JPS63182575A - オペアンプの劣化診断装置 - Google Patents

オペアンプの劣化診断装置

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Publication number
JPS63182575A
JPS63182575A JP1564587A JP1564587A JPS63182575A JP S63182575 A JPS63182575 A JP S63182575A JP 1564587 A JP1564587 A JP 1564587A JP 1564587 A JP1564587 A JP 1564587A JP S63182575 A JPS63182575 A JP S63182575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operational amplifier
amplifier
deterioration
power spectrum
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP1564587A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Inushima
浩 犬島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63182575A publication Critical patent/JPS63182575A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サージ等が入力端に印加されること等によ
り劣化したオペアンプのなかで、正常なオペアンプと動
作上向等な特性を示す劣化オペアンプを判定するための
オペアンプの劣化診断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のオペアンプの劣化診断装置を示す回路図
であり、11は診断対象オペアンプ、12は入力バイア
ス電流を測定する電流計で、オペアンプ11の○入力端
子に抵抗Rを介して接続されている。また、オペアンプ
11の■入力端子および帰還回路にも、図示のように抵
抗Rがそれぞれ接続されている。
次に動作について説明する。
まず、オペアンプ11に電源(+ Vcc 、 −Vc
c)を印加し、入力信号電圧Rよび入力オフセットが0
0ときにオペアンプ11の出力電圧を0とする直流入力
電流を測定する。こうして求めた直流入力電流は、入力
バイアス電流で、これを予め正常オペアンプについて上
記と同様にして測定した入力バイアス電流と比較し、こ
れらの測定値間に大きな誤差があるとき上記診断対象オ
ペアンプ11がポツプコーンノイズを発生するなどして
特性劣化していると判断する。
第3図は従来の他の劣化診断装置を示す回路図である。
図において、11は診断対象オペアンプ、16は入力オ
フセット電流を算出するのに用いられる電圧計で、これ
がこのオペアンプ11の出力端子に接続されている。1
4.15+z入カオフセツト電流を算出するときに開閉
操作される運動タイプのスイッチで、オペアンプ11の
○入力端子に接続した抵抗RIRよび■入力端子に接続
した抵抗R3を短絡または開放する。また、O入力端子
および■入力端子のそれぞれには、上記抵抗R+ 、R
sとは異る他の抵抗R1が1つずつ付加接続されている
。R2は増幅率を決定する帰還抵抗である。
次に動作について説明する。
まず、オペアンプ11に電源(+ Vcc、 −Vcc
 )を印加し、スイッチ14.IEl閉じたときの電圧
を電圧計16で測定し、その測定値E、Y読み取る。次
に、スイッチ14,157開いたときの電圧を同様にし
て電圧計16で測定し、その測定値E、を読み取る。こ
うして求めた測定値E1. R2を使って、入力オフセ
ット電流Iosを(1)式に従って計算により求める。
すなわち、オペアンプ11がサージ入力等によって劣化
した際には、通常の動作である増幅作用や1次遅れ動作
に関しては正常オペアンプと差が何ら生じないものの、
上記(1)式の演算結果たる入力オフセット電流は、正
常オペアンプとの間に大きな誤差を生じる。従って、こ
の誤差が生じたときには、上記診断対象オペアンプ11
が劣化したと判断する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のオペアンプの劣化診断装置は以上のように構成さ
れているので、入力バイアス電流や入力オフセット電流
を測定するのに、これらの各電流定義に従い複数部器か
らなる測定回路を用意しなげればならず、また、プリン
ト板などに実装されているオペアンプの劣化診断を行な
うためには、そのプリント板から診断対象オペアンプ乞
一旦取り外して、第2図または第3図の回路接続をする
必要があり、半田を取り除いたり半田付けしたりするな
どの作業が極めて面倒となっていた。また、上記作業に
伴う診断対象オペアンプの劣化や故障を誘発するなどの
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、プリント板などに実装されたオペアンプケプ
リント板からはずさずに劣化診断できるとともに、診断
操作が簡単化でき、短時間で実施できるオペアンプの劣
化診断装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るオペアンプの劣化診断装置は、診断対象
オペアンプの内部で発生している内部雑音をバンドパス
フィルター2介して抽出し、その内部雑音のパワースペ
クトルを演算器に8いて計算するとともに、予め基準設
定しておいた正常オペアンプの内部雑音のパワースペク
トルとパワースペクトル比較器にて比較し、診断対象オ
ペアンプの劣化を判定し、これZ表示装置に表示するよ
5構成したものである。
〔作用〕
この発明に?ける劣化診断対象オペアンプの出力信号は
、このオペアンプの入力信号ン0とした場合のものであ
り、バンドパスフィルターは上記出力信号のDC成分を
しゃ断し、適当な周波成分を通過させ、増幅器はこのバ
ンドパスフィルターを通過した信号を適当な太きさまで
増幅し、演算器はこの増幅器で得られた信号のノくワー
スベクトル密度を計算し、パワースペクトル比較器は上
記演算器で演算した結果とあらかじめ定められた比較基
準とZ比較し、この比較結果を表示装置に表示させ、上
記オペアンプをプリント板などに実装した状態で劣化判
定を可能にでる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図に2いて、1は診断時に入力が短絡される劣化診断対
象オペアンプであり、これがプリント板などに実装され
て、所定の回路装置の一部を構成している。2は劣化診
