JPS63188766A - レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置 - Google Patents

レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置

Info

Publication number
JPS63188766A
JPS63188766A JP2206287A JP2206287A JPS63188766A JP S63188766 A JPS63188766 A JP S63188766A JP 2206287 A JP2206287 A JP 2206287A JP 2206287 A JP2206287 A JP 2206287A JP S63188766 A JPS63188766 A JP S63188766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
antigen
ultrafine particles
antibody
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2206287A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fujiwara
幸一 藤原
Hiromichi Mizutani
水谷 裕迪
Hiroko Mizutani
弘子 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2206287A priority Critical patent/JPS63188766A/ja
Priority to DE3751865T priority patent/DE3751865T2/de
Priority to EP87906109A priority patent/EP0287665B1/en
Priority to US07/221,248 priority patent/US5252493A/en
Priority to PCT/JP1987/000694 priority patent/WO1988002118A1/ja
Publication of JPS63188766A publication Critical patent/JPS63188766A/ja
Priority to US07/915,022 priority patent/US5238810A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、抗原抗体反応を利用した免疫測定法に関する
ものである。更に詳述するならば、本発明は極めて微量
の検体から特定の抗体または抗原を定量的に検出するこ
とのできる新規な超高感度免疫測定法とそのために用い
る測定装置の構成に関するものである。
従来の技術 後天性免疫不全症候群、成人工細胞白血病等のような新
型ウィルス性疾病あるいは各種ガンの早期検査法として
、抗原抗体反応を利用した免疫測定法の開発が、現在、
世界的規模で推進されている。
一次反応を利用した微量免疫測定法として従来から知ら
れる方法では、ラジオイムノアッセイ法(以下、RIA
法と記す)、酵素イムノアッセイ法(以下、EIA法と
記す)、蛍光イムノアッセイ法等が既に実用化されてい
る。これらの方法は、それぞれアイソトープ、酵素、蛍
光物質を標識として付加した抗原または抗体を用い、こ
れと特異的に反応する抗体または抗原の有無を、各標識
を検出することによって検出する方法である。
RIA法は、標識化されたアイソトープの放射線量を測
定することにより抗原抗体反応に寄与した検体量を検出
し、ピコグラム程度の超微量測定を実現している現在唯
一の方法である。しかしながら、この方法は放射性物質
を利用するので特殊設備を必要とし、また、半減期によ
る標識効果の減衰等を考慮しなければならないので、実
施には大きな制約がある。更に、放射性廃棄物処理が社
会問題となっている現状を考慮するとその実施は自ずと
制限される。
一方、酵素あるいは蛍光体を標識として用いる方法は、
抗原抗体反応に寄与した検体量を、発色あるいは発光を
観測することによって検出する方法であり、RIA法の
如き実施上の制約はない。
しかしながら、発色あるいは発光を精密に定量すること
は困難であり、また、検出限界もナノグラム程度に止ま
る。
更に、これらの方法とは別に、レーザ光を使用して抗原
抗体反応の有無を検出する方法として、主に肝臓癌の検
出を目的に開発されたAFP (アルファ・フェトプロ
ティン)を利用した方法が知られている。
この方法は、AFPに対する抗体をプラスチック微粒子
に付着し、抗原抗体反応によってプラスチック粒子が凝
集して生じる質量変化を測定する方法であり、10−”
 gの検出感度を達成している。
これは、レーザ光を用いた他の方法の百倍以上の感度に
相当するが、前述のRIA法に比較すると百分の一以下
の感度に過ぎない。更に、この方法が水溶液中における
抗原抗体複合物のブラウン運動の変化を利用しているた
めに、抗体を含む水溶液の温度、揺乱の影響あるいは水
溶液に混在する不純物粒子の影響を極めて受は易く、こ
れ以上に検出感度並びに精度を高めることは原理的に望
外のものである。
発胡が解決しようとする問題点 上述のように、従来の免疫測定法においては、高い検出
感度を有するRIA法では、放射性物質を使用するため
に実施についての多くの制約があり、一方、実施に制約
のない酵素イムノアッセイ法、蛍光イムノアッセイ法等
は感度が低く、精密な定量的測定ができなかった。
そこで、本発明の目的は、実施上の制限がなく、且つ、
RIA法に匹敵する感度並びに精度の検出が可能な新規
な免疫測定法を提供することにある。
また、この方法を有利に実施するために構成された、新
規なレーザ磁気免疫測定装置を提供することも本発明の
目的のひとつである。
問題点を解決するための手段 即ち、本発明に従い、検出すべき検体と、抗体および抗
原に対して充分に大きな質量を有する非磁性体粒子に固
定され且つ該検体と特異的に抗原抗体反応して抗原抗体
複合体を形成する抗体または抗原と、磁性体超微粒子に
よって標識され且つ該抗原抗体複合体と特異的に抗原抗
体反応する抗体または抗原とを液体中に分散して、磁性
体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体を形成し
、前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合
体を誘導可能な第1の磁力と、該磁性体超微粒子に標識
された抗体または抗原を誘導可能であるが、前記磁性体
超微粒子に標識された抗原抗体複合体を誘導不可能な第
2の磁力とによって、前記磁性体超微粒子によって標識
された抗原抗体複合体を選択的に誘導分離し、前記選択
的に誘導分離された磁性体超微粒子によって標識された
抗原抗体複合体のみを含む液体に対してレーザ光を照射
し、前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複
合体によるレーザ光の散乱を検出することによって該検
体を検出することを特徴とするレーザ磁気免疫測定法が
提供される。
また、上述の本発明に従う方法を実施する装置として、
検出すべき検体と、抗体および抗原に対して充分に大き
な質量を有する非磁性体粒子に固定され且つ該検体と特
異的に抗原抗体反応する抗体または抗原とを抗原抗体反
応させて抗原抗体複合体を形成し、該抗原抗体複合体を
磁性体超微粒子によって標識し、該磁性体超微粒子によ
って標識された抗原抗体複合体を含む液体にレーザ照射
して散乱光を検出し、該検体を検出するレーザ磁気免疫
測定装置であって、液体を収容し、該液体中で該検体、
該非磁性体粒子に固定された抗体または抗原および該磁
性体超微粒子を添加して該抗原抗体複合体の形成および
該抗原抗体複合体の該磁性体超微粒子による標識付けを
遂行させる第1の容器と、前記磁性体超微粒子によって
