JPS63182318A - 水溶性マレイン酸共重合体の製法及びこの共重合体の用途 - Google Patents

水溶性マレイン酸共重合体の製法及びこの共重合体の用途

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JPS63182318A
JPS63182318A JP63001402A JP140288A JPS63182318A JP S63182318 A JPS63182318 A JP S63182318A JP 63001402 A JP63001402 A JP 63001402A JP 140288 A JP140288 A JP 140288A JP S63182318 A JPS63182318 A JP S63182318A
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ワルター・デンツインガー
ハインリツヒ・ハルトマン
ウルリツヒ・ゲツケル
フエリツクス・リヒター
ハンス−ユルゲン・ラウベンハイマー
エツクハルト・ウインクラー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マレイン酸の水溶性共重合体及びこの重合体
を水処理剤として使用することに関する。
米国特許3810834号明細書によれば、分子量が6
00〜5000(加水分解前)の加水分解されたポリ無
水マレイン酸又はその水溶性塩を水処理に使用すること
が知られており、その場合缶石形成゛が減少され、多く
の場合に実際上防止される。これに適する重合体は、無
水マレ、イン酸をトルオール中で過酸化ベンゾイルを使
用して重合させ、続いて得られたポリ無水マレイン酸を
加水分解することにより製造される。無水マレイン酸の
重合は不完全で、重合体からの未重合無水マレイン酸の
分離も困難であるから、ポリマレイン酸は著量のマレイ
ン酸を含有する。
米国特許5755264号明細書によれば、無水マレイ
ン酸85〜99モル%及び残部のアクリル酸、ビニルア
セテート、スチロール又はこれらの混合物を重合含有す
る低分子共重合体が知られている。この共重合体は、無
水マレイン酸を前記単量式と共に無水有機溶剤中で、1
00〜145℃で過酸化物の存在下に共重合させること
により製造される。過酸化物としては、例えばジ三級ブ
チルパ−オキシド、アセチルパーオキシド、ジクミルパ
ーオキシド、ジイソプロピルパーカーボネートそして特
にベンゾイルパーオキシドが用いられる。共重合体の無
水物基は、重合後に加水分解されて酸基又は塩に変えら
れる。この水溶性共重合体は、缶石析出の防止に用いら
れる。この方法の欠点は、共重合に際して未重合無水マ
レイン酸の含量が高い生成物が得られることである。
米国特許4209598号明細書によれば、マレイン酸
、アクリル酸及び2−ヒドロキシエチルメタクリレート
からの共重合体を基礎とする水処理剤が知られている。
実験により知られるように、この特許に示される組成を
有する重合体は、一部だけ水溶性である。
本発明の課題は、遊離マレイン酸の含量が既知のマレイ
ン酸共重合体のそれより著しく低い共重合体が、無水マ
レイン酸とエチレン性不飽和単量体の共重合及びそれに
続く加水分解によって得られる、マレイン酸の水溶性共
重合体の製法を開発することであった。本発明の他の課
題は、水輸送系中の缶石沈着又は水硬化物析出を防止す
るための従来用いられる共重合体よりも有効な生成物を
開発することであった。
本発明はこの課題を解決するもので、(a)無水マレイ
ン酸99〜80重量%及び(b)無水マレイン酸と共重
合しうるモノエチレン性不飽和単量体1〜20重量%を
、芳香族炭化水素中で60〜200℃の温度において、
単量体(a)及び(b)の合計に対し1〜20重量%の
重合開始剤の存在下に共重合を行い、その際重合開始剤
として飽和又は七ノエチレン性不飽和のカルボン酸から
 ゛銹導される過酸化エステルを使用し、生成した共重
合体の無水物基を加水分解することを特徴とする、水溶
性マレイン酸共重合体の製法である。
単量体(a)及び(b)の共重合は、場合により(c)
成分としての10重量%以下の少なくとも2個のエチレ
ン性不飽和二重結合を有する架橋剤の存在下に行われ、
この場合各成分の%の合計は100である。
前記方法により得られる場合により架橋された水溶性共
重合体は、水輸送系中の缶石沈着及び水硬化物析出を防
止するための水処理剤として用いられる。
マレイン酸の水溶性共重合体は、(a) 99〜80好
ましくは98〜90重量%の無水マレイン酸を、無水マ
レイン酸と共重合しうるモノエチレン性不飽和単量体の
1〜20重量%(b)の存在下に、芳香族炭化水素又は
その混合物の中で共重合させることにより得られる。適
当な芳香族炭化水素の例は、ベンゾール、トルオール、
キシロール、エチルベンゾール、o−lm−及びp−ジ
エチルベンゾール、イソプロピルベンゾール、n−プロ
ピルベンゾール、p−ジイソプロピルベンゾール及びテ
トラリンである。キシロールの異性体である0−lm−
及びp−キシa−ルは純粋な形でも、あるいは工業用キ
シa−ルとして市販される異性体混合物の形でも使用で
きる。トルオール又は0−キシロールを使用することが
好ましい。芳香族炭化水素の4゜重量%までを、脂肪族
炭化水素で代用することもできる。適当な脂肪族炭化水
素の例は、n −ヘキサン、シクロヘキサン、n−へブ
タン、n−オクタン、イソオクタン、デカンならびにこ
れらの混合物である。しかし水素処理のため特に有効な
重合体は、脂肪族炭化水素の不在で、芳香族炭化水素溶
剤だけを使用して製造される。
本発明の方法による無水マレイン酸の共重合においては
、無水マレイン酸と共重合しうるモノエチレン性不飽和
