JPH04276996A - 電線路搬送制御方式 - Google Patents
電線路搬送制御方式Info
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- JPH04276996A JPH04276996A JP3841491A JP3841491A JPH04276996A JP H04276996 A JPH04276996 A JP H04276996A JP 3841491 A JP3841491 A JP 3841491A JP 3841491 A JP3841491 A JP 3841491A JP H04276996 A JPH04276996 A JP H04276996A
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- Japan
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- phase current
- zero
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- Pending
Links
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Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線路に制御信号を重
畳して搬送させ、遠隔地点に設置した設備の制御・監視
を実施する搬送制御、及びの地絡事故を検出する地絡事
故検出などの搬送制御方式に関するものである。
畳して搬送させ、遠隔地点に設置した設備の制御・監視
を実施する搬送制御、及びの地絡事故を検出する地絡事
故検出などの搬送制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に掲げる構成の搬送制御
方式が一般的に用いられている。図3で1は配電線路、
2は制御信号を出力する発信器、3は所要遠隔地に設け
た受信器で、コンデンサー素子で中性点を形成し、大地
を帰線とする信号伝送路によって搬送制御を実施する。
方式が一般的に用いられている。図3で1は配電線路、
2は制御信号を出力する発信器、3は所要遠隔地に設け
た受信器で、コンデンサー素子で中性点を形成し、大地
を帰線とする信号伝送路によって搬送制御を実施する。
【0003】また、零相変流器の二次巻線に誘起される
地絡事故電流の検出による地絡事故の検出手段は、漏電
遮断器として市販されており周知の通りである。
地絡事故電流の検出による地絡事故の検出手段は、漏電
遮断器として市販されており周知の通りである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
電線路搬送制御技術は、本質的に、発信器の搬送波出力
が、当該電線路の全域と大地間、条件によっては、電源
変圧器の分布容量を介して当該線路外まで、広範囲に印
加されるので、次記の問題点がある。 (a)低圧用配電線は、高電圧混触の危険を防止するた
め、中性点又は1線接地を必要とするので、従来技術の
搬送制御方式は一般の低圧に採用できない。 (b)搬送信号が広範囲に印加されるので、対地漏洩抵
抗の減少、対地分布容量の増大により信号伝送の信頼性
が乏しくなる。 (c)同一線路で、限定区間内のみの搬送制御方式が利
用できない。
電線路搬送制御技術は、本質的に、発信器の搬送波出力
が、当該電線路の全域と大地間、条件によっては、電源
変圧器の分布容量を介して当該線路外まで、広範囲に印
加されるので、次記の問題点がある。 (a)低圧用配電線は、高電圧混触の危険を防止するた
め、中性点又は1線接地を必要とするので、従来技術の
搬送制御方式は一般の低圧に採用できない。 (b)搬送信号が広範囲に印加されるので、対地漏洩抵
抗の減少、対地分布容量の増大により信号伝送の信頼性
が乏しくなる。 (c)同一線路で、限定区間内のみの搬送制御方式が利
用できない。
【0005】また、従来の零相電流検知による地絡事故
検出方式は、検知感度が低く、装置が複雑で大型となる
欠点がある。本発明は上述の問題点を解決して、単純な
構成で確実な動作と広範な分野の利用を可能とする搬送
制御方式を提供することを課題とするものである。
検出方式は、検知感度が低く、装置が複雑で大型となる
欠点がある。本発明は上述の問題点を解決して、単純な
構成で確実な動作と広範な分野の利用を可能とする搬送
制御方式を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するもので次の技術手段を採った。すなわち、■零
相変流器を設けた電線路と、■零相変流器の二次巻線に
入力され零相変流器の一次巻線を介して電線路に搬送さ
せ所要の制御信号により変調された搬送波の発信器と、
■零相変流器の電源側線路と大地間に接続される回路素
子/又は搬送波受信器と、■零相変流器の負荷側線路と
大地間に接続される搬送波受信器/又は回路素子とから
なり、回路素子は搬送波に対して低インピーダンス特性
を有すると共に、受信器は制御信号を出力することを特
徴とする搬送制御方式である。
解決するもので次の技術手段を採った。すなわち、■零
相変流器を設けた電線路と、■零相変流器の二次巻線に
入力され零相変流器の一次巻線を介して電線路に搬送さ
せ所要の制御信号により変調された搬送波の発信器と、
■零相変流器の電源側線路と大地間に接続される回路素
子/又は搬送波受信器と、■零相変流器の負荷側線路と
大地間に接続される搬送波受信器/又は回路素子とから
なり、回路素子は搬送波に対して低インピーダンス特性
を有すると共に、受信器は制御信号を出力することを特
徴とする搬送制御方式である。
【0007】本搬送制御方式は、また、零相変流器の電
源側線路の1線を直接接地しておけば、零相変流器の負
荷側線路と大地間の地絡事故を搬送波発信器の出力変化
で検知する地絡事故検出器として用いることができる。
源側線路の1線を直接接地しておけば、零相変流器の負
荷側線路と大地間の地絡事故を搬送波発信器の出力変化
で検知する地絡事故検出器として用いることができる。
【0008】
【作用】本発明の作用を、図1を参照して説明する。本
発明は、図1は単相2線式非接地配電線を例示したが、
本発明は線路方式を問わないことは明らかである。図1
に示すように、配電線1には電源側から負荷側に対して
、実線矢印方向または、逆方向に直流又は交流の負荷電
流が流れるが、零相変流器4の鉄心には、一次巻線4a
、4bによる磁束が相殺され、発信器2による所定周波
数の搬送信号を二次巻線4cに通電することにより、点
線矢印方向または、逆方向の信号電圧が一次巻線4a、
4bを介して、同相に電線路1の電流に重畳して誘起さ
れる。
発明は、図1は単相2線式非接地配電線を例示したが、
本発明は線路方式を問わないことは明らかである。図1
に示すように、配電線1には電源側から負荷側に対して
、実線矢印方向または、逆方向に直流又は交流の負荷電
流が流れるが、零相変流器4の鉄心には、一次巻線4a
、4bによる磁束が相殺され、発信器2による所定周波
数の搬送信号を二次巻線4cに通電することにより、点