標識された抗原抗体複合体を誘導可能な第1の磁力と、
該非磁性体粒子と結合していない該磁性体超微粒子を誘
導可能であるが、前記磁性体超微粒子によって標識され
た抗原抗体複合体を誘導不可能な第2の磁力とを有する
誘導手段と、該液体が移動可能なように該第1の容器と
上部が連通し、該第1の磁力の状態で該誘導手段を移動
することによって、該第1の容器内の液体から誘導され
た前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合
体を受容可能な第2の容器と、該液体が移動可能なよう
に該第1の容器と上部が連通し、該第2の磁力の状態で
該誘導手段を移動することによって、該第1の容器また
は第2の容器内の液体から誘導された前記非磁性体粒子
と結合していない該磁性体超微粒子を受容可能な第3の
容器と、該第2の容器にレーザ光を照射する手段と、該
第2の容器内のレーザ光の散乱を測定する手段とを備え
ることを特徴とするレーザ磁気免疫測定装置が提供され
る。
作用 本発明に従うレーザ磁気免疫測定法は、標識物質として
磁性体超微粒子を用いることをその主要な特徴のひとつ
としている。また、検体と抗原抗体反応させる抗原また
は抗体に、抗原および抗体並びにこれらによる抗原抗体
複合体よりも十分に大きな質量を有する非磁性体粒子を
固定することをも本発明の主要な特徴のひとつである。
即ち、磁性体超微粒子並びに非磁性体粒子は、いずれも
それ自体が放射線あるいは毒性等の問題点を有していな
いことはいうまでもなく、これを利用することに格別の
制約はない。
また、磁性体超微粒子には、マグネタイトやγ−フェラ
イト等の各種化合物磁性体あるいは鉄、コバルト等の金
属磁性体等種々の材料によるものが供給されており、検
体に対して安定な標識物質を容易に選択することができ
る。非磁性体粒子についても、ポリスチレンラテックス
等のプラスチックあるいはシリカ等の無機物質等、多く
の材料が供給されており、測定すべき抗原又は抗体に対
して安定な非磁性体粒子を容易に入手することができる
。尚、この非磁性体粒子は、具体的には、密度の大きな
微粒子を核にして表面を抗原又は抗体を固定するのに適
した物質で被覆して形成されたものである。
本発明に従う方法においては、標識物質が磁性体である
ことを利用して、これに標識された抗原または抗体、更
にこれらと反応して一体となっている抗原抗体複合体を
磁力によって牽引することにより、選択的に操作するこ
とができる。
一方、検体と抗原抗体反応する抗原または抗体に付加し
た非磁性体粒子は磁性体超微粒子よりも大きな質量を有
している。従って、非磁性体粒子に固定された抗原ある
いは抗体と反応した抗体または抗原は、未反応の抗体ま
たは抗原よりも大きな磁力を用いなければ牽引すること
ができない。
従って、本発明の方法に最初の操作を経た検体を含む液
体の中には、以下の3種類のものが併存することになる
■ 磁力に反応しないもの(非磁性体粒子に固定された
未反応の抗原または抗体、非磁性体の不純物微粒子等)
■ 僅かな磁力に牽引されるもの(磁性体超微粒子に標
識された未反応の抗原または抗体)。
■ 所定の強さ以上の磁力によって初めて牽引されるも
のく非磁性体粒子を含む抗原抗体複合体)従って、前述
の液中から、磁力の強度が異なる誘導手段を用いること
によって、既反応の抗原抗体複合体あるいは未反応の抗
原または抗体を選択的に誘導することができる。
尚、この場合の操作手順にはいくつかの対応が挙げられ
る。即ち、上記■、■、■の分散した液中から、まず弱
い磁力の誘導手段によって■を除去し、続いて強い磁力
の誘導手段によって■を純水中に誘導することによって
、■のみが分散した水溶液を得ることができる。また、
まず強い磁力の誘導手段によって■と■とを純水中に誘
導し、更にここから弱い磁力の誘導手段によって■のみ
を除去することもできる。これら操作手順の組み合わせ
は、任意に選択することができる。
さて、本発明に従うレーザ磁気免疫測定方法については
、上述の検体調整工程に続いてレーザ光散乱を利用した
検出工程を連続して行うことも主な特徴のひとつとして
いる。
即ち、上記操作により調製された検体に対してレーザ光
を照射すると、レーザ光は純水中に分散した前記抗原抗
体複合体によって散乱される。従って、このレーザ光の
散乱を測定すれば、純水中の抗原抗体複合体の検出並び
に定量ができる。この場合、レーザ光の出射光路から逸
れた位置に受光素子を設けて、散乱光の強度を測定して
もよいし、また、レーザ光路上に受光素子を設けて、散
乱によって出射強度に対して低下したレーザ光の強度を
測定してもよい。尚、本発明者等は、検体容器の開口方
向(実際には上方)からレーザ光を照射し、また、開口
方向(実際には上方)から散乱光を測定することによっ
て、容器の影響等を受けない高感度な検出が可能である
ことを確認した。
また、上述のレーザ光散乱の測定に際して、検体を満た
した容器に、所定の磁界を印加することによって、磁性
体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体を純水中
の所定の領域に濃縮することができる。このような操作
によって、検出感度は更に向上し、ピコグラムレベルの
検出が可能であることが確S忍された。
また更に、上述のような印加磁界を交流電源によって所
定の周波数で変調し、この変調周波数に同期したレーザ
光散乱の変動のみを検出することによって、外乱あるい
はバックグランドの影響を極めて有効に除去することが
できるので、検出精度は更に向上する。
さて、上述のような本発明による方法を有利に実施し得
る装置の構成として、本発明者等が提案する装置は、少
なくとも、検体を保持する容器と、該容器内の検体に対
する各種の操作を行う誘導手段、更にレーザ光散乱によ
る測定を行う手段を備えていることが必須である。
具体的には後述するが、容器としては、水面近傍で内容
物が連通ずるように構成された低い隔壁を有する1つの
検査容器中で抗原抗体反応、未反応の抗原または抗体の
分離、磁性標識体を含む抗原抗体複合体の選択的分離を
連続的に実施することが有利である。この手法では、検
出限界、検出精度の向上を阻害する要因となっていた未
反応の磁性標識体あるいは抗原、抗体等と共に、液体中
に不可避的に存在する各種浮遊物を同じ検査容器内で一
貫して行われる一連の操作により極めて効率良く分離す
ることができる。
誘導手段としては、所定の磁力を有する2種以上の永久
磁石を用いてもよいが、磁力を任意に変化することので
きる電磁石等を用いることが有利である。即ち、この電
磁石を用いることによって、前述のような、純水中での
検体の濃縮あるいは交流磁界の印加等を容易に行うこと
ができる。
更に、これらの機能を総合して配慮すると、装置の架台
に固定した誘導手段に対して、検体を収容した容器が移
動するように装置を構成し、更に誘導手段の直下にレー
ザ光を照射する構成が有利であるが、詳細には具体例を
上げて後述する。
これら本発明の特徴的な構成によって、同じレーザ光散
乱測定を利用しながらも、本発明の方法はAFPを利用
した方法の限界を大きく凌駕し、RIA法の検出感度並
びに検出精度に迫るものを達成し得た。更に、本発明に
従う方法は、後述するように、検査の自動化等に対して
も極めて有利な方法である。
尚、この項での説明は、磁性体超微粒子と非磁性体粒子
法をそれぞれ付加した抗原あるいは抗体を抗原抗体反応
に付して免疫測定を行う、いわゆる直接法に、本発明を
適用した場合について説明した。しかしながら、例えば
、非磁性体粒子の表面に既知の抗原を固定したものを用
い、これと検体中の未知の抗体とを抗原抗体反応させる
方法にも勿論適用できる。この方法は、いわゆる間接法
であり、この間接法には更に、検体と磁性標識体とを積
極的に反応させる方法と、検体と磁性標識体との反応を
阻害する、いわゆる、競合阻害反応検出法等があり、本
発明はそのいずれに対しても有効に適用できる。
また、本発明者等は、特願昭61−254164として
レーザ磁気免疫測定法および装置についての発明を特許
