JPH01290431A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は装置各部の状態を操作者等に告知する機構を具
えた画像記録装置に関する。

［従来の技術］ 従来、画像記録装置における、例えばインク残量あるい
は定着のためのヒータの温度等、装置の状態を表示する
場合、これらの状態はセンサ等によって検知され、検知
情報は表示装置に表示されるのであるが、この際、表示
の視認性あるいは注意換起性を高めるために表示情報の
全であるいは一部を一定間隔で点滅表示するように構成
したものが知られている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述した従来例では表示情報の点滅速度
が一定であるため、以下に示すような問題点があった。

すなわち、インク残量が少量になったことをセンサによ
って検出し、この旨を表示装置における表示情報の点滅
によって表示するが、この後、インクを使用し続け、さ
らにインク残量が少なくなっても表示の内容、すなわち
点滅速度は変化しないためインクの減少量そのものは確
認し難いという問題点があった。

また、画像記録装置では記録媒体にインクやトナーを定
着させるために熱処理を加える場合がある。この場合、
熱処理を加えるヒータは予め所定の温度まで加熱してお
かなければならないが、所定の温度に達していない場合
は記録可能状態でないことを表示装置に点滅表示する。

ところが、所定の温度に達しない間はヒータの温度にか
かわらず点滅速度が一定であるためにどのくらいで記録
可能状態になるかを判断することができなかった。

本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、画像記録装置における
、例えばインク残量やヒータ温度等の装置状態を告知す
るために、情報を断続することによって告知する断続告
知情報の断続速度を変化させることにより、装置の状態
に対応した告知を可能とする画像記録装置を提供するこ
とにある。

［課題を解決するための手段］ そのために本発明では、画像記録装置の動作に伴なって
変化する状態量を検知する状態量検知手段と、状態量検
知手段が検知する状態量に対応した周波数の信号を発生
する信号発生手段と、信号発生手段が発生する信号のタ
イミングで断続された状態量に関する情報を送出する断
続情報送出手段と、断続情報送出手段が送出する情報を
告知するための告知手段とを具えたことを特徴とする。

［作用］ 以上の構成によれば、記録装置の状態量、例えばインク
残量に応じて、インク残量に関する告知情報の断続速度
、例えば表示画面における表示情報の点滅速度が変化す
る。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例にかかるインクジェットプリ
ンタの要部構成を示すブロック図であり、同図において
、２はセンサの検出に基づく告知のための表示制御等、
インクジェットプリンタの制御を実行する制御部、３は
インクジェット記録ヘッド、ヘッドドライバ、インクタ
ンク等で構成され画像を形成する画像出力部、４は第２
図にて後述され、センサからの出力をタイミングパルス
に変換し、さらにタイミングパルスに同期して表示情報
を点滅させる構成を有するセンサ出力タイミング変換部
、５は画像出力部３におけるインク量にがかるセンサ出
力によってインク量を検知するセンサ検知部、６はセン
サ出力タイミング変換部４からの信号に基づき、インク
残量を点滅表示する表示部である。なお、画像出力部３
の有するインク残量センサは、例えばインクタンクの両
側に電極を配し、インク量に対応した電気容量の変化に
よってインク量を検知する構成とする。

Ｓ７は外部からの画像記録情報を人力するための記録情
報信号線、Ｓ８は表示情報を伝搬するところの表示情報
線、Ｓ９はセンサ検知部５に人力された画像出力部３の
センサからの情報を制御部２およびセンサ出力タイミン
グ変換部４に適応した情報に変換して出力するセンサ出
力線、５１０は表示部６にインク残量に関する表示情報
を転送する表示情報出力線、Ｓｌｌは画像出力部３のイ
ンクタンクに配設されたインク残量センサからの情報を
センサ検知部５に転送するためのセンサ情報線である。

