JPS63184114A - 走査形位置測定装置及び位置決め装置 - Google Patents

走査形位置測定装置及び位置決め装置

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JPS63184114A
JPS63184114A JP1509787A JP1509787A JPS63184114A JP S63184114 A JPS63184114 A JP S63184114A JP 1509787 A JP1509787 A JP 1509787A JP 1509787 A JP1509787 A JP 1509787A JP S63184114 A JPS63184114 A JP S63184114A
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Akira Wachi
和地 昭
Mitsuo Mikami
三上 三男
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Ohkura Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産・上の徂 本発明は、記録計のペンやプリンタヘッド及びNC機械
等の制御対象の位置測定装置及び制御対象に対し入力に
対応した偏位を与える位置決め装置に関し、とくに入力
に対応した偏位と制御対象の初期位置との偏差を非接触
式のディジタル形走査検出手段によって検出する装置及
びその偏差を用いて制御対象を駆動する方式の走査形位
置決め装置に関する。
良1五且遺 記録計の記録ペンやプリンタヘッド及びNC機械等の位
置決めには閉ループサーボ方式と開ループサーボ方式が
使われる。閉ループサーボ方式の一例では記録ペンやプ
リンタヘッドの位置と連動したポテンショメータで出力
をフィードバックして入力と出力との差が零になるよう
に制御する。このポテンショメータ式の閉ループサーボ
方式は精度が比較的低く、例えば位置精度で100μm
程度である。また、ポテンショメータは機械的接触摺動
部を持つので寿命に限界があり経年的精度劣化の原因と
なりやすい、アナログサーボの代りに高精度を得るため
にディジタル制御を行なおうとすると高価になる欠点が
生ずる。
開ループサーボ方式はプリンタのプリントヘッドの横送
り制御などに使われている。この場合には横送り用ステ
ッピングモータに指令パルスを与えてプリントヘッドを
所要位置まで送ることにより位置決めするが、多くの例
ではコストの関係でステッピングモータ及びプリントヘ
ッドがループから外された開ループサーボ方式となって
いる。
指令パルスの通りにプリントヘッドが送られたか否かを
チェックしないので、例えばプリントヘッドが操作者の
指その他の障害物に押えられて一旦ずれると、それ以降
の印字位置が一様にずれてしまって、改行されるまで回
復できない。
が  しよう  る、 へ 従って、本発明が解決しようとする問題点は。
ポテンショメータ等の接触槽動形手段ではなく非接触走
査手段により制御対象の位置をディジタル的に検出する
装置及びそうした検出をしながら位置制御をする簡単な
構成の位置決め装置を提供するにある。
μ 占    るための 第1図及び第4図を参照するに、本発明による位置決め
装置は、基準角度位置(0)から入力信号に対応する偏
位(■)だけ離れた角度位置に制御円板の特定点を位置
決めするものである0図示例の制御円板は糸車12であ
り、その制御円板上の特定点又その特定点と一定の関係
にある点に偏位センサ91が取付けられるが、本発明の
制御円板は糸車に限定されるものではない。糸車12を
軸8に枢支すると共に走査モータ4oにより駆動される
走査円板IOを軸8に固定する。
待機時に基準角度位置(0)にある走査円板lo上の部
位に偏位ラベル14を固定する。基準角度位置(0)か
らの上記偏位ラベル14の偏位(n)を計測するペンカ
ウンタ!1を設ける。好ましくは糸車12の特定点に取
付けられた偏位センサ81は、走査円板10上の偏位ラ
ベル14の上記特定点への到達を検出して偏差パルス■
(第3図)を発生するものである。
上記偏差パルスVに応答し、上記入力信号対応偏位(1
)と偏差パルス発生時のペンカウンタ11のカウント(
n) との間の偏差Δn (=m−1n)を算出する偏
差検出手段70を設ける。偏差検出手段7oは第1図の
マイクロプロセッシング拳ユニー/ ) (MPU) 
6等によって構成される。糸車12に係合する制御モ−
夕41を偏差検出手段70に接続し、制御円板を上記偏
