JPS63196841A - Icp発光分析装置 - Google Patents

Icp発光分析装置

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JPS63196841A
JPS63196841A JP3024387A JP3024387A JPS63196841A JP S63196841 A JPS63196841 A JP S63196841A JP 3024387 A JP3024387 A JP 3024387A JP 3024387 A JP3024387 A JP 3024387A JP S63196841 A JPS63196841 A JP S63196841A
Authority
JP
Japan
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plasma
lighting
signal
state
ignition
Prior art date
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Pending
Application number
JP3024387A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okada
幸治 岡田
Shuzo Hayashi
修三 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPS63196841A publication Critical patent/JPS63196841A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、プラズマトーチの点灯状態を確実に検出でき
るようにしたI CP(高周波誘導結合プラズマ)発光
分析装置に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 一般に、ICP発光分析装置においてプラズマトーチを
点灯するには、イグナイタコイルによってアルゴンガス
などのプラズマガスを電離し、この電離ガスをプラズマ
トーチ内に導く一方、誘導コイルに高周波電流を流して
高周波磁界を発生させる。すると、上記の電離ガスが誘
導コイルからの高周波磁界のエネルギーを受けてその一
部がプラズマ化し、第2図(a)に示すような、いわゆ
るフィラメントプラズマが発生する。このフィラメント
プラズマの状態ではプラズマガスが完全電離しないので
、さらに誘導コイルに流す高周波電流を増加させる。そ
して、この高周波電流があるしきい値を越えたところで
第2図(b)に示すような完全電離プラズマ状態に遷移
し、これにより安定したプラズマ点灯状態が維持される
ところで、上記のプラズマ点灯の有無を検出するには、
完全電離プラズマとフィラメントプラズマとを区別する
必要があるが、これには従来、光導電セルを光検出素子
とする光電検出器を使用し、この光電検出器のゲインを
調整することによって両状態を区別できるようにしてい
た。
すなわち、第3図において、プラズマが点灯していない
場合の光量をp。、フィラメントプラズマ状態の光量を
pl、完全電離プラズマ状態の光量をp、とすると、こ
れらの関係はpo < pl< Ihとなる。
しかも、プラズマが点灯していない場合に比べて他の2
つの状態の光量は十分に大きいが、フィラメントプラズ
マと完全電離プラズマ間の光量の差は比較的少ない。し
たがって、光電検出器のゲインをG、に設定した場合に
は、フィラメントプラズマ状態と完全電離プラズマ状格
のいずれの場合もしきい値レベルを越えて点灯検出信号
が出力されてしまい両状態を区別することができ°ない
。また、逆に、光電検出器のゲインをG3に設定した場
合には、フィラメントプラズマ状態と完全電離プラズマ
状態のいずれの場合もしきい値レベル以下のため共に点
灯検出信号が出力されず、この場合も両状態を区別する
ことができなくなる。したがって、光電検出器のゲイン
は、フィラメントプラズマと完全電離プラズマとの間の
限られた感度範囲B内に位置するように調整することが
必要となる。
そのため、従来は、分析のたびにゲインの調整が必要と
なって、調整作業が煩雑になっていた。
しかも、光電検出器の電源電圧が変動した場合には、こ
れに伴なってゲインの値も変化し、その結果、ゲインの
値が上記の感度範囲Bから外れた場合にはフィラメント
プラズマ状態であるにもかかわらず点灯検出信号が出力
され、完全電離プラズマになったものと誤って認識され
てしまうことがあった。このため、自動点灯のシーケン
スが誤動作する等の不具合を生じていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、光電検出器の検出感度を特に調整しなくでも、プラ
