JPS63196583A - 3―アミノキヌクリジンの絶対配置s又はrを持つ鏡像異性体の製法 - Google Patents

3―アミノキヌクリジンの絶対配置s又はrを持つ鏡像異性体の製法

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JPS63196583A
JPS63196583A JP63022969A JP2296988A JPS63196583A JP S63196583 A JPS63196583 A JP S63196583A JP 63022969 A JP63022969 A JP 63022969A JP 2296988 A JP2296988 A JP 2296988A JP S63196583 A JPS63196583 A JP S63196583A
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D453/00Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids
    • C07D453/02Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/08Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for nausea, cinetosis or vertigo; Antiemetics

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の主題は、3−アミノキヌクリジンのアミド誘導
体の絶対配置Sを持つ鏡像異性体、その製法及びその治
療への応用である。
3−アミノキヌクリジン(3−aminoquinuc
lidine)のアミド誘゛導体は下式(I)で表わさ
れる。
(ここで、Xは酸素原子又は硫黄原子を示し、Arは下
記の項目(a)〜(e)のどれか1つを示す): (a)炭素数が1乃至4つのアルコキシ基が1乃至3つ
置換したフェニール環; (b)下記構造を持つフェニール環; R。
(ここで、R2はハロゲン原子又は、炭素数が1乃至4
つのアルキル基を含むアルキルカルボニル基を示す); (c)下記構造を持つフェニール基、 R。
(ここで、R3はハロゲン原子を示し、R3は水素原子
、又は炭素数が1乃至4つのアルキル残基を含むアルキ
ルカルボニル基である); (d)3−フロロ−2−メトキシフェニール基;または
− (e)下記構造を持っ5−ピリミジニル基、(ここで、
R4は炭素数が1乃至4つのアルキル基又はフェニール
環を示す)。
前記式(I)に相当する3−アミノキヌクリジンのアミ
ド誘導体、これら誘導体が有機酸又は無機酸を付加して
出来る塩類、並びにこれら誘導体の水和物及び塩は、既
にεP−A−0.099.789で知られている。
しかしながら、上記した式(I)の誘導体、その塩及び
水和物は、EP−^−0,099,789で説明されて
いるとは言え、それらのラセミ混合物の形態であるにす
ぎない、これら化合物のラセミ混合物の研究過程で、出
願人は各々のラセミ混合物に対応する2種の鏡像異性体
を合成すべく努めた。この合成に伴なう問題を克服した
後、出願人はこれら鏡像異性体の薬理学的性質を研究し
た結果、全く予期しないことには、絶対配置Sを持つ鏡
像異性体は、対応するラセミ混合物及び絶対配置Rを持
つ鏡像異性体とは全く異った薬理学的性質を示すことを
発見するに至った。
従って1本発明の主題は、式(I)に係わる上記誘導体
、塩及び水和物の絶対配I!!Sを持つ鏡像異性体であ
る。更に、本主題はこれら鏡像異性体の製法及び治療へ
の応用を含む、・本発明による鏡像異性体は、ラセミ混
合物の分割又は立体特異性合成によって得る。
立体特異性合成は、下記(I)及び(2)の2つの方法
のいずれかにより行なわれる。
(I)立体配置Sを持つ左旋性の3−アミノキヌクリジ
ンを、下式(II)。
入 (ここで、XとArは前記式(I)の場合と同じ意味を
表わす)で表わされる酸またはチオ酸と、ジシクロへキ
シルカルボジイミドの存在下で縮合させる方法。
(2)立体配置sを持つ左旋性の3−アミノキヌクリジ
ンを下式(I[I)、 入 〔ここで、Xは両式(I)の場合と同じ意味を示し、A
r’は下記の項目(a)〜(e)のいずれか1つを示す
; (a)炭素数が1乃至4つのアルコキシ基が1乃至3つ
置換したフェニール環、 (b)下記構造を持つフェニール環、 (ここで、R1はハロゲン原子又は、炭素数が1乃至4
つのアルキル基を含むアルキルカルボニル基を示す) (C)下記構造を持つフェニール基、 (ここで、R2はハロゲン原子を示し、R5は炭素数が