差△nだけ駆動する様に構成する。
1囲 第1図から第4図までを参照して動作を説明する。軸8
に固定された走査円板10上の偏位ラベル14は待機時
には常に基準角変位M(0)にあるものとする、制御円
板である糸車12は前回作動位El (n)にあるもの
とする、以下に説明する走査命令に応じ、走査円板10
は基準角度位置(0)から走査モータ40によって駆動
される。この時、軸8に回転自在に枢支された糸車12
は制御モータ41が駆動されないので静止している。ペ
ンカウンタ11が走査円板10の角度変位をカウントす
る。
走査円板10上の待機時に基準角度位置(0)にある部
位に固定された偏位ラベル14が糸車12上の偏位セン
サれの位置に達すると、偏位センサ91が偏位ラベル1
4を検出して偏差パルスVを発生する。この偏差パルス
Vに応答して、ペンカウンタ11は、軸ドライバ50か
らのパルスのカウントを停止し同時にカウント(n)を
出力する。偏差検出手段70は、入力信号に対応する偏
位(耐と偏差パルス発生時のペンカウンタ11の出力(
n)との間の偏差Δn (sm−n)を算出する。この
偏差Δnは、糸車!2の前回作動位置(n)と今回の入
力信号に対応する所要位置(鳳)との間のずれを表わす
、この所要位置は、基準角度位置(0)から今回の入力
信号に対応する偏位(■)だけ離れた位置である。
その後、制御モータ41が偏差検出手段70の制御下に
おいて糸車12を上記偏差△nだけ回転する。
こうして制御円板である糸車12は、基準角度位置(0
)から今回の入力信号に対応する偏位(s)だけ離れた
所要位置に位置決めされる。しかも、制御円板である糸
車12の前回動作位置が非接触的にディジタル的に検出
されるので、各入力に対する制御円板の位置(■)が前
回動作の位’11 (n)によって左右されることなく
位置決めされる。また、非接触的なディジタル的検出を
用いるのでポテンショメータ等の接触摺動部がなく長期
間に亘り安定な動作を確保することができる。
実jL例 fJS1図、第2図、第3図及び第4図は本発明を実施
した3ベン式記録計の記録ペン位置決め装置の実施例を
示すが1本発明はこの実施例に限定されるものではない
第1図で入力チャンネルCH1、C)12及びC)13
からの入力信号は入力スキャナlで順次切換選択されて
前置増幅器2で増幅され、さらにアナログ・ディジタル
(A/D)コンバータ3でディジタル量に変換された後
入出力(Ilo)ポート4へ送られる。
これらのディジタル化された入力信号は、読出し専用メ
モリ(ROM) 5に記憶されたプログラムの下でマイ
クロプロセッシング会ユニット(MPtl) 6により
非直線性の補正やスケーリング等の処理を施された上で
ランダムアクセス・メモリ(RAM) 7の各チャンネ
ルに対応するアドレス旧、82. M3に記憶される。
アドレスM1. M2)M3の内容は、入力信号の変動
に応じて変動する。
記録計の内部においては、軸受8A、8Bに保持された
軸8の適当位置に3本の入力チャンネルに対応する走査
円板10.20.30が固定される。走査モータ40が
走査円板10の周縁に歯車結合などにより係合している
。好ましくは、走査モータ40はステッピングモータで
あり、マイクロプロセッシング・ユニット6からの駆動
パルスD(第3図)によって軸ドライバ50を介して駆
動され、走査モータ40の回転に応じ走査円板1O12
0,30及び軸8が一体的に回転する。駆動パルスDは
、マイクロプロセッシング・ユニット6のクロック信号
を分周して形成してもよい。
以下、主としてチャネルCHIに対する走査円板lO及
び関連機構について説明するが、他のチャネルCH2及
びCH3についても同様な機構が設けられる。
第1図の破断部に示される様に、糸車12が軸受60を
介して軸8の走査円板lOの近接位置に取付けられる。
従って、糸車12は軸8に対して回転自在であり、制御
モータ41により走査円板10とは無関係に駆動される
。糸車12と滑車15との間に張設された張糸15Aに
ペンP1が取付けられる。糸車12の回転に伴ないその
角度位置に応じてペンP1が記録紙113A上にチャネ
ルC)Itの入力信号の連続的な記録18を画く。
他のチャネルCH2及び(83の記録28及び3Bも制
御モータ42.43で駆動される糸車22.32の回転
に応じチャネルCHIの場合と同様に画かれる。
走査円板10の上下両面は黒化処理されており、その下
面の一部に鏡面仕上げされた微小な原点ラベル13が張
付けられ、その原点ラベル13に対向する上面の部位に
鏡面仕上げされた微小な偏位ラベル14が張付(すられ