単量体を使用することができる。特に有効な水処理剤は
、例えば(b)群の単 ゛畳体として、エチレン性不飽
和C1〜C3−カルボン酸と少なくとも2価の飽和C3
〜C5−アルコール又はポリアル中レンゲリコールから
のヒドロキシアルキルエステル、飽和C8〜c4−カル
ボン酸のビニルエステル、エチレン性不飽和ca〜C。
−カルボン酸、アクリルアミド、メチルプロパンスルホ
ン酸、ビニルホスホン酸、ビニルスルホン酸、エチレン
性不飽和03〜cs−カルボン酸と1価のC1〜C18
−アルコールからのエステル、ジC1〜C5−アルキル
アミノ−02〜C6−アルキルアクリレート又はジC1
〜C5−アルキルアミノ−C3〜C6−アルキルメタク
リレートを単独で又は相互の混合物として使用するとき
に得られる。
(b)群の単量体の個々の例は次のものである。
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルア
クリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキ
シエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ヒドロキシブチルメタクリレート、マレイン酸
−モノエチレンクリコールエステル、マレイン酸トエチ
レングリコールからのジエステル、プロピレングリコー
ルのマレイン酸中エステル、エチレングリコール又はプ
ロピレングリコールから導かれるフマル酸半エステル、
フロピレンゲリコールから導かれるマレイン酸ジエステ
ル、エチレングリコールのフマル酸ジエステル、アクリ
ル酸と分子量が200〜9000のポリエチレングリコ
ールからのモノエステル、分子量が600〜4000の
ポリエチレングリコールのメタクリル酸エステル、分子
量が200〜9000のポリエチレングリコールのメタ
クリル酸エステル、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、ビニルプ
ロピオネート、ビニルブチレート、アクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸、フマル酸、シトラコン酸、アクリ
ルアミドメチルプロパンスルホン酸、ビニルホスホン酸
、ビニルスルホン酸、1価C1〜C1,−アルコールの
アクリル酸エステル、例えばメチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、n−プロピルアクリレート、インプロ
ピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、インブチ
ルアクリレート、三級ブチルアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート及びステアリルアクリレート、な
らびにマレイン酸と1価C1〜C0−アルコールからの
モノ−及びジエステル、例工ばマレイン酸モノメチルエ
ステル、マレイン酸ジメチルエステル、マレイン酸モノ
エチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、マレイ
ン酸モノプロピルエステル、マレイン酸ジプロピルエス
テル、マレイン酸モノ三級フチルエステル、マレイン酸
ジ三級ブチルエステル、フマル酸モノメチルエステル、
フマル酸ジメチルエステル、フマル酸モノ三級ブチルエ
ステル、フマル酸ジ三級ブチルエステル、イタコン酸モ
ノメチルエステル、ジメチルアミノエチルアクリレート
、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミ
ノエチルアクリレート、ジアミノエチルメタクリレート
、ジプロピルアミノエチルアクリレート、ジプロピルア
ミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノペンチルア
ク、リレート及びジメチルアミノネオペンチルメタクリ
レート。
(b)群の単量体のうち次のものを使用することが特に
好ましい。ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート
、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、
ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、フマル酸ジ
メチルエステル、マレイン酸95級ブチルエステル、ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アクリ
ル酸、メタクリル酸及びビニルホスホン酸。(b)群の
単量体は、好ましくは重合に用いられる単量体混合物に
対し、1〜10重量%の量で用いられる。
単量体(a)及び(b)の共重合は、さらに単量体(c
)の存在下で行うこともでき、それは(a)、(b)及
び(c)の単量体の混合物に対し10重量%以下の量で
用いられ、少なくとも2個のエチレン性不飽和二重結合
を有する架橋剤である。
この種の適当な架橋剤の例は次のものである。
少なくとも2価の飽和アルコールのジアクリレート又は
ジメタクリレート、例えばエチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジアクリレート、  1.
2−プロピレングリコールジアクリレート、1,2−プ
ロピレングリコールジメタクリレート、ブタンジオール
−1,4−ジアクリレート、ブタンジオール−1,4−
ジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレ−ト、
ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタ
クリレート、3−メチルベンタンジオールジアクリレー
ト及び3−メチルベンタンジオールジメタクリレート。
2個より多いOH基を有するアルコールのアクリル−及
びメタクリル酸エステルも架橋剤として用いられ、その
例はトリメチロールプロパントリアクリレート及びトリ
メチロールプロパントリアクリレートである。他の群の
架橋剤は、分子量がそれぞれ200〜9000のポリエ
チレングリコール又はポリプロピレングリコールのジア
クリレート又はジメタクリレートである。ジアクリレー
ト又はジメタクリレートの製造に用いられるポリエチレ
ングリコール及びポリプロピレングリコールは、好まし
くは400〜2000の分子量を有する。エチレンオキ
シド又はプロピレンオキシドの単独重合体のほか、ソノ
ブロック共重合体又はエチレンオキシドとプロピレンオ
キシドの共重合体も使用でき、これはエチレンオキシド
単位とプロピレンオキシド単位が統計的に分布して含有
されている。エチレンオキシド又はプロピレンオキシド
のオリゴマーも架橋剤の製造に適する。その例はジエチ
レングリコールジアクリレート、ジエチレングリコール
ジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレ
ート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テト
ラエチレングリコールジアクリレート及び/又はテトラ
エチレングリコールジメタクリレートである。
架橋剤としては、エチレン性不飽和C1〜C6−カルボ
ン酸のビニルエステル例工ばビニルアクリレート、ビニ
ルメタクリレート又はビニルイタコネートも適する。
そのほか架橋剤としては次のものも適する。
少なくとも2個のカルボキシル基を有する飽和カルボン
酸のビニルエステル、ならびに少なくとも2価のアルコ
ールのジ−及びポリビニルエーテル、例えばアジピン酸
ジビニルエステル、ブタンジオールジビニルエーテル及
びトリメチロールプロパン−トリビニルエーテル。その
他の架橋剤の例は、エチレン性不飽和カルボン酸のアリ
ルエステル、例えばアリルアクリレート及びアリルメタ
クリレート、多価アル;−ルのアリルエーテル、例えば
ペンタエリトリット−トリアリルエーテル、トリアリル
サッカロース及びペンタアリルサッカロースである。そ
のほかメチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタ
クリルアミド、ジビニルエチレン尿素、ジビニルプロピ
レン尿素、ジビニルベンゾール、ジビニルジオキサン、
テトラアリルシラン゛及びテトラビニルシランも架橋剤
として適する。
架橋剤は単独でも混合物の形でも、無水マレイン酸の共
重合に使用できる。共重合に架橋剤を併用する場合は、
それは好ましくは(al 、 (b))及び(c)の単
量体の混合物に対し、0.2〜5重量%の量で用いられ
る。架橋剤としては、分子量が400〜2000のポリ
エチレングリコール及び/又はポリプロピレングリコー
ルから導かれるものが優れている。
重合開始剤としては、飽和又はエチレン性不飽和カルボ
ン酸から導かれるパーオキシエステル(過酸化エステル
)が用いられる。過酸の一級エステルは、−11ニーR
アルキルヒドロパーオキシドのバリウム塩をアシルクロ
リドと反応させることにより製造されるが、過酸の三級
アルキルエステルは、三級アルキルヒドロパーオキシド
に希アルカリとアシルクロリドを同時に添加することに
より得られる。パーオキシエステルのカルボン酸部は、
飽和01〜C18−カルボン酸又はエチレン性不飽和C
8〜C1,−カルボン酸かう導かれ、いずれの酸も4〜
10個の炭素原子を有することが好ましい。用いられる
パーオキシエステルは、簡単には次式により示される。
R−0−0−C−R’     (b)又はこの式中R
1は飽和C8〜C1?−アルキル基、アリール基、H又
はエチレン性不飽和C2〜ct、−アルケニル基で、な
お111Iのカルボキシル基を有し5る。式IのRはC
3〜C□−アルキル基又は1個もしくは数個の芳香族基
を有するアルキル基例えばクミル基である。式IのRは
好ましくは三級ブチル基又は三級アミル基である。式■
のRはC2〜C4−アルキレン基である。
カルボン酸のアルキル−又はアルアルキル−パーオキシ
エステルの例は次のものである。
クミル−パーネオデカノエート、三級ブチル−パーネオ
デカノエート、三級アミル−パーネオデカノエート、三
級アミル−パーピバレート、三級ブチル−パーピバレー
ト、三級ブチル−パーネオヘキサノエート、三級ブチル
−パーイソブチレート、三級ブチル−パー2−エチルヘ
キサノエート、三級プチルーパーイソノナノエート、三
級ブチル−パーマレイネート、三級ブチル−パーベンゾ
エート、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−シバ−ベ
ンゾエート及び三級ブチル−パー315.5−トリメチ
ルヘキサノエート。アルキルパーエステルは単独で又は
相互の混合物として重合に用いられる。三級ブチルパ−
ビバレート、三級ブチル−パー2−エチルヘキサノエー
ト又は三級プチルーハーヘンゾエートを単独の開始剤と
して、あるいは相互の混合物として、あるいはこれらと
他のアルキルパーオキシエステルとの混合物として使用
することが好ましい。重合において単量体(a)、(b
)及び場合により(c)に対し、1〜20好ましくは5
〜16重量%のパーオキシエステルを使用する。
マレイン酸の水溶性共重合体の製造は2つの操作段階で
行われる。第一操作段階では、無水マレイン酸を単量体
(b)と芳香族炭化水素中で、前記のパーオキシエステ
ルの存在下に60〜200℃の温度で共重合させる。共
