JPS63199667A

JPS63199667A - ベルト式カラ−サ−マルプリンタ−

Info

Publication number: JPS63199667A
Application number: JP3122187A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Hatakeyama; 畠山　篤志; Masaki Izumi; 和泉　雅喜
Original assignee: NIPPON KODATSUKU KK; Kodak Japan Ltd
Current assignee: NIPPON KODATSUKU KK; Kodak Japan Ltd
Priority date: 1987-02-13
Filing date: 1987-02-13
Publication date: 1988-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】明が属　る技術分野本発明は、同一のシートを繰り返し単一のサーマルヘッ
ドに送り、順次複数の色成分をシートに付着せしめるこ
とによりカラー像を得るサーマルプリンターに関する。

・来の　パおよび　のＵ赴蔗上述のごときカラープリント方式では、シートをサーマ
ルヘッドに送るための装置は、各色成分の転写工程間で
シートとサーマルヘッドとの間の相対位置関係が変わら
ないように、シートを正確に搬送する必要がある。

上述のごとき正確な搬送を可能とする送り装置として、
ドラム方式の送り装置が知られている。

第８図は、ドラム方式の送り装置を用いたサーマルプリ
ンターの構成概略図であり、ここで符号１はプラテンド
ラムでありその外周部にグリッパを有している。プラテ
ンドラム１に隣接してサーマルヘッド５が設けられてお
りまたインクドナーフィルム７がその供給装置９によっ
てプラテンドラム】とサーマルヘッド５との間を移動で
きるようになっている。シートＳは適宜な装置によりプ
ラテンドラム１まで送くられてきてグリッパ３に把持さ
れ、プラテンドラム１は次いで転写開始位置まで回転す
る。ドラムがこの位置に達するまではサーマルヘッド５
はドラムから離れており、またこの間に供給装置９はイ
ンクドナーフィルム７を所定位置まで送る。プラテンド
ラム１が転写開始位置まで回転した後、サーマルヘッド
５はドラムに所定の圧力で押圧され転写開始となる。こ
のようにして１つの色成分の転写がおこなわれ、ドラム
の１回転後他の色成分の転写がおこなはれる。

この時までにインクドナーフィルムは当該他の色成分の
区画がドラム１とサーマルヘッド５との間に来るように
移動せしめられる。カラープリントが３色（イエロー、
マゼンダ、シアン）で行われる場合にはプラテンドラム
１が３回転し４色（イエロー、マゼンダ、シアン、ブラ
ック）の場合は４回転することになる。

上述のサーマルプリンターは、プラテンドラム１とシー
トＳとの相対的位置変化が無いためシートの位置決め精
度が良いという長所が有るが、シートのサイズに合わせ
てドラムの直径を決める必要が有り、シートのサイズが
大きくなればドラムの直径も大きなものとならざるをえ
ない、ドラムの直径が大きくなり従って曲率が小さくな
るとサーマルヘッドとの接触面績が大きくなり単位面精
当たりの所定の押圧力を得るためには大きな力でサーマ
ルヘッドをドラムに押し付ける必要があり、このため押
圧用装置のコストアップを招いたりサーマルヘッドが破
損しやすくなるという欠点があった。

本発明は、上述のような問題を生ずることなくシー１〜
の正確な位置決めを可能とするシート送り装置を備えた
サーマルプリンターの提供を目的とする。

ｌ蝮り産或まｍケ扶本発明では、シート送り装置を、サーマルヘッドに隣接
させて配置したプラテンローラと、プラテンローラを回
転させる駆動装置と、プラテンローラおよび少なくとも
１つの支持ローラとの間にかけめぐらされたベルトとを
備えたものとし、プラテンローラには少なくともその一
端にスプロケット部を形成し、またベルトにはその内周
部にスプロケット部とかみ合う駆動用歯状突起をまたそ
の外周にはシート供給装置からおくられるシートを把持
するグリッパを設けることにより、上記目的を達成した
。