ズマ点灯の有無を確実に検出できるようにして、誤動作
発生を防止できるようにすることを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明は、上記の目的を達成するために、次の構成を採
る。すなわち、本発明のICP発光分析装置は、プラズ
マトーチの点灯状態を検出する光電検出器をプラズマト
ーチからの受光量が口火プラズマ状態の光量以上で点灯
検出信号を出力する検出感度に設定する一方、プラズマ
トーチの点灯に必要な所定の高周波電力の下で出力され
るプラズマトーチ点灯用の駆動信号に基づいて起動され
光電検出器からの点灯検出信号の入力に応答して前記プ
ラズマトーチに供給される高周波電力を口火プラズマ状
態まで低下させる第1信号を出力する第1判別回路と、
この第1判別回路の出力信号に基づいて起動され前記光
電検出器からの点灯検出信号に応答して測定開始許可の
第2信号を出力する第2判別回路とを備えている。
(ニ)作用 本発明i)I CP発光分析装置では、光電検出器がプ
ラズマトーチからの受光量が口火プラズマ状態の光量以
上で点灯検出信号を出力する検出感度に設定される。
一方、プラズマトーチの点灯に必要な所定の高周波電力
の下でプラズマトーチ点灯用の駆動信号が出力された場
合には、この駆動信号に基づいてプラズマトーチの点灯
動作が開始されるとともに、第1判別回路が起動される
。この場合、プラズマトーチが点灯して完全電離プラズ
マ状態になった場合は勿論のこと、点灯が失敗してフィ
ラメントプラズマの状態に終わった場合でも光電検出器
からは点灯検出信号が出力される。この点灯検出信号は
、第1判別回路に与えられるので、第1判別回路がこの
点灯検出信号に応答して前記プラズマトーチに供給され
る高周波電力を口火プラズマ状態まで低下させる第1信
号を出力する。
プラズマトーチに供給する高周波電力を低下させると、
すでに完全電離プラズマとして点灯していた場合には口
火プラズマ状態がそのまま維持されるが、プラズマ点灯
が失敗した場合にはプラズマトーチは消えた状態となる
。光電検出器の検出感度は、口火プラズマ状態の光量以
上で点灯検出信号を出力するように予め設定されている
ので、プラズマトーチが消えている場合には点灯検出信
号は出力されない。そして、第1判別回路からの信号に
より高周波電力が低下された後、第2判別回路が起動さ
れる。この状態で、光電検出器から点灯検出信号が与え
られると、この点灯検出信号はプラズマ点灯状態が維持
されていることを示しているので、この点灯検出信号に
応答して測定開始許可の第2信号を出力する。
これにより、光電検出器の検出感度は一定値のままでも
プラズマ点灯の有無を確実に検出することができる。
(ホ)実施例 第1図は本発明の実施例に係るICP発光分析装置の要
部を示す構成図である。同図において、符号1はICP
発光分析装置の全体を示′し、2はプラズマトーチで、
このプラズマトーチ2には試料エアロ−ゾルの導入管4
、冷却ガス導入管6およびプラズマガス導入管8がそれ
ぞれ接続されている。
10は高周波磁界を発生させる誘導コイル、12は誘導
コイル10に供給される高周波電力と負荷とのインピー
ダンスを整合させるインピーダンス整合回路、14は誘
導コイル10に高周波電力を供給するための高周波電源
である。また、16はプラズマ点灯に際しプラズマガス
を電離させるイグナイタコイル、18はイグナイタコイ
ル16を動作させる点灯回路、20はプラズマトーチ2
に供給される各ガス量を制御するガスコントローラ、2
2は上記のインピーダンス整合回路12、高周波電源1
4、点灯回路18およびガスコントローラ20の動作全
制御するシーケンスコントローラである。
24はプラズマトーチ2の点灯状態を検出する光導電セ
ルを有する光電検出器であるり、この光電検出器24は
、プラズマトーチ12からの受光量が口火プラズマ状態
の光量以上で点灯検出信号を出力する検出感度に設定さ
れている。
26はプラズマトーチの点灯に必要な所定の高周波電力
の下でシーケンスコントローラ22から点灯用回路18
に出力されるプラズマトーチ点灯用の駆動信号に基づい
て起動されかつ光電検出器24からの点灯検出信号に応
答してプラズマトーチ2に供給される高周波電力を口火
プラズマ状態まで低下させる第1信号を出力する第1判
別回路、28は第1判別回路26の出力信号に基づいて
起動されかっ光電検出器24からの点灯検出信号に応答
して測定開始許可の第2信号を出力する第2判別回路で
ある。
次に、本発明のICP発光分析装置lのプラズマ点灯状
態の確認動作について説明する。
プラズマトーチ2を点灯する場合には、まず、高周波電
源I4からインピーダンス整合回路12を介して誘導コ
イルIOに高周波電力を供給して高周波磁界を発生させ
る。この状態で、シーケンスコントローラ22から点灯
用回路18°′にプラズマトーチ点灯用の駆動信号が出
