JPS6037882Y2 - 無絶縁軌道回路用受電装置 - Google Patents
無絶縁軌道回路用受電装置Info
- Publication number
- JPS6037882Y2 JPS6037882Y2 JP2387781U JP2387781U JPS6037882Y2 JP S6037882 Y2 JPS6037882 Y2 JP S6037882Y2 JP 2387781 U JP2387781 U JP 2387781U JP 2387781 U JP2387781 U JP 2387781U JP S6037882 Y2 JPS6037882 Y2 JP S6037882Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- receiving
- current
- transformer
- track circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、無絶縁軌条によって構成される無絶縁軌道回
路に通ずる交流信号を受電し、無絶縁軌道回路を進行す
る列車の検出を行なうために用いられる信号受電装置の
改良に関するものである。
路に通ずる交流信号を受電し、無絶縁軌道回路を進行す
る列車の検出を行なうために用いられる信号受電装置の
改良に関するものである。
か)る信号受電装置は、無絶縁軌道回路(以下、軌道回
路)を所定距離により区分して形成される各区間の境界
へ設置され、当該区間への列車進入を検出のうえ、信号
機および踏切の遮断機等を領地するために用いられてお
り、従来は電圧受電式または電流受電式のいずれかく適
用されるものとなっていた。
路)を所定距離により区分して形成される各区間の境界
へ設置され、当該区間への列車進入を検出のうえ、信号
機および踏切の遮断機等を領地するために用いられてお
り、従来は電圧受電式または電流受電式のいずれかく適
用されるものとなっていた。
すなわち、電圧受電式の場合は、特定の境界から送出さ
れる交流信号によって生ずる無絶縁軌条(以下、軌条)
間の電圧を、受電すべき境界へ設けた受信器により受信
しておき、列車の車軸による軌条間の短絡により軌条間
電圧が低下すれば、受信出力も低下することにより、列
車の検出を行なうものとなっている。
れる交流信号によって生ずる無絶縁軌条(以下、軌条)
間の電圧を、受電すべき境界へ設けた受信器により受信
しておき、列車の車軸による軌条間の短絡により軌条間
電圧が低下すれば、受信出力も低下することにより、列
車の検出を行なうものとなっている。
また、電流受電式の場合は、受電すべき境界へ各軌条に
沿ったループ状の検出コイルを設け、これによって各軌
条へ通ずる信号電流を検出のうえ受信器へ与えておき、
列車の車軸による軌条間の短絡により各軌条へ通ずる信
号電流が減少すると、これに応じて検出コイルの検出々
力も減少することにより、列車の検出を行なうものとな
っている。
沿ったループ状の検出コイルを設け、これによって各軌
条へ通ずる信号電流を検出のうえ受信器へ与えておき、
列車の車軸による軌条間の短絡により各軌条へ通ずる信
号電流が減少すると、これに応じて検出コイルの検出々
力も減少することにより、列車の検出を行なうものとな
っている。
しかし、電圧受電式の場合は、軌道回路が無絶縁のため
、受電すべき境界の前後近傍へ列車が存在すれば、列車
が境界の前方または後方にいずれに存在しても、車軸に
よる短絡効果が受電すべき境界へ及ぶものとなり、列車
検出の境界点が不明確となる欠点を生じている。
、受電すべき境界の前後近傍へ列車が存在すれば、列車
が境界の前方または後方にいずれに存在しても、車軸に
よる短絡効果が受電すべき境界へ及ぶものとなり、列車
検出の境界点が不明確となる欠点を生じている。
また、電流受電式の場合には、軌道回路と検出コイルと
が別個の回路となっており、車軸による短絡効果が検出
コイルには直接及ばないものとなっているため、チョッ
パー車の普及に伴なって増加する傾向にある車軸からの
雑音磁界も検出コイルが検出し、これによって受信器が
誤動作を生ずる欠点を有している。
が別個の回路となっており、車軸による短絡効果が検出
コイルには直接及ばないものとなっているため、チョッ
パー車の普及に伴なって増加する傾向にある車軸からの
雑音磁界も検出コイルが検出し、これによって受信器が
