JPS6318198Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6318198Y2
JPS6318198Y2 JP2456682U JP2456682U JPS6318198Y2 JP S6318198 Y2 JPS6318198 Y2 JP S6318198Y2 JP 2456682 U JP2456682 U JP 2456682U JP 2456682 U JP2456682 U JP 2456682U JP S6318198 Y2 JPS6318198 Y2 JP S6318198Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
current
distribution line
frequency
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2456682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58127832U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2456682U priority Critical patent/JPS58127832U/ja
Publication of JPS58127832U publication Critical patent/JPS58127832U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6318198Y2 publication Critical patent/JPS6318198Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、配電線の金属回路を使用して、可聴
周波帯の信号電流を負荷側から電源側に、又は需
要家端から柱上変圧器2次側に伝送し、線路開閉
器の監視、配電線の電圧、電流、負荷管理などの
配電線情報及び電力量計の検針データなどの伝達
に利用する配電線電流搬送装置の改良に関するも
のである。
電源端から負荷側に信号を伝送し、負荷機器の
入切又は自動制御を行う方式については、商用周
波数に可聴周波数を重畳させる狭義のリツプルコ
ントロールとして実用化されている。他方、リツ
プルコントロール同様、配電線路を伝送路として
負荷側から電源端に可聴周波数の信号電流を伝送
する方式が電流搬送方式である。第1図に電流搬
送方式の概念図を示す。可聴周波数電源E0から
の信号電流I1は、電源側(柱上変圧器Tr側)へ流
れる電流I1Tと低圧配電線1側へ流れる電流I1L
分けられるが、柱上変圧器Trのインピーダンス
が低圧需要家負荷インピーダンスZoより格段に小
さいため、信号電流I1の大部分は柱上変圧器Tr
へ流れる。配電用変電所の主変圧器TRなどの持
高側と他フイーダーとの合成インピーダンスは高
圧需要家負荷インピーダンスZNより格段に小さ
いので、柱上変圧器Trの1次側から高圧配電線
2に流れ込む信号電流I′Aは殆んど減衰せずに信
号電流IAとしてフイーダ変流器CT1の1次側を流
れる。これに対して、柱上変圧器Trの1次側電
圧E′Aは相当減衰して電源端の電圧EAとなるの
で、負荷側から注入された可聴周波信号を電源端
(配電用変電所)で検出する場合、電流として検
出する方が電圧として検出するより有利となる。
本出願人は先に、低コストでノズルに対する信
頼性を高めた配電線電流搬送装置を提案した。そ
の送信器の一例を第2図に、その受信器の一例を
第3図にそれぞれ示す。送信器は、低圧配電線1
の線間に直列に接続された抵抗R1とチヨツパ回
路3とから形成され、チヨツパ回路3は整流器4
とトランジスタQ1とから成る。トランジスタQ1
は、可聴周波帯の信号周波数sのパルス5により
オンオフされることによつて、抵抗R1を流れる
電流を断続する。これによつて、信号周波数s
低圧配電線1の商用周波数0との和(s0)と
差(s0)の二つの周波数成分の信号電流が発
生し、低圧配電線1に注入される。
受信器では、フイーダー変流器CT1により高圧
配電線2を流れる電流が検出され、補助変流器
CT2により電流が低減される。フイルタFs+0は周
波数(s0)の信号電流を分離し、フイルタ
Fs-0は周波数(s0)の信号電流を分離する。
フイルタFs+0,Fs-0は、分離した信号電流が所定
以上のレベルにある時にそれぞれハイレベルの信
号を出力する。したがつて、周波数(s0)の
信号電流と周波数(s0)の信号電流の両方が
所定以上のレベルにあると、アンドゲート6の二
つの入力はともにハイレベルとなり、その出力は
ハイレベルとなつて、受信したことを示す。
第2図及び第3図に示される配電線電流搬送装
置は、ノズルに対する信頼性を高めるには最も適
している。しかしながら、綬際の配電線において
は、高圧自家用需要家の進相コンデンサの容量の
増減などにより配電線の線路定数が変化し、それ
