JPS63200710A - 座席用の折り畳み式レグレスト - Google Patents

座席用の折り畳み式レグレスト

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JPS63200710A
JPS63200710A JP62031859A JP3185987A JPS63200710A JP S63200710 A JPS63200710 A JP S63200710A JP 62031859 A JP62031859 A JP 62031859A JP 3185987 A JP3185987 A JP 3185987A JP S63200710 A JPS63200710 A JP S63200710A
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rest
seat
leg rest
auxiliary
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河口 耕三
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Tenryu Industries Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2/995Lower-leg-rests, e.g. calf-rests

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は座席用のレグレスト機構に関するものであり、
特に航空機の客室等のような狭い空間内に配置される座
席用の折り畳み式レグレストに関するものである。
(従来の技術) 航空機の客室等のような狭い空間内に配置される座席用
のレグレストにあっては、当該レグレスト上に足(特に
下肢部分)を載せて休む場合と、このレグレストを座席
の下部に収納して通路としての空間を確保する場合に分
けて使用することができるようにしである。このレグレ
ストは、大きく分けて、前方に位置する座席に設ける場
合と、当該座席に設ける場合との二種類に分けられる。
レグレストを、当該座席の前方に位置する座席に設ける
場合は1通常この種の座席がリクライニング形式のもの
であるため、その取付場所が限定され1通常は前の座席
の下方に設けられる。
レグレストが下方に位置すると、当該レグレスト上に足
を完全に載せることができないため、このよ−うな前の
座席の下方に設ける形式のレグレストにあっては体を完
全に伸ばす態勢を取ることはできない、これに対して、
レグレストを当該座席の座席部側に設ける場合は、当該
レグレストを座席部の先端に設けることができるから、
当該レグレストと座席部によって形成される平面上に足
を完全に伸ばした状態で載せることができ、体を完全に
伸ばした態勢を取ることができるものである。
従来のこの種のレグレストを当該座席の座席部側に設け
るようにした座席としては、座席部の先端部にレグレス
トを@動可能に連結し、このレグレストに展張機構を単
に連結したものであワた。
ところが、このようなレグレストは、これを使用しない
場合に当該座席部の下方に収納しなければならないもの
であるから、当該レグレストを収納するためには、当該
レグレストの長さを当然塵W;部の下方の距Ill以下
のものにする必要がある。
通常、この座席部の下方の長さは、人の下肢の長さより
も座席部の厚さ分だけ短いものである。
従って、当該座席の座席部側に設けるようにした従来の
レグレストにあっては1人の下肢を充分に伸ばせるだけ
の長さは有していなかったのである。特に、従来のレグ
レストは、足首より先の部分を充分載置することができ
ず、不安定な状態で休まなければならなかったのである
そこで、本件発明のRiFli者等は、上記のようなレ
グレストが、これの上に足を載せる場合にはそのための
充分な長さを有するとともに、座席部の下方に収納する
場合にはこの狭い空間内に充分収納することのできる形
状にすることのできるレグレストについて鋭意研究して
きた結果、レグレストを折り畳み可能とするとともに、
これの折り畳みを簡単なリンク機構によって実現できる
ことを新規に知見し、本発明を完成したのである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上のような実状に鑑みてなされたもので、そ
の解決しようとする問題点は、この種のレグレストにお
ける伸展時の長さと、収納時の長さの違いである。
そして、本発明の目的とするところは、簡単な4I虞に
