JPS6319419Y2 - - Google Patents

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JPS6319419Y2
JPS6319419Y2 JP13711284U JP13711284U JPS6319419Y2 JP S6319419 Y2 JPS6319419 Y2 JP S6319419Y2 JP 13711284 U JP13711284 U JP 13711284U JP 13711284 U JP13711284 U JP 13711284U JP S6319419 Y2 JPS6319419 Y2 JP S6319419Y2
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JP
Japan
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water
basin
filter
permeable
diameter
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JP13711284U
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JPS6154085U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用範囲) この考案は、地上より側溝を介して導いた雨水
等を、汚泥及び微粒浮遊浮物と効率的に分離し
て、透水層を経て土壌層に還元する装置に関す
る。
(従来技術) 出願人は、先に本願と関連する雨水等地下浸透
装置を実願昭59−3120号として提案している。し
かしこの先願技術にあつては、泥溜桝を直結した
側溝と土壌中の透水槽とが距離的に離れて存在す
るため、特別の埋設場所を必要とし、また泥溜桝
は単に汚泥を沈殿させる役割しか果たさないの
で、雨水に混ざる微粒浮遊物(以下SSという)
は、そのまま連通管より雨水とともに中央の濾過
筒体または透水槽内に侵入して、それらの目詰ま
りを惹起し、それらの頻繁な点検と洗浄、交換が
必要であるという手間的にも、経済的にも不利な
面が残つていた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、泥溜桝にSSの除去機能を併せ持た
せ(一次濾過機能)、また透水槽を泥溜桝の直下
の土壌中に配置することにより、上記先頭技術の
難点を解消したものである。
[考案の構成] (実施例) 以下図面の実施例によつて説明すると、第1図
に装置全体の縦断面が示される。
即ち側溝Uの中間に長手の集水泥溜桝1が設け
られて、上流側から流入してくる雨水等を、汚泥
等を沈殿させたうえ下流側へ送るのであるが、本
案にかかる桝1は、その底壁中央に落水孔2を有
し、また中央部に濾過ケーシング3が着脱自在に
設けられる。即ちこの濾過ケーシング3の装着に
よりその前方に上流側の泥溜空間6aが、またそ
の後方に下流側の泥溜空間6bが形成される。こ
の濾過ケーシング3は、第3図と第4図とに示す
ように、流水断面が桝1のそれに略等しく、内部
には流水方向にフイルター筒4を上段に3本、下
段に3本夫々その両端口4aをケーシング3壁外
に臨ませて架設し、さらに底壁中心には、前記桝
1の落水孔2と通ずる排水孔5が設けられてい
る。
なお図面中11は桝1の中央蓋、12がその前
後に施したグレーチングである。
そしてこの集水泥溜桝1の直下の土壌層には、
大径の透水側塊7a,7b,7c…を積重ねて大
径透水槽7を形成し、その最上段は斜壁塊13を
塔載して前記桝1を支持する。また大径透水槽7
内の中心部には、小径の透水側溝8a,8b,8
c…を積重ねて小径透水槽8を、その上端口9が
前記桝1の落水孔2に臨むようにして設置し、さ
らにその小径透水槽8の内側には濾過筒体10を
着脱可能に配設して構成される。
(作用) 今、側溝の上流側から流れてきた雨水等は、集
水泥溜桝1の上流側泥溜空間6aに入り、ここに
おいて汚泥分の一次的沈殿が行なわれつつ、雨水
等は濾過ケーシング3の各フイルター筒4内に侵
入し、その通過過程において雨水に混ざるSSが
そのフイルター筒4に吸着、濾過されたうえ、一
部は下方の排水孔5、落水孔2より透水槽の濾過
筒体10内へ落下し、一部は下流側泥溜空間6b
に移つてここにおいて再び汚泥分の二次的沈殿が
行なわれたうえ、側溝の下流側へ送られ、次の集
水泥溜桝(図示されていない)に至る。
そして先に濾過筒体10内に流下した雨水等
は、なお残るSSがその濾過筒体10によつて吸
着、濾過され、、またなお残る汚泥分がその濾過
筒体10内底部に沈下されたうえ、外側の小径透
水槽8によつてさらに残る(ここに至つて雨水等
はかなり純化が進んでいるが)SSが吸着、濾過
され、さらに外側の大径透水槽7内に浸出し、最
終的にその大径透水槽7によつて吸着、濾過がな
