JPS62120735A - 周波数ホツピングスペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置 - Google Patents

周波数ホツピングスペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置

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JPS62120735A
JPS62120735A JP60262027A JP26202785A JPS62120735A JP S62120735 A JPS62120735 A JP S62120735A JP 60262027 A JP60262027 A JP 60262027A JP 26202785 A JP26202785 A JP 26202785A JP S62120735 A JPS62120735 A JP S62120735A
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JP
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frequency
signal
frequency hopping
power line
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JP60262027A
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Kaoru Endo
馨 遠藤
Kenji Kobayashi
憲司 小林
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力線を伝送路として利用する周波数ホンピ
ンスペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置に関
し、特に同一構成による通信方法を利用している隣家へ
の妨害を防止するための通信方法および装置に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来、電力線を利用してデータの伝送を行う場合には、
伝送路の種類によって種々方式が用いられている0例え
ば送電線伝送路の場合には単側波帯変調方式が用いられ
ており、また配電線伝送路の場合には周波数変調方式あ
るいは位相変調方式が用いられている。ここで、電力線
はデータの伝送を考慮して布設されているものではない
ことから、データの伝送を行なおうとすると、種々の雑
音が入ってきたり、あるいは負荷の状況によって伝送特
性が大幅に変動する問題を有している。つまり、電力線
の高周波特性は、送電線および配電線を問わずに、コロ
ナ雑音および負荷雑音が大きくかつ電力線の負荷状態に
応じて大きく変動する。
従って、信輔性の高いデータ伝送を行うことは困難であ
り、特に高速のデータ伝送は不可能であった。
ところで、最近スペクトラム拡散通信方式を各分野にお
いて積極的に活用しようとする研究が進められており、
その原理および適用分野の解説が電子通信学会誌の昭和
57年9月萼965頁および10月号の1035頁に開
示されている。このスペクトラム拡散通信方式は、スペ
クトラムの広帯域化および相関信号を特徴とするもので
あって、電力線を利用したデータ伝送に用いると、雑音
および伝送特性の影響を受けにくくなることから、高速
データの伝送を高信頼で行なうことが可能になるもので
ある。つまり、このスペクトラム拡散電力線搬送通信方
式は、狭帯域の送信データを広帯域にわたって均等にそ
のスペクトラム拡散して伝送するものであることから、
電力線の負荷状態によって伝送特性に零点が生ずる状態
となっても、はとんど影響を受けることが無(なる、ま
た、狭帯域雑音が混入しても、受信側において相関をと
ることから、S/Nが大きくなるものである。
ここで、スペクトラム拡散通信方式の中には、周波数ホ
ッピングを利用したものがある。この周波数ホッピング
スペクトラム拡散電力線搬送通信方法は、まずクロック
発生回路から供給されるクロック信号に同期して発生さ
れたパラレル構成によるM系列符号の各ビット信号に送
信データを乗積することにより変調する。次に、この送
信データにより変調された変調信号を周波数シンセサイ
ザに、発生信号の周波数を制御8信号として供給するこ
とにより、狭帯域の送信データがM系列符号に応じた周
波数f1〜fnに周波数ホッピングするスペクトラム拡
