JPS63185386A - 自己複製配列dna及びそのプラスミド - Google Patents

自己複製配列dna及びそのプラスミド

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JPS63185386A
JPS63185386A JP62184749A JP18474987A JPS63185386A JP S63185386 A JPS63185386 A JP S63185386A JP 62184749 A JP62184749 A JP 62184749A JP 18474987 A JP18474987 A JP 18474987A JP S63185386 A JPS63185386 A JP S63185386A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプラスミド、ペプチド類の製造法および哺乳動
物細胞の自己複製配列DNAの取得法、新規なりNA等
に関する。
〈従来の技術〉 遺伝子工学を応用したペプチド類の製造法としては、プ
ラスミドを利用して大腸菌、枯草菌等にペプチド、蛋白
質等を製造させる方法、ウィルスDNAを利用してその
宿主にペプチド、蛋白等を製造させる方法等が知られて
いる。
しかしながら、これらはプラスミドの安定性、使用細胞
種が限られることおよび生産効率等において必ずしも満
足できるものてはない。
本発明者は、マウス細胞由来の自己複製配列(Auto
nomous Replicating 5equen
ce、A RS )を含むDNAフラグメントを単離し
、このフラグメントは塩基数が約2500のEcoRI
及びBgl IT切断断片であることを報告した(文献
1)。
木発明者は、このARSフラグメントの性質について検
討したところ、AR3がC−myc遺伝子の産物である
myc−蛋白等のDNA結合性蛋白と特異的親和性を有
すること、およびc−myc蛋白はc−myc遺伝子自
体に結合してその発現調節をしていることを見出し、こ
れらの知見に基いてmyc−蛋白等を用いて種々の哺乳
動物細胞よりAR3を分離、取得することを可能にし、
さらにこの哺乳動物細胞の自己複製配列DNA(AR3
)を利用して有用なペプチドや蛋白等を効率よく生産さ
せ得ることを見出して本発明を完成した。
〈発明の構成〉 本発明は、哺乳動物細胞の自己複製配列DNAの取得法
に関し、また哺乳動物細胞の自己複製配列DNA 、プ
ロモーターおよびペプチド類生産用遺伝子(翻訳開始コ
ドンを含む)を含有するプラスミドおよびこのプラスミ
ドで形質転換された哺乳動物細胞に関し、さらにこの哺
乳動物細胞の自己複製配列DNA 、プラスミドまたは
形質転換細胞を利用してペプチド類を製造する方法に関
する。
AR3とは、真核生物の染色体が自己複製する際の複製
起点である。これを取得するには次のようにすればよい
すなわち、哺乳動物細胞よりDNAを取り出して適当な
制限酵素(六塩基認識酵素が好ましく、例えば旧ndT
II 、 EcoRl、 Bam)II)で処理して適
当な大きさのDNAフラグメント(通常1000乃至t
oooobp)となし、これをDNA結合性蛋白と混合
処理してDNA−蛋白結合体を生成させる。
DNA結合性蛋白とは、細胞核内に存在してDNAの機
能発現を制御している蛋白てあって、DNAと親和結合
性を有し、非ヒストン蛋白に分類されているものであり
、例えば、c−myc蛋白 (文献13参照)、v−m
yc蛋白 (文献14参照) 、N−myc蛋白 (文
献15参照)、c−myb蛋白 (文献15参照)、 
v−myb蛋白(文献15参照)、c−fos蛋白 (
文献15参照)、v−fos蛋白 (文献15参照Lp
53(文献15参照)、5V4Q T抗原(文献16参
照)及びRB遺伝子産物 (文献17参照)等の、my
c蛋白やmyb蛋白等を挙げることができる。
DNA−蛋白結合物を生成させた後は、抗原抗体反応等
の通常の蛋白分離取得手段を応用して目的のDNAを取
得することができる。
すなわち、DNA−蛋白結合物がそのままでは分離取得
しにくい場合は、これにDNA結合性蛋白に対する抗体
を結合させ、更にこの抗体と特異的に結合する物質、例