出願しているが、この特許出願に係る発明の方法では、
検体をゼラチン等の支持体に固定することによって、未
反応の磁性体超微粒子で標識した抗原または抗体と分離
するので、レーザ光による散乱測定の際に、支持体を破
壊して検体から・除去する必要があった。
実施例 以下に図面を参照して本発明をより具体的に詳述するが
、以下に開示する方法並びに装置は本発明の一実施例に
過ぎず、本発明の技術的範囲を何ら制限するものではな
い。
実施例1 第1図(a)乃至(社)は、本発明に従うレーザ磁気免
疫測定方法における、検体の調製操作を手順を追って示
す図である。尚、ここで述べる操作は、既知の抗体を非
磁性体粒子表面に固定し、未知の抗原と抗原抗体反応を
させた後に、磁性体超微粒子によって標識した特異抗体
と更に抗原抗体反応せしめるものである。
第1図(a)並びに(a)゛  は、検体を収容すると
ともに調製操作を行うための検査容器の断面図並びに平
面図である。尚、第1図ら)以下め図面は、第1図(a
)と同じ視点から描かれた図面によって表される。
績査容器1は、周囲を高さLの壁によって包囲された収
容部を有する容器であり、更に、内部がLよりも低い高
さlの2枚の隔壁aSbによって、3つの収容部に分割
されている。従って、第1図(a)に示すように、高さ
1以下の内容物に対しては、互いに独立した3つのウェ
ルASB、Cを連結したものであり、高さβを越えて液
体を満たされた場合は、水面付近で各ウェルが連通する
。尚、以下の操作では、ウェルAを抗原抗体反応用ウェ
ルとして、ウェルBを未反応磁性標識体分離用ウェルと
して、ウェルCを検体採集用ウェルとして用いる。
上述のような検体容器1のウェルAに、第1図ら)に示
すように、非磁性体粒子11に固定した既知の抗体12
を分散した液体を、高さβ以下に満たす。
非磁性体粒子は、平均粒径0.5μmのポリスチレンラ
テックスを用いた。
続いて、第1図(C)に示すように、マイクロシリンジ
2aを用いて、ウェルAに患者の体液から採取した検体
を注入した。即ち、ここで注入した液体には、未知のウ
ィルス抗原13が含まれて詣り、これは抗体12と抗原
抗体反応によって抗原抗体複合物を生成する。
更に、第1図(d)に示すように、マイクロシリンジ2
bを用いて、ウェルAに磁性体超微粒子15で標識した
特異抗体14を注入する。特異抗体としては抗免疫グロ
ブリンを用いた。こうして注入された特異抗体14は、
前述の抗原抗体複合体と抗原抗体反応する。
かくして、ウェルA内には以下の物質が混在することに
なる。
■ 〔非磁性体粒子11−抗原12−抗体13−特異抗
体14−磁性体超微粒子15〕の複合物■ 未反応の〔
特異抗体14−磁性体超微粒子15〕■ 未反応の(非
磁性体粒子ll−抗原12)■ 不可避な不純物粒子 そこで、第1図(e)に示すように、ウェルBおよびC
に、分注器6によって純水を注入し、検体容器1内の水
位をlよりも高くする。
この状態で、第1図(f)に示すように、磁力の小さな
磁石3をウェルAの上方に接近させると、上述の■のみ
が磁石3に吸い寄せられる。そこで、磁石3をウェルB
の方へ水平に移動することによって、ウェルA内の■は
ウェルBへ誘導される。
このとき、■は、特に非磁性体粒子11によって質量が
増加しているので、磁石3の磁力では牽引されない。従
って、ウェルA内には、■、■、■が残留する。
続いて、第1図(印に示すように、磁力の充分に大きな
磁石4をウェルAに接近させる。今度は、磁石4の磁力
が充分に大きいので、■が磁石に吸い寄せられる。従っ
て、磁石4をウェルCの方へ移動すると、前述の■のみ
がウェルC内へ誘導される。
こうして、検体容器1のウェルC内に、抗原抗体反応に
よって生成した、〔非磁性体粒子11−抗原12−抗体
13−特異抗体14−磁性体超微粒子15)の複合物の
みが分散した純水が得られる。そこで、これを第1図(
社)に示すように、マイクロシリンジ2C等によって取
り出し、レーザ光散乱測定に供して抗原抗体複合体の検
出を行う。
また、後述するように、この調製された検体を検体容器
1に収容したまま、レーザ散乱光測定に付すことも可能
である。
尚、第1図(e)に示す操作では、純水の注入はウェル
BおよびウェルCの側から行うことが好ましい。何故な
らば、ウェルA内の未反応の磁性標識体や未反応の微小
球、更に液中に不可避的に存在する各種浮遊物が、ウェ
ルBあるいはCに流入すると、検出限界あるいは検出精
度の向上が阻害されるからである。また、同じ理由によ
って、磁力による磁性体超微粒子を含む粒子の誘導は、
各ウェルの水面近傍においてのみ行うことが好ましい。
また、第1図((至)に示す操作では、第1図(f)に
示す操作においてウェルBに誘導された未反応の磁性体
超微粒子を、他の磁石によってウェルBの底部に誘導し
て遠ざけておくことも好ましい。
さて、前述のように調製された検体に対するレーザ光散
乱測定は、以下のようにして実施される。
即ち、第2図は、この操作を説明する図である。
第2図に示す検体は、第1図(鎖と同じ状態にある。従
って、検体容器1内の純水中には、ウェルAでは未反応
の抗体12とそれの固定された非磁性体粒子11、ウェ
ルBでは磁性体超微粒子15に標識された未反応の抗体
14、そして、ウェルCでは既反応の抗原抗体複合体(
11−12−13−14−15)が分散している。また
、ウェルC内の抗原抗体複合体(11−12−13−1
4−15)は、磁石4によって水面付近に密集している
このような状態を維持したまま、抗原抗体複合 ′体(
11−12−13−14−15)が密集している領域に
、上方からHe−Cdレーザ管21によって、レーザ光
22を照射する。照射したレーザ光22は、純水中の抗
原抗体複合体(11−12−13−14−15)によっ
て一部が散乱されながら、大半はウェルC内の純水を透
過して検体容器の下側に出射する。
ここで、レーザ光22の散乱を測定する方法は大別して
2つある。即ち、ひとつは、レーザ光軸から逸れた位置
で散乱光23の強度を測定する方法である。もうひとつ
は、照射したレーザ光軸上に、−ザ光の散乱がない状態
で消光するように偏光板28を配置し、この偏光板28
を透過した散乱光の強度を測定する方法である。いずれ
の方法も適切な位置に受光素子等を配置するが、第2図
では両方の方法を併せて示している。
第2図に示される受光素子24が、散乱光の強度を測定
する受光素子であり、ここではフォトマルを使用する。
また、散乱光は比較的微弱なので、検体と受光素子24
との間に、スリット25を設けて測定範囲を規定すると
共に集光レンズ26をも設けて受光感度並びに測定精度
の向上を図った。
一方、第2図に示す受光素子27は、検体を透過したレ
ーザ光の光軸上で散乱を測定するための受光素子であり
、ここではフ門トダイオードが適切である。更に、レー
ザ光21と検体との間には、検体に照射するレーザ光の
光量を調節するためのNDフィルタ28を設けることが
好ましい。
尚、ウェルAの水面におけるレーザ光の反射の影響を極
力排除するように、レーザ光の照射角度を選択する必要
がある。ひとつの典型的な値として、照射するレーザビ
ーム22が、ウェルA内の水面に対して60度の角度で
入射するように、また、散乱光23を受光する受光素子
24が、ウェルA内の水面に対して45度の方向に放射
される散乱光の強度を測定するように設定することが挙
げられる。
実施例2 第3図(a)乃至(e)は、本発明に従う他のレーザ磁
気免疫測定方法における、検体の調製操作を手順を追っ
て示す図である。尚、ここで述べる操作は、既知の抗体
を非磁性体粒子表面に固定し、磁性体超微粒子によって
標識した未知の抗原と抗原抗体反応をさせた後に分離す
る操作である。
この方法において用いる検体容器1は、第1図(a)お
よび(a)°  に示したものと全く同じものである。
即ち、検査容器1は、側壁の高さLよりも低い高さlの
2枚の隔壁a、bによって、3つのウエルA、B、Cに
その収容部を分割された容器である。
上述のような検体容器1のウェルAに、第3図(a)に