散変調信号として、電力線を介して受信側に送られるも
のである。そして、受信側においては、受信スペクトラ
ム拡散変調信号を周波数デコーダに供給することにより
、その周波数に応じたパラレルデータ、つまり送信側に
おいて周波数シンセサイザを制御した変調信号がパラレ
ルデータとして取り出される。この変調信号は、送信側
のM系列符号に同期して発生される受信用のM系列符号
と乗積されることにより、受信データが復調されるもの
である。
〔発明の解決しようとする問題点〕
上述した、周波数ホッピングスペクトラム拡散電力線搬
送通信方法は、スペクトラム拡散変調信号の分布範囲を
容易に設定することが出来る反面、隣家が同一構成によ
る通信を行なっていた場合には、相互に影響を与えてい
まう、このために、上記周波数ホッピングスペクトラム
拡散を利用する場合には、ブロックフィルタを用いて隣
家からの妨害を防がなければならず、これに伴なって大
幅なコストアップになるとともに、ブロックフィルタは
各家庭における電力線の取り込み部分に設ける必要から
、その取り付は工事も大変なものとなってしまう問題を
有している。
〔問題点を解決するための手段〕
従って、本発明による周波数ホッピングスペクトラム拡
散電力線搬坏通信方法および装置は、送信側において周
波数ホッピングに使用する周波数f、、ft・・・fr
4を各家毎に互いに異なった僅に設定するものである。
そして、この周波数ホッピングに使用する周波数f、〜
fnは、送信側の周波数シンセサイザに設けられている
位相比較器にクロックパルスを分周して供給するプログ
ラマブル分周器を設け、このプログラマブル分周器の制
御入力端に接続されているスイッチを選択することによ
り設定するように構成したものである。
〔作 用〕
この様に構成された周波数ホッピングスペクトラム拡散
電力線搬送通信方法および装置においては、周波数ホン
ピングに使用する周波数f、〜fnを各家毎に異ならせ
ていることから、周波数ホッピングスペクトラム拡散変
調信号が、電力線を介して隣家に流れても、隣家の各受
信側は周波数ホッピングによる受信周波数f 1〜f”
nが異なることから、周波数デコードが行えず、これに
伴ってブロックフィルタを用いなくとも何ら影響を与え
ないことになる。
(実施例) 第1図、第2図は、本発明による周波数ホンピングスペ
クトラ今拡散電力線搬送通信方法および装置の一実施例
を説明するための送信装置と受信装置を示す全体構成図
である。まず、第1図に示す送信装置において、1は水
晶振動子によって定められた一定周波数のクロックパル
スCPを発生するクロック発牛回粋、2はクロックパル
スCPに同期したM系Jl符号を発生するM系列符号発
生回路であって、:フリップフロソプ回路FF、〜FF
nが直列に埠続され、クロック入力端CKに供給される
クロアク<イルスCPに応じて、入力端INに供給され
や入力信号を順次シフトするシフトレジスタ3と1.こ
9シフトレジスタ3における所定出力段の出力信号を取
り込んで排他的論理和を求め、その出力を入力端INに
フィードバックする排他的論理和ゲート(以下、XOR
ゲートと称す)−とによ?て構成されている。従って、
この様に構成されfs M %副符号発生回路2におい
ては、最岑符号長2”71(nはシフトレジスタ3の段
数)1で、か?シフトレジスタ3の出力に対するXOR
ゲート4の取り込み位置によって設定される符号パター
ンを有するM系列符号が、シフトレジスタ3の段数範囲
にわたって、パラレルに出力されることになる。次に、
5は変調器であって、M系列符号発生回路2から発生さ
れるM系列符号の各ビット信号と送信データとをそれぞ
れ乗積するXORゲート61〜6いとによって構成され
ている。7はクロックパルスCPに同期し1.かつ変調
器5の出力に応じた周波数の信号を周波数ホッピングス
ペクトラム拡散変調信号と争て出力する周波数シンセサ
イザである。そして、:この周波数シンセサイザ7、は
、クロック発生回路1から供給されるクロックパルスC
Pを、その制御:入力端81〜S7に接続されたスイッ
チ91:〜97の出力に応じて分周するプログラマブル
分周器8を有しており、このスイッチ91〜97の選択
を各家毎(通信グループ単位毎)に異ならせるこ1とに
より、各家毎異なった周期のクロック、NルスCP’を
発生させている。10は変調器3の出力に応じて分周比
を可変するプログラマブル分周器であって、電圧制御発
振器(以下VCOと称す):11の出力信号を分周する
。12は位相比較器であって、プログラマブル分周器7
から供給されるクロックパルスCP′とプログラマブル
分周器10から発生される出力信号との位相を比較し、
