JPH0644285Y2 - 変換装置 - Google Patents

変換装置

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JPH0644285Y2
JPH0644285Y2 JP1986129670U JP12967086U JPH0644285Y2 JP H0644285 Y2 JPH0644285 Y2 JP H0644285Y2 JP 1986129670 U JP1986129670 U JP 1986129670U JP 12967086 U JP12967086 U JP 12967086U JP H0644285 Y2 JPH0644285 Y2 JP H0644285Y2
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JP
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power source
plug
primary coil
power supply
conversion
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JP1986129670U
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正俊 田中
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東京電気株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、交流電源の入力電圧に合わせてトランスの一
次コイルの巻数を切換交流電源を直流電源に変換する変
換装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の直流アダプタといわれる交流電源を直流
電源に変換する変換装置は、第5図に示すように変換器
本体1の内部に収納されたトランスの一次コイル側に接
続されるとともに交流電源のコンセントなどに接続され
るプラグ刃2を有し、さらに、トランスの二次コイルに
整流回路を介して充電式機器の蓄電池に接続するジャッ
クを接続したコード3が接続されている。そして、この
変換器本体1には、トランスの一次コイルの巻数を切換
えるスイッチ4を設け、このスイッチ4を交流電源の入
力電圧に応じて切換えることができる構造が採られてい
た。
ところが、上記第5図に示す従来の変換装置の構造で
は、交流電源の入力電圧に応じて切換えるスイッチ4
は、手動操作のため、誤ったスイッチ4の操作で入力電
圧に合わないトランスの一次コイルの巻数が選択される
と、電源電圧が低いと充分な出力が得られなくなり、反
対に、電源電圧が高いと高い電圧が印加されてトランス
が過熱され、一次コイルが断線されるおそれがある。
また、たとえば特開昭58-3593号公報に記載のように、
電源電圧を電源電圧検知回路で自動的に検出して、この
検出された電源電圧に基づき、トランスの一次コイルの
巻数を自動的に変更する構成も知られている。
ところが、一般の商用交流電源の場合には、電源電圧が
異なるとコンセントの形状が異なるため、プラグの変更
も必要になり、単にトランスの一次コイルの巻数を変更
したのみでは十分な対応ができない。
さらに、特開昭59-36916号公報に記載のように、プラグ
体の一端側に所定電源電圧のプラグ刃を形成し、他端側
に一次コイルの巻数の変更スイッチを設け、このプラグ
体に対応させて他の電源電圧用のプラグ刃を有する変換
プラグ体を設け、この変換プラグ体をプラグ体に装着す
ることにより、変更スイッチを作動させて一次コイルの
巻数を変更させる構成も知られている。
ところが、このように一端側にプラグ刃を設け、他端側
に変更スイッチを設けた場合、プラグ体のプラグ刃と変
換プラグ体とのプラグ受け刃が接続されるのみで、変更
スイッチが動作されず、一次コイルの巻数を変更できな
い場合があり、第5図に示す場合と同様に、電源電圧が
低いと充分な出力が得られなくなり、反対に、電源電圧
が高いと高い電圧が印加されてトランスが過熱され、一
次コイルが断線されるおそれがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、電源電圧に対応したコンセントにプラグ
を対応させなければならない問題、および、電源電圧に
一次巻線の電圧が対応しないと、電源電圧が低い場合に
は充分な出力が得られなくなり、反対に、電源電圧が高
い場合には高い電圧が印加されてトランスが過熱され、
一次コイルが断線されるおそれがある問題を有してい
る。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、交流電源
の入力電圧に応じた変換プラグを用い、電源電圧に確実
に対応してトランスの一次コイルの巻数を変更できる変
換装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の変換装置は、一次コイルの巻数を変更可能なト
ランス、前記一次コイル側に接続されるとともに所定電
圧の交流電源に接続される一対の交流電源側接続用プラ
グ刃、および、これら一対の交流電源側接続用プラグ刃
間に位置し前記一次コイルの巻数を変更する切換スイッ
チを有し交流電源を直流電源に変換する変換器本体と、
前記一対の交流電源側接続用プラグ刃に着脱自在に接続
される一対のプラグ受け刃、前記交流電源とは異なる電
圧の交流電源に接続される前記交流電源側接続用プラグ
刃とは異なる形状の変換用プラグ刃、および、前記プラ
グ受け刃間に位置しこのプラグ受け刃を前記交流電源側
接続用プラグ刃に接続した状態で前記切換スイッチを作
動させるスイッチ作動部を有する変換プラグ体とを具備
したものである。
(作用) 本考案の変換装置は、交流電源の電源電圧に応じた変換
プラグ体を用い、この変換プラグ体のプラグ受け刃を変
換器本体の交流電源側接続用プラグ刃に接続すると、こ
の変換プラグ体のプラグ受け刃間に位置して設けられた
スイッチ作動部が切換スイッチを交流電源の電源電圧に
合せて作動させ、トランスの一次コイルの巻数を電源電
圧に対応して確実に切換えられる。
(実施例) 本考案の変換装置の一実施例の構成を第1図ないし第4
図を参照して説明する。
図において、10は変換器本体で、この変換器本体10は、
交流電源を直流電源に変換して、たとえば充電式掃除機
などの充電式機器に収納されている蓄電池に充電するた
めの直流アダプタであり、トランス11と、このトランス