灯毎且第１図は本発明の１つの実施例であるカラーサーマルプ
リンターの構成概略図であり、ここでサーマルヘッドは
符号１５で示され、またインクドナーフィルムおよびフ
ィルム供給装置は各符号１７および１９で示されている
。これらの構成は第８図において５．７．９で示された
ものと同じである。

シート送り装置２０はプラテンローラ２１、支持ローラ
２３、およびこれらローラ間にかけめぐらされたベルト
２５を備えている。プラテンローラ２１はＭで略示した
駆動装置により所定のプログラムに従って回転させられ
る。支持ローラ２３は図示の例では単一であるが、ベル
トの経路が複雑なものでは複数の支持ローラが用いられ
る。第２図に示されるように、プラテンローラ２１はそ
の両端にスプロケット部２７を形成されており、またこ
の例では支持ローラ２３も同じ構成になっている。ベル
ト２５の内周面にはその両側部においてスプロケット部
２７にかみ合う駆動用歯状突起２８を形成されている。

この構成によりベルトはプラテンローラ２１に対し滑り
なく移動する。

ベルトの外周面にはグリッパ２つが設けられている。第
１．２図の例では、グリッパ２つはベルトの幅のほぼ全
域に渡り延びるソケット部材３１と、該ソケット部材の
凹所３２にスナップ式に嵌入する棒状材３４を有した可
どう性の帯材３３より成る。ソケット部材３１および帯
材３３は第３図に示すようにベルト２５と一体に形成し
てもよくまた第４図に示すようにソケット部材と帯材と
を一体に形成しそれをベルト２５に取り付けてもよい。

第１図においてＦで略示したシート供給装置によりシー
＋−Ｓがソケット部材３１と棒状材３４との間に送られ
てきた状態でグリッパ２９はベル）・２５の移動にとも
なって図でみて左に移動する。

ベルｊ・の経路に沿ってグリッパ作動装置３７が設けら
れておりこれは図示の例では１対のプレッシャローラ３
５よりなる。これらの位置にグリッパ２つが到達すると
プレッシャローラ３５は互いに近接して棒状材３４をソ
ケット部材の凹所３２に押し込み、第５図に示すように
シートＳを把持する。

第１図に示された位置におけるグリッパ２９より上流側
にはグリッパ解除装置３９が設けられており、これは図
示の例では偏心カム４１よりなる。

シートを把持したグリッパ２９がこの位置にくるとカム
４１が同転する。棒状材３４はベルト２５の幅より長く
ベルトの両側部より外方へ延びる部分を有し、カムはこ
の部分と係合して棒状材をソケット部材から外しシート
Ｓを解放する。

第６図はグリッパの変形例を示すもので、ここではグリ
ッパ４９は磁性を有した変形性の材料、例えば磁気を帯
びた金属粒子を一体成形したゴムにより作った二股状の
部材で、２つの脚部５１．５３の間にシー１−　Ｓがき
た状態で適宜な装置により力を加えることにより第７図
の状態に変形しシーｌ−を挟んだまま磁力によりその状
態を保つ、シートを解放すべき時には磁力に抗して適度
の力を加えることにより第６図の状態に戻れる。

Ｌ肚第１図を参照して作用を説明する。

上述のようにしてグリッパ２９にシートＳがつかまれた
後プラテンローラ２１は回転を続はシー１−をプラテン
ローラとサーマルヘッド１５との間の転写開始位置まで
移動させる。次いでサーマルヘッド１５がプラテンロー
ラ２１に押し付けられ転写が開始し、転写の間プラテン
ローラは回転を続はインクドナーフィルム１７はシート
の移動速度と同じ速度で移動せしめられる。１つの色成
分の所定の転写が終了した後サーマルヘッド１５はプラ
テンローラから離れ、一方プラテンローラは回転を続は
ベルト２５を１回転させシートＳを再び転写開始位置に
位置決めする。このときまでにインクドナーフィルムの
次の色成分の区画がプラテンローラに隣接した位置に割
り出されており、その色成分の転写が始まる。このよう
して全部の色成分の転写がなされサーマルプリントが完
成する。完成後シートが解除装置４１の位置にきたとき
該装置が作動しシートが解放される。