重合体の分子量を広くすることが望まれるならば、無水
マレイン酸と単量体(b)の共重合を、さらに架橋剤(
c)を添加して行う。芳香族炭化水素溶液中の、単量体
(a)、(b))及び場合により(c)の濃度は、20
〜80重量%好ましくは30〜70重量%である。
共重合は好ましくは80〜150℃の温度で行われる。
発生する重合熱が容易に伝導除去される小さい仕込量に
おいては、芳香族炭化水素中の無水マレイン酸、少な(
とも1種の単量体(b)及び場合により(c)の溶液を
、パーオキシエステルを添加して所定温度に加熱するこ
とにより、共重合させることができる。しかし少なくと
も1種の芳香族炭化水素中の無水マレイン酸、単量体(
b)及び場合により単量体(c)の溶液を反応器に装入
し、重合に必要な温度に加熱し、芳香族溶剤に溶解した
パーオキシエステルを、重合の進行に応じて連続的に又
は間欠的に供給する方法がより有利である。
重合は次のように実施することもできる。すなわち重合
用混合物の一部、例えば全単量体の5〜10%を、重合
反応器中で60〜200℃の温度に加熱して反応を開始
させ、次いで重合用成分の残部を混合物(芳香族炭化水
素に溶解した無水マレイン酸、単量体(b))及び場合
により(c) 及びパーオキシエステルの混合物)の形
で、あるいは無水マレイン酸及び単量体(b)及び場合
により(c)の溶液、ならびに芳香族炭化水素中の少な
くとも1種のパーオキシエステルの溶液を、連続的に又
は間欠的に重合温度に加熱された前装入物に添加する。
共重合は好ましくは不活性ガス例えば窒素の雰囲気中で
行われる。共重合により発生した熱を除去するためには
、重合を芳香族溶剤の沸点で行うことが工業的に最も簡
単である。なぜならばこの場合は重合熱が沸騰冷却によ
り反応系から除去されるからである。数種の芳香族炭化
水素の混合物の使用は、適当な重合温度にすることを可
能にする。重合を適当な芳香族炭化水素又はその混合物
の沸騰温度で行うことは、希望の重合温度に応じて減圧
下又は加圧下の共重合を可能にする。前記の非連続的に
進行する共重合のほか、大量の共重合体を製造するため
操作を連続的に行うこともできる。連続的共重合のため
には、多(の場合に2個又はそれ以上の順次連結された
重合反応器から成るカスケードが必要である。連続操作
において最初の2個の反応器では種々の組成の単量体流
入液及びパーオキシエステルを連続的に秤量供給する。
この場合は全単量体を第一反応器に供給し、そして必要
量の開始剤を第二又は第三の反応器に供給することもで
きる。
残留単量体(特に無水マレイン酸)の量が特に低い共重
合体を製造するためには、主重合に続いて後重合を、主
重合と同じ温度で行うか、あるいは後重合を約10〜4
0℃高い温度で行うことができる。後重合においても同
様にパーオキシエステルを使用することが好ましい。主
重合及び後重合のためには、合計で1〜20重量%のパ
ーオキシエステルが必要である。主重合においてパーオ
キシエステルの全量を使用し、次いで後重合を行っても
よく、あるいは主重合でまず必要な開始剤量の80〜9
5%を使用し、次いで主重合の終了後に残部の開始剤を
添加し、より高温で後重合を行ってもよい。
本発明において開始剤としてパーオキシエステルを使用
すると、無水マレイン酸の変化率は99%以上であるか
ら、生成共重合体の未反応無水マレイン酸含量は1重量
%以下である。共重合体の量的清算、共重合体の元素分
析及びIRスペクトルから、共重合体は重合含有される
無ほか、パーオキシエステルの分解生成物ならびに使用
した芳香族炭化水素の構造要素を結合した形で含有する
ことが認められる。無水マレイン酸のポリ無水マレイン
酸への100%の変化率において、共重合体中のマレイ
ン酸に対し75重量%以下特に10〜65重量%の芳香
族炭化水素及びパーオキシエステルの分解生成物が共重
合体中に組込まれている。
本発明による無水マレイン酸の共重合において、溶剤の
選択によって透明な重合体溶液、共重合体の沈殿又はそ
れぞれが共重合体を含有する争4分離した2層が得られ
、その下層は90℃以上の温度で油状の稠度を有し、冷
却すると固化する。上層は本質的に重合体含有溶液から
成る。両層中に存在する重合体は、種々の応用技術上の
性質を有する。しかしそれらは両者に共通の同一利用目
的に使用できるので、それら重合体を分離する必要はな
い。しかし両有機層は分離可能であるから、共重合体を
製造操作と関連して分画することもできる。層分離又は
共重合体の分画によって、特に有効な水処理剤を製造す
ることができる。共重合において重合体中に組込まれな
かった芳香族炭化水素は、回収して精製せずに再度次の
共重合に使用することができる。本発明において無水マ
レイン酸の共重合は、水の不在で行われる。共重合に使
用する芳香族炭化水素は実際上水不含であるか、あるい
は水を含有してもその量は0.2重量%以下で、これは
芳香族炭化水素と水が接触した場合にその中に溶解した
水である。
第二操作段階では、共重合により得られた生成物を加水
分解する。ここでカルボキシル基が酸形で存在する共重
合体を製造するため水を添加し、共重合体の無水物基の
加水分解を完結するため、反応混合物を150℃以下好
ましくは70〜100℃の温度に加熱する。共重合体の
加水分解を溶剤−水混合物の沸騰温度以上の温度で  
   ゛ −” 行うときは、加圧下で加水分解を行う
。この場合共重合に用いられた芳香族炭化水素は、加水
分解の前又は後に生成した重合体水溶液から留去するこ
とができる。
しかし共重合体を重合により得られた反応混合物から、
それが不溶の溶剤の添加により沈殿させ、続いて加水分
解することもできる。
希望ならば共重合体の水溶液を塩基で処理して、共重合