示すように、非磁性体粒子11に固定した既知の抗体1
2を分散した液体を、高さβ以下に満たす。
非磁性体粒子は、平均粒径0.5μmのポリスチレンラ
テックスを用いた。
続いて、第3図ら)に示すように、マイクロシリンジ2
aを用いて、ウェルAに患者の体液から採取した検体を
注入した。但し、ここで注入した未知のウィルス抗原1
3は、予め磁性体超微粒子15を付加されている。従っ
て、ウェルA内で、前述の既知の抗体12と抗原抗体反
応を呈し、〔非磁性体゛ 粒子−抗体一抗原一磁性体超
微粒子) 11−12−13−15を形成する。
従って、この状態では、ウェルA内には以下の物質が混
在していることになる。
■ 〔非磁性体粒子11−抗原12−抗体13−磁性体
超微粒子15〕の複合物 ■ 未反応の〔非磁性体粒子1に抗体12〕■ 不可避
な不純物粒子 そこで、第3図(C)に示すように、ウェルBおよびC
に、分注器6によって純水を注入し、検体容器1内の水
位をβよりも高くする。
この状態で、第3図(d)に示すように、磁力の小さな
磁石3をウェルAの上方に接近させると、上述の■のみ
が磁石3に吸い寄せられる。そこで、磁石3をウェルB
の方へ水平に移動することによって、ウェルA内の■は
ウェルBへ誘導される。
このとき、■は、特に非磁性体粒子11によって質量が
増加しているので、磁石3の磁力では牽引されない。従
って、ウェルA内には、■、■、■が残留する。
続いて、第3図(e)に示すように、磁力の充分に大き
な磁石4をウェルAに接近させる。今度は、磁石4の磁
力が充分に大きいので、■が磁石に吸い寄せられる。従
って、磁石4をウェルCの方へ移動すると、前述の■の
みがウェルC内へ誘導される。
こうして、検体容器1のウェルC内に、抗原抗体反応に
よって生成した、〔非磁性体粒子11−抗原12−抗体
13−磁性体超微粒子15〕の複合物のみが分散した純
水が得られる。後述するように、こうして調製された検
体は、検体容器1に収容したままレーザ散乱光測定に付
すことが可能である。
レーザ光散乱測定は、第3図(e)に示す検体を、第2
図において説明した方法と全く同じ方法によって実施す
ることができる。
実施例3 第4図(a)は、実施例1並びに実施例2に示したよう
な操作を一括して行うことのできるレーザ磁気免疫測定
装置の構成を示す図である。
案内部材101 と一体に構成された架台1(14)上
にテーブル102が載置されており、このテーブル10
2はモータ103に駆動されるスクリ5−104によっ
て移動するように構成されている。また、このテーブル
102上には、1対の支柱105a、 105bと支持
部材106によって支持される、電磁石107を備えて
いる。この電磁石107は、出力可変の電源1(18に
よって駆動されており、任意の磁力を発生することがで
きる。
更に、支持手段は図示を省略しているが、この装置は、
交換可能なNDフィルタ109を備え1.前述の電磁石
107の直下にある検体に対してレーザ光を照射するH
e−Cdレーザ管110と、後述するテーブル“102
上の検体によって散乱されたレーザ光を検出する受光素
子111を備えている。尚、受光素子111 と検体と
の間には、スリット板112と集光レンズ113とが配
置されている。
テーブル102上に載置されている検体容器114は、
第4図(b−1)並びに(b−2)に示すように、各々
が低い隔壁pSqによって隔てられたウェルx1YSZ
を1組として構成されている。即ち、この検体容器の各
ウェルx、y、zは、第1図(a)に示した検体容器1
の各ウェルA、BSCに相当しており、第1図に示す操
作を、同じ手順で行うことができるように配慮している
。また、この検体容器は、1枚の板状の部材上にウェル
の組を3組形成している。ここで、ウェルxSy、zは
部材の長手方向に配列し、更にこのウェルの配列方向の
延長上に他のウェルの組を同じ向きで配列している。
続いて、第4図(a)に示すレーザ磁気免疫測定装置の
動作を説明する。
まず、検体容器114において、第1図(b)乃至(e
)に示す操作を行い、検体を分散した純水を満たした状
態とする。
そのまま、検査容器114をテーブル102上に搭載し
て固定する。このとき、検体容器114は、そのウェル
並びに個々の検体容器の配列方向が、テーブル102の
移動方向と一致するように固定する。
また、いずれかのウェルXが、電磁石107の直下に位
置するように、モータ102を駆動してテーブル102
を移動する。
続いて、電源1(18により電磁石107を弱励磁し、
質量の小さな未反応の磁性標識体をウェルX内の水面付
近に誘導した状態で、移動テーブル102を図上の右方
を移動する。即ち、検体容器102に対して、電磁石1
07が相対的にウェルYの方へ移動したことになり、未
反応の磁性標識体はウェルYの水面へ誘導される。従っ
て、ウェルXからは、未反応の磁性標識体が取り除かれ
たことになる。
尚、この操作は、第1図(f)に示す操作に相当する。
次に、電源1(18を遮断して移動テーブルを最初の位
置に戻し、今度は電磁石107を強励磁する。
すると、磁性標識体を含む抗原抗体複合体が、ウェルX
の水面付近に誘導され、更に、テーブル102を図上の
左方に移動すると、抗原抗体複合体はウェルZ内の水面
に誘導される。即ち、この操作は、第1図(g)に示す
操作に相当する。
最後に、この状態を保ったまま、即ちウェルZ内の水面
付近に誘導された抗原抗体複合体が濃縮されている状態
を維持したまま、第2図に示したように、レーザ光の散
乱による検体の検出並びに検出を行う。こうして、1組
のウェルについての測定が完了する。
更に、第4図(tl−1)並びに(b−”1)に示した
ようにζ検体容器114は、3組のウェルを備えている
ので、他の組のウェルについて同様の操作を繰り返せば
、連続して複数の検体に対する測定を行うことができる
尚、上述のような操作による免疫測定の検出感度は、約
5ピコグラムであった。
続いて、同じ検体に対して、異なる方法でレーザ光散乱
による測定を行った。即ち、レーザ光散乱の測定に際し
て、抗原抗体複合体をウェルの水面付近に誘導・濃縮し
ている電磁石107を、第4図(a)に示すような+3
A〜−3Aまでの振幅を有する所定の周波数の矩形波で
変調した電源によって駆動した。また、受光素子111
による散乱光の検出も、電源の変調に同期したロックイ
ンアンプ115によって行った。
即ち、電磁石107によって発生する磁界を交流磁界と
すると、この磁界に補足されている磁性体も磁界の極性
の変化に同期して回転する。従って、電源電流の変調に
同期した散乱光の変動を検出すれば、検体中に分散する
不可避的不純物粒子等のバックグラウンドの影響を排除
することができる。
上述のような操作によるレーザ光散乱の変動を測定した
結果を示すグラフが第4図(b)である。尚、第4図ら
)は、第4図(a)と横軸のスケールを統一している。
このような操作を実施しながら行った測定では、2ピコ
グラム以下と、静的測定に比較して約3倍の検出感度が
達成された。
実施例4 第6図(a−1)乃至(a−3)並びil: (C) 
It、本発明に従う方法を、連続的に行うことのできる
装置の構成を概略的に示すものである。
この装置において使用する検体容器は、第1図(a)並
びに(a)″ に示す検体容器と同様に、抗原抗体反応
を行うためのウェルAと、このウェルAから分離した未
反応の抗原または抗体を収容するウェルBと、更に検出
すべき検体を含んだ抗原抗体複合物を収容するウェルC
とから構成されているが、前に示した容器とは、各ウェ
ルの配列順序が異なっており、第6図(a)に示すよう
に、A−C−Bの順序で並んでいる。また、各ウェルを
分離する隔壁x1yは、やはり第6図(a)に示すよう
に、ウエルAとウェルCを分離する隔壁Xが、ウェルC
とウェルBを分離する隔壁yよりも低くなっている。
第6図ら)は、このような容器に収容した検体を連続し
て処理することのできる装置の構成を概略的に示すもの
である。
この装置は、第6図(b)に示すような検体容器をウェ