に伴い、信号伝送比の変動、特に周波数の違いに
よる伝送比の変化が起こる。そのため、受信が非
常にむずかしい。即ち、二つの周波数成分(s
0)、(s0)の受信レベルの設定を厳密に行つ
たり、スタートパルスを検出した後に、スタート
パルスのレベルを基準にして受信レベルを自動的
に設定したり、受信不能時間帯をやめ、配電線の
状態の良い時にデータ伝送を行つたりする必要が
ある。
本考案の目的は、上述した問題点を解決し、線
路定数の変化による信号伝送比の変動の影響を受
けずに、信号電流を受信することができる配電線
電流搬送装置を提供することである。
この目的を達成するために、本考案は、受信器
を、配電線を流れる電流を検出する変流器と、信
号周波数と商用周波数の和と差の二つの周波数成
分の信号電流をそれぞれ分離し、所定以上のレベ
ルにある時に信号を出力する二つのフイルタと、
該二つのフイルタの少なくとも一方が信号を出力
した時に受信出力を出す受信検定回路とから形成
したことを特徴とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第4図は本考案の一実施例における受信器を示
す。第3図と同様な部分は同一符号にて示す。フ
イルタFs+0は周波数(s0)の信号電流を分離
し、所定以上のレベルにある時にハイレベルの信
号を出力する。フイルタFs-0は周波数(s0
の信号電流を分離し、所定以上のレベルにある時
にハイレベルの信号を出力する。加算器7はフイ
ルタFs+0,Fs-0が出力する信号を加算するもの
で、二つのフイルタFs+0,Fs-0の両方がハイレベ
ルの信号を出力する時には、それを加算して、ロ
ジツクレベル「2」を受信出力として出し、一方
のフイルタFs+0又はFs-0のみがハイレベルの信号
を出力する時には、ロジツクレベル「1」を受信
出力として出す。二つのフイルタFs+0,Fs-0の両
方がローレベルの信号を出力する時には、加算器
7の出力はロジツクレベル「0」となり、受信し
ていないことを示す。
実験によれば、線路定数の変化による信号伝送
比の変動は、周波数(s0)と周波数(s0
に同方向に表われることはなく、一方が低下して
も、他方は低下しないか、或は一方が低下する
と、他方は上昇することが判明した。したがつ
て、第4図に示される受信器では、線路定数の変
化によつて信号伝送比が変動しても、フイルタ
Fs+0,Fs-0の一方は必ず所定レベル以上の信号電
流を分離することができ、加算器7は受信出力を
出すことができる。
第5図は本考案の受信器の他の例を示す。フイ
ルタFaは周波数(s0),(s0)の近傍の可
聴周波数aの電流を分離し、所定以上のレベルに
ある時にハイレベルの信号を出すもので、白色ノ
イズによる誤動作を防ぐためのものである。白色
ノイズはすべての周波数帯にわたつて同レベルで
存在するノイズで、白色ノイズが存在する場合に
は、すべてのフイルタFs+0,Fs-0,Faが白色ノイ
ズによりハイレベルの信号を出し、フイルタFa
の信号はインバータ8によりローレベルの信号に
反転され、アンドゲート9を閉成するので、白色
ノイズによる誤動作は防止される。なお、このよ
うな白色ノイズによる誤動作の防止手段は公知で
ある。
加算器7の代りにオアゲート10を第6図及び
第7図に示されるように用いることができる。加
算器7又はオアゲート10は本考案の受信検定回
路に相当する。
送信器は第2図に示されるものに限定されるも
のではなく、抵抗R1は整流器4の直流側に挿入
されてもよいし、抵抗R1の代りにインダクタン
スでもよい。また、チヨツパ回路3はサイリスタ
やその他のスイツチング素子を用いたものでもよ
い。
本考案は、負荷側から電源端への電流搬送に用
いられるのみならず、需要家端から柱上変圧器2
次側へ信号電流を送る低圧電流搬送にも適用する
ことができる。
以上説明したように、本考案によれば、受信器
に、信号周波数と商用周波数の和と差の二つの周
波数成分の信号電流をそれぞれ分離し、所定以上
のレベルにある時に信号を出力する二つのフイル
タと、該二つのフイルタの少なくとも一方が信号
を出力した時に受信出力を出す受信検定回路とを
備えたから、線路定数の変化による伝送比の変動
の影響を受けずに、信号電流を受信することがで
きる。また、受信器から見ると、送信器は等価的
に2倍の出力を持つものとみることができるの
で、送信器の形状を小さくすることができ、価格
的にも低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電流搬送方式の概念図、第2図は先願
及び本考案における送信器の一例を示す回路図、
第3図は先願の受信器の回路図、第4〜7図は本
考案における受信器の諸例を示す回路図である。 1……低圧配電線、2……高圧配電線、3……
チヨツパ回路、7……加算器、10……オアゲー
ト、R1……抵抗、Fs+0,Fs-0……フイルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配電線の線間に直列に接続されたインピーダン