よって、伸展時には足、特にその足首の先の部分をも載
せるのに充分な長さを有して足先まで安定した状態で載
置することができるとともに、座席の下方に収納する時
にはこの狭い空間内に収納できるような長さに変形させ
ることのできる座席用の折り畳み式レグレストを提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本発明が採った手段は
、実施例に対応する第1図〜第3図を参照して説明する
と、まず第1の発明にあっては、「座席部(11)に回
動可能に連結したレグレスト本体(13)と、このレグ
レスト本体(13)の先端部に追動可能に設けた補助レ
スト(14)と、レグレスト本体(13)を回動させる
作動装置(30)とを備えた座席(lO)において、 レグレスト本体(13)側に固着した支持プレー)−(
15)に回動可能に連結した第2リンク(22)と。
この第2リンク(22)の支点(22b)より前方部分
にその後端が回動可能に連結されその前端が補助レスト
(14)に回動可能に連結された第1リンク(21)と
、 第2リンク(22)の支点(22b)より後方部分にそ
の前端が回動可能に連結されその後端が座席部側に回動
可能に連結される第3リンク(23)とにより構成され
るリンク機構(20)を備え。
第3リンク(23)の両連結部間に作動装置IC30)
を連結したことを特徴とする座席用の折り畳み式レグレ
スト(100) J である。
つまり、この第1の発明に係る座席用の折り畳み式レグ
レスト(100)にあっては、まずその座席Ig(11
)の先端に設けたレグレスト本体(13)及び補助レス
ト(14)を互いに回動可能とすることにより折り畳み
可能としたものである。このような折り畳み可能なレグ
レスト本体(13)及び補助レスト(14)に対して、
リンク機構(20)を介して作動装置(30)の駆動力
を伝達することにより、当該レグレスト本体(13)及
び補助レスト(14)は座席部(11)の前方にての伸
展または座席部(工1)下部への収納を可能としたちの
である。
すなわち、作動装M (3G)による駆動力が第1リン
ク(21) 、第2リンク(22)及び第3リンク(2
3)を介して伝達されるとき、特に当該リンク機構(2
0)の第1リンク(21)及び第2リンク(22)共働
作用により、レグレスト本体(13)が座席部(11)
の先端部に対して回動される。このとき、第1リンク(
21)及び第2リンク(22)がレグレスト本体(13
)の先端に設けた補助レスト(14)を当該レグレスト
本体(13)に対して回動させることにより、伸展時に
は補助レスト(14)をレグレスト本体(13)に対し
て伸展させるとともに、収納時には補助レスト(14)
をレグレスト本体(13)に対して折り畳むものである
また、第2の発明にあっては、実施例に対応する第4r
!1〜第6(!Iを参照して説明すると。
「座席部(11)に回動可能に連結したレグレスト本体
(13)と、このレグレスト本体(13)の先端部に追
動可能に設けた第1補助レスト(14)と。
このw51補助レスト〔14)の先端部に追動回部に設
けた第2補助レスト(16)と、レグレスト本体(13
)を回動させる作動装置(30)とを備えた座席(lO
)において、 レグレスト本体(13)側に固着した支持プレート(1
5)に回動可能に連結した第2リンク(22)と、 この第2リンク(22)の支点(zzb)より前方部分
にその後端が回動可能に連結されその前端が第1補助レ
スト(14)に回動可能に連結された第1リンク(21
)と。
第2リンク(22)の支点(22b)より後方部分に゛
その前端が回動可能に連結されその後端が座席部側に回
動可能に連結される第3リンク(23)と、 第2補助レスト(16)に前端が回動可能に連結されそ
の後端が前記第1リンク(21)の前端に回動可能に連
結された第4リンク(24)とにより構成されるリンク
機構(20)を備え。
第3リンク(23)の両連結部間に作II装置(30)
を連結したことを特徴とする座席用の折り畳み式レグレ
スト(200) J である。
すなわち、この第2の発明に係る座席用の折り畳み式レ
グレスト(200)は、上記第1の発明に係るレグレス
ト(10G)と比較すれば、当該第2のレグレスト(4
oo)が、座席部(11)に回動可能に連結したレグレ
スト本体(13)と、このレグレスト本体(13)の先
端部に追動可能に設けた第1補助レスト(14)と、こ
の第1補助レスト(14)の先端部に追動可能に設けた
第2補助レスト(16)とを備えたものであることによ
って、第1のレグレスト(100)の構成部材の外に、
第4リンク(24)を有するものである。