ルの配列方向に複数接続したものを、図上の右から左へ
所定の速度で移動するように構成している。この検体容
器30に対して、検体容器の上方には、検体容器に対す
る注水手段31と磁力の強い磁石32、検体容器に対す
る注水手段33と磁力の弱い磁石34、更にレーザ光散
乱による検体測定手段35が、この順序で配置されてい
る。
即ち、この容器を用いた検体調製操作は、以下のように
行われる。
まず、第6図(c−0)に示すように、ウェルA内にの
み満たした純水中で、非磁性体粒子41を付加した抗体
42と検体である抗原43とを抗原抗体反応させ、更に
、抗免疫グロブリン44に磁性体超微粒子を付加したも
のを反応させる。従って、ウェルA内には、 ■抗原抗体複合体〔41−42−43−44−451■
磁性体超微粒子を付加した抗免疫グロブリンC44−4
5)■非磁性体粒子を付加した抗体C41−42]が浮
遊していることになる。
続いて、第6図(c−1) に示すように、検体容器3
0は、注水手段31によって、ウェルC側から隔壁Xの
高さまで純水を満す。
次に、第6図(C−2)に示すように、検体容器30は
、強い磁力を発生する電磁石32の下方を通過する。こ
のとき、磁性体超微粒子を伴うもの、即ち前述の■と■
とは、磁石32に誘導されて、ウェルCに誘導される。
検体容器30が更に移動すると、■と■とは隔壁yに衝
突するので、これらは全てウェルC内に残留する。
続いて、第6図(c−3)  に示すように、検体容器
30は注水手段33の下方に到達し、ウェルB側から更
に純水の注入をうける。従って、各ウェルはすべて水面
付近で連通ずる この検体容器30は更に移動し、第6図(C−4)に示
すように、磁石34の下方に到達する。磁石34は、軽
い■は誘導することができるが、重い■は誘導できない
程度の磁力を発生しており、この操作によって、■のみ
がウェルBへ誘導される。
こうして、検体を含む抗原抗体複合体C4l−42−4
3−44−45)のみがウェルC内に収容される。従っ
て、第6図(C−5) に示すように、装置の更に下流
に設けられたレーザ光散乱による測定手段35により、
ウェルC内の抗原抗体複合体C4l−42−43−44
−45〕を測定することができる。尚、ここで、第6図
ら)に示すように、レーザ光の照射手段36並びに受光
素子37と共に、交流電源38によって駆動される電磁
石39を設け、ロックインアンプ40によって交流電源
38と同期したレーザ光散乱を検出することによって、
更に感度を高めることができる。
このような一連の操作において注目すべきことは、各操
作における磁石32並びに34と検体容器30との相対
的な移動方向が常に一定なことである。
従って、検体容器30を常に一定の速度で移動すると共
に、各設備を一定のスケジュールに従って動作させれば
、検体の調製並びに測定を連続的に効率良く行うことが
できる。
発明の効果 以上詳述のように、本発明に従うレーザ磁気免疫測定法
は、磁性体超微粒子を標識体とする一方で、検体と反応
する抗体または抗原に非磁性体粒子を付加することによ
り、磁気による標識物の選別と、質量差による既反応抗
原抗体複合体の選別を容易かつ迅速に行うことを可能に
している。また、この操作は、単に容易である「ご止ま
らず、極めて有効に被検出物の選別がなされる。従って
、従来の一般的な免疫測定方法に比較すると、RIA法
に匹敵する極めて高い検出感度並びに精度が達成できる
。更に、標識体として用いる磁性体超微粒子あるいは非
磁性体粒子は、いずれも放射線あるいは毒性の問題がな
く且つ検体に対して安定なも′のが容易に入手できる。
即ち、本発明に従うレーザ磁気免疫測定方法は、実施に
制限がなく、操作が容易であり、然も検出感度並びに精
度が極めて高い。
この発明に従うレーザ磁気免疫測定法および測定装置は
、抗原抗体反応のみに止まらず、従来RIA法が適用さ
れていたペプチドホルモン等の各種ホルモンあるいは各
種酵素、ビタミン、薬剤等の測定にも応用することが可
能である。
更に、本発明の方法は、磁気等の制御の容易な手段を利
用しているので、抗原抗体反応検査の自動化をも極めて
容易に実現する。従って、従来は限定された施設でRI
A法によらなければ実施できなかった精密な測定を、一
般的な環境で広〈実施することが可能となる。例えば、
集団検診等のような一般的な状況で、各種ウィルス、癌
等のスクリーニング検査が精密に実施できれば、癌ある
いはウィルス性疾患等の早期診断が可能となり、有効な
早期治療を的確に実施することが可能となる。このよう
に、本発明が医学・医療の分野で果たす効果は計り知れ
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(社)は、本発明に従うレーザ磁気免
疫測定方法に際しての検体の調製方法を説明する図であ
り、特に第1図(a)並びに〔a)°  は用いる検体
容器の形状を示しており、 第2図は、第1図に示す方法によって調製された検体に
対するレーザ光散乱を利用した測定法を説明する図であ
り、 第3図(a)乃至(e)は、本発明に従うもうひとつの
レーザ磁気免疫測定方法に際しての検体の調製方法を説
明する図であり、 第4図(a)は、第1図(a)乃至(の、第3図(a)
乃至(e)並びに第2図に示す操作を一括して実施する
ことのできる、本発明に従って構成された装置の構造を
示す図であり、 第4図(b−1)並びに(t]−2) は、第3図(a
) !、:示す装置において、特に有利に用いることの
できる検体容器の形状を示す図であり、第4図(b−1
) は平面図を、第4図(b−2) は断面図をそれぞ
れ示しており、                  
    (第5図(a)は、第3図に示す装置における
電源の変調波形を示すグラフであり、 第5図(b)は、第4図(a)に示す波形と同期する散
乱光の変動を測定した結果を示すグラフであり、第6図
(a)は、本発明に従うレーザ磁気免疫測定装置の他の
態様において有利に用いることのできる検体容器の構成
を示す図であり、 第6図ら)は、第6図(a)に示す検体容器を用いて連
続的に検体を処理することのできる装置のレイアウトを
概略的に示す図であり、 第6図(C−0)乃至(c−5) は、第6図に示す装
置の動作を段階的に説明する図である。 〔主な参照番号並びに参照符号〕 1・・・検体容器、 2a、 2b、2C・・・マイクロシリンジ、3・・・
磁力の弱い磁石、 4・・・磁力の強い磁石、 11・・・非磁性非磁性体粒子、 12・・・抗体、   13・・・検出すべき抗原、1
4・・・特異抗体、 15・・・磁性体超微粒子、21
・・・He−(:dレーザ管、22・・・レーザ光、2
3・・・散乱光、  24.27・・・受光素子、25
・・・・スリット板、26・・・・集光レンズ、28・
・・・偏光板、  30・・・・検体容器、31.33
・・・・注水手段、 32.34・・・・磁石、 35・・・・測定手段、3
6・・・・レーザ管、 37・・・・受光素子38・・
・・交流電源、 39・・・・電磁石、50・・・・ロ
ックインアンプ 40・・・・抗原、41・・・・非磁性体粒子、42・
・・・抗体、44・・・・抗免疫グロブリン、45・・
・・磁性体超微粒子、 1(14)  ・・・架台、101  ・・・案内部材
、102  ・・・テーブル、103  ・・・モータ
、104・・・スクリユー、105a1105b・・・
支柱、106  ・・・支持部材、 107  ・・・電磁石、 1(18  ・・・電源、
110  ・・・NDフィルタ、 111  ・・・受光素子、112  ・・・スリット
板、113  ・・・集光レンズ、114  ・・・検
体容器、115  ・・・ロックインアンプ、 ASBSCSX、YSZ −−・ウェル、aN bz 
pSQ・・・隔壁、

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検出すべき検体と、抗体および抗原に対して充分
    に大きな質量を有する非磁性体粒子に固定され且つ該検
    体と特異的に抗原抗体反応して抗原抗体複合体を形成す