誤動作を生ずる欠点を有している。
本考案は、従来のか)る欠点を一挙に解消する目的を有
し、電圧受電と電流受電とを功みに組み合せることによ
り、列車の検出境界点を明確にすると共に、列車の検出
を確実かつ安定に行なえるものとした極めて効果的な、
無絶縁軌道回路用受電装置を提供するものである。
し、電圧受電と電流受電とを功みに組み合せることによ
り、列車の検出境界点を明確にすると共に、列車の検出
を確実かつ安定に行なえるものとした極めて効果的な、
無絶縁軌道回路用受電装置を提供するものである。
以下、実施例を示す図によって本考案の詳細を説明する
。
。
第1図の構成国においては、各軌条1,2により構成さ
れる軌道回路3の境界B1から、送信器TXにより特定
周波数fの交流信号を送信しており、これによって各軌
条1,2へ信号電流Is□。
れる軌道回路3の境界B1から、送信器TXにより特定
周波数fの交流信号を送信しており、これによって各軌
条1,2へ信号電流Is□。
Is2が互に逆方向として通ずると共に、各軌条1.2
間には信号電圧Vsが生ずるものとなっている。
間には信号電圧Vsが生ずるものとなっている。
また、受電すべき境界鳥には、受電装置REが設けられ
、これの電流受信コイルpc、、 pc2が、各軌条1
,2と交差して各個に配設されていると共に、電圧受信
変成器T1の1次巻線P、が、これと共に特定周波数f
に対して直列共振作用を呈するコンデンサC1および、
軌道インピーダンス整合用の抵抗器R1を介して、各軌
条1,2間へ橋絡接続されており、電圧受信変成器T1
の2次巻線S1には、同変成器T1による電圧受信成分
の分圧調整に用いる抵抗器R2を介して結合変成器T2
の1次巻線P2が接続されている。
、これの電流受信コイルpc、、 pc2が、各軌条1
,2と交差して各個に配設されていると共に、電圧受信
変成器T1の1次巻線P、が、これと共に特定周波数f
に対して直列共振作用を呈するコンデンサC1および、
軌道インピーダンス整合用の抵抗器R1を介して、各軌
条1,2間へ橋絡接続されており、電圧受信変成器T1
の2次巻線S1には、同変成器T1による電圧受信成分
の分圧調整に用いる抵抗器R2を介して結合変成器T2
の1次巻線P2が接続されている。
このため、常時は軌条1,2間の信号電圧Vsが電圧受
信変成器T1の1次巻線P1へ印加され、これに応じて
結合変成器T2の2次巻線S2には、各変成器T5.T
2の巻線比および抵抗器R1,R2の値によって定まる
電圧受信成分Vvが生じており、電流受信コイルPC1
,PC2の出力として信号電流is1. Is2に応じ
て得られる電流受信成分Viが、電圧受信成分Vvと同
相になるものとして結合変成器T2の2次巻線S2に対
し、電流受信コイルpcm、pc2を電流受信成分調整
用の抵抗器R3を介して直列に接続すると、これらの出
力端子t□。
信変成器T1の1次巻線P1へ印加され、これに応じて
結合変成器T2の2次巻線S2には、各変成器T5.T
2の巻線比および抵抗器R1,R2の値によって定まる
電圧受信成分Vvが生じており、電流受信コイルPC1
,PC2の出力として信号電流is1. Is2に応じ
て得られる電流受信成分Viが、電圧受信成分Vvと同
相になるものとして結合変成器T2の2次巻線S2に対
し、電流受信コイルpcm、pc2を電流受信成分調整
用の抵抗器R3を介して直列に接続すると、これらの出
力端子t□。
ち間からVi十Vvの信号電圧が得られ、これを信号受
信器RXへ与えれば、送信器TXから送信される交流信
号の受信が行なわれる。
信器RXへ与えれば、送信器TXから送信される交流信
号の受信が行なわれる。
た)シ、受信器RXの入力インピーダンスをZi1結合
変戒器T2の2次巻線インピーダンスを△2とし、電流
受信コイルPC1,PC2のインピータンスを無視すれ
ば、出力端子t1.t2間の信号電圧Vrは次式によっ
て示される。
変戒器T2の2次巻線インピーダンスを△2とし、電流
受信コイルPC1,PC2のインピータンスを無視すれ
ば、出力端子t1.t2間の信号電圧Vrは次式によっ
て示される。
1
Vr=(Vi十vV)zi+R3+zs。
・・・・・・(1)したがって、抵抗器R
3の設定により、主として、電圧受信成分Viが信号電
圧Vrへ関与する関係を調整することができる。
3の設定により、主として、電圧受信成分Viが信号電
