JPS63195960U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本考案の一実施例を示したも
のであつて、第１図はマスタシリンダ前端部の縦
断面図、第２図はばね受金具の正面図、第３図は
第２図の―線矢視断面図、第４図は第２図の
―線矢視断面図である。また第５図は従来の
マスタシリンダの前端部の縦断面図である。 １８……ばね受金具、１９……マスタシリンダ
ピストン、２０……通路、２１……オイルリザー
バ、２２……オイル吐出口、２３……凹部、２４
……バルブ、３１……第１の折曲部、３２……第
２の折曲部、３３……第１のばね受部、３４……
カツプシールリング、３５……小孔、３６……戻
しばね、４０……第３の折曲部、４１……第２の
ばね受部、４２……圧縮ばね。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. マスタシリンダピストンの軸線方向に沿つて通
   路が形成され、上記通路の前端部が上記マスタシ
   リンダピストンの前面壁に形成した凹部に連通す
   るとともに、上記通路の後端部がオイルリザーバ
   に連通し、上記凹部内に、上記通路を上記マスタ
   シリンダピストンの往・復動と連動して閉・開す
   るバルブと、上記バルブを閉塞方向に附勢する圧
   縮ばねとがそれぞれ配設され、上記マスタシリン
   ダピストンの前端部外周面にカツプシールリング
   が嵌合され、上記カツプシールリングのリツプ部
   の後側にオイルリザーバに連通した小孔が形成さ
   れ、上記マスタシリンダピストンが戻しばねによ
   つて復動方向に附勢された上記マスタシリンダピ
   ストンにおいて、上記マスタシリンダピストンの
   前面壁に当接させて配設した板金製の円形の金具
   であつて、上記金具の外周縁部の複数個所に、上
   記カツプシールリングの前面側へ延出した第１の
   折曲部と、上記マスタシリンダピストンの前方へ
   延出した第２の折曲部をそれぞれ形成し、上記第
   １および第２の折曲部を除く上記外周縁部を第１
   のばね受部とし、上記第１のばね受部で上記戻し
   ばねの一端を受止めるとともに、上記戻しばねの
   一端を上記第２の折曲部で位置決め規制し、かつ
   上記金具の中央部の複数個所に、上記凹部内へ延
   出し上記凹部内壁に嵌合した第３の折曲部を形成
   し、上記第３の折曲部を除く上記金具の中央部を
   第２のばね受部とし、上記第２のばね受部で上記
   圧縮ばねの一端を受止めるようにしたことを特徴
   とするマスタシリンダピストンのばね受金具。