る、原点ラベル13及び偏位ラベル14は同一形状の短
冊形のアルミニウム箔製のものとすることができる。
記録計の固定フレーム(図示せず)上の基準角度位置(
0)に、好しくは光学式の原点センサ9を適ちに取付け
、待機時の走査円板10上の原点ラベル13が常に原点
センサ9に対向する位置に保持される様に構成する。糸
車12上の位置決めすべき特定点に偏位センサ31を適
当に取付け、走査円板lOEの偏位ラベル14が糸車1
2の上記特定点に対向する位置にあるときは糸車12上
の偏位センサ81が偏位ラベル14を検出できる様に構
成する。上記偏位ラベル14が取付られる糸車12上の
部位は、本発明装はによって位置決めされるべき特定点
と一定の関係を有する他の点であっても差支ない。
他のチャネルC)12及びCH3の走査円板20.30
の上面にも偏位ラベル24.34が同様に取付けられ、
糸車22.32に取付けられた図示していない偏位セン
サによって偏位ラベル24.34の検出がチャネルCH
Iの場合と同様にして行なわれる。
第2図は第1図の糸車12を上から見た図式的平面図で
あり、第3図は走査円板10及び糸車12の角度位置と
電気信号との関係を示す図である。
時刻t。においては走査円板10が待機状態にあり、基
準角変位al (0)にある原点センサ9からの投射光
9Aが原点ラベル13に光る。この時、走査円板10上
の偏位ラベル14も基準角度位置(0)にあるが、糸車
12上の偏位センサ91が基準角度位置(0)にある場
合を除きこの位置にある偏位ラベル14に入射する投射
光はない、第2図の例においては1時刻toにおける偏
位センサS1の投射光91Aは基準角度位置(0)から
有限の角度だけ偏位した図示位置にあるものとする。
電源投入に応じてマイクロプロセッシング◆ユニット6
からの走査命令、即ち駆動パルスDにより輛ドライバ5
0を介して走査モータ40が回転すると、これに結合し
た走査円板lOが矢印Aで示される様に時計方向に回転
する。ここに、走査命令の送出はROM5にプログラム
されており、電源投入時には必ず送出され、その後定期
的に又は記録ペンを手で押えるなどの特定事象の発生に
応じ割込み的にマイクロプロセッシング・ユニット6か
ら送出されるようにプログラムされている。
この電源投入に応じた走査命令発生の時、偏差カウンタ
17のカウントは零とされ、糸車ドライバ18は作動さ
れず、制御モータ41に結合された糸車12は走査モー
タ40の回転とは無関係に静止している。走査モータ4
0は、マイクロプロセッシング・ユニット6のクロック
信号の分周により得られる駆動パルスDによって駆動さ
れるステッピングモータとするのが好ましいが、商用周
波数で駆動される同期モータであっても差支ない。
走査円板10の回転により第3図の時刻tlに原点ラベ
ル13が固定投射光8Aを離れると、原点センサ9が第
3図のカーブ(a)に示される始動パルスSを発生する
。この始動パルスSによって第1図のペンカウンタ11
がクリアされ、パルスの立下がり時間t1と同時に軸ド
ライバ50からペンカウンタ11へのゲート(図示せず
)がオンになり、ペンカウンタ11は第3図のカーブ(
e)に示される様に軸ドライバ50から出る走査モータ
40の駆動パルスDの計数をカウントOから開始する。
走査円板10がさらに回転してその上面に固定された偏
位ラベル14が、時刻t2に偏位センサ81からの投射
光91Aの位置に達してその投射光91Aを受光し時刻
t3に投射光131A t−離れようとすると、偏位セ
ンサ81は第3図カーブ(a)に示される様に偏差パル
スVを発生する。
この偏差パルスVの立下がりに応じその立下がり時刻t
3に軸ドライバ50とペンカウンタ11との間のゲート
(図示せず)がオフとなり、ペンカウンタitは軸ドラ
イバ50からのパルスの計数を停止する。この時のペン
カウンタ11のカウント(3)は、第3図カーブ(e)
に示される様に時間tl−t3の間のパルスの数(tl
)に等しい、同時に、割込線19を介してこの偏差パル
スVはマイクロプロセラシンク−ユニット6に加えられ
、t−t3においてマイクロプロセッシング・ユニット
6は次の計算を行なう。
Δn8■−n           ・φ−(1)ここ
に、 層は入力信号に対応する偏位、nは偏位パルス■
発生時におけるペンカウンタtiのカウント、Δnは偏
差であり、l、 n及びΔnはすべて正又は負の整数で
ある。
tJ3において上記偏差Δnが偏差カウンタ17へ出力
される。偏差Δnの正負に応じ、糸車ドライバ18が制
御モータ41を正転又は逆転する。同時にペンカウンタ