(発明の作用及び使用の態様) 次に、折り畳み可能なレグレスト本体(13)及び補助
レスト(14)からなる、第1の発明に係る折り畳み式
レグレスト(100)を備えた座席(lO)の作用につ
いて、第1図〜第3図を参照して、その折り畳み状態、
すなわち座席部(11)の下方での収納状態から、足を
載せることが可能な展張までの状態を順を追って詳細に
説明する。
まず、第1図に示した座席用の折り畳み式レグレスト(
10G)にあっては、その作動装置(30)のロッド(
31)が収縮した状態にあり、これによりリンク機構(
20)を構成している第1リンク(21)、第2リンク
(22)及び第3リンク(23)が折り畳まれた状態に
ある。すなわち、レグレスト本体(13)及び補助レス
ト(14)はその収納状態に位置しているのである。従
って、この状態にあワては、レグレスト本体(13)は
座席部(11)の下方であって当該座席部(11)の僅
かに内部に回り込んだ状態に位置しているとともに、こ
のレグレスト本体(13)の先端部に設けた補助レスト
(14)はレグレスト本体(13)の図示右方に回動さ
れた状態にあって、レグレスト本体(13)よりも更に
座席III(11)の内方に回り込んだ状態に位置して
いる。これにより、レグレスト本体(13)及び補助レ
スト(14)は座席II(11)上に座った人の下肢に
対して邪魔になることはない状態になっているのである
このような状態から作!II装置(30)を作動させる
と、第2図に示すように、そのロッド(31)が前方(
図示左側)に押し出され、第3リンク(23)を回動さ
せる。この場合、作動装置(30)のロット(31)が
第3リンク(23)の第6枢軸(23a)と第7枢軸(
23b)間に回動可能に連結しであるから、第3リンク
(23)はその第7枢軸(23b)を中心に時計方向に
回動とともに、第3リンク(23)は第6枢軸(23a
)前方に移動する。これにより、第2リンク(22)は
前方に押し出されるとともに、第3リンク(23)の回
動により当該第2リンク(22)はその第5枢軸(22
b)を中心に見たとき反時計方向に回動される。
このように第2リンク(22)が前方に押し出されると
ともに反時計方向に回動すると、当該第2リンク(22
)に第5枢軸(22b)  (これが特許請求の範囲で
言う支持プレート(is)に回動可能に連結した第2リ
ンク(22)の支点である)を介して連結されている支
持プレー)−(15)が前方に押し出されるから、この
支持プレート(15)と一体的なレグレスト本体(13
)が前方に押し出されて第1枢軸(Ha)を中心に回動
するとともに、レグレスト本体(13)に連結した補助
レスト(14)が当該レグレスト本体(13)とともに
前方に押し出される。
また、このとき、第2リンク(22)はその第5枢軸(
22b)を中心に反時計方向に回動されるから、当該第
2リンク(22)と第1リンク(21)とを連結してい
る第4枢軸(22a)も第5枢軸(22b)  (第2
リンク(22)の支点)を中心に反時計方向に回動され
る。これにより、第1リンク(21)は前方に押し出さ
れることになり、当該第1リンク(21)の先端に第3
枢軸(41a)を介して連結されている補助レス)−(
14)はレグレスト本体(13)に対して反時計方向に
追動されることになり、当該補助レスト(14)はその
上面がレグレスト本体(13)の上面と同一位置になる
ように回動するのである。
以上のような作動が順次行なわれて、第3リンク(23
)が所定位置にまで回動すると、この第3リンク(23
)の図示左側面が座席部(11)の下側に設けたストッ
パ(25)に当接し、当該第3リンク(23)はその回
動が規制される。この状態が第3図に示した状態である
。この第3図に示した状態にあっては、補助レスト(1
4)はレグレスト本体(13)に対して完全に伸び切っ
た状態となり、かつレグレスト本体(13)及び補助レ
スト(14)は座席部(11)の上面に対して略同一平
面を形成することになる。すなわち、レグレスト本体(
13)及び補助レスト(14)はその伸展状態となるの
である。また、本実施例にあっては、リンク機構(20
)を構成している第1リンク(21)と第2リンク(2
2)とが略直線状態を形成するとともに、その方向が作
動装置(30)のロッド(31)の方向と略一致した状
態となつている。
この第1の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト(
100)の各部材が以上のような状態になることにより
、座席I!(11)上に座った人はその下肢をレグレス
ト本体(13)及び補助レスト(14)上に充分長く伸
