JPS6318336A - エレクトロクロミツク鏡 - Google Patents

エレクトロクロミツク鏡

Info

Publication number
JPS6318336A
JPS6318336A JP16270986A JP16270986A JPS6318336A JP S6318336 A JPS6318336 A JP S6318336A JP 16270986 A JP16270986 A JP 16270986A JP 16270986 A JP16270986 A JP 16270986A JP S6318336 A JPS6318336 A JP S6318336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
mirror
metal
reflective electrode
electrochromic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16270986A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tada
弘明 多田
Kozo Fujino
耕三 藤野
Hideo Kawahara
秀夫 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP16270986A priority Critical patent/JPS6318336A/ja
Publication of JPS6318336A publication Critical patent/JPS6318336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等の防眩波、又は、室内装飾への応用に
適した反射率可変のエレクトロクロミック腕(以後、E
C鏡と略称する。)に関する。
〔従来の技術〕
代表的な従来タイプのECItの構成は、EC膜を積層
した、^明電極付表基板と反射性電極付裏基板との間に
電解質を挾んだもので、反射性電極としては例えば第N
A族元素の窒化物が知られている。(特開昭60−x+
7xxgまた、米国特許3.7/2,3710では反射
性電極としてカリウム、ナトリウム、ナトリウム−水銀
アマルガム、カリウム−水銀アマルガムを用いている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のEC鏡では応答速度が遅く、反射率が60%
=/j%変化するのに数十秒を要する。このことは、特
に自動車用防眩蜆にEC鏡を応用した場合安全性の点か
ら大きな問題点となる。更に、反射性電極がカリウム、
ナトリウム、ナトリウム一本鎖アマルガム、カリウム−
水銀アマルガムの場合には、電極作成時の厳密な雰囲気
制−が必要な上、該金属の耐久性が悪いために表面が腐
食し反射率の低下を引き起こすという問題点もあった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決するために、エレクトロクロ
ミック膜を被覆した透明電極付透明表基板と反射性電極
を形成した裏基板とを、アルカリ金属ヨウ化物を含む電
解質を挟持し、エレクトロクロミック算と反射性電極と
を内側にして対向させて成るエレクトロクロミック鏡に
おいて、前記反射性電極として白金属の金属膜又は白金
系金属を含む合金膜を用いている。
本発明に用いるエレクトロクロミック膜の材質としては
、三酸化タングステン(WO3)、ヘキサシア/鉄酸鉄
(プルシアンブルー)等アルカリ金属イオンの着脱によ
り着消色を行なう物質であれば使用できる。
又アルカリ金属ヨウ化物を支持電解質とする電解質とし
ては、γ−ブチルラクトンにアルカリ金属ヨウ化物を溶
解した様な液体状、同溶液にポリビニルブチラールを混
合したゲル状物、等任意の形で使用される。又支持電解
質に使用するアルカリ金属ヨウ化物としてはLi1.N
aIおよびに工がEC材料との反応性の点で好まれて使
用される。
又反射性電極として使用される白金属の金属膜又は白金
系金属を含む合金膜としては、Pt 、 Pa 。
Ni、Pt−Pd等の膜、およびPt−Rh、Fe−c
r−Ni等の膜が例示できる。
これら金属膜および合金膜は、1100nより厚い単一
の膜体として反射性電極とすることができるが、10o
nmより厚い低抵抗金属膜によって裏打ちされた薄膜(
30−/ 0 (7nm)の形でも使用できる。特にP
t等の高価な金属を使用する場合はこの低抵抗金属膜に
裏打ちされた薄膜の形で使用されることが価格の点で好
ましい。この時裏打ちされた薄膜の厚さは1100n以
下というごく薄い厚さであっても本発明の効果を失なわ
ずに使用することができる。
又白金系金属を含む合金膜としては72%N1を含むス
テンレス等、3wt%以上で白金系金属を含む合金の膜
が使用できる。
〔作 用〕
従来、アルカリ金属ヨウ化物(RI)を支持電解質とす
るEC物質(EC)の着消色の動作はEC+ xR+ 
十xe−−R,rEC−=(1)← 2I  、  +2+xe−・・・・・・(2)のEC
膜側反応式(1)と反射性電極側反応式(2)の2つの
電気化学反応式および、全体としてのEC+、r(R”
+I−) : RxEC+ x/2 I2  ・−・(
3Jの反応式で表わされる。
本発明の反射性電極として使用しているPt族の金−膜
又は、Pt系金属を含む合金膜は(2)式の反(V 応の触媒として使用しく2)の反応速度を大きくし、そ
