JPS63197551A - セラミツク触媒担体 - Google Patents
セラミツク触媒担体Info
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- JPS63197551A JPS63197551A JP62028367A JP2836787A JPS63197551A JP S63197551 A JPS63197551 A JP S63197551A JP 62028367 A JP62028367 A JP 62028367A JP 2836787 A JP2836787 A JP 2836787A JP S63197551 A JPS63197551 A JP S63197551A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、内燃機関等の排出ガスを浄化する触媒に用い
られる触媒担体に関するものであって、さらに詳しくは
耐熱衝撃性に優れたセラミック触媒担体に関するもので
ある。
られる触媒担体に関するものであって、さらに詳しくは
耐熱衝撃性に優れたセラミック触媒担体に関するもので
ある。
発明の内容を記述する前に、本明細書でとくに用いる用
語について定義する。
語について定義する。
「基体」とは、触媒担持に必要となる高比表面積コーテ
ィング物質を塗布する前のベースの物体をいう。「担体
」とは、高比表面積コーティング物質を塗布した後のモ
ノリス物体をいう。「触媒体」とは、触媒物質を塗布し
た後の一体型触媒体をいう。
ィング物質を塗布する前のベースの物体をいう。「担体
」とは、高比表面積コーティング物質を塗布した後のモ
ノリス物体をいう。「触媒体」とは、触媒物質を塗布し
た後の一体型触媒体をいう。
(従来技術とその問題点)
従来、セラミック触媒担体の基体として使用されるハニ
カム構造体としては、特開昭so−7sgu号公報にお
いて、コージェライト結晶の配向性を利用した実質的な
熱膨脹係数の低いハニカム構造体が、また特開昭60−
36364号公報において、アルミニラムチタネ−・ト
系材料をベースとした熱膨脹係数の低いハニカム構造体
がそれぞれ示されている。
カム構造体としては、特開昭so−7sgu号公報にお
いて、コージェライト結晶の配向性を利用した実質的な
熱膨脹係数の低いハニカム構造体が、また特開昭60−
36364号公報において、アルミニラムチタネ−・ト
系材料をベースとした熱膨脹係数の低いハニカム構造体
がそれぞれ示されている。
上記の構造体は、その熱膨脹係数が低いため、基体の耐
熱衝撃性は非常に高い。そのため、この基体の上に活性
アルミナを塗布し触媒担体となし、そこに触媒金属を担
持させて作られた触媒体が、自動車排ガス浄化用触媒と
して従来から使用されている。
熱衝撃性は非常に高い。そのため、この基体の上に活性
アルミナを塗布し触媒担体となし、そこに触媒金属を担
持させて作られた触媒体が、自動車排ガス浄化用触媒と
して従来から使用されている。
しかしながら、活性アルミナは高比表面積を有し、触媒
担持をしやすくする利点を有しているものの、それ自身
の熱膨脹係数が高く、塗布後の担体の耐熱衝撃性が基体
の耐熱衝撃性にくらべ、著しく低下するという欠点があ
った。
担持をしやすくする利点を有しているものの、それ自身
の熱膨脹係数が高く、塗布後の担体の耐熱衝撃性が基体
の耐熱衝撃性にくらべ、著しく低下するという欠点があ
った。
この耐熱衝撃性の低下を防ぐ手段として、特開昭58−
14095号公報には、基体表面のマイクロクラックや
マクロポアに熱膨脹係数の大きな活性アルミナコーティ
ング材が入りこむことを避ける手段として、あらかじめ
基体をメチルセルロース水溶液や、コージェライト粉末
とメチルセルロースを混合したスラリーに浸漬させた後
に活性アルミナコーティングをするという方法が開示さ
れている。
14095号公報には、基体表面のマイクロクラックや
マクロポアに熱膨脹係数の大きな活性アルミナコーティ
ング材が入りこむことを避ける手段として、あらかじめ
基体をメチルセルロース水溶液や、コージェライト粉末
とメチルセルロースを混合したスラリーに浸漬させた後
に活性アルミナコーティングをするという方法が開示さ
れている。
しかしながら、これらの方法で得られた担体では、いず
れにせよ活性アルミナが基体表面に塗布されるため、担
体としての耐熱衝撃性が改許されないことや、基体と活
性アルミナの付着にアンカー効果がはたらかなくなるた
め、熱ザイクルによって、活性アルミナが剥落しゃずい
などの問題があった。
れにせよ活性アルミナが基体表面に塗布されるため、担
体としての耐熱衝撃性が改許されないことや、基体と活
性アルミナの付着にアンカー効果がはたらかなくなるた
め、熱ザイクルによって、活性アルミナが剥落しゃずい
などの問題があった。
ハニカム構造体に低熱膨張の材料を塗布する方法として