1乃至4つのアルキル残基を含むアルキルカルボニル基
である) (d)3−フロロ−2−メトキシフェニール基。
(e)下記構造を持つ5−ピリミジニル基、(ここで、
R4は炭素数が1乃至4つのアルキル基又はフェニール
環を示し、R6はアセトアミド基を示す)〕 で示される酸またはチオ酸の塩化物と縮合させて、下式
(Ia)。
(ここで、X及びAr’は式(III)の場合と同じ意
味を表わす〕で示される絶対配置Sを持つ鏡像異性体を
生成し、しかる後必要に応じて、その得られた前記式(
Ia)で示される鏡像異性体、特に下記の構造式、 〔ここでR8及びR4は式(I a)の場合と同じ意味
である〕を有するものを、好ましくは、水酸化カリろム
の如き強塩基を作用させて脱アセチル化反応を起す方法
3−アミノキヌクリジンは、そのラセミ混合物だけがE
P−A−0,099,789で知られているに過ぎず、
従って絶対配置Sを持つ左旋性の3−アミノキヌクリジ
ンは新規化合物である。従って、この新規物質は本発明
の範囲内に属する。この新規物質は、下記の2通りの異
った経路で生成できる。
即ち (I)D−酒石酸をN−(3−キヌクリジニル)−3−
クロロベンズアミドに作用させ、生成したジアステレオ
異性体塩を結晶化によりラセミ分割して、左旋性のN−
(3−キヌクリジニル)−3−クロロベンズアミドのD
−酒石酸塩を得、そしてアルカリ金属水酸化物の如き塩
基をこの酒石酸塩に作用させて(s)−(−)−N−(
3−キヌクリジニル)−3−クロロベンズアミドを得、
引続いてこの5−(−)アミドを酸で加水分解する方法
、又は (2)キヌクリジノンを(R)−α−メチルベンジルア
ミンと反応させて(R)−N−(α−メチルベンジル)
−3−キヌクリジニミンを得、このイミンをアルカリ金
属水素化ホウ素で還元しく5)−N−((R)−α−メ
チルベンジル〕−3−アミノキヌクリジンを得、引続い
てその生成物を酸媒体中で水素化分解する方法。
上記の方法(I)において、D−酒石酸の代りにL−酒
石酸を使うか、又は方法(2)において、(R)−α−
メチルベンジルアミンの代りに(S)−α−メチルベン
ジルアミンを使うと、絶対配[Rを持つ右旋性の3−ア
ミノキヌクリジンが得られることは注目される。
本発明をさらに具体的に説明するために、実施例を用い
てその製造を下記に示す。
実施例1 : (S)−(−)−3−アミノキヌクリジ
ンの製造 簸工段!l : (s)−(−)−N−(3−キヌクリ
ジニル)−3−クロロベンズアミドの製造 N−(3−キヌクリジニル)−3−クロロベンズアミド
52.5gをメタノールに溶解して、D−酒石酸29゜
7gが入ったメタノール溶液に加える。得られた沈澱物
を濾過して集め、還流下メタノールで2回処理する。こ
のようにして精製した塩20gをカセイソーダ水溶液で
分解し、生成物をクロロホルムで抽出する。有機物層を
蒸発乾燥した後、得られた塩基物をアセトン中でエタノ
ール性塩化水素溶液で処理する。沈澱した塩酸塩は濾過
して集め、エタノール中で再結晶させる。かくして光学
的に純粋な(S)−(−)−N−(3−キヌクリジニル
)−3−クロロベンズアミド塩酸塩が9.4g得られる
融点: 244−247℃ 〔α〕讐=−16.8° (C= 1 、 CH,0H
)11反量: (S)−(−)−3−アミノキヌクリジ
ン2塩酸塩の製造 前段階で得られた塩酸塩9gを、濃塩酸を使って3時間
30分の間遠流下で処理する0反応物は冷却、濾過、濃
縮して乾燥する。この残留物を無水エタノールで処理す
ると、(S)−(−)−3−アミノキヌクリジン2塩酸
塩が結晶化するので、それを濾過して集める。
融点: )260℃ 〔α〕甘せ−24,9°(C:1− o、o)同じ条件
下で分解剤としてL−酒石酸を使うと、R対掌体が得ら
れる。
融点: >260℃ (α〕2o。=+24.8@(C=1、H,0)B/王
五立玖 第」」又M−: (R)−N−(α−メチルベンジル)
−3−キヌクリジニミンの製造 トルエン800mQ中のキヌクリジノン80gを(R)
−α−メチルベンジルアミン77.4gの存在下で24
時間還流し、生成する水はDean−5tark装置で
取除く。反応物はそれから濃縮して乾燥、生成したイミ
ン130gを黒部する。
収率:89% 沸点: 140〜150℃(0,05mmHg)〔α〕
背=+97.2” (C=1 、 CHCQ3)Llu
iL: (S)−N−((R)−a−メチルヘンシnt
〕−3−7ミノキヌクリジン2塩酸塩の製造前段階で得
られたイミン129.5gをメタノールに溶解し、10
乃至20℃で、30.6gのホウ水素化カリウムを少量
