JPS6319862A - コンデンサ素子 - Google Patents

コンデンサ素子

Info

Publication number
JPS6319862A
JPS6319862A JP61164195A JP16419586A JPS6319862A JP S6319862 A JPS6319862 A JP S6319862A JP 61164195 A JP61164195 A JP 61164195A JP 16419586 A JP16419586 A JP 16419586A JP S6319862 A JPS6319862 A JP S6319862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron transfer
capacitor element
protein
complex
electron transferring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61164195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotsugu Kamiyama
智嗣 上山
Satoru Isoda
悟 磯田
Osamu Tomizawa
富沢 治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61164195A priority Critical patent/JPS6319862A/ja
Publication of JPS6319862A publication Critical patent/JPS6319862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、集積回路分野におけるコンデンサ素子に関
するもので、生体材料を該素子の構成材料として用いる
ことにより、そのサイズを生体分子レベルの超微細な大
きさく数十〜数百人)に近づけることができるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来、集積回路に用いられている電気素子、例えば整流
素子としては、第5図に示すMO3構造のものがあった
。図において、11はp形シリコン基板、12はn形令
頁域、13はp影領域、14はn影領域、15は5i0
2膜、16.17は電極であり、これら2つの電極16
.17間でp −n接合(p影領域13−n影領域14
接合)が形成され、これにより整流特性が実現されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のMO5構造の整流素子は以上のように構成されて
いるため、@細加工が可能であり、現在では上記構造の
整流素子あるいはこれに類似する構造のトランジスタ素
子を用いたLS+として256にビットLSIが実用化
されている。
ところで、集積回路のメモリ容量と演算速度を上昇させ
るには、素子そのものの微細化が不可欠であるが、Si
を用いる素子では0.2μm程度の超微細パターンで電
子の平均自由行程と素子サイズとがほぼ等しくなり、素
子の独立性が保たれなくなるという限界を抱えている。
このように、日々発展を続けているシリコンテクノロジ
ーも、微細化の点ではいずれは壁に突きあたることが予
想され、新しい原理に基づく電気回路素子であって上記
0.2μmの壁を破ることのできるものが求められてい
る。
このような状況において本件発明者らは生体内に存在し
その酸化還元反応により電子の伝達を行なう電子伝達蛋
白質を用い、異種の電子伝達蛋白質のレドックス(酸化
還元)電位の差異を利用してp、n型半導体を用いたp
−n接合と類似した整流特性を呈する整流素子、及びさ
らにp−n−p接合トランジスタと類似したトランジス
タ特性を呈するトランジスタ素子を開発した。そして、
これにより素子サイズを生体分子レベルの超微細な大き
さとし、回路の高密度化、高速化を実現可能としている
そしてこのような素子を用いて生物電気素子回路を構成
するには、これらの素子との親和性の良い抵抗、コンデ
ンサ等の素子を開発することが必要となった。
この発明は、かかる状況に鑑みてなされたもので、生体
材料を用いた超微細な生物電気素子回路用のコンデンサ
素子を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るコンデンサ素子は、生体材料あるいは擬
似生体材料であって一定方向に電子伝達可能であり、異
なるレドックス電位を有する第1゜第2の電子伝達物質
分子を、一方向に電子伝達を起こすよう相互に接合して
電子伝達複合体を構成し、該複合体をその電子伝達通路
が対向する一対の電極間にこれと平行となるよう配置し
て構成したものである。
〔作用〕
この発明においては、上記構成の電子伝達複合体を、一
対の電極間にその電子伝達通路が上記電極と平行となる
よう配置してコンデンサ素子を構成したので、超微細な
生物電気素子回路用のコンデンサ素子を得ることができ
る。
〔実施例〕
次に、この発明の一実施例を図について説明する。
まず、本発明のコンデンサ素子を説明する前に、上述の
生物電気素子としての整流素子及びスイッチ素子につい
て説明する。
即ち、本発明者らが開発した整流素子は、第3図(a)
に示すように、異なるレドックス(酸化還元)電位を有
する2種の電子伝達蛋白質、即ち、例えばチトクローム
C分子1とフラボドキシン分子2とを接着接合し、これ
を一対の電極4a、4b間に配置した構成したものであ
る。そしてこの素子においては、チトクロームC1とフ
ラボドキシン2のレドックス電位が第3図(blに示す
ように異なるため、電子は、図中実線矢印で示すレドッ
クス電位の負の準位から正の準位へは容易に流れるが、
逆方向(図中破線矢印方向)へは流れにくいという整流
特性を呈することとなり、これによりn型半導体とp型
半導体とを接合したp−n接合ダイオードと類似の整流
特性を示す整流素子が得られるものである。
また本発明者らが開発したスイッチ素子は第4図に示す
ように、レドックス電位の異なる2種以上の3つの電子
伝達蛋白質2a、1,2bを用いてp−n−p接合半導
体からなるトランジスタ素子と類似の特性を示すトラン
ジスタ素子を構成するようにしたものである。なお、第
4図中、4a。
4b、4cは電極である。
また上記整流素子の実際の構成は第6図に示す通りとな
る。
即ち、第6図において、76は絶縁特性を持つ基板、7
7はAg、Au、Atなどの金属製電極で、基板76上
に複数条が平行に形成されている。
78は基板76上にL B (Langmuir−Bl
odgett)法等により作成されたチトクロームCか
らなる第1電子伝達蛋白質膜、79は同じくLB法等に
より作成されたフラボドキシンからなる第2電子伝達蛋
白質膜で、上記第1電子伝達蛋白質膜78に累積して接
着接合されている。80は複数条の平行電極77と直角
方向に形成された複数条の平行電極で、第2を子伝達蛋
白質膜79上に形成されている。
また上記スイッチ素子の実際の構成は第7図に示す通り
となる。
即ち、第7図において、86は絶縁特性を持つ基板、8
7はAg、Au、A1などの金属製電極で、基板86上
に複数条が平行に形成されている。
88は基板86上にLB法等により作成されたフラボド
キシンからなる第1電子伝達蛋白質膜で、上記複数条の
電極87上に形成されている。90は上記複数条の平行