のため総合的な(3)式の反応速度が大きくなって、高
速の着消色のEGWiが得られているものと考えられる
〔実 施 例〕
実施例7〜3.比較例1〜3 ガラス基板(1)上にそれぞれ膜厚約、2oonmの■
Pt 、■上Ji、■スf ンレス(Fe tt、!’
 *cr /7. Ni/2. Mo2.s各wt% 
)おヨヒ■cr。
@ Ti @ Alの各種金属膜を電子線蒸着法により
作成し、反射性電極(2)とした。一方、200nm厚
のインジウムスズ酸化物の透明導電膜(3)付ガラス基
板(4)上に真空蒸着法を用いて膜厚約ψoonmのW
O2膜をコートし表基板とした。得られた表基板と裏基
板とを対向させてスペーサ(6)を用いて空セルを作成
し、このセル中に10.IIwt%f) LiI (7
) ポリエチレングリコール電解液(7)を注入して計
A [f類のECMを作成した。第1図にその概略断面
図を示す。
このEC鏡の2電極間に、±/、OVの直流電圧を着色
電圧として10秒間、消色電圧として10秒間、くり返
し印加し、その間のAJ21nmの波長の光の反射率を
連続的に測定した。反射性電極の材質とその最大反射率
Rmax(%)および最小反射率Rmin(%)の関係
を第1表に、反射率の時間的変化を第2図に示す。
第1表および第一図は、反射性T&極の材質にょ第1表 って反射率変化の大きさくΔR)および速度が著しく興
なることを表わしており、將に% Pt1Ni。
5US(Ni/2%含有)などのPt族又はPt系金金
属含む合金膜を用いた場合に反射率の変化の大きさおよ
び速度が大きくなることがわかる。
実施例ダ、比較例ダ 実施例/と同様な方法によって、股厚約λoonmのP
tt射性電極と膜厚約tioonmのW03膜付表基板
を作成し、両者を対向させた空セルを作成した。このセ
ル中にo、!mol/l LiIの1−ブチロラクトン
溶液を注入してEC鏡(実施例II)を作成した。
又比較のために、膜厚約1100nのTiN反射性電極
および該反射性電極上に膜専約soonmのWO3Ec
膜を形成したガラス基板および透明導電膜つきガラス基
板およびo、5rnol/lのLiIのr−ブチロラク
トン溶液な用いたEC鏡(比較例≠)を作成した。
実施例1のEC鏡に土/Vの電圧を5秒ごとに反転印加
させた時の波長632inrnの光の反射率を測定した
結果を第3図に、又比較5Xi≠のEC鏡に±/Vの電
圧を20秒ごとに反転印加させた場合の波長ssonm
の光の反射率を測定した結果を第を図に示す。
第3図から実施例1のEC鏡が5秒間でtJ、d/!の
反射率(%)の変化をすることがわかり、比較例tのE
C鏡とくらべて約5倍の応答速度を有することがわかる
〔発明の効果〕
本発明のEC鏡は、実施例からもあきらかなとうつ従来
約10.約15%の反射率変化を得るのに数十〜士数秒
かかつていた反射率変化時間が4〜5秒に短縮されてい
る。この様な応答速度の向上は、自動車用防眩鏡として
本EC鏡を用いる際の安全性の向上など実用上の効果を
もたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で作成したエレクトロクロミ 。 ツク鏡の概略を示す断面図、第2図は実施例1〜3、比
較例1〜3で作成したEC鏡の反射率の時間的変化を示
す図、第3図および第φ図は各々実施例≠および比較例
グで作成したEC鏡の反射率の時間的変化を示す図であ
る。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エレクトロクロミック膜を被覆した透明電極付透
    明表基板と反射性電極を形成した裏基板とを、アルカリ
    金属ヨウ化物を含む電解質を挾持し、かつエレクトロク
    ロミック膜と反射性電極とを内側にして対向させて成る
    エレクトロクロミック鏡において、前記反射性電極とし
    て、Pt族の金属膜又はPt系金属を含む合金膜を用い
    たことを特徴とするエレクトロクロミック鏡。
  2. (2)前記Pt族の金属膜またはPt系金属を含む合金
    膜が厚さ100nm以下の膜であり低抵抗金属膜に裏打
    ちされている特許請求の範囲第1項記載のエレクトロク
    ロミック鏡。
  3. (3)Pt系金属を含む合金膜が5wt%以上のPt系
    金属を含む合金膜である特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載のエレクトロクロミック鏡。
JP16270986A 1986-07-10 1986-07-10 エレクトロクロミツク鏡 Pending JPS6318336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16270986A JPS6318336A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 エレクトロクロミツク鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16270986A JPS6318336A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 エレクトロクロミツク鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6318336A true JPS6318336A (ja) 1988-01-26