線矢印方向または、逆方向の信号電圧が一次巻線4a、
4bを介して、同相に電線路1の電流に重畳して誘起さ
れる。
【0009】従って、零相変流器4の電源側線路と大地
間に、搬送波に対して低インピーダンス特性を持つ回路
素子5/又は搬送波受信器3を接続し、又、零相変流器
4の負荷側線路と大地間には搬送波受信器3/又は搬送
波に対して低インピーダンス特性を持つ回路素子5を接
続し、受信器3・回路素子5及び大地を帰線とする閉回
路の信号伝送系を構成し、発信器2の搬送波を制御内容
に対応して符号化出力し、これを受信器3で選別するこ
とにより伝送信号の多重化を図ることができる。
間に、搬送波に対して低インピーダンス特性を持つ回路
素子5/又は搬送波受信器3を接続し、又、零相変流器
4の負荷側線路と大地間には搬送波受信器3/又は搬送
波に対して低インピーダンス特性を持つ回路素子5を接
続し、受信器3・回路素子5及び大地を帰線とする閉回
路の信号伝送系を構成し、発信器2の搬送波を制御内容
に対応して符号化出力し、これを受信器3で選別するこ
とにより伝送信号の多重化を図ることができる。
【0010】本方式は、動作原理から直流、交流の配電
方式を問わず、さらに複数の搬送周波数を利用して伝送
信号の多重化が可能であり、図1の回路素子5と受信器
3の位置を交換することもできる。次に、図2により地
絡事故検知について説明する。図2の6は、図1の回路
素子5を1線接地箇所とし、通常の商用低圧配電線の高
電圧混触防止用の接地工事を利用することができる。ま
た7は地絡事故発生点であり、発信器2は所定周波数の
搬送波の出力を二次巻線4cに出力し、地絡点7の発生
を発信器2の出力の変化で検知することができる。
方式を問わず、さらに複数の搬送周波数を利用して伝送
信号の多重化が可能であり、図1の回路素子5と受信器
3の位置を交換することもできる。次に、図2により地
絡事故検知について説明する。図2の6は、図1の回路
素子5を1線接地箇所とし、通常の商用低圧配電線の高
電圧混触防止用の接地工事を利用することができる。ま
た7は地絡事故発生点であり、発信器2は所定周波数の
搬送波の出力を二次巻線4cに出力し、地絡点7の発生
を発信器2の出力の変化で検知することができる。
【0011】
【実施例】本発明の、零相変流器の鉄心としてフェライ
トコアの高周波用強磁性体を使用し、搬送周波数を数k
Hz以上の高周波とすれば、コイル巻回数も数ターンに
減少することが可能で、小型・軽量で安価な装置の量産
が可能となる。
トコアの高周波用強磁性体を使用し、搬送周波数を数k
Hz以上の高周波とすれば、コイル巻回数も数ターンに
減少することが可能で、小型・軽量で安価な装置の量産
が可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、次のような顕著な効果を奏す
る。 (a) 設備費や管理費の増大を招く操作線を必要と
せず、設備や機器の遠隔操作、集中制御を可能とし、産
業分野に貢献できるのみならず、日常家庭の生活環境の
利便性を向上させることができる。 (b) 電気設備、特に家庭内の低圧の地絡点検出の
精度を向上させ、漏電、感電事故を防止することができ
る。
る。 (a) 設備費や管理費の増大を招く操作線を必要と
せず、設備や機器の遠隔操作、集中制御を可能とし、産
業分野に貢献できるのみならず、日常家庭の生活環境の
利便性を向上させることができる。 (b) 電気設備、特に家庭内の低圧の地絡点検出の
精度を向上させ、漏電、感電事故を防止することができ
る。
【図1】本発明の一実施例の回路構成の説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路構成の説明図であり
、負荷側の地絡事故の検出に用いる例を示している。
、負荷側の地絡事故の検出に用いる例を示している。
【図3】従来例の回路構成の説明図である。
1 配電線
2 送信器
3 受信器
4 零相変流器
4a、4b 一次巻線 4c 二次巻線5
回路素子 6 接地箇所 7 地絡点
回路素子 6 接地箇所 7 地絡点
Claims (2)
- 【請求項1】 零相変流器を設けた電線路と、該零相
変流器の二次巻線に入力され該零相変流器の一次巻線を
介して該電線路に搬送させ所要の制御信号により変調さ
れた搬送波の発信器と、該零相変流器の電源側線路と大
地間に接続される回路素子/又は搬送波受信器と、該零
相変流器の負荷側線路と大地間に接続される搬送波受信
器/又は回路素子とからなり、該回路素子は搬送波に対
して低インピーダンス特性を有すると共に、該受信器は
該制御信号を出力することを特徴とする搬送制御方式。 - 【請求項2】 該零相変流器の電源側線路の1線を直
接接地し、該零相変流器の負荷側線路と大地間の地絡事
故を搬送波発信器の出力変化で検知する請求項1記載の
搬送制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3841491A JPH04276996A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 電線路搬送制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3841491A JPH04276996A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 電線路搬送制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04276996A true JPH04276996A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=12524648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3841491A Pending JPH04276996A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 電線路搬送制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04276996A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009284467A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | 電力線搬送通信用信号結合装置 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3841491A patent/JPH04276996A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009284467A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | 電力線搬送通信用信号結合装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990413 |