づつ加える。1時間後、減圧下で反応物を蒸発し乾燥す
る。この残留物をアセトンとイソプロピルアルコールと
の比率が2:1の混合液に溶解する。これにエタノール
性塩化水素溶液を加えて、2塩酸塩の形でアミンを沈澱
させる。この生成物をエタノール/メタノールが1:1
の混合液中で二回再結晶させて。
光学的に純粋な(S)−N−((R)−α−メチルベン
ジル〕−3−アミノキヌクリジン2塩酸塩atgを得る
収率:47% 融点:>260℃ 〔α〕管=−2°(C=2. H,O)j!UJ!LJ
L: (S)−(−)−3−アミノキヌクリジン2塩酸
塩の製造 前段階で得られた生成物64.4.を、IN塩酸溶液2
当量、木炭担持のパラジウム及び50%H,012,8
gを含んだエタノールに溶解する6反応物を水素雰囲気
下で18時間攪拌し、濾過後、引続いて減圧下で蒸発し
乾燥する。 (S)−(−)−3−アミノキヌクリジン
2塩酸塩は、エタノール/エーテルが1:1の混合液中
で結晶化する。
〔α〕甘せ−24,2m(C=1 、 H,0)(S)
−α−メチルベンジルアミンを使用して反応を開始する
と、同じ糸路を経てR−(+)対掌体が得られる。
ノL寒」1名−:N−(3−キヌクリジニル)−4−ア
ミノ−6−クロロ−2−メトキシベンズアミド塩酸塩、
5−(−)異性体〔コード番号MD200054)及び
R−(+)異性体(コード番号MD200051)の立
体特異性合成 蚤1髪民生: (S)−(−)−3−アミノキヌクリジン2塩酸塩40
g(0,2モル)を2.5Nカセイソーダ水溶液80t
aQに溶解する。この溶液に、ピリジン300mmに溶
解した4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ安息香酸
44.5gを加え、アイスバスにて冷却する。85gの
ジシクロヘキシルカルボジイミドを二回に分けて加える
。この混合物を室温で18時間活発に攪拌する。その後
反応物を水150m#で希釈する。不溶解合は濾過して
取除き、水洗する。水溶液層は1ONカセイソーダ水溶
液を加えてpHを10とし、クロロホルムで抽出する。
有機層をNa、SO4で脱水乾燥し蒸発が終ったら、残
留物はイソピロピルエーテル中で結晶化させる。
得られた固体56.をイソプロピルアルコール280■
gに溶解し1次いで5Nの塩酸を加えて酸性化する。沈
澱する塩酸塩を濾過して集め、純度99%のエタノール
中で再結晶させる。目的生成物(MD200054)は
、収率60%で得られる。
融点: 233−235℃ 【α)管=−:t9°(C= l 、 HsO)(R)
−(+)−3−7ミノキヌクリジン2塩酸塩を使用して
反応を開始すると、同じ条件下で右旋性の対掌体(MD
200051)が得られる。
融点: 232−234℃ 〔α〕讐=÷3.8°(C= 1 、 H,O)男」」
U1生: 1.9gの(S)−(−)−3−アミノキヌクリジンを
INカセイソーダ水溶液33.5mff1に溶解する。
ジオキサン70m(Iに溶解した4−アセトアミド−5
−クロロ−2−メトキシベンゾイルクロライド3.75
gをこの溶液に滴下する。15分間攪拌した後、反応物
は。
酸性化してクロロホルムで洗浄し、更に高濃度のカセイ
ソーダ水溶液でアルカリ化して、生成物をクロロホルム
で抽出する。有機層は、Na、SO4で脱水乾燥し、次
いで蒸発させる。残った油状物質はエタノールに溶解し
、 pHが酸性になるまでエタノール性塩酸を加える。
このようにして生成するN−(3−キヌクリジニル)−
4−アセトアミド−5−クロロ−2−メトキシベンズア
ミド塩酸塩は、定量的収率で沈澱するので、濾過して集
める。
生成物はそれからエタノール中の5%水酸化カリウム溶
液中で30分間還流下で処理して、脱アセチル化する。
反応物をしかる後水に溶解し1次いでクロロホルムで抽
出する。有機液層が蒸発したら塩酸塩MD200054
が得られ、そして上記の如く単離される。
〔α〕讐=−3.7°(C= 1 、 H,O)本発明
によるもう一つの鏡像異性体は、適当な反応剤を使用し
て実施例2の方法と類似した方法で得られる。
本発明が得られる化合物は実験動物を使って研究され、
消化器系特に胃の機能に作用し、鎮吐作用があることが
わかった。
立体配WISの左旋性鏡像異性体(コード番号MD20
0054)、立体配IIRの右旋性鏡像異性体(コード
番号MD200051)及びラセミ混合体(コード番号
MD780209)のそれぞれの形態のN−(3−キヌ
クリジニル)−4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ
ベンズアミド塩酸塩を経口投与してその鎮吐作用を、シ
