JPS6318186B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6318186B2
JPS6318186B2 JP8340177A JP8340177A JPS6318186B2 JP S6318186 B2 JPS6318186 B2 JP S6318186B2 JP 8340177 A JP8340177 A JP 8340177A JP 8340177 A JP8340177 A JP 8340177A JP S6318186 B2 JPS6318186 B2 JP S6318186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master
drum
print
jam
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8340177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5418749A (en
Inventor
Katsumi Nakagawa
Toshuki Komatsu
Noboru Yukimura
Motoharu Fujii
Nobuhiro Takegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8340177A priority Critical patent/JPS5418749A/ja
Publication of JPS5418749A publication Critical patent/JPS5418749A/ja
Publication of JPS6318186B2 publication Critical patent/JPS6318186B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自動印刷装置特に画像再生処理を繰返
し施し得る像パターンが形成された像形成部材
(以下マスターと略称する)作成から印刷までの
印刷処理プロセスを連続して自動的に実行し得る
自動印刷装置に関する。 従来より、印刷装置の分野では予め原稿よりマ
スタを作成し、そのマスタを印刷時にドラムに巻
き付けそこから繰り返しプリントするものが知ら
れている。 しかし、この様なシステムではマスタ部材へマ
スタ像を作るための別途の装置と専門オペレータ
が必要なので、原稿を所望数プリントするには即
時性、即応性、操作性に乏しい欠点がある。 そこでマスタ部材へマスタ像を形成するための
各処理部と、そのマスタ像からプリント像を得る
ための各処理部を一つの装置に持たせ、これらを
制御することにより多数の所望プリント像を高速
で得ることができる。 本発明はこの種の装置において、オペレータの
操作性を格段に向上させるとともに、使い勝手の
良い自動制御装置を提供するものである。 上記目的を達成する為に本発明は、回動体(ド
ラム10)と、マスタ部材にマスタ像を作成する
ためのマスタプロセス手段(露光部3、熱現像部
4)と、上記回動体に装着された上記マスタ部材
のマスタ像からコピーシートにプリント像を形成
するためのプリントプロセス手段(帯電部11、
現像部12、転写部13、クリーニング部14)
と、上記マスタプロセス手段におけるマスタ像の
作成開始を指令するマスタ指令スイツチMSW
と、上記プリントプロセス手段におけるプリント
像の形成開始を指令するプリント指令スイツチ
PSWと、マスタ部材のジヤムを検知するマスタ
ジヤム検知手段PH1,PH5と、プリント時に
コピーシートのジヤムを検知するコピージヤム検
知手段(ジヤム検知手段47,48,51,PH
6)と、装置の状態を表示する表示手段(第3図
LED1〜9,CJAM,MJAM)と、上記両指令
スイツチ及び上記両ジヤム検知手段からの入力に
応じて上記マスタプロセス手段、上記プリントプ
ロセス手段及び上記表示手段を制御する制御手段
(中央制御ユニツト8、第3図、第5図、第7図)
とより成り、 上記制御手段は上記マスタ指令スイツチ及び上
記プリント指令スイツチからの指令が入力される
前の装置のスタンバイ時には装置の状態に応じて
上記マスタ指令スイツチ又は上記プリント指令ス
イツチの指令の為のガイダンス表示を行い、上記
マスタ指令スイツチ又は上記プリント指令スイツ
チからの指令後は各々の指令に応じて上記マスタ
プロセス手段又は上記プリントプロセス手段にお
ける動作状態を各プロセス手段毎に区別して表示
し、上記マスタプロセス手段又はプリントプロセ
ス手段における動作中に上記マスタジヤム検知手
段又はコピージヤム検知手段にてジヤム検知する
と各ジヤム検知手段の検知結果に応じてマスタジ
ヤムとコピージヤムを区別して表示すべく上記表
示手段を制御することを特徴とするものである。 第1図には、本発明の1つの特徴的な自動印刷
装置1が示されている。第1図に示されている自
動印刷装置1の大きな特長は、静電印刷用マスタ
ー作成処理と静電印刷処理とが一つの処理ステー
ジ上で実行される様に構成されていることであ
る。自動印刷装置1は、マスター作成処理が施さ
れてマスターとして使用される像形成シートを収
容出来る像形成シート収容部2、所定の結像部に
設置された再生される可きオリジナル書類を露出
し、該露出による像光線を、所定位置に搬送され
てくる像形成シート上に投射する露光手段を含む
露光部3、露光された像形成シートに熱現像処理
を施す処理手段を含む熱現像部4、及び静電印刷
処理手段を含む静電印刷処理部5を有し、像形成
シート収容部2から所定位置に像形成シートを搬
送する事、所定の結像部に設置された再生される
可きオリジナル書類を露出し、該露出による像光
線を所定位置に搬送されて来た像形成シート上に
投射し、熱現像処理を施して静電印刷用のマスタ
ーを作成すること、引き続いて作成されたマスタ
ーを使用し、所定のプログラムに従つて静電印刷
処理を実行する事の総てを完全に自動的に行う事
が出来る。静電印刷処理部5は、作成されたマス
ターに帯電処理を施して静電潜像を形成する帯電
手段を含む帯電部、静電潜像を顕像化する現像手
段を含む現像部12、マスター上の現像々を適格
なタイミングで搬送されて来た転写紙上に転写す
る手段を含む転写部、転写処理の施された転写紙
をマスター上から分離する分離部を有する。 自動印刷装置1は、更に、転写紙上の像を半永
久的に定着する手段を含む定着部6と、転写紙を
分離部から定着部6に搬送する為の手段を含む搬
送部をも有する。 転写紙は、転写紙取扱い部7から静電印刷処理
部5に送られた後、定着部6に於いて最終的処理