    スとチヨツパ回路とから形成され、インピーダン
    スを流れる電流をチヨツパ回路で断続することに
    よつて、信号周波数と商用周波数の和と差の二つ
    の周波数成分の信号電流を発生させて、配電線に
    注入する送信器と、信号電流を受信する受信器と
    から成る配電線電流搬送装置において、前記受信
    器を、配電線を流れる電流を検出する変流器と、
    前記二つの周波数成分の信号電流をそれぞれ分離
    し、所定以上のレベルにある時に信号を出力する
    二つのフイルタと、該二つのフイルタの少なくと
    も一方が信号を出力した時に受信出力を出す受信
    検定回路とから形成したことを特徴とする配電線
    電流搬送装置。
JP2456682U 1982-02-23 1982-02-23 配電線電流搬送装置 Granted JPS58127832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2456682U JPS58127832U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 配電線電流搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2456682U JPS58127832U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 配電線電流搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58127832U JPS58127832U (ja) 1983-08-30
JPS6318198Y2 true JPS6318198Y2 (ja) 1988-05-23

Family

ID=30036566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2456682U Granted JPS58127832U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 配電線電流搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58127832U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58127832U (ja) 1983-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3895370A (en) High-frequency communication system using A-C utility lines
US4504705A (en) Receiving arrangements for audio frequency signals
US9733291B2 (en) Detection of a leakage current comprising a continuous component in a vehicle
US4622535A (en) Receiving circuit for a data transmission system
JPS6318198Y2 (ja)
FI800918A (fi) Anordning med en gaffelkoppling foer tvaoledar-fyrledar-oevergaong i pcm-tidsmultiplexsystem
US4835516A (en) Arrangement for introducing audio-frequency signals into a power supply line
US3706098A (en) Railway signal system
JPS6211093Y2 (ja)
JPH09152462A (ja) 変圧器の部分放電検出方法
JPS6037882Y2 (ja) 無絶縁軌道回路用受電装置
JP3312115B2 (ja) 需要家用複合電力管理装置
JPS6026749B2 (ja) 無絶縁軌道回路の信号送受電方式
JPH0735465Y2 (ja) 配電線搬送用電流信号送信回路
JPH0735464Y2 (ja) 配電線搬送用電流信号送信回路
JPH025336B2 (ja)
JPH04276996A (ja) 電線路搬送制御方式
JP2598175Y2 (ja) インピーダンスボンドの多重系ボンド線脱落検知装置
JPS6318197Y2 (ja)
JPH0775334B2 (ja) 配電線搬送信号送受信方式
JPS6031953Y2 (ja) 軌道回路用信号受電装置
JPS60254931A (ja) 誘導式通信装置の障害監視方式
JPS637034A (ja) 配電線搬送方式
JPH0240544Y2 (ja)
JPS6253373U (ja)