JPS63188880A - ダビングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の情報を記録したマスタソースから必要な
情報のみを選択してダビングするダビングシステムに関
する。

〔従来技術及びその問題点〕

従来、ビデオテープのダビングはマスタデツキ（再生側
デツキ）の映像出力及び音声出力と、エディタデツキ（
記録側デツキ）の映像入力及び音声人力をそれぞれ接続
して行っていた。

このようなダビングシステムを構成した場合、例えば一
本のビデオテープを最初から最後まで全てダビングして
しまう場合にはマスタデツキにマスタテープをセットし
、またエディタデツキに生テープをセットするのみで容
易に行うことができる。しかし、複数の情報の中から任
意の情報を−又は二以上選択してダビングする場合、例
えばカラオケテープの曲順を編集する場合や営業用商品
案内テープを商品別に編集する場合等にはその都度頭出
しを行って個別にダビングを進めなければならないため
、ダビングに時間がかかり極めて非能率であるとともに
、操作及び手順が煩雑となる問題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述した従来技術に存在する諸問題を解決した
ダビングシステムの提供を目的とするもので、以下に示
すダビングシステムｌによって達成される。

即ち、本発明に係るダビングシステムｌは複数の情報と
当該情報の検索用アドレスを記録したマスタソースを再
生するマスタデツキ２と、このマスタデツキ２から再生
される情報を記録するエディタデツキ３と、これら各デ
ツキ２．３の動作を制御するコントローラ４と、予め記
憶した少なくとも上記複数の情報に対するメニューをデ
ィスプレイ６に表示するとともに、キーボード７から一
または二以上のメニューを選択し、選択されたメニュー
のアドレスに対応する情報の検索とダビングを順次実行
する制御命令をコントローラ４に付与するコンピュータ
システム５を備えてなることを特徴とする。

〔作　　用〕

次に、本発明の作用について説明する。

本発明に係るダビングシステム１は予めコンピュータシ
ステム５へ少なくともマスクテープ等のマスタソースに
記録される複数の情報に対するメニューを記憶させてお
く。そして、ダビング時に当該メニューを読み出してデ
ィスプレイ６に表示するとともに、この表示を見ながら
対話式にキーボード７からダビングしようとする任意の
メニューを順次選択する。一方、コンピュータシステム
５は選択されたメニューのアドレスに対応する情報の検
索とダビングを順次実行させるための制御命令をコント
ローラ４へ付与する。よって、コントローラ４はマスク
デツキ２の動作を制御して前記選択されたメニューに対
するアドレスと同一のアドレスの検索を行うとともに、
マスタデツキ２及びエディタデツキ３の動作を制御して
ダビングを行う。

〔実　施　例〕

以下には本発明に係る好適な実施例を図面に基づき詳細
に説明する。

第１図は本発明に係るダビングシステムの構成図、第２
図は同システムによるダビング方法を示すフローチャー
ト図、第３図は同システムに用いるマスタテープの斜視
図、第４図は同テープに貼着するバーコードを表示した
識別ラベルの平面図、第５図は同テープと検索用アドレ
ス検出ヘッドの関係を示す底面図、第６図は同テープの
テープパターン図である。

まず、第１図を参照して本発明に係るダビングシステム
の全体的構成について説明する。

マスクテープ（ビデオテープ）の再生を行うマスタデツ
キ２はそのビデオ出力端子とオーディオ出力端子をそれ
ぞれケーブル１１と１２を介してコントローラ４へ接続
するとともに、マスタデツキ２の動作、例えばプレイ、
停止、早送り、巻戻し等の各動作を切換制御するための
信号入力端子を８ピンのＤＩＮケーブル１３を介してコ
ントローラ４に接続する。

また、生テープへ記録を行うエディタデツキ３はそのビ
デオ入力端子とオーディオ入力端子をそれぞれケーブル
１４と１５を介してコントローラ４に接続するとともに
、エディタデツキ３の各動作を切換制御するための信号
入力端子を８ピンのＤＩＮケーブル１６を介してコント
ローラ４に接続する。なお、このエディタデツキ３は−
又は二以上の任意台数を接続することができる。

一方、コントローラ４はコンピュータシステム５に接続
する。コントローラ４は前記各デツキ２及び３の動作を
制御するもので、前記プレイ、停止等の動作制御をはじ
めマスタデツキ２とともにマスタテープの検索（頭出し
）機能を備える。