が施されて、半永久的に定着された複製画像が形
成され、排紙部に搬送される。排紙部は、周知の
トレイ又は、搬送されて来た定着された最終画像
を有する転写紙の各々を分類区分して多数の所定
位置に各々収容し得るソーターで構成される。 上記した各部分の処理部は、適当にタイミング
のとられたシーケンス制御でその機能が実行され
る。自動印刷装置1は、斯かるシーケンス制御に
よる各処理部の処理動作機能の実行を開始、中
断、再開始、停止及び終了させるものの一部を包
含する中央制御ユニツト8を有し、中央制御ユニ
ツト8は各処理部の機能を実行させる為及び特定
の処理部がある特定の機能で働く様プログラミン
グする為の多数の操作スイツチ及び特定の目的や
オペレーターの指示等を表示する複数の表示面を
含む前面制御パネル9を有している。 次に、第1図に示された自動印刷装置1の内部
構造及び各処理部の作動の概要を第2図を参照し
乍ら説明する。 自動印刷装置1は、マスター作成処理と静電印
刷処理が実行される処理ステージである回転自在
に取付けられたドラム10を内部所定位置に有し
ている。ドラム10には、像形成シート収容部2
から搬送されて来た所定長さの像形成シートSが
巻回装着され、マスター作成処理が施されてマス
ターMが作成される。作成されたマスターMは、
そのままの状態で静電印刷処理を施される。 ドラム10は、その周辺にマスター作成処理を
実行する複数の処理部と作成されたマスターに静
電印刷処理を施す為の複数の処理部を有してい
る。これ等の処理部は、適格にタイミングがとら
れて制御されるシーケンスによつて、有機的に結
合されてその機能を発揮する。マスター作成処理
は、オリジナル書類を露光し、該露光によるオリ
ジナル書類の像光線をドラム10上に巻回装着さ
れている像形成シート上に投射する為の手段を含
む露光部3と露光された像形成シートSを熱現像
する手段を含む熱現像部4によつて実行される。 像形成シートに熱現像処理が施されて作成され
たマスターMはオリジナル書類の複製画像を得る
為に静電印刷処理が施される。静電印刷処理はド
ラム10の周辺に配設されている帯電部11、現
像部12、転写部13、クリーニング部14によ
つて実行される。 像形成シート収容部2は、ロール状像形成シー
トの収容されたマガジン15が所定位置にセツテ
イングされる構造を有している。マガジン15は
装置1の側板の開閉扉を開け、支軸16に挿入し
像形成シートの先端をガイドローラー17に沿つ
て、一対の像形成シート送りローラー18a,1
8bに挟持せしめてセツテイングが完了される。
像形成シート収容部2に、中央制御ユニツト8か
ら、マスター作成処理実行の信号が出力される
と、該信号に応答して各処理部を制御する電気的
制御手段が含まれている制御ユニツト19から発
生される制御信号に従つてマガジン15内の像形
成シートの先端が搬送路に沿つてドラム10方向
に案内移送される様に、送りローラー18a,1
8bが駆動される。 像形成シートの先端は、搬送路中に一対として
設けられた5つの送りローラー20a,20b,
21a,21b,22a,22b,23a,23
b,24a,24b間を通つて印刷ドラム10に
案内される。この時、マガジン15内から送り出
される像形成シートSは、その先端が搬送路中を
案内されて所定の長さだけマガジン15から送り
出された時に制御ユニツト19からの指令信号に
よつてカツター27が働いて切断される。 一方、印刷ドラム10は、その内部に有してい
る着脱手段25によつて像形成シートの先端が喰
えられる様に、その開口部28が像形成シートの
挿入口26に来る様な状態に位置制御されてい
る。像形成シートSは、その先端が、所定の状態
で静止しているドラム10に設けられた開口部2
8に挿入されて、ドラム10内部に設けられた着
脱手段25に喰えられる。像形成シートの先端が
着脱手段25に適正位置で喰えられたことを検知
した信号に応答して、ドラム10は実線で示した
矢印方向(反時計方向)に一定速度で回転し始め
る。ドラム10の回転に従つて、像形成シートは
ドラム10の外周表面上に巻回装着され乍ら、結
像部29の位置でオリジナル書類の像光線の投射
を受け、次いで熱現像部4の位置で熱現像処理を
受ける。オリジナル書類を露光して、その像光線
を結像部29を通過する像形成シートに投射する
露光部3は、オリジナル書類を載置する、例えば
透明ガラス板等から成る原稿載置板30、露光用
の移動可能に設けられた光源31及び結像部29
にオリジナル書類の像光線を投射する為の光学系
を有する。光学系は移動可能に設置されたミラー
32及び33とインミラーレンズ34と固定して
設置されたミラー35から構成される。 ドラム10の回転によつてドラム10に装着さ
れた像形成シートの先端部が結像部29の所定の
位置まで達すると、ドラム10の回転に同期して
露光部3に含まれている光源31が点灯し、光源
31、ミラー32,33の移動が開始される。そ
の結果、像形成シートには結像部29でオリジナ
ル書類の全面が逐時投影露光される。 露光終了の信号が制御ユニツト19より出力さ
れると、光源31は消灯しミラー31,32と共
に初期の所定位置まで戻される。 第2図に示される自動印刷装置1に於ては、ミ
ラー移動型のスリツト露光法を採用しているが、
同様に原稿台移動型のスリツト露光法も可能であ
り、この際、光学系に、結像能力のある、オプテ
イカルフアイバーを用いれば、より小型の露光部
が構成され得る。又、他に、CRT、レーザ光等
を利用した光電変換走査露光法の採用により加工
した情報を像形成シートに投影する事も可能であ
る。 熱現像部4は例えば内部にヒーターを有する中
空の金属ローラーの表面にシリコーンゴム等で薄
い離型剤層を設けたローラー加熱手段36で構成
される。熱現像部4はローラー加熱手段36の周
囲に、ローラー加熱手段36からの熱が像形成シ
ート以外のところになるべく逃げない様に熱遮板
37と熱現像処理が適正に成される様にローラー
加熱手段36の温度を検知する温度検知手段38
を有する。 熱現像部4は、像形成シートに熱現像処理を実
行する場合には、第2図に実線で示した如く、ド
ラム10に接触した状態に配されてドラム10の
回転に従動して回転し、熱現像処理を実行しない
場合には、第2図に点線で示した如くドラム10
より離間された状態とされる。 他にローラー加熱手段36としては、ローラー
表面に適当な抵抗値を有する電気抵抗層を設け、
これに通電する事により発熱させるタイプのもの
も採用され得る。或いは、又、熱現像部4とし
て、上述の如き伝導加熱法ではなく、赤外線発生
手段等を利用した輻射線加熱法をも採用され得
る。この場合、像形成シートの感光する波長域の