    る抗体または抗原と、磁性体超微粒子によって標識され
    且つ該抗原抗体複合体と特異的に抗原抗体反応する抗体
    または抗原とを液体中に分散して、磁性体超微粒子によ
    って標識された抗原抗体複合体を形成し、 前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体
    を誘導可能な第1の磁力と、該磁性体超微粒子に標識さ
    れた抗体または抗原を誘導可能であるが、前記磁性体超
    微粒子に標識された抗原抗体複合体を誘導不可能な第2
    の磁力とによって、前記磁性体超微粒子によって標識さ
    れた抗原抗体複合体を選択的に誘導分離し、 前記選択的に誘導分離された磁性体超微粒子によって標
    識された抗原抗体複合体のみを含む液体に対してレーザ
    光を照射し、前記磁性体超微粒子によって標識された抗
    原抗体複合体によるレーザ光の散乱を検出することによ
    って該検体を検出することを特徴とするレーザ磁気免疫
    測定法。
  2. (2)液体を収容し、該液体が移動可能に上部が互いに
    連通する3つの容器を使用し、第1の容器に収容された
    液体内に、上記した検体、非磁性体粒子に固定された抗
    体または抗原および磁性体超微粒子によって標識された
    抗体または抗原を分散して抗原抗体反応を遂行すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のレーザ磁気
    免疫測定法。
  3. (3)該第1および第2の磁力によって、該第1の容器
    内の液体から、第2の容器内に収容された液体中に、前
    記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体を
    誘導、分離し、第3の容器内に収容された液体中に、前
    記磁性体超微粒子によって標識された抗体または抗原を
    誘導、分離することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のレーザ磁気免疫測定法。
  4. (4)該第1の磁力によって該第1の容器内の液体中か
    ら該磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体
    および該磁性体超微粒子に標識された抗原または抗体第
    2の容器内の液体中に誘導、分離し、次いで該第2の磁
    力によって該第2の容器内の液体中から該磁性体超微粒
    子に標識された抗原または抗体を第3の容器内の液体に
    誘導、分離して、該第2の容器内の液体中に該磁性体超
    微粒子によって標識された抗原抗体複合体のみを隔離す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のレー
    ザ磁気免疫測定法。
  5. (5)該第2の磁力によって該第1の容器内の液体中か
    ら該磁性体超微粒子に標識された抗原または抗体を第3
    の容器内の液体に誘導、分離し、次いで該第1の磁力に
    よって該第1の容器内の液体から該磁性体超微粒子によ
    って標識された抗原抗体複合体を第2の容器内の液体に
    誘導、分離することを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載のレーザ磁気免疫測定法。
  6. (6)前記レーザ光の照射に際して、前記磁性体超微粒
    子によって標識された抗原抗体複合体を磁力によって該
    液体中の所定の領域に濃縮させることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか1項に記載のレ
    ーザ磁気免疫測定法。
  7. (7)前記レーザ光の照射に際して、前記所定の領域に
    濃縮された前記磁性体超微粒子によって標識された抗原
    抗体複合体を、磁力によって、所定の周波数の周期的な
    運動を付与させ、該周波数と同期した前記レーザ光散乱
    のみを検出することを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載のレーザ磁気免疫測定法。
  8. (8)前記磁性体超微粒子により標識される抗体が抗免
    疫グロブリンであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第7項のいずれか1項に記載のレーザ磁気免疫
    測定法。
  9. (9)磁性体超微粒子によって標識された検出すべき検
    体と、抗体および抗原に対して充分に大きな質量を有す
    る非磁性体粒子に固定され且つ該検体と特異的に抗原抗
    体反応して抗原抗体複合体を形成する抗体または抗原と
    を液体中に分散して、磁性体超微粒子によって標識され
    た抗原抗体複合体を形成し、 前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体
    を誘導可能な第1の磁力と、該非磁性体粒子と結合して
    いない該磁性体超微粒子を誘導可能であるが、前記磁性
    体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体を誘導不
    可能な第2の磁力とによって、前記磁性体超微粒子によ
    って標識された抗原抗体複合体を選択的に誘導分離し、 前記選択的に誘導分離された磁性体超微粒子によって標
    識された抗原抗体複合体のみを含む液体に対してレーザ
    光を照射し、前記磁性体超微粒子によって標識された抗
    原抗体複合体によるレーザ光の散乱を検出することによ
    って該検体を検出することを特徴とするレーザ磁気免疫
    測定法。
  10. (10)液体を収容し、該液体が移動可能に上部が互い
    に連通する3つの容器を使用し、第1の容器に収容され
    た液体内に、上記した磁性体超微粒子によって標識され
    た検体および非磁性体粒子に固定された抗体または抗原
    を分散することを特徴とする特許請求の範囲第9項に記
    載のレーザ磁気免疫測定法。
  11. (11)該第1および第2の磁力によって、該第1の容
    器内の液体から、第2の容器内に収容された液体中に、
    前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体
    を誘導、分離し、第3の容器内に収容された液体中に、
    該非磁性体粒子と結合していない該磁性体超微粒子を誘
    導、分離することを特徴とする特許請求の範囲第10項
    に記載のレーザ磁気免疫測定法。
  12. (12)該第1の磁力によって該第1の容器内の液体か
    ら該磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体
    および該非磁性体粒子と結合していない該磁性体超微粒
    子を第2の容器内の液体中に誘導、分離し、次いで該第
    2の磁力によって該第2の容器内の液体から該非磁性体
    粒子と結合していない該磁性体超微粒子を第3の容器内
    の液体に誘導、分離して、第2の容器内の液体中に該磁
    性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体のみを
    隔離することを特徴とする特許請求の範囲第11項に記
    載のレーザ磁気免疫測定法。
  13. (13)該第2の磁力によって該第1の容器内の液体中
    から該非磁性体粒子と結合していない該磁性体超微粒子
    を第3の容器内の液体に誘導、分離し、次いで該第1の
    磁力によって該第1の容器内の液体から該磁性体超微粒
    子によって標識された抗原抗体複合体を該第2の容器内
    の液体に誘導、分離することを特徴とする特許請求の範
    囲第11項に記載のレーザ磁気免疫測定法。
