JPS63180306A - 薄鋳片の直接熱延による低炭素鋼帯の製造方法 - Google Patents

薄鋳片の直接熱延による低炭素鋼帯の製造方法

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JPS63180306A
JPS63180306A JP1368487A JP1368487A JPS63180306A JP S63180306 A JPS63180306 A JP S63180306A JP 1368487 A JP1368487 A JP 1368487A JP 1368487 A JP1368487 A JP 1368487A JP S63180306 A JPS63180306 A JP S63180306A
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JP
Japan
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rolling
hot rolling
carbon steel
low carbon
cast billet
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Application number
JP1368487A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Kunishige
国重 和俊
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、連続鋳造された3〜50Kl厚の薄鋳片を
、異周速圧延、またはスキュー圧延を用い。
央加熱することなく直接圧延して、加工性のすぐれた低
炭素鋼帯を製造する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、加熱鋼片に、いずれも熱間で、上側および下側ロ
ール間の周速が5%以上異る異周速圧延、または上側お
よび下側ロールの間のロール軸の交差角が1重以上であ
るスキュー圧延を施して、熱延鋼帯を製造する方法が知
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記の従来方法を、連続鋳造された3〜50I
IlK厚の薄鋳片に適用した場合、との薄鋳片中のMn
Sなどの介在物は、厚さの中心部に濃化すると共に、最
初は丸形状を有しているが、圧延が進むにつれて、その
形状は細長くなシ、特に上記の強圧下を伴う異周速圧延
やスキュー圧延では。
板の中心部までよく加工されるようになることから、厚
さの中央部に濃化するMnS系介在物は先鋭化し、これ
が原因で冷間加工時に先端部から割れが発生し易くなる
問題があって、上記従来方法を上記薄鋳片に適用しても
加工性のすぐれた銅帯を製造することが困難であった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、連続鋳
造された3〜50鵡の薄鋳片を用い、異均速圧延または
スキュー圧延により冷間加工性のすぐれた熱延鋼帯を製
造すべく研究を行なった結果、薄鋳片を1重に%で(以
下チは重量チを示す)、C:0.06%以下、 Si:
0145チ以下、Mn: 0.05〜0.45 %、s
oL、At : 0.005〜0.1%、を含有し、さ
らに必要に応じて、 Ti: 0.005〜0.04 %、  Nb: 0.
005〜0.04%、Ca: 0.0005〜0.00
5%、のうちの1種または2種以上を含有し、残りがF
eと不可避不純物からなる組成を有する低炭素鋼に限定
すると共に、1200〜1000℃間でパス当り40%
以上の大圧下を1回以上行なう熱延条件で、再加熱する
ことなく直接熱延を行なうと、異周速圧延およびスキュ
ー圧延によシ薄鋳片から冷間加工性のすぐれた低炭素鋼
帯を製造することができるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、 C:0.06%以下、 Si:0.45%以下、Mn:
 0.05〜0.45%、 sot、/u: 0.00
5+〜0.1%。
を含有し、さらに必要に応じて。
T1:0.005〜0.04チ%Nb:0.005〜0
.0496%Ca: 0.0005〜0.0059b、
のうちの1&または2種以上を含有し、残シがFeと不
可避不純物からなる組成を有する3〜50Ilul厚の
薄鋳片を、 異周速圧延、すなわち上側および下側ロール間の周速が
5%以上異る異周速圧延、またはスキュー圧延、すなわ
ち上側および下側ロールの間のロール軸の交差角が1重
以上であるスキュー圧延を用い、 1200〜1000℃間でパス当り40チ以上の大圧下
を1回以上行なう熱延条件で、再加熱することなく直接
熱延することによシ加工性のすぐれた熱延銅帯を製造す
る方法に特徴を有するものである。
つぎに、この発明の方法において、薄鋳片の組成および
熱延条件を上記の通りに限定した理由を説明する。
A、薄鋳片の組成 (a)  C C成分の含有量が0,06%を越えると加工性が低下す
るようになることから、その含有量の上限値を0.06
%として、良好な加工性を確保するものである。
(b)  5i Si成分には脱酸作用があり、鋼の溶製上不可欠な成分
であるが、その含有量が0.45%を越えると銅帯の表
面性状が劣化するようになることから、その含有量を0
.45 %以下と定めた。
(c)  Mn Mn成分には、S成分と結合して、耐熱間加工脆化性を
改善する作用があるが、その含有量が0.05−未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が
0.45 %を越えると、厚さの中心部に濃化するMn
S系の介在物が先鋭化して、加工性が劣化するようにな
ることから、その含有量を005〜0.45%と定めた
(d)  soL、A1 成成分には強力な脱酸作用があシ、有効な成分であるが
、その含有量が0. OO5%未満では十分な脱酸を行
なうことができず、一方その含有量が0.1%を越える
と、鋼の清浄度が低下するようになることから、その含
有量をO,OO5〜0.1チと定めた。
(e)  Ti T1成分には、N成分と結合し、窒化物を形成して初期
オーステナイト粒および圧延時のオーステナイト粒を微
細化し、もって加工性を向上させる作用があるので、よ
