JPS631895Y2 - - Google Patents
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- JPS631895Y2 JPS631895Y2 JP1984106515U JP10651584U JPS631895Y2 JP S631895 Y2 JPS631895 Y2 JP S631895Y2 JP 1984106515 U JP1984106515 U JP 1984106515U JP 10651584 U JP10651584 U JP 10651584U JP S631895 Y2 JPS631895 Y2 JP S631895Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- protrusion
- fitting
- metal
- parts
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 50
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/225—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
- B60N2/2252—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49462—Gear making
- Y10T29/49467—Gear shaping
- Y10T29/49472—Punching or stamping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、調節可能な背部を有する座席、殊に
自動車座席用のヒンジ金具であつて、座部に所属
する不動のヒンジ金具部分と、背部に所属する旋
回可能なヒンジ金具部分とが、偏心盤を有する旋
回中心軸により、偏心盤によつて回動可能に、支
承されており、かつ両ヒンジ金具部分相互の位置
を規定する、平歯車及び内歯車を有する揺動伝動
機構として構成された調節兼固定装置が設けられ
ており、該調節兼固定装置の上記内歯車が、両ヒ
ンジ金具部分の一方のヒンジ金具部分から軸方向
に押し出された突出部により形成されており、か
つまた上記平歯車が両ヒンジ金具部分の他方のヒ
ンジ金具部分から軸方向に押し出された突出部に
より形成されている形式のものに関する。
自動車座席用のヒンジ金具であつて、座部に所属
する不動のヒンジ金具部分と、背部に所属する旋
回可能なヒンジ金具部分とが、偏心盤を有する旋
回中心軸により、偏心盤によつて回動可能に、支
承されており、かつ両ヒンジ金具部分相互の位置
を規定する、平歯車及び内歯車を有する揺動伝動
機構として構成された調節兼固定装置が設けられ
ており、該調節兼固定装置の上記内歯車が、両ヒ
ンジ金具部分の一方のヒンジ金具部分から軸方向
に押し出された突出部により形成されており、か
つまた上記平歯車が両ヒンジ金具部分の他方のヒ
ンジ金具部分から軸方向に押し出された突出部に
より形成されている形式のものに関する。
考案が解決しようとする問題点
上記の形式の公知のヒンジ金具では、金具部分
の軸方向の突出部は、この突出部自体の壁厚と、
この突出部と金具部分との間の押し出し変形加工
範囲における、突出部と金具部分とを継いでいる
ブリツジ状壁部分の壁厚だけ、金具部分から突出
している。従つて突出部の内面は金具部分の外面
を含む平面内にない。要するに突出部の内面は金
具部分の外面を含む平面からブリツジ状壁部分の
壁厚分だけ突出している。この場合、金具部分及
び突出部の壁厚は成程互いに等しいが、しかしこ
の材料壁厚は、調節兼固定装置としての支持力を
え又は調節力を伝達するために強度上必要とされ
る歯厚と、金具部分の内歯と所属の突出部の外歯
との間に残される、この内歯と外歯とを継なぐ、
もしくは金具部分と突出部とを継なぐブリツジ状
壁部分に必要な厚さとをプラスした壁厚とされ
た。精密打貫きにより金具部分にそれぞれ外歯が
加工され、かつこの精密打貫き工程に制約され
て、該金具部分の裏側に歯数及び寸法の互いに等
