JP4218826B2 - 移動体検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動検出により移動体を検出する移動体検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
振動検出結果に基づいて対象物を監視する装置として、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、等が既に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−304166号公報
【特許文献2】
特開平09−62951号公報
【特許文献3】
特開2000−298299号公報
【0004】
特許文献1の「振動監視装置」は、図6に示すように、振動センサ101で検出した回転機器等の振動波形を計算機103に入力し、該計算機上で種々の解析を行いつつ振動状態を監視する装置に関するものであり、振動波形信号の計装ループの健全性を判定するための機能をデータ判定処理部107に付加してなる。データ判定処理部107は、データバッファ部111より取り出した一定時間分の振動波形データの解析結果について、「波形の振動値がほぼ0」「波形の平均値がほぼ0」「解析計算結果の変化が設定値よりも大」「電源周波数ノイズが設定値よりも大」の諸条件と合致するか否かを判断し、少なくとも1つの条件に合致する状況を判断した場合に計装ループに障害が発生した可能性があるものとして、その旨を表示器113に表示するものである。
【0005】
特許文献2の「盗難防止システム」は、タグの検知精度を高め、誤報を防止することを目的とする。このシステムは、図7に示すように、S3において、受信アンテナで受信した信号の一定期間の波形をサンプリングし、S4では、サンプリングされた一定期間の波形のデータと、予め演算部のメモリ回路に登録されている基準信号とを、時間軸に対して夫々等ピッチで複数に分割し、前記基準信号の各データにおける各ポイントの値とを個々に積算してそれらの和を算出し、S6で、算出された値と所定値と比較することにより、基準振動に合致した波形を検出し、S7にて、報知手段を作動させるものである。
【0006】
特許文献3の「振動検出装置」は、カメラの手ぶれ等の周波数の振動を検出してこれを像ブレ防止の情報として像ブレ抑制を図る装置である。この装置は、図8に示すように、半導体レーザー261のアノード264がバッファ用の演算増幅器219eに接続され、可変抵抗219kがカメラマイコン211の時定数制御回路211cにより、角速度帯域に応じて抵抗値を変化する。可変抵抗219oの抵抗値も、カメラマイコン211の時定数制御回路211cによって変更される。演算増幅器219mは、コンデンサ219nと抵抗219oで構成されるハイパスフィルタの出力を基準値と比較し、ビート周波数を正確にパルス波形にしてカメラマイコン211に送るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ビルや工場等のセキュリティ確保のため、振動検出により車輌や人の移動や侵入を検出することが求められる場合がある。この場合、特にバックグラウンド信号が大きいと、その検出が困難となる。
【0008】
図9は、特許文献1、2と同様に予め固定基準信号bを設定し、振動振幅信号aと固定基準信号bを比較器301で比較し、振動振幅信号aが固定基準信号bを上回る場合に信号有りと判断する(すなわち、車輌や人等を検出する)ものである。
しかし、この手段では、バックグラウンド信号の大きさ、すなわち設置場所の振動条件に応じて固定基準信号bを設定し直す(再チューニングする)必要があり、手間がかかり、柔軟性に乏しい問題点がある。
【0009】
図10は、振動振幅信号aを積分する2台の積分器302a、302bと、各積分器の出力レベルを調節する2台の増幅器303a、303bと、比較器304により構成される。
それぞれの積分器302a、302bに異なる積分時間T1,T2(T1<T2)を与えることにより、振動振幅信号aの変化を積分時間T1,T2の差で捉えることができ、基準信号bを環境(バックグラウンド信号の大きさ)に応じて自動的に変化させることが可能となる。
【0010】
上述した図10は、バックグラウンド信号の大きさ、すなわち設置場所の振動条件に応じて基準信号bが自動的に変化するため、定常的に発生している雑音(バックグラウンド信号)に反応しない特徴がある。
しかし、この手段で車輌や人の移動や侵入を検出する場合、以下の問題点がある。
(1)積分回路の時定数T1,T2でレベル差を得るため、時定数T1,T2の差が小さいと、図11Aに示すように、基準信号bと振動振幅信号aの間に大きな差が得られない。そのため瞬発的な雑音に対する誤警報確率が高くなりやすい。
(2)誤警報確率の低減を図るため、時定数T2を長くすると、基準信号bは小さくなるが長く継続し、図11Bに示すように、大振幅信号aが入力された直後の小振幅信号a'に対する検知性能が低下する。
【0011】