光が実質的に殆んど又は全く像形成シートに照射
されない様に輻射線発生手段を工夫する必要があ
る。 前述の伝導加熱法による熱現像処理を採用する
場合には、ドラム10に熱が散逸してローラー加
熱手段36の表面温度が低下し、像形成シートが
充分熱現像されなくなるのを防止する為に、ドラ
ム10の材料としては、熱伝導率の小さい材質の
ものが選択されることが望ましい。更にドラム1
0は、静電印刷処理を効果的に行う為に表面に導
電層を有する構成とされても良い。 ドラム10としてのこの様な構成例として、基
材が硬質フエノール樹脂やポリアミド樹脂から成
り、表面に金属薄膜や導電性ポリマー等から成る
熱容量の小さな導電層を設けたドラム、或いは、
銅粉等の導電性粉末を充填したテフロン層を表面
に被覆した金属ドラム等がある。 以上の説明の中で詳述した様に、マスター作成
処理は、ドラム10に像形成シートが巻回装着さ
れ乍ら、結像部29に於いて露光部3からのオリ
ジナル書類の像光線を露光され、次いで熱現像部
4に於いて熱現像処理されることによつて達成さ
れる。 像形成シートにマスター作成処理を施して作成
されたマスターMは、その後端でドラム10の開
口部28を覆つた状態とされている。 この様に、マスターの先端と後端がオーバーラ
ツプすることにより、後述する現像部12位置で
の現像処理の際、現像剤がドラム10の開口部2
8よりの内部進入が防止されると共に、ドラム1
0表面に直接帯電処理が施されるのが防止される
という効果が生ずる。 この様にドラム10上で像形成シートにマスタ
ー作成処理が施されて、所定通りマスターが作成
されると引き続きドラム10上にあるマスターに
静電印刷処理が施される。 即ち、静電印刷処理実行の指令信号が制御ユニ
ツト19から出力されると所定のプログラムに従
つてドラム10の周辺に配置されている各々の処
理部が作動して静電印刷処理が実行される。 ドラム10上でマスターが作成された後、静電
印刷処理が最適条件で実行され得る可く、電位検
出手段39によつてマスターの所定位置に予め設
けられた基準領域内の露光部(露光された部分)
と未露光部(露光をうけなかつた部分)の各帯
電々位若しくは露光部の帯電々位を検知し、該検
知信号に応じて帯電部(2次的帯電)11、現像
部12の何れか一方又は両方の処理条件を制御す
る事も出来る。 静電印刷処理は、ドラム10の周辺に配置され
た帯電部11、現像部12、転写部13、クリー
ニング部14等の処理部によつて実行される。 帯電部11は、ドラム10上にあるマスターに
静電潜像を形成す可くマスター表面を帯電する為
のところで、例えばコロナ放電手段、ローラー帯
電手段等が採用され得る。 現像部12は、マスターに形成された静電潜像
をトナー等の粉末で可視像化する為のところで、
図に於いては、3本の現像スリーブ53,54,
55と現像スリーブの下部位にピツクアツプスリ
ーブ56、粉末ガイドプレート57を具備した粉
末供給スクリユー58、3本の撹拌スクリユー5
9,60,61,を有した現像部12が示されて
いる。粉末濃度は円板型濃度検知部64で検知さ
れる。 転写部13は、現像部12で現像されたマスタ
ー表面上の粉末像を転写紙取扱い部7から搬送さ
れて来た転写紙上に転写する為の機能を有し、例
えばコロナ転写、ローラ転写等の帯電転写手段等
が採用される。 転写部13として帯電転写手段が採用される場
合には、マスター表面を帯電する為の機能も有す
るので、この様な場合には帯電部11は省き、転
写部13で兼用する事も可能である。 即ち、この場合、転写部13の位置に於いて、
マスター上の粉末像が転写紙上に転写されると同
時にマスター表面が帯電されて静電潜像が形成さ
れ次の現像処理を受ける準備が成される。 クリーニング部14は、転写処理の終了したマ
スターの表面上に残存している粉末を除去する機
能を有し、例えばフアーブラシ62を有するクリ
ーニング部とされる。この他、布、ブレード等の
クリーニング手段を有するクリーニング部として
も良い。 フアーブラシ62に付着した粉末はフリツカー
棒63により振り落され吸引口から吸引される。
クリーニング部14は必要に応じて省略されても
良い。 又、クリーニング作動は、ドラム10が回転し
ている間常時行わずにドラム10の一回転毎に、
或いは更に例えば千回転に一回とか間歇的でも良
い。所定のプログラムに従つて実行される静電印
刷処理が終了すると、ドラム10上のマスターは
更に静電印刷処理を施す必要がない場合、ドラム
10から離脱されて排出マスター収容部40に収
容される。ドラム10からのマスターの離脱は、
マスター排出の信号に応答して、印刷時とは逆方
向(図の点線矢印方向)にドラム10がゆつくり
と回転すると、マスター後端がフリーになつてい
るので、マスター後端はローラー65,66によ
つてマスター排出口41内部に案内され、そこ
で、更に一対のマスター排出ローラー42a,4
2bによつて排出マスター収容部40方向に移送
される。一方、マスター後端がマスター排出口4
1内部に案内された時点或いは、マスター後端が
マスター排出ローラー42a,42bに喰えられ
た時点に於いて着脱手段25が解除されることで
成される。 転写紙はタイミング良くとられたシーケンス制
御に従つて転写紙取扱い部7から給紙ローラー4
3、レジストレーシヨン部44によつて、一枚一
枚順次転写位置方向に確実に搬送される。レジス
トレーシヨン部44は、転写位置に於いて、マス
ター上に形成された粉末像が、確実に転写紙の所
定位置に転写されるべく搬送ローラー67a,6
7b、タイミングローラー68a,68b、搬送
ローラ69a,69b及び搬送ベルト70が配置
され、ドラム10の回転速度と適当にタイミング
がとられて動作される様になつている。 転写部13で粉末像の転写された転写紙は分離
部45によつてドラム10上のマスター表面から
分離されると共に、次の処理が施される可く、定
着部6に移送される。 分離部45は、少なくとも一方にスプリング7
1が連結されて両端が固定された分離ベルト72
で構成されている。 分離部45で、マスター上から分離された転写
紙は、搬送部46を構成する搬送手段によつて定
着処理を施される可く定着部6に搬送される。 搬送部46は、吸引搬送手段73及び搬送ベル
ト74で構成されており、転写紙は、担持してい
る転写画像側とは反対側の面を吸収され乍ら、搬
送ベルト74によつて、定着部6方向へと搬送さ
れる。搬送ベルト74は、転写紙上の転写画像を
乱さない様に丁度転写紙の両側端だけで接触する
様になつている。 搬送部46は、搬送部46内で転写紙が詰つた
場合、或いは搬送が遅れた場合に、これを検知す