、特開昭59−122899号公報には、コージェライ
トを主成分とするハニカム構造体の隔壁表面の開気孔に
、ハニカム構造体と熱膨張差の小さい充てん物質を封着
することが示されている。
、特開昭59−122899号公報には、コージェライ
トを主成分とするハニカム構造体の隔壁表面の開気孔に
、ハニカム構造体と熱膨張差の小さい充てん物質を封着
することが示されている。
しかしながら、この方法の目的はハニカム構造体の隔壁
の開気孔を通過するガスのリークを止めることを目的と
するものであって、焼成後にガラスとなる成分を含有さ
せた充てん物質を手段として用いるものである。したが
ってこの方法では、触媒担体となりうる様な高比表面積
を有する構造体を得ることができない欠点があった。
の開気孔を通過するガスのリークを止めることを目的と
するものであって、焼成後にガラスとなる成分を含有さ
せた充てん物質を手段として用いるものである。したが
ってこの方法では、触媒担体となりうる様な高比表面積
を有する構造体を得ることができない欠点があった。
この発明の目的は上述した従来技術の問題点を克服し、
触媒担体の高比表面積を維持し、かつ基体の持つ優れた
耐熱衝撃性を失わないセラミック触媒担体を提供しよう
とするものである。
触媒担体の高比表面積を維持し、かつ基体の持つ優れた
耐熱衝撃性を失わないセラミック触媒担体を提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明のセラミック触媒担体は、多孔質セラミック触媒
担体の基体の上に、高比表面積コーティング物質を塗布
した触媒担体において、セラミック基体の40℃から8
00℃の熱膨脹係数が、0.2〜1.2X10−h/’
Cであり、かつ高比表面積コーティング物質の40℃か
ら800 ’Cの熱膨脹係数が1.0〜3.0X10−
’/”Cであることを特徴とするものである。
担体の基体の上に、高比表面積コーティング物質を塗布
した触媒担体において、セラミック基体の40℃から8
00℃の熱膨脹係数が、0.2〜1.2X10−h/’
Cであり、かつ高比表面積コーティング物質の40℃か
ら800 ’Cの熱膨脹係数が1.0〜3.0X10−
’/”Cであることを特徴とするものである。
る。
(作 用)
上述した構成において、所定の低熱膨張性のセラミック
基体と所定の低熱膨張性の高比表面積コーティング物質
とを組み合わせることにより、触媒担体の高比表面積を
維持しつつ基体の有する耐熱衝撃性を失わないセラミッ
ク触媒担体を得ることができる。
基体と所定の低熱膨張性の高比表面積コーティング物質
とを組み合わせることにより、触媒担体の高比表面積を
維持しつつ基体の有する耐熱衝撃性を失わないセラミッ
ク触媒担体を得ることができる。
基体構造体としては、コージェライト質セラミック材料
やアルミニウムチタネート質固溶体を40重量%以上含
有する材料が、低い熱膨脹係数を有し耐熱衝撃性に優れ
ているため好ましい。他の低熱膨張材料でも効果が認め
られると考えられるが、その場合でも耐熱衝撃性の高い
構造体を得るには、基体の熱膨脹係数は40〜800
’Cの範囲で1.2X10−6/”C以下であることが
必要である。
やアルミニウムチタネート質固溶体を40重量%以上含
有する材料が、低い熱膨脹係数を有し耐熱衝撃性に優れ
ているため好ましい。他の低熱膨張材料でも効果が認め
られると考えられるが、その場合でも耐熱衝撃性の高い
構造体を得るには、基体の熱膨脹係数は40〜800
’Cの範囲で1.2X10−6/”C以下であることが
必要である。
基体上に塗布する高比表面積物質としては、低膨脹セラ
ミックス材料をアルコキシド法等のゾルゲル法または噴
霧熱分解法によって合成された物質を用いる。この発明
はコージェライト組成の材料を主成分とする高比表面積
低熱膨張材料を用いてなされたものであるが、他の高比
表面積低熱膨張材料及び従来の活性アルミナと高比表面
積低熱膨張材料の複合材料を用いても実施が可能である
。
ミックス材料をアルコキシド法等のゾルゲル法または噴
霧熱分解法によって合成された物質を用いる。この発明
はコージェライト組成の材料を主成分とする高比表面積
低熱膨張材料を用いてなされたものであるが、他の高比
表面積低熱膨張材料及び従来の活性アルミナと高比表面
積低熱膨張材料の複合材料を用いても実施が可能である
。
また、高圧表面積物質の焼結防止あるいは助触媒的目的
で従来の活性アルミナに加えられていたセリア(CeO
z)は、耐熱衝撃性を著しく低下させない範囲で、本発
明においても添加することが可能である。
で従来の活性アルミナに加えられていたセリア(CeO
z)は、耐熱衝撃性を著しく低下させない範囲で、本発
明においても添加することが可能である。
(実施例)
以下、本発明のセラミック触媒担体の製造法について説
明する。
明する。
基体上への斉比表面積物質の塗布は、同物質スラリー中
