JPS63184437A - 磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式 - Google Patents

磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式

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JPS63184437A
JPS63184437A JP62015785A JP1578587A JPS63184437A JP S63184437 A JPS63184437 A JP S63184437A JP 62015785 A JP62015785 A JP 62015785A JP 1578587 A JP1578587 A JP 1578587A JP S63184437 A JPS63184437 A JP S63184437A
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inductive coupling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、書込・読出ユニットからメモリモジュールに
非接触にて動作電源を供給すると共に両者間でデータ伝
送を行なうようにした磁気誘導結合装置の伝送信号変調
方式に関する。
(従来技術) 本願発明者等にあっては、非接触結合により書込・読出
ユニットから不揮発性メモリを内蔵したメモリモジュー
ルに動作電源を供給すると共に、書込読出のためのデー
タ伝送を同じく非接触結合で行なうため、例えば第3図
の示すよう磁気誘導結合装置を用いたメモリパッケージ
システムを提案している。
第3図において、1は書込・読出ユニット、2はEEP
ROM等の不揮発性メモリユニット3を内蔵したメモリ
モジュールであり、各ユニットには磁気誘導結合装置4
,5が設けられ、磁気誘導結合装置4,5には電源及び
書込読出用のクロックやイネーブル信号をメモリモジュ
ール2に送るためのための誘導結合コイルC1,C2と
、メモリモジュールに対し書込情報(書込命令、アドレ
ス、データ)または続出情報(読出命令及びアドレス)
を送ると共にメモリモジュール2の不揮発性メモリユニ
ット3から読出したデータを送り返すための誘導結合コ
イルC3,C4とを備え、更に磁気誘導結合装置4,5
は誘導結合コイルC1とC3、及びC2とC4を同一コ
アに同軸状に巻き回した2重コイル構造としている。
尚、磁気誘導コイルC1とC2は、メモリモジュール2
に電源を送ることから、信号伝送のみに使用される誘導
結合コイルC3とC4に比べ、大型のコイルを使用し、
メモリモジュール2に対し電源を供給するに必要な磁気
エネルギを誘導できるようにしている。
書込・続出ユニット1における磁気誘導結合装置4の誘
導結合コイルC1には、−例として、マルチプレクサ6
で選択した正弦波発振器7,8゜9の発振信号が供給さ
れている。
正弦波発振器7は電源用として周波数fL例えばf 1
=435.9KHzを発振し、また正弦波発振器8は送
受信同期クロック用として周波数f2、例えばf 2=
450KHzを発振し、更に正弦波発振器9はイネーブ
ル用として周波数f3、例えばf 3=465Kl−1
zを発振する。
マルチプレクサ6はCPU10により制御され、スタン
バイ状態では電源用の周波数f1信号を出力しているが
、書込又は続出制御にあっては、CPU10のクロック
に同期し、クロックビット「1」でクロック用の周波数
f2信号を出力し、クロックビットrOJでイネーブル
用の周波数f3信号を交互に出力するようになる。即ち
、マルチプレクサ10でCPUl0からのビットデータ
が周波数fl、f2.f3信号により所定の順番に従っ
て変調され時分割により多重化される。
マルチプレクサ10からの時分割で多重化された周波数
変調信号はアンプ11で増幅された後に誘導結合コイル
C1に供給され、そのためメモリモジュール2に設けた
誘導結合コイルC2に送信された周波数変調信号が誘起
される。
誘導結合コイルC2に誘起された周波数f1〜f3の全
ての変調信号は整流回路12で整流されて動作電源子V
Cとなり、同時に復調回路13で周波数f2とf3の変
調信号が復調され、書込又は読出制御のためのシフトク
ロツタSK及びイネーブルクロックEKを不揮発性メモ
リユニット3に出力する。尚、イネーブル信号はシフト
クロックSKとイネーブルクロックEKのORをとるこ
とで連続したHレベル信号(イネーブル信号)に変換さ
れる。
一方、CPU10からの書込又は読出情報はシリアルビ