しい内歯も、加工される。しかし各金具部分はた
んに内歯又は外歯のいずれか一方を必要とするに
すぎず、従つて他方の、たんに製作工程によつて
制約されて加工されているにすぎない歯は無用の
まま残される。両方の歯の間に、ブリツジ状壁部
分としての余分の壁部分が存在することにより、
この壁厚分だけ各金具部分全体の壁厚は、支持力
をえ、又は調節力を伝達するのに必要な壁厚より
も大きくなる。
の軸方向の突出部は、この突出部自体の壁厚と、
この突出部と金具部分との間の押し出し変形加工
範囲における、突出部と金具部分とを継いでいる
ブリツジ状壁部分の壁厚だけ、金具部分から突出
している。従つて突出部の内面は金具部分の外面
を含む平面内にない。要するに突出部の内面は金
具部分の外面を含む平面からブリツジ状壁部分の
壁厚分だけ突出している。この場合、金具部分及
び突出部の壁厚は成程互いに等しいが、しかしこ
の材料壁厚は、調節兼固定装置としての支持力を
え又は調節力を伝達するために強度上必要とされ
る歯厚と、金具部分の内歯と所属の突出部の外歯
との間に残される、この内歯と外歯とを継なぐ、
もしくは金具部分と突出部とを継なぐブリツジ状
壁部分に必要な厚さとをプラスした壁厚とされ
た。精密打貫きにより金具部分にそれぞれ外歯が
加工され、かつこの精密打貫き工程に制約され
て、該金具部分の裏側に歯数及び寸法の互いに等
しい内歯も、加工される。しかし各金具部分はた
んに内歯又は外歯のいずれか一方を必要とするに
すぎず、従つて他方の、たんに製作工程によつて
制約されて加工されているにすぎない歯は無用の
まま残される。両方の歯の間に、ブリツジ状壁部
分としての余分の壁部分が存在することにより、
この壁厚分だけ各金具部分全体の壁厚は、支持力
をえ、又は調節力を伝達するのに必要な壁厚より
も大きくなる。
本考案の課題は、はじめに述べた形式のヒンジ
金具を改良し、ヒンジ金具部分の壁厚、ひいては
突出部の壁厚を必要な歯幅相当厚さまで減少させ
ることにある。
金具を改良し、ヒンジ金具部分の壁厚、ひいては
突出部の壁厚を必要な歯幅相当厚さまで減少させ
ることにある。
問題点を解決するための手段
上記の課題は本考案によれば、はじめに述べた
形式のヒンジ金具において、両突出部の深さが、
両ヒンジ金具部分の壁厚に等しく、かつまた、内
歯車の内歯及び平歯車の外歯の歯みぞ範囲裏側に
ある。両突出部のブリツジ状壁部分が、上記歯み
ぞ範囲に面し該歯みぞ範囲の裏側にあるヒンジ金
具部分材料から成つていることによつて、解決さ
れている。本考案によれば、ほぼ30%のヒンジ金
具材料の節減が達成され、従つてまたヒンジ金具
を全体的にみて極めて経済的に製作することがで
きる。この材料節減は、従来公知のヒンジ金具で
は一方の金具部分もしくは突出部の外歯と内歯と
の間のブリツジ状壁部分が経験的に当該金具部分
もしくは突出部の全肉厚のほぼ30%にされていた
ことに因る。本考案によれば、もつぱら、強度上
の理由から必要とされる歯幅のみを考慮して定め
られた壁厚のヒンジ金具材料が使用される。
形式のヒンジ金具において、両突出部の深さが、
両ヒンジ金具部分の壁厚に等しく、かつまた、内
歯車の内歯及び平歯車の外歯の歯みぞ範囲裏側に
ある。両突出部のブリツジ状壁部分が、上記歯み
ぞ範囲に面し該歯みぞ範囲の裏側にあるヒンジ金
具部分材料から成つていることによつて、解決さ
れている。本考案によれば、ほぼ30%のヒンジ金
具材料の節減が達成され、従つてまたヒンジ金具
を全体的にみて極めて経済的に製作することがで
きる。この材料節減は、従来公知のヒンジ金具で
は一方の金具部分もしくは突出部の外歯と内歯と
の間のブリツジ状壁部分が経験的に当該金具部分
もしくは突出部の全肉厚のほぼ30%にされていた
ことに因る。本考案によれば、もつぱら、強度上
の理由から必要とされる歯幅のみを考慮して定め
られた壁厚のヒンジ金具材料が使用される。
実施例
金具部分及びこれと一体に結合された、内歯又
は外歯を形成する突出部との間の結合部を強化す
るために、本考案の一実施例によれば、上記歯み
ぞ範囲裏側にある、両突出部のブリツジ状壁部分
が、上記歯の歯面裏側の範囲では、平歯車を形成
する突出部の内面及び内歯車を形成する突出部の