圧Vrへ関与する関係を調整することができる。
また、抵抗器R2の設定により電圧受信成分Vvが変化
するため、これによって(1)式の電圧受信成分Vvの
調整を行なえるが、抵抗器R3により受信器RXの入力
端子tttt2から見た受電装置REの内部インピーダ
ンスが変化するため、っぎの手順により調整を行なうこ
とが望ましい。
するため、これによって(1)式の電圧受信成分Vvの
調整を行なえるが、抵抗器R3により受信器RXの入力
端子tttt2から見た受電装置REの内部インピーダ
ンスが変化するため、っぎの手順により調整を行なうこ
とが望ましい。
すなわち、まず電圧受電点Pv、、 Pv2を0.1Ω
程度の抵抗により短絡し、電圧受信成分Vvを零とした
うえ、受信器RXの受信出力により駆動される図上省略
した列車検出用のリレーが動作する最小動作人レベルに
対し受信器RXの受信入力レベルが電圧比約m増となる
様に抵抗器R3を調整する。
程度の抵抗により短絡し、電圧受信成分Vvを零とした
うえ、受信器RXの受信出力により駆動される図上省略
した列車検出用のリレーが動作する最小動作人レベルに
対し受信器RXの受信入力レベルが電圧比約m増となる
様に抵抗器R3を調整する。
なお、この際には電圧受電点P■1.Pv2間へ短絡電
流が通ずるため、信号電流is、、 Is2が最大値I
sとなっており、電流受信成分Viも最大となっている
。
流が通ずるため、信号電流is、、 Is2が最大値I
sとなっており、電流受信成分Viも最大となっている
。
ついで、短絡を開放すると、電圧受信変成器T1の1次
巻線P1には、次式により示される信号電流lp1が通
ずる。
巻線P1には、次式により示される信号電流lp1が通
ずる。
Vs ・・・・・・・・・(2)ip
・=Zt+R1 ただし、21は直列共振用のコンデンサC1と電圧受信
変成器T、の1次巻線P1とが呈する共振インピーダン
スであり、当然にIp<Isの関係となる。
・=Zt+R1 ただし、21は直列共振用のコンデンサC1と電圧受信
変成器T、の1次巻線P1とが呈する共振インピーダン
スであり、当然にIp<Isの関係となる。
このため、信号電流is□、iS2もIpt/Isの比
率により減少し、これに応じて電流受信成分Viが低下
する反面、電圧受信成分Vvが正規な値として生ずるも
のとなり、信号電圧Vrは殆んどが電圧受信成分Vvに
より支配される。
率により減少し、これに応じて電流受信成分Viが低下
する反面、電圧受信成分Vvが正規な値として生ずるも
のとなり、信号電圧Vrは殆んどが電圧受信成分Vvに
より支配される。
したがって、この状態において受信器RXの受信入力レ
ベルが、リレーの動作する最小動作入力レベルに対し電
圧比6〜9dB増となる様に抵抗器R2を調整する。
ベルが、リレーの動作する最小動作入力レベルに対し電
圧比6〜9dB増となる様に抵抗器R2を調整する。
以上のとおりに調整を行なえば、列車TRが境界B1の
左方に存在するときには、主として電圧信号成分Vvに
より受信器RXの受信入力が生じ、これによってリレー
が動作しており、境界a〜鳥の区間に列車TRが不存在
であることを示すが、左方から境界B1より右方へ列庫
丁Rが進入すると、その車軸による短絡によって信号電
圧Vsおよび信号電流is、、 is2が減少し、受信
器RXの受信入力が低下するためリレーが復旧し、これ
によって列車が境界B□〜B2の区間へ進入したことの
検出が行なわれる。
左方に存在するときには、主として電圧信号成分Vvに
より受信器RXの受信入力が生じ、これによってリレー
が動作しており、境界a〜鳥の区間に列車TRが不存在
であることを示すが、左方から境界B1より右方へ列庫
丁Rが進入すると、その車軸による短絡によって信号電
圧Vsおよび信号電流is、、 is2が減少し、受信
器RXの受信入力が低下するためリレーが復旧し、これ
によって列車が境界B□〜B2の区間へ進入したことの
検出が行なわれる。
ついで、列車TRの最終局車軸が電流受信コイルPC1
,PC2上を通過すれば、同コイルPC1,PC2より
も右方側の車軸短絡により信号電流iS1.iS2が最
大値Isとなり、信号電圧Vsが末だ零であっても、電
流受信成分Viの急増によって、受信器RXの受信入力
レベルも急激に上昇し、リレーが直ちに動作するため、
列車TRが電流受信コイルpc、、 pc2上を通過し
、境界B1〜B2の区間は列車TRが不在となったこと
