JPS63183097A

JPS63183097A - 衣類乾燥機

Info

Publication number: JPS63183097A
Application number: JP1681487A
Authority: JP
Inventors: 西川　眞; 秀夫岡田; 堀江　旭
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1987-01-27
Filing date: 1987-01-27
Publication date: 1988-07-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明はヒートポンプを用いて衣類の乾燥を行うための
技術に関する。

〔背景技術〕

従来ヒートポンプを用いて、除湿による衣類の乾燥を行
う際、乾燥速度を向上させるには、支障があった。すな
わち、乾燥速度の向上のためには、衣類へあたる風の速
度を向上さすことが必要である。しかし、風速を向上さ
すためには、ヒートポンプの熱交換器を通過する風速を
上げる必要があり、これが問題であった。すなわち、除
湿するためにはヒートポンプの蒸発器を通過する風速に
制限があり、蒸発器で凝結した露がそのまま気流に乗っ
て持ちさられないために、約３　ｍ　／　ｓ　ｅ　ｃ以
下におさえる必要があった。もちろん、熱交換器後流側
にエリミネータを設置すれば風速を上げることは可能で
あったが、設置スペースが必要であるということ及び制
作価格が高くなるという問題があり、風速制限がヒート
ポンプ式の衣類乾燥機の普及の障害になっていた。

〔発明の目的〕

この発明は、ヒートポンプを通過する風量を制限しつつ
も、衣類にあてる風量の拡大を図ったヒートポンプの衣
類乾燥機に関する。

〔発明の開示〕

本発明の要旨とするところは圧縮機（１）、ｉ縮器（２
）、膨張器（３）及び蒸発器（４）を管路（５）で結び
、蒸発器（４）下部に結露を受けて、外部に排出する結
露受は部（６）を持つヒートポンプを形成し、主空気吸
入口（７）は、蒸発器（４）の上流側位置に開口させて
、この主空気吸入口（７）より吸入する空気流を１発器
（４）及び凝縮器（２）を径由して空気吐出口（９）へ
流れる空気流とし、副空気吸入口（８）を凝縮器（２）
と蒸発器（４）との間に設置し、副空気吸入口（８）よ
り吸入する空気流を上記蒸発器（４）及び凝縮器（２）
を径由して流れる空気流と合流させて空気吐出口（９）
へ吐出させることを特徴とする衣類乾燥機である。

図面に示すのは本発明による衣類乾燥機の図示例である
。

ヒートポンプは外装ケーシング（１０）内に内装されて
いる。

ヒートポンプを形成する蒸発器（４）、膨張器（３）、
凝縮器（２）及び圧ｗ３機（１）並びに送風機（１１）
は、この順番で並設されている。

（５）は、ヒートポンプに冷媒を流す冷媒管路である。

蒸発器（４）の下部にはちうと状の結露受は部（６）が
設けられている。

主空気吸入口（７）は、１発器（４）の手前に配置され
ている。

副空気吸入口（８）は、凝縮器（２）と送風機（１１）
との間に設けられている。

空気吐出口（９）は、送風機（１１）に対応して開口さ
れている。

この衣類乾燥機は、衣類収納庫（１２）の天板（１３）
上に設置され主副の空気吸入口（７）（８）及び空気吐
出口（９）は該天板（１３）に開口している。

而して送風機（１１）及びヒートポンプを働かせると、
衣類収納庫（１２）中の湿り空気は、主空気吸入口（７
）及び副空気吸入口（８）に吸込まれる。

主空気吸入口（７）より吸込まれた空気は、蒸発器（４
）で除湿され、凝縮器（２）を通り送風ａ＜１１）に向
かう。

副空気吸入口（８）より吸込まれた空気は、凝縮器（２
）を通過した空気と混合しつつ凝縮器（２）を通り送風
機（１１）に向かう。

このようにして、空気吐出口（９）からは、主副の空気
吸入口（７）、（８）より吸込まれた両方の空気流が衣
類収納庫（１２）内に吹出される。この空気流は、主空
気吸入口（７）より吸入した空気流が除湿されているの
で、衣類収納庫（１２）内の空気に比べては除？？され
、乾燥した空気であり、衣類収納庫（１２）内の衣類（
１４）にあたりこれを乾燥させる。

そしてこの際、衣類にあたる空気流は、主副の空気吸入
口（７）、（８）の両方より吸入した空気の合流したも
のであるので、空気流の流量は衣類の乾燥に十分であり
、いずれの空気も凝縮器２を通り加熱されているので乾
燥に供するのに十分である。

一方、ヒートポンプの蒸発器（４）に流して除湿するの
は、主空気吸入口（７）より吸入した空気のみであるの
で、過大になることがなくヒートポンプの除？Ｗ機能を
害することがない。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明の衣類乾燥機によれば、ヒートポ
ンプの蒸発器に流す風は、除湿機能を害さない程度にお
さえることができると共に、乾燥すべき衣類に流す空気
の流量及び温度は十分に確保することができるので、衣
類の乾燥効率はきわめてずくれているのである。

尚、本発明の衣類乾燥機は、上記実施例の如き使用方法
に限定されるものでなく、単に、衣類衣並べた　空白に
設置してもその効果を発揮できるものであることは明ら
かであろう。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す断面図である。（１）・・・圧縮機、（２）・・・凝縮器、（３）・・
・膨張器、（４）蒸発器、（５）・・・管路、（７）・
・・主空気吸入口、（８）・・・副空気吸入口、（９）
・・・空気吐出口、（１０）・・・外装ケーシング。

Claims

【特許請求の範囲】

［１］圧縮機（１）、凝縮器（２）、膨張器（３）及び
蒸発器（４）を管路（５）で結び、蒸発器（４）下部に
結露を受けて、外部に排出する結露受け部（６）を持つ
ヒートポンプを形成し、主空気吸入口（７）は、蒸発器
（４）の上流側位置に開口させて、この主空気吸入口（
７）より吸入する空気流を蒸発器（４）及び凝縮器（２
）を径由して空気吐出口（９）へ流れる空気流とし、副
空気吸入口（８）を凝縮器（２）と蒸発器（４）との間
に設置し、副空気吸入口（８）より吸入する空気流を上
記蒸発器（４）及び凝縮器（２）を径由して流れる空気
流と合流させて空気吐出口（９）へ吐出させることを特
徴とする衣類乾燥機。