えばプロティンA1を結合させると、分子量の相当大き
な複合体が生成して沈殿しやすく分離取得が容易である
抗体は、通常の方法で作成すればよく、例えばN−my
c遺伝子の第三エクソン(N−mycに特異的な部分)
を大腸菌を用いて発現させ、産生された蛋白を精製後通
常の方法でマウスに免疫し、抗血清からIgG分画を取
り使用する。また市販のもの(例えばオンニー社製抗m
yc蛋白抗体:α−myc)を利用しても良い。
プロティンAはスタフィロコッカス・アウレウスの菌体
懸濁液(P7155:シグマ社)や、担体結合物(Ag
arose FPA−1:コスモ・バイオ社、5eph
aroseCL−4B:ファルマシア社)も市販されて
いる。
DNAと蛋白との結合物(例えばDNA−myc蛋白−
抗体−プロチインA結合物)からのDNAの単離も通常
の方法を利用すればよく、例えば2−メルカプトエタノ
ールのような試薬や蛋白を分解する酵素(Protea
se K:シグマ社、Proteisase No、2
4588°メルク社)での処理によって蛋白部分を分解
し、それをフェノール抽出で除けばDNAを得ることが
できる(文献10参照)。
このようにして得るDNA結合性蛋白と特異的親和性の
あるDNAフラグメントは、ARSのDNAを含んでい
る。即ち、DNA結合性蛋白とARSは非常に強い親和
性がある、ということは本発明者の見出した極めて重要
な事実である。
ARSを含んだDNAフラグメントは、必要に応じてA
RSのみ、またはARSを含んだ適当な長さのDNAフ
ラグメントにして利用することがてきる。その操作やこ
のARSを利用してペプチド等の有用な物質を生産する
ためのDNA IA理やスクリーニング等の技術は、実
施例等を参考にして一般的な技術を利用すればこの分野
の通常の知識を有する者が容易に理解し実施できるであ
ろう。
また、ARSは由来する細胞の動物の種差により、もし
くは細胞の種差により、または同一の細胞であってもそ
の中の他部位のARSであることによって、塩基配列が
僅かに異ることは充分に考えられる。従って、ARSは
上記のようにして単離されたARSの塩基配列と必ずし
も完全に同じでなければ利用し得ないわけではなく、そ
の一部の塩基を置換または除去、あるいは塩基を付加す
ることも可能であり、目的物の効率的な生産に適するか
否かは、本明細書の説明を参考にした通常の水準の試験
、研究により確めることができる。
本発明に関して、単離あるいは使用可能なARSとして
は、マウス、ラット、モルチット、牛、馬、羊、山羊、
兎、サル、チンパンジー、ヒト等の哺乳動物細胞由来の
ものがあげられるが、特に細胞培養技術の発達している
マウスまたはヒト細胞由来のものが適当であると言うこ
ともできる。
ARSを含んだDNAを取得するための原料として使用
する細胞は特に限定されないが、DNA結合性蛋白を多
量に産生じている細胞を用いるのが便利である。その例
としは、 c−myc蛋白、 v−myc蛋白、N−m
yc蛋白、 c−myb蛋白、 v−myb蛋白、 c
−fos蛋白、 v−fos蛋白、p53 、SV40
 T抗原、RB遺伝子産物を産生じている細胞、例えば
ヒトHL−60細胞、ヒトIMR細胞、ヒトRaJi細
胞、マウスFM3八細胞等がある。
ペプチド類の生産に適した、ARSを含有する本発明の
プラスミドの構築には、通常の遺伝子組換技術を利用す
ればよい(文献7参照)。
また、細胞へのプラスミドの導入、使用する細胞の種類
および細胞の増殖方法等も、一般に知られた哺乳類細胞
や技術を利用することができ、今後改良される方法や培
養細胞、培地等の応用も可能であろう(文献8〜10参
照)。
以下に一般的方法のうちのいくつかの例を挙げて更に説
明する。
使用可能なプロモーターの例としては、チミジンキナー
ゼプロモーター、イムノグロブリンプロ干−ター等の細
胞由来の各種プロモーター、または、SV40のT抗原
プロモーター、初期プロモーター、ヘルペスウィルスの
チミジンキナーゼプロモーター等の哺乳動物細胞に感染
するウィルスのプロモーター等を挙げることができる。
翻訳開始コドンには通常のATGを使用することができ
る。
生産すべきペプチド類としては、インシュリン、成長ホ