その位相差に応じた誤差信号を出力する。13はローパ
スフィルタ(以下LPFと称す)であって、位相比較器
12から供給される誤差信号を平滑することにより、V
COIIに発振周波数制御信号として供給する。つまり
、VCOII−プログラマブル分周器1〇−位相比較器
12−LPF13は、閉ループ構成によるフェーズロッ
クループ(P L L)を構成することによって、クロ
ックバスCP′を変調器5の出力によって指定される値
に分周した周波数の信号を、周波数ホッピングスペクト
ラム拡散変調信号として出力することになる。14は周
波数シンセサイザ4から出力される周波数ホッピングス
ペクトラム拡散変調信号を増幅した後に、結合器15を
介して電力線16に供給する送信アンプである。なお、
結合器12はトランス17とコンデンサ18.19とに
よって構成されている。
次に、第2図に示す受信装置において、20は送信装置
から電力線16を介して送られて来る周波数ホッピング
スペクトラム拡散変調信号を取り出す結合器であって、
送信部における結合器15と同様に、トランス17とコ
ンデンサ18.19とによって構成されている。21は
結合器20の出力を増幅する受信アンプ、22は送信部
におけるクロック発生回路1と同一構成によるクロック
発生回路であって、電源同期あるいは受信信号同期によ
り同期したクロックパルスCPを発生する。
23はクロックパルスCPをクロック入力CKとして作
動する周波数デコーダであって、受信アンプ21の出力
を入力とすることにより、予め定められた周波数ホッピ
ングに使用する周波数f1〜fnを予め定められた2進
数により出力端01〜Onから出力する。24は受信用
M系列符号発生回路であって、第1図に示す送信部に用
いられているM系列符号発生回路2と同一な構成となっ
ている。つまり、フリップフロップ回路FF、〜F、F
nが直列に接続されたシフトレジスタ25とシフトレジ
スタ25の出力に対する取り込み出力段を第1図に示す
送信部のXORゲート4と同一にしたXORゲート26
とによって構成されることにより、送信部におけるM系
列符号発生回路2から発生されるM系列符号とその符号
長および符号パターンが同一のM系列符号を同一位相で
発生するようになっている。27は周波数デコーダ23
の出力を復調する復調器であって、周波数デコーダ23
の各ビット出力と、受信用M系列符号発生回路24の各
ビット出力との排他的論理和をそれぞれ求めるXORゲ
ート28I〜28nと、この各XORゲート281〜2
8nの出力に対する一致を求めるアンド(以下ANDと
称す)ゲート29とによって構成されている。
この様に構成された装置において、第1図、第2図に示
す送信装置と受信装置は、通信グループとしての室単位
に、その家内に配線されている電力線16を介して接続
されているものとする。そして、第1図に示す送信装置
の周波数シンセサイザ7に設けられているスイッチ91
〜9nは、各家毎に互いに異なった値に設定されること
により、プログラマブル分周器8の分周値(1/N)が
、各家毎に固有の値となっている。
ここで、電源が投入されると、クロック発生回路lは水
晶振動子によって決定される予め定められた一定周期の
クロックパルスCPを発生する。
このクロックパルスCPは、M系列符号発生回路2を構
成するシフトレジスタ3に供給され、シフトレジスタ3
はクロックパルスCPが供給されるごとに入力@INに
供給される入力信号を取り込んで順次シフトする。この
場合、入力端INにはシフトレジスタ3の予め定められ
た段位の出力を取り込むXORゲート4の出力が供給さ
れるために、このXORゲートの入力条件によって定ま
る符号パターンを有するM系列符号が擬似ランダム信号
として発生されることになる。そして、このM系列符号
は、その一部がシフトレジスタ3の各段位からパラレル
データとして順次変調器10に供給される。
変調器5においては、M系列符号発生回路2から供給さ
れるM系列符号の各ビット信号と送信データとの乗積が
XORゲート61〜6nによって行われることにより、
送信データによって変調されたM系列符号が変調信号と
して出力されて周波数シンセサイザ7に供給される。こ
こで、周波数シンセサイザ7に設けられているスイッチ
91〜9nの例えばスイッチ9のみが図示するように選
択的に閉じられると、2進数指定によりプログラマブル
分周器8の分周値1/Nが1/2に設定されて、クロッ
クパルスCPを2分周したクロックパルスCP′が発生
される。また、プログラム分周器10は、変調器5から
入力端l、〜Inに供給される変調信号によって分周値
