JPS63202419A - 射出成形機におけるノズルの心合わせ方法及びそのための装置 - Google Patents

射出成形機におけるノズルの心合わせ方法及びそのための装置

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JPS63202419A
JPS63202419A JP3459587A JP3459587A JPS63202419A JP S63202419 A JPS63202419 A JP S63202419A JP 3459587 A JP3459587 A JP 3459587A JP 3459587 A JP3459587 A JP 3459587A JP S63202419 A JPS63202419 A JP S63202419A
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bending
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精治 田村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1773Means for adjusting or displacing the injection unit into different positions, e.g. for co-operating with different moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1781Aligning injection nozzles with the mould sprue bush

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形機の射出ノズルを金型に押し当てる
ときのノズルの心合わせを行う方法及び装置に関するも
のである。
(従来の技術) 一般に、射出成形機においては、第5図に示されている
ように、射出装置1がスライドベース2によって前後方
向に摺動自在に支持され、そのスライドベース2に取り
付けられたシフトシリンダ3を作動させることによって
、射出装置1のスクリュシリンダ4が前進あるいは後退
するようにされている。そして、射出時には、スクリュ
シリンダ4を前進させ、その先端のノズル5を固定盤6
に固定された金型7に押し当てて、そのノズル5から金
型7のスプルー8を通してキャビティ内に溶融樹脂を射
出するようになっている。
固定@6には、そのようにノズル5を背面側から挿通し
て金型7に押し当てるためのノズル挿通孔9が設けられ
ている。また、金型7には、その背面に、ノズル受け部
としてのスプルーブシュ10が設けられている。第6図
に拡大して示されているように、そのスプルーブシュl
Oのノズル受け面10aは、通常、ノズル5の先端の凸
形球面と同一あるいはそれより若干大きい曲率半径の凹
形球面とされている。
このような射出成形機においては、溶融樹脂の射出時に
ノズル5とスプルーブシュlOとの間から樹脂が漏出す
ることのないようにするために、第6図に示されている
ようにノズル5の中心とスプルーブシュlOの中心とを
一致させる必要がある。しかしながら、実際には、金型
7の固定盤6への取り付は誤差やスライドベース2.射
出装置l、スクリュシリンダ4の組立誤差などのために
、第7図に示されているようにノズル5とスプルーブシ
ュ10との中心がずれてしまうのが普通である。したが
って、金型7を交換するたびに、ノズル5の心合わせを
行うことが必要となっている。
このようなノズル5の心合わせがなされるようにするた
めに、射出装置1を支持するスライドベース2は、上下
及び左右方向に位置を調整することができるようにされ
ている0通常、その上下位置調整機構としては、第5図
に示されているようなアジャストボルト11.12が用
いられている。このアジャストボルトii。
12は、スライドベース2に螺合させるとともに、その
下端を射出成形機のベッド13に当接させたものである
。したがって、アジャストボルト11.12を回転させ
ることにより、スライドベース2及び射出装置1が上下
方向に移動し、ノズル5の上下方向位置が調整される。
スライドベース2は、その調整後、押さえボルト14に
よってベッド13に押し付けられて固定されるようにな
