JPS63181728A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気掃除機に関し、特に掃除機本体に内蔵
された電動送風機を掃除機本体に着脱自在ｔこ接続され
たホースの手元操作部で制御する方式の電気掃除機に関
する。

〔従来の技術〕

従来よす、電気掃除機においては、掃除機本体に内蔵さ
れた電動送風機を、掃除機本体に着脱自在に連結される
ホースの手元操作部で制御する方式のものがある。

この場合、掃除機本体側と手元操作部との電気的接続は
ホース連結部にて行なわれ、たとえば実開昭６０−１０
１０５１号公報（Ａ４７Ｌ　９／２４）に見られるよう
ｔζ、掃除機本体のホース挿入口に設けられた端子と、
ホースの差込具に設けられた端子とを、両者の嵌合連結
時に接触させて行なっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、前述の端子接触法では、端子の破損、汚れに
よる接触不良の問題が生じ、特に掃除機本体に対してホ
ースをその差込具において回転自在に連結した回転ホー
ス式のものでは、傾き、つまり掃除機本体に対するホー
スの回転位置による接触不良や端子の摩耗による接触不
良などの問題が生じ、信頼性に欠ける欠点を有している
。

この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
掃除機本体内の電動送風機をホースの手元操作部により
非接触で制御し得る手段を提供しようとするものである
。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、電動送風機を内蔵した掃除機本体のホース
挿入口に、前記電動送風機を制御する手元操作部を有す
るホースの差込具を着脱自在に嵌合するようにした電気
掃除機において、前記挿入口の内側部に設けられ電源に
接続された電源側巻線と、前記差込具に設けられ前記電
源側巻線に電磁結合されるとともに前記操作部に接続さ
れた操作側巻線と、前記挿入口の内側部に設けられ前記
操作側巻線に電磁結合されるとともに前記電動送風機へ
の通電を制御する通電制御手段に接続された制御側巻線
とを備えたことを特徴とするものである。

〔作用〕

したがって、この発明では、掃除機本体のホース挿入口
にホースの差込具を嵌合することにより、挿入口の電源
側巻線と差込具の操作側巻線とが電磁結合されるととも
に、操作側巻線と挿入口の制御側巻線とが電磁結合され
、それぞれトランスを構成して電気回路を形成する。

この結果、電源側巻線に電源が供給されることにより操
作側巻線に発生した起電力が手元操作部の電源とされ、
該操作部の制御によって操作側巻線に供給された制御信
号が制御側巻線に誘起され、通電制御手段が駆動されて
電動送風機への通電が制御される。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、その実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。

まず、第１の実施例を示した第１図ないし第７図につい
て説明する。

第３図は電気掃除機の全体構成を示しており、（１）は
電動送風機を内蔵した掃除機本体であり、樹脂成形品よ
りなり、本体（１）の下部の自在前車輪（２）と後車輪
（３）とによって床面上を移動できるようになっている
。

（４）は本体（１）に着脱自在に連結されたホースであ
り、基部に樹脂製り形パイプ状の差込具（５）が設けら
れるとともに、先端部に電動送風機の電力コントロール
用の手元操作部（６）が設けられており、ホース（４）
の先端にパイプ（７）を介して床用吸込具（８）が連結
される。

また、第１図および第２図は本体（１）とホース（４）
との連結部分を示しており、（９）は本体（１）の前部
上面に形成され本体（１）内の集塵室に連通した吸気口
となる円形のホース挿入口であり、差込具（５）の先端
の嵌合部００が嵌合する。

αυは挿入口（９）の内周面に環状に形成された係合凹
部であり、差込具（５）の嵌合部００周面より出没自在
に突出した鉤部（イ）が凹部０υに係合し、抜は止めさ
れる。この四部０υは環状に形成されているので、本体
（１）に対し差込具（５）がどのような回転位置であっ
ても両者の係合状態は保持され、差込具（５）の解除釦
ａ３の押圧によって鉤部＠を没入することにより、差込
具（５）の離脱が可能となる。