ばすことができるのである。また、この状態にあっては
、リンク機構(20)を構成している第1リンク(21
)と第2リンク(22)との方向が作動装置(30)の
ロッド(31)の方向と略一致した状態となっているか
ら、レグレスト本体(13)及び補助レスト(14)上
に掛る力は作動装置(30)のロッド(31)によって
直接し9かりと支持された状態になる。
勿論、このようなレグレスト本体(13)及び補助レス
ト(14)の伸展状態から、第1図に示した収納状態に
変更したい場合には、作動装置(30)のロッド(31
)を上述したのとは逆の方向に作動させればよいのであ
る。第at!lに示した状態にあっては。
作動装置(30)のロッド(31)が伸び切った状態に
あってその初期の引き込み作用は弱いが、当該作動装置
(30)のロフト(31)には、前述したことから理解
できる通り、レグレスト本体(13)及び補助レスト(
14)の重量が掛けられているから、作動装置(30)
の作動力が弱くてもその収縮作用は充分確実に行なわれ
る。そして、作動装置(30)の収縮作用を更に行なえ
ば、レグレスト本体(13)及び補助レスト(14)は
第1図に示した収納状態に戻るのである。
また、第2の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト
(200)の作用について、第4図〜第6図を参照して
、その折り畳み状態から展張までの状態を順を追って説
明する。なS、この座席用の折り畳み式レグレスト(2
00)にあっては、その殆どの構成が上記第1の発明に
係る座席用の折り畳み式レグレスト(100)の構成と
共通するのて、この共通する各部材の作用については第
4図〜第6図中に、第1の発明の説明の場合に付したの
と同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト(
200)にあっては、レグレスト本体(1コ)の先端部
に第1補助レスト(14)が通勤可能に設けてあり、ま
たこの第1補助レスト(14)の先端部に第2補助レス
ト(16)が第1補助レスト(14)に対して通勤可能
に設けであるから、第2補助レスト(16)が第1補助
レスト(14)に対して折り畳み可能とな9ているので
ある。すなわち、この第2補助しスト〔16〕は、作動
装置!(3G)のロッド(31)が延びれば、第6図に
示したように、その上面が第1補助レスト(14)の上
面と略同−となるように展張するのである。
このようになるのは1次のような第4リンク(24)を
含むリンク機構(20)の作用によるのである。すなわ
ち、作動装!1(3G)の作動により第1、第2及び第
3リンク(21)(22)(23)が前述したように延
びれば、第1リンク(21)がその第3枢軸(Ha)に
て連結している第1補助レスト(14)を回動させると
ともに、この第1リンク(21)の前端部分に第11枢
軸(24b)を介して連結している第4リンク(24)
を押し出すのである。この第4リンク(24)には、第
9枢軸(16a)にで第1補助レス)−(14)の前端
に回動可能に連結した第2補助レス) (16)が第1
0枢軸(24a)を介して連結しであるから、当該第1
O枢軸(!4a)はその上面が第1補助レスト(14)
の上面と略同−になるべく、第2補助レスト(16)に
よって回動されるのである0以上のようにして、第1補
助レスト(14)及び第2補助レスト(16)は、座席
部(11)の上面と略同−の平面を形成すべく展張する
のである。
また、第4リンク(24)を含むリンク機構(20)を
折り畳みたい場合には、作動装置I (3G)を上述し
たのとは逆に作動させればよい、そうすることにより、
この第2の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト(
200)は、第6図に示した状態から、第5図及び第4
図に示した状態に、順次折り畳まれるのである。第4図
に示した折り畳み状態にあっては、第1補助レスト(1
4)の前端に回動可能に設けた第2補助レスト(1[i
)は、第1補助レスト(14)の内側に収納された状態
となる。なお、この第2補助レスト(16)の収納状態
を第1補助レスト(14)の外側にしたい場合には、リ
ンク機構(20)を構成している第4リンク(24)の
第2補助レスト(16)に対する連結を第7図に示すよ
うにするとよい、このようにした場合には、第2補助レ
スト(16)は第1補助レスト(14)に対して上述し
たのとは反対側に回動し、折り畳み状態において第1補
助レスト(14)の外側に収納されるものである。
なお、上記いずれの場合も、レグレスト本体(13)、
