JPS6319430B2 - - Google Patents

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JPS6319430B2
JPS6319430B2 JP11593082A JP11593082A JPS6319430B2 JP S6319430 B2 JPS6319430 B2 JP S6319430B2 JP 11593082 A JP11593082 A JP 11593082A JP 11593082 A JP11593082 A JP 11593082A JP S6319430 B2 JPS6319430 B2 JP S6319430B2
Authority
JP
Japan
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level
determining
frequency
spatial distribution
noise
Prior art date
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Expired
Application number
JP11593082A
Other languages
English (en)
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JPS597681A (ja
Inventor
Hiroshi Ko
Junichi Hirota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP11593082A priority Critical patent/JPS597681A/ja
Publication of JPS597681A publication Critical patent/JPS597681A/ja
Publication of JPS6319430B2 publication Critical patent/JPS6319430B2/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は空間フイルタ法の原理を利用して、
輝度空間分布状態の変化を捉えることにより、エ
レベータのかご内の異常を検出する装置に関する
ものである。
輝度空間分布の変化を捉えることにより、エレ
ベータのかご内の異常を検出する装置として、出
願人は例えば、特願昭55−178524「エレベータか
ご内異常検出装置」や、特願昭56−10997「状況検
出装置」、特願昭56−100241「エレベータの制御装
置」、特願昭56−214083「エレベータかご内異常検
出装置」等を提案している。これらの詳細につい
ては説明を省略するが、輝度空間分布の変化を捉
えることにより、かご内の乗客の動きや或いは刃
物、煙、炎等を検出し、犯罪や子供の飛び跳ねに
よるいたずら、火災等を未然に防止することので
きる防犯、防災装置として非常に有効なものであ
る。
ところで、エレベータのかご内において、例え
ば犯罪が行なわれた時、加害者や被害者の動きは
必ずしも激しくなるとは限らず、被害者はとつさ
に悲鳴をあげ立ちすくんでしまつたり(この場合
でも普通は加害者の動きはある。)、或いは動きが
極めて鈍くなる場合もある。また、悲鳴をあげな
がら動き回り、助けを呼ぶといつたことも考えら
れる。さらに子供がいたずらでかごを非常停止さ
せかご内に缶詰め状態となつた時、恐怖のあまり
鳴き叫びドアをたたいたりして助けを求めるとい
つた事故が公団住宅などではしばしば起つてい
る。また、老人や身障者、病人等がかご内で倒れ
たりして助けを呼ぶ場合、動きはそれほど激しく
ない事も考えられる。従つてこうしたさまざまな
状態を考えた場合、上述の先願のように輝度空間
分布の変化だけを捉えて異常を判定したのでは、
検出漏れを生じたり、老人や身障者、病人等のか
ご内での事故を発見する事が困難になる。
本発明はこうした点に注目しなされたもので、
輝度空間分布の変化と共にかご内の騒音の変化を
検出し、かご内の異常検出をより精度よく、しか
もさまざまな異常状態をより広範囲に検出できる
装置を提供しようとするものである。
本発明の最も特徴とするところは、輝度空間分
布の検出と騒音の検出とを単に組み合わせるだけ
でなく、両者の検出感度をそれぞれ相互に関連さ
せて変更可能な構成としたことにある。
以下本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図で、1
は広立体角プリズム、2は集光レンズ、3は光電
変換素子、4は前置増幅器、5は広立体角プリズ
ム1の部分に穴をあけその部分に挿入され取付け
られた小型マイクロフオン、6は音声信号5aを
増幅する前置増幅器、そしてこれらを一体として
検出部10を構成している。この検出部10は例
えばかごの天井部等適当な箇所に設けられる。小
型マイクロフオン5としては例えば4φ×18mmの
クオーツマイクロフオンを使用し、広立体角プリ
ズム1のカツト面の直径を12φ程度とすれば、輝
度空間分布の検出能の防げとはならない。また小
型マイクロフオン5の取付け位置は、広立体角プ
リズム1とは別の任意の位置に取付けるようにし
てもよい。なお、検出部10の構成によりかご内
の輝度空間分布の変化に応じた信号を得られるこ
とについては、前述の特願昭56−10997「状況検出
装置」等に詳細に述べられているので、ここでは
説明を省略する。また検出部10の構成はこの実
施例に限定されるものでないことは言うまでもな
い。11は不要な信号成分を取り除く帯域フイル
タ、20は周知のAGC増幅器、21及び23は
信号の振幅レベルを検出するレベル検出器(ウイ
ンドコンパレータ)、22は動きに対する周波数
判別回路で例えば周波数比較回路やパルス数検出
回路で構成され、周波数が設定値以上になると、
或いは設定値以上の周波数が所定時間以上続く
と、出力信号22aを発する。
30は帯域フイルタ(或いはハイパスフイル
タ)、31は整流回路、32は包絡線検出回路
(一次遅れ回路)、33は所定値以上の入力レベル
で出力信号33aを発するすなわち騒音のレベル
を判定するコンパレータでその所定値はレベル検
出器23の出力信号23aにより変更される。3
4はリニアライザでその出力34aによりAGG
増幅器20のゲインを変える。40はANDゲー
ト、40aは異常検出信号である。
以上の構成において、次に動作を説明する。
いま、エレベータのかご内で犯罪が発生し被害
者が悲鳴を上げた場合を考える。悲鳴は小型マイ
クロフオン5で検出され、前置増幅器6、帯域フ
イルタ30、整流回路31、包絡線検出回路32
を介してコンパレータ33に入力され、所定値以
上のレベルであると信号33aを出力する。一
