌に有価物として還元で
きる形にすることにあり、既生悪奥の酸化脱臭、酵素分
解や腐敗関連微生物の増殖抑制及び悪臭発生源有機物の
腐植化には活性腐植質の特性を利用し、その機能を促進
するための触媒には2価及び3価の鉄イオン、助剤には
硫酸及び硝酸銀、酸素、並びに硅藻土及びゼオライトと
することによって、固相、液相及びその混合相において
悪臭を脱臭することができる悪臭の脱臭剤、その製法及
び使用方法を提供することにある。
[発明の構成] ヴ   するための 本発明の腐植質よりなる同相、液相及びそれらの混合相
における悪臭の脱臭剤は、活性腐植質粉体に、硅藻土、
ゼオライトの硅酸質粉体及び硝酸第二鉄、硫酸第一鉄の
鉄塩類粉体を混合した混合粉体から成ることを特徴とす
るものであり、また、その製法は、活性腐植質粉体に、
予め硅藻土、ゼオライトの硅酸質粉体に硝酸第二鉄、次
いで硫酸第一鉄を十分に混ぜたものを加え、混合粉体と
することを特徴とするものであり、さらに、その使用方
法は活性腐植質粉体に、予め硅藻土、ゼオライトの硅酸
質粉体に硝酸第二鉄、次いで硫酸第一鉄を十分に混ぜた
ものを加え、混合粉体とした脱臭剤を、悪臭を発生する
同相、液相及びそれらの混合相に添加し、0.3Nm’
/分前後の通気及び低速攪拌を行って脱臭することを特
徴とするものである。
実10I 以下、本発明の一実施例につい−て説明する。
本発明は、活性腐植質粉体を主体とし、これに触媒、吸
着剤及び助剤を兼ねた硝酸第二鉄及び硫酸第一鉄、助剤
として硅藻土及びゼオライトを混ぜた混合粉体で、それ
等の各素材及び製法にお(・で、以下の特徴を合わせ持
つものである・(イ)構成素材について 本発明の主体をなす活性腐植質粉体は、通常の腐植質と
は異り、フルボ酸が遊離の状態で存在し、その含有量も
5%以上と多(、アミン酸も3%以上含有する。その他
リグニン、粘土鉱物も活性の状態で各5%以上含む天然
物、人工又はその混合物であり、その水油物のpHが4
.0以下、その酸化電位が+200mVより正側である
これを悪臭物の固相、液相又は固液混合相に少量添加し
て分散させ、各相の悪臭発生源有機物とJ%種間凝集す
る高分子7ミン質を溶出させる。
次いで、溶出速度の遅い低分子のフルボ酸を溶出させ、
通気により供給されるR素と触媒の鉄イオンにより既に
生成している悪臭を酸化脱臭する。
悪臭の酸化にはフルボ酸のキノンとハイドロキノンの酸
化還元系が作用し、この際、生成する過酸化水素により
行なわれるが、同時に悪臭有機物中に存在する酸化酵素
の連鎖反応を起させ、無臭化が進行する。この際、過酸
化酵素を持たない微生物を死滅させる。通気攪拌時間の
経過とともに酸化電位を上昇させ、腐植化に関与する微
生物群以外を淘汰する。
上記の酸化還元系から酸化に移行し、縮合して高分子に
なったフルボ酸は、異種間凝集に参加する。
異種間凝集はカルボニル基、カルボキシル基、及びフェ
ノール基が主体となるが、ミセルコロイド、粒子、を大
構造物の70ツクへと進行し、各種活性基が露出した腐
植構造物化し、無臭物となる。
硫酸第一鉄は無水物粉体又は含水納品物として使用する
。固形成形物のpHを下げ、フルボ酸の溶出速度を速め
る。
2価の鉄イオンは、活性腐植質中のアミン酸を始め比較
的高分子の水溶性腐植質と悪臭源有機物との異種間凝集
及び低分子フルボ酸の悪臭酸化における触媒とし、その
水酸化物は上記異種間凝集物の70ツク化における促進
剤とする。
又、その硫酸銀は、塩基性悪臭の保留剤とし、保留悪臭
が酸化され窒素〃スになって揮発した後は、その保留性
が再生し、吸着、再生を繰り返す。
硝酸第二鉄は含水物結晶又は無水物粉体として使用する
その3価の鉄イオンは、硫化水′XhI?の酸性悪臭を
保留し、これをフルボ酸の酸化に提供した後、再生及び
保留を繰り返す。
硝酸イオンは、活性腐植質中のフルボ酸を始め各種の7
ミン質をニトロ化し、とくに中性悪臭の酸化、不揮発性
化に参加させる。
ニトロ化に十分な1以上の過剰の使用を避けるので、遊
離状態では存在しない。
硅藻土は、その表面電荷と多孔質性により、活性腐植質
と悪臭源有機物との異種間凝集物の生成進行を促進する
ゼオライトは、上記硅藻土とともに類似の表面及び構造
特性により、上記異種間凝集物の70ツク化を促進し、
その沈降性を高める。
(ロ)製法について: 硅藻土粉体とゼオライト粉体の各10%内外を混ぜる。
硅藻土は100〜200メツシユ、ゼオライトは50〜
100メツシユの粉体で未精製品を使用する。これに硝