るジヤム検知手段47を含んでおり、若し転写紙
が搬送部46内で詰つたり或いは搬送が遅れた場
合には、引続いて転写紙が転写紙取扱部より搬送
部46方向に搬送されて来ない様に、転写紙の搬
送に関係した処理動作又は、静電印刷処理動作全
体が一時的に停止される様になつている。 定着部6は、内部に赤外線発生源75を有する
回転可能に取付けられた赤外線透過性ローラー7
6と該ローラーを駆動する為の、内部にヒーター
等の加熱手段77,78を有する複数の駆動ロー
ラー79,80と、搬送されて来た転写紙を赤外
線透過性ローラー76に圧接する為の回転可能に
設置された圧接ローラー81及び赤外線透過性ロ
ーラー表面に離型剤を設ける為の離型剤塗布ロー
ラー82を含んでいる。 転写紙上の粉末像は、転写処理をうけた転写紙
が定着部6に搬送されて来た時粉末像側を赤外線
透過性ローラー76側にして、赤外線透過性ロー
ラー76と圧接ローラー81間を転写紙が通過す
ることで、赤外線透過性ローラー中から発生され
る赤外線の照射を受けると同時に赤外線透過性ロ
ーラー表面の伝導熱の作用を受けて転写紙上に半
永久的に定着される。複数の駆動ローラー79,
80は赤外線透過性ローラー76を駆動する作用
をすると共に、該ローラーの表面を加熱する作用
もする。 これ等の駆動ローラーは、例えば金属性の中空
ローラー内部にヒーター等が設けられ、表面をシ
リコーンゴム等の耐熱性、離型性の弾性体で被覆
された構成とされる。 赤外線透過性ローラー76はそれ自体では軸止
されておらず、複数の駆動ローラー79,80と
圧接ローラー81とによつて所定位置に支持され
る構成である。定着部6は、定着部6内で転写紙
が詰つた場合あるいは遅れた場合に、これを検知
するジヤム検知手段48を含んでおり若し、転写
紙が定着部6内で詰つた場合には、圧接ローラー
と赤外線透過性ローラー間の所定圧力が解除さ
れ、同時に駆動ローラー内の加熱手段と赤外線透
過性ローラー内の赤外線発生源のスイツチがオフ
状態とされる。 定着処理温度の制御は、赤外線透光性ローラー
表面附近に設けられている定着温度検知手段49
によつて赤外線透光性ローラーの表面温度を検出
し、該検出信号に応じて、複数の駆動ローラー内
にある加熱手段の加熱温度を制御する事で成され
る。 定着処理が施されて定着画像の形成された転写
紙は、定着部6の左下方にある搬送手段50によ
り搬送されて転写紙排出部52内に収容される。
搬送手段50の搬送路中には、ジヤム検出手段5
1が設けてあり、定着部6から転写紙排出部52
迄の転写紙搬送路中で転写紙が詰つた場合に、静
電印刷処理を実行する複数の処理部の中の幾つか
又は全部の処理部の動作を一時停止させる働きを
する。 本発明におけるシーケンス制御につき説明す
る。第3図は本発明印刷装置における操作パネル
であり第1図の11に位置する。図中SWは電源
スイツチ、MSWはマスタ作成スイツチ、PSWは
プリント開始スイツチ、PSSはプリントストツプ
スイツチ、MRSはマスタ排出スイツチ、SELCT
は機械式の3桁の数設定器でN+1のボタンで+
1、N−1のボタンで−1する、DISは7セグメ
ントの3桁表示器である。又〜はプロセスシ
ーケンスの経過を示す発光ダイオードによる表示
器、,,はコピー紙のジヤム、像形成部材
(マスタ)ジヤム、コピーカウントアツプを示す
表示器(発光ダイオード)である。 検出対象は第2図に示されている。 光電スイツチPHはランプと受光素子とを有し
画像形成部材もしくはコピー紙によりランプ光が
遮ぎられるのを受光素子で検知する様構成され
て、超音波スイツチUSは超音波振動子と超音波
マイクロフオンとを有しコピー紙により超音波が
遮ぎられるのを受信素子で検知する様構成され、
又磁気スイツチHALは本体のHAL1〜4の位置
に設けたホール素子とドラム回転によりその素子
を横切る様に設けた磁石とにより構成される。 大略の制御シーケンスは第3図のシステムフロ
ーに示される。即ちマスタチエツク、像形成部材
装着、マスタ作成、プリント、マスタ分離の各シ
ーケンスである。 この制御を4ビツト並列処理のINTEL社製
CPU4040を用い、コンピユータシステムMCS−
4に順じた回路により行なう例により説明する。 PRoMはプログラム可能な読出し専用メモリで
あり、第7a〜第7f図の制御手順(フロー)を
コード(インストラクシヨン、データ)により0
番地から順に格納しておくものである。RAMは
読出し書き込みメモリで上記フロー実行の際デー
タを1時記憶するものであり、入力側#0〜#9
は制御に必要な情報を入力する入力ポートで、ポ
ートセレクト信号とアンド条件で入力データをと
り込むゲート回路からなり、4ビツトの各々に前
記の各検出対象が接続される、出力側#0〜9は
制御対象(負荷)を作動制御する出力ポートで、
ポートセレクト信号により動作するラツチ回路か
らなり4ビツトの各々に前記各制御対象がアンプ
を介して接続される。 CPUはプロセンサであり、マニユアルMCS−
4に詳しく記載されている(第6図)。メモリイ
ンタフエースは入力、出力ポートの選択、PRoM
のアドレス指定の為に設けたものである。デコー
ダは入力、出力ポートの#0〜9を選択する為
の、4ビツトから16ビツトへの変換器であり、バ
ツフアは入力ポートから又は出力ポートへのデー
タを一時格納するメモリである。 周知の様にCPUは電源投入により得られるク
ロツクφを入力して、プログラムカウンタ(第8
図)によりそのクロツクを計数して所定の数クロ
ツクでRoMの0番地を指定するアドレスデータ
をD0〜D3から出力し、RoM0番地に格納されて
いるインストラクシヨンをインタフエースを介し
てCPUにとり込みそのインストラクシヨンをイ
ンストラクシヨンデコーダにより解読し、解読に
よつてCPUのアキユムレータAccやレジスタIR
に出力データ、アドレスデータを形成したり、又
はIRのアドレスデータを順にD0〜D3から出力し
てインターフエースを介して上位4ビツトによつ
て入出力ポートを指定し選択したり、又は選択し
たポートから出力データを出力もしくは入力デー
タを入力したりするものである。 本例においてRAMは4002、インタフエースは
4289、PRoMは1702A、デコーダは3205、バツフ
アはDM8093、ゲートは8234、ラツチは3404を用
いた。 詳細な制御手順を第5図のタイムチヤート、第
7−d図〜第7−f図のフローチヤート及び第4
−d図、第4−b図の回路図により説明する。 まずメインスイツチSWオンによつてドラムモ
ータM1、熱現像ヒータH1,H2、定着用ヒータ
H4,H5,H6が動作し、CPUランの為のクロツク