断対象オペアンプ1の出力信号、6はこの出力信号のう
ち、予め定められた周波数帯域の信号を通過させるバン
ドパスフィルターで、その通過させる周波数帯域は、劣
化診断対象オペアンプ10種類に応じて決定し、例えば
下限遮断周波数f0= 0.01 Hz、上限遮断周波
数f1=20]1zとする。4は上記バンドパスフィル
ター6から得られた信号を増幅する増幅器、5は増幅器
4より得られた信号欠周いて、内部雑音のパワースペク
トルを計算する演算器、7は劣化判定のための比較基準
を設定する比較基準設定器である。比較基準の設定には
正常と定義したオペアンプを用い、予め演算器3で求め
られる正常オペアンプの内部雑音のパワースペクトルを
計算する。そしてさらに複数の正常オペアンプのパワー
スペクトルを評価し、比較基準を設定する。例えば正常
オペアンプの内部雑音のパワースペクトルの分散値を計
算し、この分散値の2倍を比較基準としこの値乞越える
ものを劣化と判定する。6は上記演算器5から得られた
パワースペクトルと上記比較基準設定器から出力される
比較基準とを比較するパワースペクトル比較器、8は上
記比較器6かも出力された比較結果乞表示する表示手段
、9は上記比較器6から出力された比較結果を印字する
印字手段、10は上記比較器6から出力された比較結果
を音声告知する音声告知手段である。
次に動作について説明する。
まず、劣化診断対象オペアンプ1に電源を接続し、かつ
入力を短絡して入力信号を0とする。すると、該オペア
ンプ1は内部雑音を有する出力信号乞出力する。この出
力信号はバンドパスフィルター6に入力されて直流成分
が除かれ、予め定められた周波数帯域の信号のみを増幅
器4に入力する。増幅器4はこの入力信号ケ増幅した後
演算器5に入力し、演算器5ではその増幅器が出力する
出力信号中の内部雑音のパワースペクトルの密度丁なわ
ち分散値を計算する。
一万、比較基準設定器7では、予め図示しない正常オペ
アンプの内部雑音のパワースペクトル乞、上記同様の方
法で計算し、この計算結果ケ複数の正常オペアンプにつ
いて評価し、これを内部雑音のパワースペクトルの分散
値とし、例えばこの分散値の2倍値ン比較基準とする。
次に、上記比較器6にはこの比較基準と演算器5の出力
たる内部雑音中のパワースペクトルの分散値とが入力さ
れ、この分散値が比較基準を越えたか否かを判定する。
そして越えたと判定したときは、上記オペアンプ1が劣
化しているものとして、これを表示装置8に表示させ、
必要に応じて印字装置9によりプリントアウトしたり、
音声告知装置10により音声出力したりする。
このように丁れば、オペアンプ1ンプリント板などに実
装した状態で劣化試験でき、その試験に係る作業を容易
、迅速に行なうことができ、さらにこの作業Zオペアン
プ1の故障な招(ことな〈実施できる。
なお、上記実施例では、設定した比較基準を複数の正常
オペアンプの出力信号におけるパワースペクトルの分散
値の2倍としたが、その分散値の1.5倍や3倍として
もよい。
また、複数の正常オペアンプの出力信号に?けるパワー
スペクトルの分散値の最大値を比較基準と設定してもよ
い。
また、オペアンプの劣化診断装置の構成において、バン
ドパスフィルター6の次に増幅器4が接続されているが
、バンドパスフィルター6と増幅器4によって得られる
周波数特性が同等であるなら、接続方法は種々考えられ
る。例えば増幅器4の次にバンドパスフィルター67接
続でる方法や、バイパスフィルター、増幅器、ローパス
フィルター’f順に接続でる方法でも同様の効果が得ら
れる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、診断対象オペアンプ
の内部で発生している内部雑音乞バンドパスフィルター
を介して抽出し、その内部雑音のパワースペクトルを演
算器において計算するとともに、予め基準設定して2い
た正常オペアンプの内部雑音のパワースペクトルとパワ
ースペクトル比較器にて比較し、診断対象オペアンプの
劣化を判定し、これを表示装置に表示するよう構成した
ので劣化診断対象オペアンプをプリント基板などからと
9外さないで劣化診断ができるほか、診断に信頼性が増
し、また診断時間も短縮でき、特殊な技能も必要としな
いものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるオペアンプの劣化診
断装置を示すブロック接続図、第2図および第3図は従
来のオペアンプの劣化診断装置Z示す回路図である。 1は劣化診断対象オペアンプ台錐、2はオペアンプの出
力信号、6はバンドパスフィルター、4なお、図中、同
一符号は同一、または相当部分な示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力が短絡された診断対象オペアンプと、この診断対象
    オペアンプの出力信号のうち予め定められた周波数成分
    を通過させるバンドパスフィルターと、このバンドパス
    フィルターから得られた信号を増幅する増幅器と、この
    増幅器から得られた出力信号中の内部雑音のパワースペ
    クトルを演算する演算器と、この演算器からの出力信号
    と予め設定された比較基準とを比較するパワースペクト
    ル比較器と、このパワースペクトル比較器からの比較結
    果を表示する表示装置とを備えたオペアンプの劣化診断
    装置。
JP1564587A 1987-01-26 1987-01-26 オペアンプの劣化診断装置 Pending JPS63182575A (ja)

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JPS63182575A true JPS63182575A (ja) 1988-07-27

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JP1564587A Pending JPS63182575A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 オペアンプの劣化診断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107942152A (zh) * 2017-11-15 2018-04-20 中国电子科技集团公司第四十研究所 一种微波射频前端的噪声测量装置及测量方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107942152A (zh) * 2017-11-15 2018-04-20 中国电子科技集团公司第四十研究所 一种微波射频前端的噪声测量装置及测量方法

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