に基体を浸漬し、取り出した後乾燥、焼きつけすること
によって行なう。このとき、高比表面積物質やそれにセ
リアを加えたスラリーにあらかじめ白金、ロジウム、パ
ラジウムなどの触媒物質を加えておき、基体に直接塗布
して触媒体を得る方法においても、耐熱衝撃性に対する
効果が認められた。
に基体を浸漬し、取り出した後乾燥、焼きつけすること
によって行なう。このとき、高比表面積物質やそれにセ
リアを加えたスラリーにあらかじめ白金、ロジウム、パ
ラジウムなどの触媒物質を加えておき、基体に直接塗布
して触媒体を得る方法においても、耐熱衝撃性に対する
効果が認められた。
本発明において、得られた触媒担体、触媒体の耐熱衝撃
性は、高温の電気炉中から大気中に取り出し、クランク
の観察によってクラックが認められなければ更に50℃
づつ温度を上げてクランクが発生するまで(りかえし、
クランク発生温度の1段階下の温度と室温の差を耐熱衝
撃温度(JT)として測定し、この耐熱衝撃温度(ΔT
)により評価した。
性は、高温の電気炉中から大気中に取り出し、クランク
の観察によってクラックが認められなければ更に50℃
づつ温度を上げてクランクが発生するまで(りかえし、
クランク発生温度の1段階下の温度と室温の差を耐熱衝
撃温度(JT)として測定し、この耐熱衝撃温度(ΔT
)により評価した。
基体のΔTは材料、熱膨脹係数により異るが、熱膨脹係
数0.2X10−’〜1.2 x 10− ’/ ”c
の範囲では、800℃〜975℃の範囲にあり高い値で
ある。
数0.2X10−’〜1.2 x 10− ’/ ”c
の範囲では、800℃〜975℃の範囲にあり高い値で
ある。
コージェライト組成の高比表面積低膨脹物質はプレス成
形して550℃で仮焼したものの熱膨脹係数が40〜8
00 ”Cの範囲で1.0〜1.8 Xl0−6/℃で
あり、セリアを添加し、その量を増すと熱膨脹係数が増
加し、塗布後の耐熱衝撃性の低下の度合が大きくなる。
形して550℃で仮焼したものの熱膨脹係数が40〜8
00 ”Cの範囲で1.0〜1.8 Xl0−6/℃で
あり、セリアを添加し、その量を増すと熱膨脹係数が増
加し、塗布後の耐熱衝撃性の低下の度合が大きくなる。
塗布物質の中のコージェライト組成材料が60重量%よ
り少くなると、活性アルミナ塗布の場合より若干耐熱衝
撃性は高いものの、顕著な効果は認められなくなる。高
比表面積コージエラ、イト組成材料に活性アルミナを混
合した場合にも同じような傾向が認められた。これらの
混合物系で耐熱衝撃性に効果を有する範囲は、上記の方
法で得た熱膨脹係数が40〜800℃の範囲で、3.0
×10−’/”C以下であることが明らかになった。
り少くなると、活性アルミナ塗布の場合より若干耐熱衝
撃性は高いものの、顕著な効果は認められなくなる。高
比表面積コージエラ、イト組成材料に活性アルミナを混
合した場合にも同じような傾向が認められた。これらの
混合物系で耐熱衝撃性に効果を有する範囲は、上記の方
法で得た熱膨脹係数が40〜800℃の範囲で、3.0
×10−’/”C以下であることが明らかになった。
尚本願で使用の高比表面積コージェライト組成材料はゾ
ルゲル法により調整されたもので、化学組成はコージェ
ライト理論組成近傍の5i(h51.5wt%、Alz
Oi34.5 wt%、Mg013.0wt%、平均粒
径約8μ鋼、未熱処理物の結晶相は非晶質のものである
。また、高比表面積コージェライト組成材料粉末の比表
面積は150〜200a+”/g程度であり、基体に塗
布焼付は後の担体の比表面積は30n+”/g程度であ
り、コージェライト組成材料に40%のセリアを加えた
場合にも23m”/gの高い比表面積が得られた。
ルゲル法により調整されたもので、化学組成はコージェ
ライト理論組成近傍の5i(h51.5wt%、Alz
Oi34.5 wt%、Mg013.0wt%、平均粒
径約8μ鋼、未熱処理物の結晶相は非晶質のものである
。また、高比表面積コージェライト組成材料粉末の比表
面積は150〜200a+”/g程度であり、基体に塗
布焼付は後の担体の比表面積は30n+”/g程度であ
り、コージェライト組成材料に40%のセリアを加えた
場合にも23m”/gの高い比表面積が得られた。
触媒を所定量担持させるには、担体の比表面積は担体と
して10+s!/g以上の比表面積が必要とされるが、
本発明の担体は、触媒担持に必要な比表面積を維持でき
ることを確認した。
して10+s!/g以上の比表面積が必要とされるが、
本発明の担体は、触媒担持に必要な比表面積を維持でき
ることを確認した。
尚、参考のために測定した基体の比表面積はコージェラ
イト質セラミックスハニカム構造体の場合0.3+s”
/gであった。
イト質セラミックスハニカム構造体の場合0.3+s”
/gであった。
以下、この発明の内容を実際の例によって具体的に説明
する。
する。
スー施二凱
熱膨脹係数が0.3.0.6.1.2 (XIO−’/