を示すものとなる。
,PC2上を通過すれば、同コイルPC1,PC2より
も右方側の車軸短絡により信号電流iS1.iS2が最
大値Isとなり、信号電圧Vsが末だ零であっても、電
流受信成分Viの急増によって、受信器RXの受信入力
レベルも急激に上昇し、リレーが直ちに動作するため、
列車TRが電流受信コイルpc、、 pc2上を通過し
、境界B1〜B2の区間は列車TRが不在となったこと
を示すものとなる。
したがって、電流受信コイルPC1,PC2の配設位置
を列車検出境界として、列車TRの通過を確実に検出で
きるため、単なる電圧変電式に比し列車検出境界点が極
めて明確になると共に、列車検出対象区間への列車進入
を信号電圧Vsの低下により検出するため、列車TRの
検出が確実かつ安定なものとなる。
を列車検出境界として、列車TRの通過を確実に検出で
きるため、単なる電圧変電式に比し列車検出境界点が極
めて明確になると共に、列車検出対象区間への列車進入
を信号電圧Vsの低下により検出するため、列車TRの
検出が確実かつ安定なものとなる。
第2図は、電流受信コイルPC1,PC2の具体的配設
状況例を示す断面図であり、軌条1,2の道床4中へ、
軌条1,2の下面から約30m/ mの間隔dを設け、
かつ、軌条1,2と各々をはS゛直交せて電流受信コイ
ルPC1,PC2を埋設のうえ、互に逆方向の信号電流
is、、 is2による同コイルPC1,PC2の超電
力が相加的になるものとしてリード線L1a、L2bを
接続し、リード線l、1b、L、2aから出力を取り出
している。
状況例を示す断面図であり、軌条1,2の道床4中へ、
軌条1,2の下面から約30m/ mの間隔dを設け、
かつ、軌条1,2と各々をはS゛直交せて電流受信コイ
ルPC1,PC2を埋設のうえ、互に逆方向の信号電流
is、、 is2による同コイルPC1,PC2の超電
力が相加的になるものとしてリード線L1a、L2bを
接続し、リード線l、1b、L、2aから出力を取り出
している。
このため、軌条1,2へ同方向に通ずる帰線電流雑音の
磁界等は、各電流受信コイルPC1,PC2へ同相とし
て印加されるため、互に相殺されて出力へ現われず、信
号電流is□、 is2のみを確実に受信することがで
きる。
磁界等は、各電流受信コイルPC1,PC2へ同相とし
て印加されるため、互に相殺されて出力へ現われず、信
号電流is□、 is2のみを確実に受信することがで
きる。
なお、電圧受電点Pv1.Pv2から電圧受信変成器T
1側を見たインピーダンスは、特定周波数f以外の周波
数に対して高インピーダンスを呈するため、特定周波数
fの交流信号のみを効果的に受信することがべきると共
に、抵抗器R□を軌道回路3の特性インピーダンスとは
S゛等価的な値とすれば、特定周波数fの交流信号に対
しても低インピーダンスとならず、1台の送信器TXと
対応して複数の受電装置REが所定の距離を置いて並設
される場合、軌条1,2間の信号電圧Vsが殆んど低下
せず好適となる。
1側を見たインピーダンスは、特定周波数f以外の周波
数に対して高インピーダンスを呈するため、特定周波数
fの交流信号のみを効果的に受信することがべきると共
に、抵抗器R□を軌道回路3の特性インピーダンスとは
S゛等価的な値とすれば、特定周波数fの交流信号に対
しても低インピーダンスとならず、1台の送信器TXと
対応して複数の受電装置REが所定の距離を置いて並設
される場合、軌条1,2間の信号電圧Vsが殆んど低下
せず好適となる。
また、電圧受信変成器T1の巻線比は1:1程度でよい
が、2次巻線S1ヘタツブを設け、抵抗器R2の調整と
同時にこれの選定も行なえば便利である。
が、2次巻線S1ヘタツブを設け、抵抗器R2の調整と
同時にこれの選定も行なえば便利である。
これに対し、結合変成器T2の巻線比は、1次:2次を
3〜6:1のステップダウンとし、同変戊器T2の2次
側インピーダンスを低下させておけば、抵抗器R3によ
る調整状態への抵抗器R2による影響が軽減される。
3〜6:1のステップダウンとし、同変戊器T2の2次
側インピーダンスを低下させておけば、抵抗器R3によ
る調整状態への抵抗器R2による影響が軽減される。
このほか、電圧受信成分Vvと電流受信成分Viとの位
相関係が逆相となる場合には、各変成器T□、T2の各
巻線p、、 sよ、P2.S2中いずれかへの接続を反
転すればよい。