っている。スライドベース2の左右方向位置調整機構も
同様に構成されている。
このような機構を用いてノズル5の心合わせを行う場合
、従来は、ノズル5とスプルーブシュ10との接触状態
を目視確認しながら、アジャストボルト11 、12等
を操作するようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、そのような目視確認による調整では、不
正確となることは免れない、゛特に。
近年は、精密成形の要求から固定盤6を厚くしてその剛
性を高めようとする傾向にあり、そのために、固定si
6に設けられるノズル挿通孔9が深くかつ狭いものとな
ってきている。そのように深く狭い穴の奥に位置するノ
ズル5の先端とスプルーブシュ10との接触状態を目視
確認することは極めて困難である。その結果、ノズル5
の心合わせ作業が完全には行われなくなってきている。
そのようにノズル5とスプルーブシュlOとの心合わせ
が不十分のまま成形作業を続けると、シフトシリンダ3
の押圧力によってノズル5の先端の凸形球面及びスプル
ーブシュlOの凹形球面が偏摩耗してしまう、そして、
そのようにノズル5の先端が偏摩耗した射出成形機に他
の金型を取り付けたり、スプルーブシュlOのノズル受
け面10aが偏摩耗した金型7を他の射出成形機に取り
付けたりした場合には、ノズル5とスプルーブシュlO
との接触面におけるシールが不完全となって樹脂漏れを
生じたり、偏摩耗していない相手側の部品を偏摩耗させ
たりしてしまう。
また、深くかつ狭いノズル挿通孔9を通してノズル5と
スプルーブシュ10との接触状態の目視確認を行うには
、高温状態のスクリュシリンダ4に顔を近づけなければ
ならないという問題もある。更に、大゛形の射出成、形
機の場合には、ノズル5がスライドベース2から遠く離
れているので、スライドベース2に設けられているアジ
ャストボルト11.12等の調整を、ノズル5を見なが
ら行うということもできない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その主な目的は、ノズルと金型のノズル受け部との
接触状態を直接目視確認しなくても、ノズルの正確な心
合わせを行うことができるようにすることである。
また、本発明の他の目的は、ノズルから遠く離れた場所
においても、ノズルの心合わせ状態を確認することがで
きるようにすることである。
本発明の更に他の目的は、ノズルの心合わせが自動的に
行われるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明によるノズルの心合
わせ方法では、スクリュシリンダの先端のノズルを金型
のノズル受け部に押し当てたときに両者の心ずれに起因
してノズルに生ずる軸方向に対する曲がりを検出して、
その曲がりが減ずる方向にノズルの位置を調整するよう
にしている。
また、その方法を実施するために用いる本発明のノズル
の心合わせ用装置は、ノズルの軸方向に対する曲がりを
検出する曲がり検出器と。
その曲がり検出器によって検出されたノズルの曲がり量
及び曲がり方向を表示する曲がり表示器とを備えている
そして、その方法を直接実施する本発明のノズルの心合
わせ装置は、ノズルの上下及び左右の位置をそれぞれ調
整し得る垂直方向位置調整装置及び水平方向位置調整装
置と、ノズルの軸方向に対する曲がりを検出する曲がり
検出器と、その曲がり検出器によって検出されたノズル
の曲がり量及び曲がり方向に応じて各位置調整装置をそ
れぞれ作動させる制a装置とを備えている。
(作用) 前述したように、金型のノズル受け面は凹形球面とされ
ているので、心合わせが不完全な状態でノズルがそのノ
ズル受け面に押し当てられると、ノズルの先端がその凹
形球面に沿って滑り、ノズルの軸に垂直な方向の強い曲
げ力が働く、その結果、ノズルにノズル受け面の中心に
向かう曲がりが生ずる。
したがって、本発明の方法のように、ノズルの軸方向の
曲がりが減ずる方向にノズルを移動させることにより、
ノズルと金型のノズル受け部との心合わせがなされるよ
うになる。そして、ノズルの曲がりは歪ゲージ等を用い
ることによって容易かつ精密に検出されるので、その心
合わせも正確になされるようになる。
また、ノズルの曲がり量及び曲がり方向を曲がり表示器
に表示させるようにすることにより、ノズル受け部の中
心に対するノズルの偏位量及び偏位方向を把握すること