(第1)補助レスト(14)及び第2補助レス)−(1
6)が一つの平面を形成するようにした例を中心に説明
したが、これらによって形成される面としては、折り曲
げた足をその折り曲げた状態で載量できるように凹凸の
ある面に形成することも可能となワている。このように
するためには、各レスト体の枢軸による連結場所を適宜
変更することによりて可能となりているものである。
(実施例) 次に、各発明を、図面に示した実施例に基づいて詳細に
説明する。
まず、第1の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト
(ioo)にあっては、第1図に示したように、その座
席部(11)が床面上に固定される支持フレーム(12
)上に設けてあり、この座席部(11)の後端、すなわ
ち図示右側には一示しない背当て部が設けられ、またこ
の座席部(11)の前端にはレグレスト本体(13)が
第1枢軸(13a)を介して回動可能に連結しである。
このレグレスト本体(13)の第1図の下端には、補助
レスト(14)が第2枢軸(14a)を介して回動可能
に連結しである。そして、座席部(11)を支持してい
る支持フレーム(12)の一部には作動装!1(30)
の後端(図示右端部)が回動可能に連結してあり、この
作動# II(30)と上記レグレスト本体(13)及
び補助レスト(14)間にはリンク機構(20)が介装
しである。
リンク機構(20)は、第1リンク(21) 、第2リ
ンク(22)及び第3リンク(23)からなっている、
第1リンク(21)は、その前端(第1図にあっては下
端となっている)を補助レスト(14)の後端(第1図
にあっては上端となっている)に第3枢軸(21a)を
介して回動可能に連結してあり、その後端を第2リンク
(22)の支点すなわち第5枢軸(22b)より前方部
分(第1図の図示上方部分)に位置する第4枢軸(22
a)に回動可能に連結しである。第2リンク(22)は
、その第4枢軸(22a)より図示下方部分に位置する
第5枢軸(22b)にてレグレスト本体(13)側に固
着した支持プレート(15)に回動可能に連結してあり
、その後端に位置する第6枢軸(23a)によつて第3
リンク(23)に回動可能に連結しである。第3リンク
(23)は、その前端(第1図の図示下端)に位置する
上記第6枢軸(23a)によって、第2リンク(22)
の支点(22b)より後方部分に回動可能に連結したも
のであり、その後端(図示上端)を座席部(11)を支
持している支持フレーム(12)側に回動可能に連結し
である。さらに、この第3リンク(23)の上記第6枢
軸(23a)及び第7枢軸(23b)間に位置する部分
には第8枢軸(31a)が形成してあり、この第8枢軸
(31a)には作動装ffi (30)のロフト(31
)が回動可能に連結しである。
また、このリンク機構(20)は、第3リンク(2コ)
の回動を規制するストッパ(25)を有しているもので
あり、このストッパ(25)は座席部(11)を支持し
ている支持フレーム(12)の適宜箇所に固定しである
0本実施例におけるストッパ(25)にあっては。
図示した位置に設けることによって、第3図に示した伸
展時のリンク機構(20)を構成している第3リンク(
23)の前面に当接したときその回動な規制するととも
に、第1図に示した収納時のリンク機構(20)を構成
している第2リンク(22)の後面に当接したときその
回動をも規制するものである。
作動装置(30)は、本実施例の場合、その本体内に収
納した流体の圧力及びこの流体の流路抵抗を利用したも
のであり、その流体によって形成されている圧力及び抵
抗をロッド(31)の伸縮により第3リンク(23)に
伝達するものである。勿論、この作動装置t(3G)は
上記のような構成のものとする必要性はなく、例えば単
純なスプリングによって構成したもの、ロフト(31)
がモータ等によフて駆動されるもの、あるいは歯車機構
によって構成したもの等種々な構成のものを適用するこ
とができるものである。
なお、上記のリンク機構(20)及び作動装置(30)
は、座席用の折り畳み式レグレスト(100)自体の構
造あるいは作動装置! (30)の発揮できる作用力に
応じて、レグレスト本体(1コ)の左右両側に一対設け
たり、あるいは当該レグレスト本体(13)の中央部等
に一組設ける等種々な適用方法を採ることができるもの
である。
次に、第2の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト
(ZOO)について説明する。この座席用の折り畳み式
レグレスト(ZOO)にあっては、第6図に示したよう