パルスが発生される。 (リセツト) CPUはRoMの0番地を読出して命令コードを
解読し出力ポート#0〜9を順次指定(選択)
し、出力データ(0000)を出力して出力ポート
#0〜9をリセツトする。 次にT1時間後入力ポート#5を読込んで初期
リセツト信号IRがH→Lになつているかをチエ
ツクする(後述)。このIR信号は電源投入時の過
渡現象が安定となる間レベルHighを保つ信号で
あり、外部コンデンサの充電信号により得られ
る。 (マスタチエツク) リセツト信号IRのLを判別すると、マスタが
ドラムに装着されているかを検出するチエツクル
ーチンに進む。 まずチエツクルーチンを示す表示器LED6を
点灯させ、リレーK1クラツチCL3をオンして、
ドラムモータM1を作動してドラムを正転(第2
図矢印)させる。ドラムが3回転してプリント位
置HAL2を3回検出するとリレーK1をオフしモ
ータM1を停止しLED6を消す。そしてマスタ検
出器PH5の入力ポートを読込んでPH5がHか
をチエツクする。マスタにはマスタ検出用の黒い
チエツクゾーンがあるのでドラム面の白と区別で
きる。 マスタの存在を検出するとLED7を点灯しプ
リントボタンもしくは分離ボタンが押されたかを
判別するシーケンスに移項する(フローにて
AOO1のステツプにジヤンプする)。 マスタのないことが判別されるとLED8を点
灯しリレーK2を作動してモータM1を逆転しドラ
ムをプリント位置HAL2からグリツプ位置HAL
1まで移動開始させる。更にグリツパを開くため
のソレノイドSOL4、ドラムを固定するための
ピンをドラムにつき当てるソレノイドSOL5を
作動する。そしてグリツプ位置HAL1にグリツ
パ部が来たかを判別するルーチンに進む。即ちグ
リツプ位置でドラムが回転すると先に開かれたグ
リツパにピンが挿入されるのでドラムが固定され
る。リレーK2、クラツチCL3オフする。次に熱
現像器が所定温度に達したかを判別するルーチン
に進みその温度を検知して得られる入力ポート
#8への入力信号(DUP=H)により、スイツ
チMSWが接続された入力ポート#3を読込むル
ーチンへ進む。 即ち、この(マスタチエツク)のシーケンスは
電源投入後のスタンバイ状態に行われるもので、
第7−aB図のPH5 Hの判別ステツプでマスタ
があることを判別するとLED7 ONのステツプ
でLED7を点灯し、マスタが無いことを判別す
るとLED8 ONのステツプでLED8を点灯す
る。ここでLED7の点灯は、第7−cA図のPSW
Hの判別ステツプでプリントボタンの入力を判別
するまで点灯しているもので、又LED8の点灯
は、第7−aA図のCY:1の判別ステツプでマス
タ指令スイツチの入力を判別するまで点灯してい
るものである。つまり、LED7,LED8の点灯
が本発明の装置の状態に応じて、マスタ指令スイ
ツチ又はプリント指令スイツチの為のガイダンス
表示を行うことに相当する。 (マスタ装置シーケンス) 入力ポート#3へのマスタスイツチMSWがオ
ンによる入力信号を検出するとLED8をオフし
てマスタ作成シーケンスを表示するためのLED
1をオンする。そしてクラツチCL2を作動して
送りローラ17を駆動して像形成部材を給送開始
する。次に時間T2後入力ポート#4を読込んで
像形成部材が検出器PH1に到達しているかを判別
する。正常に給紙されればT2後PH1に像形成部
材が存在するはずなので、もしマスタ検知できな
いときはマスタジヤム処理シーケンスに移項する
(フローにおいてMJAMのステツプにジヤンプす
る)。 PH1がH検出後ドラムのグリツパ付近に設けた
マスタ検出器PH8の入力ポート#7を指定し、
像形成部材の到来をチエツクする。PH8がHの
ときソレノイドSOL4,SOL5をオフしてグリ
ツパのバネ力で像形成部材をドラムグリツパに挾
持し、ドラムを回転可能状態にする。そして
LED1をオフしてLED9を点灯しクラツチCL2
をオフし像形成部材の搬送を停止し、ソレノイド
SOL1をオンしてカツタを作動し像形成部材を
カツトする。 (マスタ形成シーケンス) 次にT1時間後SOL1をオフし更にT1時間後ソ
レノイドSOL6をオンし、圧着ローラをドラム
に圧着し、ソレノイドSOL2をオンし熱現像用
ローラをドラム圧着しそしてクラツチCL3をオ
ンしてドラムを正転させ、像形成部材をドラムに
装着させる。ドラムの回転により検出器PH2で像
形成部材を検知Hすると、ランプL1を点灯しモ
ータM6を駆動し露光用光学系を移動してスリツ
ト露光走査し像形成部材上にオリジナル像を露光
する、引続き熱現像ローラにより熱現像されて、
その像形成部材がマスタになる。ドラム1回転し
てそのマスタをPH2で検知するとPH2がLとなる
のでランプL1をオフし、モータM6をオフして
光学系を元の位置に戻す。その後T3時間してソ
レノイドSOL2をオフして熱現像ローラをドラ
ムから離す。又ソレノイドSOL6をオフして圧
接ローラをドラムから離す。 その後プリント位置にドラムがきたかを判別し
検出器HAL2がHのとき再びマスタチエツクを
検出器PH5により行う。PH5がHのときリレ
ーK1をオフしてモータを停止してドラムを停止
し、そして次のプリント準備ステツプへ進む。こ
のとき表示器LED9をオフして表示器LED7を
オンする。 (プリントシーケンス) 入力ポート#0〜2を読込んで3桁のプリント
枚数をRAMに記憶する。同時に出力ポート#0
〜2を介してそれを表示する。次に定着器の温度
検出素子からの出力WUPが所定温度を示すHレ
ベルか否かを判別する。Hであればコピー紙がト
レイに有るかを検出器US3により確認(CPO=
H)した上でプリントスイツチPSWが投入され
たHかを判別する。 WUP,CPOがLのときはPSWを押してもプリ
ントは開始しない。条件がそろつてもマスタ分離
スイツチMRSを押すと分離シーケンス(ステツ
プAOO3)に移項する。 PSW,MRSいずれも押さないときは枚数設定
値の読込み、温度チエツチ紙チエツクを再び行な
う。PSWオン(レベルH)するとLED7をオフ
し、LED4を点灯して前回転モードに入つたこ
とを表示する。そしてクラツチCL4をオンして
ドラムをモータM1から高速のモータM2に接続す
る。ドラム1回転してプリント位置HAL2にド
ラム回転したことを検知すると、各帯電器に接続
された高圧電源HVTをオンし、トナーを撹拌す
る現像モータM4をオンする。そして更にドラム
を1回転してLED4をオフしてLED3をオンし
てプリントモードに入つたことを表示する。次に
コピー数を計数表示するために表示器DISに0を
表示させる。その手法は、CPU内のインデクス
レジスタIR4〜6に0を格納させそれらを出力
