JPS63188757A - 恒温槽 - Google Patents

恒温槽

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JPS63188757A
JPS63188757A JP2128687A JP2128687A JPS63188757A JP S63188757 A JPS63188757 A JP S63188757A JP 2128687 A JP2128687 A JP 2128687A JP 2128687 A JP2128687 A JP 2128687A JP S63188757 A JPS63188757 A JP S63188757A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thermostatic chamber
intake
heater
cold air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2128687A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurono
黒野 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガスクロマトグラフのカラム恒温槽など、分析
・測定機器類の恒温槽に関するものである。
(従来の技術) ガスクロマトグラフのカラム恒温槽の例を第3図に示す
2は恒温槽本体であり、ガスクロマトグラフのカラム4
が設けられている。恒温槽本体2の周囲は断熱材6で囲
まれており、断熱材の一部6aは恒温槽ドアであり、装
置前面(図では右側)から開閉することができ、カラム
4の交換などを行なうことができる。8はガスクロマト
グラフの試料注入口、1oは検出器である。
恒温槽本体2内には空気攪拌用のファン12が設けられ
、ファン12の側方の周囲を取り囲んでヒータ14が設
けられている。、13は空気の流れの方向を定める風向
調整板、15はファン14のある部分とカラム4のある
部分とを仕切る金網、16はファン12を回転させるモ
ータである。
恒温槽本体2の上部には開口が設けられ、この開口は風
向調整板を兼ねる仕切板18によって上下に分割され、
下側の開口20は冷風取入れ口となり、上側の開口22
は熱風出口となっている。
仕切板18には冷風取入れ口20の風量と熱風出口22
の風量を同時に調整するように、フラップ24が設けら
れている。フラップ24を仕切板18と平行にすると冷
風取入れ口20と熱風出口22の風量が最大となり、フ
ラップ24を仕切板l8と直交する方向に傾けるに従っ
て冷風取入れ口20と熱風出口22の風量が減少してい
く。
図には示されていないが恒温槽本体2内にはサーミスタ
などの測温素子が設けられており、その測温素子の検出
温度を基にして恒温槽本体2内が所定の温度になるよう
にヒータ14への通電量が制御される。
この恒温槽を用いて温度制御を行なう場合、通常温度(
例えば50〜400℃)で制御するときは、フラップ2
4を仕切板18と直交する方向に傾けて恒温槽本体2内
で空気を循環させる。一方、室温付近の温度(例えば2
5〜50℃)で制御するときは、フラップ24を仕切板
18と平行にして冷風取入れ口20から外気(冷気)を
恒温槽本体2内に取り入れながら、ファン12による空
気循環時にヒータ14で加熱しながら温度を調節する。
(発明が解決しようとする問題点) 第3図の恒温槽は簡便ではあるが、温度調節の精度が悪
く、ガスクロマトグラフの分析結果の再現性も悪くなる
傾向がある。
その理由は、室温付近での温度調節では、取り入れる空
気と温度調節すべき温度との差が小さいために、ヒータ
加温による温度調節範囲が狭いため、すなわち必要な加
熱ワット数が小さいためである。
また、恒温槽本体2に隣接して検出器10などの他の熱
源があり、室温付近での温度調節を更に難しくしている
なお図で破線の矢印は外気、実線の矢印は加熱された空
気である。
また、恒温槽本体2にボンベ26などから液体炭酸又は
液体窒素などの冷媒を導き、恒温槽本体2内で断熱膨張
させながらヒータ加熱して温度調節をする方法も行なわ
れているが、冷媒を消費するためコストが高くなり、ま
た取扱いが面倒である。
本発明は、室温付近の温度調節の精度を上げることので
きる恒温槽を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、室温以下に冷却された冷風を恒温槽本体内
に供給できるようにした。
実施例を示す第1図を参照して説明すると、本発明の恒
温槽では内部にヒータ(14)と空気攪拌機構(12)
をもち断熱材(6,6a)で囲まれて温度が一定になる
ように制御される恒温槽本体(2)に、冷風取入れ口(
20)と熱風出口(22)が設けられており、冷風取入
れ口(20)と熱風出口(22)にはそれぞれ開閉機構
(24)が設けられ、かつ、冷風取入れ口(20)には
空気冷却手段(30,32)が設けられている。
(作用) 恒温槽の温度を室温付近で一定にする場合は、冷風取り
入口(20)と熱風出口(22)を開き、空気冷却手段
(30,32)で冷却された空気を恒温槽本体(2)内
に送り込みなからヒータ(14)と空気攪拌機構(12
)とによって温度調節を行なう。
恒温槽を通常温度で一定にする場合は、冷風取入れ口(
20)と熱風出口(22)を閉じ、恒温槽本体内(2)
で空気を循環させなからヒータ(14)と空気攪拌機構
(12)とによって温度調節を行なう。
(実施例) 第1図は一実施例を通常温度で温度調節する場合の状態
として示したものである。
恒温槽本体2の構造は第3図に示されたものと同じある
。すなわち、恒温槽本体2は周囲が断熱材6で囲まれて
、その前面の部分がドア6aとなっており、内部にガス
クロマトグラフのカラム4を収容している。恒温槽本体
2内には空気攪拌機構としてのファン12が設けられ、
ファン12の側方を取りまいてヒータ14と風向調整板
13が設けられている。8は試料注入口、10は検出器
、15は金網、16はモータである。そして図には示さ
れていないが恒温槽本体2内に測温素子が設けられてい
る。
恒温槽本体2の上部に設けられた開口が仕切板18で上
下に分割され、下側が冷風取入れ口20゜上側が熱風出