体のカルボキシル基の一部又は全部を塩形にする。適当
な塩基は例えば苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア又は
アミンである。しかし共重合体の塩を製造するためには
、好ましくは共重合により得られた反応混合物を、アル
カリ金属塩基、アンモニア又はアミンの水溶液を用いて
中和する。この場合も芳香族炭化水素は、中和の前、途
中又は後に蒸留分別して再使用することができる。アル
カリ金属塩基のはか、アミン例えばトリエチルアミン、
ブチルアミン、エタノールアミン、トリエタノールアミ
ン又はモルホリンの水溶液も用いられる。加水分解され
た共重合体の酸形が水に不溶の場合は、共重合体を塩基
を用いて一部又は全部中和して、水溶性の形に変える。
前記共重合体のに値は7〜20で、好ましくは8.5〜
イ5の範囲にある(5%水溶液中のNa塩として25℃
及びpH7で測定)。加水分解後の共重合体の単量体マ
レイン酸含量は1重量%以下である(ポーラログラフに
より測定)。したがって加水分解後の共重合体は、精製
しないでそのままで水処理剤として使用し、水輸送系中
の缶石沈着及び水硬化物析出を減少又は防止することが
できる。
共重合は保護コロイド及び重合調節剤の存在下で行うこ
ともできる。最終的に共重合体の透明水溶液になしうる
適当な保護コロイドは、例えば有機溶剤に良好にそして
水に若干可溶な重合体である。この性質を有する保護コ
ロイドの例は、ポリビニルエーテル例えばC1〜C4−
アルキルビニルエーテルの重合体である。この種の度1
%で25℃で測定)。保護コロイドは共重合において、
単量体(a)、(b)及び(c)の合計に対し、0.2
〜2重量%の量で用いられる。
共重合体の分子量を低下させるため、重合の際に所望に
より調節剤を使用する。それは例えばメルカプト酢酸、
メルカプトプロピオン酸、ドデシルメルカプタン又はメ
ルカプトアルコール、例えば2−メルカプトエタノール
、メルカプトプロパツール及びメルカプトブタノールの
ような化合物である。調節剤を使用するときは、その量
は共重合に用いられる単量体に対し、0゜1〜5重量%
とする。
共重合体の沈着物防止剤としての作用機構は、硬化物生
成塩例えば炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、硫酸ストロンチウム、燐酸カ
ルシウム(アパタイト)その他の結晶生成を防止し、あ
るいはその沈殿に、硬い石様の沈着物が生じないで、水
中に容易に分散する析出物となるように影響を与えるこ
とにある。こうして例えば熱交換器、管又はポンプ部分
の表面に沈着物が生じて腐食性を与えることが減少され
る。特にこの沈着物の下で大のあく腐食のおそれが防止
される。そのほかこの金属表面での微生物の生長も困難
になる。沈着物防止剤の影響によってこれら装置の耐久
性が高められ、装置を清掃するための休止期間が減少さ
れる。このために必要な沈着物防止剤の量は、それぞれ
の水量に対し0.1〜100 ppmである。
水輸送系とは、例えば開放又は閉鎖の冷却循環系(例え
ば発電所)又は化学装置、例えば反応器、蒸留装置又は
熱を除去すべき類似の装置である。この沈着物防止剤の
使用は、ボイラー水及び蒸気発生器中でも、好ましくは
水の温度が150℃以下の範囲で行われる。そのほか本
発明の沈着物防止剤の好ましい用途は、蒸留又は膜法例
えば逆透析又は電解透析による海水又は半かん水の脱塩
である。例えば海水脱塩のためのいわゆるMSF蒸留法
においては、高温の濃縮海水が循環輸送される。その場
合沈着物防止剤は、硬化物生成体例えばプルジットの析
出及びそれが装置上に固着することを防止する。
膜法においては、硬化物生成体の結晶析出により、膜の
活性が損傷される。沈着物防止剤はこの方法において、
より高い濃化効果、純粋の改善された収率及び膜の長い
寿命を可能にする。
沈着物防止剤の他の用途は、例えばしよ糖又はてん菜糖
からの糖液を蒸発する場合に添加することである。前記
の用途と異なり、ここでは希糖液に精製のため、例えば
水酸化カルシウム、二酸化炭素、二酸化硫黄又は場合に
より燐酸を添加する。濾過したのち、糖液中に残留する
難溶性カルシウム塩、例えば炭酸カルシウム、硫酸カル
シウム又は燐酸カルシウムは蒸発工程で沈殿し、熱交換
器表面上に石様の沈着物を形成する。糖随伴物質例えば
珪酸又は有機酸例えばしゆう酸のカルシウム塩も同様で
ある。
糖採取に続く方法、例えば製糖残査からのアルコール生
成の場合にも、同じことが起こる。
本発明の沈着物防止剤として用いられる共重合体は、前
記の沈着物形成をほとんど防止できるので、装置を清掃
例えば煮沸するための休止期間を著しく減少することが
できる。この場合はさらに、前記の断熱沈着物の防止に
よる著しいエネルギー節約も注目される。
前記用途に必要な沈着物防止剤の量は種々異なるが、使
用する冷却水、ボイラー水、作業水又は例えば糖液に対
し、0.1〜100 ppmである。
加水分解されたマレイン酸共重合体は、そのほか皮膜形
成防止剤又は灰化防止剤として、0゜5〜10重量%の
量で洗剤組成物に加工することができる。水溶性共重合
体は、清浄剤組成物中の水硬度安定剤としても用いられ
る。そのほかこれは0.1〜5重量%のIで顔料分散剤
として、例えば紙塗被材料用の粘土又は白亜の水性高濃
度懸濁物を製造するために適する。
下記実施例中の部は重量部であり、%は物質の重量に関
する。加水分解された共重合体のに値は、ツエルローゼ
・ヘミ−13巻48〜64及び71〜74頁(b932
)に記載のライケンチャー法により、pH7、温度25
℃及び共重合体のナトリウム塩の濃度5重量%において
測定された。
実施例1 攪拌器、温度計、窒素導入管、冷却器、流入液容器及び