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものある。すなわち、本発明の目的は、設置場所の振動条件に応じて基準信号bを再設定(再チューニング)する必要がなく、基準信号bと振動振幅信号aの間に大きな差が得られこれにより瞬発的な雑音に対する誤警報確率が低く、かつ大振幅信号の直後の小振幅信号に対する検知性能も高い移動体検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、移動体の移動により発生する振動振幅信号(1)を連続的に検出する振動検出センサ(12)と、該振動振幅信号を所定の時定数T1で連続的に積分し平均の入力振動振幅aを演算する第1積分器(14)と、振動振幅信号を前記時定数T1より長い所定の時定数T2で連続的に積分し平均の比較振動振幅bを演算する第2積分器(16)と、前記比較振動振幅bまたは比較振動振幅b’を出力信号cとする保持/解放器(18)と、出力信号cから任意の判定基準信号dを得るための第3増幅器(33)と、入力振動振幅aと判定基準信号dを比較しa>dのときに「移動体有り」と判定する第1比較器(20)とを備え、
保持/解放器(18)により、入力振動振幅aが前記保持/解放器(18)から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときには、当該比較振動振幅b’を出力信号cとして保持し、超えないときには、前記比較振動振幅bを出力信号cとして解放する、ことを特徴とする移動体検出装置が提供される。
【0013】
上記本発明の構成によれば、保持/解放器(18)により、入力振動振幅aが前記保持/解放器(18)から出力信号cとして出力された較振動振幅b’を超えるときには、当該比較振動振幅b’を出力信号cとして保持するので、入力振動振幅aの影響を受けずに出力信号cを低く維持できる。従って、基準信号bと振動振幅信号aの間に大きな差が得られ、第1比較器(20)により、入力振動振幅aと判定基準信号d(すなわち比較振動振幅b’を任意増幅したもの)を比較しa>dのときに「移動体有り」と判定することができる。また、比較振動振幅b’を出力信号cとして保持するので、大振幅信号の直後の小振幅信号に対する検知性能も高く維持できる。
【0014】
また、入力振動振幅aが前記保持/解放器(18)から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えないときには、比較振動振幅bを出力信号cとして解放するので、出力信号c(基準信号b)を設置場所の振動条件に応じてを自動的に設定(チューニング)することができる。
【0015】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記保持/解放器(18)は、入力振動振幅aが前記保持/解放器(18)から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときに保持信号を出力し、超えないときには解放信号を出力する保持/解放判定回路(18a)と、保持信号により当該比較振動振幅b’を出力信号cとし、解放信号により前記比較振動振幅bを出力信号cとする保持器(18b)とからなる。
【0016】
この構成により、保持/解放判定回路(18a)により入力振動振幅aの大きさに応じて、保持信号又は解放信号を出力し、この出力に応じて保持器(18b)により比較振動振幅b’又は比較振動振幅bを出力信号cとすることができる。
【0017】
前記保持/解放判定回路(18a)は、前記入力振動振幅aと保持器(18b)の出力信号cとを比較し、a<cのときに1を出力しそれ以外は0を出力する第2比較器(22)と、振動振幅信号を前記時定数T2より長い所定の時定数T3で連続的に積分し平均の比較振動振幅fを演算する第3積分器(24)と、前記比較振動振幅bと比較振動振幅fとを比較し、b<fのときに1を出力しそれ以外は0を出力する第3比較器(26)と、第2比較器(22)と第3比較器(26)の両方の出力が1のときに解放信号を出力し、それ以外は保持信号を出力する論理積(28)とからなる。
【0018】
比較振動振幅fは、第2積分器(16)の時定数T2より長い所定の時定数T3で連続的に積分した平均値であり、設置場所の振動条件(バックグラウンド信号)においては振幅増大傾向時に比較振動振幅bより小さい。従って、この構成により、入力振動振幅aが保持器(18b)の出力信号cより低いとき(a<c)と、比較振動振幅bが比較振動振幅fより低いときとき(b<f)の両方を満たすときのみ、解放信号を出力するので、出力信号c(基準信号b)を設置場所の振動条件に応じてを精密に自動設定(チューニング)することができる。
【0019】
前記第1積分器(14)、第2積分器(16)、保持器(18b)、及び/又は第3積分器(24)の出力を増幅する増幅器(31、32、33、34)を備えることが好ましい。
これらの増幅器(31、32、33、34)により、各出力レベルを微調整できる。
【0020】
また、ソフトウェア等の演算処理で実現する場合には前記第2比較器(22)及び/又は第3比較器(26)の入力信号を遅延させる遅延器(35、36、37、38)を備える、ことが好ましい。
これらの遅延器(35、36、37、38)により、ループ演算を回避することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0022】