に、座席部(11)の前端にレグレスト本体(13)が
第1枢軸(13a)を介して回動可能に連結してあり、
このレグレスト本体(1コ)の第6図の下端には、第1
補助レスト(14)が第2枢軸(14a)を介して回動
可能に連結しである。さらに、この第1補助レスト(1
4)の前端側には、第9枢軸(16a)を介して第2補
助レスト(16)が回動可能に連結しである。そして、
座席部(11)を支持している支持フレーム(12)の
一部には作動装置t(30)の後端(図示右端部)が回
動可能に連結してあり、この作l!+装置(30)と上
記レグレスト本体(13)及び補助レスト(14)間に
はリンク機構(20)が介装しである。
この第2の発明に係るレグレスト(20G)のリンク機
構(20)は、その基本構成は前述した第1の発明に係
るレグレスト(10G)と第4リンク(24)以外の部
分において略同様のものである。従って、以下のこのレ
グレスト(200)のリンク機構(20)の説明にあた
っては、その構成部品の内、第1の発明に係るレグレス
ト(100)の構成部品と同様な部品については、第4
図〜第6図に同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の発明におけるリンク機構(20)は、第1リ
ンク(21)の前端部分に第10枢軸(24a)を介し
て回動可能に連結した第4リンク(24)を有している
外は、第1の発明に8けるリンク機構(20)と同様で
ある。この場合、この第1リンク(21)は。
その前端部分(第4Flにあっては下端となつている)
を第1補助レスト(14)自体の、レグレスト本体(1
3)に対する第2枢軸(14m)より前方部分に第3枢
軸(21a)を介して回動可能に連結しである。
そして、この第1リンク(21)の第3枢軸(21a)
より前端側に位置する部分には、第11枢軸(24b)
を介して第4リンク(24)が回動可能に連結しである
のである。さらに、この第4リンク(24)は、その前
端部分を第10枢軸(24a)を介して第2補助レスト
(16)に回動可能に遣結しであるのである。
なS、第6図に示した実施例にあっては、第4図に示し
たように1両第2補助レスト(16)及び第1補助レス
ト(14)を収納したとき、第2補助レス) (16)
が第1補助レスト(14)の内側に位置するようにすべ
く、第9枢軸(llia)が第1O枢軸(24a)の内
側に位置するようにしたものについて例示したが、これ
を逆に配置して実施してもよいものである。すなわち、
第7図に示すように、第2補助レスト(16)と第4リ
ンク(24)とを連結する第1O枢軸(24a)を、第
2補助レスト(16)と第1補助レスト(14)との連
結部よりも上側に位置するようにして実施してもよいも
のである。この第75!Iの例は、当該図の仮想線にて
示したように1両第2補助レスト(16)及び第1補助
レスト(14)を収納したときに第2補助レスト(Is
)が第1補助レスト(14)の外側に位置するものであ
り、第1補助レスト(14)の内側に第2補助レスト(
16)の収納箇所が少ない場合に利点がある。
また、上記いずれの場合も、レグレスト本体(13)、
(第1)補助レスト(14)及び第2補助レス) (1
6)が一つの平面を形成するようにした例を中心に説明
したが、これらによって形成される面としては、折り曲
げた足をその折り曲げた状態で載量できるように凹凸の
ある面に形成するように実施することも可能である。こ
のようにするためには、各レスト体の枢軸による連結場
所を適宜変更すればよいものである。
(発明の効果) 以上説明したように1本発明に係る座席用の折り畳み式
レグレスト(100)によれば、上記実施例にて例示し
た如く、 「レグレスト本体(13)側に固着した支持プレー) 
(15)に回動可能に連結した第2リンク(22)と、
この第2リンク(22)の支点(22b)より前方部分
にその後端が[1gk可能に連結されその前端が補助レ
スト(14)に回動可能に連結された第1リンク(21
)と、第2リンク(22)の支点(zzb)より後方部
分にその前端が回動可能に連結されその後端が座席部側
に回動可能に連結される第3リンク(23)とにより構
成されるリンク機構(20)を備え、 第3リンク(23)の両連結部間に作動装置(30)を
連結したこと」 にその構成上の特徴があり、これにより、簡単な構成に
よって、伸展時には足を載せるのに充分な長さを有する
とともに、座席の下方に収納する時にはこの狭い空間内
に収納できるような長、さに変形させることのできるレ
グレスト本体(13)及び補助レスト(14)からなる