電極87と直角方向に形成された複数条の平行電極で、
上記第1電子伝達蛋白質膜88上に形成されている。8
9は同じ<LB法等により作成されたチトクロームCか
らなる第2電子伝達蛋白質膜で、第1電子伝達蛋白質膜
88に累積して接着接合され、電極90に接合されてい
る。91は同じ<LB法等により作成されたフラボドキ
シンからなる第3を子伝達蛋白質膜で上記第2電子伝達
蛋白質膜89に累積して接着接合されている。92は上
記複数条の平行電極90と直角方向に形成された複数条
の平行電極で、第3電子伝達蛋白質膜91上に形成され
ている。
第1図はこの発明の一実施例によるコンデンサ素子を示
し、これは上記整流素子で用いたチトクロームC1とフ
ラボドキシン2からなる電子伝達複合体3を対向する一
対の電極4a、4b間にその電子伝達通路3aが該電極
4a、4bと平行となるよう配置して構成したものであ
る。
本実施例のコンデンサ素子では、電子伝達複合体3はそ
の電子伝達通路3aが電極4a、4bに平行に、即ち、
印加される電界のベクトル方向に垂直になるよう配置さ
れているので、この電子伝達複合体3には電流は全く流
れない。このように、上記電子伝達複合体3は誘電体と
して機能し、この複合体を用いてコンデンサ素子を得る
ことができる。従って、電子伝達蛋白質を用いた整流素
子。
スイッチ素子等で構成される生物電気素子回路用のコン
デンサ素子を、同じく電子伝達蛋白質を用いて得ること
ができ、素子サイズはやはり生体分子レベルの超微細な
大きさとなり、高密度化、高速化を達成できる。またコ
ンデンサ素子の材料とスイッチ素子等の材料が同じ蛋白
質であるので、各素子間の親和性も良好となる。
第2図はこの発明の他の実施例を示す。本実施例は電子
伝達複合体を複数個その電子伝達通路が同方向に平行に
なるよう並列に接合したものであり、上記実施例と同様
の効果を奏する。
なお、上記実施例では、電子伝達複合体を構成する分子
は、天然に存在する電子伝達蛋白質であるチトクローム
C,フラボドキシンとしたが、これはもちろん他の天然
の電子伝達蛋白質、例えば非ヘム−鉄・硫黄蛋白質、チ
トクロームa、プラストシアニン又はチオレドキシンの
いずれであってもよく、また他に、凝似生体材料、即ち
天然に存在する電子伝達蛋白質の活性中心の構造を保持
し他の部位を改変した物質、又1まアミノ酸又はアミノ
酸のHをFあるいはCH,であるいはCをSiで置換し
たアミノ酸Pi体を天然に存在する電子伝達蛋白質に結
合したもの、あるいは天然に存在する電子伝達蛋白質の
機能を模倣するよう合成された打機分子又は有機金属錯
体分子であって、例えば酸化還元物質をポリマーで取り
囲んで形成したもの、さらにはポリマーとπ電子を持つ
物質と酸化還元される物質とを化学結合して形成したも
のなどであってもよい。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、異なるレドックス電位
を有する第1.第2の電子伝達蛋白質を接合してなる電
子伝達複合体を、その電子伝達通路が対向する一対の電
極に平行となるよう配置してコンデンサ素子を構成した
ので、超微細なコンデンサ素子を得ることができ、生物
電気素子回路の高密度化、高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるコンデンサ素子を示
す模式図、第2図はこの発明の他の実施例によるコンデ
ンサ素子を示す斜視模式図、第3図(a)は本発明者ら
が開発した整流素子を示す模式図、第3図(b)はその
レドックス電位状態図、第4回は本発明者らが開発した
スイッチ素子を示す模式図、第5図は従来のMO3構成
の整流素子の一例を示す図、第6図は本発明者らが開発
した整流素子が組み込まれた装置を示す模式的断面構成
図、第7図は本発明者らが開発したスイッチ素子が組み
込まれた装置を示す模式的断面構成図である。 図において、1はチトクロームC分子、2はフラボドキ
シン分子、3は電子伝達複合体、3aは電子伝達通路、
4a、4b、4cは電極である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生体材料あるいは擬似生体材料であって一定方向
    に電子伝達可能であり、異なるレドックス電位を有する
    第1、第2の電子伝達物質分子を、一方向に電子伝達を
    起こすよう相互に接合してなる電子伝達複合体と、 該電子伝達複合体の電子伝達通路に平行に該通路をはさ
    んで設けられた対向する一対の電極とを備えたことを特
    徴とするコンデンサ素子。
  2. (2)上記電子伝達物質は、天然に存在する生体材料で
    ある電子伝達蛋白質であって、非ヘム−鉄・硫黄蛋白質
    、チトクロームc系蛋白質、チトクロームb系蛋白質、
    チトクロームa、フラボドキシン、プラストシアニン、
    又はチオレドキシンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のコンデンサ素子。
  3. (3)上記電子伝達物質は、アミノ酸、又はアミノ酸誘
    導体を天然に存在する電子伝達蛋白質に結合してなる擬
    似生体材料であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のコンデンサ素子。
  4. (4)上記アミノ酸誘導体は、アミノ酸のHをFあるい
    はCH_3で、あるいはCをSiで置換したものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のコンデン
    サ素子。
  5. (5)上記電子伝達物質は、天然に存在する電子伝達蛋
    白質の機能を模倣するよう合成された擬似生体材料であ
    る有機分子又は有機金属錯体分子であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のコンデンサ素子。
  6. (6)上記有機分子又は有機金属錯体分子は、酸化還元
    物質をポリマーで取り囲んで形成したものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載のコンデンサ素子
  7. (7)上記有機分子又は有機金属錯体分子は、ポリマー
    と、π電子を持つ物質と、酸化還元される物質とを化学
    結合して形成したものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載のコンデンサ素子。
JP61164195A 1986-07-11 1986-07-11 コンデンサ素子 Pending JPS6319862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61164195A JPS6319862A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 コンデンサ素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61164195A JPS6319862A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 コンデンサ素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6319862A true JPS6319862A (ja) 1988-01-27