ができる。したがって、ノズルから遠く離れた場所にお
いても、ノズルの心合わせ作業を行うことが可能となる
更に、ノズルの曲がり量及び曲がり方向に応じて、ノズ
ルの垂直方向位置調整装置及び水平方向位置調整装置を
それぞれ作動させるようにすることにより、ノズルを金
型に押し当てるだけで、自・動的にその心合わせが行わ
れるようになる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
なお、以下の実施例において、射出成形機の基本的な構
造は第5〜7図に示した従来のものと同様であるので、
対応する部分には同一の符号を付すことにより、その説
明は省略する。
図中、第1.2図は、本発明によるノズルの心合わせ方
法を実施するために用いられるノズルの心合わせ用装置
の一実施例を示すもので。
第1図はその要部の側面図であり、第2図はそのノズル
部分の横断面図である。
これらのぽから明らかなように、ノズル5の外周面の上
下左右には、4木の高温用歪ゲージ201  + 20
2 .203 * 204がそれぞれノズル5の軸方向
に貼り付けられている。これらの歪ゲージ20.〜20
4は、ノズル5の外周に装着される柔軟な保護カバー2
1によって覆われている。こうして、ノズル5が軸に垂
直な方向に曲がったときには、それに伴うノズル5の外
表面の歪が歪ゲージ201〜204によって検出される
ようになっている。すなわち、これら4本の歪ゲージ2
01〜20.及び保護カバー21によって、ノズル5の
軸方向に対する曲がりを検出する曲がり検出器22が構
成されている。
各歪ゲージ20重〜204のリード線23は1本のケー
ブル24にまとめられ、曲がり表示器25に接続されて
いる0曲がり表示器25の内部においては、上下の歪ゲ
ージ20t、202によって検出されたノズル5の上下
外表面の歪量(以下、引張歪を正値、圧縮歪を負債とし
て検出するものとする。)、及び左右の歪ゲージ203
.20.によって検出されたノズル5の左右外表面の歪
量がそれぞれ比較演算され、歪量の大きい側の表示ラン
プ28t  o26t e263 、あるいは264が
点灯されるとともに、その歪量の差が表示計27aある
いは27bにデジタル表示されるようになっている。
このようなノズルの心合わせ用装置を用いてノズル5の
心合わせを行うときには、シフトシリンダ3(第5図参
照)を作動させて射出装置lを前進させ、スクリュシリ
ンダ4の先端のノズル5を、金W7のノズル受け部であ
るスプルーブシュ10に押し当てる。
このとき、ノズル5の中心が第7図に示されているよう
にスプルーブシュ10の中心より上方に偏心していたと
すると、ノズル5の先端の上部がスプルーブシュ10の
ノズル受け面10aに接触することになる。すると、そ
のノズル受け面10aが凹形球面とされていること、及
びノ′ズル5がシフトシリンダ3の押圧力によってノズ
ル受け面10aに押し付けられていることにより、ノズ
ル5の先端がノズル受け面10aに沿いその中心に向か
って滑る。その結果、ノズル5にはノズル受け面10a
の中心線側に向かう曲がりが生じる。すなわち、ノズル
5は下方に押し曲げられる。その曲がりの大きさは、ノ
ズル5の偏心量が大きいほど大きい。
このようにノズル5が下方に曲がると、その上面に貼り
付けられた歪ゲージ201が下面側の歪ゲージ202よ
り大きい歪量を検出する。
したがって、それに対応する表示ランプ26重が点灯す
る。すなわち1表示ランプ26重は、ノズル5が上方に
偏心していて下方に向けて曲がっていることを示すもの
となる。ノズル5が下方に偏心しているときには、表示
ランプ262が点灯する。
そして、上下の歪ゲージ20..202によって検出さ
れた歪量の差が、表示ランプ261゜262間の表示計
27aにデジタル表示される。その歪量の差は、ノズル
5の曲がりが大きいほど大きい、したがって、表示計2
7aに表示され・る数値は、ノズル5の上下方向の曲が
り量、すなわち偏心量を示すものとなる。
ノズル5がスプルーブシュlOの中心線に対して左右方
向に偏心しているときには、その偏心方向に対応する表
示ランプ263あるいは264が点灯し、その間の表示
計27bにノズル5の偏心量に応じた曲がり量が表示さ
れる。
また、ノズル5が斜め方向に偏心しているときには、上
下を示す表示ランプ261,262の一方と左右を示す
表示ランプ263.26.の一方とが同時に点灯し、各