ポート#0〜2に出力させることにより行なう。 ドラム上のHAL3の給紙位置を検出すると給
紙クラツチCL5をオンし常に回転している給紙
ローラ48を降ろしてコピー紙をドラムに給紙す
る。ドラム位置HAL3′を検出するとCL5をオ
フする。このときコピー紙はレジストローラ7
3,74により送られ、紙検出器PH6に達して
いる。このときPH6がLならばコピー紙ジヤム
処理ルーチンCJAMのステツプに移る。同時に
PH6がHのときはPH5によりマスタがドラム
からはずれたかを判別し、PH5がLのときマス
タジヤム処理ルーチンMJAMのステツプに移項
する。 正常なときレジスタIR4〜6を1だけ歩進さ
せコピー紙を1枚送つたことを記憶させる。そし
てそのIR4〜6の内容を出力ポート#0〜2に
出力し、001を表示させる。そして入力ポート
#0〜2に入力されているダイアルの設定値を
CPUのアキユムレータAccに読込んでその値と先
のレジスタIR02の値とを比較し一致したかを判
別する。 一致していれば紙送りはそれで終りにしプリン
ト終了モードに進み、一致していなければ操作部
からストツプボタンPSSが押されたかを判別させ
PSSがHなら同じく終了モードに進む、又PSSが
Lであつてもコピー紙台に紙がない(CPOが
L)、定着温度が低い(WUPがL)のとき同じく
終了モードに進む。 カウントアツプしていなくて以上の条件が十分
であれば再び給紙タイミングの読込みルーチン
(HAL3のチエツク)に移項する。 ストツプボタンDSSは押されるとそれを保持す
る。 (プリント終了シーケンス) ここにてはLED3をオフしてLED5をオンし
終了モードを表示する。そしてドラムを1回転そ
のまま回転させプリント位置HAL2にて高圧ト
ランスHVT、現像モータM4をオフする、更にド
ラムを1回転させ同じ位置にてクラツチCL4を
オフしてドラムの回転を停止する。 その後LED5をオフしLED7をオンしてプリ
ント可能表示をし、前述のプリントモード(ステ
ツプAOO1)へ移項する。 即ち、(マスタ装着シーケンス)、(マスタ形成
シーケンス)では、まずマスタスイツチMSWの
入力を検出すると第7−aA図のLED8 OFFの
ステツプでLED8をオフし、LED1 ONのステ
ツプでLED1をオンする。そしてマスタをドラ
ムにグリツプしドラムの回転が可能となると、
LED1をオフしてLED9をオンする。そしてマ
スタの形成が終了しドラムを停止してプリント準
備ステツプに入ると、第7−cA図のLED9
OFF,LED7 ONのステツプでLED9をオフし
てLED7をオンする。 従つて、本発明ではマスタ指令スイツチに応じ
てマスタプロセス手段における動作状態を区別し
て表示している。 又、(プリントシーケンス)、(プリント終了シ
ーケンス)では、第7−cA図のPSWHの判別ス
テツプでプリントボタンPSWの入力を判別する
と、LED7 OFF,LED4 ONのステツプで
LED7をオフしてLED4をオンし、前回転モー
ドを表示する。そして、ドラムが2回転すると第
7−cB図のLED4 OFF,LED3 ONのステ
ツプでLED4をオフし、LED3をオンしてプリ
ントモードになつたことを表示する。 そして、プリント動作が終了すると第7−eA
図のLED3 OFF,LED5 ONのステツプで
LED3をオフし、LED5をオンして終了モード
を表示する。 従つて、本発明ではプリント指令スイツチに応
じてプリントプロセス手段における動作状態を区
別して表示している。 (分離シーケンス) プリントモードにおいて分離ボタンが押される
(MRSがH)分離ルーチンAOO3のステツプに
移項する。 リレーK1をオンし、モータM1を作動してドラ
ムを1回転させドラムプリント位置HAL2を検
出するとリレーK1をオフしドラム停止しそして
リレーK2をオンしドラムを逆回転開始する。そ
してLED7をオフしLED2をオンし分離モード
を表示する。逆転1回してドラムプリント位置
HAL2に達するとソレノイドSOL4,5をオン
してグリツパのグリツプ力をなくし、ピンを作動
する。この逆転により、マスタの尾が排出口に入
りマスタが分離される。ドラムがドラムグリツプ
位置HAL1に達するとピンがドラムに挿入され
グリツパが開かれマスタが排出ローラによりドラ
ムから排出される。この位置HAL1を検出する
とリレーK2、クラツチCL3をオフしドラムの
回転を止め検出器PH5によりマスタがドラムに
まだ有るかを検出する。PH5がHのときマスタ
ジヤムルーチンMJAMに移項する。 更にマスタ排出口に設けたマスタ検出器US2
によりマスタ分離を判別しUS2がLの場合同様
にMJAMに移行する。確実にコピー紙が排出さ
れたことが検出されるとT4後K2をオフしてマ
スタ作成ステツプAOO2に移項し次のマスタ作
成の為に作動準備する。 (コピー紙搬送) 給紙後のコピー紙はドラムに機械的に結合され
て作動するレジスタローラにより転写タイミング
がとられて転写部に送られる。 コピー紙はチエツクパルスCJP1,CJP2によ
りジヤム判別される。 第8図はチエツクパルスを形成し、CPUのイ
ンタラプト端子iNT及び入力ポート#7に入力
する回路である。CJP1が出力するとiNTがHに
なるとCPUのアキユムレータACC、キヤリイフ
ラグFFの内容がRAMに退避し現在のプログラム
カウンタの番地がスタツクポインタに退避する。
そして入力ポート#7のCJP1の端子がHかどう
かの判別ルーチン及び排出検知器US1が紙検知
したかを判別するルーチンが格納されている
ROMの番地を読込んでジヤム判別する。このと
きUS1がLであればCJAMのルーチンへ移項す
る。CJP2のHによるインタラプト入力のとき逆
にUS1がHであればコピー紙が検出器上に停止
していると判断してCJAMのルーチンへ移項す
る。 正常に紙送りが判断されメインのプログラムへ
戻れの命令語により退避アドレス、ACC内容を
呼戻してメインプログラムを実行させる。 第8図においてA1は発振器、A2は分周器、A3
はカウンタ、A4はデコーダ、A5はインバータ、
A6はシフトレジスタ、A7はナンドゲート、A8
ノアゲートであり、第9図はその回路動作を示す
タイムチヤートである。つまりHAL4が2度目
に検出されたときチエツクパルスCJP1,CJP2
を発生させる。A2の分周器は紙の長さの移動に
対して16ケのパルスを発生する様設定される。 (MJAMステツプ) 出力ポート#3〜#9を指定し0を出力しそれ
らのポートの全てのビツトをクリアする。そして
MJAMを表示するLEDを点灯し装置を休止
(HALT)状態にする。 (CJAMステツプ) MJAMステツプと同様出力ポート#3〜#9
