JPS6318395A

JPS6318395A - 表示装置

Info

Publication number: JPS6318395A
Application number: JP16089586A
Authority: JP
Inventors: 英視中平; 棟方　浩一
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-07-10
Filing date: 1986-07-10
Publication date: 1988-01-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ｉ！！子写真複写装置に係り、具体的には、
定着装置の温度の状態を示す表示装置に関するものであ
る。

（従来の技術）複写機においては、現像された像を定着装置で熱を加え
て定着するのが一般的な方法である。

従って、定着装置が定着に十分な温度の状態であるか否
かを表示し１作業者に知らせる必要がある。以下図面を
参照しながら、上述した従来の表示装置の一例について
説明する。

第２図は、従来の表示装置の構成を示したものである。

第２図において、１は定着装置で、ヒータを内蔵してい
る。２は温度の変化によって抵抗値が変化する温度検出
手段であり、以下サーミスタと呼ぶ、サーミスタ２は定
着装置１に非接触又は接触した状態で設置されており、
その一端を接地している。３は抵抗器であり、一端を電
源に。

他端をサーミスタ２に接続する。４は電圧比較器であり
、５は基＄電圧源である。比較器４は、基準電圧源５の
電圧と、サーミスタ２と抵抗器３の間の電圧を比較する
。６は抵抗器であり、一端を電源に接続する。７はＬＥ
Ｄであり、一端を抵抗器６に、他端を比較器４に接続す
る。

以上のように構成された表示装置について、以下その動
作を説明する。

まず、サーミスタ２は、温度の変化によって抵抗値が変
化するため、抵抗器３とサーミスタ２の間の電圧Ｅ工は
温度変化に対応して変化する。今、定着装置１の温度が
上がるとサーミスタ２の抵抗値が小さくなるものとする
と、電圧Ｅ１は定着装置の温度が上がるに従って下がる
。

定着装置１が定着に十分な温度となった時のＥ、の値を
Ｅｏとして、基準電圧源５の電圧をＥｏと設定する。比
較器４は、ＥｌとＥｏを比較し、Ｅ工がＥｏより小さく
なった時に、ＬＥＤ７を点灯する６作業者はＬＥＤ７の
点灯により定着装置１の温度が、定着に十分な温度であ
ることを知り、複写作業を開始する。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら上記のような構成では、定着装置１の温度
が定着に十分な温度になった時のみ１表示が行われるた
め１作業者はいつ定着に十分な温度になるか不明であり
、待つ時間を非常に長く感じる。又、定着装置のヒータ
が切れた場合などはいつまでも表示されず、無駄な時間
を待つことになるという問題があった。

本発明は、上記問題点に鑑み、定着装置１の温度が上昇
している状態を簡単な手段で表示し１作業者に対して、
安心感を与えるとと、もに、無駄な待ち時間を発生させ
ないようにした表示器はを提供するものである。

（問題点を解決するための手段）上記問題点を解決するために、本発明は、定着装置と、
定着装置の温度を検出する手段と、検出された温度をデ
ィジタル値に変換する手段と、そのディジタル値を入力
して所要の演算を行う演算手段と、演算結果を表示する
表示手段とで構成され、検出された温度のディジタル値
と、あらかじめ判明している定着装置が定着に十分な温
度に達している時のディジタル値との差の値を表示手段
に表示するものである。

（作　用）本発明は、上記した構成と動作によって、定着装置の温
度上昇が逐次行われていることを作業者に容易に知らし
め、待ち時間を短く感じさせるとともに、定着装置のヒ
ータが切れた場合、作業者が容易に確認でき、無駄な待
ち時間をなくすることができるものである。

（実施例）以下実施例について、図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例の表示装置の構成を示した
ものである。第１図において、８は抵抗器３とサーミス
タ２の間の電位Ｅ１をディジタル値に変換する装置であ
り、以下ＡＤコンバータと呼ぶ。９は演算回路であり、
ＡＤコンバータ８のディジタルデータの処理を行う、１
０は演算回路９の演算結果を表示する表示器である。

まず、サーミスタ２は定着装置１の温度変化によりその
抵抗値が変化する。今、温度の上昇に伴い抵抗値が低下
するものとすると、サーミスタ２と抵抗器３の間の電圧
Ｅ□は、定着装置１の温度上昇とともに低下する。ＡＤ
コンバータ８は、Ｅ工をディジタル値に変換して、演算
回路９に伝える。演算回路９にはあらかじめ、定着装置
１が定着に十分な温度になった時のＥｌの値（以下。

基準データ）が記憶されている。−例としてこの値を２
０とする。初期状態において、Ｅｌの値をディジタル値
に変換した値を２００とすると、演算回路９は表示器１
０の表示を、基準データよりＡＤコンバータ８の出力を
引いたもの、即ち、２０−２００　＝　−１８０である
から絶対値をとって１８０とする。定着装置１の温度が
上昇し、Ｅ工の値が小さくなるとＡＤコンバータ８の出
力の値も小さくなり、仮に１００とすると、この時は２
Ｏ−１００＝−８０であるから、８０と表示する。この
ように１表示の値が定着装置１の温度上昇とともに順次
小さくなって行き、定着に十分な温度となった時に、０
となる。

作業者は１表示装置１０の表示数字が順次小さくなるこ
とにより、定着装置１の温度が順調に上昇していること
を容易に確認できて安心する。又、定着装置１のヒータ
が切れている場合などは、表示の数字が変化しないので
容易に判明する。

以上のように本実施例によれば、ＡＤコンバータ８を設
けて定着装置１の温度をディジタル値に変換し、基準の
値との差を表示することにより、定着装置１の温度上昇
の状態を作業者が容易に確認することができる。

尚、実施例において、定着装置１が定着に十分な温度と
なるまでの時間をさらに正確に表示する必要がある場合
には、単位時間当たりの定着装置１の温度変化の割合を
計算し、基準値Ｄ０と現在の値Ｄ１との差をこの割合で
割ることにより、必要な時間を得ることも容易にできる
。

（発明の効果）以上詳述したように、本発明によれば、定着装置と定着
装置の温度を検出する手段と、検出された温度をディジ
タル値に変換する手段と、そのディジタル値を入力して
所要の演算を行う演算手段と、演算結果を表示する表示
手段とを設けることにより、検出された温度のディジタ
ル値と、あらかじめ判明している定着装置が定着に十分
な温度に達している時のディジタル値との差の値を表示
することにより、作業者に定着装置が順調に温度上昇し
ていることを容易に知らしめるとともに、定着装置のヒ
ータが切れているなどの事故が容易に判明するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における表示装置の構成図
であり、第２図は、従来の表示装置の構成図である。１　・・・定着装置、　２・・・サーミスタ、３　・・
・抵抗器、　８・・・ＡＤコンバータ、９　・・・演算
回路、１０・・・表示器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）定着装置と、該定着装置の温度を検出する手段と
、検出された温度をディジタル値に変換する手段と、そ
のディジタル値を入力して所要の演算を行う演算手段と
、演算結果を表示する表示手段とから構成され、検出さ
れた温度のディジタル値と、あらかじめ判明している定
着装置が定着に十分な温度に達している時のディジタル
値との差の値を前記表示手段に表示することを特徴とす
る表示装置。
（２）前記演算手段は、単位時間内における定着装置の
温度上昇の割合により、所望の温度になるまでの時間を
演算し、前記表示手段に表示することを特徴とする特許
請求の範囲第（１）項記載の表示装置。