1/Nが可変されるようになっている。従って、VCO
IIから発生される発振出力は、プログラマブル分周器
10において、変調器5から供給される変調信号に応じ
た値に分周された後に位相比較器12に供給されること
になる。位相比較器12はプログラマブル分周器8から
供給されるクロックパルスCP′とプログラマブル分周
器10の出力信号とを入力し、両信号の位相差に応じた
誤差信号を出力する。そして、この位相比較器12の出
力信号は、LPF 13において平滑化されることによ
り、発振周波数制御信号としてVCOIIに供給される
。ここで、VCOIIはLPF13から供給される発振
周波数制御信号に応じて周波数制御が行われることから
、全体としてフェーズロックループを構成し、これに伴
なってVCOIIから出力される信号は、クロックパル
スCP′に同期し、かつプログラマブル分周器10に設
定される分周値をMとした時、M倍の周波数を有する信
号となる。そして、この場合におけるプログラマブル分
周器10の分周値Mは、変調器5から供給される変調信
号に応じて設定されるものである。ここで、プログラマ
ブル分周器10の入力端I、〜Inに供給される変調信
号と、VCOIIの発振周波数fとの関係を例えば第1
表に示すように定められる。
第1表 従って、VCOIIの発振出力信号は、変調信号、つま
りM系列符号によって送信データを変調した変調信号に
応じて、その周波数が第3図に示すように周波数f、、
f、・・・・・・fnのいずれかに周波数ホホッピング
することになる。この結果、周波数シンセサイザ7は、
変調器5の出力信号を周波数ホッピングスペクトラム拡
散変調信号として出力することになり、この信号は送信
アンプ14において増幅された後に、結合器15を介し
て伝送路として利用する電力線16に供給される。
一方、第2図に示す受信装置においては、結合器20が
送信装置から電力線16を介して送られて来る周波数ホ
ッピングスペクトラム拡散変調信号を取り出して受信ア
ンプ21に供給し、受信アンプ21は周波数ホッピング
スペクトラム拡散変調信号を増幅して周波数デコーダ2
3に供給する。
また、クロック発生回路22は、送信装置におけるクロ
ック発生回路1から発生されるクロックパルスCPと同
一周期および同一位相のクロックパルスCPを発生して
上記周波数デコーダ23に供給している。従って、周波
数デコーダ23は、入力信号の設定周波数に応じて、出
力端O1〜Onから、第2図に示すnビットの信号を出
力することになる。
第2表 そして、この場合における入力信号の設定周波数f、、
ft、・・・・・・fnは、第1図に示す送信装置の波
数シンセサイザ7から出力される周波数ホホッピングに
使用される周波数1..1.・・・・・・fn、と同一
に設定され、またこの周波数fl+f、・・・・・・f
nに対するデコードデータは第2表に示すように設定さ
れていることから、周波数ホッピング信号の復調が行え
ることになる。
次に、M系列符号発生回路24は、送信装置におけるM
系列符号発生回路2と同一構成となっていることから、
クロックパルスCPが供給されるごとに、送信装置にお
いて発生されるM系列符号と同一の符号パターンでかつ
位相同期されたM系列符号が発生されることになる。そ
して、このM系列符号発生回路24から発生されるnビ
ットのM系列符号は、復調器27を構成するXORゲー
ト28.〜28nにおいて乗積が行われ、その出力信号
の一致がANDゲート29において求められることによ
り、スペクトラム拡散変調信号の復調が行われて受信デ
ータが取り出される。
ここで、第1図に示す送信装置において、周波数シンセ
サイザ7を構成するプログラマブル分周器8の制御入力
端S、〜Snに接続されたスイッチ9I〜9nの設定を
変更すると、その分周値Nが変化することから、周波数
シンセサイザ7から発生されるホッピング周波数r 1
.  r z・・・・・・fnは、第3図に示すホッピ
ング周波数f’、、f′。
・・・・・・f”nに変化する。しかし、第2図に示す
受信装置における周波数デコーダ23の設定周波数はf
、、ft・・・・・・fnとなっているために、これ以
外の入力周波数信号には感応しない、従って、ホッピン
グ周波数f、”、f”、・・・・・・f′nの信号に対
しては周波数デコードが行えず、これに伴なって、設定
周波数以外の周波数ホッピング信号による影響を全(受
けないことになる。
この結果、各家毎の送信装置に設けられているスイッチ
91〜9nの選択を異ならせ、また各室の受信装置に設
けられている周波数デコーダ23へのデコード周波数の
設定をその家に設けられている送信装置のスイッチ9.