ルモン、インターフェロン類、腫瘍壊死因子、インター
ロイキン等のリンホカイン、各種酵素等のペプチド、蛋
白、糖蛋白等の医薬として利用可能なものなどを挙げる
ことができる。
ペプチド類生産用遺伝子としては、前記のペプチド類の
アミノ酸配列をコードしたDNA、該DNAの3°側下
流に翻訳を終了させる為のポリAシグナルを配列させた
もの等を挙げることができる。
本発明のプラスミドの製造には、適当な塩基対数を有し
て、通常使用される制限酵素による開裂部位を有するD
NAフラグメント、プロモーター、翻訳開始コドンおよ
びペプチド類生産用遺伝子を適宜所望の配列になるよう
にして結合させ、さらにARSを加えて環状とする。
なお、ARSの向きおよび位置については特に限定的に
考慮する必要はない。
得られたプラスミドを、リン酸カルシウムを用いたトラ
ンスフェクション、マイクロインジェクション法、リポ
ソーム法、プロトプラスト融合法等を用いて、種々の哺
乳動物細胞に導入して形質転換細胞を作製することがで
きる。培養細胞の例としてはマウスのN5−1およびF
M3八、ヒトのHL−60、U937、[1audiお
よびRaji等を挙げることができる。
この形質転換細胞を増殖させることにより目的のペプチ
ド類を製造することができる。
この際、ARSの由来した細胞とプラスミドを導入する
相手の細胞の種が同じである必要がないことは、本発明
の特徴の一つである。
形質転換細胞の培養には、使用された細胞の通常の培養
法、例えは適当量の修生血清を含有したDMEM(Du
lbecco’s modified Eagle’s
 medium)を用いて5*二酸化炭素の存在下37
℃で培養する方法、あるいは動物腹腔内での増殖等があ
る(文献8〜10参照)。
生産されたペプチド類は、培地中に遊離している場合に
は通常の分画方法、例えば遠心、ゲルろか等を、細胞中
に蓄積されている場合には細胞を破砕後通常の分画方法
を用いることにより、あるいは腹水から一般的方法によ
り単離することができる。
以下に、本発明を更に実施例により説明するがこれらに
よって限定されるものではない。
実施例1 1)マウスのARS及びチミジンキナーゼ遺伝子を有す
るプラスミドの作製(第1図参照)プラスミドpMU6
5 (文献1)をEcoRI及びBgl IIで処理し
、塩基対数約2500のDNAフラグメントを単離した
。このフラグメントをプラスミドpKsV10(ファル
マシア社製)のEcoRI−Bgl H領域に挿入しプ
ラスミドpAR565を作製した。
プラスミドpAGo (文献2)をBamHIで処理し
てヘルペスウィルス由来のチミジンキナーゼ遺伝子を含
むフラグメントを単離した。このフラグメントを上記プ
ラスミドpAR585のBamHIサイトに挿入し、プ
ラスミドp85−tkを製した。このプラスミドを大腸
菌(E、coli K12 [600)中で増殖させた
(徹工研寄託番号FERM P−8863)。
プラスミドpMTIOD (文献3)を、BamHIお
よびPvu IIで処理し、初期プロモーターを有する
SV40T抗原遺伝子を単離した。該遺伝子のPvu 
IIIIトにBamHIリンカ−(宝酒造製)を結合さ
せた。
得られたフラグメントをプラスミドpAR585のBa
mH■サイトに挿入し、プラスミドp65−Tを得た。
3)蛋白(チミジンキナーゼ)の発現 リポソーム法(文献4)に従って1)で得たプラスミド
p65−tkをFM3Atk−細胞に形質転換した。
形質転換を行う際には、50mM EDTA含有20m
Mトリスバッファー(pH7,5)を用い、リポソーム
はフォスファチジルセリンを用いて公知の方法(文献5
)に従い調製した。
形質転換後、細胞を1輪修生血清含有DMEMを用い論
二酸化炭素の存在下37℃で培養した。2日後培地を貼
T培地に換えた。
形質転換細胞、即ちFM3Atk+約3Atk+間後よ
り出現した。 2週間後に各コロニーを単離し、それぞ
れ細胞数が107個程度になるまで1(AT培地で培養
した。この間約60倍化回数を経過した。
この方法により1,000個の細胞について形質転換を
試みたところ、約300〜400個の形質転換細胞が得
られた。従)て、p65−tkがFM3Atk−細胞中
