JPS63194980A - オ−バ−ヘツドプロジエクタ用原稿の作成方法 - Google Patents

オ−バ−ヘツドプロジエクタ用原稿の作成方法

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JPS63194980A
JPS63194980A JP62028962A JP2896287A JPS63194980A JP S63194980 A JPS63194980 A JP S63194980A JP 62028962 A JP62028962 A JP 62028962A JP 2896287 A JP2896287 A JP 2896287A JP S63194980 A JPS63194980 A JP S63194980A
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film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挟地立! 本発明は、オーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方
法に関するものである。
災米挟生 オーバーヘッドプロジェクタ(以下、OHPと言う)用
の原稿は、従来、一般的な透明フィルムスはOHP専用
の透明フィルムに9画像情報を手書きしたり、複写機や
プリンタ等で作像したり、カラーフィルムを貼るなどし
て、作成するように。
していた。これら従来によるものでは、次に列記するよ
うな欠点を有している。
1)一度作成したフィルムは1画像情報を消したり、再
度、別な画像情報を形成したりすることができない。
2)1写機等によって得たものでは、トナーの埋まりが
不充分で、特に拡大率を上げると投影像が淡くなりやす
い。
3)O)(P用としては投影用原稿が透光性のものでな
ければならず、透明フィルムに像が形成されるものとな
るため、OHP以外に使用する場合、読みにくく、また
1通常の文書や複写物として扱いにくくなる。
4)また、3)と同じ理由で、投影原稿を多数枚に積層
したとき、必要とするものを探しにくい。
5)マウントを貼り付ける必要がある。
■ 本発明は、上記従来の欠点の少なくとり1つを除去でき
るオーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法を提供
することを目的とする。
1暖 ・・ 本発明は、上記目的を達成させるため、第1特定
温度範囲に加熱されたあと冷却されると透明状態となり
、第1特定温度範囲よりも高い第2特定温度以上に加熱
されたあと冷却されると白濁状態となるサーモクロミッ
クフィルムを用い、該サーモクロミックフィルムに、透
明部及び白濁部のいずれか一方を画像部とし、他方を地
肌部とした投影用の原稿像を形成してオーバーヘッドプ
ロジェクタ用の原稿を得ることを特徴としたものである
今一つの本発明は、上記目的を達成させるため。
第1特定温度範囲に加熱されたあと冷却されると透明状
態となり、第1特定温度範囲よりも高い第2特定温度以
上に加熱されたあと冷却されると白濁状態となるサーモ
クロミックフィルムを用い。
透明化又は白濁化されるサーモクロミックフィルムの表
面に1画像を形成して投影用原稿像を得ることにより、
オーバーヘッドプロジェクタ用の原稿を得ることを特徴
としたものである。
以下1図示の実施例により本発明を説明する。
ここで、先ず、OHP用原稿となるサーモクロミックフ
ィルムについて以下に説明する。
第1図はサーモクロミックフィルムの拡大断面図である
。このサーモクロミックフィルム10は、ポリエステル
等のフィルムベースIOB上にサーモクロミック層10
Tを形成したものとなっている。サーモクロミックyI
510Tはポリエステル。
塩化ビニリデン等より成るバインダーと、ステアリン酸
、ベヘン酸等より成る有機低分子物質とから構成されて
いる。
第2図は、かかるサーモクロミックフィルムの特性を示
すものである。
このサーモクロミックフィルムは、図のように。
To (℃)以上に加熱した場合には、その透過率が加
熱温度に応じて変化するようになっている。
ちなみに、実線は加熱時の特性曲線であり、破線はT。
以下の冷却時のそれである。ここで1例えば、Toより
も高い、ある第1特定温度T、の範囲に加熱したものを
T。以下に冷却すると、透明状態のままで、T1よりも
高い第2特定温度T2以上に加熱したものをT。以下に
冷却すると白濁状態となる。さらに、To以上T1未満
に加熱し。
あるいはTIを越え12未満に加熱したものをT0以下