スプラチンが誘起する犬の嘔吐に関して、実施例の方法
を使って研究された。
1、立置: 方法は、J、A、GYLYS他(Ras、Com5un
、Chem、Pathol、Pharmacol、19
79,23.No、1.61〜68ページ)によって述
べられているものを引用している。嘔吐は、24時間の
間流動食のみ与えられていた10乃至16kgの体重の
おす犬、めす大の中から無作為に選んだ検体に、3 a
+g/kgの投与量で、シスプラチン(INN)を静脈
注射すると誘発される。
試験すべき化合物は、シスプラチンの注射後60分を経
てから、経口投与される。
処置1時間30分後には犬に給餌する。観察期間は、シ
スプラチンの注射後6時間である。
上記結果かられかるように、立体配置!Sの左旋性鏡像
異性体(コード番号MD200054)は、驚くべきこ
とに、シスプラチンの如き抗ガン剤で誘発される嘔吐の
抑制作用については、その鏡像異性体(コード番号MD
200051)及び対応するラセミ体よりもずっと効果
があることが明らかである。
更に、左旋性鏡像異性体は、右旋性鏡像異性体よりも副
作用は少ない。
本発明に係わる化合物は、上の表で示されるような激し
い投与量でも大した毒性は示さない。
従って、消化器分野における医薬品特に鎮吐剤としてそ
の適用が考えられる。
本発明は、式(I)の誘導体の絶対配置Sを持つ鏡像異
性体から選ばれる少なくとも一つの化合物、製薬上受は
入れられる有機酸又は無機酸による付加塩及びこれら鏡
像異性体の水和物。
及び塩を、適当な賦形剤と組合せて、薬の有効成分とし
て含有する製薬上の組成物まで最終的には包含する。こ
れら組成物は、ゼラチンのカプセル、錠剤、精衣錠等の
形で、口部から投与され、その投与量は一日(−回以上
の投与で)当り、有効成分として500−gに達しても
良いし、又は非経口的には、注射可能な溶液の形にして
一日(−回以上の投与で)当り、有効成分として200
mgの投与量に至っても良い。
特許出願人 デララーンド ソシェテ アノニム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここで、Xは酸素原子又は硫黄原子を示し、Arは下
    記の項目(a)〜(e)のいずれか1つを示す; (a)炭素数が1乃至4つのアルコキシ基が1乃至3つ
    置換したフェニール環、 (b)下記構造を持つフェニール環、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1はハロゲン原子又は、炭素数が1乃至
    4つのアルキル基を含むアルキル カルボニル基を示す) (c)下記構造を持つフェニール基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_2はハロゲン原子を示し、R_3は水素
    原子、又は炭素数が1乃至4つのアル キル残基を含むアルキルカルボニル基であ る) (d)3−フロロ−2−メトキシフェニール基、または (e)下記構造を持つ5−ピリミジニル基、▲数式、化
    学式、表等があります▼ (ここで、R_4は炭素数が1乃至4つのアルキル基又
    はフェニール環を示す)〕 で示される3−アミノキヌクリジンのアミド誘導体の絶
    対配置Sを持つ鏡像異性体、前記誘導体の水和物及び塩
    並びに前記誘導体に有機酸又は無機酸を付加して出来る
    塩。 2、N−(3−キヌクリジニル)−4−アミノ−5−ク
    ロロ−2−メトキシベンズアミドの絶対配置Sを持つ左
    旋性鏡像異性体、これが有機酸又は無機酸を付加して出
    来る塩、及びこのベンズアミドの水和物及びこれらの塩
    。 3、製薬上受け入れられる賦形剤と組合せて、請求項1
    または2記載の鏡像異性体を少くとも1つ含み、特に鎮
    吐作用を示すところの製薬組成物。 4、鎮吐作用を示す医薬品の製造のために、請求項1ま
    たは2記載の鏡像異性体を使用すること。 5、立体配置Sを持つ左旋性の3−アミノキヌクリジン
    を、下式(II)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔ここで、X及びArは前記式( I )の場合と同じも
    のを示す〕で示される酸またはチオ酸とジシクロヘキシ
    ルカルボジイミドの存在下で縮合させることを特徴とす
    る請求項1または2記載の鏡像異性体の製法。 6、下記の工程、 (i)立体配置Sを持つ左旋性の3−アミノキヌクリジ
    ンを、下式(III)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔ここで、Xは前式( I )の場合と同じ意味を示し、
