JPS63182555A - スラブ表皮下介在物検出方法 - Google Patents

スラブ表皮下介在物検出方法

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JPS63182555A
JPS63182555A JP1540587A JP1540587A JPS63182555A JP S63182555 A JPS63182555 A JP S63182555A JP 1540587 A JP1540587 A JP 1540587A JP 1540587 A JP1540587 A JP 1540587A JP S63182555 A JPS63182555 A JP S63182555A
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JP
Japan
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image
scarfing
flash
slab
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP1540587A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Matsuo
松尾 次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱間状態あるいは冷間状態での連鋳スラブの
スカーフ火炎の流れ写真画像によるスラブ表皮下介在物
検出方法に関するものである。
〔従来の技術〕
スカーフによる火花から表面および表皮下介在物を検出
する方法としては、「スカーフ火花自動判定による表皮
上介在物検出(第1報)J(鉄鋼協会発行、鉄と鋼、日
本鉄鋼協会筒109回講演大会講演概要集(II )P
112講演番号397)が報告されている。
この方法は、スカーフィング画像1枚1枚について、溶
融部分を多角形近似し、その領域において2値化を行い
、火花だけを検出する方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、1個の介在物による火花の発光時間は、0.2
秒から2秒程度であるため、全火花の個数と大きさを計
測するためには、1画面0.1秒程度の画像処理が不可
欠である。
すなわち、1画面1抄程度の画像処理なら、数え落しが
あり、また、火花が検出できても、撮影のタイミングが
火花が最も大きくなった時なのか、消えかかった時なの
か判断できず、真の火花の大きさ、すなわち介在物の大
きさを計測できない。
また、1画面ごとの火花が検出できても、各画面間での
火花の関係を識別する必要があり、処理はますます複雑
になる。例えば1つの画面で火花が2つあり、次の画面
でも火花が2つだった場合、それらの火花は同じ介在物
のものなのかあるいは1つ消滅し1つ発生したか評価し
なければならず、さらに同じ介在物の場合は大きい面積
の方を代表値として記録する等の処理が必要となる等、
処理が複雑であり装置は極めて大規模なものとならざる
を得ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の如き問題点を有利に解決するためになし
たもので、その要旨とするところは、スラブ表面をスカ
ーフィングしスカーフィングの火炎中で発生する閃光か
らスラブ表皮下介在物を検出する方法において、スカー
フィングによる溶融部を外れた閃光発生領域に帯状もし
くは線状の切り出し領域を設定し、火炎中に発生した閃
光を閃光持続時間より短い時間間隔でカメラによりスカ
ーフィング中撮影し、切り出し領域の画像を順次スカー
フィング方向につなぎ合せて1枚の流れ写真画像に合成
し、該得られた画像を画像処理するかまたは目視判定に
より閃光の数と大きさを計測し、もって介在物の数と大
きさを検出することを特徴とするスカーフ火炎の流れ写
真画像によるスラブ表皮下介在物検出方法にある。
〔作用〕
以下、第1図及び第2図を参照して本発明法を説明する
第1図は、スカーフィング画像を撮影しその画像から流
れ写真画像を得る装置例を示し、1はスラブ、1aはス
カーフ跡、2はスカーフィングノズル、3はカメラ、4
は溶融部、5は溶融部4の外側で閃光発生領域に設定し
た切り出し領域、6は閃光である。尚、カメラ3はスカ
ーフィングノズル2と一体構造で、常にスカーフィング
ノズル2に対して一定の位置を撮影するようにセットし
である。7はカメラ3用モニター装置、8は画像処理装
置で流れ写真画像用メモリを内蔵している。
9は流れ写真画像表示用モニター装置、10は上位プロ
コンを示す。
先ず、スラブ1の表面をスカーフィングノズル2で一定
速度でスカーフィングを行なう。
この時、スラブ1表面あるいは表皮下に介在物があると
、溶融部4の境界近傍から、流星状の閃光6が発生する
閃光6は溶融部4から外に向けて流星状に現れ。
大型介在物の場合、その長さは溶融部4の長さよりも長
くなり、発生時間は1〜2秒ある。微小介在物の場合は
、その長さは短かく、溶融部4よりひげ状に現われ、そ
の発光時間は0.2〜0.5秒程度である。
一方、溶融部4の大きさは、溶剤条件によりほぼ一定と
なる。
そこで、本発明では溶融部4を外した閃光発生領域に、
切り出し領域5を設け、その領域の画像を流れ写真の要
領で合成する。合成方法を第2図に示す。
第2図の左側6画面11は、時刻t =0.0.1秒。
−4= 0.2秒、・・・ごとのカメラ3による撮影画像である
各画面ごとに切り出し領域5の画像を、画像処理装置8
に内蔵した流れ写真画像用メモリ12に順次書き込んで
いく。すなわち、0.1秒毎にカメラ3より画像データ
を取り込み、切り出し領域5のデータを流れ写真画像用
メモリ12に順次書き込む操作をスカーフィング中にく
り返えす。
説明の都合上、取り込み時間は0.1秒としたが、0.
1秒より短かくても、あるいは若干長くても問題はない
が、閃光持続時間よりは短時間に設定し、閃光の撮影も
れを無くすことが必要である。
また切り出し領域5の形については、第2図に示すよう
に溶融部4の輪郭に沿った曲線が最適であるが、直線あ
るいは折れ線でも可能であり、かつ、幅をもたせた帯状
領域でも、幅のない線状領域でも可能である。第2図は
幅をもたせた円弧状の帯状領域の例を示す。幅をもたせ
た帯状領域の場合、第3図に13で示すように、同じ閃
光6が、合成写真流れ写真画像上で不連続になることが
ある。これに対しては、第3図の14に示すように、各
帯状領域ごとに閃光6の最大幅をとる処理を行なうこと
により、連続性かたもたれる。
全体の計測の流れを再び第1図を参照して説明する。カ
メラ3より、スカーフィングの溶融部4を外ずれた閃光