に冷却すると、中間的な透明度を呈する。
なお、サーモクロミックフィルムとしては現在代表値と
してT1が60°C乃至70°C程度となり、T2が7
3℃程度となるようなものが得られている。また、第2
図は、当初T。以下(例えば室温)で白濁状態の場合を
示したものであるが、当初透明状態の場合には、T1未
満の範囲で透明となるが、T1以上の範囲では第2図と
同じ特性を示す。
本発明は、かような特性のサーモクロミックフィルムを
使用して、OHP用原稿を作成しようとするものである
ここで、第1の発明は、第1特定温度範[(以下、透明
化温度範囲と言う) T rに加熱されたあと冷却され
ると透明状態となり、その温度範囲よすも高い第2特定
温度以上(以下、白濁化温度範囲と言う)に加熱された
あと冷却されると白濁状態となるサーモクロミックフィ
ルム(以下、TCフィルムと1゛う)を用い、このTC
フィルムに透明部及び白濁部のいずれか一方を画像部と
し、他方を地肌部とした投影用原稿像を形成してOHP
川の原稿を得るものである。
第3図(a)はその一実施例を示すものである。
原稿11は、支持体11A上にインク像Tを形成したも
のとなっていて、TCフィルム10は、かかる原稿11
と密着された状態でTCフィルム10の側から露光され
る。すると、この露光により、インク像Tは加熱されて
発熱し、このときの熱がTC層10Tに伝達される。
初めに、TCCフィルム10TCHloTが白濁状態と
なっているとき、上記熱伝達により、この伝達されるT
(4部分だけが透明化温度範囲T、に加熱されて透明と
なり、他の地肌部は白濁状態に維持される。すなわち、
地肌部が白濁状態であって、画像部が透明となっている
投影用原稿像がTCフィルム10に形成されるのである
。これに対し、TCフィルム10のTC層10Tが初め
に透明状態となっているとき、上記熱伝達により、この
伝達されるTCW部分が白濁化温度範囲T2まで加熱さ
れて冷されると、白濁状態となり、他の地肌部は透明状
態に維持される。すなわち、地肌部が透明であって1画
像部が白濁となっている投影用原稿像がTCフィルム1
0に形成されるのである。
この例では、複写機などを通さないで済むので、oII
P用原稿を容易に作成することができる。また、両面原
稿でもよく、さらに、繰り返し使用できる利点がある。
原稿11の像はインクに限らず。
一般の印刷物、鉛筆書き原稿等であってもよい。
第3図(b)は別の実施例を示すものである。
発熱フィルム12はフィルムベース12B上に、光の吸
収に伴って発熱する発熱層12Tを形成したものとなっ
ている。T)Cフィルム10は透光性原稿11と発熱フ
ィルム12とで密着状態に挟まれ、この状態で原稿11
の側から露光される。これに伴い、原稿11及びTCフ
ィルム10を光が透過し、この光により、発熱フィルム
12上に原稿のインク像Tと対応した熱潜像が形成され
る。
すなわち5発熱フィルム12上には光が通ることによっ
て発熱する部分と、インク像Tによって光が通らないこ
とによる発熱しない部分とができる。発熱した部分から
はTC層LOTに熱が伝達されて、このTC層LOTに
は画像部が透明又は白濁部の、地肌部が白濁部又は透明
の投影用原稿が得られる。この例では、第3図(a)例
と比して、原稿のインクの放射発熱特性に依存しないと
いう利点がある。
第3図(c)は別の実施例を示すものである。
TCフィルム10と透光性の原稿11とを、発熱フィル
ム12を挟むように密着状態にして、原稿11の側から
露光し、その原稿を透過した光により1発熱フィルム1
2の発熱層12Tに熱潜像を形成する。あとは、第3図
(b)の例と同じである。この例は、第3図(b)の例
の変形とも言えるが、第3図(b)の例よりも、光の散
乱が少く、像がよりシャープとなる。なお、この場合は
、発熱フィルム12のフィルムベース12Bは透光性の
ものとなる。
以上は、TCフィルム10に、画像部が透明又は白濁部
の、地肌部が白濁又は透明の投影用原稿像を得るもので
あり、この例では、TCフィルム全体を透明化温度範囲
に加熱して透明化処理などすることで、@像情報を消去
したり、また、上で述べたようなプロセスをもって、再
度、別な画像情報を形成したりすることができる。これ
については、さらに具体的に後で述べる。
ここで第2の発明は、第1特定温度範囲に加熱されたあ
と冷却されると透明状態となり、第1特定温度範囲より
も高い第2特定温度以上に加熱されたあと冷却されると
白濁状態となるサーモクロミックフィルムを用い、透明
化又は白濁化されるTCフィルムの表面上に画像を形成