で増殖していること及びチミジンキナーゼ遺伝子が発現
していることが確認された。
4) コピー数の検討 上記の107個の細胞より、ハート(Hirt)法(文
献6)により低分子量DNAを抽出した。プラスミドが
形質転換細胞中で複製したことを確認するため、得たD
NAを制限酵素DpnIで処理した。
FM3Atk−細胞に導入されたp65−tkのアデニ
ン部分はメチル化されているが、該細胞中て複製したも
のはメチル化していない。Dpnlはメチル化したDN
Aのみを選択的に切断するので、該細胞中で複製したプ
ラスミドは切断されず、細胞に入ったプラスミドのみを
切断して複数のDNAフラグメントとする。従って、細
胞中で複製したプラスミドを容易に電気泳動法により区
別することができる。
DpnI処理後アガロースゲル電気泳動(文献7)によ
りDNAを分離し、これをサザンブロツテイング(文献
11)シた。即ち、32pで標識したp65−tkをプ
ローブとしてパイプリダイゼーションを行い次いでX線
感光フィルムを用いてオートラジオグラフィーを行い、
プローブとハイブリダイズするバンドを検出したところ
、検討した20個のクローン全てについてp65−tk
が染色体外DNAとして複製していることが確認された
細胞当りのコピー数は、感光度から100〜200であ
った。このプラスミドは、細胞をHAT培地から1鴎仔
牛血清を含むDMEMにかえて培養した場合でも安定に
複製し、DNA上での改変は何ら見られなかりた。また
、このプラスミドは150倍化回数経過しても安定に細
胞中に存在することが確認された。
5)プラスミドpAR5−65の各種細胞における複製 pAR5−65を上記の方法に従いマウスN5−1細胞
、ヒトHL−80細胞およびヒトU937細胞にそれぞ
れトランスフェクションし、1眞仔牛血清を含んだRP
MI 1640培地を用いて論の二酸化炭素の存在下3
7℃で培養した。40時間後に、上記4)の方法に従い
染色体外の低分子量DNAを解析した。その結果N5−
1細胞に約500コピー、HL−7155:に約10,
000コピー及びU937細胞に約iooコピーのpA
R5−65が複製していることが確認された。
従って、pAR5−65はマウス以外の種の細胞でも複
製することが確認され、p65−tkも該複製能を有す
ることが示唆された。
ヒト1(L−60細胞のDNAを5DS−プロテイネー
スに法(proteinase K)  (文献7)に
より抽出し、1ind■!lで処理した。得られたDN
Aフラグメントよりmyc蛋白と親和性を有するDNA
フラグメントを取り出すため、公知の方法(文献12)
に従い以下の操作を行った。即ち、前記DNAフラグメ
ントをHL−60核抽出液(大量のInyC蛋白が存在
する)と混合し、0℃で30分間反応させてDNA−m
yc蛋白結合物を生成させた。
次にmyc蛋白に対する抗体(αmyc、オンニー社製
)を加え、DNA−myc蛋白−αmyc複合体を形成
させた。更に、αmycと特異的に結合するプロティン
八を含むスタフィロコッカス アウレウス菌の水溶液を
加え、DNA−myc蛋白−αmyc−プロティンA複
合体を形成させた。
該複合体は沈殿するのてこれを分離し、0.1!ksD
s及び0.1M塩化ナトリウムを含、ントリスバッファ
−(pH7,5)で洗浄した後、196SDSを含む7
mM 2−メルカプトエタノール水溶液を加えて30℃
て30分間反応させ、DNAを遊離させた。反応混合物
を15.000 x gて5分間遠心し、上澄を単離し
た。これをフェノールで抽出し、目的とするDNAフラ
グメントな得た後pUc19 (ファルマシア社製)の
旧n d I11サイトに挿入した。また、得られたD
NAフラグメントの塩基対数をアガロースゲル電気泳動
法て検討したところ、約200であった。
得られたプラスミドをE、coli K12 C600
中で増殖させた(微工研寄託番号FERM P−886
4)。
尚、上記のHL−60核抽出液は以下のように調製した
。即ち、)IL−60細胞の培養液(5X1057ml
) 1 pを遠心して細胞を集め、リン酸バッファー生
理食塩水で洗浄した。これを更に低張水溶液(20mM
 HEPES、pH7,5,5mM塩化カリウム、0.