表示計27a、27bにそれぞれノズル5の上下及び左
右方向の曲がり量が表示される。
このようにして、曲がり表示器25の表示によって、ノ
ズル5の偏心方向及び偏心量を把握することができる。
したがって、その曲がり表示器25を見ながらアジャス
トボルト11゜12等を調節して、ノズル5の曲がりが
減る方向にノズル5を移動させれば、ノズル5をスプル
ーブシュ10に対して正確に心合わせすることができる
。その場合、曲がり表示器25はアジャストボルト11
.12の近傍に設置することができるので、それを見な
がら行う作業も容易となる。
なお、上記実施例においては1曲がり検出器22として
4木の単軸歪ゲージ201〜204を用いるものとして
いるが、これを2軸あるいは3軸歪ゲージによって構成
することもできる。そのようにすれば、歪ゲージの数を
2本あるいは1本に減らすことができる。また、歪ゲー
ジ以外の曲がり検出器を用いることもできる。
更に上記実施例においては、曲がり表示器25の表示計
27a、27bには歪量の差がそのまま表示されるもの
としているが、曲がり表示器25にあらかじめ設定され
た係数をこれに乗じて、より把握しやすい値、例えば実
際のノズル5の偏心量を表示させるようにすることもで
きる。
各歪ゲージ20鴛〜204によって検出される歪量は、
ノズル5がスプルーブシュlOに接触する前と押し付け
られた後との差としてとらえられるものであり、その検
出のタイミングは一般にはリミットスイッチやタイマ等
によって設定されるようにするが、そのスイッチ切り換
えを、目視しながら行うようにしてもよい。
第3.4図は、本発明による心合わせ方法を用いてノズ
ルの心合わせが自動的に行われるようにした、ノズルの
心合わせ装置の一実施例を示す側面図及び平面図である
これらの図から明らかなように、この射出成形機におい
ては、射出装置lを前後方向に摺動自在に支持するスラ
イドベース2は、ベッド13上に設置されたベースプレ
ート30の上面に沿って、そのベースプレート30に固
定されたガイドレール31.31に案内されながら。
左右方向に摺動し得るようにされている。スライドベー
ス2の側壁には、ベースプレート30に取り付けられた
軸受32によって回転自在に支持された調整8133が
螺合されている。そして、その調整軸33は、ベースプ
レート30上に設置されたモータ34によって回転駆動
されるようになっている。
したがって、モータ34により調整軸33を回転させる
と、スライドベース2が左右方向に移動して、そのスラ
イドベース2に支持された射出装置1が左右方向に移動
し、スクリュシリンダ4の先端のノズル5が左右方向に
位置調整される。すなわち、この実施例では、これらモ
ータ34.調整軸33.及びスライドベース2によって
、ノズル5の水平方向位置調整装置35が構成されてい
る。
一方、ベースプレート30の前部及び後部には、それぞ
れ2木のジヤツキポル)36 、36及び37.37が
螺合されている。これらのジヤツキボルト36.37は
ベースプレート30を上下方向に貫通するもので、その
下端はベッド13の上面に当接するようにされている。
ジヤツキポル)36.37の上端にはそれぞれウオーム
ホイール38.39が固着されており、これらのウオー
ムホイール38 、39が、調整軸40.41上に設け
られたウオーム42.43にそれぞれかみ合わされてい
る。各調整軸40.41は、ベースプレート30に取り
付けられた軸受44,45によって回転自在に支持され
、ベースプレート30上に設置されたモータ46,47
によって回転駆動されるようになっている。
したがって、モータ46.47により調整軸40.41
を回転させると、ウオーム42゜43にかみ合うつt−
ムホイール38.39が回転して、ジヤツキポル)36
.37が回転する。そして、それによってベースプレー
ト30が上下方向に移動し、ベースプレート30上に設
置されたスライドベース2が射出装置1とともに上下方
向に移動する。こうして、スクリュシリンダ4の先端の
ノズル5が上下方向に位置調整される。モータ46,4
7の回転数を異ならせると、ベースプレート30が上下
Kaさ。
ノズル5の上下方向位置及び傾きが変化する。
このように、この実施例では、モータ46゜47、調整
軸40,41、ウオーム42.43、ウオームホイール
3g 、39、ジヤツキボルト36.37、及びベース
プレート30によって、ノズル5の垂直方向位置調整装