α→は挿入口（９）の内側部の一部に設けられ電源側巻
線となる１次巻線、０９は差込具（５）の嵌合部ａ０に
おける中腹部分に環状に設けられた２次巻線であり、差
込具（５）の挿入口（９）への嵌合時、２次巻線０９が
１次巻線０４１に対向し、１次、２次巻線ａ＜　、　０
６１により降圧形電源トランスを構成する。

α→は嵌合部ＯＱの先端部分に２次巻線α９の影響を受
けないように環状に設けられ２次巻線０９とともに操作
側巻線を構成する３次巻線、αηは挿入口（９）の内側
部の一部に設けられ制御側巻線となる４次巻線であり、
差込具（５）の挿入口（９）への嵌合時、４次巻線α加
こ前記３次巻線００が対向し、３次、４次巻線αＱ、α
ηによりパルストランスを構成する。

ここで、１次巻線αａと４次巻線ａ″Ｉ）とは、第４図
に示すように、対向位置に配置され、相互間の影響を皆
無にしている。

＠７図は回路図を示しており、（至）は商用交流電源で
あり、前記１次巻線α４）の両端がコード０りを介して
電源α印の両端に接続されている。翰は本体（１）に内
蔵された電動送風機、Ｃ］）は通電制御手段となる双方
向性サイリスタであり、電動送風機（１）とサイリスタ
Ｑ］）との直列回路が電源（至）の両端に接続されてい
る。（イ）およびに）はサージ吸収用のスナバ回路を構
成する抵抗およびコンデンサであり、この直列回路がサ
イリスタＱ］）に並列接続されている。

０９の両端にホース（４）内を通るコード（ハ）を介し
て接続されている。（ハ）は手元操作部（６）に設けら
れたタイミングパルス発生回路であり、整流回路（ハ）
の整流出力を電源とし、手元操作部（６）のコントロー
ルつまみ（ハ）の操作に応じサイリスタ０１）のオンタ
イミングを設定するパルス信号を発生し、ホース（４）
内を通るコード（ハ）を通して３次巻線Ｕ・に供給する
。

翰は逆流防止用ダイオード、（ト）は限流用抵抗であり
、一端が１次巻線（１４）の一端に接続された４次巻線
α力の他端が、ダイオード翰および抵抗（ト）を介して
サイリスタ（２］）のゲートに接続されている。なお、
６］）は４次巻線α力の他端に接続されたコードである
。

つぎに、前記実施例の動作について説明する。

第１図に示すように、差込具（５）を本体（１）の挿入
口（９）に嵌合した状態で、■次巻線ａａに電源が供給
サレると、１次巻線０４）とともに電源トランスを構成
する２次巻線αＶに降圧された起電力が発生し、手元操
作部（６）への電源となる。

そして、２次巻線α９からの出力は整流回路（ハ）で整
流されて発生回路（イ）に供給され、該発生回路（ハ）
で発生されたパルス信号が３次巻線α・に供給される。

さらに、３次巻線Ｑのとともにパルストランスを構成す
る４次巻線α力には、前記パルス信号に応じたパルスゲ
ート信号が誘起され、これがダイオード翰、抵抗（１）
を通ってサイリスタＣＤのゲートに供給され、サイリス
タＩ２１）のオン、オフが制御される。

したがって、手元操作部（６）において、サイリスタＣ
Ｉ）のオンタイミングを調整することにより、サイリス
タｅ◇ｌとよって通電制御される電動送風機（イ）の電
力制御が行なわれる。

ここで、本体（１）側の１次、４次巻線α→、α″ｉ）
は、挿入口（９）の一部分に配置されるが、差込具（５
）の２次、３次巻線θ９．θｅは嵌合部θＱに全周に渡
って配置されるため、ホース（４）の回転状態、すなわ
ち本体（１）に対する差込具（５）の回転状態が変化し
ても、■次、２次巻線（１４）　、　ａａによる電源ト
ランスおよび３次、４次巻線０Ｑ、α加こよるパルスト
ランスはそれぞれ、トランスとしての条件に全く変化が
なく、一定であり、常に安定した電動送風機（ホ）の制
御が実現できることになる。