〜9nによって設定した周波数ホッピングに使用する周
波数に設定すれば、各家毎に互いに影響を与えずに周波
数ホッピングスペクトラム拡散による電力線搬送通信が
確実に行えることになる。
第4図は、送信装置と受信装置において用いるM系列符
号の位相を同−期させるための方法を説明するための回
路図であって、特に、電源同期によって送信装置と受信
装置の位相を合わせる場合を示す。同図において30は
第1図、第2図に示すクロック発生回路1,22の代り
に用いられる電源同期クロック発生回路、31はM系列
符号発生回路2.24の代りに用いられる同期M系列符
号発生回路、32は電送路として利用する交流電源(A
ClooV)と後述する分周器36との位相を比較し、
その位相差に応じたレベルの信号を出力する位相比較器
、33は位相比較器32の出力を平滑化するローパスフ
ィルタ(以下LPFと称す)、34はローパスフィルタ
33の出力信号を制御入力とする電圧制御可変周波数発
振器(以下vCOと称す)であって、クロックパルスC
Pを発生する。35は分周器であって、同期M系列符号
発生回路31から発生されるM系列符号の最大周期をN
とした時、クロックパルスCP”を172N分周した同
期パルスSを発生する。36は分周期35から出力され
る同期パルスSを2/K(Kは任意の整数)に分周して
位相比較器32に供給する分周器である。そして、これ
らの位相比較器32.LPF33.VCO34,分周器
35゜36は、フェーズロックループ(P L L)回
路を構成することにより、交流電源AC100Vに同期
し、かつその周波数に対してNxK倍の周波数を有する
クロックパルスCPと、交流電源に同期し、その周波数
に対して2N倍の周波数を有する同期パルスSを発生さ
せることになる。
一方、同期M系列符号発生回路31における37はn個
のフリップフロップ回路、この場合は3個のフリップフ
ロップ回路FF、〜FFnが直列に接続されたシフトレ
ジスタ、38はフリップフロップ回路FF2.FF、+
の出力信号に対する排他的論理和を求めて入力側に帰還
するXORゲートであって、これらは第1図、第2図に
示すシフトレジスタ3.25およびXORゲート4゜2
6に相当するものである。39はシフトレジスタ37の
全段出力に対する一致を求めるANDゲート、40はA
NDゲート39の出力信号Aを2分周する分周器、41
は分周器40の出力信号Bと電源同期クロック発生回路
30から供給される同期クロックSとを入力とするXO
Rゲート、42はXORゲート41の出力信号Cと電源
同期クロック発生回路30から供給されるクロックパル
スCPとを入力とし、その出力信号りをシフトレジスタ
37のクロック入力端に供給するORゲートである。
この様に構成された回路において、電源が供給されると
、VCO34が発振を開示してクロックパルスCPを発
生する。そして、このVCO34から発生されるクロッ
クパルスCPは、分周器35.36において順次分周さ
れた後に位相比較器32に供給される。位相比較器32
は分周器36の出力信号と交流電源(AClooV)と
の位相を比較し、その位相差のずれ方向を極性で表わし
、かつ位相差をレベルによって表わす制御信号を出力す
る。この制御信号は、LPF33において平滑された後
、VCO34の制御信号入力端に供給されることにより
、位相比較器32から出力される制御信号の値が小さく
なるように制御される。この様な制御を繰り返されるこ
とにより、つまりフェーズロックループ(P L L)
制御が行なわれることにより、VCO34から出力され
る第5図世)に示すクロックパルスCPの位相が第5図
(a)に示す交流電源(AClooV)の位相にロック
されることになる。そして、この場合におけるりわツク
パルスCPは、フェーズロックループに分I]m3s、
3sが設けられていることから、交流電源め周波数が両
分周器の分周値の積として表わされ、LN−に’倍の周
波数を有することになる。
また、分11J器35からはクロックパルスCPが11
/Nに分周された同期パルスSが第5図(f)に示すよ
うに出力される。そして、この同期パルスSはクロ・レ
フパルスCPを基として作られていることから、交流電
源(AClooV)に同期しているとともに、分周器3
5の分周値が2Nであることがら、1このシズテムにお