り一段とすぐれた加工性が要求される場合に必要に応じ
て含有されるが、その含有量がO,OO51未満では所
望の加工性向上効果が得られず、一方0.04%を越え
て含有させても前記作用は飽和することから、その含有
量を0005〜0.04%と定めた。
(f)  Nb Nb成分にも、CおよびN成分と結合し、炭窒化物を形
成して、 Tiと同様にオーステナイト粒の微細化に寄
与し、加工性を向上させる作用があるので、より良好な
加工性が要求される場合に必要に応じて含有されるが、
その含有量がO,OO51未満では所望の加工性向上効
果が得られず、一方0.04%を越えて含有させても前
記作用は飽和することから、その含有量をO,OO5〜
0.04 %と定めた。
(ラ Ca Ca成分には、薄鋳片における厚さの中心部に濃化する
介在物の圧延による先鋭化を抑制し、もって鋼帯の冷間
加工時の割れを一段と抑制する作用があるので、必要に
応じて含有されるが、その含有量がO,0O05%未満
では前記作用に所望の向上効果が得られず、一方その含
有量が0.005%を越えると鋼の清浄度が低下するよ
うになることから、その含有量を0.0005〜0.0
05%と定めた。
B、熱延条件 1200〜1000℃におけるパス当υの圧下率を40
チ以上としだ熱延を1回以上行なうことにより、厚さが
3〜50顛の薄鋳片においても、これより厚い通常の連
続鋳造スラブにおけると同程度の微細なオーステナイト
粒を板厚中心部でも得られるようにして、良好な加工性
を確保するものであり、さらにこの場合の圧延温度を1
200℃を越えたものにすると、再結晶オーステナイト
粒が成長粗大化するようになシ、一方その温度が100
0℃未満になると、再結晶オーステナイト粒は混粒化し
易くなって、良好な加工性に不可欠な均一細粒オーステ
ナイト組織が得られないことから、1200〜1000
℃におけるパス当りの圧下率を40%以上としだ熱延を
1回以上行なう必要がある。
〔実施例〕
つぎに、この発明の方法を実施例によシ説明する。
通常の溶解炉を用い、それぞれ第1表に示される成分組
成をもった鋼を溶製し、これを5〜40朋の厚さをもっ
た薄鋳片に連続鋳造し、ついでこれらの薄鋳片を、再加
熱することなく、異周速圧延またはスキュー圧延により
、それぞれ第1表に示される条件で直接熱延して厚さ=
2Bの銅帯とすることによシ本発明法1〜10および比
較法1〜8をそれぞれ実施した。
なお、比較法1〜8は、いずれも薄鋳片の成分組成およ
び熱延条件のうちのいずれかの条件(第1表および第2
表に※印を付した条件)がこの発明の範囲から外れだ条
件で行なったものである。
つぎに、本発明法1〜10および比較法1〜8テ製造さ
れた鋼帯について、加工性を評価する目的で大波は率を
測定し、この測定結果を第2表に示した。
〔発明の効果〕
第2表に示される結果から、本発明法1〜10で製造さ
れた銅帯は、いずれもフェライト粒が細粒なので、すぐ
れた加工性を示すのに対して、比較法1〜8で得られた
銅帯に見られるように、成分組成および熱延条件のうち
のいずれかの条件でもこの発明の範囲から外れると、微
細フェライト組織を確保することができないので、所望
の良好な加工性を得ることができないことが明らかであ
る。
上述のように、この発明の方法によれば、3〜50顛厚
の薄鋳片から、強圧下を伴う異周速圧延およびスキュー
圧延を用いて、加工性のすぐれた低炭素鋼帯を製造する
ことができるのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C:0.06%以下、Si:0.45%以下、M
    n:0.05〜0.45%、sol.Al:0.005
    〜0.1%、を含有し、残りがFeと不可避不純物から
    なる組成(以上重量%)を有する3〜50mm厚の薄鋳
    片を、上側および下側ロール間の周速が5%以上異る異
    周速圧延、または上側および下側ロールの間のロール軸
    の交差角が1°以上であるスキュー圧延を用い、120
    0〜1000℃間でパス当り40%以上の大圧下を1回
    以上行なう熱延条件で、再加熱することなく直接熱延す
    ることを特徴とする薄鋳片の直接熱延による低炭素鋼帯
    の製造方法。
  2. (2)C:0.06%以下、Si:0.45%以下、M
    n:0.05〜0.45%、sol.Al:0.005
    〜0.1%、を含有し、さらに、 Ti:0.005〜0.04%、Nb:0.005〜0
    .04%、Ca:0.0005〜0.005%、 のうちの1種または2種以上を含有し、残りがFeと不
    可避不純物からなる組成(以上重量%)を有する3〜5
    0mm厚の薄鋳片を、上側および下側ロール間の周速が
    5%以上異る異周速圧延、または上側および下側ロール
    の間のロール軸の交差角が1°以上であるスキュー圧延
    を用い、1200〜1000℃間でパス当り40%以上
    の大圧下を1回以上行なう熱延条件で、再加熱すること
    なく直接熱延することを特徴とする薄鋳片の直接熱延に
    よる低炭素鋼帯の製造方法。
JP1368487A 1987-01-23 1987-01-23 薄鋳片の直接熱延による低炭素鋼帯の製造方法 Pending JPS63180306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005501726A (ja) * 2001-08-24 2005-01-20 コラス・テクノロジー・ベー・ブイ 金属のスラブまたはビレットの加工方法、および該方法を用いてつくられた製品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005501726A (ja) * 2001-08-24 2005-01-20 コラス・テクノロジー・ベー・ブイ 金属のスラブまたはビレットの加工方法、および該方法を用いてつくられた製品
US7546756B2 (en) 2001-08-24 2009-06-16 Corus Technology Bv Method for processing a metal slab or billet, and product produced using said method

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