外面へ続く、丸味を有する移行部によつて、形成
されている。
は外歯を形成する突出部との間の結合部を強化す
るために、本考案の一実施例によれば、上記歯み
ぞ範囲裏側にある、両突出部のブリツジ状壁部分
が、上記歯の歯面裏側の範囲では、平歯車を形成
する突出部の内面及び内歯車を形成する突出部の
外面へ続く、丸味を有する移行部によつて、形成
されている。
金具部分と一体に結合された、歯を有する突出
部を経済的に製作するために、歯の精密打貫き工
程と一緒に、突出部と金具部分との間のブリツジ
状壁部分を冷間プレス工程によつて製作するのが
有利である。精密打貫き工程と冷間プレス工程と
を組合わせることにより、前処理なしに、ブリツ
ジ状壁部分を、歯の成形と同時に、単一作業工程
で製作することができ、この場合冷間プレスによ
り各歯みぞの裏側にある、それ自体の肉厚による
所要スペースを必要としないブリツジ状壁部分が
形成される。
部を経済的に製作するために、歯の精密打貫き工
程と一緒に、突出部と金具部分との間のブリツジ
状壁部分を冷間プレス工程によつて製作するのが
有利である。精密打貫き工程と冷間プレス工程と
を組合わせることにより、前処理なしに、ブリツ
ジ状壁部分を、歯の成形と同時に、単一作業工程
で製作することができ、この場合冷間プレスによ
り各歯みぞの裏側にある、それ自体の肉厚による
所要スペースを必要としないブリツジ状壁部分が
形成される。
図示の自動車座席では、その背部(背もたれ)
は座部にヒンジ金具によつて旋回可能に結合され
ている。第1図及び第2図に示されているヒンジ
金具は、背部に結合される金具部分10と座部に
結合される金具部分11とを有し、この場合両金
具部分10,11は1つの旋回中心軸12を介し
て回転可能に互いに結合されている。旋回中心軸
12は偏心盤部分13を有し、この偏心盤部分に
は、図示の実施例の場合、座部に結合される金具
部分11が回動可能に支承されている。背部に結
合される金具部分10は例えばリベツトにより支
持継板14に不動に結合されており、該継板は金
具部分10と一緒に回動可能に、旋回中心軸12
の同心的部分15,16に支持されている。両金
具部分10,11はそれぞれ1つの突出部17,
18を有し、この場合金具部分10の突出部17
は、内歯20を有する内歯車19として製作され
ており、これに対して金具部分11の突出部18
は外歯22を有する平歯車21として製作されて
いる。この場合突出部17及び18は金具部分1
0及び11において、各突出部の内面が所属の金
具部分の外面と同一平面に位置するように、配置
されている。このことは、金具部分10について
いえば、その突出部17の内面23が金具部分1
0の外面24と同一平面にあることを意味してお
り、また金具部分11についていえば、突出部1
8の内面25が金具部分11の外面26と同一平
面にあることを意味している。この場合突出部1
7及び18はブリツジ状壁部分27を介して金具
部分10もしくは11に結合している。ブリツジ
状壁部分27は各歯元円の範囲において突出部1
7もしくは18を金具部分10もしくは11に結
合している。ブリツジ状壁部分27は金具部分1
0の、内歯20の歯みぞ範囲の裏側へ軸方向に押
出されている壁部分38と該金具部分10の外面
24との間に位置している。金具部分11におい
ては、外歯22の歯みぞ範囲の裏側へ軸方向に押
出された壁部分39と突出部18の内面25との
間に、ブリツジ状壁部分27が位置している。
は座部にヒンジ金具によつて旋回可能に結合され
ている。第1図及び第2図に示されているヒンジ
金具は、背部に結合される金具部分10と座部に
結合される金具部分11とを有し、この場合両金
具部分10,11は1つの旋回中心軸12を介し
て回転可能に互いに結合されている。旋回中心軸
12は偏心盤部分13を有し、この偏心盤部分に
は、図示の実施例の場合、座部に結合される金具
部分11が回動可能に支承されている。背部に結
合される金具部分10は例えばリベツトにより支
持継板14に不動に結合されており、該継板は金
具部分10と一緒に回動可能に、旋回中心軸12
の同心的部分15,16に支持されている。両金
具部分10,11はそれぞれ1つの突出部17,