いて使用されるM系列符号の1周期長と一致する期間毎
に“H”、“L”に反転す各信号、つまり第5図(f)
に示すように第4、図(a)に示す交流電源(AClo
oV)に同期し、かつ周波数が2倍の信号となる。
この様にして、1電源間期クロック発生回路30から発
生されるり10ツクパルスCPおよび同期パルスSはミ
1同期M1系列符号発生回路31に供給される。ここで
、同期M系列符号発生回路31においては、クロックパ
ルスCPがORゲート42を介してシフトレジスタ37
のクロック入力端CKに供給されることから、シフトレ
ジスタ37はXORゲート38の出力信号を取り込んで
順次シフトする。従って、各フリップフロップ回路FF
+〜FF3の出力は第5図(C)〜(e)に示すように
なり、シフトレジスタ37の各段出力がXORゲート3
8の入力条件によって定まる符号パターンを有するM系
列符号の一部としてパラレルに出力された、第1図に示
す変調器5または第2図に示す復調器27へ供給される
ここで、電源投入時あるいはリセットモード時に、例え
ば第5図に示す時点t2おいtシフトレジスタ37がク
リアされると、フリツナフロップ回路FF、−FF3め
出力信号は第5ta(C) 〜(e)ニ示すようにオー
ル“1”にセットされ為。そして、こめフリップフロッ
プ回路FF、−FF3の出力信号がオール“1となる毎
にANDゲート39の出力信号Aが第4図(J)に示す
ように“内”となり、分周器40において2分周された
後に第4図[g)に示す出力信号゛BとしてXORゲー
ト41に供給される。つまり、分周器40から出力され
る信号Bは、通常時においてはM系列符号の1周期毎に
“H”、“L′に反転する信号となる。この様にして発
生される出力信号Bは、XORゲート41において同期
パルスSと比較され、両者が一致していれば発生される
M系列符号が交流電源(AClooV)に同期している
ことになる。しかし、第5図に示す時点t、において同
期パルスSが“H”から“L”に反転すると、分周器4
0の出力信号Bと同期パルスSが不一致となることから
、XORゲート41の出力信号Cが第5図(h)に示す
ようにH”となる。ここで、出力信号Cが“H”になる
と、ORゲート42はクロックパルスCPが供給されて
いるにもかかわらず、その出力信号りを第5図+1)に
示すように“H′に固定する。つまり、実際に発生され
るM系列符号の周期を示す分周器40の出力信号Bと交
流電源に同期したM系列符号の発生周期を示す同期パル
スSとの不一致期間においては、XORゲート41から
出力される第5図(h)に示す信号Cが“H”となるこ
とから、この信号Cの“H”部分がORゲート42を通
過するクロックパルスCPを“H”状態に固定すること
によりカットすることになる。従って、シフトレジスタ
37には、第4図(1)に示すようにΦ〜■で示すクロ
ックパルスDが供給された状態のままで保持される。
次に、時点t4において同期パルスSが“H”に反転す
ると、第5図(船に示す分周器40の出力信号Cが第5
図(hlに示すように“L”となる。この結果、ORゲ
ート42からはクロックパルスCPが第5図(1)に示
すクロックパルスDとしてシフトレジスタ37に再び供
給されることになる。そして、第5図(1)に時点t、
において■として示すクロックパルスDが発生された後
に時点t6において■で示すクロックパルスDが立ち上
ると、フリップフロップ回路FF+−FFzの出力が第
5図(C)〜(e)に示すようにオール′″H″となる
ことから、ANDゲート39の出力信号Aが第5図U)
に示すように時点【、において“H”に反転する。
そして、この出力信号Aの“H”反転は、時点1、から
2回目となることから、これに伴なって分周器40の出
力信号Bが“L”に反転する。出力(を号Bが“L″に
なると、同期パルスSとの間に不一致が生ずることから
、XORゲート41の出力信号Cが“H”となって、シ
フトレジスタ37に対するクロックパルスDの供給を阻
止する。
次に時点t、において同期パルスSがL”に反転すると
、これに伴なってXORゲート41の出力信号Cも“L
”に反転することから、ORゲート42からクロックパ
ルスDが第5図(1)に時点t11*  t9+  t