置48が構成されている。
ベースプレート30は、ベッド13に固定すれた位置決
めピン49によって、水平面内ではベッド13に対して
位置決めされている。その位置決めピン49は、ベース
プレート30の上下方向の移動は許容するようにされて
いる。
ノズル5の外周には、第1.2図の実施例と同様の曲が
り検出器22が取り付けられている。その曲がり検出器
22からの検出信号は。
ケーブル24を介して制御装置50の偏心検出器51に
導かれるようになっている。
偏心検出器51においては、曲がり検出器22によって
検出されたノズル5の上下左右の外表面における歪量か
らそのノズル5の曲がり量及び曲がり方向が演算され、
更に、それら曲がり量及び曲がり方向に基づいて、ノズ
ル5の上下方向及び左右方向の偏心量が算出される。
そして、その上下方向偏心量が制御装置50の垂直方向
調節器52に伝えられ、左右方向偏心量が水平方向調節
器53に伝えられる。
垂直方向調節器52においては、偏心検出器51から与
えられた上下方向偏心量に基づいて、モータ46.47
の回転方向と回転量とが決定され、その信号がモータ4
6.47に送られる。また、水平方向WRWi器53に
おいては。
偏心検出器51から与えられた左右方向偏心量に基づい
て、モータ34の回転方向と回転量とが決定され、その
信号がモータ34に送られる。
このように構成されたノズルの心合わせ装置においては
、シフトシリンダ3を作動させてノズル5を金型7のス
プルーブシュlOに押し当てると、ノズル5とスプルー
ブシュ10との中心が一致していないときには、ノズル
5がその軸方向に対しスプルーブシュlOの中心線側に
向かって曲がる。そして、その曲がりが曲がり検出器2
2によって検出されて、制御装置50においてその曲が
り量と曲がり方向とにより垂直方向位置調整装置48及
び水平方向位置調整装置35の作動量が決定される。
こうして、垂直方向位置調整装置48のモータ46,4
7及び水平方向位置調整装置35のモータ34が、制御
装置50からの信号によって作動される。モータ46,
47が作動すると、ベースプレー)30の前部、後部、
あるいはその双方が持ち上げられて、ノズル5の上下方
向位置が調整され、その上下方向の偏位が解消される。
また、モータ34が作動すると、スライドベース2が左
右方向に摺動して、ノズル5の左右方向位置が調整され
、その左右方向の偏位が解消される。
このように、この心合わせ装置によれば、ノズル5のス
プルーブシュ10に対する心合わせが自動的に行われる
ようになる。したがって、例えば111N御装置50の
偏心検出器51にあらかじめ偏心許容量を設定しておく
ことにより、成形作業中にノズル5が偏心したような場
合にも、それを自動修正させるようにすることができる
なお、第3,4図の実施例においては、垂直方向位置調
整装置48をベースプレート30の前部及び後部に設け
るものとしているが、あらかじめノズル5の中心高さを
スプルーブシュlOより十分低く、あるいは十分高く設
定しておくことにより、その調整装W4Bを前部あるい
は後部のいずれか一方のみに設けるようにすることもで
きる。また、適用機種によっては、垂直方向位置調整装
置48あるいは水平方向位置調整装置35のいずれか一
方のみを設ければよい場合もある。
更に、上記実施例においては、ノズル5の水平方向の位
置調整にスライドベース2の摺動機構を用いるものとし
ているが、これを回動機構によって構成することもでき
る。
曲がり検出器22は、ノズル5の外周に取り付けなけれ
ばならないというものではなく、スクリュシリンダ4の
先端の、ノズル5の近傍の位置調整を行うようにしてい
るので、ノズルの小径部等に取り付けても、同様の機能
を得ることができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ノズ
ルを金型のノズル受け部に押し当てたときそのノズルに
生ずる軸方向に対する曲がりを検出して、その曲がりに
応じてノズルの位置調整を行うようにしているので、ノ
ズルの心合わせを行うとき、ノズルと金型のノズル受け
部との接触状態を目視確認する必要がなくなり、その作
業が容易となる。また、目視では確認できないようなノ
ズルの微妙なずれも検出できるので、ノズルや金型の偏
摩耗が防止されるようになり、その耐久性が向上する。
そして、そのノズルの曲がり量及び曲がり方向を曲がり