ットデータに変換された後にマルチプレクサ14の制御
信号となり、マルチプレクサ14はデータビット「1」
で周波数14、例えばf4=482KHzを発振する正
弦波発振器15の発振信号を出力し、データビットrO
Jで周波数零の信号を出力し、このためデータビットは
周波数f4信号の有無でなる周波数変調信号に変換され
る。マルチプレクサ14の出力は切換スイッチ16を介
して誘導結合コイルC3に供給され、このためメモリモ
ジュール2の誘導結合コイルC4にデータビットに応じ
た周波数f4信号が誘起される。誘導結合コイルC4に
誘起された信号は切換スイッチ17を介して復調回路1
8でビットデータに変換され、不揮発性メモリユニット
3にシリアル入力データDIとして与えられる。
更に不揮発性メモリユニット3から読出されたシリアル
ビットデータDoはマルチプレクサ19の制御信号とな
り、マルチプレクサ19で正弦波発振器20からの周波
数f 4 (−482KHz )の発振信号をデータビ
ット「1」で選択すると共にデータビットrOJで周波
数零を選択し、破線のように切換ねっている切換スイッ
チ17を介して誘導結合コイルC4に供給する。このた
め書込・読出ユニット1の誘導結合コイルC3に周波数
変調信号が誘起され、破線のように切換ねっている切換
スイッチ16を介して復調回路21でビットデータを復
調してCPU10に供給する。
(発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような磁気誘導結合装置にあっては
、各コイルを独立したコア毎に設けて分離配置した場合
には相互干渉はほとんど問題とならなかったが、2重コ
イル構造としたためにコイル間の相互干渉が分離型に比
べ大きな問題となった。
即ち、所定の手順に従って電源及びクロック伝送のため
誘導結合コイルC1に周波数fl=435.9KHz 
、f 2=450KHz 、又はf3=465KH2の
信号を供給すると、この信号は誘導結合コイルC2のみ
ならず、データ伝送用の誘導結合コイルC3,C4にも
誘導される。しかし、誘導結合コイルC3,C4の復調
回路21,18には482KH2±3KHz程度のバン
ドパスフィルタが入っているため復調回路18及び21
の出力に周波数f1〜f3信号の復調信号は得られない
しかし、相互干渉の問題は、マルチプレクサ6で周波数
f1〜f3の信号を切換えた時に生ずる。
例えば、第4図(a )に示すように、メモリモジュー
ル2ヘシフトクロツクSKを送る時には、マルチプレク
サ6は同図(C)に示すように465KH2のf3信号
と450KH2のf2信号を切換出力する。
このとき、同時に第4図(b )に示す書込データに基
づき、誘導結合コイルC3からC4へ同図(d )に示
すように482KH7のf4信号を送っていたとすると
、誘導結合コイルC4には同図(d )に示すようなき
れいな信号は発生せず、同図(e )に示すように、4
65KHz信号と450KHz信号の切換ねり部分にお
いて、482KH7を通過するバンドパスフィルタの出
力に不連続な外乱が入り、この外乱を打ち消すまでの期
間、正常に482KH2信号が入力していても、フィル
タ出力は振幅が小さくなったり、大きくなったりし、更
に482KH7の入力が無くなった状態においても、過
渡的なフィルタ出力を生じ、誘導結合コイルC3とC4
による信号伝送の信頼性を著しく悪化させるという問題
があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、2重コイル構造をもつ磁気誘導結合装置を使用し
た信号伝送であっても、コイル間での信号伝送に相互干
渉を起こぎにないように時分割で多重化される複数の信
号を周波数変調してデータ伝送の信頼性を向上させるよ
うにした磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、一方のコイ
ルにより時分割により多重化して送る信号の変調方式と
して、複数の伝送信号における異なる周波数の最小公倍
数又はその整数倍の周波数を発振するクロック発振手段
と、この発振クロックを分周する分周比率の可変設定自
在な分周手段と、分周手段に所定の伝送手順に従って伝
送信号の各周波数に対応した分周比を設定する分周比設
定手段と、分周手段の分周パルスを正弦波に変換して誘
導結合コイルに出力する正弦波変換手段とを設けるよう
にしたものである。
(作用) このような構成をもった本発明の磁気誘導結合装置の伝
送信号変調方式にあっては、複数の伝送信号の変調周波
数、例えば435.9KHz 、450KH7及び46
5KH2の3つの周波数の最小公倍数となる周波数13
