JPS632023Y2 - - Google Patents

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JPS632023Y2
JPS632023Y2 JP1983129978U JP12997883U JPS632023Y2 JP S632023 Y2 JPS632023 Y2 JP S632023Y2 JP 1983129978 U JP1983129978 U JP 1983129978U JP 12997883 U JP12997883 U JP 12997883U JP S632023 Y2 JPS632023 Y2 JP S632023Y2
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JP
Japan
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heat storage
electric heater
storage material
storage container
latent heat
Prior art date
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JP1983129978U
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English (en)
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JPS6037315U (ja
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は潜熱蓄熱材を用いた暖房用装身具に関
する。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の暖房用装身具は、第1図に示す
ように、衣服1の内部に電気ヒータ2が収納さ
れ、さらに電気ヒータ2に電力を供給する電源コ
ード3が接続されていた。この構成では熱源であ
る電気ヒータ2は電源コード3より電力を供給さ
れないと発熱しないため、屋外など通電が不可能
な場所では使用できず、使用上の行動範囲も狭い
という問題点を有していた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題を解消するもので、
屋外など電力が供給できない場所においても、暖
房を可能にすることを目的とする。
考案の構成 この目的を達成するために、本考案は潜熱蓄熱
材を収納した蓄熱容器と、潜熱蓄熱材を加熱する
電気ヒータと、電気ヒータに電力を供給するため
の電源コードと、電気ヒータと電源コードを接続
する中間コンセントと、潜熱蓄熱材を制御する温
度制御器と、異常温度上昇時に作動する安全器
と、蓄熱容器;電気ヒータなどを包みこむ断熱材
とからなるものである。
この構成によつて、電源コードを電源に接続
し、電気ヒータに通電すれば、発熱し、潜熱蓄熱
材を加熱、融解する。つぎに、中間コンセントよ
り電源コードをはずすと、潜熱蓄熱材より放熱
し、電力供給がなくても暖房が行なえる。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第2図を用いて説明
する。なお、第1図と同一部品には同一番号を付
している。
第2図において、4は蓄熱容器であり、潜熱蓄
熱材5を収納している。
さらに蓄熱容器4の表面には電気ヒータ2が取
付けられており、電気ヒータ2には電源コード3
と接続するための中間コンセント6が接続されて
いる。また、蓄熱容器4の表面には、加熱温度を
一定に保つために、ヒータを制御する温度制御器
7と、温度制御器7が故障時の安全装置としての
安全器8が取り付けられている。9は断熱材であ
り、蓄熱容器4、電気ヒータ2、温度制御器7、
安全器8を包み込んで断熱している。1は衣服で
あり、蓄熱容器4、電気ヒータ2、温度制御器
7、安全器8、断熱材9、中間コンセント6を内
蔵している。
上記構成において、中間コンセント6と電源コ
ード3を接続し、電源コード3から通電すること
により、電気ヒータ2は蓄熱容器4を加熱する。
そして、潜熱蓄熱材5が融熱すれば、温度制御器
7により、一定温度になるように電気ヒータ2を
制御する。安全器8は温度制御器7が故障した場
合に作動する。つぎに暖房装身具として利用する
場合について説明する。室内で電源コードから通
電可能な場所においては、潜熱蓄熱材5の放熱熱
量により衣服1を暖め、身体に伝わり、暖房を行
なう。潜熱蓄熱材5が放熱により温度が低下すれ
ば、温度制御器7が検知し、電気ヒータ2に通電
され、潜熱蓄熱材5の温度は上昇し、従来と同様
に連続的に暖房ができる。次に、屋外など、電源
コード3から通電不可能な場所においては、中間
コンセント6で電源コード3をはずせば、潜熱蓄
熱材5の放熱熱量により、衣服を暖め、身体に伝
わり、暖房ができる。
このように潜熱蓄熱材5を電気ヒータ2で加熱
することで、通電可能な場所では連続的に暖房を
行なえ、さらに通電不可能な場所では、潜熱蓄熱
材5が蓄熱熱量を放熱することで長時間暖房が行
なえる。
考案の効果 以上のように本考案の暖房用装身具によれば、
次の効果が得られる。
(1) 蓄熱容器としての蓄熱容器に収納された潜熱
蓄熱材を加熱する電気ヒータとは互いに一体に
収納されており、通電可能な場所においては、
潜熱蓄熱材の温度が低下すれば、電気ヒータに
より、潜熱蓄熱材を加熱して連続的に使用でき
るため、蓄熱容器を取外したり、収納すること
をしなくてよい。
(2) 少なくとも蓄熱容器の少なくとも一面は人体
側に、電気ヒータは、蓄熱容器を間にして人体
とは反対側に配置されているため、通電可能な
場所において、電気ヒータにより加熱する場合
でも、電気ヒータは直接人体を加熱することな
く、潜熱蓄熱材を加熱するため、ヒータの温度
変動による不快感を感じることなく、潜熱蓄熱
材の融点で快適に採暖できる。
(3) 蓄熱容器と電気ヒータとは互いに一体に収納
され、電気ヒータは蓄熱容器の潜熱蓄熱材を加
熱するため、通電可能な場所で電気ヒータに通
電して採暖している状態から通電不可能な場所
へ移動する場合、電気ヒータは潜熱蓄熱材を加
熱しているため、蓄熱容器を最初から加熱する
手間とか時間を必要とせず、中間コンセントに
より、電源コードを外せば、即時に移動でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気ヒータ使用暖房用装身具の
構成図、第2図は本考案の蓄熱材利用暖房用装身
具の一実施例の構成図である。 2……電気ヒータ、3……電源コード、4……
蓄熱容器、5……潜熱蓄熱材、6……中間コンセ
ント、7……温度制御器、8……安全器、9……
断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 潜熱蓄熱材を収納した蓄熱容器と、前記潜熱蓄
    熱材を加熱する電気ヒータと、前記潜熱蓄熱材の
    温度を検出し、前記電気ヒータを制御する温度制
    御器と、前記潜熱蓄熱材の異常温度上昇時に作動
    する安全器と、少なくとも前記蓄熱容器、電気ヒ
    ータを包みこむ断熱材と、前記電気ヒータとこの
    電気ヒータに電力を供給するための電源コードを
    接続する中間コンセントからなり、前記蓄熱容器
    の少なくとも一面は人体側に、前記電気ヒータは
    前記蓄熱容器を間にして人体とは反対側に配置
    し、前記蓄熱容器と前記電気ヒータは互いに一体
    に設けてなる蓄熱材利用暖房用装身具。
JP12997883U 1983-08-23 1983-08-23 蓄熱材利用暖房用装身具 Granted JPS6037315U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12997883U JPS6037315U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 蓄熱材利用暖房用装身具

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JP12997883U JPS6037315U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 蓄熱材利用暖房用装身具

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Publication Number Publication Date
JPS6037315U JPS6037315U (ja) 1985-03-14
JPS632023Y2 true JPS632023Y2 (ja) 1988-01-19

Family

ID=30294336

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JP12997883U Granted JPS6037315U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 蓄熱材利用暖房用装身具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5498085A (en) * 1978-01-18 1979-08-02 Matsushita Electric Works Ltd Hot pad

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5498085A (en) * 1978-01-18 1979-08-02 Matsushita Electric Works Ltd Hot pad

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JPS6037315U (ja) 1985-03-14

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