JPS63185514A - ブロ−チ装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ブローチを迅速着脱できるブローチ装着装
置に関する。

［従来の技術］ 従来のブローチ装着装置においては、ブローチは支持台
に多数のボルトによって固着され、キーによってスラス
トが支承されている。

［発明が解決しようとする問題点］ このような従来のブローチ装着装置では、ブローチの交
換において、多数のボルトを個個に緩めたり、締めたり
しなければならず作業効率が悪い。

この発明は、そのような作業効率の悪さを改善したもの
である。

［問題点を解決するための手段］ この発明においては、支持台の支承面に形成された突条
並びに突条に沿って配証された複数のクランプ爪及びノ
ックピンと、ブローチの基部底面に長手方向に形成され
、クランプ爪が係合し得。

且っ突条が嵌合し得る溝及び同じく底面に穿設され、ノ
ックピンが嵌合し得る位置決め穴との夫々の結合でブロ
ーチを支持台に装着するのである。

そうしてクランプ爪及びノックピンの少なくともクラン
プ爪は油圧駆動装置で作動するのである。

［作　　用コ ブローチは、基部底面の溝を支持台の支承面−ト−の突
条に合せて支持台の支承面一ヒに＃！置され、且つ位置
決め六にノックピンが嵌合された上で、溝に対するクラ
ンプ爪の係合作動で支持台に装着される。ブローチは、
クランプ爪により固着されると同時にノックピンと突条
とによって支承面上の変位が拘束される。

［実　施　例］ この発明の実施例を図面に従って説明する。

第１実施例は、第１図及び第２図に示されている非旋回
クランク爪・可動ノックピン方式である。

支持台ｌの支承面には、断面台形の突条２がブローチ装
着方向に形成され、突条２に沿って適宜間隔で適宜数の
クランプ爪３及びノックピン４が配設されている。

クランプ爪３について述べると、支持台１内にシリンダ
穴５が穿設され、更にその上端から突条２の頂面に開口
した孔６が穿設されている。クランプ爪３は、シリンダ
穴５に嵌装されたピストン７と、孔６を貫通し、突条２
の頂面から突出しているピストン棒８と、ピストン棒８
端にピストン棒より大径に形成された頭部９とから構成
されている。そうして、シリンダ穴５のピストン両側の
油室は、支持台１内に穿設された圧油給排孔１０ａ。

１０ｂに夫々連通しており、圧油給′Ｍ［孔１０ａ、ｌ
Ｏｂには。

図示されない外部の圧油源と油槽とが油路切換弁を介し
て接続されている。

ノックピン４について述べると、クランプ爪３と同様、
支持台１内にシリンダ穴１１が穿設され、更にその上端
から突条２の頂面に開口した孔１２が穿設されている。

ノックピン４は、シリンダ穴１１に嵌装されたピストン
１３と、孔１２を貫通したピストン棒１４とから構成さ
れている。そうして、シリンダ穴１１のピストン両側の
油室は、支持台ｌ内に穿設された圧油給徘孔１５ａ、１
５ｂに夫々連通しており、圧油給排孔１５ａ、１５ｂに
は、図示されない外部の圧油源と油槽とが油路切換弁を
介して接続されている。

ピストン棒８及び同１４は、夫々圧油給排孔１０ａ及び
同１５ａに圧油が供給され、圧油給排孔１０ｂ及び同１
５ｂから圧油が排出されると、突出方向に作動し、油路
切換弁により圧油給排孔が逆に切換えられると、没入方
向に作動するようになっている。

ブローチ１６の基部の底面には、長手方向に溝１７が堀
設されており、又、装着時にノックピン４に対応する位
置にそのピストン棒１４先端部が嵌合する位置決め穴１
８が穿設されている。溝１７の断面形状は、第２図に示
されているように、概略、突条２とその頂面から突出し
たクランプ爪３のピストン棒８・頭部９との側段影輪郭
をなしている。それによって、クランプ爪締着状態では
、クランプ爪の頭部９の１＆面がブローチ１６の基部の
溝１７の肩面に係合し、溝１７の側面が突条２の側面に
、基部の底面が支持台１の支承面に、夫々当接するよう
になっており、クランプ爪解放状態では、クランプ爪の
頭部９の裏面がブローチ１６の基部の溝１７の肩面から
離れ、ブローチ１６が突条２に沿って摺動され得るよう
になっている。

第２実施例は、第３図乃至第５図に示されている旋回ク
ランプ爪・固定ノックピン方式であり、クランプ爪及び
ノックピンについて下記のように一部変形されているが
、他は第１実施例と同じである。

クランプ爪３の頭部９′の縦横寸法は、一方がピストン
棒８の直径より大きく、他方が同直径と同寸法のもの（
例えば矩形頭部）であり、ピストン７にはピストン棒８
の反対側にもピストン棒１９があり、それは支持台１の
孔２０を貫通して支持台１の裏面に突出ており、その突
出部の局面には、歯が刻設されてピニオン２１を形成し
ている。そうして。

支持台１の裏面には、突条２と平行して操作捧２２が軸
線方向に往復動自在に設けられ、その端部は、支持台１
に設けられた油圧シリンダ２３のピストンとなっており
、同じく中間部のピニオン２１に対応する箇所にはピニ
オン２１と噛合うラック２４がピニオン半回転に十分な
だけ刻設されており、ピニオン２１の歯幅もピストン棒
１９の移動に拘らず常にラック２４に噛合う大きさであ
る。油圧シリンダ２３番；は、図示されない外部の油圧
回路が接続され、ピストンは両方向に駆動されるように
なっている。