Family

ID=15759803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16270986A Pending JPS6318336A (ja) 1986-07-10 1986-07-10 エレクトロクロミツク鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6318336A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023364A (en) * 1997-07-15 2000-02-08 Nippon Oil Co., Ltd. Electrochromic mirror
US6285486B1 (en) 1997-07-15 2001-09-04 Nippon Oil Co., Ltd. Electrochromic mirror and electrochromic devices
EP1488957A1 (en) * 2003-06-18 2004-12-22 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Electrochromic mirror having variable reflectivity
JP2005309307A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Tokai Rika Co Ltd エレクトロクロミックミラー
US8773745B2 (en) 2008-05-07 2014-07-08 Kyushu University Electrochromic material

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023364A (en) * 1997-07-15 2000-02-08 Nippon Oil Co., Ltd. Electrochromic mirror
US6285486B1 (en) 1997-07-15 2001-09-04 Nippon Oil Co., Ltd. Electrochromic mirror and electrochromic devices
EP1488957A1 (en) * 2003-06-18 2004-12-22 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Electrochromic mirror having variable reflectivity
US7088490B2 (en) 2003-06-18 2006-08-08 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki Seisakusho Electrochromic mirror having variable reflectivity
JP2005309307A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Tokai Rika Co Ltd エレクトロクロミックミラー
US8773745B2 (en) 2008-05-07 2014-07-08 Kyushu University Electrochromic material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4973141A (en) Electrochromic layer-set
JPS6318336A (ja) エレクトロクロミツク鏡
JPS59159134A (ja) エレクトロクロミツク表示素子
CA1148638A (en) Electrochromic display device
GB1356120A (en) Electrochromism and devices therefor
JPS5837622A (ja) エレクトロクロミツク表示器
JPS6020754B2 (ja) 電解表示セル
JPS60247226A (ja) 調光ミラ−
JPS59155833A (ja) エレクトロクロミツク表示素子
JPH04318525A (ja) 反射型エレクトロクロミック素子
JPS6153706B2 (ja)
JPS62204236A (ja) エレクトロクロミツク表示素子の製造方法
JPS6011577A (ja) 全固体エレクトロクロミツク表示素子
JPS60222827A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPS6114496B2 (ja)
JPS6133168B2 (ja)
JPS58125017A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JP2569439B2 (ja) 反射型エレクトロクロミック素子の製造法
JPS5917538A (ja) エレクトロクロミツク素子
JPS5818618A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JP2936185B2 (ja) エレクトロクロミック素子の製造方法
JPS60263125A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPH0241726B2 (ja)
JPS5917805B2 (ja) 全面鏡面型液晶表示装置に於ける電極形成方法
JPH0343716A (ja) エレクトロクロミック素子