  14. (14)前記レーザ光の照射に際して、前記磁性体超微
    粒子によって標識された抗原抗体複合体を磁力によって
    該液体中の所定の領域に濃縮させることを特徴とする特
    許請求の範囲第9項乃至第13項のいずれか1項に記載
    のレーザ磁気免疫測定法。
  15. (15)前記レーザ光の照射に際して、前記所定の領域
    に濃縮された前記磁性体超微粒子によって標識された抗
    原抗体複合体を、磁力によって、所定の周波数の周期的
    な運動を付与させ、該周波数と同期した前記レーザ光散
    乱のみを検出することを特徴とする特許請求の範囲第1
    4項に記載のレーザ磁気免疫測定法。
  16. (16)前記磁性体超微粒子により標識される抗体が抗
    免疫グロブリンであることを特徴とする特許請求の範囲
    第9項乃至第15項のいずれか1項に記載のレーザ磁気
    免疫測定法。
  17. (17)検出すべき検体と、抗体および抗原に対して充
    分に大きな質量を有する非磁性体粒子に固定され且つ該
    検体と特異的に抗原抗体反応する抗体または抗原とを抗
    原抗体反応させて抗原抗体複合体を形成し、該抗原抗体
    複合体を磁性体超微粒子によって標識し、該磁性体超微
    粒子によって標識された抗原抗体複合体を含む液体にレ
    ーザ照射して散乱光を検出し、該検体を検出するレーザ
    磁気免疫測定装置であって、 液体を収容し、該液体中で該検体、該非磁性体粒子に固
    定された抗体または抗原および該磁性体超微粒子を添加
    して該抗原抗体複合体の形成および該抗原抗体複合体の
    該磁性体超微粒子による標識付けを遂行させる第1の容
    器と、 前記磁性体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体
    を誘導可能な第1の磁力と、該非磁性体粒子と結合して
    いない該磁性体超微粒子を誘導可能であるが、前記磁性
    体超微粒子によって標識された抗原抗体複合体を誘導不
    可能な第2の磁力とを有する誘導手段と、 該液体が移動可能なように該第1の容器と上部が連通し
    、該第1の磁力の状態で該誘導手段を移動することによ
    って、該第1の容器内の液体から誘導された前記磁性体
    超微粒子によって標識された抗原抗体複合体を受容可能
    な第2の容器と、該液体が移動可能なように該第1の容
    器と上部が連通し、該第2の磁力の状態で該誘導手段を
    移動することによって、該第1の容器または第2の容器
    内の液体から誘導された前記非磁性体粒子と結合してい
    ない該磁性体超微粒子を受容可能な第3の容器と、 該第2の容器にレーザ光を照射する手段と、該第2の容
    器内のレーザ光の散乱を測定する手段と を備えることを特徴とするレーザ磁気免疫測定装置。
  18. (18)前記誘導手段が、少なくとも前記第1の磁力と
    前記第2の磁力を発生することのできる電磁石を備える
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項に記載のレー
    ザ磁気免疫測定装置。
  19. (19)前記誘導手段が、前記第1の磁力を発生する第
    1の永久磁石と前記第2の磁力を発生する第2の永久磁
    石とを含む1組の永久磁石を備えることを特徴とする特
    許請求の範囲第17項に記載のレーザ磁気免疫測定装置
  20. (20)前記レーザ光の散乱を測定する手段が、前記レ
    ーザ光照射手段の光軸から逸れた位置に配置された受光
    素子であることを特徴とする特許請求の範囲第17項乃
    至第19項のいずれか1項に記載のレーザ磁気免疫測定
    装置。
  21. (21)前記第1、第2および第3の容器が、周囲を所
    定の高さの壁に包囲された収容部を有し、且つ、該壁よ
    りも僅かに低い隔壁によって収容部を少なくとも3つの
    領域に分割された上方に開口を有する容器の、互いに異
    なる収容部であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    7項乃至第20項のいずれか1項に記載のレーザ磁気免
    疫測定装置。
  22. (22)前記誘導手段が固定されており、前記第1乃至
    第3の容器が、その配列方向に移動すること特徴とする
    特許請求の繊維第17項乃至第21項のいずれか1項に
    記載のレーザ磁気免疫測定装置。
  23. (23)前記第1乃至第3の容器が、複数1体に構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第17項乃至
    第21項のいずれか1項に記載のレーザ磁気免疫測定装
    置。
  24. (24)前記レーザ光源が、前記誘導手段の直下にある
    前記既反応抗原抗体複合体を含む液体を照射するように
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第17
    項乃至第23項のいずれか1項に記載のレーザ磁気免疫
    測定装置。
  25. (25)前記誘導手段が、所定の周波数によって変調さ
    れた交流磁界を発生することを特徴とする特許請求の範
    囲第17項乃至第24項のいずれか1項に記載のレーザ
    磁気免疫測定装置。
JP2206287A 1986-09-22 1987-02-02 レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置 Pending JPS63188766A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206287A JPS63188766A (ja) 1987-02-02 1987-02-02 レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置
DE3751865T DE3751865T2 (de) 1986-09-22 1987-09-22 Lasermagnetisches immuntestverfahren und vorrichtung dazu
EP87906109A EP0287665B1 (en) 1986-09-22 1987-09-22 Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor
US07/221,248 US5252493A (en) 1986-09-22 1987-09-22 Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor
PCT/JP1987/000694 WO1988002118A1 (en) 1986-09-22 1987-09-22 Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor
US07/915,022 US5238810A (en) 1986-09-22 1992-07-15 Laser magnetic immunoassay method and apparatus thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206287A JPS63188766A (ja) 1987-02-02 1987-02-02 レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63188766A true JPS63188766A (ja) 1988-08-04

Family