また、手元操作部（６）には直接ＡＣｆｉ源が供給され
るのではなく、電源トランスによって降圧された電源が
供給されるため、安全面にも優れたものとなる。

つぎに、第２の実施例を示した第８図および第９図につ
いて説明する。

これらの図面に示すものは、ホース（４）の手元操作部
（６）によりｇ動送風機（イ）のオン、オフを制御する
ようにしたものである。

すなわち、第１の実施例の３次巻線を省略し、ホース（
４）の差込具（５）に環状に設けられた２次巻線０９の
みにより操作側巻線を構成するとともに、該２次巻線α
均を手元操作部（６）の大切スイッチ（２）に負荷抵抗
（至）を介して接続し、他方、本体（１）のホース挿入
口（９）の内側部に、２次巻線α９とともにそれぞれト
ランスを構成する１次巻線α→および４次巻線α７）を
相互に影響を及ぼさないよう対向配置したものである。

したがって、手元操作部（６）の大切スイッチｃ３ノを
オンすれば、２次巻線０ｅが閉回路を構成するから、゛
電源α８）に接続された１次巻ｗＱＩＯによる電磁誘導
によって２次巻線α０に起電力が発生し、さらに、この
２次巻線αつによる電磁誘導によって４次巻線０７）に
も起電力が発生し、これがダイオード翰で整流されてサ
イリスクＣＩ）のゲート信号となり、サイリスタ０υを
通して電動送風機（イ）への通電が行なわれ、オン状態
となる。

また、大切スイッチＧ２をオフにすれば、２次巻線０９
に起電力が発生しないため、４次巻線α力からのゲート
信号が皆無となり、サイリスタ■υはオフしたままで、
電動送風機（ホ）もオフ状態となる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の電気掃除機によると、掃除機
本体のホース挿入口とホースの差込共との嵌合時に、電
源および電動送風機の通電制御手段にそれぞれ接続され
た電源側巻線および制御側巻線と９手元操作部に接続さ
れた操作側巻線とをそれぞれ電磁結合し、手元操作部に
より非接触にて電動送風機を制御することができるため
、従来のような端子接触による接触不良等の問題が皆無
となり、信頼性を向上できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の電気掃除機の実施例を示し、第１図な
いし第７図は第１の実施例を示し、第１図および第２図
は差込具のホース挿入口への嵌合時および離脱時の要部
の切断正面図、第３図は電気掃除機の全体構成を示す正
面図、第４図は第２図のＡ−Ａ’線の断面を示す一部切
断平面図、第５図は第２図のＢ−Ｂ線断面図、第６図は
手元操作部の一部切断正面図、第７図は回路図、第８図
以下は第２の実施例を示し、第８図は要部の切断正面図
、第９図は回路図である。 （１）・・・掃除機本体、（４）・・・ホース、（５）
・・・差込具、（６）・・・手元操作部、（９）・・・
ホース挿入口、α４）　、　ＱＯ、ＱＱ　。 ０η・・・１次、２次、３次、４次巻線、に）・・・電
源、（１）・・・電動送風機、６２１）・・・サイリス
タ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動送風機を内蔵した掃除機本体のホース挿入口
   に、前記電動送風機を制御する手元操作部を有するホー
   スの差込具を着脱自在に嵌合するようにした電気掃除機
   において、 前記挿入口の内側部に設けられ電源に接続された電源側
   巻線と、前記差込具に設けられ前記電源側巻線に電磁結
   合されるとともに前記操作部に接続された操作側巻線と
   、前記挿入口の内側部に設けられ前記操作側巻線に電磁
   結合されるとともに前記電動送風機への通電を制御する
   通電制御手段に接続された制御側巻線とを備えたことを
   特徴とする電気掃除機。