図1は、本発明の移動体検出装置の全体構成図である。この図に示すように、本発明の移動体検出装置10は、振動検出センサ12、第1積分器14、第2積分器16、保持/解放器18及び第1比較器20を備える。
【0023】
振動検出センサ12は、移動体の移動により発生する振動振幅信号1を連続的に検出し、電気信号として出力する。
【0024】
第1積分器14は、振動振幅信号1を所定の時定数T1で連続的に積分し、その平均値として入力振動振幅aを演算する。時定数T1の長さは、任意であるが応答特性を高めるためにできるだけ短いのがよい。
【0025】
第2積分器16は、振動振幅信号1を所定の時定数T2で連続的に積分し、その平均値として比較振動振幅bを演算する。時定数T2は、第1積分器14の時定数T1より長く、例えば2倍以上に設定する。時定数T2を長くするほど、比較振動振幅bと入力振動振幅aの間に大きな差が得られる。
【0026】
保持/解放器18は、比較振動振幅bまたは比較振動振幅b’を出力信号cとする。この保持/解放器18により、入力振動振幅aが保持/解放器18から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときには、当該比較振動振幅b’を出力信号cとして保持し、超えないときには、前記比較振動振幅bを出力信号cとして解放するようになっている。
【0027】
第1比較器20は、入力振動振幅aと判定基準信号dを比較し、a>dのときに「移動体有り」と判定する。また、それ以外の場合には、「移動体なし」と判定する。
【0028】
図1において、保持/解放器18は、保持/解放判定回路18aと保持器18bとからなる。保持/解放判定回路18aは、入力振動振幅aが保持/解放器18から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときに保持信号を出力し、超えないときには解放信号を出力する。また保持器18bは、保持信号により当該比較振動振幅b’を出力信号cとし、解放信号により比較振動振幅bを出力信号cとする。
【0029】
従って、保持/解放判定回路18aにより入力振動振幅aの大きさに応じて、保持信号又は解放信号を出力し、この出力に応じて保持器18bにより比較振動振幅b’又は比較振動振幅bを出力信号cとすることができるようになっている。
【0030】
図2は、図1の保持/解放判定回路18aの構成図である。この保持/解放判定回路18aは、第2比較器22、第3積分器24、第3比較器26、及び論理積28を備える。
【0031】
第2比較器22は、入力振動振幅aと保持器18bの出力信号cとを比較し、a<cのときに1を出力し、それ以外は0を出力する。
第3積分器24は、振動振幅信号1を第2積分器16の時定数T2より長い所定の時定数T3で連続的に積分し平均の比較振動振幅fを演算する。
第3比較器26は、比較振動振幅bと比較振動振幅fとを比較し、b<fのときに1を出力し、それ以外は0を出力する。
論理積28は、第2比較器22と第3比較器26の両方の出力が1のときに解放信号を出力し、それ以外は保持信号を出力する。
【0032】
この構成により、比較振動振幅fは、第2積分器16の時定数T2より長い所定の時定数T3で連続的に積分した平均値であるため、設置場所の振動条件(バックグラウンド信号)においては振幅増大傾向時に比較振動振幅bより小さくなる。従って、この構成により、入力振動振幅aが保持器18bの出力信号cより低いとき(a<c)と、比較振動振幅bが比較振動振幅fより低いときとき(b<f)の両方を満たすときのみ、解放信号を出力するので、出力信号c(基準信号b)を設置場所の振動条件に応じてを精密に自動設定(チューニング)することができる。
【0033】
図1及び図2において、第1積分器14、第2積分器16、保持器18b、及び/又は第3積分器24の出力を増幅する増幅器31、32、33、34を備えることにより、各出力レベルを微調整することができる。
【0034】
また、ソフトウェア等の演算処理で実現する場合には第2比較器22及び/又は第3比較器26の入力信号を遅延させる遅延器35、36、37、38を備えることにより、ループ演算を回避することができる。
【0035】
図3は、本発明の移動体検出装置の作動説明図であり、(A)は振動振幅信号1の例、(B)はこの信号を受けたときの基準信号cと第3増幅器の出力fを示している。
上述した本発明の構成によれば、保持/解放器18により、入力振動振幅aが保持/解放器18から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときには、当該比較振動振幅b’を出力信号cとして保持するので、図3に示すように、入力振動振幅aの影響を受けずに出力信号cを低く維持できる。従って、基準信号bと振動振幅信号aの間に大きな差が得られ、第1比較器20により、入力振動振幅aと判定基準信号d(すなわち比較振動振幅b’を任意増幅したもの)を比較しa>dのときに「移動体有り」と判定することができる。
【0036】
図4は、本発明の移動体検出装置の別の作動説明図であり、(A)は振動振幅信号1の例、(B)はこの信号を受けたときの基準信号cを示している。
本発明によれば、比較振動振幅b’を出力信号cとして保持するので、大振幅信号1の直後の小振幅信号1’に対する検知性能も高く維持できる。