して投影用原稿像を得ることにより、OHP用の原稿を
得るものである。なお1画像については、インクやフィ
ルムの貼付やその他の手段によって形成することができ
る。以下、その−例として、複写機などによって得られ
るトナー像を画像とする例をもって。
この説明を続けることとする。
第3図(d)は、その一実施例を示すものである。
例えば、70層10Tを透明又は白濁化しておいて、T
Cフィルム10を複写機100などに通してトナー像T
を複写定着させる。一般的には透明化温度範囲Tlt白
濁化温度範囲T 2 +定着温度TtがT + < T
 2≦Tしなる関係となり、定着時にTCWlloTは
白濁化温度まで加熱されるので、定着後の冷却された7
0層10Tは全体が白濁状態となる。
この例では、地肌部を白濁状態とすれば、白地に黒文字
と言うことで、そのまま見やすく扱いやすいコピーとし
て用いることができる。さらに、後述するように、後処
理でOHP用原稿とすることがで′きる。すなわち、多
機能に富んだ原稿とすることができるのである。
第3図(e)は別の実施例を示すものである。
例えば、70層10Tを透明又は白濁化しておいて、T
Cフィルム10を複写機100などに通して、その表面
に複写未定着のトナー像T′を得。
このあと1例えば、露光して未定着トナー像を発熱させ
、この熱をTCynIOTに伝達して、これに、未定着
トナー像に対応した、透明又は白濁の原稿像を得るもの
である。すなわち1例えば、TC層に対し、トナー像の
他、この1−ナー像の対応部に、白濁部又は透明部より
成る画像を形成するのである。
この例は、TCフィルムを複写機などに通すとき、トナ
ー像を定着させないでおき、この後に、露光処理などを
行わせてOHP原稿を得るものであり、70層10Tは
定着温度まで加熱されないため、その部分を変化させな
いようにすることができる。なお、この例では、トナー
像を除去することも可能である。この他、この例におい
て、上記露光により、複写未定着トナーT′をTCF7
10T上に完全に定着するようにしてもよい。これらの
点については、さらに後で具体的に述べる。
第3図(f)は別の実施例を示すものである。
TC層10T上に複写定着されたトナー像Tを形成し、
かつ、TC層LOTを白濁化状態にしておく、このあと
、TCフィルム10全体を透明化温度範囲T1℃に加熱
する。すると、70層10Tは透明状態となる。この例
では、コピーとして見易い原稿から、加熱のみにより、
即座にOT−1r’原稿を作成できるという利点がある
第3図(g)は、さらに別の実施例を示すものである。
TCフィルム10の70層10Tを透明化し、かつ、そ
の表面に複写定着されたトナー像を形成しておき、この
あと露光して、これにより発熱せられるトナー像Tの熱
を70層10Tに伝達するようにして、70層10Tに
、トナー像Tと対応した白濁部Wを作る。この例では、
n光前のTCフィルム10を、第3図(f)のプロセス
によって得ることもできる。
この例では、トナー自体が光を吸収して放射発熱し、そ
の部分のTC層が白濁化するものである。
従来の一般的なトナー像のみのOHPフィルム原稿と比
して、コントラストを頗る明瞭にすることができる。第
2の発明によれば、かようなコントラストの明瞭化を大
きく高めることができ、多様の機能を発揮することがで
きる。
第3図(h)は、同図(f)、(g)のプロセスを同時
に行える具体的装置例を示すものである。
ガラスシリンダ14の内部にはランプ15と反射板16
が設けられ、ランプ15の点灯により。
ガラスシリンダ14及びゴムローラ17は予め。
透明化温度範囲に保たれ、この状態でそれぞれ矢印方向
に回転駆動されている。
TC層10Tを白濁状態にしたTCフィルム10を、ガ
ラスシリンダ14とゴムローラ17との間に通す、する
と、TCフィルム全体が透明化温度範囲となり、地肌が
透明となると共に、トナー像Tに対応するTC層部分の
みが、そのトナー自体の発熱で白濁化温度範囲となって
冷却後符号Wで示す如く白濁化する。すなわち、前の2
例のプロセスを同時に行うことができるのである。この
場合、勿論、かかる装置で、第3図(f)のプロセスを
始めに行い1次いで、同図(g)のプロセスを行うよう
にしてもよい。
第3図(Nは、さらに別の実施例を示すものである。
TCフィルム10の表面に複写定着されたトナー像Tを
形成し、TC層10Tの全部又はトナー像部以外を透明
化したTCフィルム10全体を白濁化温度範囲に加熱し
た後、これを冷却してTCWLOTを白濁化する。この
ようにすれば1通常のコピーのように取扱うことができ
る。