18を有し、この場合金具部分10の突出部17
は、内歯20を有する内歯車19として製作され
ており、これに対して金具部分11の突出部18
は外歯22を有する平歯車21として製作されて
いる。この場合突出部17及び18は金具部分1
0及び11において、各突出部の内面が所属の金
具部分の外面と同一平面に位置するように、配置
されている。このことは、金具部分10について
いえば、その突出部17の内面23が金具部分1
0の外面24と同一平面にあることを意味してお
り、また金具部分11についていえば、突出部1
8の内面25が金具部分11の外面26と同一平
面にあることを意味している。この場合突出部1
7及び18はブリツジ状壁部分27を介して金具
部分10もしくは11に結合している。ブリツジ
状壁部分27は各歯元円の範囲において突出部1
7もしくは18を金具部分10もしくは11に結
合している。ブリツジ状壁部分27は金具部分1
0の、内歯20の歯みぞ範囲の裏側へ軸方向に押
出されている壁部分38と該金具部分10の外面
24との間に位置している。金具部分11におい
ては、外歯22の歯みぞ範囲の裏側へ軸方向に押
出された壁部分39と突出部18の内面25との
間に、ブリツジ状壁部分27が位置している。
外歯22を有する平歯車21の歯数は内歯20
を有する内歯車19の歯数よりも少なくとも1だ
け少なくなつており、また平歯車21の歯先円の
直径は内歯車19の歯元円の直径よりも少なくと
も1歯たけだけ小さくなつている。その結果平歯
車21と内歯車19の大部分の歯は互いに噛み合
うが、一部の歯は噛み合わない。旋回中心軸12
が回転する場合内歯車19と平歯車21との間
で、従つてまた金具部分10と11との間で、相
対運動が行なわれる。この場合旋回中心軸12の
同心部分15は内歯20を、旋回中心軸12の偏
心盤部分13上に回転可能に支承されている平歯
車21の外歯22と噛合う位置に保持する。
を有する内歯車19の歯数よりも少なくとも1だ
け少なくなつており、また平歯車21の歯先円の
直径は内歯車19の歯元円の直径よりも少なくと
も1歯たけだけ小さくなつている。その結果平歯
車21と内歯車19の大部分の歯は互いに噛み合
うが、一部の歯は噛み合わない。旋回中心軸12
が回転する場合内歯車19と平歯車21との間
で、従つてまた金具部分10と11との間で、相
対運動が行なわれる。この場合旋回中心軸12の
同心部分15は内歯20を、旋回中心軸12の偏
心盤部分13上に回転可能に支承されている平歯
車21の外歯22と噛合う位置に保持する。
旋回中心軸12の同心的部分16は2つの互い
に反対の側に偏平部30を有しており、この場合
偏平部30には連行板31が係合しており、この
連行板31には、第2図に鎖線で示されているハ
ンドルホイール32が取付けられている。連行板
31と支持継板14との間には弾性リング33が
配置されており、これは、背部が無負荷の場合に
安全機能を有し、振動の際の背部の位置固定に役
立つ。金具部分10及び11の軸方向での連結を
確保するために、例えばこれらにリベツト止めさ
れたヘツド付きピン34,35が役立ち、これら
はそのヘツドを以つて支持継板14もしくは内歯
車19の縁範囲に半径方向で係合している。背部
もしくは座部へヒンジ金具部分10もしくは11
を取付けるために、固定ねじを受容する取付け用
の孔36を設けることも可能であるがしかしまた
溶接による結合のための隆出部37を設けること
も可能である。
に反対の側に偏平部30を有しており、この場合
偏平部30には連行板31が係合しており、この
連行板31には、第2図に鎖線で示されているハ
ンドルホイール32が取付けられている。連行板
31と支持継板14との間には弾性リング33が
配置されており、これは、背部が無負荷の場合に
安全機能を有し、振動の際の背部の位置固定に役
立つ。金具部分10及び11の軸方向での連結を
確保するために、例えばこれらにリベツト止めさ
れたヘツド付きピン34,35が役立ち、これら
はそのヘツドを以つて支持継板14もしくは内歯
車19の縁範囲に半径方向で係合している。背部
もしくは座部へヒンジ金具部分10もしくは11
を取付けるために、固定ねじを受容する取付け用