水蒸気導入装置を備えた21容のガラス製反応器に、乾
燥O−キシロール600I中の無水マレイン酸380I
の溶液を装入し、還流加熱する。還流沸騰が始まってか
ら3時間の間に、0−キシロール8g中のヒドロキシプ
ロピルアクリレート8Nの溶液から成る流入液1を供給
し、還流沸騰が始まってから5時間の供給する。重合反
応はよく攪拌しながら反応関与体の還流下に行われる。
流入液2の添加の終了後、反応混合物をなお1時間沸騰
加熱し、次いで97℃に冷却し、水600jiを添加し
て加水分解する。次いで反応混合物に水蒸気を導入し、
未反応の0−キシロールを共沸により反応混合物から除
去する。固形物含量が75.2%の透明で褐色の水溶液
が得られる。得られたマレイン酸及びヒドロキシプロピ
ルアクリレートからの共重合体は、前記条件下でナトリ
ウム塩の形で95のに値を有する。共重合体の未反応マ
レイン酸含量は0.9%である。共重合体の収率は、共
重合に用いられた単量体に対し123%である。
実施例2 実施例1の装置に、0−キシロール580J中の無水マ
レイン酸400pの溶液を装入し、還流加熱し、還流の
開始後3時間かけて、〇−キシロール20g中のヒドロ
キシプロピルアクリレート20pの溶液から成る流入液
1を添加し、そして5時間かけて。−キシロール100
拌しながら反応関与体の還流下に行われる。流入液2の
添加の終了後、反応混合物をさらに1時間還流加熱する
。攪拌器を止めると、混合物は2相に分かれる。反応混
合物を約95℃に冷却したのち、共重合体の無水物基を
加水分解するため水gooIiを添加し、次いで反応混
合物に水蒸気を導入して未反応0−キシロールを共沸除
去する。固形物含量が57.2%のほとんど透明で褐色
の溶液が得られる。共重合体のに値は10.4で、収率
は使用した単量体に対し129%である。共重合体中の
残留単量体量は0.26%である。
実施例6 実施例1の装置に、0−キシロール600g中の無水マ
レイン酸380gの溶液を装入し、還流加熱し、還流の
開始後3時間かけてヒドロキシエチルアクリレート20
gを、そして流入液2として5時間かけて0−キシロー
ル100g中の三級ブチル−バー2−エチルヘキサノエ
ート60gの溶液を添加する。開始剤添加の終了後、残
留単量体量を減少するため、反応混合物をなお1時間還
流加熱する。98℃に冷却させ、共重合体の無水物基を
加水分解するため水goo!iを添加し、次いで水蒸気
蒸留を行って、未反応0−キシロールを水との共沸混合
物として除去する。固形物含量が56.9%のほとんど
無色の褐色溶液が得られる。得られた共重合体のに値は
96で、マレイン酸含量は0.16%である。共重合体
の収率は、マレイン酸及びヒドロキシエチルアクリレー
トに対し126%である。
実施例4 実施例1と同様に操作し、ただし流入液1としてブタン
ジオールモノアクリレート32IIを使用する。固形物
含量が50.9%のほとんど透明な褐色溶液が得られる
。共重合体のに値は10、5で、残留マレイン酸量は0
.06%である。
共重合体の収率は、マレイン酸及びブタンジオールモノ
アクリレートに対し124%である。
実施例5 実施例1の装置に、0−キシロール600g中の無水マ
レイン酸6601の溶液を装入し、還流加熱する。還流
の開始後4時間かけて、ビニルアセテート4(lから成
る流入液1、ならびに0−キシロール100y中の三級
ブチル−パー2−エチルヘキサノエート60gから成る
流入液2を添加する。開始剤添加の終了後、反応混合物
を重合完結のため、なお1時間還流加熱する。反応混合
物を98℃に冷却し、水500Iを添加し、次いで反応
混合物に水蒸気を導通して0−キシロールを共沸除去す
ると、固形物含量が68.3%の透明で褐色の溶液が得
られる。共重合体のに値は9.6で、未反応マレイン酸
の含量は0.01%である。共重合体の収率は、マレイ
ン酸及びビニルアセテートに対し120%である。
実施例6 実施例5と同様に操作し、ただし流入液1としてビニル
プロピオネート40gを使用する。
水 固形物含量が63.6%のほとんど透明な褐へ溶液が得
られる。共重合体のに値は96で、マレイン酸含量は0
.36%である。共重合体の収率は、マレイン酸及びビ
ニルプロピオネートに対し121%である。
実施例7 実施例1の装置に、無水マレイン酸S 60 iフマル
酸ジメチルエステル40g及び0−キシロール600g
の溶液を装入し、還流加熱する。
還流の開始後、0−キシロール100g中の三級フチル
ーパー2−エチルヘキサノエート60gの溶液を連続的
に添加する。開始剤添加の終了後、反応混合物をさらに
1時間沸騰加熱したのち97℃に冷却し、水300gを
添加する。
次いで水蒸気蒸留を行って、未反応0−キシロールを除
去する。固形物含量が61.5%のほとんど透明な褐色
溶液が得られる。共重合体のに値は9.5で、マレイン
酸含量は0.35%である。
共重合体の収率は、マレイン酸及びフマル酸ジメチルエ
ステルに対し121%である。
実施例8 実施例7と同様に操作し、ただし重合装置に0−キシロ
ール600g中の無水マレイン酸660g及びマレイン
酸ジ三級ブチルエステル40Iiの溶液を装入する。固
形物含量が60.1%の透明な褐色溶液が得られる。共
重合体のに値は9.4で、マレイン酸含量は0.6%で
ある。共重合体の収率は、マレイン酸及びマレイン酸ジ
三級ブチルエステルに対し117%である。
実施例9 実施例7と同様に操作し、ただし前装入物の組成を、0
−キシロール600g中の無水マレイン酸360I及び
アクリルアミド−メチルプロパンスルホン酸40&とす
る。固形物含量が60.8%の水溶液が得られb、共重
合体のに値は9.5で、マレイン酸含量は0.98%で
ある。
共重合体の収率は、マレイン酸及びコモノマーに対し1