相関係が逆相となる場合には、各変成器T□、T2の各
巻線p、、 sよ、P2.S2中いずれかへの接続を反
転すればよい。
したがって、受電装置REが多数並設される場合にも、
各装置間の相互干渉が生ぜず、各装置毎に独立して調整
が行なえると共に、各装置毎の調整は、電圧受信成分V
vと電流受信成分Viとを相互干渉なく各個にかつ自在
に行なうことができるため、調整が甚だ容易となる。
各装置間の相互干渉が生ぜず、各装置毎に独立して調整
が行なえると共に、各装置毎の調整は、電圧受信成分V
vと電流受信成分Viとを相互干渉なく各個にかつ自在
に行なうことができるため、調整が甚だ容易となる。
ただし、抵抗器R1の作用を電圧受信変成器T□の1次
側インピーダンスにより置換してもよく、受電装置RE
を単独で設ける場合には、抵抗器R1を省略することが
できる。
側インピーダンスにより置換してもよく、受電装置RE
を単独で設ける場合には、抵抗器R1を省略することが
できる。
また、抵抗器R2,R3としては、可変抵抗器、タップ
付抵抗器、等を用いてもよく、本考案は種々の変形が自
在である。
付抵抗器、等を用いてもよく、本考案は種々の変形が自
在である。
なお、説明上抵抗器R3を付加したが、受信器Rxは電
流成分を任意に分圧すべき構成を設計上様ることが出来
るため、抵抗器R3を削除することは任意である。
流成分を任意に分圧すべき構成を設計上様ることが出来
るため、抵抗器R3を削除することは任意である。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれば、軌道
回路における列車検出境界点が明確となり、かつ、車軸
短絡を確実かつ安定に検出できると共に、受電装置の多
数並設が可能となると同時に、調整が容易であるうえ、
回路構成上いずれかの断線により必ず受信出力が削減し
、リレーが復旧して列車の検出状態となるため、完全な
フエールマーク機能を有腰無絶縁軌道回路における受電
装置として多大な効果が得られる。
回路における列車検出境界点が明確となり、かつ、車軸
短絡を確実かつ安定に検出できると共に、受電装置の多
数並設が可能となると同時に、調整が容易であるうえ、
回路構成上いずれかの断線により必ず受信出力が削減し
、リレーが復旧して列車の検出状態となるため、完全な
フエールマーク機能を有腰無絶縁軌道回路における受電
装置として多大な効果が得られる。
第1図は本考案の実施例を示す構成国、第2図は電流受
信コイルの配設状況例を示す断面図である。 1.2・・・・・・軌条(無絶縁軌条)、3・・・・・
・軌道回路(無絶縁軌道回路)、T□・・・・・・電圧
受信変成器、T2・・・・・・結合変成器、PCl、P
C2・・・・・・電流受信コイル、C□・・・・・・コ
ンデンサ、R2,R3・・・・・・抵抗器。
信コイルの配設状況例を示す断面図である。 1.2・・・・・・軌条(無絶縁軌条)、3・・・・・
・軌道回路(無絶縁軌道回路)、T□・・・・・・電圧
受信変成器、T2・・・・・・結合変成器、PCl、P
C2・・・・・・電流受信コイル、C□・・・・・・コ
ンデンサ、R2,R3・・・・・・抵抗器。
Claims (1)
- 無絶縁軌道回路を構成する無絶縁軌条間へ直列共振用の
コンデンサおよび整合用抵抗を介して1次巻線が橋絡接
続された電圧受信変成器と、該電圧受信変成器の2次巻
線へ電圧受信威分分圧用の抵抗器を介して1次巻線が接
続された結合変成器と、前記各軌条の各々と交差して配
設されかつその出力として得られる電流受信成分が前記
結合変成器の2次巻線に生ずる電圧受信成分と同相にな
るものとして前記結合変成器の2次巻線に対し直列に接
続された電流受信コイルとからなることを特徴とする無
絶縁軌道回路用受電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2387781U JPS6037882Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 無絶縁軌道回路用受電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2387781U JPS6037882Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 無絶縁軌道回路用受電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137564U JPS57137564U (ja) | 1982-08-27 |