また、入力振動振幅aが保持/解放器18から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えないときには、比較振動振幅bを出力信号cとして解放するので、出力信号c(基準信号b)を設置場所の振動条件に応じてを自動的に設定(チューニング)することができる。
【0037】
図5は、本発明による移動体検出の実施例を示す図である。この図において、(A)は本発明、(B)は従来例である。また、各図において、横軸は時間、縦軸は入力振動振幅a、判定基準信号d又は基準信号b及び検知結果である。
図5Aと図5Bの比較から、同一の振動振幅信号1に対して、本発明の移動体検出装置では、誤警報確率が大幅に低減していることがわかる。
【0038】
なお、本発明は上述した実施例及び実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
上述したように、本発明の移動体検出装置は、設置場所の振動条件に応じて基準信号bを再設定(再チューニング)する必要がなく、基準信号bと振動振幅信号aの間に大きな差が得られこれにより瞬発的な雑音に対する誤警報確率が低く、かつ大振幅信号の直後の小振幅信号に対する検知性能も高い、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体検出装置の全体構成図である。
【図2】図1の保持/解放判定回路の構成図である。
【図3】本発明の移動体検出装置の作動説明図である。
【図4】本発明の移動体検出装置の別の作動説明図である。
【図5】本発明による移動体検出の実施例を示す図である。
【図6】従来の振動監視装置の模式図である。
【図7】従来の盗難防止システムの模式図である。
【図8】従来の振動検出装置の模式図である。
【図9】従来の移動体検出装置の模式図である。
【図10】従来の移動体検出装置の別の模式図である。
【図11】図10の装置の作動説明図である。
【符号の説明】
1 振動振幅信号振動検出センサ、
10 移動体検出装置、12 振動検出センサ、
14 第1積分器、16 第2積分器、
18 保持/解放器、
18a 保持/解放判定回路、18b 保持器、
20 第1比較器、22 第2比較器、
24 第3積分器、26 第3比較器、
28 論理積、
31、32、33、34 増幅器、
35、36、37、38 遅延器

Claims (5)

  1. 移動体の移動により発生する振動振幅信号(1)を連続的に検出する振動検出センサ(12)と、該振動振幅信号を所定の時定数T1で連続的に積分し平均の入力振動振幅aを演算する第1積分器(14)と、振動振幅信号を前記時定数T1より長い所定の時定数T2で連続的に積分し平均の比較振動振幅bを演算する第2積分器(16)と、前記比較振動振幅bまたは比較振動振幅b’を出力信号cとする保持/解放器(18)と、出力信号cから任意の判定基準信号dを得るための第3増幅器(33)と、入力振動振幅aと判定基準信号dを比較しa>dのときに「移動体有り」と判定する第1比較器(20)とを備え、
    保持/解放器(18)により、入力振動振幅aが前記保持/解放器(18)から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときには、当該比較振動振幅b’を出力信号cとして保持し、超えないときには、前記比較振動振幅bを出力信号cとして解放する、ことを特徴とする移動体検出装置。
  2. 前記保持/解放器(18)は、入力振動振幅aが前記保持/解放器(18)から出力信号cとして出力された比較振動振幅b’を超えるときに保持信号を出力し、超えないときには解放信号を出力する保持/解放判定回路(18a)と、保持信号により当該比較振動振幅b’を出力信号cとし、解放信号により前記比較振動振幅bを出力信号cとする保持器(18b)とからなる、ことを特徴とする請求項1に記載の移動体検出装置。
  3. 前記保持/解放判定回路(18a)は、前記入力振動振幅aと保持器(18b)の出力信号cとを比較し、a<cのときに1を出力しそれ以外は0を出力する第2比較器(22)と、振動振幅信号を前記時定数T2より長い所定の時定数T3で連続的に積分し平均の比較振動振幅fを演算する第3積分器(24)と、前記比較振動振幅bと比較振動振幅fとを比較し、b<fのときに1を出力しそれ以外は0を出力する第3比較器(26)と、第2比較器(22)と第3比較器(26)の両方の出力が1のときに解放信号を出力し、それ以外は保持信号を出力する論理積(28)とからなる、ことを特徴とする請求項2に記載の移動体検出装置。
  4. 前記第1積分器(14)、第2積分器(16)、保持器(18b)、及び/又は第3積分器(24)の出力を増幅する増幅器(31、32、33、34)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の移動体検出装置。
  5. ソフトウェア等の演算処理で実現する場合には前記第2比較器(22)及び/又は第3比較器(26)の入力信号を遅延させる遅延器(35、36、37、38)を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の移動体検出装置。
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