JPS6318957A - 磁気トルク伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば隔離された容器内を攪拌するためのフ
ァンを駆動する磁気トルク伝達装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

第２図は従来のこの種磁気トルク伝達装置を示す断面図
である。

図において、１は駆動モータ、２は駆動モータ１によっ
て回転され同一円周上に極性が交互になるよう複数個の
永久磁石３が配置された第１の円板、４は第１の円板に
対向して設けられ、同一円周上に極性が交互になるよう
複数個の永久磁石５が配置された第２の円板、６は第２
の円板４に結合され、図示しない容器内を攪拌するファ
ンである。

この従来のものでは、第１の円板を第２の円板４に埋め
込まれた永久磁石３．５とが相互間の間隙を隔てて作用
する磁気力によって引き合い、第１の円板２がモータ１
によって回転されると、この第１の円板２に引かれて、
第２の円板４が同期して回転しファン６が回転し攪拌が
行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の磁気トルク伝達装置は、第１図及び第２図の
円板が共に回動するため、円板間の間隙の調節がむずか
しく、またモータによる振動が大きいなどの問題があっ
た。

この発明は、このような従来のものの問題点を解決する
ためになされたもので、円板間の間隙の調節が簡単でか
つ振動の少ない磁気トルク伝達装罫を得ることを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る磁気トルク伝達装置は、固定部に交流電
源から付勢される複数の電磁石を配置するとともに固定
部に対向して回転自在な円板を配置し、この円板に固定
部の電磁石に対向して複数個の永久磁石を埋め込んだも
のである。

〔作用〕

この発明による回動自在な円板は固定部に対向して回転
自在に配置されているので、対向間隙の調整が容易な主
振動が少なくなる。

〔実施例〕

第１図において、７は固定部に設けられた鉄心、８は鉄
心７に巻回されたコイル、９はコイル８を付勢する交流
電源である。なお、その他の構成は第２図に示す従来の
ものと同様であるので説明を省略する。

このように構成されたもので１よ、コイル８に交流電流
を流すと鉄心７が磁化され、これによって円板４に埋め
込まれた永久磁ろ５を吸引する。次にコイル８に流れる
電流の向きが反転すると鉄心７の磁極が反転し、これに
よって永久磁石５は反発し、もう一方の電磁石に引かれ
て回転しようとする。この回転によってフィン６を回転
する。

このように駆動側を機械的ではなく電気的な回転磁界に
することにより駆動側と被駆動側の間隙の調節が簡単で
ある。また、密閉容易などに被駆動側を配置する場合、
隔壁が不要であり、内外圧力差による隔壁の変形などが
なく、相対向する磁石同士を十分近接することができ、
磁力を有効に使うことができる。なお、容器に電磁石を
埋め込むよう構成してもよい。

またここでは、２極の場合について示したが、多極の場
合でも同様に構成できる。また交流電源９をインバータ
電源にすることによって回転速度を可変にすることがで
きる。

〔発明の効果〕

上記のようにこの発明による磁気トルク伝達装置は、交
流電源から付勢される電磁石が配置された固定部に回転
自在な円板゛を対向配置しているので、対向間隙の調整
が容易で且つ振動を少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す要部断面図、第２図
は従来のこの種磁気トルク伝達装置を示す要部断面図で
ある。 図中、１はモータ、２は第１の円板、４ば第２の円板、
３．５は永久磁石、６はファン、７は鉄心、８はコイル
、９は交流電源である。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）交流電源によって付勢される複数個の電磁石が円
   周上に配置された固定部、この固定部に対向して回転自
   在に支承され周縁部に上記電磁石に対向して複数個の永
   久磁石が埋め込まれた円板を備えた磁気トルク伝達装置
   。
2. （２）交流電源はインバータによって構成されている特
   許請求の範囲第１項記載の磁気トルク伝達装置。