第3図(j)は、第1発明の別の実施例を示すものであ
る。
TCフィルム10の表面には複写未定着のl−ナー像T
′が形成されている。このTCフィルムIOを露光して
未定着トナー像T′を発熱させる。このときの熱をTC
NjlOTに伝達してトナー像T′に対応する部分だけ
を白濁化させる。次いで、未定着トナーを除去すれば1
画像部が白濁となっていて地肌部が透明となっている投
影用原稿像が得られる。この場合1画像部を透明化し、
地肌部を白濁化することも可能である。
この例は、露光してトナーを発熱させ、この熱でトナー
のあるところのみTC層を加熱するものであり、透明化
温度範囲はおおよそ60〜70℃。
白濁化温度範囲はおおよそ70℃“以上、トナー軟化点
はおおよそ75〜85℃程度となっている。
第3図(、)の例と比して、発熱部〜TCWj間の密着
が確実なので、像がシャープとなり、また、露光のエネ
ルギーも少なくて済む。なお、未定着トナーの除去は、
空気を吹き付けたり、ブラシではいたり、布でふいたり
することで、行うことができる。
第3図(k)は、第2発明の別の実施例を示すものであ
る。
TCフィルム10の表面には複写未定着のトナー像T′
が形成されている。このTCフィルム10を露光してト
ナーを発熱させ、トナーをTC層表面に定着し、かつ、
その熱をTC[10Tに伝達してトナー像の対応部分を
図めように白濁化させたり、あるいは透明化させたりす
る。これにより、トナー像と共に、TC層に1−ナー像
と対応した原稿像が形成されることとなる。
この例は、第3図(j)例の場合よりも、強い露光を行
ってトナーを定着し、この部分のTC層を白濁化するも
のである。地肌部は加熱前の初期状態を残すものである
。ただし、雰囲気の温度が高かったり、第3図(h)の
装置例を用いると。
地肌部も変化させることができる。この例では、第3図
(J)の例よりもコントラスト・が明瞭となるとともに
、地肌を白濁化させると、第3図(d)の例と同様な効
果を奏することができる。
第3図(Q)は1画像を消去したりする場合のプロセス
例を示すものである。
TCフィルム10のTC層LOTには、画像部が白濁部
Wとなっていて、地肌部が透明となっている投影用原稿
像が形成されている。なお、画像部と地肌部が、それぞ
れ透明部、白濁部となる投影用原稿像の場合も、この例
の適用が可能である。
このような投影用原稿全体を透明化温度範囲以上の温度
に加熱する。このような処理を施すことによって、TC
層10Tを透明化又は白濁化することができ、投影用原
稿像を消去することが可能である。すなわち、前歴が消
去され、次に新たな作像を行うことができるようになる
のである。第1発明によって得られる投影原稿は、かよ
うな便利な使い方をすることができる。
ここで、各実施例におけるTCフィルムの態様。
すなわち白濁、透明の組み合せについて以下に示してお
く。この例では、画像としてトナー像を用いるにあたり
、トナーの色を黒としたものであるが、他の色調のもの
としても差し支えない。
第3図(m)は、投影用原稿像の形成されたTCフィル
ム10の一部を白濁化する例を示すものである。
例えば、周囲を加熱し、白濁部Wを形成する。
すなわち、マウントをつける代りに周囲部を白濁化する
のである。この場合、マウント状に限らず種々の形状と
することができ1文字や線画等の画像情報とすることも
可能で、種々のデザインが可能である。このような投影
原稿においては第3図(Q)のプロセスにより再使用も
可能である。また、この例では任意の透光窓をもつ遮光
用フィルムなどにも適用可能である。
第3図(n)は、白濁化した一部をコメント等の記入部
とする例である。
例えば、TCフィルム10の下部に白濁部Wを形成する
。この部分には説明文や説明のキーワードやその他のコ
メント等を記入することができる。
すなわち、説明用に使い易いOHP用原稿をつくること
ができるのである。なお、この部分Wは白濁化している
ので、読むことはできるが、投影はされない。
ところで、第3図(a)以降の各側においては。
TCフィルム10を1図示とは上下逆(裏返し)に置く
ようにしても構わない。ただし、TCフィルムベースI
OBや原稿の支持体11Aが伝熱層として機能すること
となるため、その材質や厚み分の影響で熱が拡散して画
像のシャープ性が損われたり、より大きなエネルギーが
必要となったりする。
TCフィルムを光が通過する場合、そのフィルムが透明
の方が好ましい。これに対し、透明でなくとも作像自体
は可能であるが、透過率の減少分。
エネルギーが多く必要となる。
なお、加熱露光装置のうち、露光手段として。