5mM塩化マグネシウム、0.5mMジチオスレイトー
ル、0.2mMショm)で洗浄した。これを5mlの低
張水溶液(上記水溶液よりショ糖を除いたもの)に懸濁
して10分間静置した。これをダウンスホモジナイザー
で40回上下させ、次いで3000 X gで10分間
遠心し、沈殿物を得た。
この沈殿物が核なので、これを2.5mlの水溶液(5
mM HEPES、p)17.5.10*シヨ*)に溶
かし、液体窒素中に一時保管した。これを0℃でゆっく
り溶かし、5M塩化ナトリウム水溶液を最終濃度0.1
Mになるように加えて0℃で5分間処理した。これを1
5.000 X gで20分間遠心し、上澄を杉油出液
として得た。
上記E、coli K12 C600中で増殖したプラ
スミドを単離しく文献7 ) 、Hindll+で処理
したところ該プラスミドは旧n d IIIで切断され
ないことから、菌によるプラスミドの再編成が起こって
いると考えられ、本プラスミドをpHL mycと命名
した。
プラスミドpLIc19は、旧nd III以外にBa
mHI及びNarI等の制限酵素切断部位を有している
ので、上記プラスミドをBamHI及びNarIで処理
し、生成した二つのフラグメンのうち小さい分子量を有
するDNAフラグメントなJ#離した。
このフラグメントを鋳型として32pでラベルしたプロ
ーブを作製し、HL−60細胞のDNAとサザンハイプ
リダイゼーション(文献11)を検討したところ、該プ
ローブがHL−60細胞DNAとパイプリダイズするこ
とからNarIサイト及びBam旧サイトを両端に有す
るフラグメント(Narl−BamHIフラグメント)
はHL−60細胞由来のDNAを含んでいることが確認
された。
NarI−Bam旧フラグメントの塩基対数をアガロー
スゲル電気泳動法で検討したところ、約200〜300
であった。
pUc19の旧n d HIサイトとNarlサイトは
131塩基対離れ、Hi n d IHサイトとBam
旧サイトは35塩基対離れ、更にPstIサイトとBa
m1(Iサイトは25塩基対離れている。更にプラスミ
ドp)lLmycではPst1部位は保持されていた。
従って、プラスミドpHLmycにおける)IL−60
細胞由来のDNAの塩基対数は約120であると推定さ
れた。
この塩基配列を解明したところ、ポリリンカーのHi 
n d IIIサイトの中に99塩基が確認された。そ
の配列を次に示す。
GTATGATACAGATCGTGAGAATACG
TAGCCTCGTCACCATTGAGCAGTA(
1:GTTGTACTGGAAGAGACCATGCT
CTGACACTGCACGACGTGACAGCAT
にの配列についてインバーテツド・リピート(inve
rted repeat)を検索したところ、第5図お
よび第6図に示すようなヘアピン構造をとる可能性が示
唆された。これに基けば、上記の99塩基の12から5
9または17から74が最も重要な自己複製配列(AR
3)の塩基配列であると考えられる。
2)プラスミドpHLmycがAR3を有することの確
膨エ リポソーム法を用いてpHLmycでHL−60細胞を
形質転換し、次いで上記の方法に従ってコピー数を検討
したところ、細胞当り約10,000であった。
プラスミドpmyc (オンニー社製、mycの構造遺
転子およびRous sarcoma virusのロ
ングターミナルリピートプロモーター(LTR)を含む
)をBam1(r、Hi n d IIIおよびEco
RIて処理しmycの構造遺伝子およびLTRをXL離
した。このものをpHLmycのEcoRI−Baml
(I領域に挿入しプラスミドpAR5mycを作製した
。このプラスミドでヒトU937細胞をリポソーム法に
よって形質転換し、1吐仔牛血清を含むRPMI164
0培地を用いて566二酸化炭素の存在下37℃で培養
した。
3日後ノーザンハイプリダイゼーション法(文献7)を
用いて細胞中のmyc遺伝子の1nRNA量を検討し、
pAR5を有しないU937細胞のmRNA遺伝子の量
と比較したところ、約100倍であった。従って、プラ
スミドpAR5mycのll1yC遺伝子よりmRNA