ノックピン４′は、支持台１に適宜手段をもって固定的
に植設されている。

第１実施例及び第２実施例において、ピストン７及びピ
ストン１３の作動は、油圧を往復動に使用するのではな
く、復動には、ばね力を使用してもよい。

上記のブローチ装着装置の操作・作用について述べる。

先ず、第１実施例の場合のブローチの取付けは、圧油給
排孔１０ａ、１５ｂから圧油を供給し、圧油給徘孔ｆｏ
ｂ、Ｌ５ａから圧油を排出することによって、クランプ
爪３を解放状態に突出し、ノックピン４を没入状態にし
てから、ブローチ１６の溝１７を突条２に合せて１位置
決め穴１８が所定のノックピン４に対応する位置になる
まで、ブローチ１６を突条２に沿って摺動させる。その
とき、クランプ爪の頭部９も溝１７中を摺動する。そう
して、圧油給排孔１０ｂ、１５ａから圧油を供給し、圧
油給徘孔１０ａ、１５ｂから圧油を排出することによっ
て、ピストン７及びピストン１３の作動によりピストン
捧１３の先端部は位置決め穴１８に嵌入すると共にクラ
ンプ爪の頭部９の裏面が溝１７の肩面を押圧して、ブロ
ーチ１６の溝１７の側面が突条２の側面に、基部の底面
が支持台１の支承面に夫々当接されて、ブローチ１６は
支持台１に装着される。

そうして、ブローチ１６の取外しは、上記に述べたのと
同様に圧油給徘孔１０ａ、１５ｂから圧油を供給し、圧
油給徘孔ｊｏｂ、１５ａから圧油を排出することによっ
て、クランプ爪３を解放状態に突出し、クランプ爪の頭
部９の裏面とブローチの基部の溝１７の肩面との係合を
外すと、共にノックピン４を位置決め穴１８から抜いて
没入状態にしてから、ブローチ１６を突条２に沿って引
抜くのである。

次に、第２実施例の場合のブローチ１６の取付けは、圧
油給排孔１０ａから圧油を供給し、圧油給徘孔ｔｏｂか
ら圧油を排出することによって、クランプ爪３を解放状
態に突出させると共に、油圧シリンダ２３を油圧駆動し
、操作棒２２、即ちラック２４を作動させ、ピニオン２
１．即ちクランプ爪の頭部９′を回動させ、その長軸線
を突条２の軸線と平行状態にする。そうして、ブローチ
１６の基部の底面の位置決め穴１８にノックピン４′を
嵌め、且つ同じく溝１７に突条２及びクランプ爪の頭部
９′を嵌めるようにブローチ１６を支持台１の支承面上
に上方から載置する。それから、油圧シリンダ２３を油
圧駆動し、操作棒２２．即ちラック２４を作動させ、ピ
ニオン２１、即ちクランプ爪の頭部９′を回動させ、そ
の長軸線を突条２の軸線と直角交差状態にした後、圧油
給排孔１０ｂから圧油を供給し、圧油給排孔１０ａから
圧油を排出すると、ピストン７の作動によりクランプ爪
の頭部９″の裏面が溝１７の肩面を押圧して、ブローチ
１６の溝１７の側面が突条２の側面に、基部の底面が支
持台１の支承面に夫々当接されて、ブローチ１６は支持
台１に装着される。

ブローチ１６の取外しは、上記に述べたのと同様に圧油
給排孔１０ａから圧油を供給し、圧油給徘孔１０ｂから
圧油を排出することによって、クランプ爪３を解放状態
に突出させ、クランプ爪の頭部９′の裏面とブローチの
基部の溝１７の肩面との係合を外した後、油圧シリンダ
２３を油圧駆動し、操作棒２２、即ちラック２４を作動
させ、ピニオン２１、即ちクランプ爪の頭部９′を回動
させ、その長軸線を突条２の軸線と平行状態にする。そ
うして、ブローチ１６の基部の底面の位置決め穴１８か
らノックピン４−が抜かれ、且つ同じく溝１７がら突条
２が外れるようにブローチ１６を支持台１の支承面上が
ら上方に取外すのである。

いずれの実施例にせよ、複数のクランプ爪の作動は（第
１実施例の場合にはノックピン４も）、−斉均一に行な
われ、装着されたブローチ１６は、ノックピン４，４″
及び突条２によって支持台ｌの支承面上に位置決めされ
、且っ支承面上の変位が拘束され、クランプ爪３によっ
て締着される。

［発明の効果］ この発明によるブローチ装着装置を用いることによって
、支持台に対するブローチの取付け・取外し操作が非常
に簡単となり、ブローチの交換が迅速に行なわれ１作業
効率が高まる。しかも、偏りや歪がない適正なブローチ
の装着が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の第１実施例の一部断面側面部分図
。 第２図は、第１図の■−■線における断面図。 第３図は、この発明の第２実施例の断面側面部分図。 第４図は、第３図のＩＶ−ＩＶ線における断面図、第５
図は、第４図のＶ−ｖ線における断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支持台の支承面に形成された突条、突条に沿って配設さ
   れた複数のクランプ爪及びノックピン、ブローチの基部
   底面に長手方向に形成され、クランプ爪が係合し得、且
   つ突条が嵌合し得る溝、同じく底面に穿設され、ノック
   ピンが嵌合し得る位置決め穴並びにクランプ爪及びノッ
   クピンの少なくともクランプ爪を作動する油圧駆動装置
   から構成されたブローチ装着装置