をクリアしCJAMのLEDを点灯し、更に出力ポ
ート#4を指定しSOL3をオンし定着ローラの
圧力を解除して、HALTに至らしめる。HALT
状態の解除は電源SWをオフすることによりなさ
れる。 即ち、(MJAMステツプ)、(CJAMステツプ)
はそれぞれマスタプロセス、プリントプロセスで
ジヤムが発生したとき行われるステツプで、第7
−f図のMJAM ON,CJAM ONのステツプで
マスタジヤム、コピージヤムの各ジヤムに応じ
て、マスタジヤムのときはMJAMを表示すLED
を点灯し、コピージヤムのときはCJAMを表示す
るLEDを点灯する。 従つて、本発明ではマスタプロセス手段又はプ
リントプロセス手段における動作中にマスタジヤ
ム検知手段又はコピージヤム検知手段にてジヤム
検知すると、各ジヤム検知手段の検知結果に応じ
てマスタジヤムとコピージヤムを区別して表示し
ている。 以上の制御の為のプログラムコードはMCS−
4のマニユアルと第7−d図〜第7−f図のフロ
ーチヤートにより得られる。 リセツトマスタチエツクシーケンスをプログラ
ムコードリストに従つて説明する(第2表)。ス
テツプBOO1にて、LDM0をCPUが読込みデコ
ーダIDで解読すると、アキユムレータAccに
(0000)をセツトする。次にFiM0,0を解読す
るとSCRATCH PADメモリのインデクスレジ
スタIRの0,1のペアに0000,0000をセツトす
る。SRCOが読込まれるとIR0の内容のポートつ
まり#0が指定され、WRRが読込まれるとAcc
の(0000)が出力ポート#0に出力される。iSZ
を読込むと、IR0を+1して、0001にし再び
SRCを読込んで#1のポートが指定される。そ
してWRRによりAccの(0000)が出力ポート
#1に出力される。IR0が0(+1を16回すると
0)になるまで、このルーチンをくり返して#0
〜9の出力ポートをリセツトするのである。 次にJMS T1を読込んで、解読されると
STACK POINTDR(SP)の一番上に今のステ
ツプを番地を格納し、タイマT1のサブルーチン
に移行する。サブルーチンを終えるとSPを+1
してBOO4にルーチンに戻る。 同様にFiM0,5をreadするとIRに5,0を
セツトする。SRCDがreadされるとIRによる入
力ポート#5が指定される。RDRが読取られる
とそれによつてAccに#5のデータWUD,PSS,
PSW,IRSが格納される。 次にRARをreadするとこのAccの内容を1ビ
ツト右回転する。つまり演算器ALUを介して
Flagフリツプフロツプに、回転によるキヤリCY
の内容をセツトする。イニシヤルリセツト信号が
4ビツト目に対応するので、リセツト信号が入力
したとき右回転によつてFFに1が生じる。JCを
readすると上記FFに1が生じているかを判別す
る。FFが0(CY=0)のときつまりリセツト信
号が消えたので次のステツプに進み、1のときは
FiM0,5からのステツプをくり返す。 次にLDM2によりAccに(0010)を格納し、
FiM0,7によりIRに7,0を格納し、SRCに
より出力ポート#7を指定しWRRによりAccの
内容を出力し、出力ポート#7の2ビツトに1を
出力しチエツクモード表示器LED6をオンする。 次にFiMx“E”,“DO”によりレジスタIRの
“E”番地にD(=14)で格納する。そして前述と
同様にしてリレーK1をオンにてモータM1を正転
しプリント位置HAL2を検出するサブルーチン
(PPOS)に進み左回転を2回する。JNCの命令
によりキヤリイの有無をみて2ビツト目の1を判
別し、1を検出すると、iSZの命令によりレジス
タIRの“E”番地の内容に+1してそれが17に
なるまでPPOSのルーチンをくり返す。17つまり
コードで0になるとBoo6に進むつまりドラム3
回転してリレーK1,LED6オフのステツプへ進
む。 その後PH5を読込むサブルーチンに進み、前
述と同様のAccの内容の回転をしてJC命令により
キヤリイを検出すると、LED7をオンしてプリ
ントルーチンAoo1に移行する。 ノンキヤリつまりドラム上にマスタが無いこと
を判別するとLED8、リレーK2をオンするス
テツプに進みドラムを逆転させる。 更にLDM X′C′の命令によりAccに(0011)を
格納し、FiM0,4により出力ポート#4にAcc
の内容を出力してSoL4,5をオンしてマスタの
装着準備をする。グリツプ位置HAL1の検出の
サブルーチンを実行後次のマスタ作成ルーチン
AOO3に進む。 第3表はT1,PPOSのサブルーチンである。第
4表、第5表に部材装着マスタ形成、マスタ分離
コードリストを示す。以上のプログラム例によ
り、残るフローはそれらの変形で可能なので省
く。第10図は各検出器の回路例で、a図は
DH,bはUS,cはHAL信号を得るものである。
Q1はフオトトランジスタ、Q2はオペアンプ、Q3
は電圧変換用トランジスタ、USOは超音波振動
子、Q4は交流増巾器、D1,C4は整流器、HALL
はホール素子、Q5はシユミツトトリガ回路であ
る。 以上説明した如く本発明によれば、マスタ指令
スイツチ及びプリント指令スイツチの入力前のス
タンバイ時においては、装置の状態、例えばマス
タの装着の有無に応じてオペレータの指令の為の
ガイダンス表示を行うので、オペレータはマスタ
プロセス、プリントプロセスの選択を極めて容易
に行うことができる。 更に、マスタ指令スイツチ、プリント指令スイ
ツチの指令後は指令に応じてマスタプロセス手段
又はプリントプロセス手段における動作状態及び
ジヤム発生を各プロセス手段毎に区別して表示し
ているので、オペレータは各プロセス手段の動作
状態を明確に把握でき、しかも各ジヤム発生に応
じた対処が容易となる。 この様に本発明は、マスタプロセス手段、プリ
ントプロセス手段の両方を備えた装置において極
めて操作性の良い装置を提供できるものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である自動印刷装置の
外観斜視図、第2図、第2A図、第2B図は本発
明の第1の実施例の縦断面図、第3図は本実施例
装置の操作部平面図、第4−a図、第4−b図、
第4−bA図、第4−bB図は本実施例における制
御回路例、第5A図、第5図、第5B図は本実施
例における動作タイムチヤート、第6A図、第6
B図、第6図はCPU内部の回路図、第7−aA
図、第7−aB図、第7−a図、第7−bA図、第
7−bB図、第7−b図、第7−cA図、第7−cB
図、第7−c図、第7−dA図、第7−dB図、第
7−d図、第7−eA図、第7−e図、第7−eB