が転写されていると考えられた。
実施例3 1) ヒトc−myc遺伝子のサブクローニングヒトc
−myc遺伝子(Mo1.Ce1l Biol、、 5
 414〜418 (1985))の上流領域にある旧
ndlll −Kpn I領域(約1200bp)およ
び旧ndlll−Pstl領域(約200bp)をそれ
ぞれpUc18およびpUc19にサブクローニングし
た。そのクローンのプラスミドを、各々pmyc(H−
K)、pmyc (H−P)と名付けた。
2)  Hindlll−KpnIフラグメントおよび
HindllI−Pst■フラグメントとc−myc蛋
白との結合DNAと蛋白との結合を調べる方法として近
年さかんに使われている方法として、ゲルシフトアッセ
イがある。これは、アイソトープ標識したDNAを蛋白
と結合させ、単にポリアクリルアミドゲルに流すといっ
た簡単なもので、DNA−蛋白複合体はONへのり動が
ゲル中で遅れるということを利用したものである(文献
18参照)。
c−myc蛋白を大量に産生しているHL−60細胞よ
り杉油出液をとり、これをc−myc蛋白源とした。
上記c−myc遺伝子のHindlll −Kpn I
フラグメントおよびHindlll−Pst Iフラグ
メントを杉油出液と混合し、30℃15分保温後、5*
ポリアクリルアミドゲルに流した。
一方、上記抽出液を先にc−myc抗体と反応させたも
のを同様に各フラグメントと処理した。結果として、両
フラグメントは蛋白と結合したが、予めC−myc抗体
処理したものでは阻害された。
これから、Bindlll −Pst Iフラグメント
(約200ヌクレオチド)内にc−myc蛋白結合部位
のあることがわかった。
pmyc (H−K)を旧n d IIIおよびKpn
 Iで、pmyc (H−P)を旧n d IHおよび
PstIてそれぞれ処理してDNAフラグメントとなし
、これらを実施例2と同様に、c−myc蛋白と混合処
理、抗体との処理、プロティンAとの処理および蛋白分
解と除蛋白処理をしてHjndlll −Kpn Iフ
ラグメントおよびHindlll −Pst Iフラグ
メントを得た。
この旧ndllI −1’st Iフラグメントの塩基
配列をダイデオキシ法で決定した。これを次に示す。
TAGGGTTTGT  TGGAATTTTTTTT
TCCGTCT  GTGTACTTCGTCGAAT
TATT  TCACGTTGCCATTACCGGT
T  CTCCATAGGGTGATGTTCAT  
TAGCAGTTGGATGATAGGTT  ATT
CACATCTCTTATGGCGG   TGAAT
AGTCACCTCTTGAACCACTTTTTCC
TCCAGTAACT   CCTCTTTCTTCG
GACCTTCT   GCAG この配列の推定二次構造式を第7図に示す。また、マウ
スA RS (pAR565)およびヒトA RS (
pHLmyc)と相補性のある部分とその近辺を第8図
に示す。星印は一致している部分であり、アンダーライ
ンした部分はARSに必須と考えられるステムループ構
造のステム(軸)部分にあたると考えられて重要なりN
A配列であり、特に、GTGAATAGTは極めて重要
な配列と考えられる。
これらの結果から、特許請求の範囲に示す種々のDNA
配列は有用であると考えられる。
衷旌狙1 実施例2と同様にして各種細胞核DNA、蛋白および抗
体を用いて各種プラスミドを得た。
プラスミド塩とその原料の関係を表に示す。
pmyc (H−K) 、 pmyc (H−P) 、
 p IMR−NおよびpRJ−53を各々実施例1の
3)以下と同様にリポソーム法で細胞に導入しコピー数
の検討をした。プラスミド塩、使用細胞およびコピー数
を表に示す。
〈発明の効果〉 本発明によれば、種々の哺乳動物細胞中でAR3の働き
によりプラスミドが効率よく複製され、即ちプラスミド
の細胞当りのコピー数が多いことから遺伝子産物の生産
効率が優れており、本発明は遺伝子工学的に優れたペプ
チド類の生産方法である。
参照文献 文献I  Mo1.Ce11.Biol、、5.563
−588 (1985)文献2 Proc、Natl、