また、コンピュータシステム５は内蔵する制御プログラ
ムに従って各種の制御命令をコントローラ４に付与する
。コンピュータシステム５は実施例として本体１７、キ
ーボード７、ディスプレイ６からなるセパレート形を示
すが、これらは一体形でもよい。また、前記コントロー
ラ４は本体１７に内蔵した形式でもよいし、さらに前記
デツキ２及び３を含む本システム１を全て一体に構成し
た形式であってもよい。一方、本体１７はフロッピディ
スク等の外部メモリを装填するデツキ部２０を備え、Ｒ
ＧＢカラーケーブル２１及びコンピユータシステム５に
おける信号系のシリアル通信用ケーブル２２を介して前
記コントローラ４に接続する。また、ディスプレイ６の
ビデオ入力端子とオーディオ入力端子はそれぞれケーブ
ル２３．２４を介してコントローラ４に接続する。

次に、第２図のフローチャートを参照して本ダビングシ
ステム１を利用したダビング方法について具体的に説明
する。

まず、電源スィッチの投入等によってディスプレイ６に
初期画面が表示されるため（ステップ５０）、当該表示
に従って「登録」、「ダビング」の選択をキーボード７
により行う（ステップ５１．５２）。

今、「登録」モードを選択した場合を想定する。

「登録」はマスクテープのタイトル及びメニューをコン
ピュータシステム５に記憶させるためのモードであり、
ディスプレイ６の表示に従って、タイトル入力かメニュ
ー人力かを選択する（ステップ５４）。ここで「タイト
ル」とはテープ単位の内容を表し、「メニュー」とは一
本のテープ中で編集されている個々の内容を表す。

まず、タイトルを選択した場合にはタイトルに関しての
初期画面が表示されるため、タイトル番号を入力し、新
規（追加）入力か変更入力かの選択を行う（ステップ５
５．５６）。新規入力の場合には新規入力に関する画面
が表示されるため、所定のタイトル名をキーボード７か
ら順次入力する。

そして、全ての人力が終了すると初期画面に戻る（ステ
ップ５７）。

また、ステップ５６でタイトルの変更入力を選択した場
合は既に登録されているタイトル名が表示され、キーボ
ード７からの入力によってタイトルの変更を行う（ステ
ップ５８）。この場合、タイトルが複数の画面に跨がっ
ているときは順次画面を変えて同様に変更を行う。

一方、ステップ５４でメニューを選択した場合にはタイ
トル番号をキーボード７から入力することによりメニュ
ーに関する初期画面が表示されるため、新規（追加）入
力か変更入力かの選択を上記タイトルの場合と同様に行
う（ステップ５９．５６．５７．５８）。

次に、初期画面において「ダビング」モードを選択した
場合を想定する（ステップ５２）。まず、ダビング前処
理としてマスタデツキ２にテープが装填されていれば自
動検知によってイジェクトされる（ステップ６０．６１
）。そして、マスタデツキ２にダビングしようとするマ
スタテープを、また、エディタデツキ３に生テープをそ
れぞれ装填する（ステップ６２．６３）。なお、この際
、マスタデツキ２では自動テープ識別機能によって、何
のマスクテープが装填されたか自動的に識別される。つ
まり、第３図のようにマスタテープ３０におけるケース
３１の上面３０ａにそのテープ３０のコード番号等をバ
ーコード３３で表示した識別ラベル３２を貼付ける。こ
れによりバーコード３３はマスクテープ３０の装填時に
マスタデツキ２に設けたフォトセンサにより自動的に読
み取られ、マスタテープ３０の識別が行われる。なお、
識別ラベル３２を第４図（ａ）、（ｂ）に例示する。同
図のように識別ラベル３２は目視でも確認できるように
番号表示部３４を併記しである。また、バーコード３３
で表示する情報はコード番号等の他に分類等の任意の情
報を表示できるし、バーコード３３以外の表示手段を利
用しても勿論よい。

よって、マスクテープをマスタデツキ２へ装填すれば当
該テープのコード番号が自動的に読み取られ、コンピュ
ータシステム５から当該コード番号に対応するタイトル
と複数のメニューが読み出されるとともにディスプレイ
６に表示される。したがって、キーボード７から必要な
メニューの番号を選択して入力すれば（ステップ６４）
、選択順にコンピュータシステム５に予約される。そし
て、選択を終了したなら、次にダビングを開始するキー
を押せば自動検索機能によって予約メニューの検索が行
われる（ステップ６５．６６）。

次に、検索機能について説明する。まず、コンピュータ
システム５からは選択されたメニューのアドレスがコン
トローラ４へ付与される。これにより、マスタテープの
早送り（巻戻し）が行われるとともに、テープ側からア
ドレスが再生されてコントローラ４に入力する。よって
、コンピュータシステム５から付与されたアドレスとテ
ープから再生されるアドレスが一致したときテープ送り
を停止し、頭出し、つまりダビングすべきメニューの検
索が終了する（ステップ６６）。