の孔36を設けることも可能であるがしかしまた
溶接による結合のための隆出部37を設けること
も可能である。
金具部分と一体に結合していて歯を有している
突出部を製作するために、歯の成形のための精密
打貫き工程と突出部と金具部分との間のブリツジ
状壁部分を成形する冷間プレス工程とを組合わせ
て用いることができ、この場合この冷間プレス工
程を精密打貫き工程と同時に行なうことにより、
一方のヒンジ金具部分に平歯車を形成する歯付き
突出部を、又は他方のヒンジ金具部分に、上記平
歯車と噛合う内歯車を形成する歯付き突出部を、
ブリツジ状壁部分と一緒に1回の作業工程で製作
することができる。
突出部を製作するために、歯の成形のための精密
打貫き工程と突出部と金具部分との間のブリツジ
状壁部分を成形する冷間プレス工程とを組合わせ
て用いることができ、この場合この冷間プレス工
程を精密打貫き工程と同時に行なうことにより、
一方のヒンジ金具部分に平歯車を形成する歯付き
突出部を、又は他方のヒンジ金具部分に、上記平
歯車と噛合う内歯車を形成する歯付き突出部を、
ブリツジ状壁部分と一緒に1回の作業工程で製作
することができる。
考案の効果
本考案によれば、ほぼ30%の材料節減が達成さ
れ、従つてまたヒンジ金具を全体的にみて極めて
経済的に製作することができる。この材料節減
は、従来公知のヒンジ金具では一方の金具部分も
しくは突出部の外歯と内歯との間のブリツジ状壁
部分が経験的に当該金具部分もしくは突出部の全
肉厚のほぼ30%にされていたことに因る。本考案
によれば、もつぱら、強度上の理由から必要とさ
れる歯幅のみを考慮して定められた壁厚のヒンジ
金具材料が使用される。
れ、従つてまたヒンジ金具を全体的にみて極めて
経済的に製作することができる。この材料節減
は、従来公知のヒンジ金具では一方の金具部分も
しくは突出部の外歯と内歯との間のブリツジ状壁
部分が経験的に当該金具部分もしくは突出部の全
肉厚のほぼ30%にされていたことに因る。本考案
によれば、もつぱら、強度上の理由から必要とさ
れる歯幅のみを考慮して定められた壁厚のヒンジ
金具材料が使用される。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案のヒンジ金具の、操作側からみた側面図、
第2図は第1図のヒンジ金具の、第1図−線
による縦断面図、第3図は背部(背もたれ)に結
合される、内歯車を有する金具部分の縦断面図、
第4図は突出部に平歯車を有する、座部に結合さ
れる金具部分の縦断面図、第5図は内歯を有する
金具部分への突出部の接続部である、第3図部
分の拡大図、第6図は金具部分への、外歯を有す
る突出部の接続部である、第4図部分の拡大
図、第7図は第3図及び第5図に示されている金
具部分の内歯の、第3図−線による断面図、
第8図は背部に所属する金具部分の歯範囲を、第
3図の矢印の方向でみた拡大図、第9図は背部
に所属する金具部分の歯範囲における突出部の、
第8図−線による断面図、第10図は座部に
所属する金具部分の歯範囲を第4図の矢印の方
向でみた拡大図、第11図は座部に所属する金具
部分の歯範囲における突出部の、第10図XI−XI
線による断面図である。 10,11……金具部分、12……旋回中心
軸、13……偏心盤部分、14……支持継板、1
5,16……同心的部分、17,18……突出
部、19……内歯車、20……内歯、21……平
歯車、22……外歯、23……内面、24,26
……外面、25……内面、27……ブリツジ状壁
部分、28……歯面、29……移行部、30……
偏平部、31……連行板、32……ハンドルホイ
ール、33……リング、34,35……ヘツド付
きピン、36……孔、37……隆出部、38,3
9……壁部分。
本考案のヒンジ金具の、操作側からみた側面図、
第2図は第1図のヒンジ金具の、第1図−線
による縦断面図、第3図は背部(背もたれ)に結
合される、内歯車を有する金具部分の縦断面図、
第4図は突出部に平歯車を有する、座部に結合さ
れる金具部分の縦断面図、第5図は内歯を有する
金具部分への突出部の接続部である、第3図部
分の拡大図、第6図は金具部分への、外歯を有す
る突出部の接続部である、第4図部分の拡大