15%である。
実施例10 実施例7と同様に操作し、ただし前装入物の固形物含量
が65.7%の透明な褐色溶液が得られる。共重合体の
に値は13.5で、マレイン酸含量は0.6%である。
共重合体の収率は、マレイン酸及びメタクリル酸に対し
122%である。
実施例11 し、攪拌下に100℃に加熱する。この温度に達したな
らば3時間かけて、工業用キシロール混合物100g中
のアクリル酸40.9を連続的に添加し、そして5時間
かけて工業用キシロール混合物100g中の三級ブチル
−パー2−エチルヘキサノエート30gの溶液を添加す
る。
重合温度を100℃に保持し、開始剤添加の終了後、反
応混合物をなお1時間還流加熱する。
固形物含量が56.3%の透明な黄色溶液が得られる。
共重合体のに値は9.5で、マレイン酸含量は0.96
%である。共重合体の収率は、マレイン酸及びアクリル
酸に対し156%である。
実施例12 実施例1の装置に、工業用キシロール混合物932g中
の無水マレイン酸360g及びビニルホスホン酸40g
の溶液を装入し、100°Cに加熱する。この温度に達
したならば開始剤添加を開始し、その際反応混合物を絶
えず攪拌する。開始剤は、工業用キシロール混合物10
0g中の三級ブチル−パー2−エチルヘキサノニー)5
0.!ifの溶液である。開始剤添加は5時間かけて連
続的に行われる。次いで反応混合物をなお1時間還流加
熱したのち、95℃に冷却し、水300gを添加し、水
蒸気蒸留を行う。固形物含量が50.5%の透明な黄色
溶液が得られる。
共重合体のに値は9.5で、マレイン酸含量は0゜98
%である。共重合体の収率は、マレイン酸及びビニルホ
スホン酸に対し156%である。
実施例16 し、ヒドロキシプロピルアクリレ−)20.9及びブタ
ンジオールジアクリレート12fiの混合物から成る流
入液1を、3時間かけて連続的に添加し、同時に0−キ
シロール100g中の三級ブチル−パー2−エチルヘキ
サノエート60Sの溶液から成る流入液2を5時間かけ
て添加する。攪拌及び還流下に重合を行う。開始剤添加
の終了後、反応混合物をさらに1時間還流加熱し、98
℃に冷却し、水500gを添加し、次いで水蒸気蒸留す
る。固形物含量が50.6%の透明な淡褐色水溶液が得
られる。得られた少し架橋された共重合7体のに値は1
2.1で、マレイン酸含量は0.17%である。共重合
体の収率は、共重合に使用した単量体の量に対し123
%である。
比較例1 (米国特許3755264号実施例8に相当)攪拌器、
流入装置、還流冷却器及び水蒸気導入装置を備えた21
容めガラス製反応器に、トルオール330g中の無水マ
レイン酸300gの溶液を装入し、還流加熱した。沸騰
の開始後この前装入物に、トルオール21,0.lit
中のビニルアセテート301I及び75%ベンゾイルパ
ーオキシド52gの溶液から成る流入液を、4時間かけ
て連続的に供給した。流入の終了後、反応混合物をなお
1時間還流加熱したのち97℃に冷却し、水200gを
添加し、水蒸気の導入によりトルオールを留去した。重
合の終了後、反応混合物は2相に分かれた。上相は濁っ
て暗褐色であり、下相は黒色を呈して油状の稠度を有し
ていた。水蒸気蒸留後に得られた水溶液は赤褐色で、固
形物含量は55.9%であった。この共重合体のマレイ
ン酸含量は46.1%であった。
この高いマレイン酸含量のため、応用技術上の試験はで
きなかった。
比較例2 (西独特許出願公開2645422号明細書21頁の共
重合体Eに相当) 前記公開明細書の共重合体の製法に準じて、本発明の実
施例に若干の変更を加えて共重合を行った。
実施例1の装置に、0−キシロール400g中の無水マ
レイン酸101.4 gの溶液を装入し、沸騰加熱し、
0−キシロール100g中のヒドロキシエチルメタクリ
レ−)120.!ii’及びアクリル酸120gの溶液
から成る流入液1を、3時間かげて連続的に添加し、そ
して0−キシロール100g中の三級ブチル−パーエチ
ルヘキサノエート60gの溶液から成る流入液2を5時
間かけて連続的に添加し、重合を0−キシロールの沸点
で行った。コモノマーを添加すると間もなく反応器の壁
に沈着物が生じた。開始剤添加の終了後、反応混合物を
なお1時間沸騰加熱して後重合させたのち98℃に冷却
し、水250gを添加し、水蒸気を導入してO−キシロ
ールを除去した。蒸留の間になお水400gを添加した
。水溶性共重合体のかゆ状懸濁液が得られた。反応混合
物に50%苛性ソーダ水溶液を添加してpHを8にする
と、少量の共重合体を溶液にすることができたが、共重
合体の土量は不溶であった。この生成物は水処理に使用
できない。重合開始剤として三級ブチルパ−オキシドロ
0gを共重合体Eの製造に使用すると、比較し5る結果
が得られた。
応用技術上の例 CaCO3の動的抑制: この試験は冷却循環系での炭酸カルシウム沈着物の形成
を想定して行われる。この試験方法では、80°dのC
a硬度、10°dのMg硬度及ヒ56°dの炭酸硬度を
有する供試水を、75℃に加熱されたガラスらせん管を
ポンプ導通させ(流速O,Sl/時)、らせん管中に生
じた沈着物を溶出して、Ca+Mgをキレート滴定によ
り測定する。抑制作用は、盲検と対応量の沈着防止剤存
在下の試験における沈着物量から算出される。
燐酸Caの分散: この試験によると沈殿生成における分散作用が測定され
る。この場合は、500 ppmの燐酸カルシウム沈殿
を有する供試水を、pH8,5〜9で100℃に1時間
保持したのち、直立円筒に移す。1時間後に直立円筒の
中部のCa含量を、キレート滴定により測定する。分散
作用は、盲検と分散剤存在下の試験における分散した燐
酸カルシウムの量から算出される。
海水脱塩の選別試験: DIN50900 (b96o )による出発濃度6.