l。・・・・・・に■、■、■・・・・・・として示す
ように出力されてシフトレジスタ37に供給されること
になる。そして、時点t、以後においては、シフトレジ
スタ37に供給されるクロックパルスDの時点t2から
、M系列符号の最大符号長毎に繰り返して計数した第5
図(1)に示す番号■。
■、■・・・・・・と、交流電源AC100Vに同期し
て発生されるクロックパルスCPを交流電源の零クロス
時点からM系列符号の最大符号長毎に繰り返して計数し
た第5図山)に示すクロックパルスCPの番号2.3.
4・・・・・・とが一致することになる。
つまり、シフトレジスタ37から発生されるM系−列符
号の1周期毎に“H”、“L”に反転する分・周器40
の出力信号Bが、交流電源AC100Vに同期して、M
系列符号が発生された場合に於ける周期を示す(1周期
毎に“H”、“L”に反転する)同期パルスSに同期す
るように、シフトレジスタ37に供給されるクロックパ
ルスDが間引きされることになる。
この様にして、同期M系列符号発生回路37から発生さ
れるM系列符号は、交流電源AC100Vに一度同期す
るとこの状態がロックされ、以後は電源同期クロック発
生回路30が交流電源AC100vに完全同期したクロ
ックパルスCPおよび同期パルスSを発生し続けること
から、交流電源の位相が何かの原因によって多少変動し
たとしても、発生されるM系列符号は常に交流電源に同
期したものとなる。そして、この動作は電源の投人と同
時に瞬時に行われる。
なお、上記実施例においては、送受信装置において発生
されるクロックパルスおよびM系列符号を電源同期によ
って一致させた場合について説明したが、その同期化制
御は必ずしも電源同期である必要は無く、他の同期化制
御を利用しても良いことは言うまでも無い。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明による周波数ホッピングスペ
クトラム拡散電力線搬送通信方法および装置は、送信側
において周波数ホッピングに使用する周波数f、、f!
・・・・・・fnを各家毎に互いに異なった値に設定す
るものである。そして、この周波数ホッピングに使用す
る周波数f、、f、・・・・・・fnの設定は、送信側
の周波数シンセサイザに設けられている位相比較器にク
ロックパルスを分周して供給するプログラマブル分周器
を設け、このプログラマブル分周器の制御入力端に接続
したスイッチを選択することによって設定するように構
成したものである。従って、周波数ホッピング変調され
た信号の周波数は、各家毎に異なることになり、これに
伴なって受信側に設けられている周波数デコーダは予め
定められた自己家の送信側から発せられる周波数ホッピ
ング変調信号のみを受は付けることから、隣家間との相
互妨害が確実に防止されることになる。また、本発明に
よれば、送信側の周波数シンセサイザに設けられている
位相比較器にクロックパルスを分周して供給するプログ
ラマブル分周器の制御入力端に接続されているスイッチ
を選択するのみで、極めて容易に周波数ホッピングに使
用する周波数f、、f2・・・・・・fnの設定が行な
えることから、従来使用していた高価なブロックフィル
タの取り付けが不要となって、全体として安価なものと
なる等の種々優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明による周波数ホッピングスペク
トラム拡散電力線搬送通信方法および装置の一実施例を
説明するための送信装置および受信装置の全体構成図、
第3図は、周波数ホッピングに使用する周波数を示す特
性図、第4図は同期化制御の一つとじ−ての電源同期を
行なう場合に用いられる電源同期クロック発生回路およ
び同期M系列符号発生回路を示す回路図、第5図(a)
〜(J)は第4図に示す回路の動作を説明するための各
部動作波形図である。 1.22・・・クロックパルス発生回路、2.24・・
・M系列符号発生回路、3.25・・・シフトレジスタ
、4.26・・・XORゲート、5・・・変調器、61
〜6n・・・XORゲート、7・・・周波数シンセサイ
ザ、8,10・・・プログラマブル分周器、9.〜9n
・・・スイッチ、11・・・電圧制御可変周波数発振器
(VCO) 、12・・・位相比較器、13・・・ロー