ID=12072415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2206287A Pending JPS63188766A (ja) 1986-09-22 1987-02-02 レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63188766A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989007270A1 (en) * 1988-01-29 1989-08-10 Mitsubishi Kasei Corporation Method for assaying antigen or antibody
US5236824A (en) * 1988-04-26 1993-08-17 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Laser magnetic immunoassay method and method by a magnetophoresis apparatus therefor
US5238811A (en) * 1988-04-26 1993-08-24 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor and superparamagnetic material-labeled body and method for the manufacture of same
US5340749A (en) * 1988-04-26 1994-08-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Method for collecting and preparing specimens for immune reactions
JP2010071693A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Fujifilm Corp センシング方法、センシング装置、検査チップおよび検査キット
JP2010513913A (ja) * 2006-12-19 2010-04-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 凝集パラメータの測定
JP2022106721A (ja) * 2015-11-17 2022-07-20 韓國科學技術院 混沌波センサを利用した試料特性探知装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989007270A1 (en) * 1988-01-29 1989-08-10 Mitsubishi Kasei Corporation Method for assaying antigen or antibody
US5236824A (en) * 1988-04-26 1993-08-17 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Laser magnetic immunoassay method and method by a magnetophoresis apparatus therefor
US5238811A (en) * 1988-04-26 1993-08-24 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor and superparamagnetic material-labeled body and method for the manufacture of same
US5340749A (en) * 1988-04-26 1994-08-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Method for collecting and preparing specimens for immune reactions
US5498550A (en) * 1988-04-26 1996-03-12 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Device for collecting or preparing specimens using magnetic micro-particles
JP2010513913A (ja) * 2006-12-19 2010-04-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 凝集パラメータの測定
JP2010071693A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Fujifilm Corp センシング方法、センシング装置、検査チップおよび検査キット
JP2022106721A (ja) * 2015-11-17 2022-07-20 韓國科學技術院 混沌波センサを利用した試料特性探知装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1988002118A1 (en) Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor
US5498550A (en) Device for collecting or preparing specimens using magnetic micro-particles
US4537861A (en) Apparatus and method for homogeneous immunoassay
US5238811A (en) Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor and superparamagnetic material-labeled body and method for the manufacture of same
US5236824A (en) Laser magnetic immunoassay method and method by a magnetophoresis apparatus therefor
JPS63188766A (ja) レ−ザ磁気免疫測定法および測定装置
JP2502546B2 (ja) レ−ザ磁気免疫測定方法
JPH01109263A (ja) レーザ磁気免疫測定方法及び測定装置
EP0339623B1 (en) Laser magnetic immunoassay method and apparatus therefor
JP2551627B2 (ja) レーザ磁気免疫測定装置
JPH0820450B2 (ja) レ−ザ磁気免疫測定方法及び装置
JPH02151766A (ja) レーザ磁気免疫測定法
JPS63106559A (ja) レ−ザ磁気免疫測定方法及び装置
JPH07111429B2 (ja) レ−ザ−磁気免疫測定法
JP2509227B2 (ja) レ−ザ磁気免疫測定装置
JPS63188764A (ja) レ−ザ磁気免疫測定方法のための検体容器並びに該検体容器を用いた検体の調製方法
JPH07122636B2 (ja) レ−ザ磁気免疫測定装置
JPH07111433B2 (ja) レーザ磁気免疫測定方法及び測定装置
JPH01107151A (ja) レーザ磁気免疫測定方法及び測定装置
JP2509272B2 (ja) レ―ザ磁気免疫測定方法及び装置
JP4054500B2 (ja) 抗原、抗体及びdna等の核酸を検出用のプローブとして用いた多項目検査方法
KR20160148137A (ko) 체액 분석 장치 및 이를 이용하는 체액 분석 방법
JP2502148B2 (ja) 非分離型レ―ザ磁気免疫測定方法及び測定装置
Deutsch et al. Fluorescence polarization as an early measure of T-lymphocyte stimulation
JPH05249114A (ja) 免疫測定法及びその装置