方、リニアライザ34により悲鳴が大きいほど
AGC増幅器20のゲインを上げ、この結果かご
内の乗客の動きに対する感度が上がることにな
る。すなわち、物体や人の表面に存在する光むら
は、広立体角プリズム1、集光レンズ2を介して
光電変換素子3により電気信号に変換されるが、
その電気信号は人や物体が移動するとその移動物
体(部分)が大きいほど振幅レベルは大きくしか
もその速度に比例した周波数成分を含むこととな
り、これが前置増幅器4、帯域フイルタ11を介
してAGC増幅器20に入力され、リニアライザ
34により音声の入力レベルに応じて増幅され
る。そしてレベル検出器21、周波数判別回路2
2により、振幅レベルが所定値以上でかつ周波数
が所定値以上であつた場合、信号22aが出力さ
れる。従つてAGC増幅器20のゲインを上げる
と乗客のわずかな動きもレベル検出器21を通過
することとなり、かご内の乗客の動きに対する感
度が上がることになる。その結果ANDゲート4
0により異常検出信号40aがが発せられ、この
信号により例えば、エレベータを最寄階に停止さ
せて戸開したり、警報装置の作動や管理人室への
通報などを行なうことができる。一方、検出部1
0で検出されたかご内の輝度空間分布の変化に対
応する信号は、帯域フイルタ11を介してレベル
検出器23にも入力され、その振幅レベルが所定
値を超えると信号23aを出力し、これによりコ
ンパレータ33の設定値を低くして音声検出の感
度を高め、比較的小さな悲鳴でも出力信号33a
を発するようにしている。
第2図は本発明の他の実施例を示す構成図で、
図中、12はAGC増幅器、13は一次遅れ回路、
14はリニアライザ(照度調節器)である。この
一次遅れ回路13は急激な照度変化に対してその
応答を遅らせ動作の安定化を図るためのものであ
り、リニアライザ14と共に周囲環境の明るさに
対する補正が行なわれる。15は一次遅れ回路1
3からの入力電圧が所定レベル範囲内の時信号1
5aを発するコンパレータ、16は信号15aに
より動作し、AGC増幅器12からの入力をその
まま出力するスイツチング回路で、これらは照度
を検出して乗客の動きの検出を炎や煙の検出と区
別するためのものである。24はレベル検出器
(ウインドコンパレータ)、25は動きに対する周
波数判別回路であるが、それぞれレベル検出器2
1及び周波数判別回路22より設定周波数感度を
高くし、すなわち極めて乱暴で大きな動きがあつ
た場合のみ異常検出信号25aを発するようにし
ている。35は所定値以上の入力レベルで異常検
出信号35aを発するコンパレータで、その設定
値はコンパレータ33より数倍高く設定し、大き
な悲鳴を上げたような場合には乗客の動きに拘わ
らず、検出可能な構成としている。なお、第1図
と同一のものは同一符号にて示している。
このように第2図の実施例では、かご内の乗客
の動きと騒音とを相互に関連させて検出するだけ
でなく、乗客の動きが極めて激しい時、或いは騒
音が極めて大きい時には、それぞれ独立して検出
できるように構成しているため、異常の検出をよ
り精度よく、広範囲に検出することができる。
なお、以上の説明においては、輝度空間分布の
変化として乗客の動きのみに着目して説明を行な
つたが、例えば前述の特願昭56−214083「エレベ
ータかご内異常検出装置」のように、炎や煙の発
生、或いは刃物を検出する場合にも同様に本願を
適用できることは言うまでもない。
以上のように本発明によれば、エレベータのか
ご内の異常を輝度空間分布の変化と騒音の両面で
捉え、しかもそれぞれの検出感度を相互に関連さ
せて変更可能な構成すなわちどちらか一方の検出
レベルが大きくなると他方の検出感度を上げるよ
うにしたので、エレベータのかご内の異常をより
精度良く、しかも広範囲に検出することができ、
防犯或いは防災面に非常に大きな効果を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は本発明の他の実施例を示す構成図である。 1……広立体角プリズム、5……小型マイクロ
フオン、4,6……前置増幅器、11,30……
帯域フイルタ、20……AGC増幅器、21,2
3……レベル検出器、22……周波数判別回路、
33……コンパレータ、34……リニアライザ、
25a,35a,40a……異常検出信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エレベータかご内の輝度空間分布を検出し、
    その輝度空間分布の変化に応じた信号を出力する
    装置と、AGC増幅器、レベル検出器、周波数判
    別回路で構成され前記輝度空間分布の変化に応じ
    た信号の周波数を判定する装置と、エレベータか
    ご内の騒音を検出する装置と、前記騒音のレベル
    を判定する装置と、前記騒音のレベルに応じ該レ
    ベルが大きくなると前記周波数を判定する装置の
    検出感度を上げる装置と、前記輝度空間分布の変
    化に応じた信号の振幅レベルが所定値を超えたと
    き、前記騒音のレベルを判定する装置の検出感度
    を上げる装置と、前記周波数を判定する装置の出
    力と前記騒音のレベルを判定する装置の出力との
    論理積により異常検出信号を出力する装置とを備
    えたことを特徴とするエレベータのかご内異常検
    出装置。
JP11593082A 1982-07-02 1982-07-02 エレベ−タのかご内異常検出装置 Granted JPS597681A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11593082A JPS597681A (ja) 1982-07-02 1982-07-02 エレベ−タのかご内異常検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11593082A JPS597681A (ja) 1982-07-02 1982-07-02 エレベ−タのかご内異常検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS597681A JPS597681A (ja) 1984-01-14
JPS6319430B2 true JPS6319430B2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=14674703

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JP11593082A Granted JPS597681A (ja) 1982-07-02 1982-07-02 エレベ−タのかご内異常検出装置

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