図、第7図は第3図及び第5図に示されている金
具部分の内歯の、第3図−線による断面図、
第8図は背部に所属する金具部分の歯範囲を、第
3図の矢印の方向でみた拡大図、第9図は背部
に所属する金具部分の歯範囲における突出部の、
第8図−線による断面図、第10図は座部に
所属する金具部分の歯範囲を第4図の矢印の方
向でみた拡大図、第11図は座部に所属する金具
部分の歯範囲における突出部の、第10図XI−XI
線による断面図である。 10,11……金具部分、12……旋回中心
軸、13……偏心盤部分、14……支持継板、1
5,16……同心的部分、17,18……突出
部、19……内歯車、20……内歯、21……平
歯車、22……外歯、23……内面、24,26
……外面、25……内面、27……ブリツジ状壁
部分、28……歯面、29……移行部、30……
偏平部、31……連行板、32……ハンドルホイ
ール、33……リング、34,35……ヘツド付
きピン、36……孔、37……隆出部、38,3
9……壁部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 調節可能な背部を有する座席用のヒンジ金具
であつて、座部に所属する不動のヒンジ金具部
分11と、背部に所属する旋回可能なヒンジ金
具部分10とが、偏心盤13を有する旋回中心
軸12により、偏心盤13によつて回動可能
に、支承されており、かつ両ヒンジ金具部分1
0,11相互の位置を規定する、平歯車21及
び内歯車19を有する揺動伝動機構として構成
された調節兼固定装置が設けられており、該調
節兼固定装置の上記内歯車19が、両ヒンジ金
具部分10,11の一方のヒンジ金具部分10
から軸方向に押し出された突出部17により形
成されており、かつまた上記平歯車21が両ヒ
ンジ金具部分10,11の他方のヒンジ金具部
分11から軸方向に押し出された突出部18に
より形成されている形式のものにおいて、上記
の両突出部17,18の深さが、両ヒンジ金具
部分10,11の壁厚に等しく、かつまた、内
歯車19の内歯20及び平歯車21の外歯22
の歯みぞ範囲裏側にある、両突出部17,18
のブリツジ状壁部分27が、上記歯みぞ範囲に
面し該歯みぞ範囲の裏側にあるヒンジ金具部分
材料から成つていることを特徴とする、調節可
能な背部を有する座席用のヒンジ金具。 2 上記歯みぞ範囲裏側にある、両突出部17,
18のブリツジ状壁部分27が、上記歯20,
22の歯面28裏側の範囲では、平歯車21を
形成する突出部18の内面25及び内歯車19
を形成する突出部17の外面24へ続く、丸味
を有する移行部29によつて、形成されてい
る、実用新案登録請求の範囲第1項記載のヒン
ジ金具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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DE2834492.5 | 1978-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034256U JPS6034256U (ja) | 1985-03-08 |
JPS631895Y2 true JPS631895Y2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=6046385
Family Applications (2)
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---|---|---|---|
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JP9992879A Pending JPS5524098A (en) | 1978-08-07 | 1979-08-07 | Hinge fittings for seat provided with back that can be adjusteddespecially* automobile seat |
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