Acad、Sci、LIS八、78.3755 (19
79)文献3 J、Virology、48,481−
491 (1981)文献45cience、215,
166 (1982)文献5 Proc、Natl、A
cad、Sci、USA、75.4194 (1978
)文献6 J、Mo1.Biol、、93.503−5
17 (1975)文献7 T、Maniatis e
t al、Mo1ecular Cloning。
Co1d SpringHarbor Laborat
ory  (1982)文献8 宗村編 細胞培養マニ
ュアル 講談社文献9 K、Habel et al、
、Foundamental Techniquein
 Virology、Academic Press、
N、Y、(1969)文献10 Kruse & Pa
tterson 、Ti5sue Cu1ture。
Academic Press、N、Y、(1973)
文献11 J、Mo1.8io1..26,365−3
69 (1967)文献12 Mo1.Ce11.Bi
ol、、3.1958−1986 (1983)文献1
35cience  225.718−720 (19
84)文献14 Nature 296,262−26
4 (1982)文献15 Annu、 Rev、Bi
ochem、52,301−310 (1983)文献
1δCe1l 13,165(1978)文献175c
ience 235.1394−1399 (1987
)文献18 Nucleic 八cid Res、、9
3047〜3060(1981)
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はプラスミドの構築概略図であり第5
図乃至第7図は推定二次構造である。 第8図はDNA配列の比較図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)哺乳動物細胞の自己複製配列DNA、プロモータ
    ーおよびペプチド類生産用遺伝子(翻訳開始コドンを含
    む)を含有するプラスミド (2)哺乳動物細胞の自己複製配列DNA、プロモータ
    ーおよびペプチド類生産用遺伝子(翻訳開始コドンを含
    む)を含有するプラスミドを細胞中で増殖させることを
    特徴とするペプチド類の製造法(3)哺乳動物細胞の自
    己複製配列DNA、プロモーターおよびペプチド類生産
    用遺伝子(翻訳開始コドンを含む)を含有するプラスミ
    ドで形質転換された哺乳動物細胞 (4)DNA結合性蛋白と親和性を有する哺乳動物細胞
    由来自己複製配列DNAフラグメント (5)DNA結合性蛋白がmyc蛋白、c−myb蛋白
    、v−myb蛋白、SV40T抗原、p53、c−fo
    s蛋白、v−fos蛋白、またはRB遺伝子産物である
    特許請求の範囲第4項の哺乳動物細胞由来自己複製配列
    DNAフラグメント(6)哺乳動物細胞由来DNAフラ
    グメントをDNA結合性蛋白と結合させ、ついでこの結
    合物からDNAを単離することを特徴とする哺乳動物細
    胞の自己複製配列DNAの取得法 (7)DNA結合性蛋白がmyc蛋白、c−myb蛋白
    、v−myb蛋白、SV40T抗原、p53、c−fo
    s蛋白、v−fos蛋白、またはRB遺伝子産物である
    特許請求の範囲第6項の哺乳動物細胞の自己複製配列D
    NAの取得法(8)次の群からなる塩基配列を有するD
    NAおよびそれと同等の機能を有する自己複製配列 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 (9)次の群からなる塩基配列を有するDNAおよびそ
    れと同等の機能を有する自己複製配列 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】 および 【遺伝子配列があります】
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