口22となっており、仕切板18には開閉機構としてフ
ラップ24が取りつけられている。
本実施例では冷風取入れ口20に空気冷却手段を構成す
る冷却用プローブ30が取りつけられ、外部から冷風取
入れ口20に外気を強制的に供給する冷却ファン32が
設けられている。34は冷却ファン32のモータである
。36は冷却用プローブ3oに冷媒を供給する冷却器で
あり、例えばフレオン型冷却器(フレオンはE、1.d
u Pont deNemours&Co、Inc、の
商品名)を使用することができる。38は冷却器36の
動作を制御する冷却部電気制御部である。
冷却器36と恒温槽本体2内のヒータ14は、恒温槽本
体2内に設けられた測温素子の温度検出信号を基にして
同時に作動し、設定温度を一定温度に保つ。
次に、本実施例の動作について説明する。
カラム温度を例えば50〜400℃の通常温度に設定す
る場合、フラップ24を第1図に示されるように仕切板
18と垂直方向にして冷風取入れ口20と熱風出口22
を共に閉じる。
ファン12を回転させて恒温槽本体2内で空気を循環さ
せ、ヒータ14によって加熱しながら温度調節を行なう
第2図はカラム温度を室温付近1例えば5〜50°Cの
温度で制御する場合を示している。
フラップ24を仕切板18と平行になるようにして冷風
取入れ口20と熱風出口22を共にあける。
冷却器36を作動させてファン32によって外部から空
気を取り入れ、冷却用プローブ30によって冷却された
空気(破線の矢印)を冷風取入れ口20から恒温槽本体
2内に送り込む。恒温槽本体2内ではファン12によっ
て空気を攪拌しながらヒータ14による加熱を行なう。
恒温槽本体2内の加熱された空気(実線の矢印)の一部
は熱風出口22から排出されていく。
冷却器36とヒータ14は同時に動作して恒温槽本体2
の温度を設定温度に一定に保つが、設定温度が室温以下
の場合には冷却器36の動作が主となり、ヒータ14の
動作が従となる。
第1図のように通常温度に制御されて恒温槽本体2内温
度が高いL度になっていた状態から室温状態に戻す場合
も、フラップ24を第2図のように仕切板18と平行な
位置に切り換えて、冷風取入れ口20から冷却用プロー
ブ30を通った冷風を送り込みながら冷却していく。
冷風取入れ口20の冷却ファン32は連続的に動作させ
ることを標準とするが、制御の上で必要であれば間欠動
作をさせてもよい。
冷却器36としては冷却能力の高いフレオンガス密封型
冷却器が好ましいが、設定温度範囲が室温にごく近い場
合には冷却用プローブ30内に水を流すようにしてもよ
い。
本発明の恒温槽は、実施例のようにガスクロマトグラフ
のカラム恒温槽に適用される場合に限らず、例えば液体
クロマトグラフの恒温槽にも適用することができ、更に
他の分析機器や測定機器の恒温槽にも適用することがで
きる。
(発明の効果) 本発明の恒温槽では、恒温槽本体の冷風取入れ口と熱風
出口にそれぞれ開閉機構を設け、冷風取入れ口には空気
冷却手段を設けて、室温付近で温度制御を行なうときは
、冷風取入れ口と熱風出口をともにあけるとともに空気
冷却手段を動作させて冷風を取り入れながら温度調節を
行なうので、室温付近での温度調節の精度が向上する。
例えば、ガスクロマトグラフにおいてキャピラリーカラ
ム分析や無機ガスと低級炭化水素ガスの分析においては
、室温付近の正確な温度調節が必要とされることが多い
ので、特にそのような場合の分析の信頼度が高まる。
室温付近の温度制御では外気を冷却しながら取り入れる
ので、仮に室温が変化しても直接の影響を受けない。
また、室温より低い温度での温度調節も可能になる。
空気冷却手段としてフレオンガス冷却器などの密封型冷
却器を使用することができ、従来の液体炭酸や液体窒素
などの冷媒を蒸発させる場合のように特別な消耗品を必
要とせず、電源さえあればよいので取扱いが容易であり
、コストも低くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を通常温度範囲で使用する場合の状態
で示す断面図、第2図は同実施例を室温付近の温度で使
用する場合の状態で示す断面図、第3図は従来のガスク
ロマトグラフ用恒温槽を示す断面図である。 2・・・・・・恒温槽本体。 6.6a・・・・・・断熱材、 12・・・・・・ファン、 14・・・・・・ヒータ、 20・・・・・・冷風取入れ口、 22・・・・・・熱風出口、 24・・・・・・フラップ、 30・・・・・・冷却用プローブ、 32・・・・・・冷却ファン、 36・・・・・・冷却器、 38・・・・・・冷却部電気制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にヒータと空気攪拌機構をもち断熱材で囲ま
    れて温度が一定になるように制御される恒温槽本体に、
    冷風取入れ口と熱風出口が設けられており、これらの冷
    風取入れ口と熱風出口にはそれぞれ開閉機構が設けられ
    、かつ、前記冷風取入れ口には空気冷却手段が設けられ
    ている恒温槽。
JP2128687A 1987-01-30 1987-01-30 恒温槽 Pending JPS63188757A (ja)

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JP2128687A JPS63188757A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 恒温槽

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JPS63188757A true JPS63188757A (ja) 1988-08-04

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JP2128687A Pending JPS63188757A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 恒温槽

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Cited By (4)

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