図、第7−f図は制御フローチヤート、第8図は
ジヤムチエツク回路図、第9図は第8図のタイム
チヤート、第10図は検出回路図である。2は像
形成シート収容部、4は熱現像部、5は静電印刷
処理部、7は転写紙取扱い部、8は中央制御ユニ
ツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転体と、 マスタ部材にマスタ像を作成するためのマスタ
    プロセス手段と、 上記回動体に装着された上記マスタ部材のマス
    タ像からコピーシートにプリント像を形成するた
    めのプリントプロセス手段と、 上記マスタプロセス手段におけるマスタ像の作
    成開始を指令するマスタ指令スイツチと、 上記プリントプロセス手段におけるプリント像
    の形成開始を指令するプリント指令スイツチと、 マスタ部材のジヤムを検知するマスタジヤム検
    知手段と、 プリント時にコピーシートのジヤムを検知する
    コピージヤム検知手段と、 装置の状態を表示する表示手段と、 上記両指令スイツチ及び上記両ジヤム検知手段
    からの入力に応じて上記マスタプロセス手段、上
    記プリントプロセス手段及び上記表示手段を制御
    する制御手段とより成り、 上記制御手段は上記マスタ指令スイツチ及び上
    記プリント指令スイツチからの指令が入力される
    前の装置のスタンバイ時には装置の状態に応じて
    上記マスタ指令スイツチ又は上記プリント指令ス
    イツチの指令の為のガイダンス表示を行い、上記
    マスタ指令スイツチ又は上記プリント指令スイツ
    チからの指令後は各々の指令に応じて上記マスタ
    プロセス手段又は上記プリントプロセス手段にお
    ける動作状態を各プロセス手段毎に区別して表示
    し、上記マスタプロセス手段又はプリントプロセ
    ス手段における動作中に上記マスタジヤム検知手
    段又はコピージヤム検知手段にてジヤム検知する
    と各ジヤム検知手段の検知結果に応じてマスタジ
    ヤムとコピージヤムを区別して表示すべく上記表
    示手段を制御することを特徴とする自動印刷装
    置。
JP8340177A 1977-07-12 1977-07-12 Automatic printer Granted JPS5418749A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8340177A JPS5418749A (en) 1977-07-12 1977-07-12 Automatic printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8340177A JPS5418749A (en) 1977-07-12 1977-07-12 Automatic printer

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59144771A Division JPS60166964A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 画像形成装置
JP59144772A Division JPS60198244A (ja) 1984-07-12 1984-07-12 自動印刷システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5418749A JPS5418749A (en) 1979-02-13
JPS6318186B2 true JPS6318186B2 (ja) 1988-04-18

Family

ID=13801397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8340177A Granted JPS5418749A (en) 1977-07-12 1977-07-12 Automatic printer

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5418749A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5418749A (en) 1979-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4639120A (en) Independent dual electrophotographic copying machine
US3914047A (en) Synchronizing control apparatus for electrophotographic apparatus utilizing digital computer
US4484734A (en) Copy paper feeding device for a copying apparatus
JPS6223864B2 (ja)
US4607946A (en) Automatic dual electrophotographic copying machine
JPS60212778A (ja) 複写機
US4477179A (en) Image forming apparatus with adjustable light source
US4240739A (en) Electrostatic copying apparatus
US4464043A (en) Automatic printing apparatus
US4462679A (en) Electronic copying machine
JPS6318186B2 (ja)
US5130749A (en) Electrophotographic copying machine and method for pre-copy operation
JPS6318187B2 (ja)
JPS6329260B2 (ja)
JPH0697367B2 (ja) 画象形成装置
JPS6315574B2 (ja)
JPS6315575B2 (ja)
US4682879A (en) Electrophotographic copier
JPS631322Y2 (ja)
JPS60203449A (ja) 自動印刷システム
JPS58127946A (ja) 複写機
JP2517165Y2 (ja) 画像形成装置
JPS62269969A (ja) 電子複写機
JP2517166Y2 (ja) 画像形成装置
JPH0719110B2 (ja) 編集機能付電子複写機