第２図はセンサ出力タイミング変換部４の詳細な構成を
示すブロック図であり、同図において、１２はセンサ検
知部５からの情報に基づき、インク量に対応した周波数
のパルスを発生するタイミングパルス発生器、１３は表
示情報線Ｓ８が転送する悄報か、あるいは後述されるク
リアデータ出力部１４からの情報をタイミングパルス発
生器１２の出力パルスに基づき切換えて表示部６へ出力
する表示情報切換部、１４は表示部６に表示する表示情
報の内容を一部あるいは全部をクリアする情報を出力す
るクリアデータ出力部である。

画像出力部３において検知されたインク量情報はセンサ
検知部５にて然るべき信号処理が施され、センサ出力線
Ｓ９を介して制御部２およびセンサ出力タイミング変換
部４へそれぞれ転送される。制御部２では転送されたイ
ンク量情報に基づき、残量が表示して告知すべき量か否
かを判断し、告知すべき所定残量の場合、表示情報を表
示情報線Ｓ８を介してセンサ出力タイミング変換部４へ
転送する。また、センサ出力タイミング変換部４では、
センサ出力線Ｓ９を介したセンサ検知部５からのインク
量情報がタイミングパルス発生器１２に入力する。タイ
ミングパルス発生器１２では画像出力部３におけるイン
クタンクのインク量に対応した周波数のパルスを発生し
、このタイミングパルスによって表示情報線Ｓ８の表示
情報とクリアデータ出力部１４からのクリア情報とを切
換えて表示情報出力線５１０を介して表示部６へ転送す
る。これにより表示部６における表示情報の点滅表示が
行なわれる。

以上の説明から明らかなように、タイミングパルス発生
器１２からのパルス周波数がインク量に応じて変化する
ことにより表示の点滅速度が変化する。この結果、残量
そのものを知ることができ、よりきめ細かな記録装置の
管理を行なうことが可能となる。

第３図は本発明の他の実施例を示し、第１図に示した構
成と異なるのは、第３図のセンサ出力タイミング変換部
４Ａで、タイミングパルス発生器１２の発生するパルス
に基づきクリアデータをクリアデータ出力要求線Ｓ１５
を介して制御部２に転送し、制御部２において表示情報
とクリアデータとを切換えて表示部６に転送するように
したことである。

なお、上述した各実施例ではインク残量に関する表示に
ついて説明したが、本発明の適用はこれに限らず、前述
したようにヒータ温度の告知や、あるいは記録紙の枚数
等を検知して残量を告知するようなものであれば全てに
適用可能である。

また、告知手段として上記実施例では表示装置を用いた
が、これに代わり断続する音声によって残量を告知し、
さらに断続の速度を変化させて量そのものを確認するよ
うな構成としてもよい。

さらに、表示情報として単にランプの点滅を用い、点滅
の速度を変化させるようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば記録装
置の状態量、例えばインク残量に応じて、インク残量に
関する告知情報の断続速度、例えば表示画面における表
示情報の点滅速度が変化する。

この結果、インクなどの交換時やヒーター温度設定のた
めのウオーミングアツプ終了時期を容易に判断でき、装
置における操作性が向上するという効果が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるインクジェットプリ
ンタの要部構成を示すブロック図、第２図は第１図に示
したセンサ出力タイミング変換部の詳細な構成を示すブ
ロック図、第３図は本発明の他の実施例にかかるインク
ジェットプリンタの要部構成を示すブロック図である。 ２・・・制御部、 ３・・・画像出力部、 ４．４＾・・・センサ出力タイミング変換部、５・・・
センサ検知部、 ６・・・表示部、 １２・・・タイミングパルス発生器、 １３・・・表示情報切換部、 】４・・・クリアデータ出力部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）画像記録装置の動作に伴なつて変化する状態量を検
   知する状態量検知手段と、 該状態量検知手段が検知する前記状態量に対応した周波
   数の信号を発生する信号発生手段と、該信号発生手段が
   発生する信号のタイミングで断続された前記状態量に関
   する情報を送出する断続情報送出手段と、 該断続情報送出手段が送出する情報を告知するための告
   知手段と を具えたことを特徴とする画像記録装置。