.95MHz又はその整数倍となる周波数、例えば2倍
の周波数27゜9MH2を分周して各周波数信号を発生
するようになり、周波数信号の切換は分周手段に分周比
設定手段より各周波数に対応した分周比をセットするこ
とで行なわれ、例えば分周手段として分周カウンタを使
用した場合、分周出力(キャリー出力)が出される途中
で分周比の設定変更が行なわれても、分周カウンタに対
する新たな分周比のロードは次に分周出力が得られたと
きに行なわれ、このため分周パルスから得られた正弦波
信号の切換ねり部分に不連続部分を生ずることがなく、
周波数変調信号の時分割により多重化された正弦波信号
が不連続部分をもたないので他の誘導結合コイルの復調
出力への外乱は発生せず、2重コイル構造であっても分
離型と同様、信号伝送の信頼性を向上することができる
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図であ
る。
まず構成を説明すると、24はクロック発振器であり、
誘導結合コイルC1とC2によって伝送する時分割によ
り多重化される複数の信号の変調周波数の最小公倍数、
又はその整数倍となる周波数のクロックパルスを出力す
る。
ここで誘導結合コイルC1とC2によって伝送する時分
割により多重化された信号の周波数を、例えば第3図に
示したメモリパッケージシステムと同様、電源用の周波
数f 1=435.9KHz 。
クロック用の周波数f 2=450KHz 1更にイネ
ーブル用の周波数f 3=465KH2の3つの周波数
であったとすると、これら3つの周波数の最小公倍数は
13.95MH2となる。
第1図の実施例に於けるクロック発振器24にあッテハ
、3つの周波数435.9KHz 、450KHz 、
465KHzの最小公倍数となる周波数13.95MH
2を2倍した周波数27.9MH7のクロックパルスを
発振するようにしている。
クロック発振器24のクロックパルスは分周カウンタの
クロック入力端子CKに与えられる。分周カウンタ26
はセット端子SETに対する外部からの分周値Rnの設
定を受け、設定された分周値R0個のクロック入力が得
られる毎にキャリ一端子CRにキャリー出力を生ずる(
1/Rnの分周出力)。又、SET端子に対し外部設定
した分周値Rnのカウンタ内へのロードは、キャリー嫡
子CRからのキャリー出力をロード端子LOADに受け
たときに行うようになる。即ち、分周カウンタ26は分
周比を外部より設定することのできるいわゆるプログラ
マ−プル分周カウンタとなる。
分周カウンタ26に対する分周値Rnの設定はマルチプ
レクサ28により行われる。マルチプレクサ28に対し
てはクロック発振器24からのクロックパルスに基づい
て分周する周波数f 1. f2、f3に対応した分周
値R1,R2,R3(但し、分周比は1/R,1/R2
,1/R3として設定される)が設定されている。この
分周値R1゜R2,R3は、クロック発振器24の発振
周波数を27.9M1−1zとすると、電源用の周波数
f1=435.9KH2に対応した分周パルスを得るた
め分周値RはR=32となり、またクロック用の周波数
f 2=450KHzに対応した分周パルスを得るため
の分周値R2はR2=31となり、更にイネーブル用の
周波数f 3=465KH2に対応した分周パルスを得
るための分周値R3はR3−30となる。尚、本実施例
は次段のJK−FF30で1z2分周を行なうことから
、分周カランタ26の分周比は1/64.1/62.1
/60となる。
マルチプレクサ28の切換制御はCPU10により行わ
れ、結合誘導コイルC2,C4を備えた記憶モジュール
側へのデータの書込又は読出を行わないスタンバイ状態
にあっては、分周値R1を分周カウンタ26に出力する
ようにマルチプレクサ28を切換えており、メモリモジ
ュールへのデータ書込又は続出時にあっては、CPU1
0内のクロックに同期してクロックビット「1」で分周
値R2を出力するようにマルチプレクサ28を切換え、
またクロックビットrOJでは分周値R3を出力するよ
うにマルチプレクサ28を切換え、この分周値R2とR
3の切換出力を交互に繰り返すようになる。
分周カウンタ26のキャリー出力はJK−FF30のク
ロック端子CLKに与えられており、この実施例にあっ
ては、クロック発振器24で周波数f1〜f3の最小公
倍数の2倍の周波数を発振していることから、分周カウ
ンタ26に於ける分周に加えて更にJK−FF30で1
/2に分周するようにしている。
尚、JK−FF30のJ及びに端子は電源子VCに接続
されてトルベルに固定されている。このためJK−FF
30は分周カウンタ26からキャリー出力が得られる毎