11が制御モータ41の駆動用パルスを第3図カーブ(
e)に示される様に計数する。
糸車12が正転即ち時計方向回転をするときは、ペンP
1が記録紙18A上の目盛100%の方向へ移動する。
第3図のカーブ(d)と(e)に示される如く上記偏差
Δnが正の場合には、糸車ドライバ18は制御モータ4
1及び糸車12を正転させ、偏差カウンタ17のカウン
ト(c)をΔnから減少させ同時にペンカウンタ11の
カラン) (s)を増加させる。時刻t4には偏差カウ
ンタ17のカラン) (C)が零になり、糸車ドライバ
18及び制御モータ41の駆動は停止する。この停止状
態では、ペンカウンタ11のカウント(s)が入力対応
値(履)に到達しており、糸車12も入力対応の角度位
置に到達して停止している。
上記偏差Δnが負の場合には、全てが逆に動作し、糸車
12も逆転して平衡に達し静止する。
糸車12が駆動される間も走査モータ40及び走査円板
10は動作を続け、時刻t5で投射光9Aが原点ラベル
13を切り、動作が停止して待機状態に入り、走査動作
の1サイクルを完了する。
他の入力チャネルCM2及びC)(3についても同様な
位置決め動作が行なわれる。
次に数値例を説明する。記録計の電源投入の後チャンネ
ルCHIの入力が一定であれば数msで入力対応値(m
) (RAM 7中のアドレス1111の内容)が一定
になる。ここでは−80%  (記録スパンを100%
として)であったとする。一般にペンPIの初期位置は
不明である。上記の走査によりその初期位置がn”53
tに対応する位置であることが上記態様で検出されたと
すると、(1)式から偏差Δnは÷27%であることが
わかる。この偏差Δnが偏差カウンタ17に加えられ、
偏差カウンタ17からのパルスで駆動される制御モータ
41が糸車12を正転即ち時計方向に回転させ、それに
応じて偏差カウンタ17のカウント(C)カ27z、2
8%、25% −−@Of順次減少し、同時にペンカウ
ンタ11のカウント(s)は53%、 54155% 
−−−180% ト順次増大する。
偏差カウンタ17のカウント(C)が零(C=O)にな
りペンカウンタ11のカウント(3)が所要の■−80
%に達した平衡状態では、偏差カウンタ17からの出力
が無くなるので制御モータ41は停止する。
ペンptの初期位置が90駕と検出されたと仮定すると
、偏差Δnが一10%と負の値をとる。偏差カウンタ1
7に負のカウント(c)があるときは、制御モータ41
が糸車12を逆転即ち反時計方向に回転させペンカウン
タ11のカウント(3)を90%から8ozへ順次減少
させs=m(−80%)で平衡に達する。
以上の説明から明らかな様に、走査円板lOによる走査
は記録計の電源投入時に一度だけやればよい。ただし、
糸車12が故意にずらされている場合もあるので、これ
を正しい入力対応位置(ffl)に戻すために適宜走査
命令を送出して走査をすることもできる。入力対応値(
層)が別の値の入力対応値(1’)に変れば、自動的に
Δn’ = m’ −n (eta)が計算され、ペン
カウンタ11のカウントも入力対応値(m’)に追尾す
るように糸車12が自動的に作動する。ミスカウント等
がない限り、走査円板10による走査を必要としない。
入力信号の変動が急速である場合には、走査モータ40
及び制御モータ41としてステッピングモータの代りに
エンコーダを直結したDCサーボモータを使用すれば追
随が速くなる。また、制御モータ41の軸にエンコーダ
(図示せず)を直結してその出力を偏差カウンタ17及
びペンカウンタ11にフィードバックすれば、はぼ完全
な閉ループサーボに近い構成が得られ、定期的な走査は
殆ど不要になる。
第3図では走査モータ40と制御モータ41とが共に同
一パルスDによって駆動されるとしたが、両モータ40
.4+の駆動パルスは必ずしも同一パルス周波数である
必要はない、また、説明を簡単にするため、走査円板1
0の回転中は糸車12が停止゛しているものとしたが、
必ずしもその必要はない、ただし、偏差パルスVの立上
り時刻t2で糸車12の回転を止める割込みをかけ、t
2からΔnが偏差カウンタ17に出力される期間中は糸
車12を停止しておく必要がある。この方がペンの追従
がより速くなる。このような時刻t2での割込み処理は
、記録すべき大きさが常に変動しているような入力(例
えば変動電流を測定している電流計の出力)の記録には
特に有効である。
上記のような入力信号に対する追従速度の関係は入力ス
キャナlの部分にもある0例えば前置増幅器2の前の切
換式スキャナlの代りに各チャネルごとに前置増幅器2
を設け、A/Dコンバータ3の直前にスキャナを置く方