    Ar′は下記の項目(a)〜(e)のいずれか1つを示
    す; (a)炭素数が1乃至4つのアルコキシ基が1乃至3つ
    置換したフェニール環、 (b)下記構造を持つフェニール環、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1はハロゲン原子又は、炭素数が1乃至
    4つのアルキル基を含むアルキル カルボニル基を示す) (c)下記構造を持つフェニール基、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_2はハロゲン原子を示し、R_5は炭素
    数が1乃至4つのアルキル残基を含む アルキルカルボニル基である) (d)3−フロロ−2−メトキシフェニール基、(e)
    下記構造を持つ5−ピリミジニル基、▲数式、化学式、
    表等があります▼ (ここで、R_4は炭素数が1乃至4つのアルキル基又
    はフェニール環を示し、R_6はアセトアミド基を示す
    )〕 で示される酸またはチオ酸の塩化物と縮合させて、下式
    ( I a)、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 〔ここで、X及びAr′は前記式(III)の場合と同じ
    意味である〕で示される絶対配置Sを持つ鏡像異性体を
    生成し、しかる後、必要に応じて (ii)前記式( I a)で示される鏡像異性体、特に
    下記の構造式、 ▲数式、化学式、表等があります▼または 〔ここでR_2及びR_4は式( I a)の場合と同じ
    意味である〕を有するものを脱アセチル化反応させる工
    程を含むことを特徴とする請求項1または2記載の鏡像
    異性体の製法。 7、絶対配置Sを持つ左旋性の3−アミノキヌクリジン
    。 8、下記の工程、 (i)D−酒石酸にN−(3−キヌクリジニル)−3−
    クロロベンズアミドを反応させ。 (ii)その結果生成するジアステレオ異性体塩を結晶
    化してラセミ分割して、左旋性のN−(3−キヌクリジ
    ニル)−3−クロロベンズアミドD−酒石酸塩を得、 (iii)この酒石酸塩に塩基を反応させて(S)−(
    −)−N−(3−キヌクリジニル)−3−クロロベンズ
    アミドを得、しかる後 (iv)このS−(−)アミドを酸により加水分解させ
    る工程を含むことを特徴とする、絶対配置Sを持つ左旋
    性の3−アミノキヌクリジンの製法。 9、下記の工程、 (i)キヌクリジノンに(R)−α−メチルベンジルア
    ミンを反応させて(R)−N−(α−メチルベンジル)
    −3−キヌクリジニミンを得、 (ii)このイミンをアルカリ金属水素化ホウ素で還元
    し(S)−N−〔(R)−α−メチルベンジル〕−3−
    アミノキヌクリジンを得、しかる後 (iii)その生成物を酸媒体中で水素化分解する工程
    を含むことを特徴とする、絶対配置Sを持つ左旋性の3
    −アミノキヌクリジンの製法。
JP63022969A 1987-02-04 1988-02-04 3―アミノキヌクリジンの絶対配置s又はrを持つ鏡像異性体の製法 Expired - Lifetime JPH0681754B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8701355A FR2610323B1 (fr) 1987-02-04 1987-02-04 Enantiomeres de configuration absolue s de derives amide de l'amino-3 quinuclidine, leur procede de preparation et leur application en therapeutique
FR8701355 1987-02-04

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Publication Number Publication Date
JPS63196583A true JPS63196583A (ja) 1988-08-15
JPH0681754B2 JPH0681754B2 (ja) 1994-10-19

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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