なお、マスクテープに記録されたアドレスの再生は次の
ように行われる。まず、磁気テープ３５（第５図参照）
のテープパターンは第６図のように最上部に記録された
オーディオトラック４０、最下部に記録されたコントロ
ールトラック４１、中間部にヘリカルスキャン方式によ
り記録されたビデオトラック４２からなる。ビデオトラ
ック４２はさらに複数の情報をブロック単位、つまり、
ブロック４２ａ、４２ｂ・・・のように漸次記録される
。この各ブロックは前記メニューに対応する。

また、各ブロック４２ａ、４２ｂの間には無記録部４３
を設け、この無記録部４３に当該ブロック４２ｂに対応
するアドレス４４をバーコードで記録する。このアドレ
ス４４はディスプレイ６に表示されるメニューの番号に
対応する。なお、アドレス４４は無記録部４３を設けて
記録したが、この無記録部４３を設けず、直接記録部分
ヘアドレス４４を記録してもよい。そして、このアドレ
ス４４は第５図のようにマスクテープ３０における磁気
テープ３５の裏面（非磁性面）に接触するヘッド３６に
よって再生される。このような再生手法によって、磁性
面の保護とテープ品質の劣化を防止している。

よって、任意の検索が終了すると自動でダビングが開始
する（ステップ６７）。なお、自動検索機能と自動ダビ
ング機能はコンピュータシステム５からの制御命令によ
って行われる。

そして、任意のダビングが終了したなら、次の予約のア
ドレスがコンピュータシステム５からコントローラ４へ
付与され、上記同様に検索とダビングを繰り返す（ステ
ップ６６．６７．６８）。

よって、全てのダビングが終了したなら巻戻しを行い、
マスタテープ及びエディタテープをエジエクトする（ス
テップ６９．７０）。なお、ステップ６９において、巻
戻しせずに、さらに他のメニューのダビングを行う場合
にはステップ６０へ戻りダビングを続行できる。また、
この際巻戻しをしないでエジエクトすることもできる（
ステップ７１．７２）。

以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。

例えば、各デツキの動作はキーボードとディスプレイの
表示を利用してコンピュータシステムからマニュアル的
に操作できるようにしてもよい。また、ビデオテープを
例示したがオーディオテープ、ビデオディスク等の任意
の記録担体に適用することができる。その他細部の構成
、手法等において本発明の精神を逸脱しない範囲で任意
に変更実施できる。

〔発明の効果〕

このように、本発明に係るダビングシステムはコンピュ
ータシステムを利用し、予め記憶した複数の情報に対す
るメニューをディスプレイに表示するとともに、キーボ
ードから任意のメニューを−又は二以上選択し、この選
択されたメニューに対応す、る情報を順次自動検索する
とともに自動ダビングを実行するようにしたため、次の
ような効果を得る。

■　メニューがディスプレイに表示され、キーボードか
ら対話式に選択予約ができるとともに、自動で頭出しと
ダビングが行われるため、操作及び手順が著しく簡略化
され、ダビング能率は飛躍的に向上する。

■　メニューはフロッピィディスク等の外部メモリに保
管されるため、管理が容易となるとともに、ダビングミ
ス等も大幅に低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明に係るダビングシステムの構成図、 第２図：同システムによるダビング方法を示すフローチ
ャート図、 第３図：同システムに用いるマスタテープの斜視図、 第４図二同テープに貼着するバーコードを表示した識別
ラベルの平面図、 第５図：同テープと検索用アドレス検出ヘッドの関係を
示す底面図、 第６図：同テープのテープパターン図。 尚図面中、 Ｉ：ダビングシステム　　　２：マスタデッキ３：エデ
ィタデツキ　　　　４：コントローラ５：コンピュータ
システム　６：デイスプレイ７：キーボード 特許出願人　　株式会社日本ティーエムアイ代理人弁理
士　下　　　　１）　　　　　茂第１図 第３図 第４図 （ａ）　　　　　（ｔ）） 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の情報と当該情報の検索用アドレスを記録したマ
   スタソースを再生するマスタデッキと、前記マスタデッ
   キから再生される情報を記録するエディタデッキと、前
   記各デッキの動作を制御するコントローラと、予め記憶
   した少なくとも前記複数の情報に対するメニューをディ
   スプレイに表示するとともに、キーボードから一または
   二以上のメニューを選択し、選択されたメニューのアド
   レスに対応する情報の検索とダビングを順次実行する制
   御命令を前記コントローラに付与するコンピュータシス
   テムを備えてなるダビングシステム。