Family

ID=15788483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61164195A Pending JPS6319862A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 コンデンサ素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6319862A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4764416A (en) Electric element circuit using oxidation-reduction substances
JPS6319867A (ja) 抵抗素子
JPS6319862A (ja) コンデンサ素子
US5011786A (en) Method of manufacturing a hybrid circuit element
JPS6319861A (ja) 抵抗素子
JPS6319860A (ja) 抵抗素子
JPS63237563A (ja) 整流素子
JPS6319868A (ja) コンデンサ素子
JPS6319853A (ja) モノリシツク回路素子
JPH0691241B2 (ja) トランジスタ素子
JPS6319858A (ja) 生物電気素子回路
JPS6310568A (ja) 素子分離構造
JPS6319863A (ja) コンデンサ素子
JP2805809B2 (ja) 整流素子
JPH0748567B2 (ja) 光応答性スイツチ素子
JPS6319864A (ja) 複合化機能回路
JPS6319851A (ja) 生物電気素子回路
JPS6310561A (ja) 整流素子
JPS6319856A (ja) 生物電気素子
JPS6319865A (ja) ハイブリツド回路素子
JPS6310563A (ja) スイツチ素子
JPS6319859A (ja) 生物電気素子回路
JPS6319852A (ja) 生物電気素子回路
JPS6319866A (ja) 整流素子
JPH0810774B2 (ja) トランジスタ素子