上述の作用の説明から分かるように、第１．２図の例で
はプラテンローラにベルトがかぶさったものがプラテン
としてＮ　（ｍしているが、ベルトとして幅の狭いもの
を２本プラテンローラの両側に配しプラテンローラの中
間部では該ローラを露出してこれ自身のみにプラテンの
機能を発揮させてもよい。

１呼α廟ｉ本発明ではプラテンローラとベルＩ・との間に相対的な
位置変化がなく、またベルトとシートとの間にも相対的
な位置変化が無いので、各色成分の転写間においてシー
Ｉ・の位置決め誤差がなく、かつシートのサイズが大き
くなっても、プラテンローラの直径を増大する必要はな
く、サーマルヘツドの押圧力は一定にすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１つの実施例であるカラーサーマルプ
リンターの構成概略図；　第２図は第１図のプリンター
の斜視図であり、便宜上プラテンローラおよび支持ロー
ラを取り出した状態においても示す図；第３図はグリッパの一例を示す側面図；第４図はグリッ
パの他の例を示す側面図；第５図シートを把持した状態
のグリッパを示す側面図；第６図および７図はグリッパのさらに他の例を示す側面
図；第８図は従来用いられているドラム方式の送り装置を用
いたカラーサーマルプリンターの構成概略図である。Ｆ・・・シート供給装置、　Ｍ・・・駆動装置、Ｓ・・
・シート、　１５・・・サーマルヘッド、１７・・・イ
ンクドナーフィルム、１つ・・・フィルム供給装置、２０・・・シート送り装置、２１・・・プラテンローラ、２３・・・支持ローラ。２５・・・ベルト、　２７・・・スブロケッ！・部、２
９．４つ・　・　・グリッパ、３１・・・ソケット部材、３３・・・帯材、　　５１．５３・・・脚部（外５名）＃ｉＪ３図　　　　第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）サーマルヘッドと、該サーマルヘッドに隣接した
位置にインクドナーフィルムを供給するフィルム供給装
置と、前記フィルムのサーマルヘッドとは逆の側にシー
トを送るシート送り装置と、該シート送り装置にシート
を供給するシート供給装置とを有するカラーサーマルプ
リンターにおいて、前記シート送り装置は、前記サーマ
ルヘッドに隣接させて配置したプラテンローラと、該プ
ラテンローラを回転させる駆動装置と、プラテンローラ
および少なくとも１つの支持ローラとの間にかけめぐら
されたベルトとを備え、前記プラテンローラには少なく
ともその一端にスプロケット部が形成され、また前記ベ
ルトはその内周部に前記スプロケット部とかみ合う駆動
用歯状突起をまたその外周には前記シート供給装置から
送られるシートを把持するグリッパを備えていることを
特徴とするカラーサーマルプリンター。
（２）特許請求の範囲第１項に記載のプリンターにおい
て、前記グリッパは凹所を有したソケット部材と、該凹
所にスナップ式に嵌入する棒状材を有した帯材とよりな
るカラーサーマルプリンター。
（３）特許請求の範囲第２項に記載のプリンターにおい
て、前記ソケット部材と帯材とは前記ベルトに固定され
ているカラーサーマルプリンター。
（４）特許請求の範囲第２項に記載のプリンターにおい
て、前記ソケット部材と帯材とは前記ベルトと一体に形
成されているカラーサーマルプリンター。
（５）特許請求の範囲第１項のプリンターにおいて、前
記グリッパは、２つの脚部を備えた磁性を有した変形性
の材料で作られ、シートは２つの脚部が互いに磁力で引
き寄せられる力によりそれらの間に保持されるようにな
つているカラーサーマルプリンター。