に出力Qの反転を繰り返し、分周カウンタ26のキャリ
ー出力を1/2に分周したデユーティ比50%の矩形波
パルスを出力するようになる。
JK−FF30のQ出力はローパスフィルタ32に与え
られており、JK−FF30から得られた矩形波パルス
をローパスフィルタ30において正弦波信号に変換し、
アンプ11で増幅した後、誘導結合コイルC1に正弦波
信号を供給している。
尚、記憶モジュールに電源、シフトクロック及びイネー
ブルクロックを送るための誘導結合コイルC1,C2の
他に、読出・書込データを双方向伝送するための誘導結
合コイルC3,C4が設けられており、誘導結合コイル
C1とC3及びC2とC4は、それぞれ第3図に示した
ように、同じ磁気コアに同軸状に配置した2重コイル構
造をもつ磁気誘導結合装置に設けられている。
次に第1図の実施例の作用を第2図の信号波形図を参照
して説明する。
今、CPU10による制御命令に基づいて誘導結合コイ
ルC1とC2により記憶モジュール側へクロック信号を
送るものとする。このクロック伝送のため、CPLJl
oはマルチプレクサ28により所定周期毎にクロック用
の周波数f 2=450KH2を発生するための分周値
R2=31の分周カウンタ26に対する出力と、イネー
ブル用の周波数f 3=465KHzを発生する分周値
R3=30を分局カウンタ26に対する出力との切換動
作を交互に繰り返す。
第2図に於ける時刻t1までは、CPU10による制御
のもとにマルチプレクサ28がクロック用の分周値R2
=31を分周カウンタ26にセットした状態であり、こ
のときにはクロック発振器24から得られる27.9M
Hzのクロックパルスを分周カウンタ26で1/31に
分周する。即ち、分周カウンタ26はクロック入力端子
OKに31個のクロックパルスが与えられるとキャリ一
端子CRに第2図(a)に示すキャリー出力を生じ、分
周カウンタ26からキャリー出力が得られるとJK−F
F30の出力Qが反転し、キャリー出力を1/2に分周
したデユーティ比50%の矩形波パルスをローパスフィ
ルタ32に出力し、ローパスフィルタ32において周波
数f 2=450KH2の正弦波信号に変換されてアン
プ11を介して誘導結合コイルC1に供給されるように
なる。
次にCPU10が時刻t1のタイミングで分周カウンタ
26の分周比を、それまでの分周比1/31からイネー
ブル用の周波数f 3=465KH7を発生するために
1/30に設定変更する分周命令をマルチプレクサ28
に出力したとすると、このCPU10からの分周命令を
受けてマルチプレクサ28はそれまでの分周値R2=3
1の出力から分周値R3=30の出力に切換ねる。
しかしながら、マルチプレクサ28がCPUl0による
命令で分周カウンタ26に対する分周値をR2からR3
に変更しても、分周カウンタ26において設定変更され
た分周値R3に基づく分周比1/30のロードは直ちに
行われず、分周比が1/31に設定された状態で時刻t
2てキャリー出力が得られたときに、キャリー出力をロ
ード端子LOADに与えることで初めてSET端子に対
する設定変更された分周値R3に基づく分周比1/30
の設定状態となる。そして、時刻t2以降については、
設定変更された分周比1/30による分周動作でキャリ
ー出力を生じ、JK−FF3−19 = Oで1/2に分周されてデユーティ比50%の矩形波パ
ルスに変換された後、更にローパスフィルタ32で正弦
波信号に変換され、イネーブル用の465KH2の正弦
波信号を誘導結合コイルC1に供給するようになる。
このように分周カウンタ26に対し設定変更された分周
値のロードによる分周比の変更は、分周カウンタ26が
キャリー出力を生じたときにのみ行われるため、第2図
の時刻t2に示すように1/31の分周パルスの分周完
了後に、設定変更された1/30の分周を開始するよう
になり、異常に幅の狭い周期のキャリー出力は発生せず
、周波数を変更したときの不連続性が極めて少ないパル
ス列を発生することができる。
更に第1図の実施例にあっては、分周カウンタ26のキ
ャリー出力によるパルス列をJK−FF30で更に1/
2に分周して所望の周波数を得るため、極めて不連続性
の少ないデユーティ比50%の方形波を作り出すことが
でき、ローパスフィルタ32によって得られる正弦波信
号の連続性を保証することができる。
この第1図に示した周波数変調方式による切換時間の遅
れは、クロック発振器24の発振周波数のクロック周期
の1/2以下であり、実用上はまったく問題にならない
そして、このような変調方式により、誘導コイルC1と
C2により伝送する信号の周波数変調と時分割による多