”C) (7)3種のコージェライト質セラミックスで
作られたハニカム型基体(四角セル、セル0400セル
/in”、体積1.261、重量510 g )と、同
形状でアルミニウムチタネートに少量のMgO,Fez
O:+を固溶させた材料に50重量%のムライトを含ま
せた原料から作った基体をそれぞれ準備した。
”C) (7)3種のコージェライト質セラミックスで
作られたハニカム型基体(四角セル、セル0400セル
/in”、体積1.261、重量510 g )と、同
形状でアルミニウムチタネートに少量のMgO,Fez
O:+を固溶させた材料に50重量%のムライトを含ま
せた原料から作った基体をそれぞれ準備した。
高比表面積コート物質として、ゾルゲル法により得られ
たそれぞれBET比表面積200n+z/g及び160
m”/g 、プレス成形し、550℃2時間焼成時の4
0〜800’C熱膨脹係数が1.0X10−”/ ’C
及び1.6XIO−h/ ”Cの高比表面積コージェラ
イト組成材料の粉末10σ%のものと、それにセリアを
10〜50重景%添加したものを水中に分散させ炭酸ナ
トリウムおよび希硝酸により安定なスラリーを調整した
。
たそれぞれBET比表面積200n+z/g及び160
m”/g 、プレス成形し、550℃2時間焼成時の4
0〜800’C熱膨脹係数が1.0X10−”/ ’C
及び1.6XIO−h/ ”Cの高比表面積コージェラ
イト組成材料の粉末10σ%のものと、それにセリアを
10〜50重景%添加したものを水中に分散させ炭酸ナ
トリウムおよび希硝酸により安定なスラリーを調整した
。
また別に、更に触媒成分担持用に塩化白金酸水溶液(白
金換算0.16重量%)を外記添加したスラリーも作成
した。
金換算0.16重量%)を外記添加したスラリーも作成
した。
これらのスラリーに別々に基体を浸漬させて取り出した
後、110°cで3時間乾燥し、550’Cテ2時間焼
き付けて担体を得た。塗布量はそれぞれ焼付は後平均2
15gであった。
後、110°cで3時間乾燥し、550’Cテ2時間焼
き付けて担体を得た。塗布量はそれぞれ焼付は後平均2
15gであった。
得られた担体に対して、電気炉取出し急冷法により上述
した耐熱衝撃温度(ΔT)を測定して耐熱衝撃性を評価
した。結果を第1表に示す。
した耐熱衝撃温度(ΔT)を測定して耐熱衝撃性を評価
した。結果を第1表に示す。
第1表の結果から、基体および高比表面積コート物質の
熱膨脹係数が本発明の範囲内である実施例は、コーティ
ング物質の熱膨脹係数が本発明の範囲外である参考倒産
比較して、基体のみのΔTに近いΔTを得ることができ
ることがわかった。
熱膨脹係数が本発明の範囲内である実施例は、コーティ
ング物質の熱膨脹係数が本発明の範囲外である参考倒産
比較して、基体のみのΔTに近いΔTを得ることができ
ることがわかった。
(発明の効果)
以上詳細に説明してきたように、この発明の低膨脹で高
比表面積のコート物質を塗布した触媒担体は、従来の熱
膨脹係数の高い活性アルミナを塗布した場合にくらべ、
耐熱衝撃性の低下が小さくかつ高い比表面積を維持して
おり、触媒担持も容易で、自動車排ガス浄化用触媒のよ
うな急峻な熱サイクルを受ける用途にも極めて高い信頼
性が期待できるものである。
比表面積のコート物質を塗布した触媒担体は、従来の熱
膨脹係数の高い活性アルミナを塗布した場合にくらべ、
耐熱衝撃性の低下が小さくかつ高い比表面積を維持して
おり、触媒担持も容易で、自動車排ガス浄化用触媒のよ
うな急峻な熱サイクルを受ける用途にも極めて高い信頼
性が期待できるものである。
また、従来の活性アルミナは、触媒体がエンジンの異常
等の理由で1100’C以上の温度になるとα−アルミ
ナ化し更に高い熱膨張となり、以降の耐熱衝撃性は著し
く低下するが、本発明のコージェライト質の高比表面積
コート物質は、1100℃以上の温度にさらされること
があってもコージェライト質材料の低熱膨張性が失われ
ることがないため、この面でも信頼性が高いという効果
が得られるものである。
等の理由で1100’C以上の温度になるとα−アルミ
ナ化し更に高い熱膨張となり、以降の耐熱衝撃性は著し
く低下するが、本発明のコージェライト質の高比表面積
コート物質は、1100℃以上の温度にさらされること
があってもコージェライト質材料の低熱膨張性が失われ
ることがないため、この面でも信頼性が高いという効果
が得られるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多孔質セラミック触媒担体の基体の上に、高比表面
積コーティング物質を塗布した触媒担体において、セラ
ミック基体の40℃から800℃の熱膨脹係数が、0.
2〜1.2×10^−^6/℃であり、かつ高比表面積
コーティング物質の40℃から800℃の熱膨脹係数が
1.0〜3.0×10^−^6/℃であることを特徴と