されて、純度の高い雨水として土壌中に還元され
るものである。
[考案の効果] 本案装置は以上のようで、側溝に直結した集水
泥溜桝1が二回に亘つて汚泥分の沈殿作用を促
し、またフイルター筒4を多段に架設した濾過ケ
ーシング3によつてSSを効果的に除去し、つま
りこの桝1が汚泥分とSSの大半の一次的処理を
司り、その後の雨水等を直下の透水槽、より詳し
くは小径透水槽8の内側の濾過筒体10内に導い
て、残る汚泥分とSSを前記の如く、濾過筒体1
0〜小径透水槽8〜大径透水槽7を経る過程で二
次的処理を全うさせるものであるから、集水泥溜
桝1を定期的に点検、清掃するのみで、言い換え
ると下方の透水槽側の透水効率を永く良好に維持
して稼働させることができる。なお経時によつて
濾過筒体10が目詰まりを生じた場合には、小径
透水槽8より容易に抜き取つて(この時上方の濾
過ケーシング3も桝1外に取り出す必要がある
が)掃除することができるから、小径、大径の各
透水槽7,8は殆ど交換する必要はない。
そしてまた上記集水泥溜桝1は、その中央蓋1
1とグレーチング12を取り外すことにより容易
且つ安全に清掃作業が出来る。特に濾過ケーシン
グ3は、着脱可能であるから、その清掃は桝1外
で行なえ、フイルター筒4はそつくり交換も出来
る。
さらにこの濾過ケーシング3は、各フイルター
筒4が所謂トンネル効果を有するから、排水孔5
より落下しきれない雨水等は、下流側の側溝に流
れ、従つて万一フイルター筒4が目詰まりを生じ
ても雨水が桝1外にオーバーフローする心配は全
くない。
さらにまた透水槽7,8及び濾過筒体10が、
集水泥溜桝1の直下の土壌中に埋設されるから、
設置の場所を取らず、施工、施工後の点検等の作
業も集約的に行なえる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案装置の実施例を示すもので、第1図
は縦断側面図、第2図は地上平面図、第3図は集
水泥溜桝のみの縦断正面図(第2図A−A断面
図)、第4図は同上一部切欠斜視図、第5図は第
1図B−B横断平面図。 1……集水泥溜桝、2……落水孔、3……濾過
ケーシング、4……フイルター筒、5……排水
孔、6a,6b……泥溜空間、7……大径透水
槽、7a,7b,7c……大径の透水側塊、8…
…小径透水槽、8a,8b,8c……小径の透水
側塊、9……上端口、10……濾過筒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側溝の中間に集水泥溜桝1を直結し、その集水
    泥溜桝1は、底壁中央に落水孔2を有し、また中
    央部には流水断面が前記桝1の流水断面と略等し
    く、流水方向にフイルター筒4を多段に架設しさ
    らに底壁に前記桝1の落水孔2と通ずる排水孔5
    を有する濾過ケーシング3を着脱可能に設けて、
    そのケーシング3の前後に泥溜空間6a,6bを
    形成して構成され、この集水泥溜桝1の直下の土
    壌層には、大径の透水側塊7a,7b,7c…を
    積重ねてその連続によつて形成された透水槽7の
    中心に小径の透水側塊8a,8b,8c…の積重
    ねによつて形成した小径透水槽8を、その上端口
    9を前記桝1の落水孔2に臨むようにして設置
    し、さらにその小径透水槽8の内側にろ過筒体1
    0を着脱可能に配設したことを特徴とする雨水等
    地下浸透装置。
JP13711284U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPS6319419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13711284U JPS6319419Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13711284U JPS6319419Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154085U JPS6154085U (ja) 1986-04-11
JPS6319419Y2 true JPS6319419Y2 (ja) 1988-05-31

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JP13711284U Expired JPS6319419Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5118882B2 (ja) * 2007-05-18 2013-01-16 アロン化成株式会社 集水装置

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JPS6154085U (ja) 1986-04-11

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