パスツイツタ(LPF) 、14・・・送信アンプ、1
5.20・・・結合器、16・・・電力線、21・・・
受信アンプ、23・・・周波数デコーダ、27・・・復
調器、2B+ 〜28n・・・XORゲート、29・A
NDゲート、30・・・電源同期クロック発生回路、3
1・・・同期M系列符号発生回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信側においてはM系列符号の各ビット信号に送
    信データを乗積することによってスペクトラム拡散され
    た変調信号を取り出し、この変調信号を周波数シンセサ
    イザに発生信号の周波数を制御する信号として供給する
    ことにより周波数ホッピング変調された信号を発生させ
    て電力線に供給し、受信側においては電力線を介して供
    給される周波数ホッピング変調信号をその周波数に応じ
    たコード信号に復調し、このコード信号に上記送信側に
    おいて使用したM系列符号と同一の位相およびパターン
    を有するM系列符号を乗積することによりスペクトラム
    拡散復調して受信データを取り出す周波数ホッピングス
    ペクトラム拡散電力線搬送通信方法において、上記送信
    側において周波数ホッピング変調に用いるホッピング周
    波数を各家毎に互いに異なる値に設定することにより、
    隣家に対して互いに影響を与えないようにしたことを特
    徴とする周波数ホッピングスペクトラム拡散電力線搬送
    通信方法。
  2. (2)電力線を介して接続された送信装置と受信装置か
    らなり、前記送信装置はクロックパルス発生回路から供
    給されるクロックパルスに同期して、複数ビットのM系
    列符号を順次発生するM系列符号発生回路と、このM系
    列符号発生回路の各ビット信号にそれぞれ送信データを
    乗積して出力する変調器と、この変調器の出力に応じた
    周波数の周波数ホッピング変調信号を上記クロックパル
    スに同期して出力するとともに、各家毎に周波数ホッピ
    ングに使用する周波数の設定が行える周波数シンセサイ
    ザと、この周波数シンセサイザの出力信号を電力線に供
    給する結合器とによって構成され、前記受信装置は電力
    線を介して供給される周波数ホッピング変調信号を取り
    出す結合器と、この結合器の出力信号の周波数を予め定
    められたコード信号に復調する周波数デコーダと、上記
    送信側において使用されるクロックパルスに同期したク
    ロックパルスを発生するクロック発生回路と、このクロ
    ック発生回路から発生されるクロックパルスを入力とし
    て上記送信側において使用したM系列符号と同一の位相
    およびパターンを有するM系列符号を発生するM系列符
    号発生回路と、このM系列符号発生回路から発生される
    M系列符号と前記周波数デコーダの出力信号とを乗積す
    ることにより受信データを取り出す復調器とによって構
    成されることを特徴とする周波数ホッピングスペクトラ
    ム拡散電力線搬送通信装置。
  3. (3)送信装置に設けられている周波数シンセサイザは
    、クロックパルス発生回路から供給されるクロックパル
    スを分周するプログラマブル分周器と、このプログラマ
    ブル分周器の制御入力端に接続されてその分周値を各家
    毎に異なった値に設定するためのスイッチとを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の周波数ホッ
    ピングスペクトラム拡散電力線搬送通信装置。
JP60262027A 1985-11-20 1985-11-20 周波数ホツピングスペクトラム拡散電力線搬送通信方法および装置 Pending JPS62120735A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05327659A (ja) * 1992-03-23 1993-12-10 Sharp Corp スペクトル拡散通信方式
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