重化を行なっていることから、伝送信号の周波数切換部
分の連続性を崩すことのない信号を伝送となり、誘導結
合コイルC3とC4で行われる周波数482KHzの周
波数信号へのノイズ混入が極めて少なくなり、2重コイ
ル構造であっても一方のコイルに第1の実施例に示す変
調方式による信号伝送を適用することにより、他方のコ
イルの信号伝送への干渉を防止して信頼性の高いデータ
伝送を行うことができる。
尚、上記の実施例にあっては、3つの周波数435.9
KHz、450KHz、465KHzの切換による変調
方式を例にとるものであったが、本発明はこれらの数値
に限定されないことは勿論である。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明の伝送信号の変調方式に
よれば、複数種類の周波数信号を時分割により多重化し
て伝送するための周波数信号の切換えによる不連続性を
完全になくすことができ、2重コイル構造や2組のコイ
ル間での相互干渉が大きいコイル等における他の誘導結
合コイルへの伝送信号の不連続性による雑音の混入を確
実に防止し、2重コイル構造をもった磁気誘導結合装置
による分離配置された2つのユニット間での信号伝送の
信頼性を大幅に向上することができる。
又、複数の周波数信号の時分割による多重化の為の基本
周波数が1つであることから、調整や検査等の作業工数
を低減することができる。
更に、複数の周波数信号を得るための発振器が1台で済
むことから、周波数毎に個別に正弦波発振器を使用した
場合に比べ、回路構成を簡単にすると共に、コストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図、第
2図は第1図の実施例の信号波形図、第3図は本願発明
者等が提案している2重コイル構造の磁気誘導結合装置
を用いて信号伝送を行なうメモリパッケージシステムの
ブロック図、第4図は第3図における伝送信号の信号波
形図である。 1:書込・読出ユニット 2:メモリモジュール 3:不揮発性メモリユニット 4.5:la磁気誘導結合装 置 0 : CPU 11:アンプ 20:クロツタ発振器 26:分周カウンタ 28:マルチプレクサ 30 : JK−FF 32:ローバスフィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 分離配置される2のつユニット間で信号伝送を行なう2
    重コイル構造を備えた磁気誘導結合装置を有し、少なく
    とも一方の誘導結合コイルを使用して周波数の異なる複
    数の信号を時分割により多重化して伝送するようにした
    磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式において、 前記時分割により多重化される複数の伝送信号における
    各周波数の最小公倍数又はその整数倍の周波数を発振す
    るクロック発振手段と; 該クロック発振手段の発振クロックを分周する分周比の
    可変設定自在な分周手段と; 該分周手段に所定の伝送手順に従って前記伝送信号の各
    周波数に対応した分周比を設定する分周比設定手段と; 前記分周手段の分周パルスを正弦波に変換して前記誘導
    結合コイルに出力する正弦波変換手段とを備えたことを
    ことを特徴とする磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式
JP62015785A 1987-01-26 1987-01-26 磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式 Granted JPS63184437A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62015785A JPS63184437A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 磁気誘導結合装置の伝送信号変調方式

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JPS63184437A true JPS63184437A (ja) 1988-07-29
JPH0458211B2 JPH0458211B2 (ja) 1992-09-16

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ID=11898483

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