連続(点灯)光源や閃光(点灯)光源を挙げることがで
きる。
前者については、タングステンランプ、ハロゲンランプ
、近赤外線ランプ、赤外線ランプ等を挙げることができ
、これらは点灯の回路が容易であり、加熱源としても使
うことができる。
後者については、キセノンランプやフラッシュランプ等
を挙げることができ、これらは露光時間が短く熱伝導に
左右されにくいので画像がよりシャープとなる。
加熱露光装置のうち、加熱手段として熱ローラ。
熱板、アイロン、コテ、温風及び恒温槽などによるもの
を挙げることができる。熱ローラの場合。
熱源は何でもよくシーズヒータやランプをその一例とし
て挙げることができる。
発熱フィルム12については、例えば、プラスチック中
にカーボン・、ニッケル等の放射発熱性に優れた微粉末
を混入し、薄膜状に成形する如くして作成される。この
他、プラスチックフィルム上に、カーボン、ニッケル等
の放射発熱性に優れた微粉末を溶融プラスチックなどの
中に分散させたものを塗布し、このあと乾燥させる如く
し作成される場合もある。
TCフィルムや発熱Cフィルムの構成としては、基本構
成に加えて例えば表面保護や無光沢処理層あるいは中間
接着層などが付加されたものとしてもよい。さらには特
性改善のため、T(J9に別な添加剤を加えたり、TC
層あるいは別の部に呈色のための染料や顔料を加えたり
してもよい。
ところで、透明フィルム上に複写機でトナー像を得て作
像したものは従来より使われており、同様なことがTC
フィルムでも可能である。OHP用として用いたときに
、拡大率が比較的小さいときは、トナー像を形成しただ
けのものでも良好に用いることができるが、拡大率が大
きくなると濃度コントラス1〜が低下する傾向となる。
OHP用原稿フィルムとして、その欠点を見ると、トナ
ーが均一に乗っておらず、特にベタ画像(線画でなく、
広面積像)の内部にはトナーのない部分が散在している
。露光によりトナーを発熱させ、TC層を白濁させたと
きには、TC層が10〜20μm程度あり、トナ一部分
よりも若干法がるようにして白濁像が得られることとな
る。このため、トナー間の空隙を白濁化させることで埋
め合せし、遮光状態とすることで、トナーのみの場合よ
りも均一な原稿像を得ることができる。白濁化した画像
のみでも、勿論、0HPi稿として用いることもできる
が、I31在得られる白濁部の光透過率は材料や膜厚に
よっても異なるが40〜65%程度のものなので、トナ
ー像が有った方が。
拡大したとき、より明瞭なコントラストを得ることがで
きる。
トナー像をもつ、TCフィルム全面を12℃に加熱する
と、白地に黒画像の、一般文書やコピーと同じような画
像を得ることができ、単にOHP用のみでな(、OHP
を使用しない場合でも、より見易い画像を得ることがで
きる。
以上、第1の発明によれば、投影用原稿の作成が極めて
簡単であると共に、OHP用原稿として。
画像の消去や再生が自在にできるという効果がある。第
2の発明によれば、投影原稿像のコントラストをより明
瞭にしたりすることができるという効果がある。また、
第1及び第2の発明の共通の効果として、OHP用原稿
としたり、これを2通常の文書やコピーの如くに変換処
理して、見易くしたり、取り扱い易くしたりすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサーモクロミックフィルムの拡大断面図、第2
図は上記サーモクロミックフィルムの特性図、第3図(
a)乃至(!l)は投影用原稿を得るためのプロセス例
をそれぞれ示す図である。 10・・・サーモクロミックフィルム 11・・・原稿     12・・・発熱フィルムイh
!5  ブ   C〕 ち?囮 漉g 口 (d) 、だり 第δ 口 (凱) (π)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1特定温度範囲に加熱されたあと冷却されると
    透明状態となり、第1特定温度範囲よりも高い第2特定
    温度以上に加熱されたあと冷却されると白濁状態となる
    サーモクロミックフィルムを用い、該サーモクロミック
    フィルムに、透明部及び白濁部のいずれか一方を画像部
    とし、他方を地肌部とした投影用の原稿像を形成してオ
    ーバーヘッドプロジェクタ用の原稿を得ることを特徴と
    するオーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  2. (2)第1特定温度範囲に加熱されたあと冷却されると
    透明状態となり、第1特定温度範囲よりも高い第2特定