JPS6037882Y2 true JPS6037882Y2 (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=29821619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2387781U Expired JPS6037882Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 無絶縁軌道回路用受電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037882Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP2387781U patent/JPS6037882Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137564U (ja) | 1982-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3895370A (en) | High-frequency communication system using A-C utility lines | |
US4504705A (en) | Receiving arrangements for audio frequency signals | |
US4475209A (en) | Regenerator for an intrabundle power-line communication system | |
EP0141673B1 (en) | Filtering electrical signals | |
US4622535A (en) | Receiving circuit for a data transmission system | |
EP0124260A2 (en) | Power supply line carrier communication systems | |
US4535959A (en) | Vital solid state relay for railroad alternating current track circuits | |
JPS6037882Y2 (ja) | 無絶縁軌道回路用受電装置 | |
JPS6137576A (ja) | 交流電化式鉄道用軌条回路 | |
US4835516A (en) | Arrangement for introducing audio-frequency signals into a power supply line | |
GB2199975A (en) | Track circuit with combination frequency loop coupling | |
JPS6318198Y2 (ja) | ||
JP3339605B2 (ja) | 接地線断線検出装置及び接地線断線検出装置を有する電気・電子機器 | |
Kusko et al. | Tuned filters for traction rectifier sets | |
JPS6026749B2 (ja) | 無絶縁軌道回路の信号送受電方式 | |
EP4432570A1 (en) | Circuit structure to improve reliability of power line communication | |
JPH0747250Y2 (ja) | 軌道回路受電装置 | |
JPH0531008Y2 (ja) | ||
JPS6031953Y2 (ja) | 軌道回路用信号受電装置 | |
JPS6358415B2 (ja) | ||
JPH05218912A (ja) | 電路に印加した搬送信号の送信及び受信方法 | |
US2243180A (en) | All-wave radio receiving system | |
JP3556105B2 (ja) | 電流補償型電圧受電方法 | |
JPH04276996A (ja) | 電線路搬送制御方式 | |
JPS6212705Y2 (ja) |