表示器に表示させるようにすることにより、ノズル位置
の調整すべき方向及び量が容易に把握されるとともに、
遠隔においてもノズルの心合わせ状態を確認することが
できるようになる。
更に、ノズル位置が自動的に微調整されるようになるの
で、ロケートリングのない金型や射出成形機のロケート
穴より小径のロケートリングを有する金型、あるいはノ
ズル受け部が既に偏摩耗した金型を使用する場合にも、
金型取付位置を手動操作で微調整する必要はなくなる。
したがって、金型の全自動交換システムを構築すること
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるノズルの心合わせ方法に用いる
心合わせ用装置の一実施例を示すもので、射出成形機の
ノズル及び曲がり表示器の側面図。 第2図は、そのノズルの横断面図、 第3図は、本発明によるノズルの心合わせ装置の一実施
例を示す、射出成形機の要部の側面図。 第4図は、その心合わせ装置を制御ブロックとともに示
す一部切り欠き平面図。 第5図は、従来のノズルの心合わせ装置を備えた射出成
形機の要部の側面図、 第6図は、ノズルの正しい心合わせ状態を示す拡大断面
図。 第7図は、ノズルが偏心している状態を示す拡大断面図
である。 1・・・射出装置     2・・・スライドベース3
・・・シフトシリンダ 4・・・スクリュシリンダ 5・・・ノズル      7・・・金型10・・・ス
プルーブシュ(ノズル受け部)10a・・・ノズル受け
面 11.12・・・アジャストボルト 20z  +202.203.204・・・歪ゲージ2
2・・・曲がり検出器 25・・・曲がり表示器 261 .262.263.26a・・・表示ランプ2
7 a 、 27 b−−−表示計 30・・・ベースプレート 31・・・ガイドレール 33・・・調整軸       34・・・モータ35
・・・水平方向位置調整装置 36.37・・・ジヤツキボルト 40.41・・・調整軸 48.47・・・モータ 48・・・垂直方向位置調整装置 50・・・制御装置 特許出願人  株式会社日本製鋼所 代 理 人  弁理士  森 下 端 侑第5図 第6図      第7図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スクリュシリンダの先端のノズルを金型のノズル
    受け部に押し当て、 そのときのノズルの軸方向に対する曲がりを検出して、 その曲がりが減ずる方向に前記ノズルを移動させるよう
    にした、 射出成形機におけるノズルの心合わせ方法。
  2. (2)前記ノズルの軸方向に対する曲がりを、そのノズ
    ルの外周の複数箇所における歪量の差によって検出する
    ようにした、 特許請求の範囲第1項記載の射出成形機におけるノズル
    の心合わせ方法。
  3. (3)スクリュシリンダの先端のノズルを金型のノズル
    受け部に押し当てたときそのノズルに生ずる軸方向に対
    する曲がりを検出する曲がり検出器と、 その曲がり検出器によって検出された前記ノズルの曲が
    り量及び曲がり方向を表示する曲がり表示器と、 を備えてなる、射出成形機におけるノズルの心合わせ用
    装置。
  4. (4)前記曲がり検出器が、前記スクリュシリンダの先
    端のノズルあるいはその近傍の外周面複数箇所に取り付
    けられた歪ゲージからなり、 前記曲がり表示器が、その歪ゲージによって検出された
    歪量の差に基づいて前記ノズルの曲がり量及び曲がり方
    向を表示するものとされている、 特許請求の範囲第3項記載の射出成形機におけるノズル
    の心合わせ用装置。
  5. (5)スクリュシリンダの先端のノズルを上下方向及び
    左右方向にそれぞれ位置調整し得る垂直方向位置調整装
    置及び水平方向位置調整装置と、前記ノズルを金型のノ
    ズル受け部に押し当てたときそのノズルに生ずる軸方向
    に対する曲がりを検出する曲がり検出器と、 その曲がり検出器によって検出された前記ノズルの曲が
    り量及び曲がり方向に応じて前記垂直方向位置調整装置
    及び水平方向位置調整装置をそれぞれ作動させる制御装
    置と、 を備えてなる、射出成形機におけるノズルの心合わせ装
    置。
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