    温度以上に加熱されたあと冷却されると白濁状態となる
    サーモクロミックフィルムを用い、透明化又は白濁化さ
    れるサーモクロミックフィルムの表面に、画像を形成し
    て投影用原稿像を得ることにより、オーバーヘッドプロ
    ジェクタ用の原稿を得ることを特徴とするオーバーヘッ
    ドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  3. (3)サーモクロミックフィルムが原稿と密着された状
    態で露光され、これにより、原稿上の、発熱せられる画
    像部の熱がサーモクロミックフィルムに伝達されるよう
    にして、サーモクロミックフィルムに、透明部及び白濁
    部のいずれか一方を画像部とし、他方を地肌部とした投
    影用原稿像を得ることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のオーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方
    法。
  4. (4)サーモクロミックフィルムが、透光性の原稿と、
    光の吸収に伴って発熱する発熱フィルムとで密着状態に
    挟持されて、原稿の側から露光され、原稿とサーモクロ
    ミックフィルムとを透過した光で、発熱フィルム上に原
    稿の画像と対応した熱潜像を形成し、同時にこの熱潜像
    による熱をサーモクロミックフィルムに伝達するように
    して、サーモクロミックフィルムに、透明部及び白濁部
    のいずれか一方を画像部とし、他方を地肌部とした投影
    用原稿像を得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のオーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法
  5. (5)サーモクロミックフィルムと透光性の原稿とを、
    光の吸収に伴って発熱する発熱フィルムを挟むように密
    着状態にして、原稿の側から露光し、その原稿を透過し
    た光により、発熱フィルム上に原稿の画像と対応した熱
    潜像を形成し、同時にこの熱潜像による熱をサーモクロ
    ミックフィルムに伝達するようにして、サーモクロミッ
    クフィルムに、透明部及び白濁部のいずれか一方を画像
    部とし、他方を地肌部とした投影用原稿像を得ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のオーバーヘッ
    ドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  6. (6)サーモクロミックフィルム表面に複写未定着のト
    ナー像を得たのち、露光して未定着トナーを発熱させ、
    この熱をサーモクロミックフィルムに伝達して、サーモ
    クロミックフィルムに、未定着トナー像に対応した、透
    明又は白濁部より成る投影用原稿像を形成したのち、未
    定着トナーを除去して投影用原稿を得ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のオーバーヘッドプロジ
    ェクタ用原稿の作成方法。
  7. (7)投影用原稿像を得たサーモクロミックフィルム全
    体を第1特定温度範囲以上に加熱して、当該原稿像を消
    去自在としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のオーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  8. (8)画像をトナー像として、サーモクロミックフィル
    ム表面に複写定着若しくは複写未定着のトナー像を形成
    したのち、露光してトナーを発熱させ、この熱をサーモ
    クロミックフィルムに伝達して、これにトナー像に対応
    した、透明又は白濁部より成る原稿像を得ることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載のオーバーヘッドプ
    ロジェクタ用原稿の作成方法。
  9. (9)画像をトナー像として、サーモクロミックフィル
    ム表面に複写未定着のトナー像を形成したのち、露光し
    てトナーを発熱させ、トナーをサーモクロミックフィル
    ム表面に定着すると共に、その熱をサーモクロミックフ