力されると、点灯用回路1・8がこれに応答してイグナ
イタコイル16を動作させるとともに、第1判別回路2
6が起動され、また、第2判別回路28は動作が停止さ
れる。
イグナイタコイル16によって導入管6から供給される
プラズマガスが電離されると、この電離ガスがプラズマ
トーチ10内に導かれ、誘導コイル10からの高周波磁
界のエネルギーを受けてその一部がプラズマ化する。そ
の結果、第2図(a)に示すようなフィラメントプラズ
マが発生する。
次に、この状態で誘導コイル10に供給する高周波電力
を増加させると、フィラメントプラズマ状態から第2図
(b)に示すような完全電離プラズマ状態に移行する。
光電検出器24はプラズマトーチ2からの受光量が口火
プラズマ状態の光量以上で点灯検出信号を出力する検出
感度に予め設定されているので、プラズマトーチ2が点
灯して完全電離プラズマ状態になった場合は勿論のこと
、点灯せずにフィラメントプラズマの状態のまま終わっ
た場合でも光電検出器24から点灯検出信号が出力され
る。この点灯検出信号は、第1判別回路26に与えられ
るので、第1判別回路26がこの信号に応答してプラズ
マトーチ2に供給される高周波電力を口火プラズマ状態
まで低下させる第1信号を出力する。
シーケンスコントローラ22は、この第1信号に応答し
てインピーダンス整合回路12、高周波電源14および
ガスコントローラ20を制御し、プラズマトーチ2に供
給される高周波電力とガス供給量を共に低下させる。
こうして、第1判別回路26からの第1信号に基づいて
プラズマトーチ2に供給される高周波電力が低下される
と、シーケンスコントローラ22から起動信号が出力さ
れ第2判別回路28が起動されるとともに、第1判別回
路26の動作が停止される。
プラズマトーチ2に供給される高周波電力を低下させた
場合において、すでにプラズマトーチ2が点灯しておれ
ば、第2図(C)に示すよチな口火プラズマ状態がその
まま維持される。一方、プラズマ点灯が失敗しておれば
プラズマトーチ2は消えた状態となる。光電検出器24
の検出感度は、口火プラズマ状態の光量以上で点灯検出
信号を出力するように設定されているので、点灯が失敗
した場合には点灯検出信号は出力されず、点灯が成功し
た場合にのみ点灯検出信号が出力される。そして、光電
検出器24からの点灯検出信号が第2判別回路28に入
力されると、この点灯検出信号はプラズマ点灯状態が維
持されていることを示しているので、第2判別回路28
からはこれに応答して測定開始許可の第2信号が出力さ
れる。シーケンスコントローラ22は、この第2信号に
応答して測定動作のシーケンスを開始する。
したがって、光電検出器24のゲインの調整は、符号A
−Bで示す範囲で可能であり、従来に比べて広範囲とな
る。そのため、光電検出器24のゲインを電源電圧の変
動を受けない所定の値に固定した場合でも、シーケンス
コントローラ22はプラズマ点灯の有無を確実に認識す
ることができる。
(へ)効果 以上のように本発明によれば、光電検出器の検出感度を
特に調整しなくても、プラズマ点灯の有無を確実に検出
できるので誤動作発生を防止できるようになる等の優れ
た効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るICP発光分析装置の要
部を示す構成図、第2図はプラズマ点灯状態の説明図、
第3図はプラズマ点灯動作に伴なう光量変化と光検出感
度設定の関係を示す説明図である。 ■・・・ICP発光分析装置、2・・・プラズマトーチ
、22・・シーケンスコントローラ、24・・・光電検
出器、26・・・第1判別回路、28・・・第2判別回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラズマトーチの点灯状態を検出する光電検出器
    を備えたICP発光分析装置において、前記光電検出器
    は、プラズマトーチからの受光量が口火プラズマ状態の
    光量以上で点灯検出信号を出力する検出感度に設定され
    る一方、 プラズマトーチの点灯に必要な所定の高周波電力の下で
    出力されるプラズマトーチ点灯用の駆動信号に基づいて
    起動され、前記光電検出器からの点灯検出信号に応答し
    て前記プラズマトーチに供給される高周波電力を口火プ
    ラズマ状態まで低下させる第1信号を出力する第1判別
    回路と、この第1判別回路の出力信号に基づいて起動さ
    れ前記光電検出器からの点灯検出信号に応答して測定開
    始許可の第2信号を出力する第2判別回路と、 を備えることを特徴とするICP発光分析装置。
JP3024387A 1987-02-12 1987-02-12 Icp発光分析装置 Pending JPS63196841A (ja)

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