折り畳み式レグレスト(10−0)を備えたものとする
ことができるのである。
また、第2の発明に係る座席用の折り畳み式レグレスト
(20G)にあっては、上記の第1の発明に係るレグレ
スト(100)と同様な効果を宥するとともに、レグレ
スト本体(13)や補助レスト(14)の大きさを大き
くすることができない場合(特に座席部(11)の下方
に収納するのに太き通る場合)に。
レグレスト本体(13)、Ml補助レスト(14)及び
第2補助レスト(16)を小さくすれば充分対処するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は第1の発明に係る座席用の折り畳み式
レグレストを示す図であって、第1図はその各フットレ
スト本体及び補助レストを座席部の下側に収納し、リン
ク機構を折り畳んだ状態を示す部分断面図である。また
、第2図はレグレスト本体、補助レスト及びリンク機構
の伸展途中の状態を示した部分断面図、第3図は伸展完
了後のレグレスト本体、補助レスト及びリンク機構を示
す部分断面図である。 また、第4図〜第7図は第2の発明に係る座席用の折り
畳み式レグレストを示す図てあって、第4図はその各フ
ットレスト本体及び補助レストを座席部の下側に収納し
、リンク機構を折り畳んだ状態を示す部分断面図である
。また、第5図はレグレスト本体、補助レスト及びリン
ク機構の伸展途中の状態を示した部分断面図、第6図は
伸展完了後のレグレスト本体、補助レスト及びリンク機
構を示す部分断面図、第7図は他の実施例を示す部分側
面図である。 符   号   の   説  明 100−.200−・・座席用の折り畳み式レグレスト
、1G−・・座席、11−・・座席部、12・−支持フ
レーム、13−・・レグレスト本体、14−(第1)補
助レスト、 15−支持プレート%1ト・・第2補助レ
スト、 20−・・リンク機構、 21−・・第1リン
ク、22−・・第2リンク、23−・・第3リンク、 
24−・・第4リンク、 25−・・ストッパ、30−
・・作動装置、31−・ロッド。 以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、座席部に回動可能に連結したレグレスト本体と、
    このレグレスト本体の先端部に追動可能に設けた補助レ
    ストと、前記レグレスト本体を回動させる作動装置とを
    備えた座席において、 前記レグレスト本体側に固着した支持プレートに回動可
    能に連結した第2リンクと、 この第2リンクの支点より前方部分にその後端が回動可
    能に連結されその前端が前記補助レストに回動可能に連
    結された第1リンクと、 前記第2リンクの支点より後方部分にその前端が回動可
    能に連結されその後端が前記座席部側に回動可能に連結
    される第3リンクとにより構成されるリンク機構を備え
    、 前記第3リンクの前記両連結部間に前記作動装置を連結
    したことを特徴とする座席用の折り畳み式レグレスト。 2)、座席部に回動可能に連結したレグレスト本体と、
    このレグレスト本体の先端部に追動可能に設けた第1補
    助レストと、この第1補助レストの先端部に追動可能に
    設けた第2補助レストと、前記レグレスト本体とを回動
    させる作動装置とを備えた座席において、 前記レグレスト本体側に固着した支持プレートに回動可
    能に連結した第2リンクと、 この第2リンクの支点より前方部分にその後端が回動可
    能に連結されその前端が前記第1補助レストに回動可能
    に連結された第1リンクと、前記第2リンクの支点より
    後方部分にその前端が回動可能に連結されその後端が前
    記座席部側に回動可能に連結される第3リンクと、 前記第2補助レストに前端が回動可能に連結されその後
    端が前記第1リンクの前端に回動可能に連結された第4
    リンクとにより構成されるリンク機構を備え、 前記第3リンクの前記両連結部間に前記作動装置を連結
    したことを特徴とする座席用の折り畳み式レグレスト。 3)、前記第3リンクは、前記座席部側に設けたストッ
    パによりその回動範囲を規制したものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の座席
    用の折り畳み式レグレスト。
JP62031859A 1987-02-14 1987-02-14 座席用の折り畳み式レグレスト Granted JPS63200710A (ja)

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