が速い、さらにA/Dコンバータ3も各入力チャネルに
それぞれ1つづつ使用すれば一層高速になる。これらの
事項は具体的な用途に応じ適当に設計することができる
軸8及び走査円板10は常に時計方向に回転するとして
説明したが、一方向だけでなく往復の二方向の回転でも
支障はない。
糸車12を回転する制御モータ41は一定のパルス列に
よって駆動されるとしたが、追尾を速めるために、スロ
ースタート争スローストップの[jJ方式を使用するの
は常識である。この方式は、スタート時とストップ時に
速度を落し、中間では高速追尾をして総合的追尾スピー
ドを上げる。
キーボード・インタフェース51を介してキーボード5
2をI10ボート4に接続すると共にディスプレイ53
をI10ボート4に接続するならば、ディスプレイ53
を見ながらキーボード52により入力の種類、ゼロ点、
スパン、アラーム範囲、記録紙送り速度等の動作条件を
入力することができる。記録紙18Aを駆動するため、
記録紙ドライバ54を介してステッピングモータ55を
I10ポート4に接続してもよい、警報用として、アラ
ーム・インタフェース5Bを介してリレー57をI10
ポート4に接続することもできる。
ペンカウンタ11及び偏差カウンタ17をマイクロプロ
セッシング・ユニット6の外部に設けた実施例について
説明したが、可能な限りRAM 7やマイクロプロセッ
シング・ユニット6内部の主レジスタ、補助レジスタ等
を活用することが望ましイ、駆動系でマイクロプロセッ
シング・ユニット6の外に設けなければならないのはモ
ータ類のドライバだけである。
上記例では、糸車12の位置検出に光学式センサ9及び
81を使用したが、ホール素子利用の磁気式センサを使
用してもよい。
3ペン式記録計の実施例について説明したが、本発明の
位置決め装置を打点式記録計に適用することもできる0
例えば、12点記録計に対しては入力スキャナを12点
のものとし、これと1個の糸車12を結合し、ペンPI
を多色の打点機構に置換えればよい。
また上記例では偏差カウンタ17のカラン) (C)を
順次減算し同時にペンカウンタ11ニ順次代数的に加算
するとしたが1本発明の目的は他のカウンタ構成によっ
ても達成される0例えば、第1回走査時の糸車12初期
偏位(n)をアドレスM20に収容しておき、それ以降
の制御モータ41の動きのカウントをI10ポート4経
由でRAM 7内に別途設けたアドレスM10に貯える
ものとすれば、アドレス820の内容とアドレス旧0の
内容との和は第1図のペンカウンタ11の内容に外なら
ないのでペンカウンタを省略することができる。同じ様
な考え方で偏差カウンタ17もRAM 7によって構成
することができる。このようにすれば、第1図のような
外付は偏差カウンタ17は必要なくなる。ただし、この
構成にすると I10ポートの入出力に時間が食われ、
レスポンスが若干悪くなる。
糸車12でプリントヘッド(図示せず)を送り文字の書
出しをも併用すればハイブリッド記録計が得られる。
&朋」L党里 以上詳細に説明した如く、本発明による走査形位置決め
装置は、糸車などの制御円板の初期位置を非接触方式の
走査形検出手段によりディジタル的に検出する機構を有
するので次の効果を奏する。
(イ)全てディジタル的に処理するので、ステップ入力
に対する記録にオーバシュートやアンダーシュートが出
ない。
(ロ)ポテンショメータの様な接触摺動形の要素を持た
ないので高い耐久性及び信頼性を確保することができる
(ハ)熱電対出力等のアナログ入力をディジタル変換す
るので、リニアライズ処理、ゼロ点及びスパンの設定φ
変更等を容易に行なうことができる。
(ニ)多様な仕様に対しキーボードからの設定等で対応
できるので、多品種少量生産を低コストで実現すること
ができる。
(ホ)ユーザによる設定値変更及び用途変更等に便利で
ある。
(へ)上位コンピュータへのvc続及び遠隔監視・制御
に便利である。
(ト)アナログ記録と文字記録とを組合わせたハイブリ
ッド記録に便利である。
(チ)記録計以外に、NG機械等にも応用できる。
【図面の簡単な説明】
1 第1図は一実施例のブロック図、第2図は図式的平
面図、第3図は走査機構の構成部品と電気信号との関係
を示す説明図、第4図は本発明の構成を示すブロック図
である。 1・・・入力スキャナ、  2・・・前置増幅器、 6
3・・・A/Dコンバータ、  4・・弓10ボート、
   5・・・ROM、    6・・・マイクロプロ
セッシ〉・グ・ユニット、  7・・・RAM、  8
・・・軸、  9・・・原点センサ、  10.20.