15%の合成海水200m/を、95℃で濁りが認めら
れるに至るまで蒸発濃縮する。得られた容積が沈着防止
剤の効力の尺度である。
実施例1〜13により製造された共重合体を、前記の試
験方法により試験した。得られた結果を次表に示す。比
較例は米国特許第3810834号実施例1の重合体で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)無水マレイン酸99〜80重量%及び(b)
    無水マレイン酸と共重合しうるモノエチレン性不飽和単
    量体1〜20重量%を、芳香族炭化水素中で60〜20
    0℃の温度において、単量体(a)及び(b)の合計に
    対し1〜20重量%の重合開始剤の存在下に共重合を行
    い、その際重合開始剤として飽和又はモノエチレン性不
    飽和のカルボン酸から誘導される過酸化エステルを使用
    し、生成した共重合体の無水物基を加水分解することを
    特徴とする、水溶性マレイン酸共重合体の製法。 2、単量体(a)及び(b)の共重合を、ベンゾール、
    トルオール、キシロール、エチルベンゾール、ジエチル
    ベンゾール、イソプロピルベンゾール、ジイソプロピル
    ベンゾール又はその混合物の中で、80〜150℃の温
    度において、単量体の全量に対し5〜16重量%の飽和
    C_4〜C_1_0−カルボン酸から誘導された過酸化
    エステルの存在下に行うことを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 3、(b)群の単量体として、エチレン性不飽和C_3
    〜C_5−カルボン酸と少なくとも2価の飽和C_2〜
    C_6−アルコールもしくはポリアルキレングリコール
    からのヒドロキシアルキルエステル、飽和C_1〜C_
    4−カルボン酸のビニルエステル、エチレン性不飽和C
    _3〜C_5−カルボン酸、アクリルアミドメチルプロ
    パンスルホン酸、ビニルホスホン酸、ビニルスルホン酸
    、エチレン性不飽和C_3〜C_5−カルボン酸と1価
    のC_1〜C_1_8−アルコールからのエステル、ジ
    −C_1〜C_3−アルキルアミノ−C_2〜C_6−
    アルキルアクリレート又はジ−C_1〜C_3−アルキ
    ルアミノ−C_2〜C_6−アルキルメタクリレートの
    1種又は数種の混合物を使用することを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4、(a)無水マレイン酸98〜90重量%及び(b)
    エチレン性不飽和の3〜5個の炭素原子を有するモノ−
    又はジカルボン酸と2価C_2〜C_6−アルコールか
    らのヒドロキシアルキルエステル、ビニルアセテート、
    ビニルプロピオネート、アクリル酸、メタクリル酸、ビ
    ニルホスホン酸及び/又はアクリルアミドメチルプロパ
    ンスルホン酸2〜10重量%からの単量体混合物を共重
    合させることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の方法。 5、単量体(a)及び(b)を、さらに(c)成分とし
    て10重量%以下の少なくとも2個のエチレン性不飽和
    二重結合を有する架橋剤の存在下に(a、b及びc成分
    の%の合計は100)共重合させることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、架橋剤を単量体(a)、(b)及び(c)の合計に
    対し0.2〜5重量%の量で使用することを特徴とする
    、特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7、架橋剤として、分子量がそれぞれ200〜9000
    のポリエチレングリコール又はポリプロプレングリコー
    ルのジアクリレートもしくはジメタクリレート、エチレ
    ン性不飽和C_3〜C_5−カルボン酸のビニルエステ
    ル、少なくとも2個のカルボキシル基を有する飽和カル
    ボン酸のビニルエステル、少なくとも2価のアルコール
    のジ−又はポリビニルエーテル、エチレン性不飽和カル
    ボン酸のアリルエステル、多価アルコールのアリルエー
    テル、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビスメタ
    クリルアミド、ジビニルエチレン尿素、ジビニルプロピ
    レン尿素、ジビニルベンゾール、ジビニルジオキサン又
    はその混合物を使用することを特徴とする、特許請求の
    範囲第5項又は第6項に記載の方法。 8、重合開始剤として、三級ブチルパ−2−エチルヘキ
    サノエート、三級ブチルパ−マレイネート、三級ブチル
    パ−ピバレート、三級ブチルパ−ベンゾエート又はその
    混合物を使用することを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項ないし第7項のいずれかに記載の方法。 9、(a)無水マレイン酸99〜80重量%、(b)無
    水マレイン酸と共重合しうるモノエチレン性不飽和単量
    体1〜20重量%及び場合により(c)少なくとも2個
    のエチレン性不飽和二重結合を有する架橋剤10重量%
    以下(各成分の%の合計は100)を、芳香族炭化水素
    中で60〜200℃の温度において、単量体の全量に対
    し1〜20重量%の飽和又はモノエチレン性不飽和のカ
    ルボン酸から誘導される過酸化エステル1〜20重量%
    の存在下に共重合させ、生成した共重合体の無水物基を
    加水分解することにより得られた水溶性共重合体を、水
    輸送系中の缶石析出又は水硬化物析出を減少するための
    処理剤として使用する方法。
JP63001402A 1987-01-10 1988-01-08 水溶性マレイン酸共重合体の製法及びこの共重合体の用途 Pending JPS63182318A (ja)

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