酸第二鉄、次いで硫酸第一鉄を各々15%内外で十分に
混合する。と(に、結晶水をもつものは、硅藻土及びゼ
オライトが吸湿し終るまで、攪拌混合する。この混合物
を活性腐植質50%内外に混合分散させる。上記の方向
によって、活性腐植質粉体と含水該塩類との直接接触に
よる縮合生成物の生成を防ぐ。
犬裟匠 洗滌水が混った牛糞の固液混合物に0.2%の本発明脱
臭剤を加え、0 、3 II+)/分程度の通気攪拌を
行う、瞬時にして臭気強度は99%以上減少し、当該脱
臭剤が分散するにつれて減少を続ける。
平均的な30m3槽では15℃以上では2日、7℃では
4日間で殆んど無臭化される。4日110以上で悪臭生
成源有機物は腐植化され、同相の酸化電位は一2001
11Vより正側に、液相では+200拍V以上になる。
液相部ではそのまま放置しても悪臭が発生することはな
い。
又、液相のBODは原水12 lOOOppmから50
 pp+fi以下に減少し、CODは8I500ppI
++がら200 ppm以下になる。
固相部は、その水分率を60%前後に調整すれば、約1
4〜20日間で、団粒土壌形成に適したコンポストにな
る。このフンポストに化学肥料を混合すれば、施肥過剰
による弊害が起こらない。
[発明の効果1 本発明に係る脱臭剤は、動植物の酵素分解、腐敗、その
排せつ物等に由来する悪臭を、その種類、濃度を問わず
、固相、液相及びその混合相において脱臭することがで
きる。
その上、悪臭の発生源である有機物に作用してこれを腐
植化するので、腐敗に関与する微生物の発育を抑制し、
ひとたび悪臭物とすれば、悪臭を再発生することがない
又、腐植化された悪臭発生源は、土壌の団粒化に不可欠
な腐植構成成分になるので、有価物として土壌に還元で
きる。その液相は上記腐植構成成分を分離すれば浄化さ
れた水となる。
また本発明は、従来実用化が出来なかった豚糞の脱臭、
固く補植した牛糞の軟化、分散に次ぐ脱臭を始め、各種
の固相、液相及び固液混合相における悪臭を通気攪拌操
作のみで経済的に脱臭することができる。
しかも、悪臭生成源有機物を腐植化し、無臭化するばか
りでなく有価物として土肥に還元できる形にする上、液
相部を浄化する脱臭剤は他に類例を見ない。
腐植土壌を必要としている我が国で土肥に還元すべき有
機物の実用的な処理方法のない現状において、本発明の
効果は大きい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性腐植質粉体に、硅藻土、ゼオライトの硅酸質
    粉体及び硝酸第二鉄、硫酸第一鉄の鉄塩類粉体を混合し
    た混合粉体から成ることを特徴とする腐植質よりなる固
    相、液相及びそれらの混合相における悪臭の脱臭剤。
  2. (2)活性腐植質粉体に、予め硅藻土、ゼオライトの硅
    酸質粉体に硝酸第二鉄、次いで硫酸第一鉄を十分に混ぜ
    たものを加え、混合粉体とすることを特徴とする腐植質
    よりなる固相、液相及びその混合相における悪臭の脱臭
    剤の製法。
  3. (3)活性腐植質粉体に、予め硅藻土、ゼオライトの硅
    酸質粉体に硝酸第二鉄、次いで硫酸第一鉄を十分に混ぜ
    たものを加え、混合粉体とした脱臭剤を、悪臭を発生す
    る固相、液相及びそれらの混合相に添加し、0.3Nm
    ^3/分前後の通気及び低速攪拌を行って脱臭すること
    を特徴とする腐植質よりなる固相、液相及びその混合相
    における悪臭の脱臭剤の使用方法。
JP62034431A 1987-02-19 1987-02-19 腐植質よりなる固相、液相及びそれらの混合相における悪臭の脱臭剤、その製法及び使用方法 Expired - Fee Related JPH0647001B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008272225A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 複数の臭気成分を1剤で脱臭する固形脱臭組成物および該組成物の製造方法
JP2012110883A (ja) * 2010-11-01 2012-06-14 Yoshitaka Yamagishi 腐植酸含有活性剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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