30・・・走査円板、 11.21.31・・・ペンカ
ウンタ、  12.22.32・・・糸車(制御円板)
、 13・・・原点ラベル、 14.24.34・・・
偏位ラベル、 15・・・滑車、1B・・・記録、  
17.27.37・・・偏差カウンタ、 18.28.
38・・・糸車ドライバ、  19.29.39・・・
割込線、  40・・・走査モータ、 41.42.4
3・・・制御モータ、 50・・・軸ドライバ、  5
1・・・キーボード・インタフェース、  52・・・
キーボード、 53・・・ディスプレイ、54・・・記
録紙ドライバ、55・・・ステッピングモータ、56・
・・アラーム・インタフェース、   57・・・リレ
ー、  60・・・軸受、 70・・・偏差検出手段、
81・・・偏位センサ。 特許出願人   大倉電気株式会社 特許出願代理人  弁理士  市東禮次部第4図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制御円板を回転自在に枢支する軸に固定されて走
    査モータにより駆動される走査円板、待機時に基準角度
    位置(0)にある走査円板上の部位に固定された偏位ラ
    ベル、走査円板の回転に応じ基準角度位置(0)からの
    上記偏位ラベルの偏位(s)を計測するペンカウンタ、
    及び制御円板上の特定点に固定され走査円板上の上記偏
    位ラベルの上記特定点への到達を検出して偏差パルスを
    発生する偏位センサを備え、上記偏差パルス発生時の上
    記ペンカウンタのカウントにより上記制御円板の位置を
    測定してなる走査形位置測定装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の走査形位置測定装置
    において、上記ペンカウンタが上記走査モータに結合さ
    れ上記基準角度位置(0)からの上記偏位ラベルの偏位
    (s)を上記走査モータの回転角度により測定してなる
    走査形位置決め装置。
  3. (3)制御円板を回転自在に枢支する軸に固定されて走
    査モータにより駆動される走査円板、待機時に基準角度
    位置(0)にある走査円板上の部位に固定された偏位ラ
    ベル、走査円板の回転に応じ基準角度位置(0)からの
    上記偏位ラベルの偏位(s)を計測するペンカウンタ、
    制御円板の特定点に固定され走査円板の上記偏位ラベル
    の上記特定点への到達を検出して偏差パルスを発生する
    偏位センサ、上記偏差パルスに応答して入力信号対応偏
    位(m)と上記偏差パルス発生時の上記ペンカウンタの
    カウント(n)との間の偏差△n(=m−n)を算出す
    る偏差検出手段、並びに制御円板を上記偏差△nだけ駆
    動する如く制御円板に係合する制御モータを備えてなる
    走査形位置決め装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の走査形位置決め装置
    において、上記ペンカウンタが上記走査モータに結合さ
    れ上記基準角度位置(0)からの上記偏位ラベルの偏位
    (s)を上記走査モータの回転角度により計測してなる
    走査形位置決め装置。
  5. (5)特許請求の範囲第3項記載の走査形位置決め装置
    において、上記走査モータを定期的に始動する手段を備
    えてなる走査形位置決め装置。
  6. (6)特許請求の範囲第3項記載の走査形位置決め装置
    において、上記走査モータを不定期的に始動する手段を
    備えてなる走査形位置決め装置。
  7. (7)特許請求の範囲第3項記載の走査形位置決め装置
    において、上記制御円板の特定点を記録ペンの位置に連
    動させる張糸を備えてなる走査(8)特許請求の範囲第
    3項記載の走査形位置決め装置において、上記制御円板
    の特定点をプリントヘッドの位置に連動させる連結手段
    を備えてなる走査形位置決め装置。
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