    ィルムに伝達して、これに、未定着トナー像に対応した
    、透明又は白濁部より成る原稿像を得ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項に記載のオーバーヘッドプロジ
    ェクタ用原稿の作成方法。
  10. (10)画像をトナー像とし、サーモクロミックフィル
    ムを白濁化して、同表面に複写定着されたトナー像を形
    成し、このあと、サーモクロミックフィルム全体を第1
    特定温度範囲に加熱することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載のオーバーヘッドプロジェクタ用原稿の
    作成方法。
  11. (11)画像をトナー像とし、サーモクロミックフィル
    ムを透明化して、該表面に複写定着されたトナー像を形
    成し、このあと、露光して、これにより発熱せられるト
    ナー像の熱をサーモクロミックフィルムに伝達して、サ
    ーモクロミックフィルムにトナー像と対応した白濁部を
    得ることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のオ
    ーバーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  12. (12)画像をトナー像とし、サーモクロミックフィル
    ムを白濁化して、該表面に複写定着されたトナー像を形
    成し、このあと、サーモクロミックフィルム全体を第1
    特定温度範囲に加熱し、これと同時か又は一旦、冷却し
    たあとに、露光して、これにより発熱せられるトナー像
    の熱をサーモクロミックフィルムに伝達して、サーモク
    ロミックフィルムにトナー像と対応した白濁部を得るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のオーバー
    ヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  13. (13)画像をトナー像として、サーモクロミックフィ
    ルム表面に、複写定着されたトナー像を形成し、全部若
    しくはトナー像部以外を透明化したサーモクロミックフ
    ィルム全体を第2特定温度以上に加熱することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のオーバーヘッドプロ
    ジェクタ用原稿の作成方法。
  14. (14)投影用原稿像の形成されたサーモクロミックフ
    ィルムの一部を白濁化することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のオーバーヘッドプロジェクタ用原稿
    の作成方法。
  15. (15)投影用原稿像の形成されたサーモクロミックフ
    ィルムの一部を白濁化することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載のオーバーヘッドプロジェクタ用原稿
    の作成方法。
  16. (16)白濁化した部分をコメント等の記入部とするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載のオーバ
    ーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法。
  17. (17)白濁化した部分をコメント等の記入部とするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載のオーバ
    ーヘッドプロジェクタ用原稿の作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06155858A (ja) * 1992-11-27 1994-06-03 Tohoku Ricoh Co Ltd 印字装置
JPH0961936A (ja) * 1995-08-29 1997-03-07 Tohoku Ricoh Co Ltd ジアゾ型複写装置

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JPS63132089A (ja) * 1986-11-21 1988-06-04 Ricoh Co Ltd 可逆性感熱画像の形成方法

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