発生領域に設定した切り出し領域5の画像信号を閃光持
続時間より短い時間間隔、例えば0.1秒毎に画像処理
装置8に取り込む。そして該処理装置8に内蔵された流
れ写真画像用メモリ12に順次書き込み、切り出し領域
5の画像をスカーフィング方向につなぎ合せて1枚の流
れ写真画像を合成する。
スカーフィング終了後、合成画像を流れ写真画像表示用
モニター9に表示し、オペレータの目視により閃光の数
と大きさを計測するか、または、画像処理装置8にて画
像処理し閃光の数と大きさを計測し、もって介在物の数
と大きさを検出するものである。
尚、好ましくは、その結果を上位プロコン10に入力し
、スカーフ条件、連続鋳造条件等の操作に反映せしめる
と一層好都合である。
〔実施例〕
本発明法の実施に用いた装置例を第4図に示す。
図中15はスカーフ台車で、台車15にはスカーフィン
グノズル2とカメラ(例えばTVカメラ等)3が塔載さ
れており、スカーフ台車15は搬送テーブル16の外側
に設けられたレール17に沿ってスラブ1の長手方向に
移動自在である。
カメラ3は、スカーフィングノズル2で形成されるスラ
ブ1表面の溶融部4の外方一定位置(閃光発生領域)を
指向して向けられている。しかして、閃光発生領域に設
定された帯状の切り出し領域5の画像信号を0.1秒毎
に画像処理装置8に取り込み、該装置8に内蔵されてい
る流れ写真画像メモリ12によってスカーフィング方向
につなぎ合せ1枚の流れ写真画像を合成する。
ここにスラブ条件、スカーフィング条件等を表1に示す
尚、用いたスラブは板厚245mm X巾1200mm
 X長さ8.000mmの低炭AQキルド鋼連続鋳造ス
ラブである。
畳− しかして、スカーフィング終了後、スカーフィング方向
に1枚の写真に合成された流れ写真画像を流れ写真画像
モニター9に写し出し、オペレータの目視判定又は画像
処理装置8により画像処理して閃光の数と大きさの自動
判定により、介在物の数と大きさを計測し、その結果を
上位プロコン1゜に入力して、当該スラブの処置(スカ
ーフィング量増、等級決定等)を決めるとともに、次回
鋳造条件決定データとして利用した。
尚、第1表に示すようにスラブ表面温度は常温がら高温
まであり、本発明法は冷間、熱間を問わず良好に実施可
能である。
〔発明の効果〕
■オペレータの目視判定により閃光6の数と大きさを評
価する場合、本発明はスカーフ処理後1枚の流れ写真か
ら評価できるため、スカーフィング中たえず閃光6を観
察する必要がなく、数え落し等が少なく、精度も向上す
る。
■画像処理により自動計測する場合、従来方法では、0
.1秒程度毎の画像について閃光6の数と大きさを求め
、さらに各画像間の閃光6のつながりをチェックしなけ
ればならず、大型の超高速画像処理装置が必要であるが
、本発明では1本のスラブについて最終的に1つの流れ
写真画像で閃光6の数と大きさを求めるため、安価な画
像処理装置で対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、スカーフィング装置の斜視図であり本発明の
検出方法を示す。第2図は、第1図のカメラ3の撮影画
像(左側)および合成画像(右側)を示す平面図であり
、撮影画像から流れ写真画像12を形成する方法を示す
。第3図は、原合成画像13と、画像切り出し領域5に
幅をもたせて原合成画像を修正した修正合成画像14を
示す平面図であり、同じ閃光が流れ写真上で不連続にな
る例(原合成画像)とその対策例(修正合成画像)を示
す説明図である。第4図は、本発明を一態様で実施する
装置構成を示すブロック図であり、機構部は斜視図で示
す。 ■=ニスラブ   2:スカーフィングノルズ3:カメ
ラ    4:溶融部 5:画像切り出し領域 6:介在物に対応する閃光 7:カメラ用モニター 8;画像処理装置 9:流れ写真画像表示用モニター 10:上位プロコン 11:カメラ撮影画像 12:流れ写真画像(メモリ) 13:同じ閃光が流れ写真で不連続になる例14:処理
結果   15ニス力−フ台車16:搬送ロール  1
7:レール =11−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スラブ表面をスカーフィングしスカーフィングの火炎中
    で発生する閃光からスラブ表皮下介在物を検出する方法
    において、スカーフィングによる溶融部を外れた閃光発
    生領域に帯状もしくは線状の切り出し領域を設定し、火
    炎中に発生した閃光を閃光持続時間より短い時間間隔で
    カメラによりスカーフィング中撮影し、切り出し領域の
    画像を順次スカーフィング方向につなぎ合せて1枚の流
    れ写真画像に合成し、該得られた画像を画像処理するか
    または、目視判定により閃光の数と大きさを計測し、も
    って介在物の数と大きさを検出することを特徴とするス
    カーフ火炎の流れ写真画像によるスラブ表皮下介在物検
    出方法。
JP1540587A 1987-01-26 1987-01-26 スラブ表皮下介在物検出方法 Pending JPS63182555A (ja)

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JPS63182555A true JPS63182555A (ja) 1988-07-27

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ID=11887820

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JP1540587A Pending JPS63182555A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 スラブ表皮下介在物検出方法

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JP (1) JPS63182555A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63114446U (ja) * 1986-11-05 1988-07-23
JP2009092476A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Cosmograph Inc 透明搬送物検査装置及び検査方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63114446U (ja) * 1986-11-05 1988-07-23
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