JPS63200268A - 現金自動取引処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金自動取引処理方法に係り、特に現金自動取
引装置によるカード取引に伴う未記帳データの処理に好
適な現金自動取引処理方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の現金自動取引処理方法においては、特開昭６０−
２６２２７６号公報に記載のように、現金自動取引装置
のカード利用者に対して、カード取引の終了前に未記帳
データの照会指示を誘導し、該照会時には未記帳データ
の消去、保存を利用者の指示により行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術では、通帳を所持しないカードのみの利用
者に対して、未記帳データの照会と消去または保存の処
理を行なっているが、利用者に対して未記帳データの記
帳を勧めるという点については配慮がされておらず、ま
た、利用者が未記帳データの保存を指示することにより
、未記帳データが消去されずに増大していくという問題
点があった。

さらに、未記帳データが少ない段階からカード取引毎に
未記帳データの照会、消去、保存の案内を行なっている
と、現金自動取引装置の利用効率の低下を招く恐れがあ
った。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、利用者に
対して通帳記入を促すとともに、未記帳データの増大を
極力抑え、未記帳データの照会通知業務を自動化するこ
とにより、システムの運用効率を向上させ、銀行業務を
省力化することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の現金自動取引処理方法は、カードや通帳を端末
装置に挿入し、端末装置とセンタとの交信により、現金
の入金・出金処理を行なうものであり、特に通帳を用い
ないカードだけの取引時に、センタ側に記録されている
未記帳データ数が所定数に達した場合、次回の取引にお
いて通帳取引による記帳を促すガイダンス表示を行ない
、かつ該次回の取引がカードだけの取引である場合、未
記帳データを単票印字して、センタ側の未記帳データを
消去することを特徴としている。

〔作用〕

各口座毎に割当てられたセンタファイルに登録される未
記帳データは通帳取引では消去されるが利用者がカード
取引を行なう毎に増加するので、あらかじめ設定してお
いた未記帳データの最大許容件数との比較を行ない、該
設定値未満であればそのまま取引を終了する。該設定値
に達した場合は、利用者に対し、未記帳データが満杯で
ある旨と、次回取引において、通帳取引による記帳を促
すガイダンスを報知する。これにより、利用者は未記帳
データの満杯を知り、該次回取引において、通帳取引を
行なうことにより未記帳データの記帳とセンタファイル
の該未記帳データの消去を行なう。しかしながら、該次
回取引において、再度カード取引を行った場合には、未
記帳データを利用者に対し報知するとともに、センタフ
ァイルより未記帳データを消去することにより、未記帳
データの件数を一定値内に抑えることができ、システム
の運用を効率的に行なうことができる。

〔実施例〕

以下添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発明
について説明する。

第１図は本発明の現金自動取引処理方法の一実施例を示
すフローチャートである。図示する様に、ステップ１０
１においてカードを挿入し、ステップ１０２、１０３に
おいて暗証番号と請求金額を入力すると、ステップ１０
４においてセンタとの交信が行なわれる。このセンタと
の交信時に、未記帳データの件数も併合して受信する。

ステップ１０４における処理と並行して、ステップ１０
５．１０６の処理が行なわれる。ステップ１０５では通
帳に入金・引出し等が印字され、ステップ１０６では伝
票に利用者の名前・口座番号等がカードからカーボン複
写される。

次に、ステップ１０７．１０８．１０９の処理が並行し
て行なわれる。即ち、ステップ１０７では取引金額等が
伝票に印字され、ステップ１０８では現金計数処理が行
なわれ、ステップ１０９では所定の事項がカードの磁気
ストライブに記録される。

上記一連の取引処理が行なわれた後、ステップ１１０に
おいてセンタ交信で受信した未記帳データの件数があら
かじめ設定された最大許容件数に達したかどうかの判定
を行なう。最大許容件数未満と判断された場合は、ステ
ップ１１４においてカード・伝票・現金の各媒体処理を
行ない取引を終了する。未記帳データ件数が、最大許容
件数に一致すると判断された場合は、ステップ１１１に
おいてセンタに対して未記帳データの満杯検知を報告し
、検知回数を更新する。次に、ステップ１１２において
、センタからの満杯検知回数情報により、満杯検知が１
回目か２回目かの判定を行ない、１回目と判定された場
合には、ステップ１１３において利用者に対して第２図
（ａ）に示すがガイダンスを表示することにより、未記
帳データが満杯であることを報知するとともに、次回の
取引に通帳使用による記帳処理を促す。そして、ステッ
プ１１４において、カード、伝票、現金を放出して処理
を終了する。

ステップ１１２において、未記帳データの満杯検知が２
回目であると判定された場合には、ステップ１１６にお
いて、第２図（ｂｌに示すガイダンスを表示し、これと
並行してステップ１１５において、センタに対し未記帳
データの送信要求を行ない、ステップ１１７において受
信した未記帳データを第３図に示すように単票に印字し
、更に印字後センタの未記帳データを消去する。最後に
ステップ１１８において、単票をはじめ各媒体を放出し
て取引を終了する。

このようにして、利用者に対し未記帳データを確実に通
知するとともに、センタファイルの未記帳データを一定
の容量以下に抑えることができる。

なお、本実施例では、支払取引について述べたがその他
のカード取引についても同様である。また、１回目の未
記帳データ満杯検知のときガイダンスを表示装置に表示
するようにしたが、伝票への印字や音声による案内を行
なってもよい。２回目の満杯検知についても同様で、本
実施例では、未記帳データを単票へ印字するようにした
がその他の媒体への印字あるいは画面表示だけでもよい
。

さらに、満杯検知の１回目と２回目の判定をセンタへの
間合わせではなく、カード等の媒体への記録によって行
なう方法もある。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば利用者への記帳取
引を促すことで、サービスの低下を招くことなく、確実
に、センタファイル°の未記帳データを一定量に抑える
ことができるのでセンタファイルの有効利用ができ、シ
ステム全体の運用効率が向上する。また、従来より、一
定の間隔で銀行が行なっていた利用者への未記帳データ
の照会が本発明により自動化できるため、銀行業務の省
略化にも有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の現金自動取引処理方法の一実施例を示
すフローチャート、第２図（ａ）、　（ｂ）は第１図に
示す実施例におけるガイダンス表示の一例を示す図、第
３図は第１図に示す実施例における未記帳データの印字
単票の一例を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カードや通帳を端末装置に挿入し、端末装置とセン
   タとの交信により、現金の入金・出金処理を行なう現金
   自動取引処理方法において、通帳を用いないカードだけ
   の取引時に、センタ側に記録されている未記帳データ数
   が所定数に達した場合、次回の取引において通帳取引に
   よる記帳を促すガイダンス表示を行ない、かつ該次回の
   取引がカードだけの取引である場合、未記帳データを単
   票印字して、センタ側の未記帳データを消去することを
   特徴とする現金自動取引処理方法。