するセラミック触媒担体。 2、高比表面積コーティング物質がコージェライト組成
の材料を60重量%以上含有する無機物質であり、基体
が低膨脹のセラミックス材料からなるハニカム構造体で
ある特許請求の範囲第1項記載のセラミック触媒担体。 3、基体がコージェライト質である特許請求の範囲第2
項記載のセラミック触媒担体。 4、基体がアルミニウムチタネート質固溶体より成る特
許請求の範囲第2項記載のセラミック触媒担体。 5、高比表面積コーティング物質にあらかじめ触媒物質
を含ませる特許請求の範囲第1項記載のセラミック触媒
担体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62028367A JPS63197551A (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 | セラミツク触媒担体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62028367A JPS63197551A (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 | セラミツク触媒担体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63197551A true JPS63197551A (ja) | 1988-08-16 |
Family
ID=12246654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62028367A Pending JPS63197551A (ja) | 1987-02-12 | 1987-02-12 | セラミツク触媒担体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63197551A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8394167B2 (en) | 2006-06-30 | 2013-03-12 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US8956436B2 (en) | 2006-06-30 | 2015-02-17 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US9079799B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-07-14 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US10501375B2 (en) | 2006-06-30 | 2019-12-10 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
-
1987
- 1987-02-12 JP JP62028367A patent/JPS63197551A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8394167B2 (en) | 2006-06-30 | 2013-03-12 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US8673045B2 (en) | 2006-06-30 | 2014-03-18 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US8956436B2 (en) | 2006-06-30 | 2015-02-17 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US10450233B2 (en) | 2006-06-30 | 2019-10-22 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US10501375B2 (en) | 2006-06-30 | 2019-12-10 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
US9079799B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-07-14 | Corning Incorporated | Cordierite aluminum magnesium titanate compositions and ceramic articles comprising same |
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