11の二次コイル12に接続されたダイオードのブリッジ接
続からなる整流回路13が内蔵されている。そして、この
整流回路13に接続したコード14が変換器本体10から導出
され、このコード14の先端にはジャックプラグなどのプ
ラグ15が接続されている。
また、変換器本体10の前面には、一対の交流電源側接続
用プラグ刃16が突設され、これら交流電源側接続用プラ
グ刃16の間に位置して嵌合凹部17が形成され、この嵌合
凹部17の上下縁部には係合凹溝18,19が形成されてい
る。そして、この嵌合凹部17の内底面20には通孔21が形
成され、この通孔21には、トランス11の一次コイル22の
巻数を変更する切換スイッチ23の操作釦24が挿通されて
いる。また、この切換スイッチ23は操作釦24を設けた作
動板25を有し、この作動板25はコイルスプリング26にて
操作釦24が通孔21から外方に進出する方向に付勢されて
いる。さらに、この切換スイッチ23はトランス11の一次
コイル22の一端に接続した第1の接片27と、トランス11
の一次コイル22の巻数を異ならしめる中間タップに接続
した第2の接片28、および、第1の接片27と第2の接片
28との間に配置され一方の交流電源側接続用プラグ刃16
に接続されたコモン接片29とを有し、作動板25にはこの
作動板25の進退でコモン接片29を第1の接片27または第
2の接片28に接続させる弾性接片30が設けられている。
また、トランス11の一次コイル22の他端は、他方の交流
電源側接続用プラグ刃16に接続されている。
一方、31は変換プラグ体で、この変換プラグ体31は、一
対の交流電源側接続用プラグ刃16に着脱自在に接続され
る図示しない一対のプラグ受け刃を有するとともに交流
電源に接続されるプラグ刃32を有している。また、変換
プラグ体31はプラグ受け刃を臨ませた開口33aを有する
面33に、変換器本体10の交流電源側接続用プラグ刃16を
プラグ受け刃に接続した状態で切換スイッチ23を交流電
源の入力電圧に合せて作動させるスイッチ作動部34が突
設されている。さらに、このスイッチ作動部34は変換器
本体10の嵌合凹部17の上下縁部に形成した係合凹溝18,1
9に弾力的に係合される突条35,36が形成されている。ま
た、このスイッチ作動部34は変換器本体10の通孔21に挿
通されている切換スイッチ23の操作釦24を押圧する切換
作動突起37が形成されている。そして、この切換作動突
起37の長さは交流電源の電源電圧に対応して切換スイッ
チ23の操作釦24の押圧寸法を有し、この切換作動突起37
に長さに応じた寸法分作動板25が押圧され、弾性接片30
はコモン接片29に第1の接片27または第2の接片28を選
択的に接続する。
次に、この実施例の作用を説明する。
まず、変換器本体10に接続される図示しない機器の蓄電
池に充電する時には、変換器本体10のコード14のプラグ
15を機器のコネクタに接続し、変換器本体10の交流電源
側接続用プラグ刃16に変換プラグ体31のプラグ受け刃に
接続する。そして、スイッチ作動部34は変換器本体10の
嵌合凹部17嵌合されて突条35,36が係合凹溝18,19に弾力
的に係合されて変換器本体10に変換プラグ体31が固定さ
れる。
そして、この変換プラグ体31のスイッチ作動部34の切換
作動突起37が変換器本体10の通孔21に挿通されている切
換スイッチ23の操作釦24を押圧し、この切換作動突起37
の長さが交流電源の電源電圧に対応しているため、この
切換作動突起37に長さに応じた寸法分作動板25が押圧さ
れ、弾性接片30はコモン接片29に第1の接片27または第
2の接片28を選択的に接続する。したがって、変換プラ
グ体31を交流電源の入力電圧に応じて選択することによ
り、変換器本体10のトランス11からの出力電圧が低過ぎ
たり、逆に出力が高過ぎることがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、プラグ受け刃間に位置する変換スイッ
チによってトランスの一次コイルの巻数を自動的に切換
えるため、プラグ体が変換器本体に接続されると切換ス
イッチが確実に作動し、交流電源の入力電圧に応じて確
実に一次コイルの巻数が切換えられ、出力電圧が適正と
なり、出力が低くて充電が不安定となったり、出力が高
くて過大電流が流れ、トランスの一次コイルを断線する
ようなこともなく、安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変換装置の要部を示す一部の断面図、
第2図は同上回路図、第3図は同上斜視図、第4図は同
上変換プラグ体の斜視図、第5図は従来の変換装置の斜
視図である。 10……変換器本体、11……トランス、16……交流電源側
接続用プラグ刃、22……一次コイル、23……切換スイッ
チ、31……変換プラグ体、32……プラグ刃、34……スイ
ッチ作動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次コイルの巻数を変更可能なトランス、
    前記一次コイル側に接続されるとともに所定電圧の交流
    電源に接続される一対の交流電源側接続用プラグ刃、お
    よび、これら一対の交流電源側接続用プラグ刃間に位置
    し前記一次コイルの巻数を変更する切換スイッチを有し
    交流電源を直流電源に変換する変換器本体と、 前記一対の交流電源側接続用プラグ刃に着脱自在に接続
    される一対のプラグ受け刃、前記交流電源とは異なる電
    圧の交流電源に接続される前記交流電源側接続用プラグ
    刃とは異なる形状の変換用プラグ刃、および、前記プラ
    グ受け刃間に位置しこのプラグ受け刃を前記交流電源側
    接続用プラグ刃に接続した状態で前記切換スイッチを作
    動させるスイッチ作動部を有する変換プラグ体と を具備したことを特徴とする変換装置。
JP1986129670U 1986-08-26 1986-08-26 変換装置 Expired - Lifetime JPH0644285Y2 (ja)

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JPS6336139U JPS6336139U (ja) 1988-03-08
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JPS5936916A (ja) * 1982-08-25 1984-02-29 Canon Inc 電源切換装置

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